2012年10月4日

踏んでご免ね

「金曜日の新幹線シリーズ」の番外編、「水曜日の新幹線」。このところ仕事がなかなか落ち着かなくて、しかもオフィスでの作業前提の仕事が残っているので、週に何度も新幹線で浜松と横浜を往復することに。先月は13回使ってました。週5日間勤務として、4週間だから20労働日のうち13日が新幹線での通勤。流石にちょっと疲れてきました。

さて、ここの所台風の影響やら信号トラブルやらで、どうもツキの無い新幹線ですけど、この日は早朝に確認してトラブル発生が無いことを先ず確認。出、出かけるときに一寸困ったのが服装で、浜松の予想最高気温が29度なのに、目的地の横浜周辺は雨模様で24度位との予報。朝は良いかもしれないけれど、夜はちょっと冷えるかなと思って、半袖に長袖のジャケットを羽織って出かけたんですが... 自宅を出て5分で脱ぎました。暑い... 明け方雨が降ったのか、あちこちに水たまりが出来ていましたが、その為か湿度も高めで、それでグッショリ汗をかいてしまいました。

新横浜に到着すると、気持ち小雨模様のどんよりとした天気でしたが、蒸し暑い感じでやっぱり上着は要らなかったかなと言う気分。帰りも19:00過ぎでしたがやっぱりそれほど「寒い」とか「涼しい」という感じまでは気温は下がっておらず、結局手に丸めた上着を持って一日移動することになりました。

この日は珍しい事に盲導犬を連れている女性の方に2回も遭遇。最初は浜松駅の新幹線構内で、スタバで朝食を確保してホームに向かうときにであったんですが、「あれ、イヌがいる」と思ったら、身体にハーネスが付いていて「ああ、盲導犬なんだ」と分かった次第。そんなに混雑していませんでしたが、それでも慣れない盲導犬にとっては駅構内なんて苦手な場所なんだろうなぁ。二回目の遭遇は横浜駅で。横浜駅で一度外に出て、到着駅で直ぐにエスカレーターに向かえるように隣の号車に乗るために列に並んでいたんですが、私の少し前にまたイヌの姿が。こちらも、どうも盲導犬だったようで、混雑する朝の横浜駅の中飼い主さんと一緒に乗り込んでいきました。早朝の出勤時間帯も終わりつつある時間帯でしたが、それでも車内は混雑していて大変そう。それでも、周りの乗客も優先してこの二人組を車内に誘導していました。で、後から私も乗り込んで、乗り込んだドア側がそのまま下車駅でも開くのでくるっと身体を反転させると電車が動き出します。直ぐに車体が少し揺れたときに、私もヨロヨロっとして足下がゆらついたんですが、その時何か柔らかいものを軽く踏んだ感触が... 何かと思ったら、盲導犬が私の直ぐ後にいて、どうも彼の(彼女の?)前足を軽く踏んでしまったみたい。そう言う訓練もしているのか、泣くことも無く動じることも無く、そのまま立っていましたが、ご免ねぇ足踏んじゃって、と心の中で深く深く謝りました。不可抗力とはいえ、一寸申し訳なかったです。でも、その後で私の足下をクンクンと匂いをかいで、華を擦るような感触が。あれが、「気にしてないよ」というサインだったら嬉しいのだけれど。

街中を盲導犬や補助犬を連れた方が歩く光景は何度か見たことがありますが、乗り物に乗っているのを見たのは多分初めての経験。普通乗車するだけでもストレスが溜まる中、彼ら・彼女らも大変ですよね。今度あったときには、前足踏まないように注意しないと。

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