2011年12月31日

新旧UAサイト

多分US時間での切換だろうから、日本時間だと新年1日の午後か2日の早朝に、現在のUS+COのWebサイトが、COベースの新UAサイトに統合される予定。一応念のため、現在の状況をキャプチャーしておいたんですが、ちょっと気になる部分が。2011年で100,000EQMを突破して、無事に2012年の1Kを確定。その為SWUが6枚自分の口座に振り込まれたんですが、何故か有効期限が2012年12月になっている。本来なら2013年1月のはずなのに、何故? システム統合・新ルール適用前だから暫定的に2012年12月としているのだろうか。ちょっと気になります。また、新年早々に予定していたNRT-BKKをキャンセルしたので、ここで使う予定だった2枚のSWUが変換されて、来月期限のSWUが4枚に戻っており、今のところ10枚もSWUが口座に残ってきたけれど、うーん今のところ使い予定がない(笑)。

また、Regional Upgradeも10枚口座にあるのですが、うち2枚は今日までが期限。来年からは、NRT-SIN/BKKとHNL-GUMを除く、アジア・オセアニア内のフライトで、このRegional Upgradeが使えるので、これまで以上に使い出が生まれます。年内にもう少し増やしておきたかったところですけどね。来年からは、四半期に10,000EQM超える毎にもらえた2枚が無くなるので、かなり痛いですよね。

今のところ確定している来年の旅行は、1月最後に例年通りハワイへ行くのと、3月の飛び石連休の頭に、今年のNew York行きの時にSIN発券した最後のNRT-SINが残っているので、この続きを早く決めないといけない。それ以降の予定は、5月のG.W.は試合の予定が決まらないとなかなか入らないし。夏休みの予定は、早めに入れても良いけれど。来年は、旧COの路線も是非試してみたいし。なかなか夢と希望は広がります(笑)。

今年の十大ニュース

さて、今年も大晦日12月31日。年末恒例の、自分が感じた今年の十大ニュースで、今年も締めくくりです。
  1. 東日本大震災時のIT活用
    どちらかというと、次のSteve Jobs氏死去をトップに上げる人が多いんじゃないかと思うんですが、個人的にいろいろな意味でインパクトが大きかったのが、震災時やその後のIT技術・サービスの影響力の大きさ。震災直後に都内の交通網が停止した時に、一番役だったのはTwitterでのリアルタイムの情報。また、震災直後からインターネットでの情報収集と、その拡散、さらにはネットワークで色々な場所で繋いで、迅速に必要なツールの開発提供が出来たことは、自分もその業界の端くれで仕事をしているだけに嬉しい出来事でした。また、カーナビデータを集めて、使用可能な道路状況をグラフ化したりというのは、今後新しいサービスにも繋がるんじゃないだろうかと思います。

    16年前に発生した阪神大震災の時には、インターネットはそれなりに普及していたけれど、まだ今のようなレベルではなかったので、どうしても報道やメディアの「映像中心」の情報発信だったと記憶しています。今回も、個人の携帯とかデジカメ等を使用した衝撃的な映像情報も多いけれど、それ以上にTwitterやFacebookのようなテキストベースのリアルタイム情報が大きな成果を上げたと思います。そういうインフラが存在していて、被害を受けながら一部でも何とか活用出来たことで、救われたことも多かったんじゃないかと思いますね。この教訓・成果を、将来の災害に備えて、是非実用化し基盤化しなくては行けないと思います。
  2. Steve Jobs氏死去
    ある意味、今年最大のニュースと言っても良いでしょうね。コンピューター界のカリスマ、Steve Jobs氏の死去は。MicrosoftのBill Gates氏は「Windowsという一つのビジネス」を作り上げたけれど、AppleのSteve Jobs氏は「Appleという一つの文化」を創り上げたことが、彼との大きな違いだと思います。ただ、彼の残した業績は疑うことのない偉大なものであるけれど、実は彼にしても失敗や挫折は幾らでもしているわけで、決して何でもかんでも出来るスーパーマンだったわけではない。そういう部分は冷静に評価しつつ、でも何故これだけの成功と成果を生むことが出来たのか、そういう部分をもう一度振り返ってみたいですね。
  3. iPad2からTabletが乱立・ブームに
    iPadが火付け役となり、「大きなiPod touch=iPad」から、やっと「iPad2=Tablet」という別のプラットフォーム化が確定し、それに追いつこうと一斉にメーカー各社から似たようなTablet端末が今年は幾つも登場しました。基本的には、iOS vs Androidの戦いなわけで、Windows8が来年登場してもあまり影響しないように思うのだけれど、でも「Tablet」というプラットフォームがさらに拡大すれば、また別の視点が生まれるのも確か。携帯音楽プレーヤーとして、Walkmanがその市場を作り長きにわたり占有していて、iPodという競合商品も当初はそれ程影響力は無かったけれど、iTunesが登場したことで一気に携帯音楽プレーヤーの視点が変わりましたからね。でも、まだ来年は乱立・混戦の時代ではないだろうか。
  4. スマートフォンがメジャーに
    iPhoneの一人舞台だったスマートフォン市場で、Android系もシェアを拡大し、さらに日本国内で言えばFeliCaやワンセグ・赤外線という日本固有のサポートが入るようになったことで、やっと国内でも「使えるスマホ」になりました。元々の機能である「通話」だけ考えれば、多分二つ折りの耳と口に接したデザインが一番だと思うのですが、今の「ケイタイ」利用で多くを占めるメールやWebアクセス等の利用目的を考えると、スマホの「タブレット型デザイン」が一番使いやすいですからね。今自分が使っている携帯電話も、そろそろ3年近く使っていることになるので、多分来年にはスマホに切り替えるんだけど、現在出ているモデルで早めに切り替えるか、来年の夏モデル迄待とうか、ちょっと悩むところです。
  5. 高速通信サービスが普及
    docomoの「Xi(クロッシィ)」、auのWiMAX、Softbankの4Gと、LTE(4G)データ通信サービスが本格的にスタート。それと共に、「ポケットWi-Fi」と呼ばれるような、LTEをWANにした小型の無線ルーターがブームになったりしたのは、ちょっと時代を感じます。似たような製品は、PHSを利用したものが以前ありましたが、本当に「繋がるだけ」という印象だったのが、最近のものは「使える」と言うレベルですからね。ただ、そういう高速通信サービスの登場は、料金制度の変更も伴いつつあり、これまでの定額制が従量制に変わってきています。勿論、相当のヘビーユーザーでなければ実質定額制みたいな内容ですが、それでも今後データ量は増加するとはあっても減少することはないので、将来的に従量制の内容が変わることは覚悟しないと行けないかも。その間に、震災対策も兼ねて、日本全国Wi-Fi化を国策として進めてくれないだろうか。
  6. PC業界再編
    DOS/V時代には「98 vs DOS/V」なんていうTV-CMまで流したNECと当時のDOS/Vの雄IBM PCの流れを組むLenovo Japanが合併するというニュースは、PCの黎明期から知る一人としては感慨深いニュースでした。さらには、やはりHDDの元祖IBM HDDの流れをくむHGSTが、WDに買収され、同じHDD業界のライバルSeagateはSamsungのHDDを買収して、とうとうHDD業界は、WD、Seagate、東芝の3社に収斂することに。また、DELLを抜いて世界一位になったHPが、一時PC事業を分離なんていう話も出たし、また、LenovoがAcer、DELLを抜いて業界2位になったりと、今年はめまぐるしく業界の内容が変わっていった一年だったように感じます。来年も、何かあるのでは、とちょっと勘ぐったりして。例えば携帯電話メーカーのように、国内PCメーカー同士が合弁でPC事業会社を立ち上げたりとか。
  7. 日本製家電製品の凋落と次の一手
    地デジ移行の駆け込み需要後の落ち込みや、さらに震災の影響で製造計画が狂い、液晶テレビの販売不振が大きくなった一年。それだけでなく、これまでは世界中で評価されていた日本の家電製品が、中国、韓国の製品に押されて苦境に立たされています。以前だと、「コスト vs 品質」の戦いで、まだ日本製品にも勝負する余地が有ったけれど、どんどん汎用化されていく家電製品では、低コストでも品質がそれなりに備わるようになり、お客様の軸足は「安くてそこそこ」の中国・韓国製品に一気に傾いてしまいましたからね。自分たちが子供の頃から親しんできた「テレビ」という存在は、かなり希薄になってきたと思います。それは、テレビというデバイスだけでなく、その裏にある「放送局」という存在も含めて。映像ソースの配給元として、放送局の存在は今でも大きいけれど、VODやレンタル、さらにはYouTubeにニコ動みたいなものまで、どんどん多様化してパーソナル化していく時代に、「テレビ」というシステム自体が陳腐化してていると感じますね。今後は「ビジュアルデバイス」として何か変化しないといけないでしょうね。
  8. アナログ停波/地デジ移行
    自分が子供の頃、誇りに思う話の一つが、故高柳健次郎氏が今の静岡大学工学部で初めてブラウン管式テレビの開発に成功したという話。その時のシステム(模型)を子供の頃工学部で見たり、その時に表示された「イ」の字の石碑をNHKの浜松放送局に見にいったりしました。そんなアナログ放送が今年終わり、デジタル放送の時代になり、見た目だけでなく「放送」というシステムも、双方向性やデータ情報の埋め込みなど、随分と様変わりしたことを感じます。たまに、昔録画した放送等を再生して見ていると、凄く懐かしい感じというか時代を感じますしね。時代の流れと共に、新しいものが生まれて古いものが消えていくわけですが、その一つに今年は立ち会えたわけです。
  9. SNSが一般的ツールになる
    日本で言えばmixi、世界的にはFacebookになるんでしょうか、これまでもユーザー数が増えてきたけれど、今年は年初に震災が有り、その中でFacebookが活用されたりしたこともあり、一気に広がった気がします。また、「アラブの春」など、その影響力も大きくなったし。Googleも遅まきながらGoogle+をスタートしたり、LinkedInも日本に上陸したりと、いろいろなシステムが増えるのは良いけれど、結局ユーザーからすると全部に自分のアカウントを作らないと、片手落ちになってしまうのが面倒。SNSで自分のネットワークを作るときに、完全に現実社会とは分離された「ネットワーク上だけの関係」を作れれば良いのだけれど、それって匿名とか別名で「人格」を作らないと、なかなか作る事が出来ません。現実を引きずる要素があると、どうしてもリアル世界でのしがらみがネット世界にも持ち込まれて、結局不便な関係構築が出来てしまうのが、個人的には嫌。それなら、本当に親しい人、関係構築したい人だけと結びつきを得たいわけですが、それをするとそれ以外の人からは「なんだあいつは」みたいな話が出てしまうし。結局自分なりに出した答えが、SNSはあくまで自分へコンタクトするエントリーポイントだけに使うこと。まぁ、あまり意味が無いと言われればそうなんだけど、結局それ以上のことを使用とすると、それに費やすエネルギーがたいへんなわけで、そこまでしてまでSNSに自分のリソースを消耗したい区内という結論に達したのが今年でした。
  10. 電子ブックの普及と自炊
    Tabletデバイスの普及も大きな要素になったと思うし、出版業界やデバイスメーカーも積極的に電子ブック展開を始めたことも大きな原因だと思います。一方で、既存の書籍をスキャンして電子化する「自炊」行為の是非や、そういうサービス提供が問題になったりもしました。自分も本を読むのは好きなので、この電子化は応援したいところなんですが、困ることの一つが「読むデバイスに物理サイズが限定される」こと。例えば8"サイズのリーダーがあったとして、文庫本のデータを読む場合も(大きすぎる)、グラビア本のデータを読む場合も(小さすぎる)、どちらもサイズ的にはちょっと困る大きさになります。「書籍なんて、最終的には書かれている文字を読むことだから、その基礎データ(テキストデータ)があれば十分」なんて昔は考えたことがありましたが、確かにそれで済む場合もあるけれど、やはりそのサイズにその段組で構成されていることで生まれる価値もあるわけで、もし電子ブックとして固定されたデバイスで表示させるならば、そういう部分を含まない、解決できる何か別の方法も必要なんじゃないかと。あるいは、スマホ、小型タブレット、モバイルPC、大画面のデスクトップ、と末端のデバイスに依存せずに、必要な時に必要な場所で自分のデータをいつでも使えるような仕組みがあればいいのかもしれないけれど。そうすれば、TPOに合わせて自分の好みの電子ブックを一番しっくり来る状態で読むことが出来るわけだし。一方で、作家・著者にしても、これまでのように最終的に製本を居下書き方ではなく、自由書式というか「内容・データで勝負する」ような考え方も必要になるのかも。末端だけ変化しても大きな変化は生まれないということでしょうね。
それ以外で気になった、「番外編」も少し...
  1. パソコンメーカーが"Made in Japan"を訴求
    一番最初にTV-CMとかで言い出したのは富士通だっただうろか。国産メーカーはある意味当然という気もする中で、HPとかDELLすらも国内で製造して発送している事を宣伝する記事をよく見かけました。さらには、NECと合併したLenovo-Japanも、国内の法人向けPCの製造をNECの工場で行うという話も登場し、これまでのコスト至上主義から、品質や納期といった顧客満足度向上も含めた全体的な「製品価値」の視点に移ってきたように感じます。それは、別にPC業界だけの話ではなくて、例えばコンビニのおでんなんかでも、国内で調理するもの、中国やタイで製造・調理するものが一緒に煮込まれていても、特に我々は違和感を感じないし、そういう部分ではなく「惜しい・安い」という基本的な部分で価値判断しているのが現在の購買活動。だから、日本製と言う事に拘るのではなく、日本で作業する・加工する事でより付加価値が高まることが重要だと思いますね。そういう視点で"Made in Japan"、"Built in Japan"といった製品が増えていくのは好ましいことだと思います。
  2. Ultrabookが始まる
    Netbookの二番煎じとなるか、新しいフォームファクターとして今後のモバイルPCの主流となるのか、正直今年登場してみたものの、インパクトはそれ程ではなくTabletやスマホの影に隠れた印象があります。Ultrabookの定義は、「最厚部が21mm」は良いとしても、重さについては特に言及らしいものは無く、実際にUltrabookとして登場してきたモデルを見ると、だいたい1.2kg~1.4kgと、今あるモバイルPCとそれ程違いはないんですよね。正直、このままでは魅力は感じない。せめて、1kgを切ってくれないと"Ultra"とは感じない。これからIntelも何世代かChipsetを出してきて、それに対応してシステムの方もスリム化されていくんだろうけど、軽量化と画面の高解像度化もそれに合わせて進まないと、Tabletとかにその座を奪われてしまうような気がします。
  3. 災害と部品調達
    東日本の震災では、マイクロコントロール用のチップが影響を受けたり、タイの洪水ではHDDに深刻な供給不足が発生しましたが、製造調達メリットのある場所にある程度リソースを集中しないとコストメリットが出ない反面、集中しすぎてしまい何かあったときの影響が大きいことも、今回各メーカー実感したでしょうね。PC以外にも、自動車やカメラとか。こればっかりは、地域を選ぶことは難しいし、結局はこういう災害時の経験を次に生かして、より災害に強い工場・組織に作り替えていくしかないんでしょうね。
  4. ネットカンニング
    今年の初めに発生した、携帯電話と掲示板を使った「ネットカンニング事件」。最初は組織的な仕業とか思われましたが、結局は携帯電話一つ使って受験生が一人で行った単純な作業だとわかり、ネットワーク世代・携帯世代を実感した事件でした。今後、より小型なデバイスが登場してきたら、もっと直接的なカンニングとか(目で見ている問題をそのまま外部に送信して回答を得る)生まれそう。今後は、電波暗室みたいな環境で試験会場を覆うような事も考えないといけないかも。
今年も色々あった一年でしたが、個人的に特に印象に残っているのが、やはり一番最初に上げた震災・復旧・復興時に活躍したIT関連技術や、それに関わる人達のパワーです。日本だからこそ、ここまでのことが出来たという気もします。無くなった人、失ったものは戻らないけれど、でもそれらを乗り越えてまた新しい基礎を作るだけの力が国にも、地域にも、そして人にもあることは、恵まれていることだと感じます。次は、かなりの確率で東南海地震・東海地震が予想される今、次は自分がその被災者になる可能性も高いわけで、その為に何か出来ることを来年は考えていきたいですね。

政治の緊張感

今年の話題で、悪い話のトップが東日本大震災である一方、明るい話題のトップもの震災からの復興関係の話と、良くも悪くも震災に翻弄された一年だったように思います。その震災以上に最悪だったのが、当時の宰相であった菅前総理。まぁ、今更言うまでもないけれど、それが最悪だったから次の野田総理はまだましだろうと期待したわけです。その前の鳩山、そして菅と比べればまだ良いけれど、でも政党政治の中で組織力のない宰相としては、小泉元総理のような有無を言わせない力があるわけでなく、国民的人気があるわけでもなく、結局一番安直な増税路線に走って、肝心の無駄の撲滅やら国民の生活が一番の政治なんていうものは、とうとう影すら見ないうちに地平線の彼方に消えていく雰囲気。

