2012年5月31日

現実を見る勇気

夏の電力不足なんて関電の自演」みたいな事をいった某顧問氏もいたけれど、やっと地元も政府も現実認識をし始めたのか、大飯原発の再稼働に向けて出口が見えてきた感じの記事。でも、電力需給経予想では、これでやって最大値とイーブンになるくらいで、万一の場合の余力を考えたらまだまだ節電か、あるいは追加の原発稼働が必要な状態。大体、大飯原発再稼働で何とか間に合いそうなのは関西電力管内だけで、それ以外の地域はまだまだ供給不足が予想されるわけですからね。

ここのところの再稼働議論を見ていて感じるのは、一般の人というのは「電力供給」というのは自宅のスイッチやコンセントを操作するように、ON/OFFパチンと切り替えられるという感覚で話をしている気がします。例えば今回の大飯原発の再稼働にしても、開始から全出力まで2基の原発で6週間関わるわけで、タイミングによっては一番必要な7月初旬に間に合わないかもしれない。さらに言えば、昨年からずっと酷使してきていて故障も出始める既存施設、特に火力発電所も、整備や改修をする必要もあるでしょうから、本当ならばそれらも一度止めて検査する必要があるはず。そういう部分も含めて、全体としてどのタイミングで、どこの場所で、どんな処置が必要なのか考えなきゃいけないのに、結局大飯原発の是非という話にすり替わっているような気がします。

福島原発の事故の時には、「例え1000年単位の大災害でも想定外は言うな」という話がよく聞かれたけれど、今年の夏の電力供給の厳しさとか、その為に必要な節電計画の厳しさは「想定内」のはず。それなのに、「頑張れば出来る」とか「もっと絞り出せば」みたいな精神論的な話ばかり先行していて、想定外な話ばかり。そりゃぁ、反原発・脱原発を旗印にしている首長が、いきなり「再稼働必要」と言うことは難しいとは思うけれど、でもリーダーに求められる資質って、そう言う現実的な判断でしょ。それを考えたら、もっと早いタイミングで必要なアクションは取れたと思うのに、何か大衆迎合路線で様子を見て、少しずつ軌道修正していくような様子が嫌だな。

コーヒー好きは長生き?

「ホンマでっかTV」に出てきそうな話題ですね、「コーヒー好きは死亡リスクが低い?!」と(笑)。ただ、じゃぁコーヒーの何が死亡リスクを下げるのか、そこが分からない。ホンマでっかの池田先生あたりだと(をぃ)、「コーヒーの繊維質が体長改善に繋がる化もしれないけれど、本質は多分コーヒーを飲んでリラックス出来る、ストレス軽減が最大の理由じゃ無いかと思うけどね」などと言いそう。で、それを受けて澤口先生あたりが、「ほんと、コーヒーは良いんですよ。コーヒーカフェインは前頭葉下部に影響して、それによってxxxxxx」とか(をぃ)。

ただ、じゃあ幾らコーヒーを飲んでも、仕事で残業だ、徹夜だと何倍もコーヒーをお代わりすることが、体や心に良い影響を与えるとは思えないし。やっぱり、朝ゆっくりと目覚めの一杯。お昼のランチに〆の一杯。午後のアフタヌーンティーで一杯(えっ、それは紅茶じゃないのか)と言う、やっぱり精神的なゆとりを作る事が1番大きな理由じゃないだろうか。勿論、コーヒーにはカフェインも含まれていて、興奮状態になるから、それによって新陳代謝も活性化されることもあるかもしれませんね。

地元浜松も含めた静岡県近辺だと、対外のうちで朝昼晩とお茶を飲むのが当たり前で、これがやはり緑茶カテキンが健康に良いと言われているけれど、それと同じような事なのかも。もっとも、日本でも長寿の人が多い沖縄の場合は、コーヒーでも緑茶でも無く「泡盛」の消費量と寿命の伸びが関係しているようにも思うから、結果的には飲むものの成分よりは、どうやって楽しく飲むか、と言う方が寿命には影響しているんだろうな。と言う事で、やはりお酒は楽しく飲むことに限りますね(コーヒーはどうした)。

MS vs 韓国軍

マイクロソフトが韓国軍が不正に使用していると思われる自社製品のロイヤリティを請求しているという記事。約141億円と言う事から、相当な量ですよね。で、単純に141億円を使っている21万台の台数で割ると、一台当たり67,000円位。と言う事は、すべてのPCでWindowsとOfficeを不正利用しているくらいの感じ? まぁ、それ以外にもセキュリティ製品とかサーバー製品とかもあるだろうから、ちゃんと使っているPCもあるんだろうけど、でもすごいなぁ。

実際にどんなOSを使っているのか分からないけれど、やっぱりXPあたりだろうか。結構98とか2000とか(笑)。でも、いろいろ機能や現在のH/Wを考えると、最低でもXP以上だと思うけれど、そうなるとMSとしても個々のPCのアクセス履歴なんかも取れますからね。完全に軍のネットワーク内だけしかアクセス出来ない仕様であれば無理なんだろうけど、今の世の中そう言うネットワークですべて賄うのはかなり大変だと思うなぁ。

もし支払料金でMSと韓国軍が揉めたら、MSが嫌がらせで機能停止させたりして(笑)。で、その間隙を付いて北朝鮮軍が侵攻してきて、韓国軍が大混乱となり... って、軍事小説の読み過ぎか(笑)。でも、これってよくよく考えたら「MS帝国軍 vs 韓国軍」という、スターウォーズ並みの戦いになったりして(なぃなぃ...)

2012年5月30日

母親、iPad2を買う

と、某とんねるずの企画コーナーみたいなタイトル。しかも正確には「母親用に私が、iPad2を買う」なんだけど(笑)。

で、YouTubeが見たい、旅館や通販サイトを見たいと言い出した母親。いろいろ悩んだ結果、iPad2の16GB Wi-Fiモデルを購入することにしました。「なんで新iPad (iPad3)じゃないの?」というツッコミが有りそうで、実は最初は新iPadの64GB Wi-Fiモデルにする予定だったんですが、やっぱりToo Muchかなと実物を見て判断。iPad2もそんなに悪くないですからね。お値段的にも少し安いと言う事もあったけれど、今回の目的なら十分な仕様だろうと決意。

で、いつもならヨドバシのオンラインショップで購入するんですが、Apple製品は店頭販売のみ。で、仕方ないから(笑)、Apple Storeから久しぶりに注文を出しましたよ、ええ。本体だけなら直ぐに届くんだろうけど、オンラインショップ特典の刻印サービスもリクエストしたので、品物が到着するのは来週末の予定です。外で使うことは無いだろうけど、二年間無料なのでSoftbank Wi-Fiも付けてみました。あと、最大の目的がYouTube視聴なので、別途JBL当たりのスピーカー付きドックを買わないと。これは、この週末にでも仕事で出かけるときに買ってきましょう。

実は、これで物欲がわいてきて自分用にもう一台新iPadを一緒に買ってしまおうかともかなり思ったんですが、実は仕事の関係で会社からThinkPad Tabletを支給されて、それでここ数日遊んでいるんですが、これでiPadも買ってしまったらきっとThinkPad Tabletは使わなくなって仕事が出来ないだろうと言うことで、今回の購入は見送りです。

さて、76歳の母親は、iPad2を使いこなすことは出来るだろうか... ユーザビリティとかシルバー向けUIとかで論文が書けるかも(笑)。

放射能測定機能

携帯三社の中で最後の夏モデル発表となったSoftbankの夏モデル。その中でも異彩を放つのが、SHARP製の「PANTONE 5 107SH」。とうとう放射線測定機能付き携帯が登場してしまいました。今の時代のニーズの一つだとは思うけれど、その機能の精度も不明だけど、利用者の不適切な計測とか誤操作みたいもので特異な値が計測されたとき、それが携帯から一気にTwitterとかFacebookで拡散して、要らぬ騒動を誘発しそう。

ところで、この放射線センサーって新規に開発したものなんだろうか。原発事故の直後、計測器が大量に出回ったけれど、結局一番の核となるGM菅がネックになって数が足りなかったわけですが、今回の機種もその点は大丈夫なんだろうか。出荷時には一つ一つ校正してから出荷するようですけど、定期的に校正しないとその精度は信用できないと思うんだけど、それはどうするんだろうか。なんか、発売開始されたらいろいろ物議を醸しそうなモデルですね。

2012年5月29日

みまもり君

スマホでいびきを録音して、それを分析するサービス。「あれ、富士通のスマホでこういう機能があったよな」と思ったら、同じものみたいですね。最初にこの機能を見たのは、仕事で利用している電車の広告で、へぇー面白いこと考えるなと感心した記憶があります。通話機能だけの携帯ではこういうことは出来ないけれど、いろいろなセンサーも内蔵した多機能コンピューターでもある「スマホ」だと、さらに面白いことも出来そうですね。例えば無呼吸症候群のモニターとかも出来るんじゃ無いかな。あるいは、寝ている間に容態が急変したら自動的に病院にアラートが飛ぶとか。慢性的な病気の人とか、あるいは妊婦さんとか、常に身につけていると万一の場合の役に立つような機能が考えられそう。ますますスマホが、スタトレのトリコーダーっぽくなりそう(笑)。

水掛け論

「言った」「言わない」、「やった」「やらない」、映像なり音声なり、ちゃんとした証拠が無い限り水掛け論になって結論は出ないでしょうね。ただ、この人の言うことは100%疑ってしまうけれど(笑)。で、その中でもちょっと呆れたのが、問題になっている震災翌日の福島第一原発訪問の意義が「顔と名前が一致したこと」と言っていること。確かに当時の福島原発の状況は震災直後で最大の問題の一つではあったけれど、それ以外にも地震の被災者、津波の被災者も多くいたわけで、それら全部を把握することが、曲がりなりにも当時国の最高権力者だった彼の責任だったはず。そう言う大局的なことが分からず、さらに悪いことに余計なところに首を突っ込みたくなる性格は、チームリーダーとかレベルならまだしも、プロジェクトリーダーとかプロジェクト責任者という高位のポジションには不要なものですよね。

小泉元首相以降、「リーダーシップ不足」が言われていた日本の最高責任者ですが、ドイツの軍人、ハンス・フォン・ゼークトの言葉を借れば、「無能な働き者」が不幸にも未曾有の災害と事故の時に日本の責任者になっていたわけですね。もっとも、その前のルーピー氏も「無能な働き者」だったけれど。でも、「働き者」というのにも抵抗があるなぁ。「出たがり」とか「お節介者」とか「いっちょかみ」とか(笑)。三度目の正直で野田首相には最初少し期待したけれど、最近ますますダチョウ倶楽部の竜ちゃんにしか見えなくなってきたし。まだまだ日本の苦悩は続きますね...

予感的中

「金曜日の新幹線・番外編」の後編(笑)。暑い中、無事にお客様訪問も終了し、このまま直帰しても良かったんですが、ちょっと会社に寄らないといけない用事があったり、今日の分も含めて今月分の交通費精算をしないといけなかったり(30日〆切り)ということで、お昼を食べた後横浜の会社に戻りました。抑え気味ではあるけれど、やっぱり空調の恩恵はありがたい。で、用事などを片付けていたら、自分の席横の窓から「バラバラバラバラ」と何かが当たる音が。ブラインドを下ろしているので、それを開けてみると外は結構激しく雨が降ってるじゃ無いですか。ただ、これは事前に天気予報を確認していたので特に驚かなかったんですが、その後念のためにウェザーチャンネルで雨雲の様子を調べると、都内は勿論なんですが、三島のあたりや名古屋の付近に雷雨が出ている表示。

新幹線は結構頑丈で、過去の経験からよほどの事が無い限り悪天候でも止まることは無いのですが、唯一気になるのが途中何本も横切る河川でして、通過する場所で問題無くても、上流で豪雨となり増水すると危険防止措置で停止することがあります。それが心配になったんで、周りの冷ややかな視線は無視して定時よりも早く会社を出て帰宅することに。あっ、一応会社はフレックスですし、裁量労働制適用者なので、勤務時間はある意味自由なので、別にサボったわけじゃありません(笑)。

結局、新横浜からはいつもより一時間早いひかり号を捕まえて乗車。新横浜から小田原くらいまではちょっと曇り程度で、やっぱり関東での雨は、会社で見たあの時間帯当たりで終わりかなと思いつつ、トンネルを抜けて熱海に出た途端に天気が一変。いきなり真っ暗な空に変わり、停車駅の三島に到着すると、結構雨が降ってきました。一応折りたたみ傘は持ってきていたので、このくらいの雨なら何とか帰宅できるなと思いつつ三島駅を発車。で、次の停車駅の静岡に到着する頃からは、外の雨はますます激しくなるばかり。静岡を出たときには、外が見えないくらいの豪雨で、こりゃぁ駅から自宅まではタクシーでも使わないと駄目かなと思ったくらい。ところが、そんな激しい雨も、掛川を通過する頃には上がって、天竜川を越える頃には空には雲の切れ間も見えるくらい。浜松に到着したときには、ちょっとぽつぽつ振っていたけれど、全く問題無いレベルでした。

で、今朝の新聞サイトを見ていたら、やはり昨晩新幹線が豪雨で一時停止したみたい。まぁ、20~30分の停止なので自分にとってはそれほど大きな問題にはならなかっただろうけど、やっぱり不安にはなりますしね。いずれにしても、いつものタイミングで帰宅していたら、この時間帯の新幹線を使っていただろうから、やっぱり早めに会社を出たのは正解でした。

2012年5月28日

市民サービスとビジネス

いろいろとIT化と行政サービスを組み合わせている武雄市で、図書館の運営をCCCにアウトソーシングすると、CCCのT-Cardを利用するため、図書の貸し出し履歴がCCC蓄積されるという。確かに言われてみればそうだし、逆にそう言ううま味が無いと、単に「民活」と言っても、なかなか手を出すところは少ないかも。ただ、個人的に感じるのは、高々図書館での貸し出し履歴程度の情報で個人情報漏洩みたいな事を言うのはどうだろうか。今は利用者層が変わってきているかもしれないけれど、昔は図書館に行くと言うことは仕事や勉強で必要な資料探しとか、目的を持って行ったもので、そう言う場合には知らなかった書籍や資料をリコメンドしてくれるのは逆にありがたいかも。さらに、最近では図書への書き込みとか切り抜きとか、マナー違反が多く観られるので、そういう行為の監視目的にも使えるかもしれない。本来は利用者一人一人の善意で回っているサービスな訳ですが、先日の生活保護の話どうよう、モラルとかマナーと言う事が、残念ながら掛けてきている現代なので、時代に対応したサービス導入は必要かも。

ただ注意しないといけないのは、CCC側はビジネスとしてアウトソーシングを請け負うから、当然購入する図書にしても売れ筋人気のあるものにシフトするだろうし、それが正しい姿だと思う反面、「図書館」という立場でいる限りは、いわゆる「死に筋商品」もちゃんと用意していて、年に数回あるかないかの貸し出し機会にも対応しなきゃいけない使命もあるわけです。そういう部分は蔑ろにされないように注意は必要かも。

私はT-Cardは持っていないけれど、幾つかのオンラインショップはよく利用するので、それらのサイトにアクセスすると、いろいろとお勧め商品(リコメンド)が表示されます。でも、例えば母親に頼まれて女性用の衣類なんかを購入すると、いきなり次のアクセスからは女性用商品がどんどんリコメンドされたり、とある作家の書籍を購入すると、その作家の最近の作品や人気のある作品が表示されるのは良いとしても、同じカテゴリーの作家作品が表示されるけれど、それが全然趣味とマッチしなかったりと、個人的にはリコメンド機能は全く信用していません。設定が可能ならば、Disabledにしているくらい。勿論、ツボにはまる人も沢山いるから未だにその機能が提供されているんだろうけど、あれってデフォルトではDisabledにしておいて、必要に応じて呼び出して使う(昔懐かしい、Officeの冴子先生とかイルカみたいな感じ)方が、精神的にも良いと思うんだけど。

この図書館でのリコメンド機能がどうなるかは分からないけれど、個人的にはこの程度の事は今のIT社会では必要なリスクだと思うし、自己防衛しなきゃいけない範疇の事だろうなと思います。行ってみれば、道路を歩いているときに往来する車に注意していたのが、今度は自転車にも注意しないといけない、というような感じかな。リスクとリターンを冷静に評価して、許容可能ならばあえてリスクを承知で利用するというのも、生きていくうちでは必要なことだと思います。

週明けの新幹線

「金曜日の新幹線シリーズ・番外編」の今日は、週明け月曜日の朝一から新幹線で都内某所のお客様訪問。最初午前中のミーティングと聞いてちょっと焦ったけれど、10:00スタートということなのでいつもの金曜日と同じ新幹線で間に合うタイミング。ただ、ちょっと厳しいお客様だけに何を言われるか戦々恐々としながら新幹線に乗っています。

