2012年6月29日

海底資源

原発停止によるエネルギー問題も大きな課題ですけど、中国に事実上支配されているレアアース・レアメタルも、大きな問題の一つ。そんな問題の解決策になるかと機体される、南鳥島近海で発見された、レアアース含有の海底の泥。日本の年間使用料の230年分の埋蔵量というのは、推定値ではあるけれど凄い量ですよね。問題は、海底5000m以上の場所から、以下に採掘し製品化するか。やはり、無人の採掘機みたいなものを作って採取し、それを洋上プラットフォームみたいな施設に集めて精錬し、少しずつ場所を移動するとか。

海底探査技術では、長い間日本の「しんかい6500」が最潜行深度の記録を持っていたけれど、先日中国の深海探査船「蛟龍(こうりゅう)」に7000m越えの記録更新をされて、ちょっと残念でしたが、今度は実利に向けてより安全で機動力のある海底開発システムを作ればいいですよね。日本には、コマツをはじめとして重機メーカーもあるし、素材技術は揃っているわけだから。


ところで、中国の深海探査船「蛟龍」ですが、これって旧日本海軍の特殊潜航艇の名前でもあるんだけど、彼の国はそれでも構わないんだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