2012年1月31日

HND-HNL-SAN-HNL-NRT (8) - ホテルのラウンジ

今回は、羽田のANAラウンジでシャワーを使おうかとも思っていたんですが、結局深夜まで起きていて飛行の中で半熟し、さらにハワイで移動中とかでまた汗もかくだろうと、結局使わずに飛んできたので、チェックインをしてまず一汗流すとさっぱり。夕食にはまだ早い時刻だったので、夕方16:00から開いているという、30FのSPGクラブラウンジに行ってみることにしました。エレベーターで上がると、大きなラウンジの看板が出ていて、それにそて少し階段を上がったり、曲がったりすると、こんな感じの入り口に出ます。

右手は一面大きなガラス窓で、その外にはワイキキビーチとダイヤモンドヘッドがまるまる見える絶景が広がっています。入り口で、部屋番号と名前を言うと、PCで確認して通してくれれます。よほど日本人の利用客が多いのか、日系人とは思えないスタッフも流ちょうな日本語を話してサービスしていてびっくり。
ラウンジの真ん中当たりに座ると、こんな感じでまるまるダイヤモンドヘッドが見えます。

ラウンジは、テーブル席とソファー席、さらにはバーカウンターもあって、昔はレストラン営業していた設備かなと思うような印象。実際、SPGメンバーやクラブフロアーの宿泊客でない人も、個々まで入ってきて写真だけ撮影して帰って行くくらいですから。

カクテルタイムは、ミール2種類にチーズ類とかパン類に野菜スティックという、ごく普通のUSでの構成。ミールは毎日変わるようで、その点は親切かも。お酒は、ビール類がUS$5で、ワインはUS$8からと、まずまず。食事も、注文すれば下のレストランから持ってきてくれるようです。でも、通常料金にサービス料(17%)、手数料US$4とられるみたい。
 フロアーぶち抜きでラウンジが設定されているので、反対側の窓からは、アラモアナ方面からパール・ハーバーの方まで見ることが出来ます。この後日が沈むと、こちら側は待ちのビルに光が入り、中々綺麗な光景に変わります。

ここは、朝食が6:00からと早くから開いているので、自分にとっては好都合。内容はコンチネンタルスタイルで、 それほど対したものは出ませんが、ヨーグルトとフルーツ(スイカとパイナップル)は毎日出るので、それだけでも十分かも。パンも、クロワッサンに甘い菓子パン(これも毎日変わっていた)、それにベーグルが二種類ありましたね。スタッフの対応・雰囲気に、そこそこの内容の料理が出て、さらに景色は抜群と、これまで見てきたUS国内のラウンジの中では一番気に入った場所です。

ラウンジで少しお腹にお酒とおつまみを入れて、この後はホテル近くのワイキキの通りをしばらくぶらぶらしてきました。流石に、これで夕食というには少し寂しいので、ホテルに戻る途中にあるロイヤルハワイアンセンターの1Fにある、"IL LUPINO"というイタリアンのワインバー(?)みたいなお店に入ることに。ここが当たりで、雰囲気もワインもGoodでした。食事は、流石にそんなに入らないので、Tapasの盛り合わせを頼んで、それを食べながら3種類くらいグラスワインを飲みましたが、最初悩んでいたら女性スタッフが試飲をさせてくれて、それで気に入った物を選ばせてくれたり、なかなか親切なお店でした。たっぷりと、ワインと食事を注入して、初日は終了です。(続く...)

東海大志塾

東海大志塾」を「とうかいだい、こころざしじゅく」と呼んでしまったのは、私です(笑)。多分「とうかい、たいしじゅく」なんだろうけれど、これって東海地方の人間にとっては「東海大=とうかいだい」という刷り込みがあるから、絶対間違って読むだろうなぁ...

で、この手の政策教育機関って、松下政経塾が有名ですけど、実際どれだけの効果というかメリットがあるんだろうか。今の、与党の中心政治家も、ここの出身者が多いけれど、松下幸之助氏が果たして良かったと思っているんだろうか...

2012年1月30日

HND-HNL-SAN-HNL-NRT (7) - ホノルル

ホノルル空港に到着したのが、丁度お昼頃。例によって、空港内の移動用バスに乗り、入国審査上に入り、さらに荷物をバゲッジクレームでピックアップして税関を通り抜けます。ここで、いつもなら右側の個人旅行客用の出口に向かうのですが、今回は左側の団体用出口から外にでます。

空港からホテルの移動に、いつもならば空港の外で地元のRobertsというシャトルバス会社のバスを適当に捕まえて移動するのですが、これが結構客待ちの時間やホテルの回る順番で時間がかかります。そこで今回は、事前に送迎サービスを予約できないか探してみたところ、この「Alan1.net」というサイトが見つかり、ここからオンラインで空港とホテルの往復のシャトルサービスを予約しました。最大5ホテルまでということと、一応フライトに合わせてシャトルサービスをしてくれるようなので、いつものように空港でバスを拾うよりは楽かも。一日後、現地のサービス会社(Roberts)から予約確認のメールが届き、バウチャーをオンラインで印刷して準備完了です。

で、事前の指示では、この団体用出口のところにあるRobertsの窓口でバウチャーを見せろという事だったんですが、いざ出てきたらRobertsの窓口なんて無い。日本のJALPackとかJTBとかkntとか、本当の団体さん用窓口ばかり。結局、いつもの個人用出口当たりまできてうろうろしていると、スーツケースを移動させる台車を引きながら"Roberts!"と連呼しながら歩いているお兄ちゃんが通りかかったので、バウチャーを見せて聞いてみたら"I got you!"と、どうやら私と網一人予約している"Morita-san"を探していたようです。少し早めに出口に出てきたのだろうか? ちょっと、この当たりの連携が???だけど、日本からのフライトが少ないお昼頃の到着なのでこんな感じになるんでしょうかねぇ。

10人乗りくらいのバンに、私ともう一人"Morita-san"と思われる日本人の女性、さらに国内線のターミナルで外国人二人をピックアップしてシャトルは空港を出発。大体30分位で無事にホテルに到着しました。オンラインで予約できて、通常のバスで移動するよりも早いので、これはお勧めかもしれません。

今回の宿泊先は、ワイキキの外れにあるSheraton Waikiki。SPGの今年初滞在。かなり大きなホテルで、以前もこの中のレストランとか施設は利用したことがありますが、宿泊するのは今回が初めて。ホテルに到着したのが13:00頃だったんですが、まだ部屋の用意が出来ていないというので、一旦キャリーバッグを預けて、しばらくホテル内の"Link@Sheraton"でPCを起動して、メールチェックなどをして時間をつぶしました。14:30頃に、そろそろ良いだろうとサイドフロントに行くと、今度はOK。やっと部屋に入ることが出来ました。

で、部屋に入ると、真正面にDiamond Headが見える、なかなか良いロケーション。シャワーを浴びてさっぴりし、やっと落ち着くことが出来ました。(続く...)

Sheraton Waikiki

Waikikiのホテル街の外れにある巨大ホテル。プライベートビーチもあり、施設も充実していて、今回初めて利用してみて中々気に入りました。ホテルも巨大ですが、すぐ隣にショッピングモールがあり、買い物や食事にも困らない場所。

部屋は、アップグレードされて、23Fのダブルのツイン。予約時は安いレートだったので、City Viewでしたが、今回のアップグレードでOcean Viewに変更。さらに、そのOcean Viewが、Diamond Headの真正面と言うことで、かなりのお得感のあるアップグレードでした。
東向きなので、朝は朝日で暑いくらいですが、お昼過ぎくらいからは部屋は影になり、逆に目の前のホテル街やDiamond Headには西に傾く日が当たって、凄く綺麗な風景になります。ラナイでいっぱいやりながら、目の前のビーチやその向こうの風景を見ているのは、なかなかPricelessな価値を感じますね。

SPG特典で、クラブラウンジが使えるので行ってみました。30Fにあるラウンジは、左右にビーチと町並みが見渡せる、これも景色は100点満点のロケーション。自分は、部屋から見える光景とそれほど違わないので、感動もそこそこでしたが、そうでないお客さん達は、皆さんこのラウンジで必ず記念撮影をしているような具合でした。それと、ラウンジスタッフが、どう見ても日系とは思えないようなスタッフも流ちょうな日本語を話すのにはびっくり。それだけ日本人のお客さんが多いんでしょうか。
バスルームと部屋の間には、こんな感じの窓がついていて、バスルーム側には鏡がついています。個人的には、この窓とバスルームのドアを開けておくと、中の換気がよくなるので、こういうデザインは有りかなと思います。

ところで、私が宿泊した23Fには、エレベーターホール横にラウンジらしき入り口があり、何だろうと思ったら、JTB Lookで来ているお客さん専用のラウンジらしくてびっくり。朝とか夕方とか、結構日本人のお客さんが利用している様子が見えます。こんなラウンジをホテル内に作ってしまうほど、JTBさんは毎日団体客を送り込んできているんだろうか。まぁ、毎日日本とハワイを往復している日米の路線数を考えると、それも不思議ではないですけどね。こういうラウンジまであるくらいだから、ホテルスタッフも日本語に堪能なんでしょうね。妙に納得してしまいました。これまで、ハワイではそれほどのレベルのホテルには宿泊していなかったけれど、このホテルならまた利用してもいいなと感じましたね。
(番外編で、ラウンジの記事)

2012年1月29日

HND-HNL-SAN-HNL-NRT (6) - 出発の日

今年初めてのフライトの当日。通常の金曜日と同様に、まずは会社に出社して昼間は仕事をしないといけないので(笑)、いつも通りに出発。この日も、まだ日の出前に自宅を出るので気温は氷点下。荷物になるのは分かっているけれど、ロング丈のダウンジャケットは、出発の日と帰国した日には必須なので厚着をして出かけます。途中、仕事の部分は飛ばして(笑)、夕方になり羽田空港へ移動。本当は、横浜駅から京急で行くつもりが、出口を間違えてそのままJRに入ってしまったので、浜松町まで移動して、久しぶりにモノレールで羽田空港に向かいます。深夜出発ということで、どうせANAのラウンジで飲んだくれるので、軽く国際線ターミナルで食事を済ませてから入ろうと、とある和食のお店には行って刺身を魚に一杯やろうとしたんですが、これがちょっと外れでした。あーあ、お腹壊さなきゃ良いけどと、出発前から心配を抱えながら、その後セキュリティを抜けて、出国審査も抜けて、そのままANAのラウンジに直行です。まだ早い時間帯なので、ラウンジ内はガラガラ。まずは、自分の陣地を確保してからお酒の取得に向かいます。
 いつも通りに、仕事のメール処理などをしつつ、お酒を飲みつつ、時々おつまみを食べつつ、まったりと3時間ほどラウンジで過ごすと、そろそろ搭乗開始の時刻。お手洗いを済ませてから、出発ゲートの108番ゲートに向かいます。

使用機材は、B767-300。B767には搭乗した記憶があるけれど、B767-300は初めてかもしれない。で、ゲート前に到着して、程なくプリボーディングが始まり、高齢者の方、用事連れの方、体に障碍のある方から先に搭乗開始するんですが、やはりハワイ線ということからでしょうか、高齢者のご夫婦と幼児連れの家族・グループがどんどん搭乗口前に並びます。半分くらいは、それらのグループじゃないかと言うぐらい並んでびっくり。
 で、やっと上級会員の登場が始まったんですが、そこから機内に入ると結構席が埋まっていてびっくり。今回は、2-1-2という配列の真ん中の一人席を指定。なんか、変な恥ずかしさを感じますね、真ん中一人席というのは。

この後、定刻よりは少し早めにドアクローズし、ホノルルに向かって離陸。すでにラウンジで胃袋に、酒も食事も潤沢に補給済みなので、CAさんには最初の軽食はパスする旨伝えてすぐに爆睡。でも、このANAの座席は、慣れないせいでしょうか、座り心地が悪くて、イコール寝づらい感じ。

深夜便なので、離陸直後には軽食が出て、到着二時間前にはお昼が提供されます。短い距離だし、深夜便なので、食事もこんなものかなと思うけれど、ちょっと到着前に食べるにしてはヘビー。だって、成田発のフライトなら、離陸後に出される食事ですからね。出来れば、フルーツプレートとか軽食のスナックの選択肢もあると嬉しいんだけど。

それでも、4時間くらいしっかり寝ることが出来、定刻より30分以上も早く、お昼前にホノルル空港に到着しました。深夜便は、金曜日の夜に出発できることと、ホノルル着がお昼頃で、体的に楽なのは嬉しいですね。成田発のUA/ANAだと、まだ朝も早いうちに到着するので、結構空港に到着したときからつらい思いをしないといけないので。一年ぶりのホノルルは、暑いけれど過ごしやすい感じの良い季候です。(続く...)

2012年1月28日

もっとTV

民放のVODサービスは「もっとTV」だそうな。単純に、アーカイブリストから見たい番組を選択するのではなく、現在の放送と連動して過去の放送が視聴できるような仕組みがうりとのこと。個人的には、今テレビの番組選択ってほとんどEPG(電子番組表)を使って選択していると思うんですが、あのEPGが過去の方向にも1週間分とか2週間分スクロール出来て、そこから通常の番組同様、視聴も出来るし録画モデルというシームレスな方式になったら便利だし簡単だと思うんだけど。

勿論、過去の放送をシリーズまとめてみたい事もあるだろうし、お気に入りの俳優さんの出演番組をまとめてみたいなんて言うこともあるだろし、それはそれでサービスのオプションとして残して良いと思います。ただ、ほとんどの場合は、今日放送予定と思っていた番組が一日違いで昨日だったとか、そんな場合が多いんじゃないだろうか。そう言う場合に、EPGを過去の日時にスクロールして、昨日放送された番組を録画してみる、とか。例えば、過去の放送はそのままストリーミングで視聴は出来ず、必ず録画してから視聴するようにすれば、それって今でも番組予約したものを自分の好きなときに見るのと変わらないわけで、ぱっと見は同じ行動ですよね。

例えば、一日前までは無料サービスで提供して、3日前まで、一週間前まで、二週間前まで、一月前まで... と、過去に遡及できる長さで、有料化の料金を決める。年間契約の定額制だと割引もあるけれど、その都度の契約は割高設定にするとか。そうすれば、「もっともっとTV」になるんじゃなかろうか、と(笑)。ところで、「もっとTV」って、お弁当屋さんの「ほっともっと」と何か近い語感を感じるんだけど(をぃ)。

是々非々

被災地のがれき処理を受け入れるという島田市長の英断に、まずは敬意を表したいですよね。勿論、目に見えない、これまで経験したことのない、低放射線に対しての不安も分かるけれど、少なくとも自然放射とそれほど違わないレベルのがれきを処理するわけだから、通常の処理と違いはないはず。単に、「福島から来た」と言うだけでナーバスになるのは、気持ちは分かるけれど、もう少し大人の対応も必要じゃないだろうか。

一方で、地元福島でも、福島第一の汚染処理水が満杯になったので、それを海中に放水しようとしたら、「駄目だ」と言うことで待ったが掛かったけれど、これもちょっといただけない対応。風評被害に対しての不安も分かるけれど、でもまずは福島で「ちゃんと科学的に説明された手順で処理し、測定値も問題ないもの」を普通に処理できないのでは、やはりそれ以外の土地の人の印象もさらに厳しくなるもの。福島の人が、放射線の高いものを受け入れる必要はないけれど、基準としてちゃんとクリアーしているものは堂々と、でもそれを超えたものは徹底的に除洗をするという、規律ある態度を示して貰わないと、それに続く他の自治体も現れない気がします。

島田市の場合、まだ処理場の地元の同意が得られたわけではなく、少々強引に市長の独断で進めるということで、それなりに手応えもあるのかもしれないけれど、やはり後に続く自治体のためにも丁寧に進めて欲しいですよね。また、東京都ではすでにがれき処理をしているわけだから、その経験や知見も是非生かして、東京都のようなマンモス自治体でなくても貢献できる手順を、是非「島田方式」として確率して、全国の可能な自治体に広めて欲しいと思います。それが、東日本震災から少しでも早く復興する手段の一つだし、それが日本人の底力になる気がします。

気楽な稼業ときたもんだぁ~

国会議員も人の人間だから、何をしようと自由はあると思うけれど、本来の仕事である国会開会中にこんな事をしている余裕があるんだろうか。震災復興費用や、年金や医療費の改革、さらには自分たち自身の国会議員の削減とかいう話が出ているときに... 国会議員削減、歳費削減は、その規模から言えば今の財政危機の程度と比べて微々たるもので、多分に象徴的な作業だと思うけれど、本来の仕事が始まっているときにこういうことをやってき機としている議員とか、国会に出ずに地方遊説とかしていたり、心臓に持病があると病院通いと言いつつも夜は酒を飲んでいるような議員も含めて、ばっさり切り捨てて欲しいですよね。そうそう、あと、ガソリンの暫定税率を撤廃すると言いつつ、価格は下げないふざけた「値下げ隊」とかいう集団も、詐欺とか嘘つきという罪で議員を辞めて欲しいところ。

故植木等氏の歌で「サラリーマンは、気楽な稼業ときたもんだぁ~」というのがあるけれど、最近では「国会議員は...」なんでしょうね。そうそう、サラリーマンなんて、生涯給与がやっと1億とか2億という時代になったのに、国会議員は歳費が足りない、お金が掛かると言いながらも、何億というお金を自宅に持っていて、わざわざ銀行の利子を払っても何億という土地を購入出来たりするわけですから。子分に、餅代を配りつつね。ほんと、転職できるものなら国会議員になりたい(嘘)。

2012年1月27日

スイートスポット

NTT docomoの通信障害事故についての発表内容が掲載されています。当初聞いたときには、スマホの普及によりトラフィックが逼迫してきたので、それに対応してパケット交換機を更新した、はずなのに対応出来なかったという、矛盾した内容に???と思ったんですが、発表内容を見るととりあえずはなるほど、と。でも、それでも腑に落ちないのが、何故端末の同時接続数は倍以上にしながら、制御信号の能力(データ処理能力)は現状の半分に削減してしまったのか、と言うこと。普通ならば、リソースのバランスを考えて、ある部分を増やしたら、それ以外の部分は同じか、減らすにしても半分と言うことは中々しないと思うんですが。今回、11台あった現在のパケット交換機を3台に集約したと言うことで、1台当たりの能力を単純に割り算をすると、現在の交換機の能力は「接続数=8万/制御信号=250万」に対して、新型は「 接続数=60万/制御信号470万」と、性能は向上しています。ただ、1接続あたりの制御信号処理能力は、現在の交換機が31.25なのに対して、新型は7.83と、その能力は1/4程度にまで下がります。今回の想定値(71万/1200万)で1台当たりの制御信号の処理能力を見ると、16.9になり、それが実際には71万/1650万=23.2だったわけで、安全係数としてちょっと甘く見積もり過ぎだったんじゃないだろうか。

よく分からないのが、実際にどの程度の端末接続・制御信号処理が発生していたのか、それをモニターして新しい交換機への切り替えをしなかったのか、ということ。 さらに言えば、新型交換機の接続数に対しての処理能力の割合は、あまりに貧弱ですよね。絶対値はアップしているけれど、トータルのバランスを見るとひどく値が下がっています。車で言えば、エンジン出力や最高速度は大幅にアップしたけれど、車体重量がそれ以上にアップして、燃費が以前の半分くらいになった、みたいな話。

この事故を伝える記事やニュースを見ると、スマホで使われている無料の電話ソフト(Skype?)やVoIP系のアプリが予想以上に制御信号(=データ通信料?)を使うために、処理能力が追いつかなかったというような説明をあちこちでされていますが、それって本当だろうか? だって、交換機の交換時に急にスマホのアプリが変わってパケットが急激に増加したわけでもないだろうし。正直、パケットのデータ量の見積もりを誤り、さらにアンバランスな新機種を入れて、それに拍車をかけた、と言う気がします。そう言う意味で、今回の事故に関してはdocomo側の責任は、これまでのように物理的に回線が故障したり、何かの理由でスタンバイ機能が動かなかったような場合に比べて、責任は大きいんじゃないだろうか。

MileagePlus 1K SWUちょっと改悪?