月曜日の朝に新幹線乗車するのは久しぶりだけど、やっぱり金曜日の客層と違って、いかにもこれから仕事が始まりますという感じのスーツ姿の男女が多いですね。金曜日だと。そう言う人に混じって、家族連れとか男女のグループなんかをよく見るけれど。あと、結構お年寄りのグループを見かけました。何かのツアーにしても、月曜出発は安いんだろうか。そこに、比較的時間に余裕のあるリタイアした人達のグループが入るのは、何となく納得。

二ヶ月ぶりくらいにスーツを出してきたけれど、今朝は朝から暑い... 途中、駅に着くまでは結構汗をかいたりしましたが、新幹線の車内はそこそこ空調も効いているので、上着を脱いで暫くすると汗も引いてきました。最も、あと一時間もすれば、さらに暑くなった日差しの中をお客様のところまで歩いて行か無きゃならないから、本のひとときの安らぎですが。

さて、気合いを入れてお客様のところに行かねば。

2012年5月27日

春シーズン(実質)終了

春のシーズンが実質終了。まぁ、今の状況なら仕方ないかもしれないけれど、それでもミスが目立ったなぁ... 前半のモメンタムを後半に続けられないのは何故なんだろうか。あるいは、一度逃したモメンタムをもう一度掴む強い気持ちって、どうしたら出来るんだろうか。良いチームだと思うんだけど、もう一つ何か「ぴりっ」としたものが欲しいなぁ。

臭い乗客

毎週金曜日お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。この日は結構車内が混雑して、最近では珍しく通路にも立っている人が何人も見られるくらいの混みよう。この日は、翌日土曜日に試合が予定されていたので、カメラ二台にレンズも二本入った重いバッグと着替えなどの入ったデイパックと二つ荷物があったので、一番後の通路側の席を確保。カメラバッグを座席後ろの車両の壁との間に置き、デイパックからは仕事で使うThinkPadを取り出して、いつものスタバの朝食を摂りながら、朝一のメールチェックなどをしつつ会社に向かいました。

この新幹線ひかり号、浜松停車の後は、静岡に停車して、その後は、デフォルトの新横浜、品川、東京と停車します。朝は静岡で下車する人が結構多く、また静岡から都内に向かう人も多いので、静岡では車内の半分くらいが入れ替わる感じ。三列席の通路側に座っていた私ですが、静岡で停車すると窓際の席に座る人が乗車してきます。静岡を発車して暫くすると、前の方から三人のグループが歩いてくると、空いていた私の前に列に座ります。多分、発車ぎりぎりに前の車両から乗り込んだんでしょうね。で、あたふたと前から歩いてきて席に荷物を置くと、三人のうち二人の男性が再び前の方に歩いて行きます。

その時には特に何とも思わなかったんですが、5分位してでしょうか、この二人組が戻ってきて私の前の席と真ん中の席に座ります。で、次の瞬間、理由が分かりました。この時乗車していたのは7号車だったんですが、その先に設置されている喫煙ルームで一服してきたんですね。だから、戻ってきて座席座った瞬間にタバコの匂いがこちらにも漂ってきます。勿論、ちゃんと指定された場所で喫煙したわけなので悪いわけじゃ無いけれど、でもタバコで困るのは服にも匂いがつくから、結局喫煙室の臭いを別の場所にも拡散すること。本当なら、エアシャワーとかでしっかり臭いも、煙の粒子もたたき落として欲しいところです。震災地の瓦礫処理で残留放射能がどうのこうの言うけれど、自分にとってはこのタバコの残留副流煙の方がよっぽど大きな問題です。

以前のように、喫煙車両が有った場合には、その車両に喫煙車が固まっていたので、結構問題を感じなかったんですが、N700系は全車禁煙で喫煙室しかタバコを吸えなくなりましたから、逆に副流煙が車内に分散し始めているような気がしますね。EX-ICでは、喫煙室の近くの座席はデフォルトでは「禁煙席」として指定出来ないようになっていますが、斜里右端井出考えないと駄目かな。それを考えると、機内に喫煙室が無い飛行機はある意味快適なのかな。とは言っても、静岡空港と羽田空港を飛行機で通勤するわけにはいかないし(フライトも無いし)。

2012年5月26日

友愛精神

毎度お気楽ルーピー氏。知らない間に中国に行って、こんなことを言っていたらしい。

わたくしどもはウイグルの問題、あるいはチベットの問題などでも基本的に中国に対する考え方は変えてはいない。中国の内政問題に日本としてはかかわるつもりもないと申し上げた

をぃをぃ、いつも言っている「友愛の精神」はどうしたんだろうか...

スペースX

USのスペースX社が打ち上げた無人宇宙船「ドラゴン」が武士にISSIとドッキング。NASAからある程度の技術供与やサポートもあったかと思うけれど、でも民間企業が10年足らずでここまでのものを作り、さらに2015年には有人宇宙船まで目指すというのは、技術力だけでなく資金力も必要。このスペースX社(スペース・エクスプロローション・テクノロジー社)のElon Musk CEO/CTOは、あのPayPalの創設者なんですね。これは知りませんでした。多分、PayPalのIPOでかなりの資産を得たとは思うけれど、それ以外でも電気自動車のテスラ社のCEOだったり、住宅用ソーラーシステム会社のチェアマンを務めたりと、かなりの優秀な起業家なんですね。

アメリカのシステムが何でもかんでも良いとは思わないけれど、こういうAmerican Dreamを実件してさらに次の「夢」に挑戦できる社会というのは、羨ましい気がします。勿論、ハイリスク・ハイリターンの世界だから、一人の成功者の背後には、何百人、何千人、何万人という敗者も存在するわけですけどね。でも、その成功者が社会や経済に与える影響の大きさを考えると、社会の新陳代謝活性には大いに役立ちそう。逆に言うと、そう言う成功者を生まない・許さない日本のシステムは、高水準で平準化する事はあっても、画期的な飛躍は望めないかも。

今回の震災や原発事故が、ある意味一つのショック両方になって、新しい技術やビジネスが生まれる兆しは感じるんですが、仮にそこから何か生まれたとしても、多分10年、20年すぎると再び停滞してしまうんだろうな、日本では。今回のドラゴン宇宙船には、日本のHTV「こうのとり」の無人ドッキング技術が応用されているそうですが、そう言う要素技術を持ちながら、さらに大きなシステムに昇華出来ないところに、日本の問題があるような気がします。エンジニアとしては、寂しいところです。

見直しの時期

タレントの次長課長・河本氏の母親が、息子の河本氏に十分な収入がありながら生活保護を受けていた事件。昨日、謝罪会見があり、十分な収入を得られるようになった数年前からの需給分は返納するということで、このまま幕引きになりそうですけど、これを機会に制度変更や需給審査の厳格かなど、見直しが必要でしょうね。すでに、年金よりも高い生活保護費を引き下げるという話も出ているようですが、それ以外の特典(医療費免除とか税金免除とか)も見直しが必要かも。

大体掛け金を払ってきてやっと受け取ることが出来る年金と比べて、生活に困窮している人が受け取る生活保護日だけに、最低限の生活水準を維持できる収入や特典を認めることは良いけれど、それが悪用されているならば厳として対処しないと、制度破綻して結局全員が困るだけ。健康保険制度もそうですけど、それで救われる人が沢山いる良い制度は、国民全員で何とか維持していく努力が必要なわけで、この生活保護もどうしても仕事が無い・働けないと言う人の、最後のセーフティバブルというかよりどころのはずなわけで、それが今回の件で多くの疑問を生むことになってしまったわけです。

河本氏の会見の前に親族の人のインタビューや、母親ご本人のインタビューもTVで観たんですが、正直ちょっと違和感を感じたのは、少なくとも私が観たインタビューではすべて、生活保護費受給は当然の「権利」であり問題は無いというような強気の雰囲気を感じたこと。確かに、当初の手続きは問題無かったかもしれないし、扶養関係も問題無かったかもしれないけれど、既得権益ではないわけですからね。線引きが難しいけれど「モラル」の問題だなと、今回の一連の報道を観ていて感じましたね。不況で仕事が無いから困るんだ、と言う話もありますが、じゃぁ仕事が出来れば生活保護を脱却して働くかというと、その切っ掛けになるのは本人のモラル次第。100人が100人、全員が聖人になることは出来ないけれど、ある程度の許容量は許されます。でも、その許容量を超えたときには、それまで暗黙の了解・ルールで運営されていたところに、明確なルール設定をすることもやむを得ないでしょう。

消えた年金も戻らないし、医療費改革も結局自民党時代の「後期高齢者医療制度」を継続するしか無いという体たらくの与党には何も期待出来ないけれど、結局は「事業仕分け、るだけ」なんかやってないで、生活保護の適性検査をやったほうが、捻出される金額は大きいんじゃ無いか?

2012年5月25日

スタックとキュー

毎度お馴染み、PCWatch山田祥平氏のコラムから、時系列データの扱い方について。最初にSkyDriveの同期でファイル名について書かれているけれど、昔よりは大きく改善されたとは言え、未だにファイル名に特殊文字や特種記号を使っていて、非互換のエラーになることがありますよね。私なんか、昔からの習慣がまだ残っていることもあるけれど、そう言うことが嫌なので、未だに自分が作成するファイルのファイル名にはAlpha-Numericしか使いません。使う記号も、アンダーバー("_")とハイフン("-")くらい。ピリオド(".")も、ファイル拡張子と紛らわしくなるので使わないし。さらに、少し前までは、昔のDOSファイルとの互換性を保つために、8+3の形式をキープしていたし。これは流石に最近ではロングネームがどこでも使えるから、そこまでは固執しませんが。でも、OSによって大文字小文字の違いを見る人がいるから、それには注意しています。

で、コラム後半のタイムラインの話ですが、TwitterやFacebookなんかの違和感(新→旧という表示方法)は、確かに私もいつも感じている物。本当ならば、既読部分を原点に、そこから新しい記事へ遡るのが1番自分にとっては自然かな。でも、同じような時間軸表示になっているメールについては、確かに違和感を感じていません。これは、昔からの慣れもあるかもしれないし、あと自分が使っているメールクライアントでは既読と未読が分かるので、それによって自分の既読位置も把握できるし、そこから新規に追加されたデータ(メール)の流れも把握できることで、TwitterやFacebookのような違和感を感じないんでしょうね。

最後のまとめにもあるように、多分人間として自然と感じるのはQueue (FIFO)の考え方でしょうね。これは、実時間が不可逆的であることも関係している気がします。それに対して、最近のインターネットツールはStack (LIFO)で、近々のものからまず処理すると言う考え方。これは、一つは時間の流れが速くて、どんどんいろいろな上が積み重なり、とても過去に遡って処理していくことがむずしくなってきたもあると思うし、意地悪な言い方をすれば、その人の能力として現在を中心に手を広げられる範囲が狭くなってきた、とも言えるかと。勿論、情報量はどんどん増大していくから、全体の量は逆に増えているのかもしれないけれど。ただ、それってちょっと危険な気もしますね。自分の視野がどんどん狭くなっていることでもあるから。「温故知新」とまでは言わないけれど、不十分な前提に基づく結論が量産されそう。最近、いろいろな活動で、感情的とか衝動的な反応が増えているのも、もしかしたらそんなことが理由かも。

ところで、プロのライターさんに突っ込んでしまうけれど(笑)、「でも、コンピュータの世界には先に入ったものが最初に取り出されるスタックという考え方もある。」の「先に入ったもの」は、多分「最後に入ったもの」の間違いじゃ無いかなぁ。LIFO (Last In First Out)だから、Stackは。

YouTubeを観たい

昨晩の夕食時、突然母親が「今からパソコン使うのはたいへんかね」と聞いてきました。一体急に何をするのか聞いてみたところ、毎週通っているコーラス教室の中で誰かの演奏が話題になったとき、「YouTubeで探せばあるわよ」と聞いてきたらしくて、それで自分でもYouTubeを観たいという話になったらしい。だいたい、御年76歳の母親がYouTube(「有中部」あたりだろうな、本人の理解は)とは何か理解しているかどうかも怪しいけれど、そのコーラス教室の知り合いの人が何度かYouTubeからダウンロードした映像を見せたことがあるらしく、「パソコンの中のビデオ」くらいの理解はしていそうです。

で、パソコンも今では安いから母親用に購入するのは問題無いけれど、問題なのはその使い方に始まり、日々のサポート業務(「業務」とあえて言おう)の大変さ。で、その時は「キーボードの打ち方とか面倒だよ」と、やんわりと拒絶しておきました(をぃ)。

で、一晩経って思ったんですが、どうせYouTubeとか、あとは旅行とか通販のサイトを見る程度だろうから、じゃあTabletを与えたらどうだろう、と。幸いにも、自宅には自分用にWi-Fiを飛ばしているので、家の中ならほぼどこからでもネットワークにアクセス可能です。だから、3G/4GモデルでなくてWi-Fiモデルで十分。勿論、外(コーラス教室)に持ち歩く事も考えられるけれど、まぁオンラインで使えなくても、データを保存しておいてそれを再生するだけでも十分でしょう。父親は、やっと最近地デジとBSデジタルのチャンネル切替が出来るくらいになった(ケーブルTVの設定はまだ出来ない)のに比べて、母親の方は自分でビデオを録画したり、コーラスの課題曲のCDをテープにダビングしたりと、まぁ年齢の割には標準以上のスキルはありそうなので、結構Tabletは良いかもしれません。

じゃぁ、どれにしようかと、つらつらTablet製品をいろいろ眺めてみたんですが、やっばりiPadですかねぇ。新iPadでも良いし、その一つ前のiPad2でも良さそうだし。16G/32G/64Gと3種類あるけれど、16Gでも十分かな。そのうち飽きたら、私が使うかもしれないことを考えると、64Gモデルにしておこうか。と、もうiPadを購入するつもり満々なんですが、他社製品=Androidもちょっとこの週末に観てみよう。もうすぐ夏のボーナスなので、少しは親孝行しないと(笑)。

クラウドなるもの

IBMが"BYOD"は認めても、iPhoneの「Siri」の利用は認めないという記事。理由は、Siriでインプットされたデータ(含む、IBMの機密情報)が、Appleのデータセンターに保管されてしまうから。Siriって、ローカル(iPhone上)で動作していると思ったんですが、データセンターとインタラクティブにデータ交換してるんですね。タイムラグとかどうなんだろうか。でも、それを言い出したら、Windowsを使っているクライアントは、いろいろなタイプのデータが某レッドモンド当たりに集まっていそうだし、メールシステムでGmailとかYahooとかmsnとか使っていたら、やっぱりデータはそれらの企業のサーバーに蓄積されるわけだし、昔のホストシステム時代のように、自社にIT部門があって、自前のシステムで賄わない限り、この手のデータセキュリティに関しての懸念は、多かれ少なかれあるもの。

今後、情報システムのインフラは「クラウド」に向かいつつあるんだけど、その場合手元に残るのはデータインプット・アウトプットの端末だけで、すべてのデータは「雲の中」。その雲は、他社が管理運営するシステムなわけで、よくよく考えてみると結構怖い環境ですよね。勿論、クラウドを提供する側としても「データを盗聴してやろう」なんて言うことは考えていないだろうけれど、でもそこは人間が介在する仕事だし企業活動の一つでもあるわけだから、100%安全とはなかなか言えないところです。

どうだろう、今後自分のデータはそれが仕事用だろうと個人用だろうと関係無く、自分自身で守る時代にますますなるんでしょうね。なんか、結界みたいなものを発生させる装置を作って、その結界の中ではデータが自動的に複合化されるけれど、一歩外に出ると暗号化されてしまう、なんていう仕組みが出来たら面白いかも。

2012年5月24日

日付け順に並ばない検索結果

Bloggerの背景を変更したんですが、変更してから左上の検索窓にキーワードを入れて過去記事が表示されると、何故か最新の記事が上から二番目に表示される。なんか変だなぁ、このシステム...