日本で二大政党政治を確立するという勇ましい目的を上げた現与党ですけど、個人的には日本人の性格を考えるとそれは無理ではないかと思いますね。アメリカでは共和党と民主党の二大政党政治が動いているけれど、その上に「大統領」という絶対の権力者がいて最終的な判断をする仕組みになっています。ところが日本の場合、この大統領がいないので、結局二大政党政治で双方が対立した場合、そこでデッドロックしてしまうことが今の政治が証明しています。本当なら、そこで双方が妥協点を探す努力をして、ベストでなくてもベターな解決策を見つけて国民に提供するのが、政治の義務だと思うんだけど、今のレベルの国会にそこまで臨むのは無理でしょうしね。

よく言われるように、結局民主党の目的は「政権交代する事」だけで、実はその後のことは何も考えいなかったのが現在の体たらくなわけです。うすうすは分かっていたけれど、でも素人じゃないんだからそれなりの結果は残すだろうと考えた人も多かったんでしょうけど、結局選挙の結果集まったのは素人ばかりで、もともといた人も素人に毛が生えた人ばかりだっのが、ここ2年間の不幸の始まり。で、唯一この政権交代で得られたメリットが「交代する事の緊張感」ではなかったかと。多分、来年あるいは遅くとも再来年には再び政権交代があって、新しい与党勢力が誕生するはずですが、その与党勢力が以前の自公連立の形態になろうが、今の民主党が解体して、野党勢力と新しい政党が出来ようが、先ずその与党が考えなければいけないのは「民主党の轍は踏まない」事。「出来ないことは言わない(コミットしない)」「理想だけで突っ走らない」「まずは景気対策」「本当の意味での無駄排除」辺りが、次の与党に先ず実行して欲しいところでしょうか。

アメリカのように、4年間という固定期間で努力するメリットもあると思うし、日本のように余裕は4年(衆議院議員の任期)だけれど、ちゃんとやらなかったら1年2年で交代もあるぞ、という緊張感をもっと持って欲しいですよね。日本の首相がコロコロ変わると非難も受けたけれど、私は臨機応変適材適所と言う意味で、ある程度自由度のある制度でも良いのではないかと思います。ただ、そのシステムは良かったけれど、その上に乗っていた素材が最悪だったと言うのが問題だけど。そんな失敗であっても、得られた教訓は色々あるわけで、やはりどんなことでも「緊張感」を忘れてしまっては、マンネリ、妥協、不実、と負の結果しか残らないことを実感したことが最大の教訓じゃなかったでしょうか。まだまだ復興もスタートしたばかりで、日本の経済も円高や国内不況で苦しい状況にある中、幸いにも自分の会社はなんかとか業績が向上していて恵まれた一年でした。来年も、この結果に甘えることなく、もっともっと良い製品・サービスを生み出さないと。そういう気持ちも新たにさせてくれたという意味で、今の政治は少しは役だったのかも。情けない話だけど...

2011年12月30日

元日営業

今年も残すところあと二日。年末は、掃除やら正月の準備やらで何かドタバタした中で過ぎていくものですが、今年は弟夫婦のところが、子供達の受験があったりして帰省しないと言うことなので、静かなお正月になりそう。で、ちょっと気になったので自宅近くのイオンモールの営業日を調べて見たら、年末は31日迄休み無し、新年も1日から営業と言う予定。勿論、中のお店の幾つかは三が日お休みとか言うところもあるけれど、お正月空しっかりビジネスする姿勢。

方や、駅前の遠鉄百貨店は、31日は少し早めに19:00に閉店して、1日もお休みとの事。昔は、お正月の三が日お休みとか、二日までお休みなんて言うのも珍しくなかったけれど、最近は1日だけお休みというのが標準的になりましたね。少し前だと、デパートでも1日から営業するのが普通だったけれど、不況の影響もあるのかここ数年は1日はお休みというパターンが多くなりました。でも、モール等は1日か営業するわけで、そちらにお客を奪われるのは確実だなぁ。

スマホの内蔵カメラ

カメラ市場へのスマホの影響を記した記事。約三割がスマホでの撮影ですか。確かに最近の携帯内蔵カメラの性能は、十分にコンデジカメラと競争できるくらいの品質は有りますからね。ただ、カメラで記録される映像データのソースは、外から入ってくる光(光景)である以上は、カメラレンズのサイズと性能で画像も左右されますから、スマホ内蔵カメラとは格段に性能が違う一眼カメラには、まだまだ根強い需要があると思うけれど。

私自身、 撮影という目的であるならば、まだまだ携帯内蔵カメラよりはコンデジを使うと思うけれど、その写真を誰かに贈ると言う事であれば、100%携帯内蔵カメラを使いますよね。携帯内蔵カメラの場合、だから自分で撮り貯めて楽しむよりは、友人やSNSツールで公開して楽しむという目的が大きいので。それと、携帯内蔵カメラでも特にスマホ内蔵カメラで撮影した場合、そのスマホ上で画像加工から編集から送信迄全て完結するのが便利。最近のコンデジでも、内蔵LCD上でそれなりの修正作業が出来るものもありますが、スマホ特にiPhone系の豊富なアプリと比べると、やはり貧弱。言ってみれば、撮影から編集・送信まで、ワンストップサービスで楽しめる利便性も、スマホの内蔵カメラの魅力かなと思います。

例えば、知り合いに何かメッセージを贈りたいとき、文章にしても通話で言葉で話すことにしても、それはそれで魅力有る行為なのだけれど、その瞬間を切り出して贈ると言うのもインパクトのある事で、さらに文章入力の時間も不要で簡単。そういう意味で、近い将来カメラはスマホの中から飛び出して、メガネの中とかヘッドセットの中とか、常に自分の視線を記録するようなデバイスになるんじゃないかと、密かに期待しているんですが。

中国南方航空

先日、台湾のチャイナエアラインが静岡空港に定期便を飛ばすことが発表されたけれど、同様に定期便化に繋がるかと期待が膨らむ、中国南方航空のチャーター便のニュース。来年の1月から再来年の2月まで、78便の運行と言うことは、平均一週間に一度以上は飛んでくる計算になります。中国南方航空って馴染みのない会社ですが、中国で最大の航空会社なんですね。さらに、A380を国内線で使っている! 日本の国内線でもB747を飛ばしている路線は幾つかあるわけだから、日本よりも人口の多い中国国内でA380を使うのは不思議ではないけれど、それでもちょっと贅沢な気がしますね。まぁ、モノクラスなんだろうけど...

富士山を筆頭に、海外特にアジア地域の観光客に魅力的な観光素材が揃っていると思う静岡県だけに、こういう海外からのインバウンド路線に活路を見いだすのも良いかも。

2011年12月29日

威力業務妨害

沖縄の環境影響評価書提出に関わるドタバタ。Webの新聞各紙を見ていると、未明の直接持ち込みはけしからんと言う論調が多く大きく取り上げられているけれど、個人的に感じるのはその前に運送業者が配送に来たときに、勝手に荷物の宛先を問い詰めたり、挙げ句の果てには納品作業を妨害したりと業務妨害をしたことの方に憤りを感じるのだけれど。確かに、沖縄のこれまでの歴史を見れば同情する部分も多くあるし、またこの二年間良いように振り回された怒りも分かるのだけれど、結局その後でやっていることには賛成できないことばかり。

少し前に環境保護団体が宅配業者の集配場に侵入して、鯨肉の入った荷物を盗み出して「正義のためなら許される」みたいな事を言っていたけれど、あれと同じですよね。勿論、正義のため自由のためには、どうしても法を破る事もあるだろうけれど、沖縄の件にしても環境保護団体の件にしても、そこまでの話ではなく、単に彼らが批判しているような「力で解決する」事を自らやっているだけのように映ります。

優先順位を考えたら、過去事故やトラブルがあった危険な普天間基地を無くすことが最優先のはずで、その為に辺野古に移設しようという話が進んでいたはず。勿論、究極的な「県外に全ての基地移設」という解決策にはならないかもしれないけれど、その為には米軍基地を集約して縮小して、規模的にも内容的にも、移設しやすい環境にしていくというのも方法の一つのはず。これまで苦しめられてきたのだから、今すぐに無くせと言う気持ちも分かるけれど、一番高い場所までハードルを上げてしまっては、その苦しい時間が長くなるだけですよね。少しずつでも痛みを減らしていき、最終的に解決する方が、結果的に負担にしても時間にしても早いんじゃないだろうか。

沖縄県庁前で宅配業者のトラックを臨検(?)する様子が何度かテレビで流れたけれど、本来は沖縄の基地問題の話題ではあるけれど、だからといって勝手に個人のプライバシーを侵害したり(配送先の確認)、一企業活動を妨害していいのかと、そっちのほうに個人的には疑問を感じるシーンでしたね。

2011 Elite Status to be Extended

UA/COのFFPシステム統合が2012年1Qに予定されていますが、その新システム供用開始まで2011年のFFPステータスがそのまま継続されるというニュース。本来なら、資格取得年の翌年1月末で有効期限切れとなるその資格を、システム統合まで延長するという内容ですから、例えば2011年は1Kだったけれど、2011年中に1K資格を更新出来ない場合は、1月31日以降も1Kとしてボーナスマイルや優先順位を維持できるということらしい。

何とか2012年のUA MP 1Kを獲得している自分にとっては、どちらにしても2012年も1K継続出来るのでそれ程メリットを感じないのですが、ここで気になるのがアナウンスの中で言及されている"We will extend the validity of elite credentials as well"という部分。この"validity of elite credentials"に、毎年1月末で期限が切れるSWUも含まれていることを切に願うんですが... なんせ、今年はあまり使う機会もなく、今のところ4枚SWUが残っています。そのうちの1枚は、4月末まで延長出来るので、残り3枚。本当は1月にタイに行き2枚消費する予定だったのが、その予定はキャンセル。それが、少なくとも2012/1Qということで3月まで延長されれば、この1Q中に一度キャンセルしたタイ行きの機会も出てくるし、それ以外の使い道も生まれるし。この年末年始で、UA/COのFFPデータの統合が行われて、一番大きな部分では、これまでのLife Time Mileageの調整が有りますし、それ以降にFFP Statusの変更も行われるんでしょうね。その様子を見て、また来年の旅行計画もたてないと。

ところで、新UA MPの会員番号が、システムの都合上8桁に変更されるというニュースも。 新UAでは、現行のCOのオンラインシステムが使われるようで、このCOのシステムが扱い会員番号が8桁なんですよね。で、アナウンスの中にも「OnePass番号を持っていたら、UA MPとリンクしておけば、そのOnePassの会員番号が新UA MPの番号になる」と書かれています。OnePassは、英文字・数字混在の番号になるので、ちょっと覚えにくいというところはあるけれど... 多くの変更部分は、年明けにならないと分からないけれど、移行時につきもののトラブルだけは出来るだけ少なくなるように祈りたいですね。

ANA B787国内線

ANA B787の国内線就航先追加のニュース。中型機でも採算の取れる路線ということで、現在は広島・岡山線に投入されているB787。来月23日からは、続いて山口宇部線とちょっと以外な伊丹線、さらに3月1日からは松山線に投入というスケジュール。羽田-伊丹なんて、幹線中の幹線なのでB787でなくても採算性は高いと思うのだけど、これはB787狙いのFFP用なんだろうか(まて)。

羽田発のB787は、ここまで早朝便か夕方遅い便の設定ばかりで、なかなか自分の都合の良い設定が見つからなかったんですが、この羽田発の伊丹線なんかは、暫く予約が集中しそうですね。来年のフライト計画に入れないと(笑)。

2011年12月28日

車内の立ち話

昨日はとある用事のために朝から都内へ出かけ、夕方浜松に戻ってきたんですが、その復路の新幹線車中での出来事。東京駅から乗車して、事前にシートマップで隣が空席であることを確認して、3席列の窓際を確保。しかし意に反して、新横浜から結婚式帰りと思われる3人組が乗車し、そのうちご夫婦と思われる二人が私の横の2席に、もう人の男性が通路を挟んだ2席列の通路側に着席。3人とも、自分の両親くらいの年齢で、それは良いんですが、男性二人の声が妙に響く声なのが今回の問題。

ご夫婦と思われる二人は、奥さんが自分の隣の真ん中の席に座り、通路側のご主人と通路を挟んだ反対側の男性(親戚の叔父さん?)と話をしていたんですが、そのうちにこの親戚の叔父さん、奥さんにも聞こえるようにと言うことなのか、立ち上がって来ると、通路側の旦那さんの横に立って話し始めます。で、顔の向きがこちらに向いているものだから、声が直接私の耳に入ってくるんですが、これがよく通る響く声で正直五月蠅い。iPod touchで耳を塞ごうかと思ったんですが、運の悪いことにこういう時に限って鞄を上の荷物棚に上げていて、手元にない状態。自分は文庫本を読んでいたんですが、とても文章が頭に入らない状態で、諦めてうとうとすることに。この日、昼間あちこち歩き回って丁度疲れていたので暫くすると眠りに入るんですが、新幹線の揺れなどで眠りが浅くなると、再びこの通る声で目が覚めてしまう。申し訳ないけれど、ちょっと声を小さくして欲しいと言おうかと思うと、車内販売のカートが通過するので自分の席に戻ったんですが、暫くするとまた立ち上がって同じように話し始めます。

結局、一言言おうかと思うと、車内検札で車掌さんが来たり、車内を移動する人で中断したりと、そのうちに面倒くさくなって浜松まで我慢したんですが、あれは正直顰蹙でした。ちょっとお酒も入っていた様子で、それで声も大きくなるんだろうけど。声が大きくて五月蠅いと言う事もあるけれど、こちらとしては知らなくても良いような親戚やプライベートな話の内容まで回りに筒抜けなわけで、気の回し過ぎかもしれないけれど、それもちょっと問題だよなぁ。車内で何を話すのも自由だけれど、周りにいる人のことも気に掛けて欲しいところです。

ガラパゴスプロセッサー

NTT docomoを中心に、端末機メーカーが集まりスマートフォン用のプロセッサ開発会社を作るという記事。以前にも同様の体制を作って、LTE用の半導体を作ったことがあるという話で、そういう意味では実績のある仕事の拡張なんですが、大丈夫だろうか。世の中的には、iPhone vs Androidで事実上二分されているわけで、そこに入ってマーケットをある程度確保できる位のものが出来るんでしょうかねぇ。今回の肝は、国内メーカーだけでなく、Samsungも入っていることで、ボリューム的には期待出来ますが、Samsungとしても、最悪日本向けモデルに採用してお終い、位のことは考えてるんじゃないだろうか。

悪い意味でのガラパゴスにならずに、良い意味でのガラパゴスプロセッサーになればいいのだけれど。

2011年12月27日

長い先端部分

高速鉄道の事故原因もまだ確定しておらず発表もされていない中国の高速鉄道で、時速500kmを超える新型車両が発表されたという記事。写真で見ると、偉い長い先端部分で、先頭車両の半分くらいは、このペリカンのくちばしみたいなもので閉めているんじゃないかと思うくらい。技術移転した、日本の「はやて」をさらに改良して空気抵抗を低減した結果と記事には書かれているけれど、日本の新幹線が持っているあの独特な先端形状は、走行時の空気抵抗低減ではなく、トンネル突入時の微気圧波対策で、トンネルに入るときの「ドン!」という爆発音対策な訳ですよね。中国もトンネルが多いと聞いた記憶があるけれど、あの国がそんなトンネル周辺に気を遣うような事があるとは思えないんだけど(をぃ)。しかも、このペリカンのくちばしのような形状って、日本のJRが700系やN700系などの先端形状をデザインしていた時に消えていったデザインの一つじゃないだろうか。まぁ、「はやて」ベースのCRH380Aのように、外側デザインが700系のカモノハシのくちばし状にしたら、幾ら「独自開発」と言っても今度も叩かれるだろうし、無理矢理こんな形状にしたんだろうか。走行速度だけなら、車両を工夫すればスピードは出ますからね。問題は、そう言うスピードを出しても安定して走行できるか、停止できるか、万一の場合に対処できるか(これが一番中国では心配)、等々なわけで、単に車両のデザインがすべてではないですし。フランスのTGVだって、新幹線よりは空気抵抗は大きそうな先端形状をしながら、最高時速は確か570km位だしているわけですし(試験走行だけど)。

私自身鉄道系や空気力学に詳しいわけではないけれど、トンネル突入時の空気抵抗を考えると、この中国の新型車両は先端部がトンネルの入り口に入ると空気を上方向に圧縮するような気がするんですよね。日本のカモノハシ系の場合は、先端部分がトンネルに入ると、左右・上に空気を押し広げて、素早く後ろに逃がすような印象だけど、これの中国版新幹線は無理矢理トンネル入り口を切り裂いて突入する感じ。確かに平地走行では高速走行可能なんだろうけど、いざ実際の路線に投入されたら、トンネル突入時に何かトラブルとか起こしそうな気がする。まぁ、中国は「面子の国」だから、とにかく急いで失った高速鉄道の盟主という肩書きを取り戻さないといけないんだろうけど...