UA MileagePlus 1KのSWU関係でUA 1Kデスクへ電話。いつものように、最初の呼び出し音が鳴る前に担当者が出てくれるのは、流石のサービス。実は、去年2011年の1Kで貰ったSWUが今年は4枚も残ってしまったので(2回アップグレードに失敗し、さらに今月中に2枚使うつもりが諸般の事情で旅行をキャンセルしたから)、例年通り1枚は4月一杯まで延長して貰おうと思っての電話。で、斯く斯く然々で1枚延長して欲しいんですがと電話口でお願いすると、今年は延長が無いとの返事 orz

うーん、これもCOとの統合の影響なんだろうか。ちょっとショック。で、そのショックの中、もう一つの確認をすることに。例年、UA MPの1Kステータスを獲得すると、SWUが年始に6枚登録されて、その有効期限は1K獲得年の翌々年の1月末まで。ところが、昨年(2011年)12月に1K達成し、振り込まれた今年(2012年)の有効期限は、何故か今年の12月一杯。本来なら、2013年1月のはずなのに。で、最初のショックの中、来年の1月じゃないんですかと聞くと、これも1K達成月から有効期限は1年になったというお話。まぁ、以前の場合は1K達成しても、実際にSWUが振り込まれるのはその翌年の1月1日でしたから、そういう意味では一年間の有効期限に変わりはなく、逆に今回から(?)は直ぐに振り込まれるので、直ぐに使いたい人には便利かもしれないけれど。

実は、そんな事じゃないかなと事前にUAのサイト等も何度も確認したんですが、そういう説明らしきものは見つからず、それで1Kデスクに電話してみたんですが、残念な結果になり落ち込んでしまいます。今日(正確には明日の深夜)出発のハワイ旅行は、やや暗い気持ちでの出発になりそうです(そんな大げさなものじゃないけれど)。

赤字決済

こういう時期なので、少しでも明るい話題に接したい気持ちがあるのに、どうも暗い話題が目立ってしまいます。まずはNECが従業員を5,000人削減し、今期は1,000億円の最終赤字になるという記事。さらに、勝ち組の代表みたいな企業の一つ、任天堂も450億円の営業赤字という記事も。

任天堂に関しては、3DSの不振が言われていたので、まだそうだろうなという印象もあるんですが、NECの削減記事についてはちょっと驚きました。そんな評判なんかも聞いた記憶がないし、削減人員にしても、従業員5,000人だけでなく業務委託先でも5,000人規模の打ち切りをして、合計1万人規模の削減と言うことで、かなりの大なたのように感じます。NECですら項なら、同じような企業構造の富士通とかパナソニックとか東芝とか、その他日本を代表する家電メーカーや通信機器メーカーは大丈夫なんだろうか。先日も、日立がテレビの自社製造から撤退するという記事がありましたが、家電メーカー、総合電機メーカーは円高もあって厳しい状況なんでしょうね。

このまま下降線スパイラルに入ってしまうと、ますます日本の経済も同じように下降線に乗ってしまうわけで、何とか業務改善をして効率化をして早い時期にリカバリーして欲しいですね。

2012年1月26日

国際的な名前

全豪テニスの錦織選手、流石に連日の熱戦に混合ダブルスなんかもあったから、ちょっとスタミナ切れ、集中力切れの感じもあったけれど、この経験が次のメジャー大会でも上位進出する自信になったんじゃないでしょうか。

で、錦織連取の名前は「圭(Kei)」。先日MLBに移籍したダルビッシュ選手は「有(Yu)」。どちらも、綴り別にして、発音だけなら欧米にもあるような名前。と言うか、1音節・2音節位の短い名前なら、特に欧米風の発音(「穣(Joe)」とか「健(Ken)」とか)でなくても、国際的にはよく通じるんじゃないだろうか。最近では、日本語なんだけど全然読めない名前が増えているけれど、それよりはずっと良いかも(笑)。

別に和風・洋風、国内的・国際的、でなくても良いけれど、初対面の人に無理なく理解してもらえる、馴染んでもらえるのが「名前」だと思うんですよね。そういう意味では、自分の名前は4音節あって個人的に発音しにくい"f"の音も入っているので、出来ればもっと短くて言いやすい名前に変えたいんだけど... そういう意味もあって、海外の人と話をするときは、ニックネーム代わりに頭の2音節部分だけ使っているんですが、しょっちゅう使っているので、こっちの方が国内でも普通になりつつあるのは、ちょっと複雑な気分でもありますね。

反原発と脱原発と超原発

大前研一氏のこのコラムや田原総一朗氏のこのコラムなど、やっと単純に原発を無くせと言うだけでは何も解決しないという意見が出てくるようになりましたね。確かに、震災による福島原発の事故の影響は大きく、何とか小康状態を維持しているものの、これから30年40年かかると言われる廃炉作業はまだどうなるか先は見えないし、回りに与えた環境被害の対策も大変な作業です。でも、一方で1億3000万人もの人が、日々の生活を安全に快適に送るためにはエネルギーが必要なわけで、その為には国内発電量の30%を占める原子力発電をいきなり止めることは出来ないのも事実。今は、使用停止した古い火力発電所を再稼働したり、いろいろな独立系発電施設から電力をかき集めて何とか賄っているけれど、それってもしどこかで発電設備が故障したり、何かトラブルがあれば一気にバランスが崩れてしまう危うい状態なわけで、それがこの先何年も継続できるとはとても思えません。

個人的に反原発・脱原発と言っている人達にどうしても不信感しか感じられないのは、彼らは止めろとは声高に言っても、その代替案については何も持っていないから。自然エネルギーにしても、再生可能エネルギーでも良いけれど、その中でどれだけ直ぐに原発と交代して使えるものがあるのか分かっているのだろうか。

原発の稼働率低下を補完するために、火力発電所の稼働率を上げているため燃料代が上がるため、その分の電気使用量をあげる話が出ています。それに対して、昔の「ガソリン値下げ隊」が今度は「電気料金値下げ隊」になって値上げを阻止するとかお目出度い事を言っているらしいけれど、じゃぁ太陽光発電の買い取り料金を今の電気代に添加するのは良いことなのだろうか。確かに、値上げで喜ぶことは無いけれど、発電システムの変更で燃料代がアップします、自然エネルギー普及のために補助金分を添加しますとちゃんと言って値上げするのが、脱原発の世界ですよね。本当に、原発の危険をリスクとして考えて、代替エネルギーに移行するのであれば、その移行する内容・システムまでちゃんと考えた上で、今の原発中心の発電システムを超える「超原発」とでも言うような意見を出してもらわないと、結局は反原発・脱原発と言うストレス発散、自慰行為に自己満足しているだけ。あるいは、今旬のそれらの話題に隠れて別の意図を滑り込ませようとしているようにも勘ぐってしまいます。

北海道や東北の人が豪雪に困るからと言って「反豪雪・脱豪雪」と言っても何も解決しないように、誰もトラブルやリスクを望まないのは確かだけれど、それらを魔法の杖を使って一瞬で解決できないのも現実。それらのプラスとマイナスを冷静に判断して、その中で最良の方法を探しつつよりプラスの多い方向に進むのが、人間じゃないだろうか。

高品質こそ最高のおもてなし

今朝のCX系「めざましテレビ」内の「ココ調」は、春節で日本を訪れている中国人女性観光客の、日本でのお買い物について。女性と言うことで、化粧品や美容整形といったことに興味があるのは当然。で、中国でも有名な資生堂やコーセーの製品が、関税や輸送費などが添加されていない分安いと言うことで、日本で「大人買い」している中国の女性達。まぁ、日本の女性達(例: 知人の女性達-笑)も、韓国にBBクリーム買いに行ったりするし、同じようなものなんだろうけど。これで、韓国の女性達が中国に漢方薬系の化粧品とか買いに行っていたら、日中韓化粧品トライアングルの完成ですね(をぃ)。

 化粧品と同じように、日本ではもう普通に売られているサプリメントも大人買いしている用で、これは化粧品の場合とちょっと違って、日本国内では300種類位あるサプリメント(by DHC)が、中国国内では販売認可の関係で8種類しか無く、そのために日本でまとめ買いしていくらしい。中には半年分、8ヶ月分のまとめ買いをしていく旅行客もいて、まぁ日本経済の浮沈は中国観光客に有りと言われて納得してしまうよう勢い。

さらには、目鼻などの美容整形もしていく人も多いと言うことで、番組に登場した美容整形の病院では10~20%位が中国観光客で占められるとのこと。インタビューを受けていた一人は「顔の輪郭などの整形は韓国が良いけれど、目とか鼻等は日本の方がよい」というようなことを言っていたけれど、その目とか鼻の手術で韓国に行っている日本の女性の立場は...

化粧品にしても、美容整形にしても、中国人観光客の皆さんが異口同音に言っているのが「信頼性が高い」「品質が良い」という、日本製品一般に言える特徴。中国や台湾の観光客に人気の炊飯器にしても、「美味しくご飯が炊ける」という当たり前のことが高品質で出来るのが最大のメリット。その部分を外したら、日本製品の存在意義は無くなってしまいますよね。だから「海外流出は止めるべき」という話も出てくるかもしれないけれど、それはちょっと違う気もします。観光客は、高品質な製品は臨んでいるけれど、だからといってそれが高価格の製品でも満足するとは限りません。やはり、納得できるC/Pの範囲で無ければ、買ってもらえる商品にはならない。これまでの日本人は、以下に日本の中で効率よく上手く作るかと言うことを考えてきたわけで、それはそれで正しいことだと思うけれど、今後は日本の中で以下に付加価値のある部分・日本でしか作れないことを残し、それ以外の部分は以下に外に出して安くて良いものを作るかという、分業システムの考えが必要。これまでの、国内でのピラミッドのような垂直統合から、国内では必要最小限の部分を国内でとことん垂直化して、それ以外の部分は広く水平展開するような画鋲みたいなシステム統合が必要だなと、あらためて感じた次第です。

2012年1月25日

HND-HNL-SAN-HNL-NRT (5) - 荷物発送

今年の初旅行まで後三日(実質は二日か)。流石に出発日が迫ってくると、いろいろ準備が必要になります。今回は、金曜日に会社に出て、そのままその日の深夜の羽田発のフライトでHonoluluに行くので、本来なら荷物を持って会社に行き、そのまま空港に行けばよいわけですが、朝の通勤ラッシュを考えると、小型のキャリーバッグと言えども混雑している車内や駅で持ち歩きたくない。そこで、以前も利用した空港への荷物配送サービスを今回も利用することにしました。メインで利用しているVISAカード、サブのAmex、どちらも同様のサービスを提供してくれています。業者はどちらもJAL系列のJAL ABCサービスなので、どちらを利用しても構わないんですが、多少空港での引き取り手続きが楽なVISAで今回は利用することに。

指定されている申込先に連絡して、羽田着で荷物を送りたいことを伝えます。まずは、こちらのカード番号、電話番号等で本人確認をして、その後利用するフライトの空港、日時、便名を確認して、その後荷物の個数確認(VISAだと幾らでも無料。ただし、6月迄のサービスなのが残念)と、有料での配送時のカバー付けの有無の確認等に進みます。で、最後に荷物の引き取り日の決定なんですが、ここでちょっと困りました。出発日は、28日土曜日の深夜00:30。つまり27日金曜日の24:30なので、金曜日に荷物が空港に届くために、本来なら前日出荷で間に合うけれど、一日余裕を入れて水曜日集配くらいかなと個人的には考えていました。ところが、一番遅い日で火曜日の集配だと電話では言います。まぁ、中に入れるものは殆どが着替える衣類なので、別に一日二日早くても困ることはないけれど、それでも直前に「あっ、これ機内持ち込みできないから」というものが出てきたりするもの。ですから、出来るだけ遅い方が安心できると言えば安心できるんですけどね。まぁ、だから取っ手日付が遅くなるわけでもないので、火曜日集配をお願いすると、今度は空港での受取予定時刻を聞いてきます。空港での手荷物窓口は24時間空いているのでいつでも構わないと思っていたんですが、多分限られたスペースに荷物を置いておく必要があるので、ある程度時間を見て分散して空港に持ってくるんでしょうね。時刻を指定して必要な手続きは完了。後は火曜日の集配を待つだけです。

その集配日。時間帯指定可能だったのが、お昼から14:00までと、16:00から18:00だったので、午後一での集配をお願いします。多分ぎりぎりぐらいかなと思っていたら、予想通り13:50頃に集配のお兄さんが到着。キャリーバッグを引き取って行ってくれました。通常の宅配便発送と事なり、すでにこちらの住所やら連絡先、さらに配達先の空港窓口まで伝票は準備されているので、後で空港での荷物引き取りに必要な伝票の写しを貰うだけでお金の支払いも発生せず便利です。ただ、この宅配業者のお兄さん、ちょっとお疲れ気味だったのか、ブスッとした表情はいけませんでした。

残る荷物は機内持ち込みのショルダーバッグ一つ。今回手荷物で一番の大物が、デジタル一眼レフカメラ。ハワイにはこれから何度も行くかもしれないけれど、ハワイでのPro Bowlはこれが最後かもしれないので、記念にきっちり撮影したいなと思うので。それでも、流石にレンズを何本も持っていく気力も体力も無いので、18mmから250mmまで使える、超高倍率のズーム一本で勝負する予定。ただ、カメラ本体とこのレンズで2kgちょっと。これに、パソコンと付属品で1.5kg。その他、ロストバッグ時用の着替えとか細々したものを入れると、5kg位にはなるのがちょっと困りますね。後は、今日・明日で、フライトスケジュールとかホテルの予約とか、ドキュメント類の準備や細々したものの確認をしないと。(続く...)

隣は何をする人ぞ

日本の福島原発事故では、いろいろな動きがあるけれど、それよりも何かあっても何も公開しない、こういう隣国での原発事故の方がよほど怖いよなぁ... 1960年代から70年代の核実験だって、それらが日本に与えた影響は今の何百倍、何千倍という当時の観測データもありますし。仮に、日本国内の原発が全て停止し、あるいは廃炉になっても、中国の原発事故で日本が放射能汚染される、なんていう事が起こりそう。そっちの方が、何も出来ない分怖い気がする。

無敵のApple

Appleの2011年10~12月期決算で、売上高が463億3300万ドル(約3兆5700億円/前年同期比+73.3%)、純利益が130億6400万ドル(約1兆60億円/前年同期比+120%)と、四半期では過去最高を記録したという記事。もう「羨ましい」以外の言葉が見つかりませんよね、これだけ好調だと。iPhone/iPadが、どちらも倍々ゲームになっていることが大きいと思うけれど、それに合わせてiTunesでの売り上げも倍々になっているだろうから、ほんと笑いが止まらない状態だろうなぁ。

一方で、先日は「iBook 2」を発表し、教科書にも電子化/iPad化をしようという戦略も見せています。考えてみると、それまでレコードとかCD/DVDとか、物理メディアで流通していた「音楽・映像コンテンツ」をiTunesでオンライン化=デジタル化して成功したAppleは、今度は「書籍」という物理メディアを徹底的にデジタル化しようとしてるんでしょうね。Appleと言うと、どうしてもiPhoneとかiPadとか端末の技術に注目が集まりがちだけど、根幹はiTunesなんだよなぁ... Androidも、最近は精力を増しているけれど、そこを抑えないと駄目だと思うのに、そのコアが見えないのがちょっと不安(不満?)。

2012年1月24日

積雪

昨日の浜松は、最高気温は16度位まであったのかな。昼間は勿論、夜になってもそれ程暖房の必要性を感じないくらいの暖かさ。ところが、都内はかなりの積雪があったということで、午後から雪が降り始めて、夜には数センチの積雪になったということですよね。実は、昨日は会社の新年会が有ったんですが、月-木は在宅勤務をしている自分は、今回は不参加。丁度春節とも重なったので、横浜中華街で夜は宴会をやってたはずだけど、みんな帰りは大丈夫だったんだろうか。

今朝の浜松は、流石にちょっと冷え込んでいるけれど、でも快晴の青空で日が高くなればそこそこ暖かくなりそう。それでも、これから2月に掛けて冷え込みが厳しくなるとか天気予報で入っています。今週末から、その寒くなる日本を脱出してハワイに行くんだけど、着るものの選択に困りますよね。日本では厚着、日本を出たら真夏の気候、でもまた日本に戻ると真冬の寒さ。今日、キャリーバッグを空港で受け取るように発送しないといけないので、パッキングをしないといけないんだけど、中に積めるものを思案中。予想外の都内の雪模様で、こちらの旅行予定にも影響がありそうです。

日立、テレビの国内生産から撤退

昨日の三菱化成の撤退に続いて、今度は日立が自社テレビ製品の国内生産から撤退するという記事。自分の仕事でも「製造」という部分に関わりがあるので、日本の中で価格競争が厳しい分野の「もの」を作ることの難しさ厳しさはよく知っているので、その選択は間違っていないと思うものの、これまで日本の主力製品の一つであった「テレビ」がまた一つ海外に出て行くのは、やはり寂しいですよね。ただ、これからの「物作り」「製造」という仕事を考えると、外に出せる仕事は出来るだけコストダウン・納期短縮等のメリット享受のために外に出し、自分のところ・国内では差別化付加価値作りの出来る部分の開発や仕込みと言うことに集中しないと、世界レベルでの競争には勝てないし、それはイコール国内の競争にも勝てないという時代なのは確か。

例えば、農作物なんかは、その土地の状況とか天候・気候等に依存する部分が大きいので、例えば家電製品のように「製造(生産)外部委託」するというのはなかなか難しいと思うけれど、最近では流通システムが発達してきたから、意外な場所から輸入する事も可能だし、逆にオーストラリアのそばのように、日本とは逆転している季節を利用して、日本のオフシーズンに旬の食材を日本に持ってくるなんて言うことも可能になってしまいます。農作物ですらそういう時代だから、より地勢依存性の無い家電製品とかデジタル製品なんかは、もう殆ど人件費と流通費だけで、いまは拠点決定されるような状態ですからね。

日立にしても、「テレビ」販売から撤退する事はまだ無いみたいだけど、「テレビ」に拘らず「映像端末」というか「ビジュアルインターフェスデバイス」みたいなものって、これからどんどん重要になるはず。要する、単に送信されてくるテレビコンテンツを出すだけのデバイスから、もっと付加価値の高い映像コンテンツ配信するようなデバイスをこれからは作るというような発想の転換をして、是非あっと言うような製品を作って欲しいなあ。それが日本の家電・デジタルメーカーの生き残る道だと思います。

2012年1月23日

三菱化成がDVD/BD自社生産から撤退

三菱化成と言えば、昔から仕事でも使っていたCD/DVD/BDメディアの主要メーカーですが、その三菱化成がDVD/BDの自社生産から撤退するという記事。仕事で使っている国内メーカーとしては、太陽誘電と三菱化成。後は以前はマクセルとかTDKなんかも使っていましたが、結局使用しているライターの相性等もあって、最近では太陽誘電をもっぱら使っていますが、三菱化成も結構使っていたので、これから太陽誘電で何か(相性問題)あった時に困るかなぁ...