Adobe CS6 (3)

Adobe CS6をCS5.5と交換でインストールしてみました。まだそれほど使い倒してはいないけれど、一番困っているのが背景が濃いグレー系に変わっていて、見た目の印象もかなり違うし、しかも背景がグレーなので、アイコンとかメニューの文字が読みづらい... 勿論、暗い背景の時にはメニューのテキストは白文字になるんですが、非選択アイテムが薄いグレーなので、これが目に辛いというか読みにくくてストレスを感じます。結局、編集→環境設定→インターフェィス→カラーテーマで、元の薄いグレー系の背景に戻しました。

作る側としても、それなりの理由なり意図があるとは思うけれど、やっぱり見慣れた・使い慣れたI/Fが多く変わるというのは抵抗があるものです。その当たり、もう少し上手く移行できないもんですかね。あるいは、簡単な移行ツールとか比較ツールみたいなものを最初に試させるとか。なかなか難しいところです。

NRT-BOS (1) - 旅行手配

6月から燃油サーチャージがまた上がるので、今月中に夏休みの旅行を手配しなきゃとここしばらくあれやこれや検索をしていたんですが、結局このキャンペーンでNRT-BOSを飛ぶと、25%~50%のマイルボーナス、しかもPQMも同様にボーナスがつく美味しいキャンペーンなので、これを活用しない手は無いと去年のPro Bowlに行く途中で行ってから<久しぶりにBostonに行くことにしました。で、タイトルはシンプルに「NRT-BOS」なんだけど、ルーティングはやや複雑というか面倒。

まず、前回のBangkok行きで残っているNRT-SINのチケットを消費するためにSingaporeに移動。そのまま空港泊で、翌日のUA便で、SIN-NRT-EWR-BOSと移動。成田-Boston間の移動は直行便が無いので、必ずどこかに一度寄らないといけないんですが、大陸横断便はp.s.以外では国内線ファーストクラスにアップグレードされても厳しい年齢になってきたので、出来るだけ東海岸側まで一気に飛んで、そこから移動するパターンを選択。マイル的には、一度西海岸に降りて移動する方が、少し有利なんですけどね。で、エントリーポイントとしては、IAD、ORD、EWRとあるんですが、旧COの機体に一度搭乗してみたかったので、往路のルートはNRT-EWR-BOSに設定。でも後で考えたら、今回はアップグレードではなく、Zクラスのチケットを購入したので、Global First Classのある機体にしておけば、First Classへのインボラの可能性もあったよなぁ... (以前経験有り)。で、Bostonからの復路は、Boston出発が出来るだけ遅いフライトでと言う事で、BOS-IAD-NRTのルートに。これで往復のNRT-BOS間で50%のPQMが追加されるから、7,000PQM位追加で獲得出来そうです。で、最後のNRT-SINですが、UAのサイトでは同日に二つフライトが表示されるので「あれ?」と思ったら、ANAのコードシェアも表示されるんですね。で、ここでも迷ったけれど、まぁどっちに搭乗してもPQMに変わりが無いので、少し早く到着するANA便を選択。たまには気分を変えてみるのも良いかも(笑)。

Bostonには実質2日間滞在するんですが、1日はBOS-IADの国内線を別途予約して、IADに隣接する国立航空宇宙博物館・別館のUdvar-Hazy Centerを一日掛けて訪問することに。ただ困ったのが、BOS-IADのフライトが余り多くない上に、博物館の開館時間に合わせてちょうど良い到着・出発のフライトが無いこと。空港から博物館へは、タクシー以外ではシャトルを利用するんですが、これも1時間に1本ちょっとと使い勝手が悪いし... 上手くいって、3時間くらいしか滞在できないけれど、まぁ十分でしょう。

ちょっと不安なのが、初めてのエントリーポイントとなるEWR(Newark Liberty International Airport)何ですが、まぁ国内線へ乗り継ぎが2時間あるから大丈夫でしょう。荷物も、往路は機内持ち込みにする予定だし。それよりも、予定では1時間25分の成田でのSingapore便からの乗り継ぎの方がちょっと心配。さて、ホテル代の高いBostonでの宿泊をどうするかですね、次の課題は。(続く...)

2012年5月23日

産経新聞デジタルのエラー

自分のiPod touchには、産経新聞デジタルのアプリを登録しているんですが、先週ぐらいから記事を更新しようとすると、途中でハングする、アプリが強制終了する状態になってしまいました。一面に、「一番搾りフローズン」の広告が表示されるようになってから調子が悪いんだけど、このせい?

今朝、このアプリが更新されたので期待してアップデートしてみたけれど、結果は同じ。で、いろいろ試しているうちにワークアラウンドを見つけました。起動して、産経新聞とビジネスiが表示され、次に産経新聞のアイコンをタップすると、データの取得が始まります。この時、最初に表示される「一番搾りフローズン」の広告ページを、直ぐに指で右にスライドして、次のページ(本来の新聞の一面)を表示させると、エラーや強制終了無しで新聞データの読み込みが完了して、以前の通り紙面を読むことが出来ます。一度アプリを終了しても、新しいバージョンでは読んでいた紙面情報が保存されて、そこに戻るようなので、最初の広告ページがまた表示されてハングすることは回避できそう。多分、広告ページに埋め込まれているリンク周りが悪さしているような雰囲気なんだけど、早く直してくれないだろうか。本当。

UA B787 to DEN

UAが今年度獲得するB787の就航先の一つに、NRT-DENがアナウンスされましたね。フライト開始は、来年の3月31日(DEN to NRT)ですから、まだちょっと先だけど、来年の旅行ではデンバー経由でUS国内へ移動するという選択肢が増えることになります。ただ、座席数が219席(ビジネスは36席、Y+は63席)なので、特典旅行やアップグレードの競争は厳しそうですね。個人的には、いつも混雑している、ORD行きやIAD行きが、このDEN行きにオフロードされて、アップグレードが摂りやすくなると嬉しいのだけれど。実際には、SFO/LAXあたりからエントリーしていた人か流れるのかな。

夏のデンバーって、良さそうですよね。2年ほど前に一度行ったことがありますが、大自然の中でのんびりするには良い雰囲気でした。勿論、ウィンタースポーツ好きには冬も良いんだろうけど、寒いのが苦手な自分はパスです。スタート当初は混雑するだろうから、来年の夏辺りにチャンスがあれば利用してみたい路線です。

NRT-GUM-NGO (5) - ちょっとした出会い

セントレアでの入国審査は待ち行列無しですぐに完了したんですが、その後の通関審査では手荷物だけ(方に掛けた中型のダッフルバッグ)だったので、ちょっと係官が不審に思ったのか、少し質問されましたが、ここもやましいことは無いので無事に通過。

で、外に出たのは良いんですが、慣れない空港なので「あれ? 名鉄の駅に行く通路はどっちだっけと少しうろうろ。セントレアの中央部分にいると思っていたのが、そこからは少し外れた場所だったので、少し方向感覚が狂っていたようです。すぐに位置把握して、駅に向かいます。この時、駅に向かう動く歩道に乗っていると、私の前に初老の男性とアフリカンの女性の二人組がいます。どうも、男性氏はこの女性のエスコートに来たみたいで、「これから名古屋に行って...」となにやら説明しています。私も仕事で、海外からの出張者の出迎えやエスコートをしたことが何度かありますが、なかなか気を遣う仕事で大変なんですよね。
そんなことを思いながらチケット売り場に行くと、ちょうど名古屋行きのミュースカイが出たところで、次の岐阜行きの特急のチケットを購入します。

久しぶりの名鉄線で、少し鉄分が増えたのか、何枚か写真を撮影してから車内に入ります。すると、私の席とは通路を挟んだ反対側に、先ほどの女性が座っています。でも、一人だけ。どうやら、男性氏は彼女を電車に乗せるところだけみたいで、このまま一人で名古屋に行くみたいです。でも大丈夫だろうか、名鉄の名古屋駅って、結構ごちゃごちゃしているし、そこからJRとか近鉄に乗り換える、あるいは名古屋地下鉄に乗り換えるとなると、結構大変だけど...

この特急、ミュースカイじゃないので、途中結構停車します。で、出発して暫くすると、この女性が私に"Excuse me..."と話掛けてきます。どうも時計を合わせたいので、今の時刻を知りたいようです。で、自分の腕時計を見せながら時刻を教えてあげると、今度はこれ幸いと自分の切符を見せながら、「名古屋に行くんだけど、これで正しいか。名古屋に止まるか?」と確認してきます。そこで、自分も名古屋で下車するから、一緒に降りてあげるから大丈夫と言うとホットした様子です。で、30分位乗車して名古屋市街に入ると、神宮前、金山、名古屋駅と小刻みに停車するわけですが、ここでまた不安になったらしく、金山に停車する時には"Nagoya?"と何度も聞いてくるので、大丈夫、名古屋は次の駅だから、と説明します。で、名古屋で一緒に降りるのは良いのだけれど、これではその先も心配なので「名古屋から先はどうするの? 新幹線に乗るの?」と聞くと、どうも名古屋駅でまた別の人が出迎えに来て、その人が彼女を今度はエスコートするようです。そこで、じゃぁ名古屋駅の改札まで送ってあげようと思い、名古屋駅に到着したところで彼女と一緒にホームに降りると、そこにその次のエスコート役の女性が待っていました。二人とも顔なじみなんでしょうね、すぐに抱き合って再開を喜んでいます。で、これなら安心なので、私はそのまま"Bye, bye!"と手を振って自分のお役目は無事終了です。

この時11:30頃だったので、JR名古屋の髙島屋で食事をしようとレストラン街に上がったんですが、すでにどのお店にも、結構長い待ち行列。まぁ、日曜日だから仕方ないですね。お昼は諦めて、頼まれた買い物のために地下鉄で松坂屋に移動。再び駅に戻ってきても、まだまだ混雑しているので、結局お昼は新幹線の中で駅弁を食べて済ますことに。最後は、ちょっと物足りなかった旅行の締めくくりでした。

いゃぁ、やっぱり南の島は良いですね。ハワイも一度行って気に入ってしまったけれど、時差がきついんですよね。その点グアムは時差は1時間だし、距離的にも近いし、なんと言っても便数が多いので移動の自由度も大きいし、非常に今回気に入りました。それに、海や空がハワイよりも綺麗。もっとも、私はワイキキ周辺しか知らないから、ハワイでももっと綺麗な場所もあると思いますが、手軽に楽しめる点ではグアムの方が良いんじゃ無いだろうか。週末、ちょっと息抜きに行くのに手頃な感じですね。またお気に入りのデスティネーションが増えました。()

2012年5月22日

来年夏は10%値上げ

原発再稼働が無ければ、火力発電所の燃料費増加で来年夏は10%の電気料金値上げという。素朴な疑問として、その10%値上げの理由は火力発電所の燃料費だけ、なのか、ということ。42円/1kWhという、固定買い取り価格の差額差損分は、どの程度になるのか、それを知りたいですよね。今年も、太陽光発電の駆け込み需要は増えるでしょうけど、さらに来年になればその数は増加するだろうし、何にしてもメガソーラーが全国に立ち上がり始めたら、この買い取り価格は分はさらに急増するだろうし。

同様の施策をしていたヨーロッパなどでは、すでに太陽光バブルは崩壊しているという話も聞くけれど、日本が何年か遅れの後追いで同じような事を初めて、果たして成功するのだろうか。一度設定した買い取り価格は20年間固定と言う事にもなりそうだけど、出来れば毎年、少なくとも数年に一回は見直しをして、買い取り価格の値下げや場合寄っては廃止も含むような決定が出来なければ、結局は補助金ビジネスと同じで、恩恵を受けるごく少数のために、残りの大多数が苦労するという日本古来のお作法が一つ生まれるだけじゃ無いだろうか。

透過型タッチパネル端末

docomoが来週から始まる「ワイヤレスジャパン」で展示する一つ、「透過型タッチパネル端末」。これ、良いですね。

個人的に、今のタッチパネルについて幾つか不満があるんですが、その一つが、「画面上に指・手を延ばしてタッチする動作で、画面が(指・手で)隠れてしまう」こと。これが、パソコン位の12"とか13"画面でもうざったく感じることもあるくらいですから、4"とか5"とかの携帯端末・スマホだと、半分以上は隠れてしまうでしょうね。だから、一つタッチする毎に、次の目標を探すために、指や手を画面上から動かさないといけなのが、非常に面倒。それが、裏側からポイント出来ると、本当にディスプレー上の情報を100%参照しながら操作出来ますから、非常に利便性が良さそう。さらに言えば、写真のように親指と中指から小指の4本の指で端末を保持出来るから、安定性も高くなるだろうし。今だと、片手で操作しようとすると親指しか使えませんからね。

また、Tablet位のサイズになっても、寄り自然な操作感が得られるんじゃ無いだろうか。例えば、iPad位のサイズのTabletになると、どうしても片手で保持しつつもう一方の手の指でタッチすることになるけれど、保持している手とは反対側の部分をタッチする時って、結構保持している手に力が掛かるんですよね。これが両手で保持しながら、裏側に指を伸ばして操作できるとなると、かなり安定して操作出来そう。

最近は液晶パネルやディスプレー関係では韓国メーカーの後塵を拝しているけれど、この透過型両面タッチディスプレーって、起死回生のキラーコンピテンシーになるんじゃ無いだろうか。もし自分が製品企画担当者だったら、このディスプレーを使った製品企画をやってみたいなぁ...

NRT-GUM-NGO (4) - 早くも帰国

今回の弾丸トラベルも早くも帰国日。前日、部屋にあったデジタル目覚まし時計で朝の5:00に目覚ましを設定しようとしたら、もともとの表示時刻が30分程遅れていることを発見。ところが、この時刻設定の方法が分からない。面倒なので、その遅れている分を加味して4:30頃に目覚ましを設定。その後、デスクの上にある多機能デジタルフォンに目覚まし機能(モーニングコール)があることが分かったので、こっちも朝の5:00に設定して就寝したんですが、結局目覚ましが鳴る前に目が覚めるのはいつも通り(笑)。予定通り、5:50頃にフロントに降りてチェックアウトをし、6:00に予約していた空港へのシャトルサービス用バンに乗り込みます。

運転手は小柄な女性の人で、何時のフライトだと聞くから「7:40発のUA」と言うと急に「目覚ましはセットしなかったのか? 寝坊したのか?」と慌て出します。どうも、ホテル出発が遅すぎると言う事らしいけれど、こっちはチェックインバッグは無いし、ボーディングパスも印刷済みだし... もっと早く起きなきゃ駄目だよと言う独り言を何度か聞いているうちに空港に到着。で中に入ると、彼女の心配事がよく分かりました。UAのチェックインカウンター前が長蛇の列。幸いにも自分はすでにチェックイン済みなので、2Fに上がってセキュリティチェックに向かうと、ここも凄い混雑。この様子を見て「あぁ、失敗したかな」と一瞬感じたんですが、横にPremier Laneの入り口が有り、こっちには誰も並んでいないので、そっちから入り、でもX線スキャンが全身スキャンのタイプだったので、ここで少し待たされることに。それでも、6:20頃には無事に制限エリアに入ることが出来ました。この後United Clubに入り、搭乗開始まで時間を潰しました。

グアム空港の朝は、多分これから日本各地に向かうであろうUA機があちこちに見られて、UAのHub状態。で、見るとも無しに外を見ていたら、こんな光景が。空港のグランドスタッフらしき三人組が、地上側とステップ側で、ビニールに入った毛布を「枕投げ」状態。最初は、足りない毛布を上に送っているのかと思っていたんですが、どうもそうではなくて単にふざけて遊んでいるだけの様子。をぃをぃ、そこはUCから丸見えなんだから、もう少し周りの事も考えろよと小一時間(をぃ)。まぁ、まだ荷物の鞄やスーツケースを放り投げていた某空港のグランドスタッフよりは良いかもしれないけれど...

名古屋行きUA92便の使用機材は、B737-800。ビジネスファーストの席は14席有り、前日のシートマップでは半分くらい埋まっていたんですが、結局離陸時に座っていたのは、私ともう一組若いご夫婦の3人。しかも、この二人は離陸直後から爆睡状態で、本当に静かなビジネスファーストのキャビンでした。起きていたのは私だけだったので、頻繁にCAさんが様子を見に来るのがちょっと面倒だったけれど(笑)。でも、旧CO(Micronesia)のCAさんだと思うんですが、やはり雰囲気が違いますね。ウェルカムドリンクの時も、"Mr.xxxxxx、how would like to drink?"と聞かれて、少し躊躇していたら、"Orange Juice、Champagne or Mimosa?"と言うので、おとなしくミモザをいただきました(笑)。その後のミールも、スクランブルエッグかオートミールの選択で当然卵を選択しましたが、旧UAよりはかなりまともでした。はい、飲み物は白ワインをいただき、朝からよっぱー状態でセントレアまでの4時間弱を過ごしてきました。

往路はB777、復路はB737でしたが、シートはB737の方が良かったかも。どちらも、狭いことは狭いけれど、B737のシートの方が、少し前後左右のピッチは広かったような。でも、B777のシートの方が、背もたれが倒れる角度は大きかったので、寝て行くつもりならB777かな。背もたれが余り倒れないので、座り心地ではB777の方が良いように感じました。

セントレアへは定刻よりも少し早めに到着。セントレアを利用するのは何年ぶりだろうか... UAがまだNGO-SFOを飛ばしていた2008年の運休直前に利用したのが最後ですか、国際線は。この時は出発便でしたね。到着便だと、2010年にマイル稼ぎも兼ねて、HND-CTS-NGOなんていうルーティンも使ってますね。さて、ここから名鉄で名古屋駅へ移動です。(続く...)

