2012年6月23日

すり抜け

デルタ航空機で発覚した、本来搭乗券を持っていない乗客が台北行きの機内に入っていたというトラブル。9.11の事件以降、搭乗口で必ず搭乗券の確認がされるから、普通に考えるとこういうことは先ず考えられないトラブルなんですが。しかも、仁川空港からの乗り継ぎと言うことは、トランジットの保安検査も通過したわけで、その場合には次の搭乗券とか必要無かったんだろうか。その後の乗り継ぎカウンターでチェックインすると言えばいいのか。

私も昔、アメリカ国内線でしたが、本来登場する予定の機材が遅れていて、それに気がつかず出発時刻にそのゲートに来ていた別の方面に行く機内に入ってしまい、でも機内に入ったら自分の座席が無くて(ファーストクラスの一番前)、それでCAと話をしていたら、自分の搭乗券を見て「あんた、乗る飛行機間違ってるわよ」と言われて、一度クローズしたドアをもう一度開いて外に出されたことがあります。当時は、今みたいな搭乗券を一枚一枚スキャンするわけではなく、地上係員が半券をもぎるだけだから、大らかと言えば大らかだったけれど。

いずれにしても、そのシンガポール人の女性が、一体どんな搭乗券を持っていて、ゲート前のスキャンを通り抜けて機内に入ったのか、それが気になりますね。単に、デルタの地上係員がよそ見していただけ、なんて言うことは無いと思うんだけど。

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