DVDに関しては、50枚セットのバルクケースで購入すると、もう1枚数十円程度まで値段が下がってきていて、BDにしても単層の25GB版だと数百円程度かな。でも、二層や三層製品なら、まだ価格もそんなに下がっていないので、利益も出そうな気がするけれど、直ぐに新興国メーカーにキャッチアップされると予想しているんだろうか。ただ、記事のグラフを見ると、それ程BDの生産量は立ち上がっていないんですよね。現象したとはいえ、DVDの真数と比べると、まだまだ10倍近い開きがあるように見えますが、これも直ぐに接近してきてしまうでしょうね。

メディア生産は、殆ど機械化されているだろうし、必要な材料とクリーンルームがあれば、場所的にどこにあっても問題ないから、新興国でどんどん製造が増えているんだろうけど、それって人件費の高い日本では機械化して人件費を削減しても、今後競争力が生まれないと言うことにも繋がりますよね。日本の機械メーカーが作った機械が、海外のライバルメーカーには有効で、国内のメーカーにはそれ程でもないというのは複雑な心境。結局は、法人税とか電気代とかのインフラ代で、新興国と差が出来るんでしょうけど、そうなると国内メーカー流出を止めるためにも、そういう部分で経済刺激をしないといけないんですよね。まぁ、今の政治ではそこまで望めないのが残念なところです。

春節

今日2012年1月23日は、旧暦のお正月。中華圏では「春節」として、日本の年末年始以上のお休み期間。中国本土では、本来ならお休みの週末を調整して、だいたい22日頃から今週いっぱいをお正月休みにするパターンが多いみたいですが、その前後にお休みを取って規制したりする人も多いので、だいたい二週間から三週間は休む人も多くいる時期。

横浜にある会社近くには、国内最大の横浜中華街があって、昨日は大晦日、今日は新年のイベントが大々的に開催される見たい。それに合わせて、自分の所属する部門では今日は新年会を開催するみたいですが、その為だけに出かけるのも難儀なので、気持ちだけ送っておくことにします(笑)。春節でちょっと面倒なのが、その日にちが毎年変わること。今年は1月23日だけど、去年は2011年2月3日で、来年は2013年2月10日。仕事の関係で、翌年・翌々年にかかるスケジュールを設定するときには、まずその年の春節の日付を確認して、そこからブラックアウトするお休み時期を推定して、その部分には中国での活動が発生しないようにいろいろ調節するのが基本ルール。以前は日本のお盆休みが同様のブラックアウト時期で、調整が大変でしたが、最近では先ず春節の調整が優先するのは、最近の力関係を正直に表しているようでちょっと寂しい感じも。

以前、Pro BowlがSuper Bowlの後にHonoluluで開催されていた頃は、よくこの春節のお休みと重なるときがあって、Kapiolani Parkに行くと、その春節のお祝いで露店や獅子舞が出ている事が何度かありました。今年は、27日にHonoluluに行くので、まだ少し春節の雰囲気は残っているかもしれませんね。それはそれで少し楽しみかも。

2012年1月22日

秋入学

東大を始め、早稲田・慶応の私立も含めた11大学が、現行の春入学から秋入学への変更を検討するという話。その理由として東大があげている、海外からの留学生に合わせたいというのは、ちょっとどうかと思うけれど。留学生が過半数を占めるというのなら分かるけれど、これから増やすために変更するなら、じゃぁ日本人の学生はどうするのかという素朴な疑問が。国際基準に合わせると言う理由も言っているけれど、同じようにでは日本の高校生はどうするんだろうとか。半年間のギャップが入学時に発生するわけですが、その間には社会貢献の活動などをすると言うことだけど、それも無駄とは言わないけれど、でもそういう社会活動を大学で学ぶなら良いけれど、あまり関係ないような学科、特に理系の学科などの生徒は、時間を持てあましてしまうのではないだろうか。企業インターンと言う話もあるみたいだけど、どうだろうか。卒業時にも半年のギャップが生まれるけれど、最近の企業は通年採用になりつつあるから、こちらは影響は少ないのかも。でも、大手ならそれも可能かもしれないけれど、中小の会社だとそこまで出来る余裕もないだろうから、困っちゃうでしょうね。

個人的に思うのは、大学側としても単に半年ずらすだけでなく、大学としての改革も同時に実行しないと、単に学年の区切りが他の国内の大学と半年違うだけの話になりそう。少なくとも、年間のカリキュラムを半年単位で区切りにして、春入学でも秋入学でも直ぐに授業に入れる体制にする。さらに、飛び級の採用や単位の取得制限を柔軟にして、例えば基礎教育科目は入学後1年以内に必要単位取得するとか、一般・専門、必須単位は3年以内に取得すれば卒業出来る、大学院進学権利を得られるとか。その分、単位取得のテストや検定は厳密にして、「入るときよりも、入った後が大変」という部分も欧米並の大学教育にして欲しいですよね。さらに、大学間で単位交換できるとか、少なくとも同一大学内ならば学部や学科が違っても他の抗議を自由に取得できるようにして、自分の知識や経験範囲を広げるような施策も必要だろうし。で、当然卒業式も、春と秋(初夏?)の2回にする。

こうすれば、例えば秋入学しても、3.5年で必要なカリキュラムを達成すれば、春の入社に合わせられるので、就職機会としても有利になるだろうし。同じような考えで、国内の高校を出て春入学しても、秋に卒業をして海外の会社を狙うなんて言うことも、途中の日数を無駄にせずに出来るだろうし。海外に合わせる、国際標準に合わせることだけが重要なんじゃなくて、より柔軟に、外にも内にもそれ以外の場合にも対応できるような仕組みにすることが一番重要なはずですよね。その部分が、この「秋入学」の話には抜けている気がする。

ダルビッシュ投手の会見

レンジャーズ入団が決まって、入団会見に臨んだダルビッシュ投手。放送された会見の様子を見ていて感じたのが、これまでの日本人選手の入団会見とはかなり雰囲気が違うなと言うこと。ハーフと言うことで、典型的な日本人顔とは異なる風貌もあるけれど、これまでの日本人選手の会見と比べて、かなり「馴染んでいる」「浮いた感じがしない」印象を受けました。それに、ちょっと言葉は悪いかもしれないけれど、これまでだと憧れのMLBの選手なったと言ううれしさもあってか、何となく気負いというか少し卑屈感というか浮いた感じがあったように思うんですが、彼の会見は生来のふてぶてしさというか、良くも悪くも自分の世界を貫いている感じがして、それがUSのメディアにも好印象を与えたように思います。それに、改めて実感しましたが、ダルビッシュ投手、やっぱり大きいですよね。並んで記念写真を撮影しているときに、日本人選手が他のスタッフや監督・コーチよりも頭一つ大きい光景なんて始めてみました。彼、身長は2m近く、196cm位あるんですよね。それに、これもびっくりしたけれど、体重も100kg近くあるのに、凄くスリムな体型に見えるのは、鍛えていることもあるんだろうけど、身体のバランスが良いんだろうなあ。1月に現地入りしたときに、球団関係者との夕食会で、前菜のオニオンリング、500gのロブスター、700gの骨付きステーキを平らげたという放送があったけれど、この身長体重をみれば納得出来る気がします。

国内では屈指の好投手と言うことは誰も疑わないけれど、WBCでは実はそれ程の成績を残していないことはメディアでも指摘されています。内弁慶と言うことではないと思うけれど、それだけが唯一不安が残るところではないでしょうか。野球なので、キャッチャーとの意思疎通が上手くできれば、その辺りの不安も払拭できるんでしょうけどね。

ところで、報道ではドルベースでは松坂選手を超える金額なのに、最近の円高でその当時と比較して三割以上も為替レートが下がってしまったために、円換算ではかなり目減りしていることを指摘していますが、少なくとも今回の契約金・年俸をそのまま円で貰うことは無いですよね。ドルはドルとして受取US国内で使えば良いだけだし、日本国内で必要な分は、多分これから争奪戦が始まるだろう、CM出演料で十分賄えるだろうし。まぁ、人の財布の中身をあれこれ言う権利はないけれど。イチローを超えるCM出演も言われているみたいだけど、それはどうだろう。既に実績も残し人気もあるイチローに対して、過去いろいろ品行方正とは言えなかったダルビッシュとでは、企業も暫くは様子見をするような気がする。いずれにしても、まずは今シーズン誰もが納得出来る成績を残せば、自然とCMも増えるから、まずは自分で結果を残すだけですよね。

新UAの新MPは3月3日から

新UAでの、旧UA MP、旧CO OnePassを統合した、新MileagePlusが3月3日からスタートするとアナウンスされていました。すでにOnePassのアカウントを取得して、MP/OnePassの口座統合もしているので、試しに新MPの会員番号になる予定のOnePassのIDでログインしてみると、ちゃんと自分の名前と共に、3月3日から有効になる2012 MileagePlusのステータスとして"Premier 1K (effective March 3, 2012)"と表示されました。で、その画面の下の方には統合に関してのいろいろな説明が続くんですが、年末に更新されたライフタイムマイルの個人データも掲載されています。自分の場合は、UA MPでのベースマイルが325,042ml、上位クラス利用や旧CO便利用時のマイルなど今回統合に当たって調整追加されたEQMが178,129ml、OnePassでのマイルは無いので、この二つを合計すると、503,171ml、ということになります。殆どBクラス以上を利用してきたので、今回プラスされた追加のEQM分は大きいですよね。とは言っても、最初の関門であるミリオンマイルには、やっと半分到達したところで先はまだまだ見えないけれど。

ところで、システム切換予定日の3月3日は土曜日ですよね。金曜日の夜って、混雑していないんだろうか。それが心配。

2012年1月21日

国有化

東京電力を実質国有化するという記事。いろいろ是非や優劣はあるんだろうけど、凄く素朴な疑問として、これまで国、特に今の与党がやって来たことで、何か良かった事ってあったっけ? いゃ、ふとそんな素朴な疑問が浮かんできた...

脳回路の配線

脳の神経回路が実際にどのように作られるのか、その一端を解明した論文。勿論100%内容を理解する事は出来ないけれど、この原理をプログラム上で実現したら、自分で学習するコンピューターを作ることが出来るんだろうか。

ただ、人間の脳に近い処理系は出来るんだろうけど、その結果が「正義」になるとは限らないしなぁ。人間でも、環境が良くても駄目な場合もあるし、悪い環境でも立派な人格が形成されることもあるし。

今回の研究で、これまで「クラスター入力モデル」と「分散入力モデル」の2つの情報伝達モデルの仮説があるうち、前者の「クラスター入力モデル」が正しいという事が証明された(?)と言う説明。説明を読んでいても難しい単語ばかりでよく分からないけれど、でも何となく理解できるのは、最初の結合はランダムに一斉に出来るけれど、その中で強いところが残って回路を形成していくと言うこと。その強弱が一人一人の「個性」形成になるんでしょうね。となると、特定な刺激を子供の頃に与えると、ある程度回路構成のデザインが出来るのかも。何となく納得できる気がします。でも、その刺激が強すぎると、その回路が変に結合・硬直化してしまい、逆にその刺激を嫌う・無反応になると言うことも考えられますね。何事もほどほどと言うことなんだろうなぁ。

AIBOに、この研究成果を利用したコンピュータを内蔵したら、本物の犬に近い動作をするようになったりして。

むき身のベーカム

いつもの「金曜日の新幹線シリーズ」。今週は番外編で、火曜日にも新幹線出社をしたんですが、この時と同じように朝から寒い天候。ただ違うのは、火曜日は浜松・掛川周辺で雪が積もっていたのに、都内波雨が降っているくらいでそれ程寒さが厳しくなかったのに対して、金曜日は逆に浜松はそれ程寒くなかっのに、都内は初雪が降っていてその影響からか私鉄のダイヤが乱れていて、ターミナルは改札規制直前みたいな混雑具合。

少し荒れ模様の天気ではあったんですが、新幹線車内はそれ程混雑する事もなくゆったりと出社できました。でも、帰りの新幹線は流石に混雑していて、指定席もほぼ満席状態。でも、静岡でどっと乗客が下車して、1/3位になって仕舞うのはいつも通り。いつも利用している浜松停車のひかり号ですけど、下りは都内と静岡の通勤電車みたい。

そんな下りの新幹線に揺られること1時間ちょっと。浜松に到着し出口に向かって並んでいると、車両の一番奥のスペースから、何やら見たことのあるような物を取り出している人が。最初「やけに横長のケースだな」と思って見ていたら、なんとプロ用のベーカムハンディカメラ。それがケースにも入れられず、そのまま直ぐに撮影でもするのか、本体を出したままおいてあったのを下りるためにカメラマンらしき人が手に持って立っています。カメラ本体に貼ってあるステッカーを見ると、地元のローカル局・テレビ静岡のスタッフさんらしい。3人くらいいたのかな。で、「やっぱHDのベーカムはでかいな」と思っていたら、そのカメラマン氏が少し身体の方向を換えたときに、カメラのレンズ側が見えました。ここでも驚いたのが、レンズカバー等もしていなくて、そのままむき出し。レンズに傷がつくとか気にしないんだろうか。それがプロの心意気だったりして(をぃ)。

フットボールの試合の時に、テレビ中継の現場を見たことがありますが、結構しっかりしたジュラルミンのケースに入れて運んできて組み立てるんですよね。自分のカメラの何十倍もするような高価な機材だから当然と言えば当然だけど、ハンディカメラの場合は、直ぐに使えるようにそのまま持って移動するんでしょうか。あるいは、ハンディカメラなのにケースに入れたらハンディにならないから、そのままむき身で持ち運ぶんだろうか。そんな疑問と共に更けていく金曜日の夜でした。

2012年1月20日

クラウドのオンとオフ

金曜日の定番になりつつある、PCWatch山田祥平氏のコラムから「クラウドのオンとオフ」について。山田氏は最初に「ネットに接続的無いのは飛行機の搭乗中と地下鉄のトンネルくらい」と書かれているけれど、実際にはもう少しオフタイムは長いですよね。例えば、自分が利用している毎週金曜日の新幹線ですが、のぞみ号(N700系)に乗車すればWi-Fiを理世することが出来るけれど、それ以外の車両では自分で通信手段を確保しないと駄目。勿論、そこで3Gのデータ通信とか持っていれば、「オンタイム」で接続できるから接続性という意味では正しいんですが。自分の場合は、一年ちょっと前か、移動時のメインマシンがWiMAX内蔵のThinkPad X201sになったので、オフィスとか出先でWi-Fiが使えないときには、ほとんどがWiMAX利用。以前だと、PHSや携帯を接続して、そこからアクセスポイントに繋いでいたんですが、それが内蔵されただけでも便利だし、さらにスピードもWi-Fi(11gとか)と遜色ないのが非常に快適です。

例えば最近のスマホを利用していれば、通信範囲という意味ではほとんど日本全国をカバーしていて、使えない場所は無いと言っても良いくらい。また、テザリング機能を利用することで、手持ちのPC等も透過的に利用することが可能です。ただ、そう言う場合でも、ある場所ではスマホを経由し、また別の場所ではPCのWi-Fiを利用し、さらに場合によってはPCを出して誓えないのでスマホでメールアクセスするとか、要するにネット接続の手段と自分が使うクライアントの組み合わせを利用して、ネット接続を出来るだけオンにする工夫が必要です。

クライアントが変わると言うことは、自分のデータアクセスやその操作方法も変わってくるわけで、そこでコラムの中では、SkyDriveの利便性なんかも説明されているわけですが、可能ならばそんな部分も「クラウドの中」に詰め込んでしまって、もっと接続環境や利用する場所などを意識しないで、本来のデータエントリー・データ参照という作業に集中できないかなと思います。 いわゆる「パーソナルコンピュータ」が世の中に登場したとき、当時のユーザーが何を一番喜んだかというと、それまではホストコンピューターの端末しか見えなかったものが、すべて自分の目の前に揃って中に使えるようになったこと。さらにラップトップPC、モバイルPCが世の中に登場したときには、そのリソースを自分の好きなときに好きな場所で使えるという利便性が最大の特徴だったと思います。要するに、自分の目の前手の中に必要なものすべてが有路優に使えるという「欲求を満たしてくれるもの」だったと。クラウドというのは、そう言う意味では少し逆行するもので、データエントリーの端末機能は手元にあるけれど、一番重要なデータは自分の知らないどこかネットの奥にあるという、どちらかというと昔のホストコンピューター、あるいはクライアント・サーバーの時代に近い感じを、私なんかはいつも感じます。

とは言っても、ホストコンピューティングは、言ってみればクライアントとホストのPoint-to-Pointの一次元的な広がりしか無く、クライアント・サーバーでも、サーバーを中心にクライアントが周辺に存在する二次元的なイメージ。それに対してクラウド・コンピューティングは、二次元的なレイヤーが多層的に集積された三次元的な構造を、私なんかは漠然と持っています。そのレイヤー毎に最適化されたクライアントデバイス(PC、タブレット、スマホ、etc...)があるわけだけど、その三次元構造のもう一つ外の世界から自分のクライアントデバイスを見たときに、どこから見ても等価的に見ることが出来る=デバイス依存性が無くなる、ような世界が次のクラウドの世界なのかなと最近思うようになっています。その世界では、多分クラウドの「オンとオフ」という概念は無くなっていて、常に自分の目の前には「仮想的な自分のネットワーク環境・デバイス」が存在していて、その裏では一生懸命いろいろなネット接続やキャッシュやデータマイグレーションやマイニングという作業をしている「実態」が存在するんだけど、それは決して目には見えない「ファントム」みたいな存在が出来ているのが次の世界じゃないかと。いゃ、「ファントム」じゃなくて「ゴースト」だな、その場合は(笑)。

いずれにしても、数年前までは「クラウドを使う・使わない」という発想が普通だったのが、今では「クラウドをオンするオフする」というのが一般的な理解になってきています。と言うことは、あと数年後にはクラウドのオン・オフという意識はなくなり、別の概念が生まれてくる・必要なるんだろうなぁ。それは何か、ちょっと面白そうです。

