2012年5月6日

消えた火

42年振りに消えた、原発の火。多分、このまま原発は停止したまま、今年の夏に突入しそうですよね。余り不吉なことは言いたくないけれど、今年は電力不足で何かトラブルが起こりそうだなぁ。特に関西は原発依存度が高いから深刻ですよね。去年は、震災や原発事故直後で、他に方法が無かったから計画停電も仕方なかったけれど、あれから一年が過ぎて、結局何も出来なかったのは、政治の大きな責任ですよね。

最近、余り「リーダーシップ」という言葉を聞かなくなったけれど、必要な原発を再稼働して、リスクと利益を案配しながら国を運営していくのもリーダーシップの一つだし、逆に原発は使わないのであれば少なくとも確固たる方向性を示す、可能ならば代替エネルギーをこの一年の間に準備する事もリーダーシップの一つ。そのどちらも結局はこの一年では生まれなかったわけで、その責任は前任の二人の首相ほどでは無いけれど、いまの野田首相にとって大きな責任の一つだと思いますね。少なくとも、消費税増税よりは優先順位は高いと思う。

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