2012年9月21日

Passbook

日本ではFeliCaを利用した「電子マネー(電子会員券)」が中心ですけど、世界的には二次元バーコード(QBコード)を利用した認証システムも結構あって、UAもボーディングパスで利用した事がありますし、ANAのSkip!サービスでも使っていますね。で、AppleがiOS6でPassbookをサポートし、日本でもこれからいろいろなサービスが展開されるという記事。確かに、既存の枯れたテクノロジーやサービスを組み合わせて、最新のテクノロジーと同じようなサービスを展開するのは、やはり目の付け所がApple(をぃ)。導入する側も、QRコードリーダーがあればいいから、極端な話携帯にホスト用のアプリを入れてしまえば、それが端末になるだろうし。

ただ、使う側から言うと、この目的のQRコードを画面に表示して使うと言うのちょっと面倒。やっぱりFeliCa(NFC)を使って、タッチするだけというのが正直便利です。ただ、誰も彼もがFeliCa(NFC)付きの携帯/スマホを使っているわけじゃ無いから、こういうシステムも需要は大きいでしょうね。最近便利だと思うのは、これまで電子マネーとして複数のサービスが提供されていたけれど、それに応じて窓口でのセンサーもサービス毎に必要だったものが、やり方に違いはあるけれど、ほぼ一つのセンサーでそれらの電子マネーサービスが利用出来ることになったこと。これ、凄く便利です。例えば、コンビによって提供される電子マネーサービスが同じでも、カウンターに設置されているセンサーの配置や位置が違うと、それだけで迷ってしまって困るんですが、最近はPOS画面で先に利用するサービスを選択する必要がある場合もあるけれど、ほぼ一つのセンサーでSuicaでもEdyでもiDでも利用でき、やはり技術の発達は凄いなと感心しています。ここに、Passbookの端末(スキャナー)を入れるのは、また面倒くさそうと思うけれど、ANAのSkip!ではEdy端末とQBコードスキャナーの画面が一カ所でサポートされているから、結構あの端末が今後はコンビニなんかで業界標準になったりして。

個人的には、日本のFeliCaあるいはNFCの電子マネー系のサービスが、国内外で共通して利用出来るようになって欲しいけれど、海外に行った時用にPassbookも使えるようにしておこうかと、ちょっと考えています。実際どうなるか。その前に、対応したスマホ購入しないと...

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