ネットショッピングはPCで

ネットショッピングはPCが主流という記事。自分もいろいろとネットショップで購入しますが、例えばPCパーツとかすでによく知っているものは別して、例えば衣類とか食料品・酒類等は、やはりそのものの状態とかデザインをちゃんと確認したいので、PCの画面で何度も確認してから注文しています。携帯のネットショップサイトもあるので、以前見たことがあるんですが、スマホならまだしも、普通の携帯電話の画面では商品番号の確認くらいが関の山で、商品のディテールまではとてもわかりません。実店舗やあらかじめ商品をどこかで確認して、注文だけそこでするという感じでしょうかねぇ。

で、最近ちょっと仕事関係でタブレットを使う機会が増えて、この冬休み(をぃ)に自宅に持ち帰ってきました。いろいろ使ってみているんですが、「ブラウザー」としての利用価値は大きいなと言うのが今のところの感想。正直、メールを打ち込むのは面倒くさいけれど、メールチェックだけなら非常に簡単でクイックで便利。同じように、サイトのチェックにしても、そこそこの解像度と画面サイズがあるので、PCの画面で見るのと比較してもほとんど差を感じません。元々自分がもしタブレットを使うようになったら、こういったことに使うだろうなという事前の予想がぴったり填っているわけで、ちょっとした確認、検索、時間つぶしのサイトの回遊、メール確認などの簡単な操作は、これ一つで十分。でも、やはりキー入力をソフトキーボードで行うのは苦痛だし、音楽再生も出来るからと言ってiPod touchのように持ち歩くほどの携帯性は無いなと感じます(ちなみに使っているのは10"クラスのもの)。

自分の場合は、在宅勤務が主流なので一日中自宅でもPCを使っているわけですが、そう言う状態だから最近では仕事の必要が無くても、まず朝一でPCを起動して、以後寝るまで通電しっぱなしという状態が定常状態になりつつあります。そんな状態だから、デスクトップとモバイル両PCが手放せないのですが、そんな状態でも十分タブレットで置き換える余地はあると感じます。そう言う視点から、タブレットの使い方・利便性を考えていくと、新しいマーケットやビジネスモデルが見つかりそうな予感がするんですが、さてどうだろうか。

UQ WiAX in Subway

現在のメインマシンでUQ WiMAXを便利に使用している一人としては嬉しいニュース。都内の地下鉄で、UQ WiMAXの工事が始まり、利用可能な駅も出てきたとのこと。古くはWalkman、最近では携帯電話なんかがそうですが、公共交通期間内での携帯デバイスの利用については、マナーという点で賛否あるわけで、しばらくはそう言う議論が出てくるかもしれませんね。

新幹線やNEXのように、電車内にAPをもうけるのではなく、駅に基地局を設置して、駅のホームは勿論、そこから一定距離にあるトンネル内までカバーすることで、ほぼ地下鉄全線でネットワーク機能を提供しようというもの。連続してネットワークが張られてはいないものの、ハンドオーバーでアクセスポイントを切り替えてもセッションが維持されるので、実質的に地下鉄で移動中でもネットワークが切れることが無いと言うことで、新幹線でもそれくらいに密に基地局を沿線に配置してくれないだろうか。まぁ、時速200km以上で高速走行する新幹線から、トンネルとか山間部まで含めてカバーするのは大変だと思うけれど。

スマホにしてもタブレットにしても、さらにはこれからメインになりそうなUltrabookにしても、小型軽量化するためにどうしてもシステムリソースは制限されて、代わりにネットワーク上のリソースを使うことを前提にせざるを得ません。となると、自分の移動経路がどれだけネットワークでカバーされるのか、それがこれからは重要な選択肢になりますね。パソコンだと、移動体の中でも座るとかしないと利用出来なかったのが、これからは歩きながらでも吊革につかまったままでもネットワーク利用出来ないと、買ってもらえない時代になるんですよね。大変だ...

2011年12月26日

お前が言うな大賞

原点を忘れたら政治家を辞めた方がいい」と言うこの元首相、ではご本人は何故まだ政治家みたいなことをやってるんだろうか。「引退する」と言ったのに「引退は止めた」と言ったり、「県外」と言っておきながら「重要性を理解した」とか言って、結局何もしなくてかえって悪化させただけだったり。正直なところ、この人は自分の言っていることを理解していないんじゃないだろうか。病気、と言って良いのか分からないけれど、普通の人ならば自分の行動とか言動を覚えていて、少なくともそれとつじつまの合う言い方くらいはするものなのに、この人の場合そういう以前の記憶・行為をすっぱりと忘れて話をしている気がします。

一定期間以上記憶を保持できない病気が有りますが、それだけではなく、自分の考えというか思いつきに酔ってしまい、その時その時に最もらしいことを言うのが正しいと思っているのではないだろうか、この人は。こんな人が一年間も日本の代表として国を動かしていたことに、今更ながら恐ろしさを感じますよね。まあ、その余波は今も残っていて先が見えないのだけれど...

底冷え

2011年も残すところ一週間を切り、それに合わせるかのように寒さも日ごとに厳しくなってきています。今朝などは、朝起きてロールカーテンを開けたら、窓が真っ白に曇っていて、且つサッシのフレームがびっしりと結露していて驚きました。さらに、外に新聞を取りに出たところ、その前に止めていた車の上に少しうっすらと雪のような感じで白いものが落ちていたけれど、夜の間に少し振ったんだろうか。昨日は名古屋では雪が降ったという話なので、それがこちらにまで来たのかも。最近寒さに弱くなってきたのは、筋肉が落ちてきたことも大きな理由だと思うんですが、少し筋トレとかして筋肉量を増やさないと。少し前に、最近寒さにも弱くなってきたので、ダウンのコートを買ったんですが、これが寒冷地仕様のヘビーデューテーなものなので、普通に浜松で着る分には「暑すぎる」くらい。その為、コートの下は長袖のシャツ一枚とか薄着にならざるを得なくて、外を歩くときには暑い位なんだけど、節電で少し暖房をさげ気味の室内に入るとちょっと寒いかなというちぐはぐな状態になってしまいました。最近は暖かい下着とかも出ているので、一番外に羽織るものは防寒機能よりも暴風機能に優れたものを使用すれば、かなり暖かに過ごせます。購入する前にどれにしようか色々迷ったんですけど、つい「やっぱ暖かい方がいいや」と買ってしまったんですよねぇ。この冬は、購入したばかりのダウンコートが活躍するのか。個人的にはあまり活躍して欲しくないところなんですが... 風邪を引かないように注意しないと。

2011年12月25日

NRT-BKK (2) - 中止

新年1発目の旅行予定だった、単身赴任中の弟のいるバンコクへの旅行ですが、弟に出張が入ってしまい、年明け最初の週末三連休の旅行はキャンセルに。折角だから別の場所に行ってこようかとも思ったんですが、流石に新年明けとは言え三連休なので、チケット代も高いものばかり。まぁ、新年早々だし、来月末にはPro Bowlにも行く予定だし、ここはおとなしく日本で過ごそうかな。が、しかし、一度火が付いた「飛びたい症候群」は収まりそうもないし(笑)。

変な宝くじ

スペインのとある田舎町で、1,800枚もの宝くじが当たり700億円もの賞金が当選したと言うニュース。金額だけ見たら、キャリーオーバーのある宝くじなら、それくらいの金額になる事もあるだろうと思うんだけど、1,800枚もの1等が一つの場所に集中して出るというのが、最初ニュースを聞いたときには不思議でした。

で、たまたま見ていたニュースでその説明があったんですが、この宝くじは同じ番号のくじが1,800枚単位で販売されていて、たまたま1ロットまとめて購入してこの町で販売したところ、その番号が当選番号になったので、1等4,000万円×1,800枚=約700億円という金額が一つの待ちに出たと言う話らしい。でも、それだったらこれまでも同じような話が出ていてもおかしくないんだろうけど、たまたまこういう小さな地域で販売されたから、同一地区の人が大量に当選したということなんでしょうね。それなりに大きな待ちの中の販売店だと、購入する人もばらけるだろうし。

最初聞いたときは、同じ番号が1,800枚もあるんじゃ意味ないじゃんと思ったんですが、よくよく考えたら一つの販売店に当選が集中するわけだから、購入者はあちこちの販売店で宝くじを購入しないといけないわけで、売る側からすればおいしいのかも。買う方は大変だけど。しかし、良いお年玉? クリスマスプレゼントだなぁ... うらやました(笑)。

2011年12月24日

無責任感

中止を明言していた八ッ場ダム、結局二年間の混乱だけを残して建設継続が決まりました。その言い出しっぺの前原氏は、最初の頃は「絶対許されない」とか息巻いていたのに、何故か急に同意するといういつものグダグダっぷり。全く、選挙前はあれだけ偉そうに「マニフェスト」と言っていたくせに、結局何一つ守ることなくこの政党は終わりそうですね。

だいたい、ガソリンの暫定税率について、あれだけ以前は騒いで廃止と言っていたくせに、いざ政権を担当してみると「国民も理解してくれる」とか訳の分からないことを言って継続しているし。「値下げ隊」とか言っていたのは、どこのどいつだと。さらには、子ども手当にしても財源確保の保証もなく言いたいことだけ言って税金だけ上げるだけだし、高速無料化にしても「社会実験」とか言って、無料化とは違う話に変わっているし。

「マニフェストは国民との契約」と大見得を切っていた厚生労働大臣だって、結局年金の「ね」の字も実現しないうちに止めてしまって、これもどうなっているのか不明。しかも、年金だけに力を入れすぎていたのか、それ以外の厚生労働政策は進んでいるのか停滞しているのか。本当、今の政治を見ていると「無責任感」だけは人一倍強い感じがしますね。自民党も似たようなものだったけれど、少なくとも彼らには経験値があったから、何とか妥協できるところを探そうという姿勢が見られただけましです。とは言っても、次の選挙で民主党が衰退して自民党が復活すれば良くなるかというと、そういう期待感もないのは事実。困ったもんです...

チャイナエアライン@静岡空港

苦しい状況が続く静岡空港ですが、久々に明るいニュース。これまでチャーター便で実績を積み重ねてきたチャイナエアラインが、来年3月から週3便の定期便を、台北との間に開設するという話。まだ決定ではないけれど、何とか新規路線開設に繋げて欲しいですよね。国際線に強い静岡空港みたいな話になると、また違った活路が見いだせるかも。

電子マネーのない世界

昨日は知り合いの送別会があり、ちょっと出かけたんですが、丁度お昼時だったので駅前の遠鉄百貨店でお昼でも買って新幹線の中で食べていこうと地下の食品売り場に。流石にクリスマスホリデーウィークの初日、祝日だけに、結構混雑していました。で、何か美味しいものでも買って行きましょうと見て回るんですが、ここでちょっと躊躇してしまいます。

実は、少し前にどこかで小銭入れを無くしてしまい、それ以来小銭を持ち歩かなくなったのですが、こういう場所で買い物をすると、どうしても端数が出てしまいます。小銭入れを無くした後、現金で買い物をして小銭でおつりを貰ったんですが、何故か次に買い物をするときにはその小銭では足らずに、また紙幣で払っておつりが小銭で戻ってくると言う悪循環に嵌り、結局ポケットの中にはじゃらじゃらと小銭が貯まってしまいました。それ以来、どうも現金で買い物をするのを避けるように感じになり、実はこの時も暫く店内を回ってから「まぁ駅に行けばSuica使えるから」と結局小銭嫌さで買い物は諦めてしまいました。

その後駅ビルの谷島屋で車内で読む文庫本を買ったんですが、レジに並んでから「あっ、小銭が...」と気がつき、この時クレジットカードが使えたのでポケットが重くなることは無かったんですが。それでも、日頃携帯一つで買い物していると、どうもいちいち財布を出したり、小銭の心配したりすることが非常に面倒に感じられることにちょっと驚いてしまいました。しかも、自宅近くのイオン系列のモールでは、モール内のどのお店でも、Suica/iD/QUICPay/WAONと電子マネーが使えるので、こちらに出かけるときも携帯一つ。かえって、市街で買い物するときの方が不便さを感じるのも、空洞化の原因の一つじゃないだろうと、そこまで感じるくらい。導入コストもそれなりに必要だとは思うけれど、浜松唯一のデパートの電子マネー化を何とかして欲しいですよね。

その遠鉄百貨店、地階の食品売り場から駅ビルに移動するときに、ちょっと上のフロアーも回ってみたんですが、失礼ながら祝日のお昼時というのに、殆どお客さんの姿が無い状態。地階がそれなりに賑わっていたのに、それ以外のフロアーは開店休業状態で大丈夫なんだろうか。クリスマスシーズンの、しかも連休初日というのに、寂しい光景でした。

2011年12月23日

iPad in Flight

今でも飛行機に乗り、搭乗口近くの座席に座っていると、長ーーーーい昔懐かしいラインブリター打ち出しのペーパーを長めならが何かチェックするCAさんの様子を見ることが出来ますが、それもいよいよiPadやその他タブレットに置き換わるのか? 一つ疑問なのは、iPadは基本的にオンラインで使うデバイスなので、本来機内では使用できないワイヤレス機能をどのように使うのか、ということ。特に、ドアクローズ直後から暫くは一切の電子機器は使えないというルールになっているわけだから、そこにCAとはいえiPadを片手に"Good morning Mr. XXXX. "なんて回ってくるのはねぇ。それに、ラインプリンター用紙なら、多分そこに打ち出されているのは自分の氏名とステータスくらいなんだろうけど、iPadになるとそれこそ過去の登場記録から、その時の様子、さらには顔写真まで表示されていたりして。一般の乗客には、特別なミール予約者とか介添えが必要な場合などを除けばそこまでしないとは思うけれど、上級会員に対しての対応には有効利用されそう。特に、太平洋路線では、UA/CA/ANAがJVでこれからサービスを始めるわけですが、自社FFP以外のFFP上級会員に対しても、それなりのサービスが提供されるなら、それはそれでJV内の別の航空会社も利用してみようという気にはなりますしね。

航空業界の電子化というのは、これからの大きな流れの一つだと思うけれど、それに合わせて機内からのネット接続や、電源確保、さらにはそういう作業をする上でそれなりのスペース(シートピッチ)提供という流れに繋がると、ユーザーとしては嬉しい。

偽造パスポート

某国の首領様が偽造パスポートで兄と共にTRL(当時)に来ていたらしいという話。「偽造パスポート」なんて、推理小説の中だけの話かなと感じるんだけど、実際にあるんですねぇ。最近でこそICタグとか埋め込まれたり、その前には機会読み取り式のコードとか有ったけれど、さらにその前は写真と署名くらいしか判断する材料は無かった時代ですからね。あの頃は、写真にしても、今のように転写式ではなく、普通に撮影した写真を添付して、その上からシールを貼るだけだったから、その気になれば本物のパスポートを入手して写真を張り替えれば、それっぽい偽造パスポートが作成可能だったんでしょうね。

日本のパスポートであっても、作る課程に於いてちょっと悪いことを考えれば、手続き上は合法的に他人のパスポートを入手する事も可能なわけで、パスポート自体の真贋以前に、その取得プロセスまで考えないと、なかなかそのパスポートが本当の意味で「正式」なのか「偽造」なのか分からない時代になってきました。最近話題に出てくる、国民層番号制が仮に導入されて、国民一人一人に固有に番号が振られて、それで全て管理されるようになったとしても、でもパスポート取得のプロセスに抜け道が生まれてくるんでしょうね。それこそ、生まれた瞬間にDNAを採取して、そこから唯一無二固識別子でも作らない限り、実はこれまで自分の知り合いだと思っていた人が、実は全然違う人だったりして。

リアル世界では、それでもまだ小説の中の話、それ程現実的な話ではないけれど、ネットの世界では実はそれが当たり前だったりしますしね。実名主義と言われるFacebookだって、ID登録時に自分のDNA登録するわけでもないし。それでも、それなりに社会システムは機能しているわけで、誰でも彼でも偽造パスポートなんて作れるわけではないし、それなりのコストも必要だろうし。で、そこまでしてまでも訪れてみたいTDLっていうのは、やっぱり偉大な存在なんだなと、そっちに感心した次第(笑)。

無知を誇るな

読売新聞の記事から、菅前総理が東京電力の体質を批判したという話なんですが、もうね、この人、本当にどうしようもない。鳩山、菅、そして少し前の細川が、日本の三大××総理だと思っていますが、その通りの発言。いゃ、前半の「発送電分離」の話はまだ分かるし、それはそれで一つの方法・考え方だと思うから。で、個人的に、こいつあほかと思ったのが記事最後の

『電気の周波数が東日本と西日本で50ヘルツと60ヘルツに分かれていることに関し、「首都圏を握る東電が、西からの攻勢を断固止めるのが目的かなと思った」と皮肉る一幕もあった。』

皮肉にもなってませんよね。最近の人にとっては、最近の家電は自動的に50/60Hz切換機能も入っているので、そういうことも知らないだろうけど、少なくとも自分よりも上の世代にとっては常識の話。いゃ、関東から出たことがないからそんなことは知らないというのだろうか。その割には、四国にはよく行っているみたいだけど(をぃ) 。

