2012年7月19日

NRT-BOS (7) - Continental風おもてなし(1)

さて、機内に入り先ず目に入るのが、2-2-2で並ぶ、旧Continentalの"BusinessFirst"のシート群。旧UAのフラットシートが真っ直ぐに並んでいて、それに慣れていると一寸違和感を感じます。例えれば、旧UAのFirst Clussのシートっぽい並び方なんですが、2席ずつというのが違うんですよね。

後から機首方向に向かって眺めると、右側と真ん中の2列が少し右にスラントしていて、左側の1列が左にスラントしています。だから、右側の通路はジグザグしているように感じるし、左側の通路は、そろばんの珠が並んでいるよう、広いところと狭いところがあって、多分CAさん達はカートを移動するときに大変なんじゃ無いだろうか。
席に座って直ぐに男性CA氏がウェルカムドリンクを聞きに来ましたが、その時の聞き方が"What drink would you like?"と、飲み物の銘柄指定無し。咄嗟に、浮かばなかったので"Mimosa, please."と言ってしまいましたが"Mojito, please."と言ったら、ミントを潰して作ってくれたんだろうか(笑)。で、ウェルカムドリンクを飲みながらシートチェックです。基本的には、UAのビジネスクラスのシートと大体同じ感じ。でも、横幅は少し狭い分、縦方向は少し長いきがします。座り心地は、こちらの方がクッションが多い感じ。隣との半円形プライバシーシートのところに、眼鏡とかiPodとかちょっとしたものが置けるのは便利です。VODシステムが、まだContinentalのままで、ロゴもそのまま表示されるのには笑ってしまいました。コンテンツ数はUA版よりも多いけれど、操作性はUA版の方が分かりやすいかな。これは、座席の操作ボタンもそうでしたね。
UAだと、ドキュメントホルダーがある場所に、ドリンクホルダーの穴や少し物を置くスペース、そしてAC110V、ヘッドセット、USB等の端子類がまとめられていました。UAだと、真ん中の下の方にあって、接続しにくいので、こういう分かりやすい場所にあるのは良いですよね。ただ、座席をフラットにした時に、ケーブル類が頭の上の方から降りてくるのはちょっと好き嫌いあるかも。

私は、外した眼鏡ホルダーにしてしまいましたが、ペットボトルが置けるホルダースペースがあるのも助かります。
個人的に一番気に入ったのが、このモニターの下にあるスペースです。前の座席の形状があるので、丸く奥に行くほど狭くなるのですが、例えばUS入国時の通関書類とか、機内で配布された新聞とか、ちょっとしたものを置くのに凄く便利。また、その下に棚があるんですが、小さなバッグくらいならここに置けるので、これも便利そうです。総じて、スペースとか使いやすさでは、このContinental版フラットシートの方がポイントは高いと思います。シートの幅は少し狭いのですが、UA同様通路側のアームホルダーは下に下ろすことが出来るので、多少は通路にはみ出てもいいかも。後は、シートの操作ボタンが最初ちょっと分かりにくかったのと、VODシステムの操作性でしょうか。多分Continentalの方が先にこのシステムを導入したはずですが、何で後発のUAにこういう部分が取り込まれなかったのか、それが不思議です。
この後、離陸して機内サービスが始まりますが、流石統合前から2クラス国際線を運用して"BusinessFirst"と銘打っていただけあります。良い意味で裏切られました。(続く...)

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