2012年5月21日

大飯原発―再稼働はあきらめよ

朝日新聞の社説から「大飯原発―再稼働はあきらめよ」。まぁ、何だかなぁな「社説」ですけど、その中で

ただ多くの国民は、この夏は節電努力で乗り切りたいと考えている。再稼働に反対する各種の世論調査を見ても、その意志が表れている。」


と言う事は、今年は夏の甲子園大会はやらないわけですね? > 朝日新聞


あるいは、日中の電力消費量アップが想像される昼間の試合は止めて、早朝や夜間のナイターにするとか。でも、それって青少年の教育上どうなんだろうか。あるいは、15%節電が必要と言われる、関西地域でのNHKの試合放送は止めて、その地域はブラックアウトすればいいですよね。そうすれば、甲子園にも観客は集まるだろうし。それこそ、一般放送はブラックアウトするけれど、パブリックビューイング等で一般公共施設に集中すればエネルギー効率も良くなるし。


まぁ、甲子園を実行するために原発を再稼働しろとは言わないけれど、去年から再稼働しているあるいは継続している火力発電設備の疲労も心配だし、リスクテイクを考えて判断しなきゃいけない時期だと思うんですけどね。15%の節電というのは、あくまで既存の総発電量に対しての節電目標なわけですから、何かトラブルがあったらさらに厳しい基準に落ちるというリスクは分かっているのだろうか。まぁ、そんなときには「これは停電テロだ」なんて言うことを、どこかの顧問氏は言うんだろうな。


これだけのことを大々的に書くのだから、朝日新聞社の節電対策を是非紙面で公表して欲しいですよね。そして、それを是非実行して、メディアとして、単に言うだけじゃ無くて有言実行をして見せて欲しいですね。まぁ、言うだけだろうけど...

NRT-GUM-NGO (3) - Tumon

さて、Guam滞在初日。前日の到着が現地時刻の深夜過ぎ01:30頃で、ホテルに移動してチェックインして取りあえず歯磨きだけして寝たのが02:00過ぎ。それなのに、目が覚めたのが朝の05:00頃で、暫く別途の中でウトウトして気がつくと朝の7:00。それからシャワーを浴びてから、7Fのクラブラウンジで軽く朝食を摂りました。このHiltonには3練建物があって、それぞれにクラブラウンジがあるみたいですが、ここのPremier Executive Loungeは、まぁまぁの広さに、朝食ではコールドミールもホットミールも、さらにフルーツやヨーグルトもあって、結構充実していました。

このHilton Guamの難点は、ホテルからの移動手段が車しか無いこと。それでも、地元の「赤いシャトルバス」は頻繁に出入りしていますし、今回はちょうどTumonのDFSが運営しているDFSに行くシャトルが来たので、それに乗り込んで移動しました。

車内は軽く冷房が効いているんですが、それでも夏の日差しに慣れていない身体にはきついです。DFSに到着して、ざっと店内を眺めた後に、道を挟んだ反対側あるThe Plaza等、後からの買い物候補にざっと当たりを付けてから、その先にあるThe Plazaに隣接しているOutrigger Hotelのビーチに出てみました。

で、ビーチに出てみてビックリ。いゃぁ、綺麗です。砂浜も、海も、空も。ハワイのワイキキ何かより、よっぽど良いかも。砂浜なんかは、ある程度人工的に手を入れているのかもしれませんが、個人的に驚いたのは海の青さ。遠くに見える水平線が、紺碧の線になっているのが良いなぁ... それに、空の青色も、ハワイよりも深い青色になっているように思えます。うーん、今回この光景一つで、Guamを気に入ってしまいました。

この後、軽く昼食をとってから、この辺りに集まっているショッピングセンター巡りをしたんですが、正直、規模と内容ではやはりハワイのワイキキにはかなわないですよね。ワイキキどころか、アラモアナにも負けるなぁ...

グアム最大というマイクロネシアモールにも言ってみましたが、正直ガッカリ。狭いし、古いし、品揃えも何だかなという感じ。グアムは、やっぱり海と空を満喫するために来るべきだと納得しました。まぁ、ハワイも品揃えは色々あるけれど、米国本土価格よりも高いし。買い物するなら、やっぱりメインランドに行かないと駄目ですね。

まぁ、グアムという観光地は、日本からも近いし、飛行機代金もそれなりの価格でいろいろ出ているし、フライトも頻繁にあるし、時差がほぼ無い(+1時間)から楽だし、日本語は通じるし、結構良いかもしれませんね。今回は金曜日の夜に日本を出て、日曜日の朝帰国するパターンだったけれど、土曜日の朝一でグアム入りして、日曜日の最終便で帰国でもいいかもしれない。で、この後シャトルでホテルに戻り、ホテル内の売店でビールとおつまみのピザを買ったんですが、ここでプチトラブル。
精算するレジがトラブっているのか、使えないようで、いちいち品物と金額を確認して、それを手書きでレシートに記載して会計していきます。私の前の人はクレジットカードを使ったんですが、隣の電話からラインを抜いてレジに付け直して、それで認証していたけれど、大丈夫か? で、私も手書きのレシートを貰ったんですが、その日本語がわやくちゃで... いゃ、仮にも天下のHiltonだろう? 大丈夫かなぁ、このホテル... (続く...)

2012年5月20日

Hilton Guam Resort and Spa

Thumon Bayの西端に位置するHilton Guam Resort and Spa. 今回サーチしたホテルの中で、格安のUS$110/day (他はUS$200/day以上)というレートだったので速攻で予約。で、チェックインしてみれば、Executive Levelにアップグレードしてくれていました。なんちゃって、HHornors GOLDの恩恵ですよね。

部屋は8Fの、「ちょっと海が見える」程度だけど、そこそこ広くて、まぁUS$110なら贅沢は言えませんね。で、ホテルの周りには「40周年」の記念の上りなんかが沢山立ってるんですが、流石にその古さは隠せない感じ。でも、日本人も多いせいか、日本語のガイドやサポートも多くて、利便性は良さそうです。
難点は、繁華街である中心部から遠いことかな。頻繁に、赤いシャトルバスやDFSのシャトルバス、さらにはホテルを繋いでいるシャトルバスが来ますので、移動には事欠かない感じですが、ちょっと買い物をして荷物を部屋に置いて、また出かけようというような感じだと、少々手間が掛かるかも。

結構広いパーソナルビーチやプールもあるので、ここでのんびりと完結したいと言うときには便利かも。

レートが、今回の様に安いものがまた出てきたら、再訪してもいいかもしれませんね、Hilton系は、ちょっと相性悪いけれど(笑)。

NRT-GUM-NGO (2) - 出発

さて、出発の金曜日。仕事をほぼ定時(笑)で終了し、横浜駅からN'EXの成田空港行きを捕まえます。横浜駅の10番線ホームに上がると、そろそろ夕方の帰宅ラッシュが始まる頃で、結構混雑しています。この日は17:59発のN'EXを捕まえて、空港へは19:33に到着予定。横浜駅では、夕食代わりのお弁当を購入するつもりでしたが、駅構内に入っちゃうとお店が全然無いんですね、横浜駅。時間も無くなってしまったので、そのままN'EXに乗り込み、車内販売のお弁当と缶ビールで我慢すること。

この時間帯になると、N'EXも少しでも乗客獲得を狙ってなのか、東京駅を出た後、千葉、四街道、成田と途中停車するんですね。いつもは、東京駅を出発すると、そのまま成田空港第二ターミナルまでノンストップなわけですが、途中駅の様子もちょっと物珍しかったりします。
いつものと比べて、かなり空いている成田空港駅に到着すると、そのまま4Fの出国フロアーへ移動。まだ夜の20:00前なのに、残っている出発便はこんな程度と寂しい限り。これが日本の表玄関の空港なんだもんなぁ...

で、今回利用予定のUA874便の出発時刻が21:00になっています。もともと予約したときには21:30だったのに... いつものように、KIOSK端末でボーディングパスを印刷すると、搭乗開始が20:25で、出発時刻は21:15となっています。搭乗開始まで40分少しなので、ちょっと慌ててセキュリティチェックに向かいますが、こちらは開いているゲートは二つだったものの、すぐに通過出来、またその下の階の出国審査も待ち時間無しでパス。いつものようにPremium Club(ex-RCC)に入ると、残る本日のフライトはこのGuam便だけなので、入り口近くの座席に20名位が固まっている状態で、がらーんとした室内がちょっと異様でした。
室内に入ると、ちょうど折返しとなるGuamからのUA873便が搭乗予定の31番ゲートに入ってくるところが見えました。後で調べてみると、搭乗予定時刻はほぼ定刻通りなんですが、この後8:25予定の搭乗開始が機内整備のために8:45まで遅れてしまいました。一度飲み物を片付けて出ようとしたら、搭乗開始が遅れるというアナウンスがあり、仕方ないのでもう一度飲み物(ハイボール)を作り直して飲み直して時間を潰します。

そうそう、PCから出る前に男子トイレに寄ったんですが、入って1番右側の手洗い場が未だに「故障中」なんですよね。確か前回利用した時も、この場所の水栓が壊れていて、「Out of Order」の紙が貼られていたんですが。多少の改善は、前回はその紙が手書きのものだったのが、今回はちゃんと印刷してあるものだったことだろうか(笑)。

PCを出たすぐ前が31番ゲートで、すでに出発を待つ人が集まっています。でも、使用機材がB777の割には、集まっている人の数はかなり少ない感じです。で、程なく搭乗開始となり、中に入ってみると、こんなどこかで見たような座席配置が。ビジネスクラスは2-2-2の6席配置ですが、これって米国本土とハワイを結ぶ国内線と同じ機材みたい。実際Guamに飛んだ後は、そこからHonolulu便になるんだろうか。

シートピッチは狭かったんですが、ウェルカムドリンクでシャンパンがリクエスト出来たり、ミールでも量は少ないけれどシンガポール線よりまともなものが出たりと、結構この路線はコスパは良いかも。あと、CAさん達も成田ベースということで、通常のUAとは違う安心感があります(笑)。

グアムには定刻よりも20分程早く到着。ここで、入国審査用の書類を貰い忘れたことに気がついたんですが、グアムでもESTAが適用されていると言うことで、入国審査のブースでは外国人用のセクションもESTA有りと無しに分かれていました。実は、ESTAの内容のうち、宿泊先が前回のハワイの時からアップデートしていなかったので、何か引っかかるかなと思ったら、そのまま特に問題無く指紋のスキャンと顔写真の撮影でパス。外に出たところで、予めホテルにリクエストしていたシャトルサービスの担当者を見つけてホテルへ移動しました。(続く...)

2012年5月19日

無責任な発言

関西電力のHPにこんなお知らせが。その番組は見ていないけれど、本当にこんな事を言ったんだろうか。この古賀氏って、今は大阪市の特別顧問ですが、その前は経産省のお役人で、いろいろと話題になった人。その当時に感じた印象では、旧態依然とした組織の殻を破るというような、非常に好意的な印象を受けていたんですが、経産省を辞めて(辞めさせられて?)からメディアに登場するようになると、何かちょっと変な方向にベクトルが向き出したような違和感を感じていました。

どう言う根拠があって、こういうことを、しかも全国放送の中で言ったのか分からないけれど、これって名誉毀損に当たらないのだろうか。単に憶測だけで、関西電力に圧力を掛ける目的で言ったとしたら、この人の政治力というか行政力を大いに疑うわけですが。経産省という大きな組織の中で、しかも脈々と続く古い体質の中から何か改革をしなければいけないという立場の時には、注目を集めるためにある程度のパフォーマンスも必要かとは思うけれど、今は自分が組織のリーダーになっているわけだから、同じ事をやっていては話が通らないでしょう。彼の仕事は、仮にそう言うことが発生しても、府県民の生活に影響が無いように準備することであり、無責任なことを言って不安を助長することではないはず。

「停電テロ」なんて言うことを言っているけれど、彼のこのセリフ自体が流言飛語、世間を混乱させるテロ行為にも等しいものですよね。行政官として能力はあるのかもしれないけれど、技量が伴わないというか。橋下氏とか川勝知事とかも、時々(頻繁に?)こういうファナティックなやり方をするけれど、正直嫌悪感を感じますね。本当のリーダーシップって、四の五の言う前に、まず結果を見せるものでしょう。変に勘ぐれば、もしこの夏に何かトラブルが発生して大規模停電になり、その責任を問われたときに「だから言ったでしょ」みたいな言い逃れのための伏線だろうか。いずれにしろ、そういう事が想像されるような行為をすること自体間違ってるんですけどね。

不機嫌なお客様

毎週お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。とは言っても、今回は新幹線に乗車する前の話。いつものように金曜日出社のために、朝浜松駅に到着。この日は自宅から駅に向かうバスが少し早く到着したので、ちょっとPCを開いてメールチェックをしてから、朝ご飯調達のために駅構内のスタバの売店に並びます。列は出来ていなかったので、ホットサンドとコーヒーをオーダー。で、支払いになるんですが、ここではSuicaをいつも使います。このスタバ、レジが二つあるんですが、Suicaの端末がPOSに接続しているのは、向かって左のレジだけ。右のレジで注文をした私は、そのまま横にシフトしてSuicaで精算しようとした時にトラブル発生。

左側のレジでは、私の前に並んでいた男性が、ラテか何か注文したらしいんですね。で、レジのところで待っているので、私の精算のためにスタバの店員さんがこの男性客に「お客様、お支払いはお済みですか」と聞くと、「何も言わないから、さっきからずっと待ってるんだよ」といきなり爆発モード。慌てて、私の精算処理をしようとした女性スタッフさんが、この先客の精算を始めるんですが、「幾らか言わないと分からないだろう」「まず『済みません』と言わないのか」「急いでいるんだから早くしろ」と、矢継ぎ早のクレーム。見た目は私と同じくらいの感じで、それなりに責任ある仕事をしているんだろうなという風体の人なんですが、何かかんに障ったらしくてグチグチチクチク文句の言いっ放し。それを横で見ていて、接客業も大変だなと思っていたら、支払いの時に硬貨を一つ一つゆっくりと取り出して、トレーに乗せていくんだけど
あれって単に自分の手際が悪いだけなのか、それともわざとやっているのか...