Kodak Chapter 11

KodakがChapter 11を申請したというニュース。世界で初めてデジタルカメラを開発したのもKodakだったんだ。それは知らなかった。Kodakというと、どうしても「ポラロイドカメラ」というイメージが一番強くて、それ以外の製品ってあまり記憶にないんですが、メーカーとしては大きなドキュメント・デジタルカンパニーですよね。

1990年代に出張でよくアメリカに行っていた頃、当時デジカメもすでに登場はしていたけれどとても高価で中々気楽に購入出来るものではなく、だからコンパクトフィルムカメラを持参していったんですが、フィルムがアメリカでは結構高かったんですよね。日本だと、富士フイルム(フジカラー)とコニカ(さくらカラー)があって、アメリカだとほとんどがKodakのフィルムで、時々Targetとかに行くとフジとサクラを見る程度。値段的には、日本の1.5倍くらいだったかなぁ。出張前には、新宿のヨドバシで、36枚撮りのケースを10個くらいまとめ買いして出発したものです。

しばらく前には、手持ちの特許を販売したりして何とか事業立て直しを図っていましたが、日本のメーカーですらカメラ業界やイメージング関係では苦労しているので、もっと厳しいでしょうねぇ。これも時代の流れだけど、可能ならば3Dとか高精細画像技術とか、また新しいテクノロジー分野で復活して欲しいですよね。

ダルビッシュ vs. イチロー

昨日の朝は、日本ハムのダルビッシュ投手のテキサス・レンジャーズ入団決定のニュースがトップニュースでした。まぁ、最後には契約締結となるだろうとは思っていたけれど、ぎりぎりまでかかりましたよねぇ。これで、今シーズンは「ダルビッシュ vs イチロー」という、夢の対決が見られるかもしれないという楽しみが出来ました。さらに、岩隈 vs ダルビッシュの投げ合いとか、場合によっては川崎選手がメジャーに上がっていれば、4人も日本人選手が活躍する試合になるかもと言う楽しみも。いゃいゃ、レンジャーズには元巨人の上原投手と元日ハムの建山投手もいたんだっけ(笑)。となると、最大6名? ちょうど日刊スポーツにMLBに今所属している選手の一覧が掲載されているページが有るんですが、21名か。結構渡米してるんですね。

これまで、投手でメジャーに移籍してそれなりに活躍できたのは、松坂選手が最後かなぁ。ヤンキースの黒田投手なんかも良いですけど、もう一つ花が欲しいと言うか。今回のダルビッシュ選手に期待出来るのは、恵まれた体格もあるし、強気の性格もあるし、日本での実績も十分なところでしょうか。勿論不安材料もあるわけで、1つは夏の暑さが厳しいテキサスという土地での試合。あるいは、時差を伴う移動は、運動選手にとっては体調管理と言う意味で大変でしょうし。まぁ、それはどの選手にとっても同じなので、自分で解決するしかないんですけどね。

しかし、これで旧COのNRT-IAH線を使う理由が出来てしまって、困ったなぁ... (笑)。

2012年1月19日

富士山静岡空港の年明け

富士山静岡空港に就航している、中国東方航空が、この3月からこれまでの静岡-上海線を、さらに上海から武漢へ週4便で延伸するというニュース。年末には、チャイナエアラインの、台北-静岡線の就航が発表になり、さらに中国南方航空の長沙-静岡の通年チャーター便が運行されるなど、国際線関係で賑わいが出てきた静岡空港。自分的には、正直なところ利用するか分からないけれど、低迷が言われる地方空港の中で、国際路線に活路を見いだすのは良い選択しかも。特に、アジア方面に人気のある、富士山やちびまる子ちゃんに、プラモデルもあるし、お茶や駿河湾という海の資産に、温泉もありますからね。

一方で、もう少し国内路線の充実を何とか出来ないかという不満も。これは、FDAに期待が掛かるわけですが、どちらかというと、名古屋空港・福岡空港に軸足が移りつつある印象も大きくなるFDAですしね。個人的には、もう少しスタアラ系の就航が出来ないのか、そこに期待してるんですが、厳しそうですよね...

802.11ac

次世代Wi-Fi規格「5G Wi-Fi」のIEEE 802.11acの実働でもがCESで行われたという記事。ワイヤレスでGb/bpsの通信が出来るというのは、隔世の感がありますねぇ。ただ、今の11gとかと同じくらいの手軽さで使えるようになるには、まだ時間は刈るでしょうけど。今の11gが普及する前、実は11bを使う時代よりは、データ通信で256kbpsとかを使う時代の方が長かった記憶があります。11bが使えるのは凄く限定されていて、だからワイヤレスを使うのは会社の中とか。その会社の中でも、11bの10倍くらい速いファーストイーサーネット(100Mbps)が使えれば、優先であってもそれらを使っていましたし。

ただ、制約の少なさを考えると、有線よりは無線の方が遥かに便利なわけで、今後は無線環境がどんどん整備されていくのだろうと思います。勿論有線ネットワークは10Gとか100Gとかさらに高速化されて、より重要な部分、例えばサーバーとかで残るんだろうけれど、ビジネス利用も含めて今後はオフィス内にイーサーネットケーブルを配線するようなことは減るんじゃないだろうか。

ところで、パブリックにもこういう高速回線がどんどん整備されてくると、それらを支えるバックボーン回線は大丈夫なのか、ちょっと心配になります。そこの部分の技術・スピードは制限されている訳なので、何十にも多重化したりルーティングを工夫して、末端部分でどんどん肥大化するデータ量の増加に対応しないといけないんだろうけど、いつかそれが追いつかなくなるような気がする。震災対策という意味も込めて、国としてもっと「デジタル回線の整備と拡張」というのも、これから考える必要があるでしょうね。

脱電子メールの四年間

タイトルに惹かれて記事を読んでみたけれど、正直「なあーんだ」という程度の内容でがっかり。記事を読む限りでは、このルイス・スアレズ氏の仕事は一種のカスタマーサポートで問合せに対して対応する内容のようなんですよね。だから、そういうQ&AをメールのようなP2Pで対応すると、どうしても重複した内容が何度も発生したり、新しい問合せの度に1から説明しないといけない。そういう「共通の情報を公開することで共有して、繰り返すことの無駄を省く」のは、昔からやられていることで、そういう方法が有効な場合も多くあるのは事実。ただ、そうやって公開可能な内容なら良いけれど、仕事の都合上どうしても機密事項や守秘義務のようなも事も発生するわけで、それはどうしているんだろうか。

例えば、社外のお客様に対応するような仕事をしていると、基本的にそのお客様名が特定できるような書き込みは出来ないはず。情報共有する場合には、だからお客様名を匿名にしたり適当な仮名に変更したりするわけですが、そうすることで本当に必要な人に正確に情報伝播できない場合も考えられます。

ちょっとよく分からないのが記事の後半でFacebookの中の人が、"CC"の意味が既に使われなくなっているようなカーボンコピーの意味だからメールは遅いし時代遅れ、と書かれていること。Facebookで言えば、友達の設定レベルや公開レベルを分けるようなことだと思うけれど、個別にメール毎にCCを設定出来る方が、一律に設定して出来ないFacebookよりは効率的だと思うんですけどね。

現実の世の中に当てはめてみると、電子メールは「電話・通話」であり、SNSは「放送・メディア」なんですよね。それぞれ一長一短あるけれど、ユーザーが自分のニーズを考えて使い分けているいる。それと同じで、確かに歴史的には電子メールは「古いツール」で、SNSは「新しいツール」ですけど、インターネットという共通のプラットフォーム上にデータを流すという部分に違いはなく、かなり乱暴な言い方かもしれないけれど、結局Input/OutputのI/Fが違うだけ。そういう違いを理解して賢く利用することが一番重要であって、どっちがよい・悪いという話ではないはずですよね。

ところで、この記事のタイトル「脱電子メールの4年間: IBM社員のワークスタイル」の「脱電子メール」という部分が刺激的に感じるんですが、じゃぁ原文はどうなっているんだと英語のサイトを開いてみたら、"IBM Gives Birth to Amazing E-mail-less Man"。最近の「脱原発」もそうですけど、日本語の「脱」というと100%無くすみたいな印象を受けるんですが、英語だと「脱電子メール依存」とちょっとニュアンスは違う感じがするんですけどね。世の中の仕組みや動きが多用になれば、それに応じてふさわしい手段・手法が生まれてくるのは自然な話。結局は、自分のスタイルに合わせてベターなものを選ぶ・作る・利用すると言うことが一番大切ですよね。

2012年1月18日

Ubuntu

昨年末から、仕事の関係でLinux環境が必要になり、何年かぶりにUbuntuを手持ちのThinkPad X61sやX300にインストールして、50の手習いじゃないけれど操作方法とかコマンドの使い方等を勉強し始めました。自分が一番Unix系に触れていた時期は、まだGUIなんて無い時代で、DOSの世界と殆ど同じようなコマンドシェルの世界だったけれど、最近のものは殆ど「ちょっとデザイン(テーマ)が違うWindows」みたいな感覚で使えますね。ただ、その「似て非なるGUI」のお陰で、どうしてもWindowsライクな操作をしてしまいがちで、その辺りは流石に100%同一と言うわけではないので、そこで躓くのがちょっと今の不満。ターミナルを出して、コマンドシェルでどんどん実行する方が何となく分かりやすいけれど、今度はDOSコマンドとも微妙に似て非なる体系に戸惑うし。

それでも、困ったことがあればGoogle先生に聞けば直ぐに解決策なり、正しいやり方が見つかるので、昔のように少ない情報を元に試行錯誤していた時代なんかよりはよっぽど楽です。パソコンの動作も、Windowsと比べて軽快でさくさく動くので、正直なところこのままUbuntuに移行しようかと思うくらい。ただ、仕事関係の環境移行が出来ないので、その理由で今のところWindowsにとどまる気持ちが優っているわけですが。

手元に古いPCが何台かあるんですが、これを機会に眠っているPCをUbuntuで復活させようかと、ちょっと本気で検討中。何せ、ほんの数年前のシステムであるX61sやX300のデバイスを自動認識して自動的にドライバーとか組み込んでくれるので、ほんとWindows以上に手軽に使える印象です。切っ掛けは仕事での必要性からだったんですが、個人的に嵌りそうな予感がします。

電気代の値上げ

東京電力が、原発から火力発電への転換による燃料費アップのために電力費用を17%あげるという記事。発電コストが今のところ原子力発電よりも高い火力発電なので、これはある程度仕方ないところもあるわけですが、そういう意味では東電だけでなくこれからどんどん原発が停止されて再稼働しないと、全国の電力会社は同様の状態になるんでしょうね。

今朝の某番組で、番組の有名キャスターが「けしからんね、東電は。関西電力から買いましょうか。」なんていう事をしたり顔でMCしていたけれど、東電よりも原発依存度が高い関電の方がより厳しい状況になるはずなのに。それに、50Hz-60Hzの問題もあるわけだし。そういうところを無視して、あるいは知らずに感覚で適当にコメントしてしまうキャスターというのもなんだかなと。まあ、そういうお気楽なところが彼の魅力らしいけれど。

閑話休題。で、この値上げは、値上げが嫌なら原発再稼働を容認しろと言う脅しだ、と言うコメントなんかも出ていましたが、なんでそうなるのかなぁ。地域独占企業とは言え、一私企業なわけだから、企業体として経営に問題が出れば必要な対策を取るはずだし。勿論、その対策の妥当性は、株主なり公共事業と言うことである程度政府も関与する必要はあるかもしれないけれど、でも企業活動として必要なこと。逆に、その値上げによる社会的影響の大きさと、対策を施しつつ原発を次の対タイエネルギーが完備されるまではリスクテイクしながら使うことを評価して、より費用対効果とか、リスク対コストみたいな観点で判断する事が重要なはず。確かに福島の原発事故は大きな事故で、これからその影響も何十年単位で残ることが予想されるけれど、そこから何か学ぶべき事は原発を否定する事だけではないはずなんですけどね。

あぁ勘違い

昨日はミーティングの為に、例外的に火曜日に出社して仕事をしたんですが、どうも本来の金曜日以外に会社に出て仕事をすると調子が悪い(笑)。自分でぼけてるなぁと感じたのが、曜日の感覚が完全に金曜日モードなんですよね。昨日(17日)に幾つか仕事のメールを受取、「18日までに連絡して下さい」とか「19日締切でお願いします」なんていう内容のものが何本か入っていました。で、これを読んで自分は「急ぎかもしれないけれど、なんで週末に締切を設定するかなぁ。月曜日まで待てばいいのに...」と、思わず愚痴を... で、週末にまで伸ばすと忘れちゃうから、今日中に返信しちゃおうとメールの準備をしていて気がつきました。「今日(=17日)は火曜日だから、18日水曜日、19日は木曜日だ」 orz すっかり自分の心の中では、金曜日モードで仕事をしてます。そんなことを隣の同僚に話したところ、「いゃ、隣で仕事をしている姿を見ていると、つい金曜日の雰囲気がして(笑)」と、回りも「あれ、今週は早く金曜日になっているぞ病」に感染していたようです(笑)。

海上自衛隊では曜日の感覚を失わないために、毎週金曜日にカレーを食べるというのはよく知られた話ですが、彼らも別の曜日にCoCo壱番屋なんかでカレーを食べたら「あぁ金曜日か」なんて勘違いしちゃうんだろう。一度聞いてみたい(笑)。

2012年1月17日

アナログとデジタルのコラボ

スカウターのような感じで、常に見ながら入力しながら記録できるようなシステムが出来ないと、まだまだアナログ(=手書き・印刷物)とデジタル(オンラインスケジュール・スマホなど)との連携は必要ですよね。だから、このナカバヤシのiPhone用アプリは、仕事をする人には重宝しそう。特に、任意の場所を線で囲んで、その部分を切り抜くのは便利そう。

自分の場合、スケジュールの管理は基本的にGoogleのカレンダーに入れていますが、仕事関係のスケジュールは会社で使っているクライアントの中に含まれているので、仕事は基本的にそちらで管理し、必要な場合は手入力でGoogleのカレンダーに入れるという方法をとっています。これを、このiPhoneでそれぞれのスケジュールを撮影して、一つにマージ出来たら便利そう。こういう、アナログとデジタルのコラボする部分って、まだまだビジネスチャンスが沢山ありそうな気がします。

寒冷地仕様

「金曜日の新幹線」番外編、「火曜日の新幹線」。今週は、USから偉いさんが来ているので、今日は一日ミーティング。その中で、自分の関係する仕事の説明をせよという命令のため、急遽出社することに。これもちょっと何だかなと思うのが、元々は上司(部長)がミーティングで説明するから資料作ってねというリクエストが課長経由で来たのが金曜日の夕方。他にもいろいろテーマはあるので、出来るだけ完結に資料を週末にまとめて日曜日の夜に送ったところ、月曜日に何度か手直しをして夕方になりやっと終わったやれやれと思ったら、上司(部長)から「良い資料になりました。明日(=火曜日)はこれを使って説明お願いします。」orz をぃ... それならそれで、もう少し違う作り方をするのにと不満を口にしながら(在宅勤務なので聞こえない-笑)、バックアップの資料を準備して、今朝は朝から出社です。

朝いつものように自宅を出ようとすると、外は雨。と言うか、みぞれ混じりの雪のような感じ。そんなことは予想していなかったので、慌てて折りたたみ傘を持ち出したり、この時は外していたダウンジャケットのフードを取り付けたり、朝時間がないときにばたばたしながらの出発になりました。このダウンジャケット、去年の終わり頃に買ったもので、時々利用している通販サイトで購入したもの。そのサイトは、USのサイトなんですが、元々会社がChicagoにあるので冬の寒さ対策の衣料品が充実していて、その中でもロング丈のダウンジャケットを今回購入しました。

ところが買ってみてしまったと思ったのが、そういう氷点下何度という地域用のジャケットなので、幾ら寒くてもせいぜい一桁くらいまでしか気温が下がらない日本の浜松あたりでは、保温機能がToo Muchで、これを来ていると暑くて汗が出てきます。買うときに、「まぁ、また氷点下のシカゴやボストンに行くこともあるだろう」なんて理由をわざわざ付けて買ったんですが、とても浜松で使うには大げさな感じのジャケットです。でも、今朝は、それくらいで丁度良いくらいの寒さ。多分氷点下でしょうね、朝の気温は。風も少しあるし。すっぽりフードをかぶって自宅を出ましたが、この時ほどこのジャケットのありがたみを感じた時はありませんでした。ただ、唯一の難点は、ジャケットがロング丈であることと、ダウンが結構入っているので、全体がかさばること。重くないのでまだましなんだけど、ちょっと新幹線車内で脱いでおいておくとかするときに、隣の座席に置いてもはみ出るくらい。ダウンだから、鞄とかに詰めてしまえば中の空気が抜けて、小さくなるんですけどね。

冬になると、誰もが厚着をしますから、列車の混雑具合も人の数は同じでも圧迫感は格段に高くなります。自分の場合はダウンなので、押されればその分へっこむので少しは気が楽ですけど、これからしばらくは朝の混雑が大変になりますね。少し積もった雪景色を見ながら、そんなことをつらつら考えながらの臨時出社の朝です。

生活に合理性は必要か

今年は閏年なので、一年=366日。そうでない場合は、365日。ところが、一週間は7日なので、7日×52週=364日。つまり、毎年1日ないし2日ずつ新年になる度に曜日がずれていくので、祝日が連休になったり日曜日になったりという、やきもきする結果が生まれるわけです。が、それを何とか使用という「毎年曜日が変わらないカレンダー」なんていうものを考えた人がいるんですね。一年を364日として、四半期を91日の1/4にし、3カ月を30日+30日+31日と言う構成にし、余った1日ないし2日は、5~6年毎にまとめて「追加の一週間」として取得することで、曜日のずれを吸収しようというアイデア。

確かに、合理的で分かりやすいアイデアだと思うけれど、でもその固定した曜日がどこの国でも望ましいと言うわけにはいかないですよね。さらに、祝日の設定も国や地域で違うから、もしかすると延々祝日=日曜日、なんていう事になる地域も生まれるかも。それに、例えば来週から始まる中華系地域の「春節」なんて毎年お正月は違ってくるし、それ以外にも月の満ち欠けで定まる復活祭なんていうのもあるし。

いっその事、1週間=5日にしてしまえば、1年=365日=73週と区切りがよい。閏日は20年に一回まとめて追加の週(5日)を入れれば良いわけだし。じゃ、今7種類ある曜日のどれを省略するのか? これは難しい問題で、単純に週末の土日を削除するというが分かりやすいかもしれないけれど、世の中には土日以外が週末という地域もあるだろうし。それ以外にも、カレンダーが単純化される事のメリットの何十倍、何百倍というしがらみがその中には存在していて、先ずそれがまとまらないだろうと言うこと。さらに言えば、そういう画一化する事で、新しい事が生まれにくくなるんじゃないかと思っていること。例えば、連休が毎年変わることで、その年その年に合わせた旅行プランが生まれてくるだろうし。行ってみれば、歯車にどうしてもバックラッシュが必要なのと同じ理由で、人の生活の中にも時々は勘違いが生まれるような要素が無いと、日々の生活自体が硬直化してつまらないものになってしまうんじゃないかと、私は思いますね。