この人が言い出した、再生可能エネルギー云々の話も全く信用していないけれど、せめて「50/60Hzの壁が震災復旧の障害の一つだったので、再生可能エネルギー新興と共にこの壁もなくしたい」とか言えば、それはそれで立派な意見になるのに。こういうつまらない皮肉にもならない戯れ言しか言えない事が、この人の素質というか素養をよく表していますよね。全く、日本は不幸な時代を送っているなと感じます。と言うか、自ら墓穴を掘って退陣したんだから、鳩山にしても菅にしても、4~5年は閉門蟄居していろよと言いたい(10年でも20年でも良いけれど)。

2011年12月22日

Winny裁判

P2Pファイル交換ソフト「Winny」が、著作権法違反幇助の罪になるのか争われていた裁判で、最高裁は上告を棄却して無罪が確定。多少はソフト開発に関わる一人として、自由な発想での新しい技術・ソフト開発の自由は欲しいと思うものの、その内容によっては制限なり制約、あるいは社会的義務のようなものも生まれるだろうという気持ちあり、この「無罪」という判決には、そのままでは納得できない部分も感じます。

今では、様々なファイル共有やデータ交換のソフト・環境が揃っているので、こういうWinnyのようなP2Pソフトが必要かと言われると疑問だけれど、10年くらい前に初めて登場した時には、大規模なクラウド環境も要らず、またパフォーマンス的にもP2Pでそれなりに良好だったので、その当時では「求められていたソフト」であったのも事実。ただし、利便性というものはそのまま悪用する事も簡単にできるわけで、その点当時のネットワーク環境を考えてみても少し思慮が足りなかった気はします。

ただ、開発者の金子氏を弁護するつもりはないけれど、開発者というものは往往にして視野の範囲がそれ程広いわけではないので、どうしても自分のアイデアの周りの有る範囲のことしか考えない・考えられないもの。勿論、その範囲を少し広げてみれば色々危険なことや危ないことも分かるんだけど、どうしても自分がその時に認識出来る範囲は限定されていて、結構狭い気がしています。だから、一度開発が完了して完成品を見てみると、今度はそこからの範囲が広がるので、これまで見逃していた問題とか課題が、今度は自分の頭の中に入ってきて、だからそこから改良・修正と言う作業が始まり、それが何度も繰り返されることで完成度が高まっていくわけです。問題なのは、その改良・修正が終わらないうちに、その問題点が発覚したり何かトラブルがそこから出てしまうこと。開発者にとっては、意図的にそういう状態にしたわけではなくても、それは開発者の責任になってしまうわけです。

勿論、最初から視野の広い人はいるし、慎重な性格ならば十分にテストケースを流して確認するだろうけれど、それでも限界はあるし100%問題解決出来るわけではないのも事実。結局は、開発者とは異なる視点・異なる考えを持つ人が、どう言う部分を自分の「利益」と感じて活用するかで、明暗が生まれてしまうんですよね。自分がプログラミングの真似事をしていた時代は、DOSの頃なので、何か問題が出ても自分のPC上で済む話でした。初めてフリーウェアを登録した時は、自分以外の人にも影響すると言うことで、かなりドキドキしたものだけれど、それでも当時はそれなりのスキルのある人がパソコンを使う時代だったから、まだ大らかだったし安心も出来る時代でした。それがネットワーク接続が常識の世界になり、ソフト開発にしても簡単に高機能なものが作れるようになり、さらにユーザーレベルもどんどん一般的なレベルに下がり、以前のような「善意の人柱」みたいなことを期待できる時代ではなくなりました。開発にしても、そういうことをもっと肝に銘じて作業しないと行けない時代だと思います。

ANA B787は、SEAとSJC

ANAのB787米国線投入は、シアトルとサンノゼの2路線からというニュース。羽田発かなと期待していたのがまず裏切られ、東海岸かなと期待していたのも裏切られ、ちょっと残念。しかも、シアトルはまだ分かるけれど、そこからそれ程遠くないサンノゼというのもねぇ。確かに、ビジネス需要はサンノゼ辺りの方が多そうだけど。それに、成田-シアトルは、今のところUAとDLが毎日1便ずつ飛ばしているけれど、ここにANAも入ったら供給過剰になるんじゃないだろうか。UAのNRT-SEAって、結構アップグレードが取りやすい路線ですし。もしかしたら、UA便が無くなり、ANA便とコードシェアになったりして。

もう一つのサンノゼ空港ですが、シアトルとかサンフランのような、USエントリーポイントとして使いここから米国内移動という目的にはちょっと不向きな印象も。ANAと接続しやすいスターアライアンス系の路線も、南部へは幾つかあるけれど、それ程便数は多いという雰囲気ではないし。本当に、サンノゼ周辺に用事が有って使う、という感じなんでしょうかねぇ。

個人的には、JALのようにボストン便を設定してくれると嬉しかったんだけど、西海岸なんですよねぇ。乗客数はそれ程多くはないけれど、年間を通じて安定した需要が有る路線と言うのが、B787の投入条件なんだろうけど、個人的にはちょっと使いづらそうな路線設定で残念です。それでも、話の種とここ最近好例になっているイチロー観戦の時にでも、一度利用してみようかしらん、このB787のNRT-SEA線。

docomoのspモードメール

docomoのspモードで発生した、メールアドレスの誤設定問題。 送信時にメールアドレスの"From"ヘッダーに書くものじゃないのか? と思ったんだけど、docomoの資料を見ると、サーバー側でスマホの電話番号とIPアドレスの関連づけをしていて、それが輻輳してしまい、間違ったIP アドレスが設定されてしまったと言う説明が。でも、なんだかよく分からないなぁ。トラブルで、昨日の一部が使用できなくなり、その結果別の部分に負荷が掛 かることは理解出来るとしても、それがなんでメールアドレスの誤設定なんていう事が発生するんだろうか。

再発防止策 を見ると、「ユーザー管理サーバーのチューニング」と「IPアドレス払い出しプロトコルの改善」となっているので、ダイナミックに生成されているだろう IPアドレスと、個々のユーザーとの関連づけに時間差が出来て、以前使用したIPアドレス情報がリフレッシュされずにそのまま使われてしまったんでしょう ね。ネットワーク体系が完全にIPv6に移行して、少なくとも個別の端末(=スマホ)が固有のアドレスを持てるようになれば、こういうことも発生しないの かもしれないけれど。でも、今でも個々の端末の固有の端末番号を持っているはずだから、それを使えば個別認識も出来るはずなので、やはりサーバー側のデザ イン不具合のような気がする。

こういうトラブルが出ない・発生しないことが第一ではあるけれど、重要な事は発生した トラブルの経験を次に生かして、同様のトラブルは勿論、それ以外のトラブルの根も対策して安全係数を高くする切っ掛けにすること。福島原発の事故も、今は 原発の危険性にのみ注目されてはいるけれど、少なくとも想定外の大地震に耐えたことは事実。しかし、その後の津波被害に対しての対策が不足していて、結果 的にバックアップ機能が動作しなかったためにその後の水素爆発等の事故に繋がり今の被害発生になったわけですが、同様の被害のあった福島第二は、1台幸い にして津波被害を逃れたディーゼル発電機が残っていたため、何とか窮地を脱することが出来たのも事実。だから、耐震強度を高めたり、防水機能を高くすると 共に、バックアップ機能についても改良をすることで、今の原発にしてもさらに安全係数を高くすることが可能なはず。勿論、世の中には100%完全というこ とは存在しないので、それでも某かの被害が発生する可能性はあるわけですが、でもそれをより小さくする事は可能なはず。どちらの場合もトラブルが発生した ことは問題だけど、重要な事はそれを糧にしてじゃぁつぎはどうするのかと言う事。どんな場合でも、そういう意識と行動が一番重要だと思いますね。

2011年12月21日

2011 FFP/FSP

2011年も、余すところあと十日。年内には、送別会や用事で新幹線移動する予定はあるけれど、国内線も含めてフライトの予定や宿泊の予定は今のところ無し。今年も、何とかUA MP 1Kを達成して、来年も取りあえず新UA MP 1Kの特典を利用出来るので、何となくホッとしている感じ。ただ困ったのは、今回最後にANAを続けて利用して、「ANAを使うのも悪くないよね」と変な虫がわいてきてしまったこと。かなり粗い計算だけど、羽田-那覇をPremium Classで15往復すると、ANAのDiamondに手が届くわけですが、となると月に1回ちょっと日帰りで行けば良いので、何となく達成可能な雰囲気(この時点で、コストの事は考えていない-笑)。まぁ、国内線はあくまで今回のように最後EQM(来年からはPQM)獲得手段。来年1月に予定しているHonolulu便のように、羽田便をANAで利用するのがこれからは便利なような気がします。羽田発、成田着と言うパターンが。そうすると、毎週金曜日に出社するパターンを崩さず、金曜日の夜(土曜日の深夜)に羽田から日本を出て、木曜日午後に成田に帰国して翌日出社というパターンだと、4日有給を取れば、現地で金曜日から火曜日まで楽しめて、水曜日に出発すれば良いので、結構スケジュール的にも余裕が出来ますし。来年の旅程を組むときに、一度試してみたい気がしています。

FSPの方も、Sheraton系のSPGは26滞在、26泊でPlatinumをクリアー。今年の10月から特典滞在でもカウントされるようになり、実際試してみたところちゃんとカウントされているので、来年は少し余裕が出そうです。今のところ、一番メインのFSPだけに、来年も頑張って25滞在クリアーしないと。InterContinental系のPCRも、宿泊時のポイントだけで60,000点を超えて、Platinum維持。もっとも、ここの場合はPCR PlatinumよりはAmbassador登録の方が重要なので。すでに来年に向けて登録継続も完了。そういゃ、今年はとうとうAmbassador特典の無料宿泊クーポンを使う機会がなかったなぁ。それがちょっと残念。Hyatt系のGPも、今年は止めようかと思ったけれど、結局何とか5滞在を確保してPlatinumを維持。もう少し横浜周辺にHyatt系のホテルがあれば頑張ってDiamond目指すんですけど、新宿・六本木では... で、残るHilton系のHHonorsは、今年は宿泊機会がなく、VISA HHonors Cardは年会費払っただけ(笑)。日本国内よりは、USであちこち行くときに便利なチェーンの一つなので、取りあえず来年もこのまま保持の予定ですが。それでも、一度くらいは都内以外のヒルトンとか言ってみようかな、来年は。

まぁ、フライトにしても宿泊にしても、大きなトラブル無く今年も利用することが出来たので、それには感謝ですよね。来年も、そういう旅行が出来ることを祈って...

国内修行フライト (4) - HND-FUK

今回の国内修行フライトも最後の行程。選んだのは、HND-FUKのフライト。HND-FUKは567mlで、この日搭乗したプレミアムクラスだとEQMは150%になり、1,701mlがUA MPに登録されて、これで今年も100,000EQM突破になります。

これまでの沖縄便だと、南サテライトの66番ゲート使用が多かったんですが、この日の福岡便は南側のANA Loungeのほぼ正面の62番ゲート。ですから、ゆっくりとラウンジで時間を潰してから、目の前の搭乗ゲートに移動します。

この日も窓際の席を確保して、持参したデジカメ片手に「さて、今日も景色を撮影するぞ」とやる気満々だったんですが...
確保した席は左側の窓際席。D滑走路から離陸すると、直ぐに右に旋回するのは沖縄便と同じですが、沖縄便の場合180度旋回するとそのまま西に向かうのに対して、この日の福岡便は270度旋回すると、離陸したD滑走路の上を横切り、羽田の第一・第二ターミナルに沿って北上。眼下に離陸していく飛行機や、たーもなるの様子を見ることが出来るのは良かったんだけど、そのままどんどん都内方向に進みます。どうも、この日は結構内陸部を飛ぶフライトプランだったようで、日本列島の真ん中辺りを西に飛んでいるようです。それなら、右側ではなく左側の窓際にすれば富士山を見ることが出来たのに... 残念。どうも西行きのフライトは太平洋側の海岸線沿いに飛ぶという意識があるんですが、地図を見れば確かに内陸部を飛ぶ方が直線距離的に近いですしね。
福岡に来るのは20数年ぶり。と言っても、前回は空港を通過しただけなので、市街に出るのは初めて。そういう意味では初めての福岡の訪問と言って良いでしょうね。本当は水族館に行きたかったんだけど、どう見ても時間的に余裕がないので、それなら最近オープンして話題になった「JR博多シティ」へ行ってみることに。空港から地下鉄で二駅で、スケジュール通りならお昼少し前に到着するので、ここでお昼をと思ってましたが、肝心のフライトが30分位遅れてしまったので、JR博多シティに到着した頃はお昼のピーク時間帯。もう日本に不況はどこに行ったと思うくらいの凄い混雑。店内をぐるっと見て回るのがやっとで、とてもレストランで行列待ちする気力もなく、お昼は再び空港に戻ってきたところで軽く食べることにしました。しかし、この熱気・活気の1/10でも浜松に来てくれたらなぁ...
 国内修行フライトも、いよいよ最後の区間。帰りの機体は、往路のB777-300に対して、B777-200。まぁ、それ程大きな違いは無いけれど。復路も窓際をと思っていたんですが、どうしても内側の席しか空かず断念。まぁ、帰りはどうせ寝て行くし。

出発準備中の機体を見ていると、フードローダーが接続して来てそこには"ROYAL"の文字が。そういゃ、ファミレスの「ロイヤルホスト」 って、ここ福岡発祥なんですよね。Wikiで見てびっくりしたのは、元々は空港のケータリングサービスからスタートしたんですね、「ロイヤル」って。日頃使わない空港に来ると、いろいろ新しい白鍵がありますね。それがそれで楽しみなんだけど。

帰りの行程では、丁度空が夕日で赤く染まる頃に羽田空港に到着して、着陸効果中にその逆光の中黒くシルエットが浮かび上がる富士山が、もう100点満点の風景。こっそりカメラで撮影したいくらい。離発着の15分間のために、フィルムカメラを1台入手しようかと思うくらい(笑)。

これで計算上は100,000EQMを獲得したはずで、数日後確認のために自分のMPにログインすると、「後24,xxxml」とか表示されている。一瞬焦りましたが、要するに100,000EQMというマイルストーンを達成したので、次の125,000EQMまで残り2万4千ちょっとという意味なんですよね。うーん、紛らわしい。 いずれにしても、このFUK-HNDで今年は飛び納め。今年も、いろいろフライトを楽しむことが出来て(アップグレード出来ず苦しいフライトもあったけれど-笑)、そういう意味では良い一年だったなと思わないと。()

2011年12月20日

国内修行フライト (3) - HND-OKA 二回目

国内修行フライト、このシリーズ二回目のHND-OKA往復。今回はクラス設定の確認も兼ねて「往復運賃」での搭乗。朝から良い天気で、羽田空港に行きこの日の機体を確認するためにゲートに行けば、をぃをぃ「ポケモンジェット」です(笑)。そう言えば、ゲート前には心なしか子連れの家族が多く搭乗開始を待っていたような...

ANA Loungeに入ってメールチェックなどをしてから、再びゲート前に戻り機内へ。座席はYでしたが、B747だからでしょうか、予想よりはシートピッチがあり、そんなに圧迫感はありません。ただ、満席だったため、隣に座ったサラリーマン風の男性氏が広げて読む新聞が邪魔くさかったけれど...
この時は修学旅行の団体が複数搭乗していて、予約時は中央の席しか空いていませんでした。その後こまめにシートマップをチェックしていたら、数日前に座席が解放されたのか一気に空席が増えて、窓際の席も空いたのですかさず右側の窓際席を確保。それが見事に正解で、離陸時から羽田空港周辺、相模湾、箱根と景観を楽しんだ後に、真打ちの富士山が綺麗に窓の外に見えてきます。この日の関東地方は、雲一つ無い快晴の天候で、本当に地上の景色が綺麗に広がる状態。

この後、だんだんと雲が増えてきて、名古屋辺りまでは地上の様子を楽しむことが出来ましたが、そこからは雲が厚くなり外の様子も白い世界になってしまったので、持参した文庫本で残りの時間を潰しました。
 沖縄に到着すると、こちらは雨。荷物やコートは羽田空港の手荷物預かり所に預けてきたので身軽ではあったけれど、肝心の傘は無いし、特に見たい場所も無かったので、この日は空港で軽くお昼を食べた後は、コンセントの近くの待合席を見つけて、持参したPCで時間を潰しました。

帰りの機体はB777-200ですが、こちらは結構空席がある状態。やはり窓際席を確保しましたが、左側の搭乗口の前の席。ですから、駐機中はこんな感じでドアが邪魔して外の景色を見ることが出来ない orz いゃ、これはこれで、日頃見ることが出来ないドアの内側のメカの様子を見ることが出来て貴重なんだろうけど... 往路は満席でしたが、復路はかなり空席があるのか、私の隣は空席のままで、少し余裕をもっと戻ることが出来ました。
雨模様の那覇空港を離陸し、厚い雨雲を抜けると、その上は綺麗な蒼空の世界。少し高めの航路を取ったのか、それ程揺れることもなく安定したフライトで羽田に戻ってきました。

往路が3時間、復路が2時間半くらいのHND-OKAのフライトですが、これくらいならYの座席でも何とかなりそう。飛行機好きなら、窓の外の景色を眺めているだけでも十分なごちそうですからね、これからもちょくちょく活用するかもしれない。

羽田空港へはほぼ定刻に到着。これで、6,999ml残っていたEQMも、1,000mlちょっとにまで縮まりました。EQMが150%になるクラス、例えば今回のフライトで利用した往復運賃とかプレミアム割引を使えば、もう一度沖縄に飛ばなくても埋まる距離です。そこで、この国内修行フライト最後の行程は、20数年ぶりとなる福岡に行ってみることにしました。(続く...)