運の悪いことに、この時ちょうどドリンク系オーダーが集中したらしく、この男性氏の前のオーダーもまだ作業中で、さらに待たされてイライラ。そのうち、この人が乗車するのであろう下りこだま号の到着案内が流されると「もういい、キャンセルしてくれ」と言い出します。到着案内は移動時間を考えて、待合室では少し早めに流されますから、まだ十分余裕はあるはずなんですが、もう意地になって居るみたい。幸いにも、ここで男性オーダードリンクが出てきたんですが、ここでさらに嫌がらせのダメ押しなのか「袋に入れてくれ」というご注文。トールサイズの、しかもすでにストローもさしてある、手持ちで十分でしかも急いでいるはずなのに、ここでまた一手間掛けさせます。

スタバのパターンとして、注文を聞いてレジに入力して、精算する前に商品の準備にかかる、という流れが多いように思います。多少スタバを援護するとすれば、多分レジのスタッフは「xxxx円です。いまお飲み物をご用意します。」みたいな事を言って、レジ前を離れたんでしょうね。それを、この男性氏は聞き逃したか忘れたか。スタバ側にしても、この時はオーダーが集中していたわけだから、精算を優先して、商品の受け渡しはその先のテーブルのところから渡すという、統一した流れにすれば、良かったんじゃ無いかと思うんですけどね。

いずれにしても、いい年した大人が些細なことで大人げないなと、ちょっと朝から少し気分の悪い出社日でした。

2012年5月18日

バックボーン

金曜日お馴染み、PCWatch山田祥平氏のコラムから、離島を支えるクラウドの話。最初に「WiMAX内蔵ThinkPadがそれを強力にサポートする。」と書かれているので、何か特別なことをLenovoがやっているのかと思ったら、特にThinkPadである必要性も無いし、WiMAXである必要性も無いような... 確かに、専用の回線を引いてWi-FiのAPをこの巣鴨のお店に設置するよりは、独立して高速通信をサポート出来るWiMAX内蔵のPC一台で十分に事足ります。ただ、WiMAX内蔵PCはThinkPadだけじゃないだろうし、ポケットWi-Fi、モバイルAPなんていう選択肢もあるわけだし。


まぁ、それよりも重要なのは、離島の廃校を利用したビジネスが、都会の拠点に通信機能付き端末が一つあれば可能、ということ。ただ、この記事に詳細は書かれていないけれど、五島列島の福江島の拠点は、どの様にネットワークに接続しているのか、そっちの方が気になります。暫く前に、離島とか山間地域に高速通信網を整備するような事をやっていたけれど、光ケーブルとか、こういう地域にも整備されているんだろうか。同様のビジネスモデルは、全国いろいろな場所で可能だと思うけれど、その場所でのネット接続が出来るかどうかが、昔で言えば幹線道路に繋がる地域道路整備以上に重要になってきていますね。


今の日本では、人口減少と共に今後増えていくだろう「限界集落」をどの様にするかが大きな問題の一つですが、記事のような方法で限界集落を維持することも必要だろうけれど、やはりそこに払うコストも応分に判断して、場合によっては限界集落の放棄であるとか、他の集落との合併などという事も考えないといけませんよね。あと何十年もすれば、「限界集落」どころか、「限界地方都市」みたいなケースだって生まれるかもしれない。


自分が子供の頃は、自宅の周りは畑や田圃ばかりで、多分このまま田舎の状態が続くんだろうなと思っていました。ところが、市街地から郊外へ移動するドーナツ現象のお陰で、宅地は増えるし、しかも県内最大規模のショッピングセンターが近くに出来るしで、もしかしたら後10年くらいしたら、今も残っている畑や田圃すら無くなるかもしれない。逆に、その頃になれば、静かな生活を求めて、人口減少が進んでいる今の市街地に引っ越しをするかもしれないなぁ。そうなると、この限界集落のように新規にネットワークを設置しなくても、すでにそう言う場所には十分にネットワーク化されているだろうから、バックボーンの心配はしなくても良いかもしれませんね。でも、メンテナンスはされなくなるかも。


記事の最後に「携帯電話さえ通じない場所の多いこの集落にも、自治体のe-むらづくり施策によって光ケーブルは届いている。だからこそ、ITは彼らの活動を支える強力なサポーターになるのだ。」と書かれていますが、これって面白い現象ですよね。多分日本だけじゃ無いだろうか、こういうことは。普通は、手間の掛かる光ケーブル設置よりは、基地局一つ作ってお仕舞いの携帯優先となるとおもうんですが。逆に、こういうバックボーンを上手く利用して、その先にいろいろなインフラなりサービスを付加していくことで、地域活性化のツールになるはず。それを上手く利用することで、実は高齢化社会になって、サービスコストがアップするような場合でも、低コストでのサービス提供が可能になり、新しいビジネスが生まれるチャンスにもなると思います。

帯域制限

東海道新幹線でN700系を利用する場合、電源が確保できることと車内Wi-Fiが利用出来る事が最大のメリットなわけですが、そのWi-Fiの帯域制限を5月31日から始めるという残念なニュース。私は、このサービスがスタートした頃からのユーザーですが、確かに当初は凄く快適だったのが、一年位してからでしょうか、明らかにスピードが落ち始め、最近ではイライラする場合も。場所によっては、UQ WiMAXで接続した方が早いくらいの場合も(こっちは、ハンドオーバー出来ないのが困るんだけど)。使い始めた頃だと、それこそ仕事で使うモバイルパソコンくらいしかアクセスしていなかっただろと思うのが、最近ではスマホもWi-Fiでアクセスしてきますからね。ユーザー数の増加は100倍じゃ聞かないかもしれない。データ量の増加は、それ以上だろうなぁ。

将来LTEのカバー率が上がって車内からでも快適に利用出来るようになれば良いけれど、新幹線沿線って辺鄙な場所も多いのでそれも難しいでしょうねぇ。出来れば飛行機には無いこのサービス、JR東海でもっと拡張してくれると嬉しいんだけど...

商用H2A打ち上げ成功

韓国から受注した初の商業衛星打ち上げとなるH2Aロケット打ち上げが無事に成功。韓国の多目的観測衛星(スパイ衛星か?)「アリラン3号」、日本の水循環観測衛星「しずく」、さらには九州工業大学とJAXAの小型衛星2機も無事に軌道投入に成功して、これで成功率は19/20なのかな。15回連続で成功と、打ち上げ実績もかなり安定してきたと言えるでしょうね。

しかし今回の場合、他国の商用衛星、それもアノ韓国の物ということで、関係者は並々ならぬ緊張感で一杯だったでしょうね。万が一にも失敗したら、やれ「謝罪と賠償を請求する」とか「歴史的屈辱」とか、まあ大騒ぎだったろうなぁ(笑)。まぁ、韓国にしても、衛星打ち上げが成功したことは良いけれど、自国産のロケット打ち上げ(半分以上はロシア製)は、いまだに成功していないことを改めて認識させられることにも鳴るわけで、100%喜べないところも多いでしょうね。

以前どなたかの意見として、ODAと絡めて新興国向けにそれぞれの国用の衛星打ち上げをサポートすることで、日本は実績を積めるし、当事国にとっても有益だという話がありましたが、こういうスキームは良いでしょうね。特に、今回も同居している小型衛星で、気象観測とか資源探査とか、機能を限ってコストも下げ、その代わり多頻度で打ち上げて実績を積むのも良いかも。その場合でも、国内・国外の大学なんかと産学提携して技術サポートもするとか。三菱重工しては、衛星ビジネスとして成功させなきゃいけないこともあるだろうけれど、国としても新しい形での新興国援助になるような気がします。

2012年5月17日

タラップ利用の理由

天皇陛下・皇后様の英国訪問出発の様子を見ていて思ったんですが、なんでボーディングブリッジを使わなくて、未だにタラップを使うだろうか。今朝は英国到着の様子もニュースで流れていたけれど、こちらもタラップを使ってお二人が下りてくるシーンを映しているんですよね。もしタラップを踏み外したら、どうするんだろうか。実際、皇后様は最初の段で少し躓いたように見えたんだけど...

想像するに、メディア用に写真写りの良いシーンを提供するためにタラップを使っているんだろうけど、万が一のことを考えてボーディングブリッジを使って安全に搭乗・降機出来るように配慮すべきじゃないだろうか。別にタラップの下でお見送り・お迎えしなくても、搭乗ゲート前でしても問題無いと思うんだけど。

あるいは、タラップを降りて、すぐに特別車に乗車して移動するという配慮からだろうか。ただ、それは英国到着の時はまだ分かるけれど、羽田出発の時には特別待合室で待機されるんだから、そのままゲート利用してもと思うけれど。ましてや手術後、まだ体調十分ではない時期に12時間ものフライトをする前くらいは、少しでも負担軽減すべきじゃないかと思うんですよね。

勿論、飛行機好きにとっては、タラップを上って搭乗するというのは、ちょっと別格な喜びもあるのは確かだけど、まさか天皇陛下がFFPを気にされるようなマニアとは思わないし(これ)。

入れ墨とタトゥー

大阪市で市職員の入れ墨の有無を調査し、約110人が「入れ墨をしている」と回答したというニュース。もともとは児童福祉施設の男性職員が、子供に腕の入れ墨を見せて威嚇したことが事の発端で、そう言う意味では入れ墨の有無の問題と言うよりは、子供を威嚇したこと・そう言う勤務態度が一番の問題だと思うだけど、それがいつの間にか入れ墨の有無とか妥当性みたいな話に変化していることが、逆に気になります。

自分の意識だと、いわゆるその道の人が威嚇目的・度胸誇示目的で彫るのが「入れ墨」で、小さな華とか動物とか恋人の名前なんかを、目立たない場所に彫るのが「タトゥー」何ですが、今回の場合はどうなんだろうか。調査では、このタトゥーが多かったようですけど。入れ墨・タトゥーいずれにしても、一度彫ってしまえば元の状態に戻すことは出来ない訳だから、個人的にはそう言うことをする気持ちにはなれないけれど、まぁひとそれぞれだから。

で、この関係のニュースを聞くと、よく「海外では普通だから日本も文化を受け入れれば」みたいな話をしていることを聞きます。昨日もとあるニュースの中で、大阪橋下市長のインタビューの後、インサートで仙台市市長が世界的な事だからみたいな言い方をしていたんですが、それは違う気がします。以前、仕事でよくUSに出張していたとき、入れ墨(Tattoo)の話題が何度か出たんですが、やっぱり向こうの人も「好意的」と言うほどでは無いんですよね。言い方は悪いけれど「レベルが低い」という言い方をする人も。日本よりも受け入れられているとは思うけれど、それでも一般に言われるほどでも無い感じ。それに「海外ではxxxだから、日本でも同じに」という言い方って変だと思うし。

昔と比べて、手軽に簡単に彫ることが出来るようになったからというのが最大の理由だと思うので、あと何年もしたら「タトゥー」に関しての世間一般の受け止め方も違ってくるんだろうと思うけれど、要するに一種の服務規程にしちゃえばいいわけですよね。暫く前に、とあるお祭りのポスターに移っている裸の男性の姿が問題だといって掲載取りやめになったけれど、生身でも駄目と言われることがあるわけだから、手を加えたものがそれ以上に制限されることは仕方ないと思います。いずれにしても、一番の問題点は「子供を威嚇した」と言うことで有り、入れ墨・タトゥーの有無というのは実は副次的な話だったはず。結果的に、その男性職員が墓穴を掘ってしまって、寝た子を起こしてしまったと言うことなんだろうなぁ。

唯一気になるのは、過去にそう言うことはしたけれど、現在では更生して真面目に仕事をしている人に対しては、何らかの軽減措置なり猶予は与えて欲しいですよね。

docomoの夏モデル

auに続いて昨日発表されたdocomoの2012夏モデル。いろいろな発表記事を読んで象徴的だと感じるのが、今回の機種ではi-mode対応機種がとうとうなくなったこと。docomoと言えばi-mode、携帯と言えばi-modeが一つのシンボルだったわけで、個人的にはこれが1番大きな出来後ですねぇ。

今回、NEXTシリーズはすべてXi対応になったので、この部分はまずはOK。また、スマホでよく言われるバッテリー駆動時間も、今回すべての機種が1700mAh以上なので、だいたい20%位アップした感じなのかな。ハードウェア側の省電力機能も期待して、30%位前機種よりも長く使えるならば、まぁ実用的と言えるかも。

今回、FeliCaもすべての機種に入ったので、基本的にはどの機種でも良いわけですが、1) 画面解像度、2) 発売時期(今の携帯がそろそろ厳しいので早く欲しい)、3) バッテリー容量、というのが当面の優先順位。それで見ていくと、AQUOS PHONE ZETA SH-09DXperia GX SO-04DARROWS X F-10D、あたりが候補かなぁ... えっ、GALAXY S IIIは候補じゃ無いのか? うーみゅ、昔色々あってごにょごにょなのでパス(笑)。

この3機種ではAQUOSが1番早く発売されそうなんだけど、色が白だけなんだよなぁ... Xperiaがその次位になりそうだけど、SONYと言うのがなぁ。SONY Timer、入ってないだろうな? (笑)。また、Ericssonと組んでいたから、変なSONY DNAは薄まったと思いたいけれど。今のところ、このXperiaが1番の候補なので、これからちょっといろいろ情報収集するつもりなんだけど... でも、iPhone5も気になるし。あぁ、悩む...

2012年5月16日

Adobe CS6 (2)

3月末に、駆け込みで購入したAdobe CS5.5 (Web Premium)。キャッシュバックは申請し損ねたけれど、CS6.0への無償アップグレードは何とか手続き完了して、アップグレード用のCS6.0が送られてきました。仕事が早いぞ > Adobe

アップグレードするときは、自宅の母艦(ThinkCentre)と、モバイル用のThinkPad X201s、両方同時に更新しないとデータの互換性に問題が出るので、時間のあるときに一気にやらないといけないんですが、今週末は時間が無いから再来週くらいかな。あぁ、再来週は試合か... うーん、今日と明日は社内イベントで事実上仕事がサスペンド状態なので、この二日間で一気にやってしまおうか(笑)。結構時間が掛かるんですよ、CSのインストールって。まぁ、最新版なので修正モジュールの更新がそれほど無いだろうというのがせめてもの救いか。CS5なんて、一度再インストールすると、修正モジュールのダウンロードと適用に、かなり時間が取られますからね。

等身大「峰不二子」

等身大「峰不二子」なんだけど... いゃ、これは違うだろう。

もっとシュンとしているぞ、シュンと! (笑)

これでは、ルパンもベッドへダイビングしないと思う...

au 2012夏モデル

auから発表された2012夏モデル。今年の夏には、今の携帯からスマホに乗り替えをしたいと思っているので、各社の夏モデルには注目しているんですが、中々よさげなモデルも。先ず必須機能は、FeliCaとLTE。特にau系携帯の場合、まだカバー率が十分でない各社のLTE補完としてWiMAXが期待出来るのが大きなメリットだと思うんですよね。

すでに同型機が搭乗している富士通のARROWSも良いんですが、SHARPのAQUOS PHONEもよさげですねぇ。

噂されているiPhone5も気になるところだけど、iPhoneにNFCが入ることはあってもFeliCaは入らないだろうしなぁ。docomoの夏モデルはどうなるんだろうか。

2012年5月15日

計画停電

15%近い電力供給不足が想定される関西電力で、周辺の北陸、中部、中国、四国の電力会社から5%位ずつ融通し、何とかこの夏を乗り切ろうという。困ったときにはお互い様、何とか助け合って乗り切ることには異論は無いけれど、何となく納得できないというか、のど仏に小骨が刺さっているような違和感を感じるのが、電力供給する側にしてもそれだけの余剰電力があるわけでは無く、節電して何とかひねり出した電力を関西電力に融通すると言うところか。しかも、火力発電所が再稼働していて燃料費も上がっているので、電力料金も値上がりしているのに。融通に回す分くらいは、その燃料費は関西電力から貰うようにして、少しは地元負担を軽くして欲しいと言う気もします。

もう一つの理由は「一度くらい計画停電を体験すれば良い」というような、首長としては無責任ともとれる発言に対しての嫌悪感かもしれない。多分関西の人は、去年の計画停電騒ぎを実感として分かってないんでしょうね。企業にとっては、生産・製造計画が立てられないから現場は大変だし、特に複数の企業から委託を受けているような中小企業なんか、下手したら24時間7日間休み無しで仕事をしないといけなくなるわけだし。時間が無くて切迫してスタートした去年と比べて、場所こそ違うけれどそれなりの経験と知見と技術は今年は揃っているから良いかなと思う反面、仮に周辺の電力会社から融通を受けたとしても、去年以上に電力供給は逼迫するだろうから、逆に大変さは今年の方が大きいような気もするし。

幸いにも、地元の中部電力は一番余力がありそうで、今のところ計画停電などの話は出てきていないけれど、それでも現在フル稼働中であろう火力発電所のどこかでトラブルが発生でもすれば、急遽大きな節電や計画停電も要求されるかもしれないから、準備だけは進めておかないと。

REGZA Tablet

東芝から発表された「REGZA Tablet」4機種。13インチから7.7インチまで、中々バリエーションに富んでいて面白そう。個人的には、やはり7.7インチで300g台のモデル。どこかで、一度実機に触れてみたいですね。ただ、iPadと比べて、パネル解像度はもう少し頑張って欲しかったところだけど。あと、実売価格はもうちょっと頑張って欲しかったなぁ...

射幸心

携帯ゲームでのコンプガチャが射幸心を煽ると言うことで、今月にも各社廃止するようなんですが、素朴な疑問が。このゲームの場合、レアカードを入手しても、それを高額で換金出るわけでは無く、単に「レアカードを持っている」という見えだけなんですよね、得られるモノは。確かに、その為に際限なく投入されるお金が発生し(発生するようにゲーム側も誘導するわけだけど)、それが課題請求を生むのが問題と言うわけですけど、でもそれって結局個人の責任ですよね。

ここの所、TV-CMでサマージャンボ宝くじのCMをよく見るんですが、あの「一億円」と連呼するのも、射幸心を煽る行為になるんじゃ無いのか? あるいは、競馬なんかで万馬券が出たなんて言うとニュースでも報道されるけれど、そういう一攫千金の可能性をほのめかすなんて言うのも、射幸心を煽る行為じゃ無いだろうか?

というか、それを言い出したら、公営ギャンブルとかパチンコ・スロットなんて、確実に「アウト」でしょう。しかも、レアカードなんていう満足感だけではなく、実際に多額の現金が動くわけだから。

2012年5月14日

6-7月分燃油サーチャージ

予定通り、UAの燃油サーチャージが6月分からアップ。US往復だと、2,500円×2の5,000円アップ。約10%のアップって、やっぱり大きいですよねぇ。うーん、7月分の発券、そろそろ手続きしないといけないかも。

しかし、二月ごとに確認するこの燃油サーチャージですけど、やっぱり大きいですよねぇ... US往復だと5万円だもんなぁ...

