2012年2月25日

iPhone/iPadで軽音しようぜ

iPhone/iPadを楽器として使ったバンドコンテスの記事。iPad/iPhoneが凄いと思うのは、こういう発想が自然に生まれて、それがちゃんと実現してブームになること。別の言い方をしてしまえば、いわゆるシンセサイザーの一種、あるいはMIDI(って最近言うかの?)の拡張版みたいなものなんだろうけど、自分で自由に組み合わせたりデザインしたり出来るのが、iPad/iPhone楽器の魅力何でしょうね。

当然、同じような事はAndroid系のタブレットや携帯でも出来るはずなんだけど、あまりイメージ側か無いのは何故だろうか。それが「カルチャー」あるいはAppleの隠れた資産なのかもしれない。そういう部分をAndroid系タブレットはどうしたら獲得出来るんでしょうか。

例えば、今でこそiPodが普通だけど、あの「持ち歩く音楽」の原型は言うまでもなくSONYのWALKMAN。だから、WALKMANが今のiPodの地位にいてもおかしくないわけだけど、それが違ってきたのは、やはりiTunesの存在が価値観の転換というか、"Modal Shift" を起こしたからと言うのは誰もが納得できるはず。iPhone/iPadの場合は、それまで蓄積されてきたソフト・アプリ資産が、そのまま継承されて拡張できるところなのかな。Androidの場合、その「事前の蓄積」が無いから、結果的にiPhone/iPadのソフトの移植や新規のソフト・アプリで、ゼロからのスタートというハンディキャップがあるのが悩ましいところでしょうか。

そういう意味では、Android系タブレットはiPadを後追いするのではなく、もっと違う分野の開拓を目指した方が良いのかも。言うだけなら簡単ですけど...

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