独裁政治

昨日突然報道された、北朝鮮の金正日総書記死去のニュース。50日間姿の見えなかった女性アナウンサーが、黒色のチマチョゴリ姿でそのニュースを放送している様子が何度も日本の画面に登場したけれど、もしかしたら実際に死んだのは50日前で、その間にやつれた感じを出すために減量していたんじゃないかと、ふと思ったりして(をぃ)。

発表されている死因は、突然の心筋梗塞による死亡とのことですが、少し前にニュース等に登場した様子は、もうやせ細って抜け殻みたいな様子だったから、実は病死とかいうこともあるのかも。暗殺説なんて言うのもあるみたいですけど、まぁそれはないだろうなぁ、あの国では。

お昼過ぎにこのニュースが流れると、テレビ各局は一斉に特別番組を組み、それが夜まで続いたんですが、でもそんなに大きく取り上げることなんだろうかという気もするんですよね、個人的には。勿論、隣国の色々な意味で影響の大きい国のトップの死去で、しかもその後継者問題がまだ固まっていないときにこういうことが起きるのは大事件ですけど、でも特番まで組むことなのかな、と。特番の内容を見ても、少ない事実を伝えるだけで、推測と憶測で結論のない話を延々と繰り返されるのは見る側としても興味がないというか。

少し前の欧州での社会主義国の倒壊、最近ではアラブの春による長期独裁者の追放など、本人にしてみれば「明日は我が身」という気持ちがプレッシャーになって、それがストレスで今回の死亡に繋がったのかも。結果的に、内戦となり最後は殺されてしまった、リビアのカダフィ大佐にしても、その前は自ら非を認めて国際社会に受け入れられたプロセスは、かなり参考になったんじゃないかと思うんだけど、結局はブラフしか経済活動が無い北朝鮮と、石油資源を持っていたリビアとの違いなんでしょうね。

独裁政治は、ある意味究極のリーダーシップだとは思うけれど、昨日よりは今日、今日よりは明日と、日々生活が上り調子にならないと不満が溜まるだけなのは、どんなに優秀なリーダーでも最悪のリーダーでも同じ。金日成総書記の時は、少なくともそんな感じで時代が進んでいたから何とかなったのが、金正日総書記になってどんどん悪くなっていったのを何とか押さえつけていたのが、今回の世襲では抑えきれないかもしれませんね。どう言う考えを持ったどう言う精力が北朝鮮内に要るのか分からないけれど、でもここで何か換えないとさらに何十年もこれまでよりも悪い環境が続いていくのは確か。そういう思慮のある人・組織・集団が存在していることを祈りたいですね、本当に。

2011年12月19日

国内修行フライト (2) - HND-OKA 一回目

海外に出てしまうと、どうしても発日、中日、着日と、一回の旅行に三日必要になりますが(二日にする方法もあるけれど、色々面倒)、それならその三日分で国内線で回った方が、肉体的に楽だろうし、スケジュールも分散して立てられるので楽です。問題なのは、どこに行くかで、基本的に羽田を基点に考えないといけないので、となると距離で一番稼げるのは沖縄(OKA)。でも、悩ましいのは、HND-OKAをEQM 150%クラスで往復しても984ml*3=2,952mlと、今回の残り6,999mlに対しては2回以上必要な状態。朝、羽田を出て、夕方戻るという日帰り旅程を考えると、それなりにダイヤも充実している大きな空港と言う制限もあるし。で、結局HND-OKAを二往復に、HND-FUKを一往復して6,999mlを超えることに。その一回目のHND-OKAに向かうB777-300。66番ゲートと、ちょっと遠いゲートなのが難点ですよね。
11月に行って今年2回目の沖縄。帰りの便までの時間は3時間ちょっと。空港から目的地への往復移動と、空港での待ち時間などを考えると、現地滞在は1時間ちょっと位。その時間潰しの場所として今回選んだのが、ゆいレール「おもろまち」にあるDFS。いゃ、どうせ殆ど国内料金で税金分しか安くならないから、買うつもりはないんだけど、それなりに大きそうだし、お茶するくらいでも良いかと行ってみました。

規模は予想よりも大きくてビックリ。ただ、品揃えはそれなりにあったけれど、自分の好みとはちょっと違う傾向だなという雰囲気。お値段も、本土価格(笑)よりは少し安くなっていた雰囲気だけど、本土は本土でもUS本土で買った方がやっぱり価格も品揃えも良いよねという最初からの結論に。
少し早めに空港に戻り、ANAのラウンジで時間潰しましょと思ったら、改装工事中。実は、事前にそのことはANAのサイトで確認済みでしたが、「11月14日から閉鎖」というのを、何故か「12月14日から」と勘違いしていたようです。仕方がないので、ゲート横のイスに座ってPCを弄っていたら、離陸していく機体の中に、こんな機体が。空港を共有している空自のC-1輸送機でしょうか。そういゃ、XC-2もそろそろ配備されるころだけど、そうなるとこのC-1も退役ですかねぇ。那覇空港は、タキシングしているときに陸自、海自、空自の基地前を通過しますが、個人的にはそれもちょっとした楽しみだったりして。
帰国便も、同じくB777だけれど-200タイプ。往路は3時間だけど、復路は2時間ちょっと、やはり追い風の影響は大きいですよね。ただ、ずっと海上をフライトしていくので、景色的にはそれ程面白いものはなし。でも、着陸直前には夕闇の中、房総半島北上してC滑走路に入るまでの光景は、国内線には慣れていない自分には新鮮でした。暗くなって見えなくなる前まで見えていた富士山は、やっぱり「一幅の絵」ですよねぇ。静岡県民として見慣れているはずの山だけど、見る方向が違うと、印象も違います。まずは、残り3旅程のうちの最初の一つが完了。(続く...)

年賀状

昨日は父親から頼まれて、来年用の年賀状印刷。これまでだと、何パターンかデザインを作って、その中から一つ選んで印刷してましたが、最近は本人も面倒になったのか、文面は去年使ったものと同じ(年度だけ更新)で、干支の絵だけ差し替えたものを4パターン作り、その中から選択。既に購入済みだった、インクジェット対応年賀状の裏面に印刷して作業終了です。

昔は、仕事などで大量に必要な場合には印刷業者さんに早めに以来したり、手作りなんかだと版画を掘ったりしたもの。とうとう市場からは消えてしまったけれど、「プリントゴッコ」なんか登場当時は結構画期的な製品でした。それが、家庭にパソコンが普及して、平行してプリンターも使われるようになり、色々なソフトも登場してきて、少し前だと年賀状などは自分で印刷するのが普通という感覚になってきましたね。今では、メールでの年賀状にシフトしてきて、これも時代だなという感じです。今年も、残り二週間あまり。あっという間に一年が過ぎてしまいました...

そうそう、父親の年賀状印刷をしたら、プリンターのインクタンクが幾つか空になってしまいました。これから、ちょっと写真印刷とかとある目的でしないといけないので、今日辺り補充しておかないと。

2011年12月18日

国内修行フライト (1)

来年度のUA MP 1K確保には、後6,999EQM足りませんでした。これが微妙な距離で、アジアで一番遠いNRT-SIN往復では、Y/Bクラスの150%EQM換算なら良いけれど、値段重視でそれ以下のクラス発券だと微妙に足らない。USとの往復ならば、一番近いNRT-SEAでも100%EQM換算のクラスでも十分間に合うけれど、11月、12月、1月と毎月JP-USを往復するのは、身体的にも辛いし、入国審査でやけに頻繁に往復するやつと目を付けられるのも嫌。そこで、ANAの国内線で国内線修行をして、残りのEQMを埋めることに。コスト的には割高になりますが、スケジュール設定が楽になることと、身体的にも楽になるので。

ANAとUAのMPでの換算率を比較すると、ANA-Bクラスで発券出来れば、コスト的には一番安くしかもEQMは150%換算されるので有利。ただ、ANAの場合どのチケットがどのクラスに相当するのかはっきりしません。唯一はっきりしているのは、プレミアムクラスの「プレミアム運賃」はF/Aだろうと言うこと。また「プレミアム特割」は、ANAのマイル換算率から、J/C/D辺りだろうと推測出来ます。実は、以前「プレミアム特割」で一度HND-OKAを飛んで、これが「Cクラス」で150%EQM換算されることは確認済み。で、今回HND-OKAを「往復運賃(片道運賃)」で利用してみたところ、これが「Yクラス」で150%EQM換算されました。これはちょっと意外で、てっきり「Yクラス」は「普通運賃」の方だと思ったんだけど、こちらが「Eクラス」なんだろうか。あるいは、それらどこでも「Yクラス」になるんだろうか。となると、気になる「Bクラス」は「特割」が相当しそうです。往復運賃と特割ではちょっとチケットの価格差があり、それでも150%EQM換算されるとなると、ANAで国内修行をしてそれをUA MPに付ける時にはメリットが有りそうです。今度、どこかで「特割」で予約して確認してみよう。

まだ最後のANAのフライトが換算されていませんが、これが登録されれば、無事に100,000EQMをクリアーして、来年度のUA MP 1K確定。来年はどうなるか分からないけれど、もしかすると仕事でUS出張とかあるかもしれないので、それも織り込んで予定を立てようかと、今から鬼が笑うことを計画しています。しかしなんなんでしょうね、FFPやFSPでステータス確定したときの、この微妙な達成感は(笑)。「職業病」ならぬ「修行病」が、完全に慢性化してますね。(続く...)

いつもの年中行事

大統領当選直後は、「親日派」と言われて日韓の関係改善が期待されたけれど、結局は任期最後になり支持率が下がり始めれば、使う方法はいつものと同じ「日本叩き」なわけで、予想通りというか。日本もちゃんと「竹島」の話をしたんだろうか。その割には、全くメディアにそういう話題は登場しないのは、日本政府がメディアに「指導」しているのもか。

確かに、色々問題は残っているかもしれないし、100%完全な解決策は無いだろうけれど、少なくとも国と国同士が、日韓基本条約を締結して処理は終了しているわけだから、もしこれをひっくり返すのであれば、先ず韓国の総意としてその条約破棄をしてから話をするくらいでないと。その場合には、過去の日本の経済援助等も全て戻るわけだから、韓国経済がひっくり返る事もあるわけで、現実的では無いのは確か。結局は、過去を巻き戻すことは出来ないわけで、今から何が出来るかと言うことを考えるのが、近代民主主義だと思うけれど、それよりも感情優先にする国が三つほど隣にあるのが日本の最大不幸ですよね。

人間の感情や過去の怨念は、決して消えるものではないけれど、それだけで付き合う相手を決めていたら、決して前進しないのも確か。だから「契約」という概念が誕生したのだろうし、その為には出来るだけ自ら有利になる条件を求めて内容決定し、仮に不利な内容であっても一度決めたからには守るのが「契約」。「○○談話」というものが、今の請求活動の基本になっているんだろうけれど、それよりも「条約」という契約が優先するのが現在のルールであり、その上で本当に何か困っているのであれば、それに対して援助するなり支援するのが、近代成治の付加価値なわけです。そういう、順序立てた話が出来ないから、多分未来永劫この話も続くんでしょうね。日本としては、この問題に限らず「是々非々」の立場をちゃんと継続することが、国としての尊厳だと思う。まぁ、今の与党にはそんなことは全く期待できないけれど...

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

年内最後の出社=仕事納めの後の飲み会で遅くなるので、今年最後の宿泊。SPG Platinumは既に達成しているので、別の系列にしようかと思ったんですが、InterContiもHyattもやはり来年のステータスは確保済みなので、場所優先で選ぶといつものここに。

チェックイン時刻が遅かったためか、一応クラブフロアーだけどちょっと狭い部屋にアサイン。まぁ、チェックインも遅いし、翌朝も早めにチェックアウトするから、部屋は寝るだけなんですけどね。

一応、これで今年も「泊まり納め」のはずなんだけど、まだ年内に二回ほど都内に出かける用事があるので、場合によってはどこかを利用する事になるかも。それならそれで、FSPとか関係無く日頃泊まらないようなところに試しに宿泊してみようかしら、とも。

2011年12月17日

片道250円

関空を拠点にLCCを運行するPeach Aviationが、関空-福岡、関空-新千歳の運賃を発表。その価格もかなり抑えめだけれど、発表されたキャンペーン価格が、片道250円というのもかなりインパクトあります。Skymarkが成田発便で980円という価格設定で席を販売したときも、1,000円を切って飛行機に乗ることが出来るというのはかなりのインパクトだったけれど、このPeachの250円は、スタバでコーヒー買うよりも安いわけですからねぇ。

ただ、Skymarkの場合、安いが故に制限事項が多くて、トラブルになったりしましたが、Peachはどうなんだろうか。やはりANA系と言うことで、それなりに対応するんだろうけれど。 価格の安さも重要ですけど、あとはどれだけ自分の都合に合わせて利用出来るか、スケジュールも密になれば、気軽に拠点空港から国内に移動する時代になるかもしれませんね。とりあえず、Peachの初フライトに注目でしょうか。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

忘年会ウィークのために宿泊。これで、めでたくSPG 25滞在目となり、来年のPlatinumも確定。このシェラトン都ホテル東京も、この日が年内最後の宿泊。平日の夜だったので、何となく館内も静かな雰囲気で落ち着いていました。

翌日は朝から出かけなきゃいけなかったんですが、朝から冷たい雨。ホテルと、朝は品川駅を結ぶシャトルサービスがあるので助かりました。

2011年12月16日

IMEの国際化

PCWatch、今週の山田祥平氏のコラムはIMEについて。IMEについては、OS開発のメインである英語版には存在しないものなので、今になってもなかなか理解されにくい部分ですよね。流石に、最近では開発に携わるひとなら、欧米のエンジニアでも理解しているけれど、それでもIEMがらみのトラブルをレポートする時には、ちょっと大変。

山田氏のコラムでは、DBCSそれぞれのIMEが、その言語しか対象にしていないのは勿体ないのではないかと言われていますが、例えば今のWindows7はマルチ言語対応になっているので、アプリケーション毎、開いたウィンドー毎に言語設定を変更したいなんて言うこともあるはず。あるいは、最近では普通に使われているマルチモニター環境の場合、右のモニターは英語で左は日本語とかという使い方も出来たら便利そう。自分の場合、仕事で英語・日本語が混在する環境を使っていますが、英語入力の時にIMEがONになったり、その逆の場合とか有り不便。英語環境の時にはIMEはONされないし、日本語環境の時には常にONというような設定が自動的にされたら、自分的には便利だと思うのだけれど。

それと、IMEがどれだけ進化したとしても、入力方法もそれに合わせて改善されないといけないでしょうね。日本語の場合、仮名入力とローマ字入力がありますが、ローマ字入力の場合まず文字を構成するローマ字を覚えないと肝心の日本語入力が出来ない。子供の頃に一応ローマ字は習うわけですが、そんな機会のないだろう海外の人が使うには大変じゃないでしょうか。だからといって、仮名入力が覚えやすいとは思えないけれど、でも、まず話し言葉を覚えれば、後は仮名入力ではその言葉通りに入力していけばいいので、案外取っつきやすいかも。

中国語や韓国語入力では、文字の構成要素をキーにアサインして、それを組み合わせて入力する方法もありますが、若しかしたら感じなどはそう言う方法の方が、実際に文章を書く間隔に近くて自然なのかも。本当ならば、各国語毎に最適化されたキーボードがあれば良いのだけれど、キーボード自体が英語ベースに作られた物を使わざるを得ない事情もあるので、本当はそこから改善しないといけないはずですよね。だから、iPadやTablet等で使われるSWキーボードでは、各国語言語用レイアウトとかカスタマイゼーション機能が入っても良いと思うんだけど。それ以前に「日本語環境なのに、わざわざ『漢字キー』を押さないと日本語入力できない設定」を何とかして欲しいぞ。文字種切り替えで、英文字だってIME ONでも入力出来るわけですから、起動時にIMEが起動済みで、ただその時のデフォルト文字種を英語にしておくか、漢字にしておくか、その設定が出来れば言い訳ですしね。一番密接なI/FであるキーボードやIMEの課題は、まだまだ残りそうですね。

B787納入がまた遅れる

御難続きでやっとテイクオフしたBoeing 787ですが、ANAへの3号機納入が遅れて、予定していた北京線のスケジュール変更。フランクフルト線は今のところ予定に変更はないみたいですが、使用機材変更があるかもという話も書かれています。まぁ、実際に製造は始まっているので、今後もこのままずるずると遅れるということはないとおもうけれど、どうも上手くいきませんね、B787は。ANAとしても、大きくB787でのフライトを宣伝していただけに、困るだろうなぁ。

そのうちB787には搭乗してみたいと思っているけれど、来年の夏頃かな、この分では...

