2012年6月13日

生レバー禁止

レバー系嫌いな自分にとっては全く影響ない「牛生レバー禁止」。とは言っても、「生食」という日本独特の食文化にこれからどれだけ影響するか、それが心配。だって、お刺身なんて、これからどうなるか... ただ、ユッケにしても生レバーにしても、昨日今日始まった食文化では無いわけで、それが大きな事件があったからとはいえ、またO-157が見つかるかもしれないと言うことで、急に禁止になるのもどうかな、と。例えば、魚を食べて危険と言うと、真っ先にフグが浮かぶわけですが、だから取ってフグ食が禁止になっているわけでは無い。調理人免許とか毒部分の排除とか、厳格なルールが決められていて、その範囲で調理や食事も許されている。たまに素人とか故意に肝とか食べて事件が発生しても、じゃぁフグ食は禁止と言う事にはならないんですよね。ユッケにしても、生レバーにしても、同様に調理免許制にするとか、あるいは保管方法とか厳格化して、もしトラブルが発生したら厳罰にするくらいにして、リスクを今よりも下げることで流通を継続させることも有りだと思うんですよね。私自身、ユッケにしても生レバーにしても食べないけれど、食文化としては有りだと思うし、なんと言っても、次は鳥刺し(これも食べない)が注目されて、それがさらにお刺身とかまで波及したら、それは困るし。

例えば、「生食用肉牛」生産農家みたいな制度を作って、認定制・免許制にして、そこからは生食用肉やレバーを出しても良い、と言うようなことにするとか。当然、数量も限定されるし、飼育の手間も掛かるからコストアップにはなるから、最終的な商品の値段も上がるかもしれないけれど。でも、野菜なんかも無農薬工場みたいなものが出来ているわけだから、肉牛にしても「無農薬農場」みたいなシステムで無菌の肉牛とか出来ても良いかも。まぁ、そう言う工夫でこれまでも来た日本なので、何か妙案を思い浮かぶんじゃ無いかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