2012年1月16日

日本LCC元年

日経BPの記事で、「日本LCC元年」という話。内容は、過去記事のインデックスというか、まとめ記事みたいなもので面白みはないけれど、ここ最近のLCC関係の話をおさらいするには良いかも。記事の中では、スカイマークやエアドゥ、スターフライヤーやソラシドエアーまでLCCの括りになっているけれど、うーん、ちょっと違う気もするけれど、日本の場合は大手のANA/JAL以外はLCCという感覚なんだろうか。

記事の中にも書かれているけれど、今の時代インターネットやスマホを利用すれば、カウンター業務や発券業務をかなり効率化できるので、その部分の人件費や設備投資はかなり抑えられるでしょうね。ただ、幾ら経費削減とは行っても、安全を犠牲にするわけにはいかないから、その部分のお金は必要十分に準備する必要が有ります。結局は、経営の効率はの経費削減と、以下に飛行機を満席にして飛ばして、空席という最大の無駄を排除するか。その時には、やはりIT技術が有効だろうし、もう一つはやはりアクセスの良い空港、使い勝手の良いフライトスケジュールは検討して欲しいところ。だから、小牧空港とか伊丹空港、さらには神戸空港とか、都市近郊にあるのにそれ程フライトの無い空港は狙い目なんでしょうね。

関東のJR/私鉄がSuica/Pasmoを導入して使い始めて最初に実感したのが、それまでは必ず切符を購入刷るために券売機に立ち寄る必要が有ったのが、真っ直ぐに改札に向かうことで動線の無駄が無くなり、非常に気持ちよく感じられたこと。これは、航空会社がオンラインチェックインを初めて、最近ではQBコードやANAで言うところのSkipサービスのように携帯電話1つで搭乗手続きが済んでしまう便利さは、JR/私鉄のSuica/Pasmo以上です。それは、やはり飛行機に乗るためには色々手続きが必要で、さら二時間も余裕を持って準備しないといけなかった「手間」が、かなり改善されたから。だから、LCCなんかも、そういうIT利用をもっと進めたらリピーターも増えるのでは。電車感覚でフライト出来るようになれば、かなり潜在的な需要喚起になると思う。

自己洗浄機能付きトイレ

日本文化の象徴の1つでもある「シャワートイレ」の1つ、TOTOのネオレストの新製品の記事。自分で除菌水を生成して、それで洗浄することでトイレ掃除を軽減するという優れもの。今は冬場だからそれ程でもないけれど、夏ともなるとちょっとトイレ掃除をさぼると、黒い輪っかのようなものが出来ますからね。

ただ、便器内が綺麗なのも必要だけど、結構シャワートイレのシャワーの管とか温風吹き出し口とか、あの回りも汚れているもの。あの辺りの掃除が、狭い部分にパーツが組み込まれていて大変なんですよね。それらの器具の前に全体を覆うカバーのようなものがあって、そのカバーで使用中の飛びはねとかブロックしてくれて、掃除するときにはそこだけ掃除すればOK、みたいなデザインにしてくれないだろうか。

昔は、海外に行くと日本の食事が直ぐに懐かしくなったけれど、最近では先ずトイレがシャワートイレでないとガッカリしますよね。自分も、一度シンガポールのホテルだったかな、海外でのシャワートイレの経験は一度だけありますが、本当、日本に戻ってきて、空港なりホテルのトイレに入って温水洗浄が使えると「あぁ、日本に戻ってきて良かった」と真剣に思いますから(笑)。その感動が消えないように、TOTOさんとINAXさんには頑張って貰わないと。B787にもついにシャワートイレが入りましたからね。日系のキャリアー以外にも是非普及して欲しいところです。

もしも日本から軽自動車が消えたら

TPPの意見公募で、米国のビッグ3が日本の軽自動車撤廃を要求したという記事。何とか日本のマーケットに食い込みたいという気持ちは分かるけれど、仮に今軽自動車が日本から消えたとしても、ビッグ3の自動車が増えるのは微々たる紋だろうなぁ。だいたい、日本の道路事情を考えたら、USの自動車はサイズとしても燃費としても今ひとつ。軽自動車が仮に無くなったとしたら、その穴はリッターカー辺りが埋めるんだろうけど、それに対応する車種って無いですよね? 逆に、ドイツGMのゴルフとか、英国ローバーのミニクーパーとか、サイズ的に近いそちらの方の人気が出てくるんじゃないだろうか。さらに1990年代後半からの円安誘導製作も不利、と書かれているけれど、それなら今の歴史的な円高は非常に有利な状況なわけで、でも米国車の人気が上昇しているという話は聞かないのは、結局ビッグ3自身の問題だなという感想しか浮かびません。

日本の軽自動車のカテゴリーって、新興国とかのマーケットで受ける気がしていて、だからスズキなんかはインドとか東南アジアで実績があるんだろうと思っています。そういうマーケットを、ビッグ3は取る気がないんだろうか。TPPについては、賛否その根拠もあやふやなものも多く飛び回っているけれど、この日本の軽自動車廃止すべき論もそれに近い意見の一つのように感じますね。右ハンドルの日本メーカーが、わざわざ左ハンドル車を作って米国に進出したくらいの気概をビッグ3も見せないと、日本での成功は無いでしょうね。

2012年1月15日

HND-HNL-SAN-HNL-NRT (4) - ProBowl2012チケット

忘れていた今月末のPro Bowl旅行。それを思い出させてくれたのが、FedExで配達されてきたPro Bowl2012のチケット。今回はメインスタンド側のエンドゾーン近くなんですが、一番前の列と言うこれまでにないポジション確保に成功。逆に、3~4列目位の方が高さが出て良いのかもしれないけれど、まぁいちばんまえなので今回はEOSのデジイチと少し望遠レンズを持ち込んで、エンドゾーンのTDシーンを撮影できたらと今から捕らぬ狸の何とやらを画策中。さらに、今回は試合前日土曜日の公開練習にも是非行って、試合前の様子も撮影したいんですよね。これまで何度も行こう行こうと思いつつ、どうしても朝起きられずに断念していたので(笑)、今年は頑張らないと。しかも、今の契約だと一応今年まではAloha Stadiumですが、来年以降はまだ未定なんですよね。2009年のようにSuper Bowl開催地に、また移動するんだろうか。ただ、今のようにSuper Bowlの前週に開催するなら、その方がよいと思います。盛り上がりますから。今回のように、Hawaiiにするなら、以前のようにSuper Bowlの後に開催しないと、All Star Gameとしての面白みもないし。個人的には、以前のようにSuper Bowlの後にHawaiiで開催してくれるのが、一番良いんですけどね。

気がつけば、二週間後には出発です。そろそろ旅行の準備を始めないと。今回は、27日金曜日に出社して、そのまま羽田からANAの深夜便でHonoluluに移動(金曜日のお昼着)という旅程なので、事前にキャリーバッグを羽田に送っておく予定。だから、その手配もしないといけないし(これはVISA PlatinumかAmex GOLDの特典で出来るので)、多分発送日は25日の水曜日になるから、それまでにパッキングも完了しておかないといけないし。この時困るのが「服装」。出発時と帰国時は日本の冬服。ハワイでは真夏の夏服。途中マイル稼ぎでSan Diegoに行くので、ここではちょっと長袖(?)位の服装。しかも、今回はHND-HNL-NRTとオープンジョーで移動するので、羽田でコートとか預けて行くことも出来ない。最近買ったダウンが、まとめるとかなり薄くなるので、何とかキャリーバッグの中に押し込んで移動する予定ですが、着替えなんかも考えて行かないと。まぁ、ハワイ滞在中なら、Tシャツ買えば何とかなるし。翌週木曜日に帰国して、そのまま一泊して、次の金曜日は出社の予定でもあるので、この辺りの着替えも用意しないと。今週はUSから偉いさんが来てミーティングがあるので、その準備なんかもしないといけないし、時間も無いけれどそろそろ準備を進めないと。(続く...)

発火トラブル

成田発シドニー行きのJAL機内で、ライターが発火し成田空港へ戻ったという記事。以前から不思議だつ端ですが、機内への液体持ち込みは厳しく制限されているのに対して、マッチやライターは勿論制限はあるけれど機内持ち込み可能なんですよね。JALはここに、ANAはここに説明はあります。勿論、今の日本の航空会社を初め殆どの航空会社の機内は禁煙なので、実際に機内でマッチやライターを使うことは無いけれど、空港に到着したら、あるいは出発間際までたばこを吸いたいという人がいるんでしょうねぇ。ライターの持ち込みの時には、液体と同じようにジップロックに入れないんだろうか。ポケットからジップロックに移すだけでも、その後またポケットに戻して結果的に座席の間に落ちるトラブルも減少すると思うけれど。

以前の時も今回も、そのトラブル発生時に座っていた人ではなく、それ以前に座った人が落としたライターが座席の間に落ちて、それが後々何かの理由で発火したようですけど、そのうち中国発便のように、機内への発火物は持ち込みは一切禁止になるかも。個人的には、是非そうして欲しいところだけど...

ネットワークリテラシー

「食べログ」で問題になったやらせ書き込みが、食堂・レストランだけでなく、美容・歯科などの口コミサイトでも発生しているという記事以前も書いたけれど、広く一般的な集合知を使おうと思うと、こういう「ノイズ」は必ず生まれるし挿入されるものなので、そういうことを前提に利用するなら利用する、無視するなら無視する気持ちが重要なんですよね。で、こういうことは一般に開放されている口コミサイトだから発生する訳じゃなく、例えばこんな募集なんて言うのもあって、意図的に自分に有利な情報頒布をしようとしているのか、何かのテレビ番組や記事の元ネタにしようとしているのか分からないけれど、インターネットが普及して、多くの人が自分の情報入手の一次ソースにしている現在、こういうことを考える人も多くいるのは、ある意味自然流れかも。既存のメディアだって、似たようなことはこれまでもやってきたわけですし。

結局現実世界の人間関係もそうだけど、ぱっと見た目や第一印象で、その通りの人もいるし、実は裏がある・猫を被っている人もいて、そこから騙されてトラブルに巻き込まれることもあるし、一生の知人・親友になる場合もあります。その分岐点は、結局自分自身の判断でしかないわけで、その為には色々な意味で人生経験を積むのが一番の解決策のような気がします。だから、若い頃から海外も含めて色々な場所に出かけたり、アルバイトも含めて色々な仕事をしてみて、さらにそこから色々な人脈に触れてみるのが重要ですよね。ただ、昔ほど人間関係構築が信頼できない時代になってきているので、それで全て解決できるわけではないし、実はその原因の一つがインターネット等の仮想的な繋がりが助長している、なんていうこともあるんだろうし。前回はネットリテラシー・情報リテラシーと書いたけれど、結局はライフリテラシーなんですよね、もう今の時代は。

2012年1月14日

Adobe CS3/4からCS6へ

暫く前に、Adobeがアップグレードポリシーを変更して、次のCS6からは一つ前のCS5/5.5からのみアップグレード可能としました。が、やはり反響(クレーム?)が大きかったんでしょうね。期間限定で、CS3/4からのアップグレードを認める内容に変更。Adobe Creative Cloudに次からはなりますが、年間6万円という価格(月5,000円)と言うのも、この機会にもう少し考え直してくれないだろうか。よくよく考えたら、携帯の定額料金も月5,000円位なので、携帯一つ余分に契約する感覚なので、料金的には適切なのかもしれないけれど、でも毎日使う携帯と月に何回かしか使わないAdobeだと、ちょっとねぇ...

いずれにしても、早く詳細を発表して欲しいですよね。あっ、その前にCS6のリリースが先か。

AAの買収報道

アメリカン航空の親会社AMRを、DELTAとUS Airwaysが買収検討しているという記事。DELTAはともかく、US Airwaysはそれだけの体力、あるんだろうか。で、仮に買収が実行されるとしたとき、気になるのはアライアンスの行方。AAはOne World、DELTAはSkyteam、US AirwaysはStaralienceなわけで、AAがOne Worldから消えたら、One Worldとしてもかなりの痛手ですよね。特に、USをベースにする航空会社がアライアンスから消えるというのは、ちょっと問題では? BAとかCXとかSQあたりが救済に動かないのだろうか。

個人的には、UA Airwaysに頑張って貰って、AAがスタアラに入ってくれると、US国内の利便性がかなり良くなるので、なんとしても頑張って欲しいところですね。DELTAの方が財力や企業体力はあるんだろうけど、NWが旧DELTAに買収されて、クオリティダウンしたことを思うと、出来れば避けて欲しいところ。なんと言っても、AAのNRT-DFWが、自分にとって初めての海外旅行、初めての国際線搭乗、初めてのアメリカ上陸という記念すべきイベントに登場する航空会社なわけですから。

JALが元気だったら、JALがAAを救済なんていうシナリオも生まれたんでしょうけど、とてもそんな状態では無いですしね。後2~3年後だったら、それも可能だったかもしれないけれど。でも、こうなるんだったら、JALが破綻したときにOne WorldからSkyteamに移籍していれば良かったと、今は思っているのか? > JAL

2012年1月13日

Google+とSearch+

Googleに自分のデジタルライフの多く(多分過半数)を依存している一人としては、Googleが次々に出してくるいろいろなサービスに感心が高いのですが、Google+はまだ使っていません。理由は、SNSとしてすでにFacebookにアカウントを作っていて、しかも、それすらも単に自分へのコンタクトポイントとしてしか使っていないから。最初の頃はFacebookでどんどん人の輪が広がるのも面白かったけれど、正直、それにも限度があるなとすぐに実感しました。

「ほんまでっかTV」で、友達の数は150人程度が限界で、ネットワークでも大体同じくらいとのことですが、その中でも本当にごく少数の「親友・兄弟」レベルから、たまたま知り合いの知り合い程度で何となく知っているレベルまで、多分10や20段階くらいのレベルがあると思うんですよね。そう言うレベル分けが出来ないのがFacebookの面倒なところで、そのところを少し改善したのがGoogle+の有意さ、というのがざっくりした自分の理解。でも、ちらっとGoogle+を覗いてみても、あまりFacebookとの違いを感じないんですよね。で、このSearch+では、Google+と連動して検索実行してくれるということで、確かに便利そうだけど、逆に言うとGoogle+で適切な関係ネットワークが構築されていないと、かえってノイズを拾ってこないだろうか。勿論、そう言うフィルターのない一般的なネットワーク状態で検索するよりも、範囲やレベルをある程度絞ることが出来るから、それだけ高品質な検索作業が出来るかもしれないけれど、逆に何か新しい知見とか予想外の知識なんていう出会いは無いかもしれない。

個人的に欲しいなと思うのは、すべての検索結果に対して、いろいろなフィルターを適用してふるい分けできるような機能。その一つに、このSeach+のような特定のSNSでの結果を含む・含まない、というのもあるだろうし、例えば「論文からだけの結果」とか「新聞記事からだけの結果」とか、あるいは特定の地域や時間(これは今でも何日前というのはあるけれど、期間で区切るとか)、さらには別々の検索結果を比較して、両方に含まれる内容・含まれない内容、それら以外の内容というような論理処理が出来たりとか、そう言う機能があると良いんですけどね。今でも、検索キーワードを論理結合して検索することは可能だけど、もう少し直感的に出来ないかなと思います。「検索動作」ではなく「検索思考」みたいな感じの作業方法が出来ないかな、と。最も、Googleには、ここにも時々書き込む基本的な機能や仕様を、もっとちゃんとインプリメントすることを、優先して欲しいところだけれど...

CES2012 - デジタル家電

CESは、コンピューター関係のイベントではなく、そのタイトル通り「家電」のイベントで、だからこういう本来の製品についての記事というのも興味があります。賞味期限切れになったチキンの警告をする冷蔵庫という話を読んで、そういえば以前「インターネット冷蔵庫」とか「インターネットxxxx」という白物家電がいろいろ登場したけれど、結局今でも残っているものってほとんどありませんよね。

冷蔵庫に内部の食品管理をさせるというのは、冷蔵庫の機能を考えてもそう言うニーズが出てくるのは自然だし、まぁ可能ならば是非実現して欲しいと思うけれど、正直なところ冷凍食品とかパック製品のように、製品が包装されていて、その包装上に必要な情報が印刷されているようなものでないと(RFタグでもいいけれど)、多分無理じゃないかと。スタトレのように、トライコーダーでスキャンして何でも分かればいいけれど(笑)。野菜とか肉とか、一度むき身になってしまったら、後は管理のしようがないですし。よほど腐敗とか乾燥が進み、画像認識でも十分判断出来るようになれば別だけど。

それよりも、自分的「インターネット冷蔵庫」を実現できるとしたら、私ならば冷蔵庫の中身をある程度把握する機能は必要としても、さらに自宅近くのスーパーやコンビニの在庫状況、さらによく使うネットスーパーやオンラインショップのセール情報や在庫状況を集中管理していて、例えば今成城石井のこのワインを今注文すると、冷蔵庫にもスペースがあるから大丈夫とか、来週のホームパーティー用に食材リストを入力しておくと、それらの接続した外部在庫からお得で効率的に食材調達できるように調整してくれるとか、そう言う有機的な使い方が出来たら嬉しいですよね。以前自炊していたときは、あまり自宅の冷蔵庫にものを買い込んでためることはせずに、特に生鮮食品や肉類などは必要な分だけ必要なときに購入して、出来るだけ新鮮なものを食べたいと思っていました。言ってみれば、スーパーやコンビニを二次キャッシュのように使うわけで、そういう事を可能にするようなデジタル白物家電って登場したら結構受ける気がするんですが。

ところで、このキャノンのレンズ群達、ちょっと(かなり?)うらやましい... 新しい428、欲しいなぁ...

Peach一気に路線拡大

関空を拠点に、福岡、札幌、仁川線就航を発表していたPeach Aviationが、さらに、長崎、鹿児島、沖縄の九州・沖縄路線に、国際線でも香港、台北の2路線を追加。今年の夏までには、国内線5路線、国際線3路線を運行する、堂々の「大手LCC」に一気に成長するプランですよね。九州に集中して路線開設しているのは、海外からのインバウンドをそちらの国内線へ流すようなスキームを考えているから何だろうか。静岡空港も、国際線・国内線の接続をもう少し考えて見たら、FDAとしても少し違ったビジネスが出来ないだろうか。1社で、国内線・国際線を賄っているわけではないので、難しいところもあるかもしれないけれど。先行車利益じゃないけれど、Peachが予定されている他の2 LCCよりも有利にビジネスを進めそうな予感。

2012年1月12日

自分は知らない

小沢氏の裁判。「俺は知らない」「秘書がやった」。昔の、ロッキード事件の国会証人喚問でしたっけ、「記憶にございません」、を彷彿させるような内容。あれだけ「やましいところは一切無い」と言っていたのに、一切筋道立てた説明が出来ないのはどうしてだろうか。本人は、単なる記述ミスと言ってはいるけれど、政治家だからこそ普通以上に厳しく見ないといけないんじゃないの。仮に、全て秘書が処理していたとしても、責任者として自分の名前が書類に書かれている以上は、その人の管理責任・監督責任が生まれると思うんですけどね。

Android on IA

まだまだ自分にとって勉強が足りないAndroidの世界ですが、このニュースでちょっとビックリ。"Android"って、プラットフォーム(H/W)とOS+アプリ(S/W)、両方のスペックだと思っていたんですが、そこにIntel Architecture Architecture が入っても良いんですね。ふーん、知らなかった。と言うか、記事とか見ると、「Android=携帯OS」という定義なのか?