Yokohama Bay Sheraton Hotel and Tower

忘年会の帰り用に予約。来年度のFSP対策もありますが、今年の10月から、特典による宿泊もFSPの対象に含まれるようになったので、ポイントで予約したもの。というか、通常の料金予約は空き室が無く、ポイントでの特典宿泊だと空き室があるという不思議な状況だったので、ポイント利用で予約したという部屋。

 ポイント宿泊にもかかわらず、アサインされたのは角の広い部屋。でも、ベッドは狭いシングルのダブル(笑)。
 忘年会に向かう途中、クイーンズスクエアにはこんなクリスマスツリーの電飾が。ホテルのロビーにも、もう二回りくらい小さなツリーが飾られていたけれど、もうそんな季節なんですよねぇ。そう言う自分も、有休がかなり残っていたので、来週からは有休消化。今日が仕事納めだったりするわけですが、USもそろそろクリスマス休暇に入る時期なので、急ぎの仕事はなんとしても取り立てないと。これも、毎年の風物詩ですね、ほんと。

2011年12月15日

忘年会

昨日は所属ラインの忘年会。横浜ランドマークタワー69Fのスカイガーデンで開催したんですが、夜景が流石に綺麗。ただ、周りを見下ろす高さなんだけど、夜なのでそれほど高低差を感じないですね。

場所柄、我々のグループ以外はほとんどがカップルで、そう言う意味ではちょっと異質な集団だったかもしれないけれど(笑)。

さて、今週から本格的に忘年会・送別会Weekがスタート。体調管理にも注意しないと。年も年ですから...

後に残る物

子供頃によく読んだ書籍の一つに「偉人伝」というものがあって、例えばアメリカの初代大統領のジョージ・ワシントンの桜の木の逸話とか、エジソンの発明物語とか、そんな話をいろいろ聞きました。で、それなりに成功した人って、やはり自分なりのそう言う業績を何らかの形で残したいとか、あるいは年齢を重ねるとともに自分の回顧録あるいは備忘録のようなものを書き始めることが多いようにも感じます。

最近では、こういったBlogやWebに日々の記録を残すことが普通になってきていて、日々の記録どころか毎時記録を残すことなども。でも、そういった記録は不幸にして本人が亡くなった後も残るわけで、こういう話はよく聞きます。物理的な、例えば手紙やはがき、あるいは書籍や衣類ならば、それなりに判断して処分することも出来ますが、例えば電子メール、電子アカウント、ネット上のデータとか、ある日突然オーナーがいなくなってしまった場合どうなるんでしょうね。家族ですら知らない場合もあるだろうし。以前も同じような話が話題になったときにも、一斉にそう言うデータを削除する・消去するようなサービスが出来るとか、一定期間以上オーナーの更新がなければ事故消去する仕組みだとか、そう言う物が必要になるかも。

一方で、リンク先の記事のようにオーナー亡き後もその存在価値が生きている場合もあるわけで、そこは無下に問答無用で削除すればいいというものでもないし。これからのネットワーク時代の、何かテーマになるかもしれませんね。さて、自分の場合はどうしよう...

2011年12月14日

抗議活動

中国漁船船長が、韓国の海洋警察官二名を死傷させた事件に抗議しての、中国大使館前での抗議行動。相変わらず、熱しやすい国民性そのままの激しい様子ですけど、日本海でもこういう過激な中韓の漁船が日本の排他的経済水域に入ってきて、乱獲してるんですよね。日本にとっても、お隣の国の騒動とのほほんと見ているわけにも行かないでしょうね。次は日本海での騒動になるのは確実でしょう。すでに尖閣諸島では衝突しているし。

で、今朝のニュースではトップニュース扱いでこの様子を放送しているけれど、一方で韓国ではこんな外交プロトコル上問題になる事象については何も触れていないのはどうかとも。どちらもファナティックな国民性だから、このままエスカレートする事はあっても、沈静化する事は無さそうな予感。で、困るのは、両者では激突するだけだから、じゃぁ大人しい日本に矛先を向けて来られること。敵の敵は味方、と言う事になりそうな予感も。

日本沈没ではないけれど、「日本移動」とかして、ハワイの近く辺りに移動出来ないだろうか、とかなり本気で思ったりして(笑)。

神の粒子 (2)

「神の粒子」と言われる「ヒッグス粒子」の存在について、CERNの統一見解の記事。読んでも、よく分からない(笑)。ただ、この検出器の部分は、地元の浜松フォトニクスのセンサーが使われているというのは、ちょっと嬉しい。願わくば、この神の粒子の発見が、ワープ航法へ繋がることを祈るばかり... (をぃ)

HGST 4TB HDD

HGSTから登場した4TBのHDD。タイの洪水の影響でHDD価格がまだ高騰している中で、26,800円と言う価格は、それ程でもないですよね。2TB HDDが値上がりして少し落ち着いて12,000円前後ですから。3TB以上になるとGPTにしないといけないので、ちょっとまだ踏ん切りがつかないところはあるんですが、このまま2TBのHDDを追加してくわけにもいかないので、どこかで切り替えないといけないんですが... 来年春になって、タイの洪水の影響が無くなってHDDの価格も再び落ち着いたら、少しデータの集約・整理をしないと。また、今は起動用HDDなんかに使っている古いHDDも、特に今のところデータエラー等は発生していないけれど、これも新しいHDDと交換した方がよいでしょうしね。あぁ、また出費が...

2011年12月13日

NRT-BKK (1) - 陣中見舞い

11月から、弟がタイのバンコクへ単身赴任中。取りあえず2年は戻ってこられないと言うことと、来年の春頃には現地での工場立ち上げのためにバンコクから離れる予定と言う事で、まだバンコクにいるうちに一度陣中見舞いに行きましょうと勝手に企画。本当は年内に行って、今年の1KのEQMになるようにしたかったんですが、ちょっと微妙な状況だったんですよね。先日のWashington DCへの旅行完了時点で、今年のEQMは93,001miles。残り6,999milesが必要なんですが、NRT-BKKのマイルは、2,887milesと、Y/Bクラス以上で1.5倍になれば間に合うけれど、安いチケットでは微妙に足りません。それと、年末になると、結構ちょこちょこ予定も入ってくるので、最短でも三日間必要な旅行日程を取るのも大変。それに年末だと、どうしてもチケットが値上がりしますからね。で、年内の旅行は諦めて、新年早々に行くことに。丁度、年明け最初の週末には成人の日が続いて月曜日までお休みになります。金曜日にいつものように出社して、土曜日に成田を出発、日曜日は現地で過ごして、月曜日に帰国するというゴールデンパターン完成(笑)。

予定が決まれば、決断は早いです。早速UAのサイトにアクセスして予約をするために検索するんですが、何か変。来年1月末で切れるSWUが4枚残っているので、それを使うつもりでオプションを設定して検索するんですが「設定のアップグレードは出来ません」みたいなメッセージが出ます。試しにUSのサイトにアクセスして同様に検索してみると、こちらはビジネスクラスの検索が出来なかったり... 出来れば、Bクラスでの料金を見てどうしようか決めたかったんですが、途中から面倒になって表示される最安値で予約確定。往路がWクラスで復路がQクラスと、まあSWUでアップグレード可能なクラスなので良いんですけどね。まだ、ビジネスクラスの座席は結構空いているので、何とか引っかかってアップグレードされると良いんですが。でも、一応念のためにY+では往路は非常口の前の開いている席を、復路は通路側が全部埋まっていたので、一つ残っていたバルクヘッドの前の席を取っておきました。

ホテルの方も、単身赴任している弟が契約しているアパートにサービスルームが有るというので、ホテルではなくこちらに。いゃ、本当はSheratonとかInterContiとかHyattとかに泊まって、ステイカウントを一つ増やしたいところですが、まあ年の初めにそこまで貪欲にならなくても良いかなと(笑)。また、空港の送迎に24時間使えるサービスも有ると言うことなので、現地での滞在や移動は弟に任せることに。その分、現地で年越しをして日本に帰国しない弟のためにも、少しお節料理など持参しようかと思っています。さて、「地球の歩き方-タイ編」買ってこなくちゃ... (続く...)

冗談にならない冗談

羽田発新千歳行きのAir Do搭乗客が、冗談でバッグの中に爆弾が入っていると言ったものだから、その確認で出発が1時間以上も遅れたという事件。ちょっとやるせないのは、これが酔客が酔った勢いで言うならまだしも、優先搭乗した車いすの乗客が、荷物を頭上の棚に入れるときに冗談で言ったという事。多分、その荷物がちょっと重かったのかもしれないですよね。でCAさんが「重いですね」とか言ったら、冗談で「爆弾が...」みたいなやり取りになったのかなと勝手に想像。この乗客は下ろされたそうですけど、夜遅い便がさらに一時間も遅れては、残りの乗客もいい迷惑なのは確か。

以前も、国際線で日本人が冗談で「爆弾が入っている」とか言って騒動になったことがありましたよね。日本人にとって、重火器とか爆発物って馴染みのないものだから、逆に冗談の種として言えるのかもしれないけれど。よく飛行機を利用する一人としては、こういう冗談にならない冗談は止めて欲しいと思いますね。その一言で、多くの乗客や関係者に迷惑が発生するわけですから。

『絆』

毎年恒例の、今年の漢字に選ばれたのは「絆」。予想通りというか、他にもいろいろ候補はあったけれど、やっぱりこの漢字が選ばれて、何となくホッとしますよね。

2位の「災」、3位の「震」も、確かに今年を表す一文字ではあるけれど、出来れば一年最後の締めくくりで、且つその一年を表すものは、ポジティブなものにしたいもの。決して、嫌なこと、悪いことを忘れたいと言う事ではなく、そういう状況から脱出しつつある、あるいは前向きに進みつつあるという、そういうポジティブなものに昇華させたいということ。辛いことを癒す時間は必要だけれど、それを乗り越えて進む時間は、もっともっと長いものであるし長くするべきなわけだから、その為にも前向きな言葉を、この一年の締めくくりの時には残して欲しいと毎年思います。

2011年12月12日

無人運転トラクター

湯地曜日の夕方、時々見ているTBS系列の情報番組「夢の扉+」。昨日の放送では、北海道の農場で実証実験をしている無人トラクターの話。GPSを利用してトラクターの無人運転を実現しようとするのですが、建物などの影に入るとGPSの電波が受信出来ないので、日本の準天頂衛星「みちびき」を利用して実用化にさらに近づくという内容でした。考えてみると、トラクター本体の農業機械は日本にも大手メーカーがあるし、GPS関連のカーナビ技術だってお手の物。安全運転のために、障害物認識をしたり回避するような技術でも、日本の自動車メーカーはすでに実用化しているし、要素技術は揃っているわけですよね。後数年で実用化と言う話を番組無いではしていたけれど、もっと早く実現するんじゃないでしょうか。

 農業というと、最近でも3Kの代表みたいな仕事に言われているけれど、人間食べなきゃ生きていけないわけで、そういう意味では国の基幹産業といってもいいものだと思うんですよね。狭い国土の日本と言えども、農地として使える場所は結構あるわけで、問題なのはこれまでは人手に頼っていて大規模化集中化出来ずに効率が悪かったこと。米・野菜等の基本的な食料は集積化してコストダウンと品質向上をして生産量を上げなきゃ行けないし、狭い農地などでは付加価値の高い野菜・果物を生産して国内はもとより海外にも出られるようにする、というのが農業再生の基本的な考え方だと思いますが、その中でも大規模農業でのコストダウンとしてこの手の機械化は避けて通れないですからね。

もう一つ、無人で動くトラクターを見ていて感じたのが、今後高齢化が進み今のように気軽に車を出して買い物とか出られなくなったときに、こういう無人巡回トラックが町内を定期的に回遊して、オンラインで注文した食料とか水とか衣類とか、そういうものを配達してくれるサービスに繋がらないだろうかと言うこと。無人化することで、例えば深夜の内に配達してしまえるとか、あるいは自分の好きな時間帯に配達以来出来ることで、満足率アップになったりとか。「無人トラクター」をさらに発展させて、「無人宅配バン」「無人御用聞き」なんていうサービスが誕生するんじゃないだろうか。何気なく見始めた今回の番組でしたけれど、何かアイデアがいろいろと沸いてくる内容でした。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

忘年会の帰り&FSPの修行も兼ねて宿泊。夜もそこそこ遅かったので、そのまま寝ようかと思ったけれど、少し飲み足りないのもあったので、地階のBarでちょっとアルコール補給をしてから就寝。

アサインされたお部屋は、約一月前の前回の宿泊と同じく、建物の一番端の部屋で、少し広め。
で、前回不思議だった、両側からアクセス出来るクローゼットも健在。でも、右側の壁際の方には、荷物置き用の台や冷蔵庫などが入ったテーブルが置かれているので、こちら側からのアクセスは面倒何ですよね。

SPG系の今年の宿泊履歴を見てみると、ここシェラトン都ホテルと横浜のシェラトンだけですね。SPG Platinum維持のため、後2泊必要なんですが、それも両方のホテルに宿泊予定で、来年度はもう少し違った場所にも行きたいところです。去年は決行あちこち行ったんですけどね。

2011年12月11日

Hyatt Regency Tokyo

12月に入り、忘年会・送別会シーズンとなり、その第一弾のために宿泊。あまり重要視していない、FSPのHyatt GPも、これで今年も5滞在となり何とか来年度のPlatinum Memberを何とか確保。最近では、GP Platinumでも、朝食(コンチネンタル)がついたり、Internet利用料が無料になったりと、それなりに特典もあるので一応抑えておかないと。

時間があったので、忘年会の前にチェックインを済ませて、荷物も置いておけたのは後から考えると助かりました。でも、前払いの安い料金だったので、アップグレードは無しでベッドタイプだけは保証されていたけれど...
Hyattは、やはりビジネスパーソンを意識しているのか、どこのホテルでも機能的な配置・設備になっているように思います。机のところにサービスコンセントがちゃんと有るのも、Hyatt系列以外では殆ど見た記憶がないですし。

難点を言えば、このホテルも古くなってきていて、エアコンの調整がアナログダイヤル式のものと言うこと。設定温度の調節が曖昧だし、あとファンの調節が出来ないので、その辺り何とかして欲しいところ。せめてファンの強弱や停止が出来る用にして欲しいですね。バスルームはリフォームしたわけだから、一緒に空調設備も何とかして欲しかった。
外に出ると、ホテル回りの植え込みにはこんな電飾が。この時はまだ12月の初旬だったわけですが、街中にはここ数年ブームとも言うべきLED電飾が色々なところで見られました。節電も重要ですけど、こういう「ゆとり」も無いとね。

Apple Store@GCT

New Yorkで5店舗目となるApple Storeが、GCT(Grand Central Terminal)の中にオープンしたという記事。場所的には、同じように駅の中二階バルコニーにある、Michael Jordan's The Stakehouse N.Y.の反対側かな? でも、反対側って、そんなに広かったっけ。

リンク先記事にも「駅ナカアップル」というタイトルが入っているけれど、こういうことが出来るのも、飛ぶ鳥も落とす勢いのAppleだからだろうなぁ。N.Y.の郊外から、毎日この駅を使ってマンハッタンのビジネス街に通勤する人は多くいるので、観光客も含めてかなりのビジネスチャンスはありますしね。ただ、iPhoneとかiPad/iPodとか、パソコン以外の待ち日持ち運ぶ携帯デバイスを沢山持っているAppleだから、こういう駅ナカビジネスモデルも可能なわけで、例えばNECとか富士通が同じようなお店を作ってもダメでしょうね。この辺り、Appleのイメージ戦略というか、製品に対してのブランド力と行っても良いと思うけれど、非常に上手くこれまで育てて、さらに成長させているなと感心します。5番街にあるガラスキューブのApple Storeとともに、ここもNew Yokの新しい名所になるかも。

2011年12月10日

久しぶりの出張?

昨日会社で上司と話をしていたとき、とある仕事をこれから展開するのに、やっぱり大本のUSの様子が分からないとやりづらいと言うことで「一度行ってみてきますか?」と。もし行くとなると、5年振り?6年振り位の出張なんですよね、プライベートでは年に3回も4回も飛んでいるけれど(笑)。

ただ、仕事で行くとなると会社規定では国際線は第一候補がAAでUAは第二候補。何とかしてUAにしないと(笑)。マイル獲得もそうですけど、来年1月一杯で切れるSWUがまだ4枚残っているので、何とか1月中に出張が決まってしかもUAが使えると、そのSWUも有効利用出来てGoodなんですよね。1月末には、例によってPro BowlでHawaiiに行くから、年明け早々くらいに予定されるとBestなんだけど(まったくの個人的我が儘)。2月に入ると、SWUも使えないし、現地もこの時期が一番寒さのピークなので、あまり滞在したくないという気持ちもあるし。

それに、1月だと、NFLのプレーオフ時期だし、理想的には1月上旬に仕事で行って、最後はプライベートでPro Bowlで〆るというのが、フットボール好きとしては最高ですね。でも、仕事で行くのはやっぱり面倒くさい(笑)。

大混雑、途中までは...

