2012年1月16日

日本LCC元年

日経BPの記事で、「日本LCC元年」という話。内容は、過去記事のインデックスというか、まとめ記事みたいなもので面白みはないけれど、ここ最近のLCC関係の話をおさらいするには良いかも。記事の中では、スカイマークやエアドゥ、スターフライヤーやソラシドエアーまでLCCの括りになっているけれど、うーん、ちょっと違う気もするけれど、日本の場合は大手のANA/JAL以外はLCCという感覚なんだろうか。

記事の中にも書かれているけれど、今の時代インターネットやスマホを利用すれば、カウンター業務や発券業務をかなり効率化できるので、その部分の人件費や設備投資はかなり抑えられるでしょうね。ただ、幾ら経費削減とは行っても、安全を犠牲にするわけにはいかないから、その部分のお金は必要十分に準備する必要が有ります。結局は、経営の効率はの経費削減と、以下に飛行機を満席にして飛ばして、空席という最大の無駄を排除するか。その時には、やはりIT技術が有効だろうし、もう一つはやはりアクセスの良い空港、使い勝手の良いフライトスケジュールは検討して欲しいところ。だから、小牧空港とか伊丹空港、さらには神戸空港とか、都市近郊にあるのにそれ程フライトの無い空港は狙い目なんでしょうね。

関東のJR/私鉄がSuica/Pasmoを導入して使い始めて最初に実感したのが、それまでは必ず切符を購入刷るために券売機に立ち寄る必要が有ったのが、真っ直ぐに改札に向かうことで動線の無駄が無くなり、非常に気持ちよく感じられたこと。これは、航空会社がオンラインチェックインを初めて、最近ではQBコードやANAで言うところのSkipサービスのように携帯電話1つで搭乗手続きが済んでしまう便利さは、JR/私鉄のSuica/Pasmo以上です。それは、やはり飛行機に乗るためには色々手続きが必要で、さら二時間も余裕を持って準備しないといけなかった「手間」が、かなり改善されたから。だから、LCCなんかも、そういうIT利用をもっと進めたらリピーターも増えるのでは。電車感覚でフライト出来るようになれば、かなり潜在的な需要喚起になると思う。

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