2012年1月5日

消費税

最近かまびすしい消費税アップの話。間接税論者の自分としては、消費税アップに対して理解はするものの、今の話は単純に税金を取るだけの話で、それは賛成できない。消費税の場合、1%のアップで2兆円の収入増が期待出来ると言うことですが、それだけで5%アップ=10兆円、10%アップ=20兆円という、捕らぬ狸の何とやらをして貰っても困ります。まずは、消費税アップに対応して、所得税とか住民税などの固定税を削減して、消費税アップで冷え込むだろう購買意欲を維持する努力はしないと。また、単純に一律アップするのではなく、食品とか衣料品とか、生活に必要な部分は税率を抑える、あるいは場合によっては下げるくらいのことは必要でしょう。

もう一つは、サラリーマン世帯だと100%所得把握されているのに対して、それ以外の業種ではそこまで徴税率は高くありません。その辺りをもっと厳正に進めて、徴税率を限りなく100%に近づけて欲しいですよね。その為には、国民番号制など、統一して管理できる仕組みも必要なわけで、それで収入と支出が明確になれば、それこそ不正行為も出来なくなるし、政治の腐敗だって無くなるかもしれない。

そういう、バランスの取れたプランをちゃんまずは書いて見せて欲しい。まぁ、今の与党にはそんなことは期待できないけれど。逆に、野党になっている他の政党こそは、そういうことも含めてちゃんした経済プランを出せないのが、今の日本の問題でしょうね。

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