毎度お馴染み「金曜日の新幹線」シリーズ。話は帰宅時。いつものように新横浜の駅で浜松停車のひかり号を待ち、程なくホームに入線してきた岡山行きのこのひかり号に乗り込むのですが... 入り口付近の通路にまで、びっしり立っている人が orz しかも、私の前に少し大きめのキャリーバッグを持った若い女性が並んでいたのですが、この人が荷物もあってなかなか中には入れない。その為、私もその後に並んでいる人もずっと待ちぼうけ状態。何とか車内に入ったものの、ここも通路にまで人が立っている状態。確かに、昼間シートマップを見たときには、もう指定席は完売状態で選択の余地がない状態なので「あぁ、混雑してるんだろうな。自由席は大変だろうな」なんて暢気なことを考えていましたが、指定席車両も似たようなもの。

この岡山行きひかり号、新横浜駅を出ると、熱海駅、静岡駅、浜松駅と停車していきます。普段だと、熱海駅で下りる人は殆ど観ないのですが、この日は熱海駅が近づいてくると、一斉に下車の用意をする人達が立ち上がります。熱海駅で下りる人のパターンというと、高齢の方のグループとか家族連れとか、いかにも「観光」という雰囲気の人が殆どなんですが、この日はスーツにコートを来たようなサラリーマンの人が一斉に下りる用意を始めます。丁度、新横浜とか品川辺りで見られる光景のような感じ。先日も車内宴会しているグループと遭遇しましたが、この皆さんもこれから熱海のホテルや旅館で泊まり込みの忘年会でもやるんだろうか。まぁ、経済が厳しいと言われる中、そういうことで少しでもお金が世の中を動くのは良いことですしね。で、気がつけば、さっきまで通路にまで溢れていた乗客は、半分くらいこの熱海で下車した感じで、一気に車内は空席が目立つようになりました。私の隣窓際の男性も、この熱海で下りたので、後はゆったりと浜松まで行くことが出来ました。

この後、お決まりのように静岡駅でどっと乗客が降りて、車内はさらにガラガラ状態に。いつも思うんですが、この浜松停車のひかり号は岡山行きだけど、本当に岡山まで行く人はどれくらい乗っているんだろうか、と。名古屋から先は、確か各駅停車になるので、名古屋よりも先に行く人はのぞみ号とか別の停車パターンのひかり号を使うんでしょうね。殆ど、静岡・浜松の通勤新幹線化している気がする。いゃ、自分もその一人なわけですが。

いつもは寂しい雰囲気の漂う、浜松駅のコンコースですが、流石に時期も時期なのでちょっと賑やかさをこの夜は感じました。それに、都内と比べるとやっぱり暖かいですよね。その暖かさに少しほっとして帰宅しました。

2011年12月9日

神の粒子

「神の粒子」とも言われる「ヒッグス粒子」が見つかったかも、という記事。そんな物があるとは、全然知りませんでした。でも、なんで「光」は影響は受けずに、その他の素粒子は抵抗を受けるんだろうか。自分の頭の中では、分子原子が最小構成単位で、素粒子なんていわれても「ふーん」という程度なので、もうこんなハイレベルの話にはついて行けない(笑)。

高速を越えるニュートリノが発見されたという記事もあったけれど、ちょっと現在物理学が最近賑やかになってきた雰囲気ですよね。ここから何か画期的なブレークスルーが誕生するのか。ワープ航法の基本理論とか誕生... しないよね(笑)。

「神の粒子」との事ですが、でも「神様」の上には「閻魔大王」がいて、さらに「界王」がいるわけだから、さらにヒッグス粒子の上位の存在もあるのかも(をぃをぃ、ドラゴンボールじゃないって...)

冬支度

急に冷え込んできたここ数日。あわててセーターを出したり、マフラーを準備したりしていますが、その数日前までは汗をかくような陽気だっただけに、この気温のギャップは年齢とともに厳しく感じますね。時々買っている通販のサイトから、冬のコートやダウンのDMなんかも来て、今年は新しい物買おうかななんても思うんだけど、よくよく考えてみると、外に出る機会は金曜日に仕事に出るときと、週末にちょっと出かけるときくらい。平日でも、お昼を買いに出たりする事はあるけれど、車で移動する分には、自宅から車、車から店舗とちょっと出るだけだから、そんなにヘビーデューテーなものはいらないし。

以前出かけたときのように、それこそ氷点下何度なんて言う冬の東海岸などに出かけるならば必要だけど、その為にわざわざ買うこともねぇ... 最近では、保温下着の類が簡単に手に入るから、これを使うと結構防寒になりますしね。ただ、そう言う物を点けていると、今度はエアコンが効いている室内では汗だくになるし。そうなると、簡単に切り替えの出来る上着系が便利なんですよね。今のところ今年の冬はそれほど寒くならないみたいだけど、そのまま早く春が来るのが良いなと、肝早く感じてしまう寒い朝です。

2011年12月8日

タイの洪水の影響

内蔵用3.5インチHDD(SATA)の価格だけですが、タイの洪水以前で6,000円くらいだったものが、構図宇以降一気に値段があがり、16,000円から20,000円近くまで値上がりしたんですが、最近はそれが少し落ち着いて来た様子。ただ、この記事にあるようにHDDメーカー、特にWDの影響は大きいみたいですね。

もう一つ、キヤノンのプリンターへの影響も大きい様子。キヤノン・エプソンと言えば、日本のプリンターをほぼ二分するようなメーカーなわけですけど、洪水の影響でキヤノンの供給量が減ったため、エプソンのシェアが半分以上になるというのは、キヤノンとしても悔しいだろうなぁ。

自然災害なだけに、何かを恨むわけにも行かず、今は沈静化し始めた洪水の影響から一日も早く製造装置を立ち上げて、元の環境を復旧することなんでしょうけど、精密機械だけに電源を入れてすぐにOKと言うわけにも行かないだろうし、しばらくは現場は大変でしょうね。物作りをしていると、こういうケースもあるので複数の供給元から同一の部品調達をするようにするわけですが、その場合はその場合で供給元によって品質にばらつきがあったり、コストが違ったり、いろいろ大変。リスク分散か、一極集中で安くするのか、難しい選択肢です。

チーム納会

昨日はチームの納会。場所は、赤坂の焼き肉屋さんという、いかにもスポーツ選手向きなんだけど、その場所が分からない。予定では、ちゃんと15分位前には到着するはずだったんですが、起点となる赤坂のTBSから向かう方向が、どうも90度ずれていたので、最初の30分間はうろうろと。韓国両店が並んでいる一角があったので、この辺かなと思っていたのが間違いの元で、結局諦めて幹事に電話して聞いたんですが、それでも見つからない。結局、GPSで住所を検索して何とかたどり着いたのだけれど、目印にしたコンビニ7/11が無くて代わりにFamily Martになっていたのが敗因の一つかも(笑)。

結局、夜の赤坂の飲み屋街を一時間以上徘徊することに。ちょっと重い荷物とか持っていたので、なかなか大変でした。食前の良い運動になったと思えば良いんですが、どうも動きすぎて食欲も減退してしまい、それほど焼肉も喉を通らなかったけれど。それよりも、煙もうもうの焼肉は年齢的にきついですね。あっさりした物が良いなぁ... そんな思わず自分の年齢を再認識してしまう、今年初の忘年会というか納会でした。

2011年12月7日

SIN-IAD-NRT (18) - 帰国の旅

期間は短くも移動距離は長かった今回の旅も、あっという間に帰国日。ホテルから空港への移動は、到着したときにも使ったSuperShuttleで移動です。今回の旅行出発前に、日本からwebで往復の予約をしていたんですが、ちょっと困ったのがこの復路。帰国便のUA803の出発時刻が12:20予定ですから、まぁ10:00頃に空港に到着すれば先ず大丈夫。ワシントン市内は交通渋滞もあるし、空港まで距離があるけれど、まず1時間もあれば大丈夫。とすると、9:00出発位かなと思って予約画面を開いたんですが、システム上で一番遅い時間帯でも7:50~8:05とさらに一時間も早い時間帯。まぁ、RCCで時間つぶしをすればよいかと思って、この一番遅い時間帯にしたんですが...

通常この手のピックアップは遅れてくるのが常何ですが、このシャトルサービス、ちゃんと7:50にはホテル前に来ました。しかも、一番最初ではなく、すでに3人ピックアップしていて、私が最後の乗客なのに。うーん、やれば出来るじゃん(笑)。シャトルは、市内を高速道路で抜けると、ポトマック川を渡り、Pentagonの五角形の建物の横を通って、一路空港へ。渋滞もなかったので40分弱位で到着です。 Dullas空港は、初めての出張の時にも帰国便で利用した空港。その後、国際線・国内線の乗換で何度か利用しましたが、ここから日本への帰国便を利用するのは、最初の時から23年振り。この特徴的な建物は昔のままですけど、空港の中はかなり変わっていますよね。確か当時は、まだターミナルA/BとかC/Dとか無かった時代だから。
 月曜日の朝ということでチェックインカウンターの混雑を予想していましたが、殆ど並ぶ人もなく、しかも上級会員向けのカウンターは殆ど人がいない状態。チェックインはすでに前日Webで完了していましたが、まだアップグレードは未確定。KIOSKを操作して預け入れて荷物の登録をしていると、UAの男性スタッフ(多分まだ20代)が来て、印刷されたタグを荷物に付けるんだけど、これが無愛想な奴で、挨拶するわけでもなく荷物の確認もするわけでもなく、印刷つれたタグを荷物の取っ手に付けると、タグの半券のぽいっとこちらに渡してお仕舞い。とっととどこかに行ってしまった。別にお愛想を言って貰う必要は無いけれど、もうちょっと接客を意識したほうがいいんじゃないか?

昔は、確かカフェとか並んでいたメインターミナルは、今はがらんとしたチェックインだけのターミナルになっていたので、最近出来たターミナル感を接続するシャトルを利用してTerminal-Cへ早速移動しました。
 RCCで一息ついて、最後のメールチェック等をして少し早めに搭乗ゲートへ移動。まだ搭乗開始まで20分位有りましたが、この時点でFirst Class Fullの表示が出ていて、Businessも残り3席。Upgrade Waiting Listには20名位掲載されていて、自分の名前を探したんだけど表示が早く切り替わってよく分からない。結局、この時点でUpgrade失敗を確信。ここからは、日本までの14時間弱のフライトをいかに切り抜けるかの算段に入ります(笑)。

取りあえず時間つぶしの文庫本は確保してあります。iPod touchも満充電で準備済み。席は、Y+の前から二番目の通路側ですが、前の席が無いので取りあえず圧迫感は無いし、足下もすっきりしています。そして、いよいよ覚悟を決めて搭乗開始となります。
今回の機体は、UA B777の新シート交換済みの機体。運良くY+の中でも、前の座席がない21Hのシートを確保することが出来、最悪Upgradeが失敗してもと事前から用意はしていたものの、本当にそうなるとは...実際に座ってみると、確かに前が開いていてゆったりした雰囲気はありますが、いろいろトラブルも。

先ず、前が開いているのでCAが目の前に来てサーブするため、足を踏まれることが何度か。また、ミールやドリンクサービスのカートが座席の肘掛けに何度も当たるし、酷いときには目の前に止まることも。不思議なのは、ワイドボディの真ん中くらいの位置なので、前の20Hという座席があっても不思議はないんですが、何でこの位置だけあけてあるんだろうか。新幹線にも、車いすを固定するために3席列側で2席にしている部分がありますが、あれと同じ事なでしょうか。でも、飛行機の中で車いすを固定する話なんて聞いたこともないし。この21H(と反対側の21C)は、ちょっと謎のコンフィグレーションです。

実は、この前日くらいからちょっと体調が悪くなり、アルコール注入をしてコールドスリープで14時間乗り切るプランは先ず挫折。アルコールどころか、食事すらまともに食べられる状態でなく、幸か不幸か出された選択肢の一つが「野菜のヌードル」というのがあり、これがクタクタに煮込んだ白菜とうどん(?)みたいな組み合わせで、しかも味はついているのかどうか分からないような薄味なので、体調不良の時にはぴったしの内容(笑)。もっとも、とても食べられる状態(ミールも体調も)ではなかったので、1/4位食べて終わりですけど。最初の食事が終わり、4時間くらいうつらうつらした後は、2時間毎くらいに目が覚めたりうつらうつらしたりを繰り返し、最後の2時間くらいは持ち込んだ文庫本で時間を潰して、無事に成田に到着。何とか、14時間近いフライトを乗り切りました。固く決心したのが、こういうことは、せめて西海岸からのフライトに今後はしよう、ということ。それなら10時間くらいで済みますから。

これで、来年のUA 1Kまで残り7,000EQM。さてどうしようか... ()。

2011年12月6日

SIN-IAD-NRT (17) - Pentagon City

スミソニアン博物館の通りから1ブロック先にあるL'Enfant Plaza駅から、地下鉄のYellow Lineを利用して移動開始。USの地下鉄の例に従って、暗いホームですが、広々としている分、ChicagoとかN.Y.の地下鉄なんかよりは雰囲気は良いです。目的地は川向こう(ポトマック川)の向こう側にある、Pentagon CityのMall。駅の数で言えば、二駅先なんですが、川の下を地下道で抜けると、途中から地上を走り、その時の景観がなかなかでした。もっとも、川を渡ると直ぐにまた地下に潜りますが。

最初の駅"Pentagon"は、勿論あの米国国防省のPentagonなわけですが、ホームを見ているとそれっぽい迷彩服姿の人とか見かけたりして、やはり普通の駅とはちょっと違う雰囲気。その次が、目的地のPentagon Cityの駅です。
地下鉄の改札口を抜けると、連絡地下道みたいものがあり、その先に進むと、こんな吹き抜けの場所に出ます。ここが"Fashion Center at Pentagon City"のモール。B1Fには、吹き抜けの広いフードコートとテナントが幾つかあり、後は1Fから3Fまで、このフードコートを取り巻く感じでそれなりのブランド店なんかも入っています。

ちょっとビックリしたのは、こんな場所なのにRitz-Carltonが併設されてるんですね。外に出なかったので、どんな雰囲気の地域か分からなかったんですが、それなりの地域何でしょうね。モールに併設されているデパートも、Macy'sとNordstromだから、そんなに悪くないし。
 フードコートで一息ついてから、店内を散策開始。事前にSingaporeで巨大モールを経験してしまっているので、正直物足りなさを感じる内容ですけど、入っているお店はそこそこのレベルです。この日は日曜日で、普段ならそれなりに混雑するんでしょうけど、感謝祭明けの"Black Friday"の後の日曜日だからでしょうか、お昼を過ぎてもフードコートが満席になることはなく、どこの店舗もちょっと脱力感みたいなものを感じる始末(笑)。冬物のシャツとか少し調達するつもりで、今回はこれまで以上に真面目な気持ちで買い物に出撃したわけですが、うーん、どうも「これ」というものが無くて結局今回も空振りで終わることに。結局手ぶらで、再び地下鉄を使ってUnion Stationまで戻り、そこからホテルへ戻ってきました。
ホテル近くまで戻ってくると、突然けたたましいサイレンの音共に消防車が飛び出してきました。ホテルの斜め前が消防署なんですが、どこかで火事でもあったんだろうか。日曜日の夕方、それも感謝祭連休最後の休日ですからね、大したことでないことを祈ります。


部屋に戻ると、日曜日のNFLの試合のうち東海岸時間で午後最初に始まる試合がそろそろ4Qに入っている頃。この後、その後夕方から始まる試合を少し見てから、ホテル内のレストランでやはり店内のモニターで続きを見ながら、今回最後の夕食を取ることに。前菜でクラブケーキを、メインでふぃれみにょんステーキを頼んだんですが、実はこの前日くらいから体調が悪くなりつつあり、後でこれは失敗したなと後悔するんですが、この時はそこそこ食欲もあり、US最後の夜だから久しぶりに美味しいステーキを、と奮発。部屋に戻ると、NFLのSunday Night Gameを見ながら翌日の出発のためにパッキングをして就寝です。(続く...)

