2012年6月28日

悪戯書き

昨年の震災以降、台湾からの予想以上の援助や以前からの親日ぶりが何度も大きく取り上げられていますが、そんな話の一つと言って良いのか、台湾のPCメーカーASUSの(多分デスクトップの)マザーボードに"GOD BLESS JAPAN"のメッセージがプリントされていたというニュース。「へぇ、まだ忘れずに日本のことを思ってくれてるんだな」と記事を読んで感心したんですが、調べてみるとこの話、去年の話なんですね。逆算してみると、多分震災のあった頃に開発中のマザーボードで、多分量産用のデザインを出すくらいのタイミングじゃないだろうか。これ、ゲーム用のハイエンドモデル用のマザーらしいので、結構コストも掛けられるだろうから、こういうプリントも入るんだろうな。最近はどうか分からないけれど、昔のマザーボードはまだ結構空き地があったので、例えばその会社の管理用の番号とか、コードネームとか、結構印刷するスペースもあったし、これって実質無料(他の部分にパーツ番号を印刷したりするのと同じだから)だったので、結構いろいろ書いたりしました。

記事の中では「誰が書いたか分からない」と書かれているけれど、それは多分会社側の嘘でしょうね。だって、回路図をリリースしなきゃこんなマザーボードは作成出来ないし、そのデータは誰が書いた(入力した)かは、普通の開発システムを使っていれば分かるし。何で一年前の話が急に取り上げられたのか分からないけれど、もう一度当時のサポートを思い出す、いい機会でもありますね。

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