ハイブリッドエアライン

ハイブリッドエアライン」を宣言したスターフライヤー社のインタビュー記事。確かに「価格が安くてサービスが良い」キャリアーなら、黙っていても人気は出るでしょうね。まぁ、航空会社の場合、マイルとか就航先という要素もあるので、「サービス」がどこまでカバーされるのかにも寄りますけど。

航空会社の場合、絶対守って貰わないといけないのが「安全」で有り、個々のコストは、例えば価格の安い整備会社をつかうとかいう方法はあるけれど、LCCの場合は使用機材を揃えたりすることで改善は可能。大手の場合、就航先の関係で予想登場や数がかなり変動しますから、どうしてもサイズの異なる機体を揃えないと無駄なフライトが増えますが、LCCの場合は「就航先を絞る」事で、この辺りの最適化が出来るのがメリットでしょうか。大手も、以前は幹線航路と準幹線・地方路線みたいな分け方で、子会社に委託するようなこともやっていたけれど、結局ANAにしてもJALにしても、最近それらの会社を統合する方向になっているのは、規模拡大のスケールメリットを行かす方が、細かなオペレーションをするよりはメリットが大きいと判断したんでしょうね。

となると、LCCとしては多頻度運航で機材効率を高めつつ、搭乗者数を出来るだけ最大化しなきゃいけないから、就航先も大都市を拠点とした経路を考えなきゃいけないのが厳しい様に思います。事実上、羽田の枠をどれだけとれるかが鍵だと思うけれど、Peachが成功して関空の存在感が高くなれば、良い意味での東西の拠点空港として成長が期待出来るかも。そう言う拠点が出来れば、今回のスターフライヤーのような「ハイブリッドエアライン」に対しての需要も出来ると思うんですよね。国際線で長時間移動した後、少し余裕を持って移動したいとか、そこそこの値段なら国内移動でそれなりのレベルのフライトを選択したいとか。UAのJFK-SFO/LAXのp.s.が人気なのも、あの移動距離に対してそれなりのレベルのサービスを受けたいというニーズが大きいからそうなんでしょう。日本だと、HND-FUK当たりがそれに近いビジネスモデルが描けそうだけど、それでも2時間以下のフライトだから、p.s.クラスのサービスまで必要かどうかは微妙だけど。そう言う意味で、もっと距離的な要素を取り込めるようにならないと、日本ではハイブリッドエアラインサービスはちょっと厳しいかも。

全席エコノミーのモノクラスでもいいから、シートピッチを新幹線の普通席位にしてくれたら、3時間くらいのフライトでも我慢できるんだけどなぁ。私は少し閉所恐怖症の気があるからかもしれないけれど、どうもあの狭い空港に押し込められるのが苦手で、だから常に通路側を確保するんだけど。LCCの中にも、これから競争が始まり、松・竹・梅が生まれてくるんでしょうね。最も自分にとっては、まずはFFPがどうなるか、が最大の関心事だけど(笑)。

2012年5月13日

B787に搭乗してみた

この土曜日に所用で神戸に行く予定が入っていました。元々は、朝に自宅から出かける予定だったんですが、悪いことに気がついてしまいます。そう、5月は羽田-岡山で早朝便を除いて残りのフライトがB787で運航されていることに。ANA653便を使うと、朝の9:40羽田を出て10:55に岡山着。ここからJR岡山駅まで出るとお昼前になるので、そこから新幹線を使えば新神戸まで30分程なので十分間に合います。で、でもなぁ、もう予約は満席だろうと思ってダメ元で検索してみると、結構空席が。しかも、岡山便ってお値段安いんですね。新シートも見てみたいので、プレミアムクラスをその場で予約してしまいました。

朝、宿泊していた横浜から、羽田空港直通の京急を使って移動。急行では無いので途中停車駅が少し多いけれど、京急蒲田での乗換がない分便利だし時間的にもこっちの方が早いみたい。それに、京急蒲田ではスイッチバックして進行方向が逆になるのも、ちょっと面白い経験ですし。8:00前にチェックアウトをして、8:06分の羽田行きに乗ると、8:30過ぎには国内線ターミナルに到着。セキュリティゲートも空いていたので、すぐに通過して、そのままANAのLoungeで一息つくことにしました。いつものようにPCを開いてメールチェックをしましたが、話の種にとラウンジ内の席に設置されているコードレス充電のデモに参加してみました(笑)。コードレスと言っても、その充電用デバイスを接続しなきゃいけないから、本当の意味でのコードレスじゃないと思うんだけど...

一息ついたところでいよいよB787とご対面のために65番ゲートに移動。ゲート前の待合室にも、それほど人がいるわけではなくちょっと拍子抜け。実際搭乗してみると、プレミアムクラス12席のうち空席が3席ありましたし、エコノミーは半分ちょっと位の埋まり具合でしたし。で、B787を外から見た印象ですが、機体の大きさ的にはB767よりちょっと大きい感じのはずですが、それよりもぐっとスマートな感じ。また、やっぱり機首部分が印象的ですよね。B747/B777/B767/B737が、ちょっとツンとした感じの先頭部分の形状なのに、B787はツルリンとした印象。何となく、新幹線の0系車両を彷彿させる感じ。で、時間になり中に入りました。

機内のシート配置は、ちょっとゆったりした感じ。実際シートピッチだけみると一番広い(57インチ)なんですよね、B787の場合。また、後にシェルがついているタイプなので、前の座席でリクラインしてきても圧迫感が無いのは良いです。ただ、着席して座席のアームレストに内蔵されているコントローラーで画面操作をしてみようとしたら、これが動かない(タッチパネルなら問題無し)。さらに、天井のライトを点灯しようとスイッチを押しても点灯しないし... 自分だけかと思っていたら、隣の座席に座ったマニアっぽい男性も、なにやら動かないとCAさんに言っていたので、機内システムにトラブルがあったんだろうか。ざっと見ると、自分達のところ以外では特にモニターで何か見たり操作している人は見当たらなかったので、実は気がついていないだけなのかもしれないけれど。

出発は定刻通りにドアクローズになり、暫くしてプッシュバックが始まります。D滑走路に向けてタクシングを始めたんですが、この時点で機内がかなり静かなのを感じます。この後離陸してフライト中も、本当にエンジン音が気にならない静かさ。RRのエンジンが良いのか、B787の機体構造が良いのか分からないけれど、本当に耳栓無しで問題無いくらい(座席位置にもよるとは思いますが)。以前、ずっとB747を利用していて、初めてB777に搭乗したときに、その静粛性にびっくりしたけれど、今回はさらに静かで、これなら一度B787の国際線も体験してみたいなと思わせる位です。

で、岡山までは1時間弱のフライト。本当に近い。離陸して、ミールサービスが始まって、食べ終わったらもう着陸態勢に入っている感じです。この日は、名古屋上空と岡山空港着陸前にちょっと揺れましたが、B747やB777と比べても機体が安定している印象。B747/B777だと、乱気流に入って上下動すると、機体や内部の設備が、結構ガタガタ音がするんですが、このB787はそれがかなり少ない印象でした。短いフライトでしたが、やっぱり最新鋭機と言うこともあるし、それなりにこだわりのある機体なので非常に好印象でした。やっぱり今度はANAのシアトル線、予約しようかと本当に悩み出したくらいですから(笑)。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

とある野望(笑)のため宿泊。何かバンケットが入っていたのか、予約は満室と言う事でアップグレードはシングルのままでしたが、ベッドはダブルなのでNo Problem。でも、確かに館内は結構ざわざわした雰囲気で、一寸落ち着かない感じでした。翌日からの土日には、横浜アリーナで某有名グループのコンサートがあるとのことで、ホテルのサイトにもチェックイン時に混雑するという注意書きが掲載されていて、この週末は大変そう。一日ずれて良かった...

2012年5月12日

N700系が楽ちん

「金曜日の新幹線シリーズ」。今週も、いつもより一つ遅い新幹線での出社。このひかり号はN700系なので、窓際の積なら電源が確保できるし、Wi-Fiもサポートされているので、いつものUQ WiMAXでプチプチ切れることを覚悟しながらネット接続しなくて良いので、精神衛生上もグッド。ただ、以前と比べてN700系のWi-Fiも遅くなったし、時々切れることがあるんだよなぁ。ユーザーが増加したからだろうか。

前回、おなじひかり号を利用した時は、かならがらがらだったんですが、この日は結構混雑した状態。それでも、隣の席はずっと空席だったので、ゆっくりと新横浜まで座ることが出来、さらに朝のラッシュ時ピークが過ぎているので、新横浜からの乗り継ぎもそれほど混雑せずに移動出来ました。やっぱり、これからはこのひかり号をデフォルトにしようかなぁ。朝、自宅から駅にいくまでのバスor赤電の混雑がちょっと困るんですが、それを除けば一番楽ですし。もっとも、そんなことを考えるようじゃ、かなり自分も歳を取ったと言う事なんだろうな... (愕然-笑)。

15%の壁

今夏に予想される、関西地方の電力不足対策で「第三の案」を模索するという記事。需給が逼迫するのは昼間のピーク時なので、そこを何とかマネージできれば乗り切れる、というのは正しいと思うものの、何か急に発電量が増えない限り結局は需要側を減らすしか対策は無いわけで、それって何かのルール下で「電気を使うな」という事を強いることなんですよね。

去年の関東地方がそう言う状態だったわけですが、それでも不足分が確か数%から10%位で、かつ大きな企業も多く集まっていたから、輪番停電や休日のシフトなどで何とか対応出来たけれど(それと夏の暑さが予想よりは低かったこともあったと思うけれど)、今回の関西場合はさらに逼迫している状態。もし本当にそう言うことをやるとしたら、もっと早くから考えないといけないはずなんだけど、間に合うのかこれからで?

すでに企業側としてもかなり節電した状態で、それでも15%位不足すると言うことだと、そこからさらに絞り込むのは厳しいんじゃ無いだろうか。しかも、15%以上節電できなければ電力不足になるわけだから、ゴールもかなり高いし。今のところ特に予定は無いけれど、今年の夏は関西地方を観光していたら突然大規模停電に遭遇なんて言うことが無きゃ良いけれど...

2012年5月11日

データと情報

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、「ファイル」の存在意義について。自分がパソコン(当時はワンボードマイコン」をいじり始めた頃は、まだ「ファイル」は存在してませんでしたねぇ。4KBとか8KBのメモリー空間に、データを打ち込んで先頭を指定することで、「ここからがデータエリア」みたいな使い方で、読み書きをしていたもの。外部記憶装置としては、最初の頃は紙テープとかOCRカードだったし。カセットテープにデータを入れる頃になって、「ファイル」という概念が出てきたのかな。当時はまた"FAT"(File Allocation Table)なんていう物も無かったので、確かテープ送りのコマンドとかあったり、「先頭部分をxx個スキップしたら読み込む」とか、チューリングマシンみたいな使い方をしていた記憶が...

記事の中でも、PCの時代は「ファイル」というデータの塊をハンドリングすることが「パソコンの利用方法」だったのが、今はデータフォーマットがどうなのかよりは、「何が書かれているか」が重要。つまり、そのファイルという単位のデータではなく、その中に書かれているあるいはそこから入手出来る「情報」に大きく軸足が移ってきているわけですよね。

実際、今のインターネットのサイトを見てみれば、昔のようにHTMLで内容を記述して、CSS等で体裁を整えるなんていう方法は今ではマイナーなわけで、それこそオンザフライで記事(=情報)をアップしていくと、後はそれをどの様に表示するかは、アクセスしてきたユーザーの環境や方法によって変化するわけです。これで困るのは、書き込んだのは良いけれど、昔のようにHTMLファイルが手元に残るわけでは無いので、バックアップが作れないんですよね。勿論、例えばBlog何かの記事でも、その気になればSQLのデータをバックアップして、データとして保存することは可能だけれど、実崔に表示された「情報」は復元することは難しくなります。

一方で、ファイル(=データ)の場合、その複製(コピー)は幾らでも作る事は出来るけれど、内容に変更を加えた場合(削除でも追記でも)、そのファイルは元のファイルとは違う物変わります。でも、情報の場合、多くの場合はその情報の信頼度あるいは正確さという属性が補強されるわけで、情報自体が新しい別の物に変わるわけではありません。勿論、「この情報は間違っていました」なんていう属性が追加されれば、それまでとは別の情報に変わる場合もあるけれど、多くの場合一つの情報に対して、こういう部分が正しい、個々は間違っているという属性が追加されていくことで、その情報としてのディテールが確立されていくという部分が、これまでの「ファイル」の概念とは大きく違うところでしょう。

OSの変更ですぐに大きく何かが変わるとは思わないけれど、今のスマホとかタブレットとか、あるいはクラウドという環境がコンピューティングのスタイルを変えていく気がします。人間自身が周りの環境に合わせて進化してきたように、周りの環境、あるいはライフスタイルの変化が、情報交換のやり方を変えていく一番の原動力なんでしょうね。その一つしては、昔はデータは個人が管理する物であったけれど、今ではFacebookのような形で、情報共有しておくことで事前に共通認識のバイアスをかけておくことで、コミュニケーションのコストや負荷が最初から軽減されていくことで、どんどん密な情報交換が可能になったり、とか。SFチックではあるけれど。

ビックカメラ・コジマ

いゃいゃ、朝一でビックリしました。家電量販店のビックカメラがコジマを買収というニュース。売上高で見ると、業界トップがヤマダ電機で約1兆6000億円位、2位がエディオンで1兆円弱、3位以下が結構団子状態で、ケーズデンキ、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマと言う並びの様。ここまでが、年間6000億円位の売り上げなので、ビックカメラ・コジマとなると、1兆3000億円くらいとなり、一気に業界2位に躍進ですね。

じっは最初にこのニュースを目にしたとき、「あちゃぁ、あのチーム、名前がまた変わるのか」と思ったんですが、向こうは「ノジマ」で、こっちは「コジマ」。あぁ、ややこしい(笑)。

コジマと言えば「安値世界一へ挑戦」というのがキャッチフレーズで、太陽マークのキャラクターが印象的だけど、そういゃ最近CMを見なくなったなぁ。ヨドバシメンバーとしては、ヨドバシもここで一発飛躍するような場面を見せて欲しいんだけど。浜松にも出店してくれないかなぁ。大手では、ヨドバシだけが店舗ないんだけど。今のところは、毎週横浜に通勤しているから何とかなるんですけどね。これで、ヤマダ電機とビックカメラ・コジマが頭一つ抜けた感じになるので、続くエディオンとかケーズデンキは、下位量販店との提携とかグループ化をますます進めるのかも。まぁ、エディオンなんて、もともとそういう「集合体」みたいな感じだし。

家電製品の販売が落ち込んできているので、これまでは比較的好調だった量販店も厳しくなりそうですね。

NEC Lavie Z (仮称)

NECのUltrabook、「LaVie Z(仮称)」。1kgを切る重さは、まさに「Ultrabook」の名称にふさわしいですねぇ。記事だけで、もう買う気満々(笑)。後は、13インチのパネルの解像度ですよね。1600×900クラスなら買いだなぁ。早く実機がでてこないだろうか。ちょっと実機の完成度が楽しみ。

2012年5月10日

Xperia GX/SX

SONY Mobile Communicationから発表された、Xperiaの新しいモデル。待っていた、LTE対応でかつおサイフケータイ対応と言う物で、そろそろ使い始めて三年になる今の携帯電話の買い換え候補として急浮上。ただ、GXとSXは、機能的には同じみたいなんですよね。違いは何だろうか。気になるのは、やはりディスプレーの解像度。あと、内蔵ストレージはGXか゜16GBでSXは8GBなのかな。SXが100gを切る軽さなので、GXがそれよりもかなり重いならばSXに傾きそう。

ただ、気になるのはSONYなんだよねぇ... まさかSONY Timer健在とか(をぃ)。夏モデルというと、6月頃にdocomoから発表されて、7月頃から投入だろうか。ひとつ「欲しい物リスト」にリストアップしておきましょう。(笑)

ハワイアンのCTS-HNL線

羽田空港の深夜国際線が開始されて、その中の北米線4候補の一つにハワイアン航空が選定されたとき、正直「そんなに需要があるの」と思ったのだけれど、その後関空、福岡と路線開設して、今度は千歳。これでハワイアンだけで年間40万人近くの人間をハワイに運ぶことになるんだろうか。日系のJAL/ANAに米系のUA/DLも飛ばしていますからね。Wikiを見ると、年間120万人強の日本人がハワイを訪問しているらしい。一日平均3,300人。今日本とハワイの間は12~3便毎日飛んでいるのかな? とすると、一便当たり300人弱の搭乗者数ということですよね。機材によっては200人前後の機体もあるだろうし、そう考えると結構フルフルで飛んでいる気がします。

最近でこそハワイに行くと、中華系や韓国系の観光客を以前よりもよく見かけるようになったけれど、でも少なくともホノルル付近では「日本人最強」という雰囲気はまだまだ健在。日本語もそれなりに通じるし、食べ物にしてもホテルにしても、それなりのレベルであるので、気候の良さ(やや暑いけれど)も含めて、日本人向け観光地としてはベストロケーションの一つでしょうね。

うーん、来年のPro Bowlはハワイでは無いので、いつものように年初に行く機会はありません。それならそれで、年末くらいに行ってこようか。でも、年末はレートが高くなるので、それが困るなぁ...

