2012年6月17日

困った隣人

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。新横浜からいつものように新幹線に乗り込むと、2列席窓際の私の指定席の横通路側に小柄な「おばぁちゃん」という感じの女性が座っています。横の席か空いていると思ったのか、荷物を座席にもその前の足下にも置いてあったので、「済みませんが」と声を掛けるも最初は気がつかないというか、意図がよく和からなったようで、もう一度「済みませんが、こちらの指定を取っているんですが」と言うと、やっと気がついたのか、隣に置いた荷物を動かして中に入ることが出来ました。

で、個々で再び困ったことに。この女性のものと思われる薄手のレインコートが窓際のコートフックに掛けられています。時々いるんですよね、通路側に座っていて、中に掛けてくる人。まぁ、使うのは良いんだけど、そこに座った人間にすれば正直「邪魔」。しかも、お弁当とか飲み物を出しているときには、それで汚す場合もあり得るし。で、この日は雨が降っていて床が濡れていたりしたので、荷物をテーブルの上に置きたいと思っていました。で、テーブルを出すと、このコートにあたるし、荷物もあたったりします。何も無いかもしれないけれど、後で何か言われるのも嫌なので「テーブルを出して荷物を置きますけど、コートにあたりますが良いですか?」と、隣の女性に確認。ところが反応無し。仕方が無いので、少し声を大きめにして同じ事をもう一度確認すると、それに驚いたのかビクッとして、慌てて頷いたんだけど、うーんちょっと後味が悪い。別に脅したわけじゃ無いんだから...

新横浜を出発して暫くすると、隣の女性は新聞を読み始めます。前の座席の物入れには、3~4紙くらい入っているのかな、これが疲れたサラリーマン氏だったら「あぁ、捨ててある新聞紙拾ってきたのかしら」と思ってしまうような入れ方。で、新聞を読むのは構わないんだけど、思いっきり左右に広げて読むんですよね。だから、こっちの左手に向こうの右手がガシガシ当たる。新聞の紙面をめくる度に真ん中の肘掛けを超えて、ガシガシこっちに進入してきて当たります。普通だと、そんなことが何度か続けば、少し遠慮するんだろうけど、今回はそんなことはお構いなし。ちょっとイラッときたけれど諦めて、身体を窓際に少し斜めにしてウトウトすることに。

仕掛けて置いたタイマーで浜松の少し前で目を覚ましましたが、隣の女性は今度はお弁当を食べている。どうも、雰囲気では名古屋当たりまで行く感じで、周りでは浜松で降りる乗客が棚から荷物を下ろしたり通路に出始めています。私も降りなきゃいけないけれど、通路がバタバタしているときにこの女性が外に出ると何かトラブルになりそうな嫌な予感がしたので、少し落ち着いた頃を見計らって、背もたれを戻して鞄を持ち上げて「済みませんが」と声を掛けると、案の定ちょっと慌ててお弁当やらお茶少し片付けて、空いた通路にこの女性が立ち上がります。そう、テーブルは出しっ放しで、その上には食べている途中のお弁当とかお茶のペットボトルが置いたまま。いゃ、普通は一度それを手元に置いてテーブルを元に戻して通る隙間を作るんですが... 仕方が無いので鞄が当たらないように注意しながら身体をくの字にして通り過ぎたけれど、新幹線に乗り慣れていないのか、ちょっと困った隣人でした。

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