2011年12月23日

iPad in Flight

今でも飛行機に乗り、搭乗口近くの座席に座っていると、長ーーーーい昔懐かしいラインブリター打ち出しのペーパーを長めならが何かチェックするCAさんの様子を見ることが出来ますが、それもいよいよiPadやその他タブレットに置き換わるのか? 一つ疑問なのは、iPadは基本的にオンラインで使うデバイスなので、本来機内では使用できないワイヤレス機能をどのように使うのか、ということ。特に、ドアクローズ直後から暫くは一切の電子機器は使えないというルールになっているわけだから、そこにCAとはいえiPadを片手に"Good morning Mr. XXXX. "なんて回ってくるのはねぇ。それに、ラインプリンター用紙なら、多分そこに打ち出されているのは自分の氏名とステータスくらいなんだろうけど、iPadになるとそれこそ過去の登場記録から、その時の様子、さらには顔写真まで表示されていたりして。一般の乗客には、特別なミール予約者とか介添えが必要な場合などを除けばそこまでしないとは思うけれど、上級会員に対しての対応には有効利用されそう。特に、太平洋路線では、UA/CA/ANAがJVでこれからサービスを始めるわけですが、自社FFP以外のFFP上級会員に対しても、それなりのサービスが提供されるなら、それはそれでJV内の別の航空会社も利用してみようという気にはなりますしね。

航空業界の電子化というのは、これからの大きな流れの一つだと思うけれど、それに合わせて機内からのネット接続や、電源確保、さらにはそういう作業をする上でそれなりのスペース(シートピッチ)提供という流れに繋がると、ユーザーとしては嬉しい。

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