で、すでにLenovoがスマートフォンを開発していて、さらにGoogleが買収したMotorola MobiilityもIntelと協業して、スマートフォン向けにIAプロセッサを今後数年間提供するという発表もあったみたいですね。これまで、スマホと言えばARMだったわけで、そこにIntelのAtomが入ってきてどんな競争が生まれるのだろうか。

PCWatchの記事の最後の方に、Tablet向けのIA "Clover Trail"でWindows8を載せる話がちょっと出てきていますけど、どの程度「使えるん」だろうか、Windows8 on Tabletって。今のWinodws7は、Vistaよりは軽くなって使いやすくなったけれど、それだってそれが動作するPCのCPU PowerにしてもMemoryにしてもGPUにしても、かなり高速化されているから。どうしても、その標準的なPCにすら劣るH/W Spec.となるTabletで使いやすく・軽快な環境にはならない気がするんだけど。いずれにしても、実機が市場に登場するのはまだまだ先だろうから、その時にマーケットがどれだけApple色に染まっているかが、勝負でしょうね。

CP+2012に登録

来月2月9日~12日まで、横浜パシフィコで開催される「CP+ 2012」ですが、事前の入場登録をしてしまいました。会社から近いので、金曜日にちょっと抜け出していくのもあるけれど、土曜日にゆっくり見て回るつもり。とは言っても、多分立ち寄るのは今使っているキヤノンのブースと、レンズメーカー(Sigma/Tamron)位だろうけど。EOS 7Dの後継機とか発表されたら、ちょっとショックかも(笑)。後一月、ドキドキしながら待たないといけないのか?

2012年1月11日

CES2012 - Smart TV

今回のCES2012では、"Smart TV"というのが一つのキーワードで、大画面の有機ELテレビあり、薄型テレビあり、ネットワーク接続有りと、まだまだTVも捨てたもんじゃないと言う意気込みは感じられます。ただ、CES関連記事を見ていると、やはり末端のTV受像器の部分でアーダコーダ言っているだけで、本来の「情報端末」としてのTVという話は、まだまだ薄いのかなという印象はぬぐえません。

自分が一番テレビに求めるもは「好きな番組を好きなときに自由に視聴出来ること」。例えばスタートレックのシリーズを最初から順番にずっと見てみたり、NFLのお気に入りチームの試合をプレシーズンからずっと見たり、好きな映画を順番に見てみたりと言うことが出来たら、昔のように一日中テレビっ子になるかも。この中で、唯一実現しているのは映画のところでしょうか。VODでも、DVDレンタルでも、あらかじめ予約したりレンタルしていれば可能ですけど、それをチャンネルを切り替える感覚で手軽に出来るようになると嬉しい。さらに、NFLに関して言えば、専門のチャンネルと契約すれば、これも多分そこそこ今でも可能でしょうね。一番難しいのは、一般に放送された番組なんかを後から自由に見るところで、これなんかは二次使用の権利等を最初から規定しておくことで、これからの時代なら可能かもしれない。

テレビの画質が向上したり、解像度がアップして高精細になったり、薄型軽量化されて設置場所の自由度が増えることも重要だけれど、本来の機能である「視聴番組の拡大と自由度」という部分をもっと広げないと、TV文化というかライフスタイルも変わってかないように思います。逆に、コンテンツ部分でそういう自由度と選択の幅が広がれば、昔なら「一家に一台」のテレビが「一人に一台」になり、それが「TPO毎に一台」みたいな時代になるのもそう遠くないはず。そういう時代を予感させる展示がCESに登場するのは、いつでしょうかねぇ...

年収と鞄の重さ

Biz.IDの記事から「年収が高い人ほどかばんの重さに悩み」という話。年収は高いかどうかはおいといて(笑)、鞄の重さには敏感な自分。出歩くときには、ThinkPad X201sを必ず持ち歩きますが、同時にACアダプターも必須。しかし、それ以外には実は持ち歩くものは少なくて、鞄の中に入れるのはせいぜいiPod touchとティッシュとか小型のコンパクトデジカメくらい。たまに移動時の時間潰し用に文庫本など持ち歩くことはありますが、全体で3kg位かな。それ程たいした重さでもないと思うけれど、結構これで一日歩き回ると鞄の重さを感じます。昔は、ThinkPad T40pとかT61pとか、さらにその昔はThinkPad Z770十か、本体だけで2kgとか3kgのPCを持ち歩いて何とも思わなかったので、体力の低下が最大の理由なんだろうけど。

もう一つ感じるのは、今使っている鞄は普通のビジネス用のメッセンジャーバッグなので、PCとかそのほか細々したものを入れると、鞄が傾くと隅に寄ってしまったり、入れる場所がしっくり来なくて重さが偏るんですよね。同じように入れた場合でも、しっかり全体に重さが分散していると軽く感じます。これ、同じ重さのモバイルPCでも、バランスの良いものと悪いものでは、悪い方が重く感じるのと同じなんでしょうね。特に今の鞄は、以前T61pを使っていた頃に買ったものなので、そのサイズのPCでは本体がぴったり鞄の幅に収まって良かったのが、ThinkPad X200sにしてさらにX201sを仕事用に使うようになってからは、横幅に余裕が出来てしまい鞄の掛け方によっては内部で本体が動いたりしてどうも調子が悪い。

ただ、周りの人とか移動時に見ていると、自分の鞄は結構小さめな方で、実は自分で重いと思っているほど鞄は重くないのかも。となると、この程度で重いとか文句を言っている自分の年収が上がらないのは、それが理由なのか(をぃ)。

CES2012 - Lenovo YOGA

本日もCES2012ネタ。Lenovoが開発意向表明をした"IdeaPad YOGA"。通常はディスプレーが180度位まで開くのが、このYOGAはさらに360度近くまで開いて、ディスプレーの背面と本体の底面(キーボードの裏側)がくっついて、タブレットスタイルにもなるというもの。記事のサブタイトルに「4つのフォームを持つYOGA」と書かれているので、この二つの形態以外にどんなフォームになるのかと思ったら、少し腹筋しているような"Stand"と縦置きした"Tent"という、ちょっと「がっかりだよ(by にしおかすみこ)」なのは仕方ないか。

これまでのタブレットPCだと、ディスプレー部分が1軸のヒンジで接続されていて、水平に180度画面が回転してキーボードの上を塞ぐというスタイルでしたが、このように360度近くパカッと開くのは、そこになるキーボード部分への影響が心配ですね。例えば、引っかかってキーキャップが取れないかとか、ずっと押された状態になってキーがスタックしないかとか。また、持つ位置によってキーの感触があったり無かったりというのも、ちょっと嫌ですよね。個人的には、PCをTabletにするよりは、Tabletに軽量薄型なキーボードをドッキングさせてPCスタイルにするほうが使いやすい気がするんだけど。

で、このYOGA、Windows8の開発バージョンが入っているそうで、多分今年後半と噂されているWindows8の発売と同時にこのYOGAも正式に発売されるのかもしれないけれど、Windows8ってTabletを意識しているならば、もっとTablet専門に訴求していく方が良いんじゃないのかなぁ。PCに入れて使う限りは、WindowsXPとかWindows7とかからの移行は進まないんじゃないだろうか。Tabletと言うプラットフォーム遷移でWindows8に誘導して行くことで、既存のOS環境も捨てられる気がするんだけど。

2012年1月10日

UA MileagePlus JCB Card

UA MP上級会員向けに各月に配布されてくるUA機内誌"LEADER'S REVIEW"誌。今回は、今度新装されるMileagePlus JBCゴールドカードの特集がメインで、ご丁寧にもカードの申込用紙も同封されていました。私が今持っているのは、MileagePlus UC MasterCard GOLD。UAのMPに入会して暫くして作ったから、もう15年以上使っているカードで、手持ちのカードの中では一番古いもの。以前は、メインカードで利用実績も一番あったカードですが、3年くらい前からVISAをメインカードにして使うようになったので、今のところは公共料金の引き落としなどで自動的にUA MPにマイル加算が発生し、MP口座のマイル維持をするだけのカード。そんな使い方でも、暫く前に利用枠を見てみたら、いつの間にか200万円/月にまで拡大されていたのでビックリ。そこまで育ってくれると、愛着もわくし、なかなか簡単に切り替えるなんて出来ませんよね。

JCBも、ハワイでトロリー乗るとき以外は特に役立つような印象がないし、なんと言っても海外での知名度もまだまだだし。UCがセゾンに統合されたときにも、一度ターミネートしようかと思ったんですが、やはり一番長く使っているカードだけに、結局手元に残しているんですよね。この手の提携カードフリークの人のブログとか見ていると、マイルの換算率とか提携サービスの豊富さなど色々と分類されていて、使い分けとかしたりもしているんですけど、元来面倒くさがりな自分はそこまでやる気力もないので、理想を言えばカード1枚で何でも出来るのが良いんですよね。ただ、例えばEX-ICだと専用のカードを契約しないといけないし、どうしても複数のカード所有になってしまう。昔会社の福利関係で、ゴールドカードが年会費無料で作れるときがあって、何枚か作って持っていましたが、結局殆ど使わずに期限切れと共に解約。それでも、1) メインのVISA、2) 愛着のあるUC/MasterCard、3) 米国でそれでも頼りになるAmex、4) Hiltonでのステータス維持のためだけに作った、Hilton HHONOR VISA、5) EX-ICのCF VISA、とまだ5枚も残っている。本当は、さらに会社の法人カード(Amex)と、昔作ってまだ有効期限切れになっていない法人カード 1枚もあるので、合計7枚か。携帯のFeliCaに全部統合出来ないだろうかと、いつも思いますね。

CES2012 - ThinkPad X1 Hybrid

もう一つCES2012ネタ、WindowsとAndroid両刀遣いのThinkPad X1 Hybrid。どうやってAndroidを組み込んでいるのかと思ったら、PCI Express Mini-cardに作り込まれているんですね。携帯とか音楽プレーヤーにも組み込まれているシステムなわけだから、これくらいのサイズに作り込むのも難しくはないんだろうな。ただ、Windowsから見たら1 Optionとなるこのデバイスをどのように独立したシステムとしてシステムリソースにアクセスさせているのか、それがちょっと気になったりしますが。Androidが起動している間は、Windows部分はSuspendしているとのことですが、その間にもPCIをサポートするChipset回りは動いていないと、画面表示もキーボード等の周辺装置も利用出来ないし。バッテリー消費という意味では、それ程良好というわけではないような気もします。

このAndroid部分、Windows7のXP Modeのように、Android Modeみたいな形でWindows7上に起動されて使用できないだろうか。また、PCI Expressだけでなく、USBとかSDメモリーとか、外部I/Fに刺さるデバイスにCPU/Memory毎小型システム化されるようなものにしておき、それぞれに個別に専門の機能を入れておいて、TPOに応じて指し分けて使い分けるような。そうそう、Appleから"iPad Card"なんて出してくれないだろうか... WindowsとiPad(iOS)を切り替えて使えるようなシステムが有ったら、人気になりそうな。いゃ、そんなシステムが登場したら、結局ユーザーの殆どはiPad側しか使わなくなるから、宝の持ち腐れになりそう(笑)。

CES2012 - Acer MagicFlip

米国ラスベガスで始まった、CES2012。現地からの記事で興味を引かれたのが、このAcerの"MagicFlip"。背面・側面にコネクターを配置するだけの面積が無いために、内部から引き出す仕組みにしているようですけど、それてイコール本体の厚みはコネクターの高さ分はあるということですよね。それと気になるのが、この写真の左側部分に、内部の廃熱用排気口らしきものが見えること。と言うことは、使う場合には常にこのMagicFlipを引き出して使わないといけないのか? MagicFlipが引き出されていないときには、空冷しなくても良いくらいのCPUパワーで動いて、引き出したときにフルパワーで動くとか言う制限があったとすると、ちょっと嫌だなぁ...

Ultrabook以前にも薄型のモバイルPCは何度も登場していて、その度に周辺装置のコネクター配置が問題になるわけですが、これも薄型化と機能提供のジレンマの一つ。MagicFlipは、一度に複数のコネクターが引き出せるのが売りなんでしょうけど、過去にはコネクターだけ引き出すものはありましたよね。最初の薄型パソコンと言っても良い、MacBook Airも、USBコネクターは引き出し式だったと思うし。

私なんかの世代だと、そういう「引き出し式コネクター」の元祖と言えるのは、Megahertzの"XJACK"で、最初はモデムコネクター用が、その後Ethernet用も登場しました。元々はPCMCIAカードで、モデムやEthernetのコネクターを外付けするドングルを解消するためのアイデアでしたが、今見ても良くできたギミックだと思います。ただ、最近のコネクター類(USB/HDMI/etc)は、外側にシールドがあるから、こういう貫通式のコネクターは難しいんですよね。

このMagicFlip、良くできたアイデアだとは思うけれど、これ背面からせり出すようなので、それでキーボード面の傾斜角度が変わるのが嫌ですね。後安定性とか、強度とか。そのうち実機が登場したら、ちょっと見てみたいですけど。

2012年1月9日

平和と安全

オーストラリアの環境団体3名による、日本の調査捕鯨船への乗り込み事件。今朝のニュースでは、環境団体側(シーシェパード?)が放送用に撮影したものなのか、乗り込みの様子を暗視カメラで撮影した動画なんかも放送されていましたが、これって海賊行為にならないのだろうか。今回は海上保安庁の係員も乗船しているので、法律に則って厳格に処罰するべきですよね。只日本側としても、理由はあったかもしれないけれどあまりに安易に乗り込みを許してしまったのは減点。今後の対策も必要でしょうね。

シーシェパードの過激さは以前から有名で、かつ事実上抵抗しない日本だからこそ好き勝手をやって、それを欧米メディアに流すことで寄付金集めの手段にしているわけですが、そういう環境とか自然とか言う団体程、この手の力尽くルール無用の勝負をしている気がします。暫く前にあった鯨肉の横領事件調査と称して、宅配業者の集配所内部で荷物を盗んだグリーンピースとかもそうだし。米国だと寄付行為は一種の節税対策にもなると言うことと、ある意味自分の社会的ステータスのためということもあり、手段よりは結果、特に自然とか環境とか公共とか、そういう部分にお金を出す人は多いですよね。それぞれの主義主張を表明することは自由だし、その為に活動する自由もあると思うけれど、せめて客観的に評価することを忘れないで欲しいですね。ただ、この手のサポートする人って、そういう行為に酔ってしまうというか、一種の宗教的なのめりかたをする傾向があるように感じるので、そっちの方が怖かったりします。

力尽くで平和と安全を勝ち取ると言うことは、結局力ずくで平和と安全を壊すことと同じ事なんだと思う。

防犯カメラ

オウム真理教の平田容疑者逮捕の事件で、どうも関西方面に潜伏していて新大阪から新幹線で品川に来たらしいと言う記事。事件の背景や詳細はこれから明らかにされるんでしょうけど、その記事で一番驚いたのが新大阪駅で撮影された防犯カメラの映像が凄く鮮明なこと。これまでこの手の事件で公開される防犯カメラの写真では、解像度も低くかつピントも甘いものが殆どで、正直背格好とか服の色くらいが認識できるのが関の山で、とても人相等を判別できるものではありませんでした。防犯上、わざとそのように加工したものを公開していたのかもしれないけれど、それに比べて今回公開された写真の鮮明なこと。まるでその場で狙って撮影したような精細さです。新大阪駅の新幹線コンコースは、最近改修工事をしていてキレになったところだから、最新のシステムが入っているのかもしれないけれど、それにしてもこのクオリティで毎日何万枚という写真を撮影して保存して解析しているなんて、ちょっとストレージ部分はどうしているのかとか、そっちの方が気になったりして(笑)。

トラブルに悩むイギリスでも、監視カメラを市中のあちこちに導入することで犯罪率が現象したという話もありますが、今回のように有力な防犯ツールであることは確かですね。勿論、プライバシーの問題はあるだろうし、監視社会と言う批判もあるだろうけど、結局はリスクとメリットを秤に掛けて判断すると、抑止力や事件があったときのことを考えると、今の時代で必要なインフラの一つなのかなという気がします。

2012年1月8日

InterContinental Yokohama Grand

今年最初のステイは、InterContinental the Grand Yokohama。特に何か予定が有ったわけではなく、元々は週末三連休を利用してタイにいる弟訪問する予定が、弟の予定が変わってこのお正月に帰国してしまったものだから行く予定をキャンセルに。フライトの方はキャンセル出来るんですが、ホテルの方は前払いの安いレートで予約していたものだから、キャンセルしても全額支払い済み。それなら、PCRのポイント確保のためにもと言うことで一泊することに。

一応部屋のグレードはアップしてくれたんですが、去年続けてクラブフロアにアップされていたので、ちょっと物足りない気分。贅沢言っちゃいけないけれど(笑)。
何故か、ワーキングデスクの上に置かれていたウェルカムギフト。普通はサイドテーブルに置いてあるんだけど... そうでなくても狭い机の上が狭くなる。取りあえず本来(?)のサイドテーブルに戻して机上を綺麗にしてから、いつものようにメールチェックをして夕食に出かけました。

外に出るのも億劫だったので、ホテル内の和食のお店に行ったんですが、これが久しぶりに大外れ。まず案内された席が窓際の景色の良い席ではあったけれど、斜め上にある空調ファンの調子が悪いのか、バタバタと五月蠅い。さらに、この日は自分の前には3~4組位しか居らず、仲居さんの数の方が多いくらいだったのが、どうも対応が遅い。注文したものは、お勧めだと言うこのお正月のコースでしたが、これが有名店とは思えない内容で、最初に出された先付けでホウレン草のおひたしが有ったんですが、冷蔵庫に保存していたものをそのまま出してきたのか、一口食べたら冷たくて歯に染みる。ある程度作り置きしておくのは仕方ないけれど、冷たい物は本当に冷たいままで出てくるし、暖かい煮物にしても愚の中がまだ冷たかったりと、ちぐはぐさを感じます。お造りは、ちょっと匂いがしたり、わさびが乾いていたり、変な盛りつけ方をしていて食べづらかったりと食欲を減退させるような内容。メインの一つローストビーフにはソースがたっぷり掛けられていましたが、これがみたらし団子の餡みたいな味で、どう考えてもお肉とマッチしているようには感じられない。さらには、前の料理を食べているのに直ぐに次の料理が出されたら、逆に食べ終わってお酒も飲み終わっているのにフロアーに仲居さんが見えなくなったり... 混雑していて手が回らないと言うのなら分かるけれど、殆どお客さんがいない状態でこんな内容ではねぇ...

