2011年12月18日

いつもの年中行事

大統領当選直後は、「親日派」と言われて日韓の関係改善が期待されたけれど、結局は任期最後になり支持率が下がり始めれば、使う方法はいつものと同じ「日本叩き」なわけで、予想通りというか。日本もちゃんと「竹島」の話をしたんだろうか。その割には、全くメディアにそういう話題は登場しないのは、日本政府がメディアに「指導」しているのもか。

確かに、色々問題は残っているかもしれないし、100%完全な解決策は無いだろうけれど、少なくとも国と国同士が、日韓基本条約を締結して処理は終了しているわけだから、もしこれをひっくり返すのであれば、先ず韓国の総意としてその条約破棄をしてから話をするくらいでないと。その場合には、過去の日本の経済援助等も全て戻るわけだから、韓国経済がひっくり返る事もあるわけで、現実的では無いのは確か。結局は、過去を巻き戻すことは出来ないわけで、今から何が出来るかと言うことを考えるのが、近代民主主義だと思うけれど、それよりも感情優先にする国が三つほど隣にあるのが日本の最大不幸ですよね。

人間の感情や過去の怨念は、決して消えるものではないけれど、それだけで付き合う相手を決めていたら、決して前進しないのも確か。だから「契約」という概念が誕生したのだろうし、その為には出来るだけ自ら有利になる条件を求めて内容決定し、仮に不利な内容であっても一度決めたからには守るのが「契約」。「○○談話」というものが、今の請求活動の基本になっているんだろうけれど、それよりも「条約」という契約が優先するのが現在のルールであり、その上で本当に何か困っているのであれば、それに対して援助するなり支援するのが、近代成治の付加価値なわけです。そういう、順序立てた話が出来ないから、多分未来永劫この話も続くんでしょうね。日本としては、この問題に限らず「是々非々」の立場をちゃんと継続することが、国としての尊厳だと思う。まぁ、今の与党にはそんなことは全く期待できないけれど...

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