2012年9月4日

二の舞

解散総選挙が近づいて来て、与党民主党の衰退は確実だけど、その代わりになるべきものがなかなか見えない。前与党の自民党が政権復帰するのが現実的とは思うけれど、この3年間に何か変化が見られたかというとそれも感じられないし、今よりは悪くはならないだろうけど、良くなると言う確証も感じられないし。

世間的には、「大阪維新の会」に期待が集まっているようですけど、個人的にはここも信用できないし。一応何年も議員をやっていて、野党とは言えその前には与党にもいたことがある議員がそれなりにいても、今の民主党はこの体たらくですからね。そこに、多少の議員経験者は集まったとしても、素人集団のグループが突然イニシアティブを握っても、上手くいくとは思えない。これが、景気が良いとき、政治が安定しているときに、新しい空気を入れるためにというならまだ分かるんですが、今はとてもそんな余裕は無いし。短期プランを確実に実行達成できるそれなりに堅実性と安定感のあるグループと、中長期的に新しい分野とか技術とか政策を提言してドライブできるような若い力みたいなものが組み合わさるのが一番良いと思うんですよね。で、そうなると、自民党+維新の会? うーん、何か食い合わせの悪さみたいなものを感じるなぁ...

結局は「やってみなければ分からない」という所はあるけれど、それで痛い目に一度会っているわけですからね。維新の会が、もう少し早くできていて、地方議員でもそれなりに経験を積んで評価できる人が国政に出てくるならまだ分かるけれど、少し前に公募して、ちょっと座学を学んで、それで勢いだけで国政に出てきては、「何とかチルドレン」と変わりないわけで(今は「橋下ベイビー」と言うらしいけれど)、その辺り、国会議員になるために免許制度を作れとはまでは言わないけれど、何か少しはスクリーニング出来るような仕組みが無いものかといつも思いますね。

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