2012年5月12日

15%の壁

今夏に予想される、関西地方の電力不足対策で「第三の案」を模索するという記事。需給が逼迫するのは昼間のピーク時なので、そこを何とかマネージできれば乗り切れる、というのは正しいと思うものの、何か急に発電量が増えない限り結局は需要側を減らすしか対策は無いわけで、それって何かのルール下で「電気を使うな」という事を強いることなんですよね。

去年の関東地方がそう言う状態だったわけですが、それでも不足分が確か数%から10%位で、かつ大きな企業も多く集まっていたから、輪番停電や休日のシフトなどで何とか対応出来たけれど(それと夏の暑さが予想よりは低かったこともあったと思うけれど)、今回の関西場合はさらに逼迫している状態。もし本当にそう言うことをやるとしたら、もっと早くから考えないといけないはずなんだけど、間に合うのかこれからで?

すでに企業側としてもかなり節電した状態で、それでも15%位不足すると言うことだと、そこからさらに絞り込むのは厳しいんじゃ無いだろうか。しかも、15%以上節電できなければ電力不足になるわけだから、ゴールもかなり高いし。今のところ特に予定は無いけれど、今年の夏は関西地方を観光していたら突然大規模停電に遭遇なんて言うことが無きゃ良いけれど...

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