スマートテレビ

LGEが日本で発売開始をする「スマートテレビ」。何が「スマート」なんだろうと思ったら、国内のVODに対応しているところとか、マジックリモコンとからしいけれど、ちょっと実売予想価格、高すぎないか? ただ、よりシンプルに操作したいというマジックリモコンのコンセプトは「買い」ですよね。と言うか、iPhoneとかAndroidのアプリで、カスタマイズ可能なリモコンアプリを出してくれないだろうか。しかも、メーカー毎にアプリは分かれていても、その中の必要な機能を組み合わせて一つのアプリとして再構成して使えるようになるとか。

リモコンでの十字キーの操作はそろそろ止めて、ジョグシャトルとかセンターホイールとか、そういう「連続的に操作する」機能をリモコンに入れてくれないだろうか。一番困るのが電子番組表の操作。十字キーだと位置番組ずつカチカチカチカチボタンを押して移動するのが凄く面倒。多機能になると言うことは、それだけいろいろな機能選択や内容選択の機会が増えるわけで、連続的に遷移する、多数の候補を移動するような操作を前提にした機能デザインをもっと重視して欲しいですね。

2012年5月9日

Peach to Incheon

日本発で初のLCC、Peach Aviationが、初の国際線である関空-仁川線の運航をスタート。暫くは夕方のフライト1便だけですが、7月からは3便で運航予定。そうで無くても関空には韓国のLCCが何社も乗り入れ済みなので中々大変じゃ無いだろうか。そのPeach、G.W.中に平均搭乗率が90%を達成して、これはかなりの検討だと思います。日によっては、96%とか達成しているし。最も、G.W.ならFDAも86%を超える搭乗率でしたから、やっぱりG.W.の特例という話もありそうですね。

ところでPeach、7月から仁川線が3便/日になり、さらに香港線も開設。さらに9月には台北線もスタート。とても、いまの3機体制では間に合わないから、6月位に追加の機材が到着するんだろうか。7月になると、国内ライバルLCCの運航も始まるから、今年の秋は国内旅行や近距離海外がさらに狙い目になるかも。

製造品質

昨日お昼を買いに自宅近くの大規模ショッピングモールに出かけたとき、日頃履くスニーカーが古くなってきたのでちょっとモール内のスポーツ用品店で見ていこうかとちょっと入ってみることに。ここは、モールのメインテナントになっているイオン系列の大規模スポーツ用品店。で、たまたま偶然、広告掲載品で半額以下になっていたスニーカーがあったのでこれを購入。さらに、スポーツショートソックスが少なくなっていたのでついでに購入しようと、某有名スポーツ用品メーカー製3足セットのパッケージを二つ購入。自宅に戻ってきました。

で、ショートソックスのパッケージをそれぞれ開けてみたら、同じものを2セット=6足購入したつもりが、どうもデザインが違う。私は、くるぶしのところに1cm位あるタイプが好きなんですが、一つはそのタイプ。もう一つは、そのくるぶし部分が無いさらに短いタイプ。「あれ、違うパッケージ買った?」とそれぞれが入っていたビニールの袋を見てみると、裏側に刻印されている製品番号もカラー番号も同じ。ただ、一つは製品番号とカラー番号が上下2列で印刷されているのに対して、もう一つは一列で印刷されているのが唯一の違い。どうも、ロット番号が違うのかなぁ。さらに、私の足のサイズは26cm位なので、25cm~27cmというサイズの物を買ってきたんですが、いゃワンサイズ小さいだろうという履き心地。いま使っているショートソックスは、すでに長く使っていてサイズも伸びているから比較できないんだけど、どうみても短め。

3足セットで999円という廉価品だから文句を言ってはいけないのかもしれないけれど、でも一寸酷いよなぁ。以前は、そんなことは無かったのに。そう言えば、暫く前にユニクロにトランクスをまとめ買いに行ったときも、並んでいる物を何種類か購入したところ、何枚かは明らかに生地の質だとかデザイン(カットパターン)が違っていて、いかにも製造場所なり製造時期が違う物が混在している様子。自分も仕事柄複数の調達先と仕事をして、規格やデザインを合わせるのに苦労しているから、その大変さは理解しているものの、でも同じ物を買ったつもりで居たら微妙に違うというのは、後から来るガッカリ度は大きいですよね。

2012年5月8日

糸川博士

日本のロケット工学の父、糸川英夫博士の銅像が、内之浦実験場に建てられると言う記事。糸川博士と言えば、すぐに思い浮かぶのが「ペンシルケット」。水平に飛んでいく写真や映像を子供の頃によく見て、それを真似してロケット花火を水平に発射して大騒ぎになったことは何度も(笑)。あの頃は、米ソが有人衛星や月着陸を競い合っていた時代で、日本のロケット技術はまだまだ足下にも及ばなかったけれど、宇宙に対する夢だけは負けないくらいにあった時代でしたよね。

日本の技術が世界一と言うわけでは無いけれど、これからの躍進が期待出来る分野の一つだと個人的には思います。

コンプガチャ

ゲームには全く興味が無いので「コンプガチャ」なんていう言葉は今回初めて知りました(笑)。言ってみれば、携帯でのクレーンゲームみたいなもの? 希少性の高い景品を獲得するため、100円を何枚も投入するのと同じような感じなのか。唯一の違いは、クレーンゲームはリアルな硬貨を入れないと次の操作は出来ないけれど、携帯の場合は裏でどんどん課金されていて、踏みとどまる一線が分からないと言うことだろうか。それに、今回の景品法違反と言う話も、別に消費者庁から携帯ゲーム会社に通達があったというわけでは無いらしいし。

ビジネスモデルとしては、どれだけ多くのユーザーがどれだけ多くの回数ガチャしてくれるかが鍵なわけだから、ガチャの中にレア物を入れたり、そこからさらに他のアイテム入手するような動機付けするのは、まあシステムとしては間違ってないですよね。そこに、上限を設定するのか、年齢確認とか何らかのフィルターを入れるのかは、その企業の道義的責任範疇だと思うけれど。

ただ、このコンプガチャの話を聞いて思ったのは、これが駄目ならじゃぁパチンコはどうなんだ、と言う事。三角交換で事実上換金できるギャンブルなわけで、よくある話ではパチンコに夢中になって車内に子供を閉じ込めて死なせたりとか、そこから派生した社会問題も生んでいるわけです。個人的にギャンブルに興味ないから、公営ギャンブルをやる気は無いけれど、それでも馬なり船なり自転車なりに掛け金を掛けて、当たり金を受け取るというのはまっとうなシステムだと思います。その一方で、景品交換だけと言いつつ、その中に特殊な景品が入っていて、それを近くのお店に持っていくとお金になるというのは、個々の交換システムは「合法」なんだけど、全部合わせると「黒に近い灰色」のシステムってどうよ。それだったら、交換可能な洗剤とかお菓子とかの景品の中に「商品券」とか「JR回数券」とか含めた方が、まだ潔い気がする(をぃ)。

私自身はギャンブルに興味ないし、やりたいとも思わないけれど、娯楽の一つとしてギャンブルのような「ゲーム」があることまでは否定しないです。ただ、どうせやるなら金額もアップしてもいいし、もっと内容的にもバラエティに富んでも良いと思うけれど、その分参加者は免許制にして、利用金額を年収の何%とか制限するとか、もしそれを超えて参加する場合には、仮に破算した場合でも生活保護や社会保障サービス等一切受けられないことを受け入れるとか、そういうハイリスクにはハイリターンというバランスを入れて欲しいですよね。今回のコンプガチャにしても、課金は多分その携帯に紐付けされているわけだろうから、その契約者が利用料金の上限設定が出来るようなシステムを導入すれば良いだけのような気がします。未成年の場合、親が契約者になるはずだから、それで制限できるし、若い人が自分で契約している場合は、授業料と思って一度は痛い目に遭ってみるのも必要かも。一方で、ゲーム会社も節度ある運営はすべきですけどね。

NRT-GUM-NGO (1) - うずうず...

うずうずしてきた」なんて書いたものだから、G.W.中にあーでもないこーでもないとUAのサイトであちこちダミーの予約を作っているうちに、ふと気がつくと「確定」ボタンをクリックしていた自分(笑)。7月まで祝日は無いので、週末を上手く利用していける場所というとかなり限定されます。一日有休を取得して土曜日出発、月曜日帰国でもいいんですが、場所を選べば金曜日夜出発の日曜日帰国パターンも可能に。ただ、以前も金曜日夜の羽田発便でシンガポールに行きましたが、ANAの悪名高いB767の狭いエコノミーだったこともあり、寝不足でフラフラ状態で早朝に到着して大変。ハワイに早朝到着するのよりもきつかったかも。

で、最初は会社からも近い羽田発で探したんですが、深夜発便で時間的余裕はあるものの、行き先として「これ」という場所が無いんですよね。で、夕方に会社を出れば、それなりの時間帯で成田にも行けるので、それで探して決めたのが「グアム(Guam)」。隣のサイパンへは、もう20年以上も前に言ったことがあるんですが、グアムはまだ未踏の地。気分的には、暖かい(暑い?)し海があるし英語が通じるし(それ以上に日本語も?)ドル建てだしと、個人的にはベストフィットな感じです。で、往路はほぼ選択の余地無く決まったんですが、問題は復路。NRT-GUMはUAだけでも一日に3便飛んでいますが、一番使い勝手の良い真ん中のお昼発の便は結構埋まっています。それに、このお昼の便だけ小型のB737使っているし(B777投入しろよと小一時間)。朝の便は出発が少し早いし、夜の便はもう一日グアムに滞在出来るけれど、成田到着から浜松に移動すると結構最終の新幹線利用時間帯になり何かあったときに心配。で、結局は浜松に帰るのだからとセントレア行きのオープンジョーを検索してみたら、早朝便と夜便の2便なんですが、早朝便の出発が成田行きと比べると30分位遅いんですね。これが結構大きい。結局、NRT-GUM-NGOというオープンジョーで今回は旅程を組んでみました。

気になるチケットは、エコノミーの最安値(Sクラス)だと4万6千円位。PQMも考えてBクラスが欲しいのだけれど設定されていないのか検索不可。試しにYクラスにしてみると、20万円近い価格が表示されます。で、ビジネスで検索してみると、Zクラスが7万円を切る価格があります。それならこれでとZクラスで発券。まぁ近距離便なので期待しないけれど、深夜・早朝という移動なので、少しでもゆっくり出来るなら良いですし。もっとも、Yクラスもそれほど混雑していないから、一列占有してゆっくりするというのも有りですけど。

足が決まったから、宿はどうしましょう。ちょっと困るのが、到着が現地時刻で深夜過ぎの1:30過ぎ。出発は、今回は早朝便を選択したので朝の5:30頃にはホテルを出ないといけない。結局、予約は2泊3日必要なのだけれど、滞在は実質2泊2日という勿体ないパターン。いゃ、復路便を夕方初にすれば良いんですけどね。名古屋便にも夕方発の設定があるから、今度はそれで試してみようと思うけれど。で、ホテル検索何ですが、優先順位(SPG > PCR > GP)で検索してみると、PCR系は無いので今回の候補から外れて、SPG(Sheraton)とGP(Hyatt)で見てみると、1泊US$200+Taxといった感じ。ちょっと高いですよねぇ... で、ものは試しとHiltonで検索してみたら、1泊US$110というのが引っかかりました。どうせ寝るだけだし、一応なんちゃってHHonors GOLDなので、多少はアップグレードされるだろうし。Hiltonは、7滞在or15泊でDIAMONDへ優待というキャンペーンをやっていますが、これ6月末まで宿泊して、かつその優待特典は今年度だけという、結構制限が多いキャンペーンなので、一応キャンペーン登録はしたけれど放置状態だったもの。まぁ、6月中に残り6滞在する予定は無いので、これが今年最初で最後のHilton滞在になるかも。(続く...)

2012年5月7日

民間活用

TSUTAYAを運営するCCCが、市立図書館の運営を手がけるという記事。確か、市役所の駐車業務をコインパーキングに委託して、Win-Winのビジネスモデルがあったと思いますが、今後こういう提携が進むんでしょうね。個人的には、限られた税金ですべての公共サービスを賄うことは厳しくなるから、優先順位を付けて行くことは必要だと思います。ただ、民間の場合は「儲け」が出ないサービスには手を出さないだろうから、その辺りをどの様に賄うかですよね。場合によっては、海外委託なんていう話も出てくるかも。

すべてを民間に出せば良いとは思わないし、何でも公共にというのも駄目だと思うけれど、そう言うことも含めて柔軟性を取り入れていくことが、民間でも官でも大切な事でしょうね。

フランス大統領選挙

今朝、フランスの大統領選挙の決選投票の様子がニュースで放送されていて、現職のサルコジ大統領が敗北宣言をして、社会党のオランド候補が勝利宣言をしていたんですが、その様子を見ていると何かDeja Vuのような印象が... 何か、言っていることが、3年前の某国の政党と同じ気がするんですが。緊縮財政から、経済活性化のために「埋蔵金」を使うと言っていた、某政党と(笑)。

フランス国内も心配ですけど、これまでドイツとフランスで何とか崩壊を食い止めていたEUも、これから影響を受けるのかも。EUが不安定になれば、これまで以上に「Best in the Worst」みたいな感じで円買いが進み、また円高になるんだろうか。となると、日本の経済や産業もますます厳しくなりそうですね。

竜巻

昨日午後、点けていたテレビから突然「ピンポーン」という速報のアラームが鳴ったので見ていると、浜松市の天竜地区で竜巻発生の可能性があるので注意するようにと言う警告が表示されます。この時点では、外は快晴・風も無く、非常に良い天気で、幾ら自分の自宅からそれなりに距離のある天竜でも、急に天候が変わるんだろうかと思っていました。ところが、それから10分程すると、急に西の空が暗くなり始め、そのうちに大粒の夕立みたいな豪雨が急に降り出してビックリ。さらに、暫くすると、今度はテレビの速報で、関東にも竜巻注意報が発令されたと表示され、そのうちにつくば市で竜巻被害が発生という速報が表示され始めます。

この頃は自分の周りの天候も、真っ暗な空に台風みたいな天候で、暫く前に来るまで出かけた母親は大丈夫かいなと不安になるほど。ただ、そんな大嵐みたいな天候も15分位で落ち着いて来て、30分もするとまた明るくなってきたんですが... それとは逆に、テレビからはつくば市の竜巻の様子が流れ始めてきて、その被害の大きさにビックリ。竜巻というと、何も無いような広い平原で急に空気が暖められて発生するようなイメージがあり、だからそれなりにビルとか建物が建っているような場所で発生するという間隔が沸かないのですが、以前北海道で竜巻が発生したときも、そんなに広い場所じゃ無くて発生してましたよね。

自然災害だから、いつどこでどんな風に発生するか分からないだけに、備えようも無い部分はあるんですが、何とかこれ以上の被害が拡大しないように祈っています。

2012年5月6日

ジャカルタ

今朝のCX系「新報道2001」は、いつものスタジオ討論録形式では無く、G.W.だからでしょうか取材VTRで構成された特番でした。内容は、経済成長著しい東南アジアの一角、インドネシアのジャカルタを中心にした、日本企業の活躍をなぞり、日本経済再生の糸口を見つけるものでした。内容的に特に目新しいものでは無かったけれど、ライバル特に韓国企業の影響力の大きい東南アジアで、数少ない日本企業が善戦している地域なんですね。だからJTK48なんていうのも登場するんだろうなぁ。

韓国製品は、昔と違って製品品質も上がってきているけれど、まずは価格の安さ。そして、デザインを中心として機能も含めたローカライズを重視していることが成功の鍵だと私は思います。特に、日本企業はどうしても「リッチな複合機能」に走りがちだけど、韓国製品は「割り切ったシンプルさ」みたいな感じで作り込んでくるのが、低価格化にも結びついて人気が出ている理由だと思う。そう言う点が、C/Pの高さを感じさせるんでしょうね。

