2012年6月2日

不埒な新入社員

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。6月に入り「衣替え」で軽い服装が増え、それに合わせるかのようにこの日は朝から暑さを感じる一日のスタート。いつものように浜松駅に到着し、いつものように朝食のサンドイッチとコーヒーを駅構内のスタバで調達し、いつものようにホームの指定席車両の入り口前で新幹線の到着を待ちます。いつもは、私が先頭で並ぶことが多いんですが、この日はサラリーマン風の男性、家族連れ、大きなスーツケースを持った男性が前に並んでいて、7~8番目くらいの位置。

で、ひかり号が入線してきたんですが、この時その新幹線に合わせるようにして、右手の方から若い男性が少し急ぎ足で歩いてきます。ここでちょっと違和感。朝の上りに乗る場合、よく有る光景が、指定席車両の前に並んでしまい、直前に気がついて慌てて自由席車両に並び直す場合で、この時は入線してくる新幹線とは逆方向に歩くことになります。でも、この男性は自由席車両側からこちらの指定席車両の方に歩いてきます。しかも、すでに入り口前にはどの場所にも長い列が出来ているのに。

直ぐに新幹線は停車してドアが開き、自分も乗り込みますが、ここでこの男性氏、私の斜め前あたりに立っています。ぱっと見ると、多分まだ20代前半、スーツ姿だけど余りピシっとしていない雰囲気から、今年の新入社員かなという感じも。なんか、朝寝過ごして慌てて出てきたという雰囲気です。で、先頭のサラリーマン氏から家族連れと乗り込み、私の前には大きなスーツケースを持った人だったので、自分との間を少し開けていたら、ここにこの新入社員氏が横入りしようとしてきます。で、思わず「おい、並んでるだろう」と言うと、すっと身体を引いて後の方に行ったんですが... どうも、私が乗車する車両が6号車で、自由席車両の5号車との接続部分になるので、こちらから先に乗り込んで5号車に移動しようとしたらしい。いるんですよね、この境目の車両を逆走する人。まぁ、ある意味「生活の知恵」ではあるけれど、それなら早めに並べば良いじゃんとも思うし、指定席だって500円とか、そんなもので座れるわけだから。

本当に新入社員かどうか分からないけれど、最初からそういうことをやっていると、将来大変だぞ、と思った朝でした。

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