秋葉原散策

土曜日は久しぶりに秋葉原へ行ってきました。いつもはヨドバシアキバに真っ直ぐ向かい、買い物を済ませるとそのまま駅に戻って帰宅するというパターンなんですが、この日は天気も良くて外歩きするのに丁度良い季候だったので、久しぶりに電気街の方に出てみました。先ず最初に驚いたのが、駅ビルがatreになっていること。そう言えば秋葉原デパートが閉店したのは随分前のことでしたねぇ。駅前の様子も随分様変わりして、改札を出て右側には秋葉原UDXが。前回来た時には、ここはまだ駐車場だったんだよねぇと遠くを見つめて... その反対側も、昔のビルは残っているけれど入っているテナントは変わりましたね。ラジオ会館のビルは何やら工事中だし。唯一昔と変わらないのが、ガード下のパーツ屋さん。ただ、天井から「ガイガーカウンター入荷しました」というビラが幾つもぶら下がっているのが、いつもと違う光景でしょうか。

中央通りに出てみると、結構な人出で歩道は歩くのも少し大変なくらい。以前来たときには、もっとがらがらの雰囲気で秋葉原の凋落見たいなものを感じたんですが、随分賑やかさが戻ってきたなと感じます。ただ、通りの左右の様子はかなり変わりましたね。新しいビルも多く出来て、昔からあるビルでも入っているお店が全然違う。昔は秋葉原の駅から、地下鉄の末広町まで、通りの左右にはパーツ屋さんとかパソコンショップが並んでいましたが、今は秋葉原駅周辺だけかろうじて昔の雰囲気を感じられる程度。今回は行かなかったけれど、中央通りの西側の通りに行けば、まだ昔のようなお店が残っているんだろうか。

そんなことを感じながら、久しぶりにゆっくりと秋葉原の街を歩いて、例によってヨドバシで少し買い物をして、秋葉原駅に戻ってきたら凄い光景に遭遇しました。改札を通り、広いコンコースを東京方面行きの山手線ホームに向かう途中、目の前を若い駅員さんが、やはり若い男性の首根っこを捕まえて引きずりながら歩いているんですよね。若い男性は、「何してんだよ」「違うよ」みたいなことを良いながらじたばたしつつ、でも何故か顔は笑っているような感じ。そんな男性を、駅員さんは両手で引きずって駅の事務所に引っ張り込もうとしています。キセルでも見つかったのか、あるいは何があったか分からないけれど、普通なら、何人かで確保して歩いて連れてくると思うんだけど、ズルズル床の上を引きずってくる様子はまるでテレビのコントでも見ているような光景でした。しかし、あの駅員さん、見た目は細身ですらっとした若い男性だったけれど、凄い力だなぁとそっちに感心してしまいました。バタバタしている人間を引きずって歩くなんて、なかなか出来ませんよ、力が無いと。これも、変わってしまった秋葉原の光景なんでしょうかねぇ。少し寂しいですけど。

2012年1月7日

初出社

2012年最初の出社日。朝から冷え込みは厳しかったのですが、風がそれほど強くなかったのは幸いだったかも。自宅から駅に向かうバスでは、まだ学校は始まっていないだろうから空いているかと思ったら、附属小学校の生徒がいつものように乗っていて、話の様子からこの日が始業式の様子。自分が小学生の頃も、そんな感じだったかなぁ。冬休みも、もう少し長かったように記憶しているんですが。

まだ新年の雰囲気があちこちに残る浜松駅周辺ですが、流石に松もそろそろ明けそうな新年6日目ですから、華やかさも感じられる反面、通常の金曜日の雰囲気もちょっと感じられるような印象。ただ新幹線は、自由席も含めていつもの金曜日よりは空いているのは新年と言うこともあるんでしょうね。

浜松を出るときは天気が良かったので、今日は綺麗な富士山を見ることが出来るとか期待して静岡駅を出発してすぐにカメラの用意をしたんですが、残念ながら富士山のほとんどが雲に隠れてしまい、新年初富士を拝むことは出来ず。空気が乾燥して寒さでしまっている今の時期が一番綺麗に富士山が見えるので、今月はシャッターチャンスを狙わないといけませんね。

ここのところ、米原や関ヶ原の雪で新幹線が遅れたりすることがあり、この日の朝も心配したんですが、何とか今年最初の出社はトラブルもなく定刻通り新横浜に到着。また、毎週行ったり来たりの生活が始まるかとおもうと、ちょっと憂鬱だったりして(笑)。まぁ、それも仕事と割り切らないと。新幹線でマイルが貯まると最高なんですが、そういうわけにもいかないし。

シアトルマリナーズ

楽天から海外FAをした岩隈選手が、マリナーズと一年契約を結び来シーズンはイチロー選手とともにプレーすることに。また、ソフトバンクからFAとなった川崎選手も、マリナーズとマイナー契約を結び春季キャンプでメジャー入りを狙うわけで、もしかすると今シーズンのマリナーズでは、3名の日本人選手が試合に出場する可能性も。ここ数年、どこかでシアトルに行ってイチローの試合を見るのがささやかな楽しみでしたが、今年はさらに楽しみが増えそう。これに、まだ去就が決まらない松井選手とか、その他の日本人選手がプレーするチームとの対戦だと、さらに楽しみが増えますよね。ちょっと今年は、MLBのスケジュールとか早めにチェックしないと。こうなると、円高も上手く利用して、US国内あちこち回れるようなルーティングも考えないといけないかも。いずれにしても、3月の連休のSingapore行きの復路とG.W.の時の予定をそろそろ決めないと。実際に旅行するのも楽しいけれど、こうやっていろいろとプランを考えるのも楽しいものですよね。そうそう、本当はこの連休にはバンコクに行く予定だったんですが、それも2月か3月くらい再挑戦したいところ。そうやって、想像しているだけでこの三連休は終わってしまいそう(笑)。お金も掛からない、理想的な三連休になりそうです。

2012年1月6日

スマホとPCの関係

金曜日恒例、PCWatch山田祥平氏のコラムから、今回はスマホとPCの関係についての。山田氏や自分などは、ほぼ日本に「マイコン」が登場した頃に高校生とか大学生の頃で、その魅力にとりつかれ、以後いろいろな機会でPCやデジタルデバイスに関わってきた世代だから、どうしてもパソコン前提の経験値が集まっています。だから、スマホにしてもタブレットにしても、あるいは過去登場したようなシステム手帳とか電子手帳、あるいはWorkPadのような携帯デバイスの先駆けみたいなデバイスにも、まずは飛びついてみるけれど、結局それらの能力や機能を上回るシステム=PCを超えるものではないため、最後には再びPCに戻るという、中々出口に出られない双六をずっとしている状態。ここのデバイス、あるいはガジェットには、勿論PCには無い、あるいはそれを超える魅力を持っているものもあります。ただ、総合的な能力というか機能、それに長年つきあってきた事のしがらみというか、馴染みやすさみたいなものもあり、なかなかPCから離れられないのも事実。実際、最近のUltrabookもそうですが、初期の「移動できるPC」としてのモバイルPCから、その後本当に持ち歩けるB5ノートの時代、さらにA4サイズでも薄型で1kg前半のモデルとか、考えてみるとモバイルPCにしても進化しているわけです。

今のスマホは、CPUのクロックが1GHz以上、メインメモリーが512MB程度、ストレージがSDカードなども入れればGBクラス、さらに画面サイズこそ4~5インチですが、解像度では昔のSVGA程度はあります。これって、2000年から2000年前半のパソコンのスペックと同等以上なんですよね。あの当時に出来たことって、今でもかなりあると思うんですが、10年も立たないうちにA4サイズくらいのものが手帳サイズにまで修練されたというのは、ハードウェアの進化に慣れているこの業界で仕事をしている一人としても、結構驚きです。 演算処理装置しての差は、PCとスマホに関してはほとんど無いと言って良いと思います。

ただ、唯一スマホが追いつけないのが、そのサイズの制約もありますが画面の解像度でしょう。PCは、一時期の高解像度路線は最近はなりを潜めたけれど、それでも自分が今使っているThinkPad X201sは1440×900ですが、最近の一般的なモデルなら1366×768と言う解像度が標準。一方でスマホに関しては、高解像度モデルもあるけれど、まだこれらPCの半分程度の解像度。技術的には、同等くらいの解像度のパネルを作る事も出来るんだろうけど、サイズに対してありに小さくなりすぎて表示しても意味がないし。綺麗なグラビアの雑誌を、内容も印刷品質も全く同じにして、でも大きさは文庫本サイズにして製本してみると、内容的には全く同じでも読むときの魅力が半減してしまうように、やはり物理的サイズに依存する価値みたいなものも重要だと思います。そう言う意味では、PCがタブレットタイプに移行することはあっても、スマホとの境界線はこれからも残る気がします。

じゃぁそのPC=タブレットとスマホの境界線は何だと聞かれれば、本体のサイズだと思っています。ジーンズのポケットに入って手ぶらで持ち歩けるのがスマホ、それ以上の大きさで手持ちでも良いけれど基本鞄などに入れて持ち歩くのがタブレット、というのが自分なりの今の定義。デジタルデバイスとしての機能は、多分どちらも同じになるだろうけど、結局日々の生活の中で自分(=ユーザー)との密着度の違いで、今のスマホとタブレットの境界線が生まれてくるんじゃないかと。勿論、将来的には今あるウエアラブルコンピュータのような形で、HMDで画像が提供されるようになれば、このサイズの話も無意味になるので、そう言う時代になればまた違う定義が誕生するでしょう。それって、今の携帯デバイス・デジタルデバイスに於いて、視覚情報が非常に重要でウェートを占めている証拠でもあると思っています。

話が発散してしまったけれど、2012年はスマホの爆発的ブームの年になりそうな気がする一方で、コラムにも書かれているようにビジネスツール・ライフツールとしてPCというプラットフォームが再認識される年にもなりそうだと思っています。そうなると、魅力的なスマホ、機能的なPCという単体での訴求ではなく、スマホとPCとその他のツールも含めた、自分の生活に溶け込むシステムみたいな訴求が出来ると美味しいんですけどね。そこで重要なのは「ネットワーク」であることは言うまでもなく、その部分を握っている企業、活用できる企業が今年どの様に頭角を現すのか、個人的に興味のあるところです。

セットアップに苦労する

予定を変更して帰国してきた弟が、少し遅くお正月の帰省も兼ねて実家に到着。この時、仕事で使うPanasonicのLet'snoteと、個人用のThinkPad X40を持参してきたんですが、このセットアップで一汗かいてしまいました。この夏に、自宅で使っている無線ルーターを更新しましたが、この時SIDや暗号化の設定とか、以前よりも変更していました。ですから、今回弟が持参したPC類もこの新しいAPに合わせて変更しないといけません。

まず仕事で使うからというので、Panasonic Let'snoteの設定変更。ところが、APのSSIDや暗号化設定をしても何故か接続できず。何度確認したり、やり直しても、電波は拾っているようですが何故か接続出来ない。夜の宴会が終わってからセットアップを始めたので、この日は取りあえず途中で断念。で、翌朝ちょっと閃いた事があり朝一でセットアップ再開。実は、ワイヤレスの設定は何度も見直しておかしいところはないのは確実。そこで、アダプターのプロパティを開いて、TCP/IPのプロパティを開き、DNSの設定を見てみると、「この接続のDNSサフィックス」で「この接続のアドレスをDNSに登録する」にチェックがついていました。これを外してみたところ、嘘みたいに接続完了。昔から、この設定で泣かされていたので、やはり経験に優る知識は無しということでしょうね。

ところが、もう一台のThinkPad X40で嵌ってしまいました。X40は、1.8" HDDと言う特殊なHDDを使っているんですが、このスピードが遅い。Windows XPを入れて使っていますが、メモリーも768MBと少ないこともあり、かなりストレスが貯まるとのこと(by 弟)。そこで、まだ使うならHDDをSSDにしてみればと言うことで、事前に購入してあった1.8" PATA MLCと交換。ここに、元々のHDDに入っていたイメージをクローニングして、まずは起動することとF11でのD2Dリカバリーが起動するところまでは確認。次にネットワーク接続したいというので、一度起動して自宅のAPのパラメーター設定をLet'snoteと同様に行うんですが... HDDのイメージが古すぎて、暗号化(WPA)に対応していない orz

そこでドライバーやら、XPのQFEやら、何度かリブートしながらアップデートして、やっとAccess Connectionsを最新版までアップしてセットアップに。ところが、何故かAPからアドレスが取れなくて接続できない。結局、昨日は一日この設定トラブルに振り回れて終わってしまいました。今日弟は仕事に出てしまうし、私も今年の初出社で早朝から出てしまうので、昨晩のうちにX40は戻しておきましたが、こちらのAPの設定が悪いのか、Wireless LANのドライバーが悪いのか結局切り分けできないままなのがちょっと悔しい。もうちょっと時間があれば、一般のAPとかで接続テストなんかも出来るんですが、まだ年明け5日だったので、一番近いAP=マクドナルドもずっと一日混雑している状態でしたから。

自宅の無線APは、特に変な設定にしているつもりはないんですが、どうも毎回弟が持ってくるPCのセットアップで嵌ります。一方で、私が仕事なんかで持ち帰ってくるPCとかiPodとか、そういうものは特にトラブル無く接続できるのに。やっぱり、使う人間の人柄とか性格とかAPも見るんだろうか(笑)。

やらせ業者

ランキングサイト「食べログ」の投稿で、やらせ業者が存在していたという。食べログの売りは、実際にそのお店を訪問した参加者が点数付けをすると言うのが売り物で、他のサイトがお店側の登録制だったり、ミシュランのような専門の調査員がいるわけではなく、そういう意味では本当に今はやっている・人気のあるお店が登録されていたサイトだけど、こういうことも発生するだろうなぁと言う予感は以前からありました。

食べログがスタートして暫くすると、それまでの同様のランキングサイトに比べてちょっと登場してくるお店の種類や系統が違うなと言う感じたのが最初。さらに、その評価もそれまでのサイトと比べて一般的な感じがして好感が持てました。一番便利だったのは、実際の利用者が登録していくから、一番現実的な範囲でカバーされていたこと。ただ、だんだんと食べログがメジャーになって、デフォルトの検索サイトになって人気が出てくると、少しずつ「あれ、ちょっと違うな」という点数付けも出てきたりしていることは感じてましたね。

実際にどの程度の影響力が、今回指摘されたやらせ業者にあったのか分からないけれど、でもそのお店の常連さんが店主に頼まれて書き込んでいたりした場合にはどう判断するんだろうか。さらに言えば、そのお店の評価なんてその人の主観で千差万別だから、ある人は好ましいと思っても別の人は不愉快と感じることも多いだろうし。一般人の印象というのは、広く十分に集まればそれなりの有意性が生まれるとは思うけれど、でも評価手法としてはミシュランのように、ある程度の知識と経験を持った人が、客観的な基準に基づいて数値化する方が、結果的には公平で有意的な情報になるような気がします。

どうなんでしょうね、食べログ側としても、会員の中で評価できるメンバーに委託して、評価の幅が大きいお店とか、新規のお店とかをチェックするような仕組みを入れたりとか、あまりに酷い評価ばかりする会員、その逆にあまりによい評価ばかりする会員については、マークしてモニターするとか。理想的な評価システムは、経験豊かで信頼できる評価基準を理解している調査員が潤沢にいて、それらの調査員が一般会員の評価を確認してポイント評価するような形だと思うけれど、それはコストが大変そう。でも、やはり何らかの裏付けや品格確認みたいな検証機能は必要でしょうね。いずれにしても、食べ物と言う個人の好みに大きく左右される分野だから、どんなに精確で評価の信頼できるシステムであっても、まずは自分の好みとどれだけ合っているのか、そのギャップをちゃんと理解して利用するスキルが一番重要なんでしょうね。それも、一つのネットリテラシー、情報リテラシーの一つですよね。

2012年1月5日

消費税

最近かまびすしい消費税アップの話。間接税論者の自分としては、消費税アップに対して理解はするものの、今の話は単純に税金を取るだけの話で、それは賛成できない。消費税の場合、1%のアップで2兆円の収入増が期待出来ると言うことですが、それだけで5%アップ=10兆円、10%アップ=20兆円という、捕らぬ狸の何とやらをして貰っても困ります。まずは、消費税アップに対応して、所得税とか住民税などの固定税を削減して、消費税アップで冷え込むだろう購買意欲を維持する努力はしないと。また、単純に一律アップするのではなく、食品とか衣料品とか、生活に必要な部分は税率を抑える、あるいは場合によっては下げるくらいのことは必要でしょう。

もう一つは、サラリーマン世帯だと100%所得把握されているのに対して、それ以外の業種ではそこまで徴税率は高くありません。その辺りをもっと厳正に進めて、徴税率を限りなく100%に近づけて欲しいですよね。その為には、国民番号制など、統一して管理できる仕組みも必要なわけで、それで収入と支出が明確になれば、それこそ不正行為も出来なくなるし、政治の腐敗だって無くなるかもしれない。

そういう、バランスの取れたプランをちゃんまずは書いて見せて欲しい。まぁ、今の与党にはそんなことは期待できないけれど。逆に、野党になっている他の政党こそは、そういうことも含めてちゃんした経済プランを出せないのが、今の日本の問題でしょうね。

山手線の新駅

品川と田町の間に、新しい駅を作るという記事。品川駅横の車両基地が縮小されて土地が空くことと、品川-田町間が2.2kmと長い距離であることから、新駅の検討を始めたと言うことですが、既に品川駅ではホームの移動とか線路の設置とか、工事をしてますよね。今は、N'EXとかが停車する横須賀線のホームが、新しい山手線・京浜東北線のホームになるんでしょうか。

予定図を見ると、泉岳寺の横辺りになるんですね。この新駅と泉岳寺を地下道なんかで接続して、相互に乗換が出来るようになるんでしょうか。となると、気になる駅名にしても「JR泉岳寺」なんてなったりして。場所的には「北品川」「南田町」辺りが妥当なと頃なんでしょうけど、「北品川」は京急に同盟駅がありますからね。

実際に駅が出来るのは、周辺の区画開発がある程度進んでからだそうで、まだまだ時間は掛かるんでしょうけど、ちょっと期待したいニュースですね。

奥山半僧坊

「奥山半僧坊」と言えば、小学生の頃に夏休みの時だったかな、泊まり込みの行事があり、当時は自分の食べる分のお米を持っていって食事を作ってもらった記憶があります。大きなお寺の宿坊だったかな、だだっ広い畳敷きの間に布団を引いてみんなで泊まり込んだ記憶があります。

その半僧坊で、昔の火事を生き残り今に残る杉の大木の中から、昔の火事の時に出来たと思われる「炭」が木の内部から見つかったという記事。以前何かで読んだ記事で、昔からある神社やお寺の周りにあるうっそうとした木々「鎮守の森」は、文字通り神社仏閣を火事などの被害から守るために回りに厚く木々を配置しているのだとか。勿論、神社仏閣だけでなく、その背後にある住宅なども保護されることになるので、結果的に地域を災害から守る防壁の役割にもなっているわけですよね。自宅の近くにも、昔からある神社が有り回りにも大きな木々が植えられていましたが、子供の頃と比べると回りが宅地に変わっていたり、中に子供用の遊園地を作ったりして木々が伐採されたりして、かなりスッキリしてしまいました。後、回りに住宅が出来たりすると、木の葉が落ちてくるとか、風が強いときには木々の音がうるさいとか、苦情の種になったりもするので、最近は整理しちゃうんでしょうね。