番組の中で、日本は単体製品の進出を狙うんじゃ無く、パッケージとして進出して、そうすることでパッケージを構成する個々の製品も販路が広がるみたいな話をしていましたが、まさにその通り。パッケージといっても、システムということもあるだろうし、それよりも日本的なライフスタイルみたいなものまで範囲は広がると思うんですよね。狭い国土ではあるけれど、安全に高速に自由に移動出来るシステム、美味しいものが手軽に安価で食べることが出来る日々の生活、最先端の技術と何百年も続く伝統技術が共存し融合する文化。そう言うものをいろいろな形で具象化していけば、新しい日本の基幹産業が幾つも生まれそう。

消えた火

42年振りに消えた、原発の火。多分、このまま原発は停止したまま、今年の夏に突入しそうですよね。余り不吉なことは言いたくないけれど、今年は電力不足で何かトラブルが起こりそうだなぁ。特に関西は原発依存度が高いから深刻ですよね。去年は、震災や原発事故直後で、他に方法が無かったから計画停電も仕方なかったけれど、あれから一年が過ぎて、結局何も出来なかったのは、政治の大きな責任ですよね。

最近、余り「リーダーシップ」という言葉を聞かなくなったけれど、必要な原発を再稼働して、リスクと利益を案配しながら国を運営していくのもリーダーシップの一つだし、逆に原発は使わないのであれば少なくとも確固たる方向性を示す、可能ならば代替エネルギーをこの一年の間に準備する事もリーダーシップの一つ。そのどちらも結局はこの一年では生まれなかったわけで、その責任は前任の二人の首相ほどでは無いけれど、いまの野田首相にとって大きな責任の一つだと思いますね。少なくとも、消費税増税よりは優先順位は高いと思う。

SONYのUltrabook VAIO T11/T13

記事タイトルを見て「ををっ」と引かれたSONYのUltrabook。でも、最後の物理サイズを見てがっかり。重量が1.6kgなんだもん。全然"Ultrabook"じゃないし。これまで何度も書いているけれど、幾ら薄くなったって、持ち運ぶときに一番影響するのは「自重」なんですからね。これが軽くならないと、結局は「設置型ノートブック」にしかならない。IntelがUltrabookを普及させようとするのは良いけれど、CPUだけじゃなくて本体のサイズ特に重さについても規定して欲しいですよね、本当のUltrabookを目指すなら。薄さを達成するために、強度のあるしかし重い素材で筐体を作らないといけないとしたら、それは本末転倒だと思う。

2012年5月5日

5月のうちに

6月になると、燃油サーチャージが上がることが確実なので、今月中に発券しておいた方がいいのだけれど、さて行き先はどうしようか... とりあえず、7月の連休にどこかに行きたいなと思っているんですが、6月にもリージョナルアップグレードが2枚有効期限になるので、これでアップグレード可能などこかに行きたいし... 何か、今年は近場でちょこちょこ行く機会が増えそうな予感...

5月にも、ちょっと出かけてしまおうかと、うずうずしてきてしまった(笑)。

自動配信メール

樂天トラベルからチケットを購入した、先日の関越道バス事故の犠牲者に対して「アンケートメール」が送られてしまったという記事。一応、この手のシステム開発も多少知っている側としては、まぁ自動配信で送られてしまったと言う事はよく分かるけれど、それでも「無神経」と言われても仕方ないでしょうね。特に、樂天位大規模なシステムになれば、確かに全国的なトップニュースではあるけれど、自社サイトで購入した犠牲者が居たかどうか調べるのは大変かも。でも、今後ネットビジネスがもっと盛んになれば、そう言うきめ細やかさも要求されるんでしょうね。ただ、飛行機会社のFFPメンバー番号のように、フライトデータと紐付けしてトラッキングできる様な仕組みがないので、その部分をどうするか大変そう。

こういうのは、言ってみれば一種の「例外処理」をどの程度どの様に組み込むかという話だと思うんですが、その「例外」をどの様に予想するのか難しいですよね。今回のような事故出なくても、天候理由で移動が遅れるなんて言うこともあるだろうし、途中で天候回復待ちしている間に「ご旅行はいかがでしたか」なんていうメールを受け取れば腹が立つだろうしね。

自動化だから発生する問題と言うよりも、これは人での作業であっても同じような事は担当者の不注意で起こりうる話だと思います。ただ、チェック機能が簡素化されてしまった自動化システムであるために、起こる確率は高くなり、また(文字通り)無神経な度合いも高くなってしまうところに問題があるんでしょうね。キーワード検索等で、関係しそうな事象が発生したら、自動的にワーニングが上がるようなシステム構築が出来ればベスト何でしょうけどね。

快勝、ではあるが...

昨日の試合は、試合開始まではそこそこ晴れたり曇りだったりと何とか天気は持っていたのに、キックオフと同時に雨が降りだし、そのまま4Qの終盤まで雨・雨・雨。4Qも終盤になって、やっと雨が上がり、試合後にサイドラインに並んだときには、暑い日差しが出るくらい。この日3試合が予定されていたけれど、2番目の自分達の時だけ集中して雨が降ったみたい。

一応念のためにと、カメラ用のレインかパーは持参していたので、撮影は何とか出来たけれど、個々まで酷い不利になるとは予想していなかったので、身体はずぶ濡れ。その状態を見た、いつもグランドでお会いするプロのカメラウーマンの方に「どうしたんですか!」と驚かれる始末。「いゃぁ、ポンチョを忘れてしまって」って、ほんと、一つあるだけでも違うのに。でも、流石プロカメラマン・カメラウーマンの皆さんは、全員カメラカバーにポンチョや雨具完備でした。ちょっと荷物が増えるのを嫌がってサボった罰ですね。幸いにも、たっぷりと油を刷り込んであったレザーブーツは、ほとんど水も染みこまず、足先が冷えることが無かったので良かったですけど。

肝心の試合は、48-7と完勝ではあるけれど、課題はまだまだ一杯ある内容でした。次の試合まで、少し余裕があるので、それまでにちゃんと修正して、次も勝利で飾って欲しいですね。さて、今日・明日とアフターフォローで忙しくなりそう...

2012年5月4日

浜松まつり

二年ぶりに開催された浜松まつり。スタートはあいにくの雨でしたが、午後には晴れてきてまずまずの初日じゃなかったでしょうか。とは言っても、中田島まで凧を見に行く予定は無いし、夜の御殿屋台も、あの混雑を考えたらとても行く気にはならないし。今日は、夜都内から戻ってくるので、その頃には丁度街中で屋台が出ている頃だけど、その間は駅の周りは交通規制となり、バスに乗ったら中々動かなくなる状態。駅から自宅まで結構歩くけど、確実に移動出来る赤電を使うか、混雑が解消するまで駅の近くで飲んでいるか...

いずれにしても、今夜の帰宅は遅くなりそうです。

シーズン開幕

早いもので、今年もシーズンイン。昨年からの引退者は少ないんだけど、新人や復帰した選手が多くて、チームとしてはかなり内容が変わっている雰囲気なので、先ずはその小手調べという感じかも。去年は、オフェンスはぎりぎり合格点かなという感じだったけれど、ディフェンスがもう一つ物足りなかったので、今シーズンはまずは失点しないプレーを期待したいところ。

幸いにも、昨日からの大雨は何とか抜けて行ってくれたみたいだけど、丁度試合終盤くらいににわか雨が振りそうで、それが嫌だなぁ。一応雨対策の用具は持っていくつもりだけど。G.W.のラッシュや、浜松まつりの混雑とか、今日は一日大変そう。せめて、試合だけはスカッとして欲しいですね。

2012年5月3日

GPS妨害

北朝鮮が韓国に向けて、GPS電波の妨害をしているんじゃないかという記事。例えば、中国とかロシアとかが同じような事をやっていると聞けば、さもありなんと理解出来るけれど、北朝鮮でもそう言うことが可能何だろうか。GPS衛星から地上に到達する電波強度は、それほど強いとは思わないから、同じ周波数帯で発信すれば良いだけなんだろうけど。でも、GPSの周波数は1.2~1.5GHz帯を使っているみたいだから、見通し距離にしか届かないはず。となると、北朝鮮から空中の航空に向けてそれらの周波数対の電波を放射しているということ? 航空機は、GPSが無ければ飛べないと言うことは無いので、特に影響は無いみたいなので、何をやりたいんだろうか、彼の国は...

ただ、GPSの恩恵は、車のカーナビだけで無く、それこそスマホアプリからいろいろなところでいまは活用されているので、将来何かの理由でGPS衛星が機能不全にされるとかいうことになると困りますよね。いきなり衛星破壊ミサイルとかぶっ放す国かとかもあるわけだし。

玉突き

先日組み立てた棚の続き。組み立てた新しい棚は、同じくらいのサイズの元からあった棚と入替て使う予定でした。で、その古い棚の中身を取り出し、新しい棚を設置。で、取り出した古い棚は上下二段になっていて、それぞれを別の場所で使うので、そこにあった同じくらいのサイズの棚を移動して、この分離した棚を設置。さらに、移動した棚の一つは、テレビ台として母親の部屋に移動し古いテレビ台(これは廃棄予定)と交替することに。見事に玉突き完了(笑)。

しかし、ここで新たな問題が。古いテレビ台は、前後があいている田の字みたいなシンプルな棚でしたが、新しく移動してきた棚は裏板がついているもので、そこに大きな穴が空いていて、そこからケーブル類を外から内部に通すもの。テレビ台には、一番上に小型の液晶テレビ、その下の上側の棚にはS-VHSのビデオデッキが、下側の棚には契約しているケーブルテレビのSTBが入っていて、それぞれ録画・再生・視聴出来るようにケーブルが接続されています。古い棚から取り出すときには、後からそのまま抜き出せば良いんですが、新しい棚に設置するには、一度ケーブル類を外して機器を設置して、それから再接続しないと駄目。新しい棚の設置から、古いテレビ台の移動までは母親がやったんですが、新しいテレビ台への機器の設置は出来なくて、「よろしく♪」の一言で私の仕事に orz

古いテレビ台から抜いたケーブル類が接続したままの機器が、新しいテレビ台の前から反対向きに無理矢理挿入した状態で、一番上のテレビだけは前を向いていて、何とか番組は見ることが出来る状態。一度にケーブル類を抜いてしまうと、どれがどこだか分からないので、先ずはビデオデッキに接続されているケーブル類を確認しつつ外して、ビデオデッキを棚に設置。外したケーブルの関係を忘れないうちに、急いで再接続。次に、ケーブルTVのSTBに接続されているケーブル類を外して、同様にSTBを棚の中に設置して再接続。これで一応棚の中に収まったけれど、絡まったケーブルや電源コード、さらにはアンテナ線等を直して、移動は完了。ここから、接続試験を兼ねて、テレビのチャンネル切替や、STB/ビデオの信号をテレビに出してみるなどして、特に問題はなさそう。

最悪、電源ケーブルとアンテナ線位は許すけれど、映像系の接続ケーブルは面倒ですよね。WiDi技術がもっと普及して、ケーブルレス時代の到来を大いに期待したいんだけど。

2012年5月1日

微妙なコストダウン

GW序盤、新しい書棚が欲しいと母親が言い出し、自宅近くのSCに入っている某大手のホームセンターに朝から出かけていきました。暫くして戻ってきたら「重くて(自分の)車に入らなかったから、代わりに取りに行ってきて」orz GWで混雑も通常の週末の比ではないので、本格化する前に取りに行かなきゃと慌てて自分の車を出して取ってきました。取りに行って驚いたのが、結構重くて大きな箱と小さな包みが幾つか。自宅に持ち帰って中身を確認したら、190cm位の大きな棚と、それに釣り付けるオプションの引き出しと観音開きの扉を購入したようです。で、当然自分では組み立てられないので、組み立ても私の仕事に。

で、久しぶりにこの手の家具の組み立てをしたんですが、どうも微妙な感じ。素材は、木材チップを圧縮して作った圧縮合板の外側に化粧用のシートを貼ったもので、予め組み立てようの穴が幾つか開けられていて、そこに縦板・横板を組み合わせてネジ止めしていく方法。個々で問題点が二つ。一つは、この圧縮合板なんですが、結構ムラがあって、ネジ止めしている場所によって最後にしっかりネジ山が噛み合ってしっかり泊まる場所とそれがなくていつまでもクルクル回っている場所があること。結構長いネジを使って止めているので、途中部分ではしっかり木材とネジ山が噛み合っているのか、抜けてくることはないけれど心許ない印象も。

二つ目は、組み合わせる縦板・横板の位置決めが目分量でやるしかないので、水平・垂直を出すのが難しいこと。組み合わせる板同士にホゾとか掘ってあればかっちり一が決まるんですが、板を手で押さえつつ、木ねじで止めていかないといけないので、これが大変。しかも、歪んだからと言ってネジを外してやり直そうにも、板がスカスカの合板なので、ネジが効かなくなってしまいそう。とりあえず棚の部分はと引き出しの部分は何とか見た目も合格点のレベルで組み上がりましたが、最後に棚の下部分に観音開きの扉を付けたところ、どうも左右の扉がびったりあいません。何度かやり直して分かったんですが、扉に取り付けるスライド丁番が安いものなのか、加工精度も低くしかも少し歪んでいるので、それで扉を水平につけたつもりでも稼働するときに斜めになるみたい。叩いたりして少し直したんですが、ちょっとどうしようも無い状態で、とりあえず扉が左右で高さが連れ手いるけれど、何とか閉じるようにして作業終了。後で、スライド丁番だけ別のものを買ってきて取り替えよう。

買ってきた母親は、組み上がった棚の見た目だけ見て「これで6,000円くらいだからとってもお買い得ね」なんて自画自賛していますが、組み立てた側から見ると、コストダウンの後が随所に見られる今時の製品。自分も物作りに関わっているから、販売側の状況は分かるし理解出来るけれど、そのしわ寄せも目につく製品でした。「安かろう、悪かろう」という製品ではなかったけれど、「安かろう、それなり」というレベルでした。

高速物流

高速ツアーバスの事故で、ドライバーが一人だけで長距離運転をさせていたと言うことが指摘されています。一応、ドライバー一人の目安は670km位というものがあるらしいけれど、平均時速80kmとして8時間ちょっとの計算になりますから、かなりの重労働の感じ。このツアーバス事故の話を聞いていて思ったのは、同じように連日高速運送をしているトラックドラバーはどうなんだろうと言うこと。長距離トラックなんて、それそこ九州から築地に海鮮を運んだりとか、多分今回のバスツアーよりも厳しそう。ただ、トラックドライバーの場合は、例えば運転中に音楽をかけたり、また自由に仮眠や休憩を途中で取ることも出来るし、また飲み食いも含めて自分で自由に出来るから、そう言う意味では睡魔防御の方法はバスドライバーよりはあるし、運転は過酷かもしれないけれど対策はあると言えそう。深夜バスの場合、乗客は仮眠を取っているわけだから、そんな中でガンガンラジオや音楽を眠気覚ましで掛けるわけにはいかないだろうし。何時間も同じ姿勢で運転しているバスドライバーさんは本当大変でしょうね。追突防止装置とか居眠り検知器みたいなものは、もう実用化されているからそう言うものを義務づけると言うのも一つの方法かもしれないし、もっとドライバーに厳格な運用基準を適用させるというのも、これから出てくるんでしょうね。運営会社にとっては負担が増えることになるんだろうけど、でも交通機関の最大の要求項目である「安全確保」の為には仕方ないかも。

もう一つ、この事件の話をいろいろ聞いていてなるほどと感心したのが、今回衝突した防音隔壁は薄い板状のもので、それがカミソリの刃のようにバスの左側切り裂いたわけですが、あの手前にガードレースがある、あるいは隔壁の端をガードレールの端のようにカール刺せてあれば、仮に衝突してもあのようにバス内部に侵入せずに、バスを外に弾いて最悪の事態は避けられたかもしれないと言うこと。そう言えば、以前にも端がカールしていないガードレールに車が衝突して、それが助手席から後部座席まで貫通するという痛ましい事故があったように記憶しています。ガードレールも万全な対策ではないけれど、そう言う配慮があれば、仮に事故が発生しても被害者を抑えることが出来そうです。結局は、そう言う一寸したことが明暗を分けるんだろうなと言うことを実感した今回の事件です。直接、車や道路を作っているわけではないけれど、物作りに関わっている一人としては、そういう「ちょっとしたこと」に心を配ることで、より安全に快適に自分の作ったものを使ってもらえるわけですからね。それが大切だと思います。