2012年2月27日

成りすましの97%は女性

CNET Japanの記事から、Facebookの偽アカウントの97%が「女性」を自称しているという話。まぁ、BBS、パソコン通信の時代から、「成りすまし」は女性に成りすますのが多かったですよね。一つは、当時のネット住民の男性女性比率は、圧倒的に男性が多いわけで、「女性」と言うだけで人気が集まったことが最大の理由だけど。ただ、最近のSNSなんかだと、リアル世界では「女性性」を出せない・出したくないという反動で、ネットでは「ニューハーフ性」を出してバランスを取っている、なんて言うこともあるのかも。

Facebookなんかも、まだまだリアル世界との繋がりが強いから、どうしても実世界の状況なり制限を引きずることが多いけれど、本当ならば全く位置から仮想人格みたいなものをネットの世界では構築して、それこそ男性が女性になっても、場合によっては中性とか雌雄同体(あしゅら男爵か-笑)とか、場合によっては「無性」なんていう属性があってもいいかも。性別だけじゃなくて、ロボットだったり植物だったり宇宙人(?)みたいな存在だったりしても、本当は「仮想世界」だからいいはずなんだけど、100%現実世界との接続を分離できないから、そういう非現実なことをやって何かトラブルがあったときには困りますしね。昔の参加人数が限られていたBBS/パソコン通信の時代には、結構そういう「ネット人格」みたいなものが感じられたけれど、今のネット社会はリアル世界の延長みたいな存在になってきているから、結果的にあまりにリアル社会と乖離したことは拒絶される感じがします。

性別だけでなくて、性格なんかも、リアルとネットで違う場合が結構あるわけで、そういう部分も含めてリアル世界の人格・性格とネット社会のそれの一致度ってどのくらいあるのか、調べてみたら面白いかも。無意識的成りすまし度って、結構高いんじゃないだろうか。

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