半僧坊は、この炭の木をパワースポットとして利用するみたいですけど、結局そういう俗世的なものになってしまうんですね。神社とかお寺とかは、静けさこそが一番の財産だと思うのだけれど。

2012年1月4日

Googleへの不満

以前から分かっていたことだけど、昨日からGmailの画面が新しいI/Fに切り替わってしまいました。昨年一時的に使ってみたんですが、どうも使いづらくてもとのI/Fに戻していたんですが、今回は完全に強制的に切り替えられてしまい、これからはこの新しいI/Fに慣れるしかありません。新しいI/Fでの一番の不満は、左側にリストされるラベルのリストが、これまでのように画面に取り込まれたような形ではなく、iframeのように独立してスクロールするような形に変わったこと。その為、これまでだと一度にラベルのリストが見られるので、どこのラベル(フォルダー)に未読メールがあるのか分かったのが、今回からはいちいちこのラベルリストをスクロールしないと、下の方が確認できない。あるいはスクロールしていると、上の方が分からない。勿論、I/Fなので十人十色、それぞれ好みの違いはあるし、全てを満足できないことも分かるんですが、メールの自動振り分けをしているのに、その振り分け先の状況を一度に把握できないI/F仕様はいかがなものか。

もう一つ暫く前から不満なのが、iGoogleに貼り付けている「Google乗換案内」ガジェット。暫く前から、日時や時刻の入力フィールドに設定されている数字部分のプルダウンメニューが、一度に3個位しか候補が表示されず、さらに普通なら現在の日時なりをデフォルト(トップ)にすると思うんですが、最初の数値("01")から表示されるんですよね。以前だと、10個位の候補が表示されていたので、日付とか分数の選択の時にはそれ程苦労しなかったんですが、今は大変面倒。あまりの使いづらさに、別の乗換案内のガジェットも使ってみたんですが、やはり使い慣れたものと言うことで元のGoogle番乗換案内に戻していますが、使う度にあまりの使いづらさにいらいら。

以前のGoogle関係のソフトやこういうガジェットだと、「流石Google」と感じる部分が多くあったものですが、最近のものはちょっと疑問符がつくようなものも多く見るようになりました。例えば日付なら"01"から"31"まで、分数なら"00"から"59"まで、それぞれ31個、60個の選択肢があるわけで、それを選ぶのに高々三個の候補を出すだけで使いやすいと思うんだろうか。さらに、以前の場合だと10個程度の候補が表示されるので、スクロールするときにもそれだけ表示領域があり移動させやすいのが、今回は小さなウィンドーが表示されるだけなので、スクロールするのも面倒。実際にこのガジェットを使ってどう感じているのだろうか、中の人は。

昔はGoogleのツール類は「おお!」と感心することが多くあったけれど、最近のツール類は何かレベルが下がってきている気がします。

ぬか喜び

この新年で旧UA/旧COのサイト統合に伴い、Lifetime Flight Milesが更新されました。その為、年越しの前後でUAのサイトと、昨年取得したCOのサイトを記録しておき、年明けに確認してみたんですが、COのサイトを見てびっくり。ステータスが"Presidential Platinum"になっている。これって、UA MPで言えばGS(Global Service)に相当するステータスで、ただGSが完全な招待制であるのに対して、こちらはCOのPlatinum Status (75,000EQM以上)でかつ年間のCOでのチケット代等がUS$30,000以上の場合に付帯されるステータス。実は、COの口座はUAとの統合に備えて開設しただけで、会員資格にしてもUA MP 1Kとのステータスマッチで付与されているだけのもの。2011年はCO便に登場したことすらないのに何故?

元旦にこの状態を発見して、翌日2日に確認したときもこの状態だったんですが、3日に確認したところ"Presidential"が取れて普通の"Platinum"に戻っていました。2011年から2012年へのデータ移行時のトラブルだったのか、1Qに予定されているUA/COのシステム統合の何か副作用なのか、原因は分からないけれど、二日間だけでも「初夢」を見させて貰いました(笑)。この初夢が、正夢になったら嬉しいけれど、US$30,000というと、今の円高状態でも2,000,000万円以上新UAに貢献しないと駄目。と言うか、1Q末までに確定するという2012年のFFPの内容によっては無くなるかもしれないですよね。まぁ、今年も精進してしっかり飛びなさいと言う、FFPの神様からのお告げだったのかも(ないない)。

OBICの粘り

昨日開催されたフットボールの2011年シーズンを締めくくるRICE BOWL。正直、良いゲームになるだろうとは予想していたものの、やはりOBIC有利だろうから、1QにOBICがTDを取ったら後は録画に任せてちょっと買い物に出かけようと思ってたんですね。ところが、キックオフでいきなり関学がオンサイドキックで攻撃権を獲得するは、OBICのディフェンスは完全にコントロールされるは、挙げ句の果てには先制のTDまで許してしまい、結局出かけるどころかずっと試合を見ることに。

多分ハーフタイムを挟んでゲームプランをちゃんとアジャストしてくるとは思っていたものの、それも怪しいなと思ってしまうほど関学のゲームプラントそのエグゼキューションは完璧でしたね。正直、前半を観ていた限りでは7:3で関学の勝利を予想しましたから。しかし、3Qにこの試合初めてのTDを奪うと、後は4Qに4TDをあげて逆転勝利。この4Qにチームの全てを詰め込んで爆発したような内容でしたね。

関学のゲームプランは、ほぼ完璧。それでも、スタミナ的なものなのかあるいは精神的にぶれが出てきたのか、3QにTDを奪われてからは、ディフェンスだけでなくオフェンスのリズムもおかしくなってきました。OBICのTDの後、FGで点差を広げるんですが、この辺りからリードを守るような意識が生まれてきてしまったのかもしれませんね。逆転されても、最後にTDあるいはFGで1点差で再逆転して逃げ切る位の割り切ったプレーがもっと出たら、試合の流れもこれほど大きく変わらなかったような気がします。

試合を見ていて思ったのは、前半は完全に関学のゲームプランの勝利。OBICのスカウティングビデオや放送ビデオを徹底的に解析して準備したんでしょうね。もう、OBICのライバルチームはお金を幾ら積んでもこのゲームプランをほしがるんじゃないかと言うくらい、完全にオフェンス・ディフェンス共にコントロールしていました。関学とか立命館等のアナライジングスタッフは、以前もテレビの特集なんかで見たことがありますが、凄いですからね。これは完全に彼らスタッフの勝利だと思います。対してOBICは、スポッターチームが前半の流れをハーフタイムで完全に解析し対策を出してきたのは、やはりXリーグのチャンピオンチームだけあります。それでQB菅原選手が吹っ切れたように感じます。今シーズンは、OBICも厳しい試合が何度もあり、1st Stage/2nd Stageでも、終盤最後に逆転、あるいは試合を決めるケースを何度も見ましたが、最後まで試合を潰さずに踏ん張れる底力と、最後の最後にひっくり返すだけの爆発力は流石だと思います。

2012年シーズンは、このOBICとの試合がありますが、このRICE BOWLはこの強豪チームに勝つためのヒントみたいなものを関学が見せてくれた試合じゃなかったかと思います。勿論、簡単にはいかないけれど。

2012年1月3日

視聴率

年末恒例のNHK紅白歌合戦の視聴率が発表されて、第二部が何とか41.6%と40%台を確保して関係者はほっとしているんでしょうね。今年は、紅白歌合戦の直前に最終回を迎えた、NTV系列の「家政婦のミタ」が40%というドラマとしては驚異的な視聴率を叩きだしたので、それに負けるかもと気が気じゃなかったんじゃないだろうか。ただ、自分が子供の頃のNHK紅白歌合戦と言えば、80~70%という視聴率を稼ぎ出す、文字通り「国民的番組」であり「一年の〆」と言われるにふさわしい番組でしたが、裏番組の台頭や視聴者自体がテレビ離れ・紅白離れをしてきている現在では、もう70%80%なんていう視聴率は夢のまた夢でしょうね。

あれだけ豪華な出演者を集めて、NHKという潤沢な設備を持つ放送会社が、威信をかけて製作した番組と、松嶋菜々子を除けば特に有名な俳優やタレントが登場しているわけでもない、一般的な連続ドラマの視聴率がほぼ同じというのは、明らかに前者のC/Pが悪いわけで、ビジネスの観点から見ると「家政婦のミタ」の完勝でしょうね。どちらも番組も自分は観ていないので、内容的にどうなのかは言えないけれど、でも投入したリソースに対して視聴率と言うアウトプットを比較すると、ビジネスとしては勝負はついた感じ。勿論、紅白歌合戦に投入されているリソースは半端無い規模なので、10%とか場合によっては5%位の視聴率の番組でも、C/Pは勝てるかもしれない。まぁ、視聴率の数字でスポンサー企業からの広告費が決まる民放の番組と、受信料が自動的に入ってきてそれに見合った内容・レベルの番組を要求されるNHKでは番組の作り方とか方向性も違うので、単純にC/Pだけでは言えないと言うこともあるけれど。

年末に紅白歌合戦を見なくなって久しいけれど、一つはあれだけ長時間、好きでもない歌手の歌や妙に空々しい演出を観ているのが苦痛になってきたから。それでも、Lady Gagaのステージなんかは見てみた活きもするので、そこだけ切り出して放送してくれたら喜んでみたかもしれない。言ってみれば、iTunesで音楽ソフトを購入するように、一つの番組をパッケージしてうるだけでなく、個人の好みでその部分だけでも後から視聴できるようにしてくれると嬉しい。本当なら、受信料を払っているわけだから、只で見せてくれても良いと思うんだけど。NHKだって、どうせ後からNHKエンタープライズとか子会社経由でしっかりDVD/BD化して販売して利益を上げるわけだから。紅白歌合戦というソフトの魅力と言うよりも、そういうコンテンツを以下にビジネスとしてペイさせるか、ビジネスモデル自体の問題のような気がします。

「家政婦のミタ」効果だけではないだろうけれど、視聴率三冠王を8年振りに日本テレビがフジテレビから奪還したという記事。ゴールデンとプライムタイムの視聴率で0.1%と言う僅差ですが、これも放送業界で新陳代謝が出てきているという証でしょうか。「テレビ」自体、最近では見なくなり、ケーブルテレビのスポーツ番組とかニュースとかコンテンツを選択して視聴する方向に変わりつつあり、かつリアルタイムで視聴するのではなくHDDレコーダーに録画して、自分の都合の良いときに視聴する「タイムシフト」が当たり前になってきている現代。視聴率は低いけれど、録画率とかは結構高い番組とか実は存在しているんじゃないだろうか。デジタル機器の登場で、視聴者のライフスタイルが変化しているのに、放送業界はその変化に乗り遅れている印象が強いですよね。そんなことを感じる視聴率の話です。

2012年1月2日

ルナメガソーラー

お正月らしい夢のある話題、清水建設が提唱する「ルナリング構想」の記事。SFの世界ではよく出てくる話ですよね。幅400kmの太陽光パネルを月の赤道面に設置することで、世界の年間消費量に匹敵する発電量が得られるという話。月面にそんな巨大な建造物を作ることが出来るのか、と言う素朴な疑問には、無人ロボットや月面の資源を利用することで、「不可能」ではないと説明しています。この記事を読んで、先ず思い浮かんだのが、小川一水氏の「第六大陸」。小説内で作るものは、目がソーラーではなく結婚し気丈なわけですが、その建築方法は地球から建設ロボットを投入し、月面の資源を利用して地球から投入する資材を出来るだけ少なくする考え方は同じ。気になる費用と工期は1500億円で10年間という設定。工期はともかく、費用はもう少し掛かるんじゃないかなと思うけれど、でもSF小説ではあるけれど結構実現可能性を感じる話だなと気に入った作品です。

そういうわけで、月面にメガソーラーを建設することは技術的に不可能というわけではないけれど、じゃぁ建設場所として月面というのは有利なのかという素朴な疑問が。例えば、発電した電力をレーザー光線なりマイクロ波なりにして地球に送電する場合、月面と地球との距離は影響しないのだろうか。また、月面の赤道面に沿って約11,000kmの太陽光パネルの帯を作るわけですが、その地盤整理だけでも結構なコストと時間が掛かりそう。必ずしも平坦な土地ばかりではないだろうし。それならば、やはり宇宙空間にパネル建設をした方が、構造的にも強度的にも有利な気がするんですよね。資源は、月面に自動化工場を建設して、そこからマスドライバーで宇宙空間に射出する、と。ただ宇宙空間に設置する場合、他の衛星・惑星・その他の影響で一が固定しないという問題点は大きいかもしれませんね。その点月面ならば安定した位置決めが出来るから、その分のメリットを考えるとベストなのかも。月面に設置した場合、太陽と反対側になる半分が発電に使えないこと、地球の食の部分に入ったときには完全に発電機能が失われることなどでメリットもあるけれど、それでも総合的なコストや安全性などを考えると月面でのメガソーラーがベストチョイスなんだろうか。

震災後「再生可能エネルギー」のかけ声で、各地にメガソーラー「電田発電」の構想が生まれたけれど、地球上ではスケールメリットも出しづらいし、天候などに左右される要素を大きいし、正直実用的ではないと思います。現状でも、通常の発電コストの何倍もの買い取り価格を設定することで、やっと太陽光発電パネルの設置が可能になっているのは、言ってみれば米価と同じように税金を投入して見かけ上の価格を設定しているわけで、いつか破綻するんじゃないかと思っています。で、同じそれなりの規模のお金を投入するのであれば、実際に競争力が生まれるような、例えばこのルナメガソーラーのような、大胆な発想の転換をしないと駄目でしょうね。

Updated Lifetime Flight Miles

年が明けてUAの自分の口座を見てみると、事前の告知通りLifetime Flight Milesが更新されていました。これまでは、純粋に飛んだマイル(ベースEQM)のみ加算されていましたが、今回のUA/CO統合による口座移行で、旧COの基準に合わせてスターアライアンスの他社便利用時のベースEQMや、ボーナスEQMも加算されるため、増えることはあっても減ることはないことは分かっていましたが、自分にとっては正直予想外に増えています。

これまでの距離は「325,042miles」。UA MPに入会したのが1994年2月18日なんですが、それ以前にはFFP会員にならずに何度か飛んでいるので、今にして思えば勿体ないことをしたな、と。で、最初の頃は殆ど仕事で飛び、最近では殆どプライベートで飛んでいて、昔はビジネスクラスの正規料金(出張時はCクラス利用)とかあったから、まぁ400,000miles位は行くだろうなと思っていましたが、フタを開けてみたら「503,171miles」と予想以上のアップ率。もとの325,042milesを単純に1.5倍しても487,563milesですが、その中にはボーナスEQMがつかないクラスを利用したこともあるので、差分は他社便(CO便とANA便かな)利用時のマイルということなんでしょうね。後、バブルが弾けた以後の出張ではエコノミー利用に変更になったんですが、開発という仕事の性格上スケジュールが固定出来ないので、復路の予約変更可能なチケットを利用していました。今にして思えば、それらもBクラスを利用していたんでしょうね。そう考えると、この1.6倍位の増加も納得できます。

僅かですけど、50万マイルを超えるとミリオンマイラーを目指してみようかとちょっと欲も出てきます。でも、今後はこれまで同様ベースEQMだけが加算されていきますから、多分毎年UA 1Kを今後6年とか7年継続出来れば達成可能かも、というところ。まだまだ結構厳しいですね。せめて、UA便利用時には、ベースEQMとボーナスEQMを追加してくれると嬉しいのですが。

これまでは有休取得の関係なんかもあり、一回に飛ぶ距離を出来るだけ長くして、年間の旅行回数を少なくするように計画を立ててきましたが、こういうシステムは上手くできている物でどうしても最低でも日本-USを4回は飛ばないと1K達成は難しい。今年は、旧CO便やANA便も利用して、週末とか連休を活用して近場を往復するようなパターンでPQM(EQM)を稼ごうかなとも思っています。ところで、2012年の1Kが確定しマイル口座に振り込まれた来年分のGPU(SWU)が、やはり2012年12月が期限の様子。昨年までだと、12月に翌年の1K確定すれば(それ以前でも)、デフォルトの6枚分については翌年の1月末までの期限だったはずなんですけどねぇ。今回も、12月にANAを何回か乗り継いで1K達成したので、同様だと思って期待していたんですが、これはちょっと困ります。1枚分は、やはりこれまで同様4月末まで延長してくれるんだろうか。来年はPro Bowlがハワイ開催ではないので1月に行くかどうか分からないけれど、ちょっと困るなぁ...

2012年1月1日

United Club Card

大晦日、新年を迎える準備もほぼ終わり(多分)、そろそろ年越し晩酌の準備でもと思っていたところに封書の郵便が届きます。見てみると、Unitedからのメール。中を開けてみたら、1月15日で切れるRCC(来年からはUnited Club)メンバーカードの更新でした。

タイトルが"Red Carpet Club"から"United Club"に変わっているのは良いとしても、カードのカラーがこれまでのバーガンディーからライトグレーになったのは驚き。さらにカードのデザインが一般的な横向きから、日本の名刺みたいな縦向きに変わっているのにはさらにビックリ。結構大胆なデザイン変更です。

これまで旧COのラウンジを使うことは無かったけれど、今年はどこかで利用してみたいですね。でも、United Clubになって、サービスレベルが旧RCCクラスになってしまっていたら、ちょっと(かなり?)悲しいけれど...

暖かいお正月

年末に掛けて、寒い日が続きましたが、今朝は思いの外暖かい朝でした。寒さ対策で掛け布団や毛布を重ねて寝ていたのが、今朝は一番上の掛け布団を、暑くて蹴飛ばしてましたから。寝汗も少しかいたかもしれない。目が覚めて部屋のガスファンヒーターを入れたときも、いつもなら室温が一桁代なのに、今朝は15度位あってビックリしましたし、スイッチを入れると直ぐに暖かくなってきたし。

そんな温暖な気候で始まった2012年ですが、少しは暖かくて過ごしやすい一年になるんでしょうか。2011年は、政治も経済も駄目なところに、追い打ちを掛けるように震災や原発の事故が重なり、日本にとっては厳しい一年でした。でも、そんな厳しい円高でも日本の企業は活路を見いだすべく努力しているし、震災の影響にも負けずに早急に復旧・復興に向けて短い間に立ち上がってきました。原発事故は、まだとても「解決した」と言えるレベルでは無いけれど、システムとしては冷温状態に落ち着き、ひとまず大きな峠は越えたように思います。

色々たいへんなことが起こり、出口が見えないことも多いけれど、でも日本人みんなが「まだ苦しいけれど、俺たち結構頑張ってるんじゃないの」と少し自信も芽生えてきたようにも感じます。そういう気持ちは大切だと思うし、それが例え小さな事であっても、前向きな内容であれば次に繋がる切っ掛けにもなりますし。今朝の暖かな年明けは、そんな兆しになればいいなと感じます。