思い込み

自分の部屋には24時間換気用の換気扇があって、これまで約5年くらいずっと使っていました。勿論、天気の良い日などで窓を開けているようなときには不用ですから止めていますから、24時間365日5年間動きっぱなし、というわけではありません。で、その換気扇が、二週間くらい前かな、朝起きたら止まっているのを発見。この換気扇は、壁に電源スイッチと「強・弱」の切り替えスイッチがついていて、その電源スイッチには内蔵ランプが入っていて、オンの時には光る仕組みになっているんですが、それが消えている。勿論、換気扇も動いていません。「24時間運転前提の商品が、5年くらいで壊れるのもどうかな」とその時は思ったんですが、これから室内で暖房器具を常用する時期ですから、室内換気は結構重要。この週末にでも新しい物と交換しようかと思っていました。

で、日曜日に部屋の掃除をしているときに、この壊れた換気扇も取り外すか、カバーくらい取って中の様子を確認しようかと思いつきました。で、カバーに手をかけたときに一つの注意書きに気がつきました。そこには「カバーを取り外すときには、電源ボタンを切る、あるいはシャッターレバーを『閉』にする。」と印刷されています。シャッターレバーとは、この換気扇の下側についているレバーで、悪天候の時に屋外の排気口から空気や雨水が逆流しないように蓋をするレバーです。で、どうもこのレバーも電源に連動しているようですよね、この説明では。そこで閃いたのが、このレバー位置が緩んでいるのではと言うこと。試しに、一度「閉」に戻してから「開」にしてから、オフにしていた電源スイッチを入れたところ、おぉ、ちゃんと点灯して止まっていた換気扇も動き出しました。

実は、9月の台風15号が浜松を直撃したとき、あまりにひどい天候だったのでこの換気扇のレバーを「閉」にして使用を止めていて、その後元の「開」の位置に戻して使っていました。この日まで、このレバーが電源スイッチに連動しているなんて知りもしませんでしたが、その戻したときに中途半端な位置になっていたんでしょうね。その後使っているうちに振動などの影響で接触不良になったんじゃないだろうか。確かに、レバーを「開」に戻すときに、最後に少し力がかかる感じがあり、これを最後までぎゅっと押し込まないといけないようです。この力が掛かりはじめのところで、「あぁ、もう開いた」と勘違いして中途半端な状態にしていたようです。

実は、このレバーは単に外側の排気口のシャッターを開け閉めするだけの物理的な機能だけだと思っていたので、これまでそんなことは全く考えませんでした。しかし、機能目的を考えたら、レバーと電源を連動させるのがフェイルセーフの考え方だし意味があるわけで、この作り込み方は当然のこと。取扱説明書にも同様の注意書きが書いてあるんだろうけど、そういう所を確認しないで、自分で「故障」と思い込んでしまうところが、まだまだエンジニアとして甘いんだろうなぁ。もう30年近く過ぎるのに(自爆)。PD/PA (Problem Determination/Problem Analysis) は、思い込みや想定抜きで、事実と目の前の現象からちゃんと確認しないといけませんね。基本を再認識しました。

2011年12月5日

SIN-IAD-NRT (16) - 国立航空宇宙博物館

国会議事堂からゆっくり歩いて10分ちょっと位でしょうか。今回の旅行の中で一番の目的である、スミソニアン博物館(Smithsonian Museum)の中にある国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)に到着しました。最初ここを訪問する予定を立てたときに、感謝祭の休み中の日曜日で開館しているのか不安だったんですが、ガイドブックによるとクリスマス以外はオープン、しかも無料(寄付は受付)と、嬉しい設定。開館時間は10:00からで、少し遅れて到着しましたが、それでもそれ程混雑する事はなく、入り口で手に持つのスキャンを受けて問題なく館内に入ることが出来ました。
長方形の建物の真ん中に通路が有り、その両側に展示室が並んでいる構成で、南側には個室形式で、北側にはこんな感じで吹き抜けの展示室が並んでいます。

建物自体もかなり大きなものなんだけど、何せ展示しているものが大きな飛行機達ですから、こんな感じでごちゃ混ぜに展示していても全体的に手狭な感じ。中央に見えるNWのB747は、横から内部に入り操縦席の様子なんかも見ることが出来ます。つられているだけの展示品から、そうやって内部に入ることも出来る展示品や映像展示等、色々楽しむことが出来ます。
今回見た中では、唯一の日本機「零戦」。太平洋戦争初期、"Zero Fighter"として活躍した機体です。当時、日本の航空技術は世界トップの水準だったけれど、如何せんお金と資源が無くて、途中からは欧米の物量作戦によって敗戦に進むわけですが、その技術が戦後新幹線や色々な技術に拡散していったことを思うと、ちょっと感慨深いものがあります。

戦争自体を肯定する気持ちは無いけれど、そういう危機的な状況に陥ったときに生まれる技術やアイデアは多種多様なのは、やはり生存本能にもよるのかなと思います。
実は、今回の見学で一番嵌ったのがこれ。写真家Jeffrey Milstein氏による、航空の下面を撮影したもの。最初C.G.かと思ったんですが、本当に着陸態勢に入った機体を下から撮影してるんですね、これ。だから、殆どの機体が車輪を出している状態で映っています。LAXの24R滑走路の延長線上から撮影していると、展示室の説明にありましたが、しかし、凄い。撮影パラメーターが分かりませんが、どんな条件で撮影しているのか知りたい気分。いゃ、分かっても自分が撮影できる訳じゃないけれど。

勿論、正面からの映像なんかもありますが、こういう斬新な構図を見てしまうと、ちょっとつまらない画に思えてしまいます(笑)。

期待値が大きかったかともあると思いますが、一通り見終わっての感想は「こんなものかな」という印象。結局1時間ちょっとの滞在でした。IADの近くに別館があって、そちらにはさらに多くの機体が展示されているとのことですが、どうもレンタカーでも無いと行き来が不便なようなので今回は諦めました。また暖かくなって東海岸に来たときに、IADへの国内線を使って別館には寄ってみようかなと、来年の訪問プランにはいれましたけど。

お昼近くになり、そろそろモールのお店もオープンする頃だろうということで、次の目的地に向かうことにしました。(続く...)

2011年12月4日

SIN-IAD-NRT (15) - Union Station & Capitol Hill

実質ワシントン滞在はこの日一日だけなので、根性を入れて回らないと行けません。ただ、感謝祭明けの週末日曜日と言うことで、混雑しているかなという不安も。

外に出ると、天気は冬晴れの快晴。風はちょっと有るんですが、それ程寒くなくそこそこ暖かい。実は、ワシントンの冷え込みを予想して、ヒートテックの上下とか今回持参したんですが、逸れもなくても良いくらい。同じ時期の浜松よりは少し寒いけれど、都内よりは多少暖かいかなというかんじ。

ホテルを出て5分ほど歩くと直ぐに駅が見えてきますが、どうも周辺で工事をやっているみたい。駅の前には、大きなコンクリートブロックが並べられていて、本来有る横断ほどが使えなくて結局少し回り道をして駅舎に到着です。
内部も補修工事(?)をしていて、足場が組まれていたりして移動するにも少し大変な感じ。日曜日の、しかもまだ午前中なので、構内のお店なんか開いてないだろうと思ったけれど、ファストフード系は何件か開いていてコーヒーとかも販売していました。鉄道の駅と言うと、どうしてもNew YorkのGSTをイメージしてしまうのだけど、流石に規模的には劣るけれど、歴史有る建物なんだろうなぁと暫く見学。

その後再び外に出て、次に国会議事堂方面に向かいます。途中でこんな「野良リス」に遭遇。冬支度のドングリでも探しているのか、落ち葉の下をあちこち探りながら走り回っていました。見た目は可愛いんだけど、昔野生のリスを介してペストが大流行した事があるので、下手に手とか出しちゃいけませんよね。
駅から歩いて10分程、地名の"Capitol Hill"通り、緩い坂道を上がって行くと、白い大きな建物が見えてきます。日本の国会議事堂の前も通ったことがあるけれど、こっちの方が一回りくらい大きいのかな。で、日本と違って回りにゲートが有るわけでもなく、直ぐ近くまで言って写真撮影とか出来るのが、いかにもアメリカ風というか。

そんなに高い馬車では無いけれど、建物から周りを見ると、やはりこの場所がこの付近では一番高い場所なんだと分かります。この国会議事堂の後側には、ずっと緑地帯が延びていて、その左右にこれから行く予定のスミソニアン博物館の建物群やその他の博物館・資料館のようなものが並んでいます。まぁ、本当に全部見ようと思ったら一週間くらい滞在しないと無理ですよね。そんな気は無いけれど(笑)。
暖かければ、国会議事堂前の広場で少し休むのも良い雰囲気なんですが、如何せん風は冷たいので先を急ぐことに。

国会議事堂を北側から南に抜けて行くと、視線の先には白い"Washington Monument"が見えます。20数年前に来たときには、この記念塔のある公園までは行って「へえー」とか思って帰ってきましたが、その後映画の「フォレスト・ガンプ」で、この記念碑が登場するシーンがあって、久しぶりに「あぁ、あの場所」と思い出した記憶があります。いゃ、特に意味はなくそれだけなんですけど。だから自分にとっては、どうしてもフォレスト(トム・ハンクス)が走っているシーンを想像してしまいます、この塔を見ると。

そんなことを思い出しながらしばらく歩いていくと、いよいよ今回のメインテーマ、スミソニアン博物館群の「国立航空宇宙博物館( The National Air and Space Museum)に到着です。(続く...)

2011年12月3日

SIN-IAD-NRT (14) - Washington Dullas Airport

長いフライトの末ワシントンのDullas International Airportに到着。過去、国際線・国内線の乗り継ぎに使ったことはあるけれど、この空港で下りるのは初めて。この空港は、ここが最終目的地の乗客と、ここから乗り継ぎのある乗客の入国審査が別の場所で行われること。UAだと、乗り継ぎはCターミナルで行われて、直ぐに国内線に接続できて便利ですが、最終目的地の乗客はメインターミナルまで移動して入国審査と荷物のピックアップをしないといけません。それぞれの動線が分かれて、自分はメインターミナルへ移動する流れに沿って歩いて行きます。その先には、この空港の名物(?)、箱形のムービングシャトルが待っています。

この箱形のシャトル、私が20数年前に初めて海外出張をして、その帰国便をこのIADから利用したとき、まずメインターミナルからこのシャトルに乗り込み、飛行機の横まで移動すると、この箱形の部分がジャッキアップされて飛行機の搭乗口の高さまで上がり、それで飛行機に乗り込んだんですよね。今のようにボーディングブリッジを使わずに。だから、飛行機も基本沖止め。当時は、凄く未来的な風景に感じたんですが、流石に今ではかなりくたびれた印象。実は、その帰国便(ANA便)、搭乗開始して暫くしてメカトラブルで下ろされてしまい、そのまま空港で12時間以上も待機したという、なんとかも初めての出張で経験した大トラブルの記憶があるので、この空港には実は余りよい印象が無いのも事実。で、その予感があたってしまうことに。

 5分ほどシャトルで移動しメインターミナルに入ると、最近増築された場所なんでしょうか、綺麗な入国審査場に入ります。待ち時間なく直ぐに入国のスタンプを貰い、荷物のピックアップ場で自分のキャリーバッグを待ちます。が、しかし、なかなか荷物が出てこない。よくよく考えてみれば、まず飛行機がゲートインしたターミナルCとここメインターミナルは距離があるし、さらに接続便の乗客の荷物は向こうで下ろして、故知に持ってくる荷物と仕分けしないと行けない。通常だと、10分とか15分位で荷物は出てくるのが、まぁたしょうじかんも掛かるだろうとは思いましたが、結局荷物が出てきたのは飛行機がゲートインして40分以上も過ぎてから。立って待っているだけでつかれました。

もう一つ困るのが、この空港、ダウンタウンから遠いこと。昔は成田の不便さが問題になったけれど、それと同じくらいというか、最近ではN'EXやSKY ACCESSも出来たので、成田の方がよほど便利。今回は、SuperShuttleで往復の予約を事前にしてあったので、そのまま空港内のカウンターでチケットを貰って指定されたシャトルバンに乗ったんですが、これも乗り合いのためなかなか出発せず、結局空港を出たのが到着してから1時間半以上過ぎてからになりました。

当初の予定では、まだ夕方早い時刻に到着するはずだったので、少し街中でも見ようかと思ったんですが、チェックインすると既に周りは暗くなっているし、この日は大人しくホテル内のスポーツバーで、この日(土曜日)に開催されていたカレッジフットボールの中継を見ながら軽くアルコール注入して早めに就寝しました。(続く...)

Hyatt Regency Washington DC Capitl Hill

Hyatt GPの滞在日数稼ぎのために、Hyatt系列で探して安かったので決めたのがここ。値段も安いし、場所的にも鉄道にUnion Stationにも近いので便利かなと思って予約したんですが、実はそれ程でもなかったかなという印象。部屋もHyattにしては少し狭い感じです。

で、このベッド、広いのは良いのだけれど、箱形の木枠の中に一回り小さなベッドマットが入っている構造になっていて、そのためこの木枠がベッドに乗り降りすると足に当たって痛い。木枠ではなく、台状にしてその上にマットレスを乗せればいいのに、何でこんなデザインにしてるんだろうか。以前にもあったんですよね、このパターンのベッド。凄く不便。

調度品類は、Hyattっぽいダークマホガニー風のもので統一されているけれど、少し安っぽい感じもしないでもない...

実は、最初の出張の帰国時に、このWashingtonでStop Overして当時のHyatt Regencyに宿泊したんので、今回も「その」Hyattに泊まろうと予約。ですが、どうもこのホテルでは無かったようです。20数年前の話なので、場所も移動しているんだろうけど、それがちょっと残念。

確か当時は二部屋のスイートにアップグレードしてくれたんだよなぁ、確か...
一番ガッカリしたのが、このシャワーブース。洗面所自体が狭くて、しかもその奥にとってつけたようなこのシャワーブース。モーテルクラスのホテルみたい。しかも、シャワーの湯量も少ないし、温度も低め。写真では白い物置が見えますが、これも小さくて、シャンプーとかのボトルを置くことが出来ないし... さらに、シャワーブースのドアもちゃんとメンテナンスしてないのか、しっかり閉まらない状態と、かなり減点です。

もう一度Washington DCに来ることがあったら、今度は多少高くても別のHyattに泊まるだろうな、という印象のホテルでした。

宴会モード

毎週お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。二週間ぶりの出社となるこの金曜日、前日から雨が降りだし「やれやれだよ orz」と言う気分で朝から出かけます。寒さを予想して、この冬初めてセーター何かを出して着込んで出かけたんですが、結構暖かい朝です。

新横浜まではいつも通りで変わったこともなかったけれど、菊名で東横線に乗り換えようとしたところ、ちょっとダイヤが宮だれている様子。後で知りましたが、この朝あちこちでトラブルや事故が有ったみたいで、10時過ぎにならないと会社に着かなかった人も多くいたみたい。久しぶりの会社での仕事で疲れたわけではないだろうけど、どうも風邪を拾ってしまったのか体調が悪い。大事を取ってこの日は早めに帰宅することに。

会社を出ると外は冷え込んでいる様子。新横浜まではそれ程感じなかったけれど、新幹線のホームに出ると、これがもう震える寒さ。この日はセーターを来て、その上から風よけのブルゾンを来ていましたが、前をぴっちり閉じていてもその隙間から寒風が吹き込んでくる状態。早く新幹線が来ないか震えて待っていました。やっと到着した新幹線に乗り込み、やっと一息。

夕食代わりの駅弁を広げたところでちょっと気になるのが二列ほど前に体面で座っているサラリーマン風の男性達。騒いでいる訳じゃないけれど、結構声が通るというか、まぁ離していることは他愛ないことなんだけど、ちょっと気に障る感じ。私の前の席には女性二人連れが座っているんですが、こちらも何か女子バナに盛り上がっていて気になります。丁度、居酒屋チェーンのホールの中でお弁当を食べている感じ。こっちも飲んで酔っ払って盛り上がっているんなら気にならないけれど、普通に座っているときにそんな騒々しさが回りに展開されると、ちょっとイラッとします。

で、私以外の人も気になっていたんでしょうね。車内検札で車掌さんが通ったとき、私の後に座っていた乗客の人が注意したらしく、その車掌さんが引き返してきて、その男性陣に静かにするように話をしていて、少し大人しくはなったんですが。面白いなと思ったのは、特にお酒が入っているわけでもないのに、男子バナで盛り上がっているところ。私は、食事を早々に済ませると、iPodのイヤホンを耳に入れて、この騒々しさと遮断。そして暫くすると、新幹線は熱海に到着します。

すると、この男子バナチームやその前後の人、さらには私の前の女子バナ二人にその前とか、一斉に10名以上の20~30代の男女が立ちだして、下りる準備をし始めます。男性陣はスーツ姿のサラリーマン風で、女性陣もそれっぽいOL風。ここで思ったのが、熱海当たりで一足早く泊まり込みの忘年会かなということ。そうならば、お酒も入っていないのに盛り上がっている様子も分かるし、時間的に夕食の時間ですが特に何も食べていないことも頷けます。この団体が下車すると、車内は半分くらいが一気に空席になり、嘘のような静けさが戻ってきました。やっと、いつもの平和な金曜日の夜に戻りました。車内での宴会モードもほどほどにして欲しいですよね。

2011年12月2日

SIN-IAD-NRT (13) - SIN-NRT-IAD (2)

定刻より少し早く成田に到着し、4Fの国際線乗り継ぎのセキュリティチェックを抜けて3Fに下りてくると、RCC前の乗り継ぎカウンターのところ。出発の時RCCが混雑していたので、今回もANAのラウンジに行こうかとも思ったんですが、何せ次のワシントンDC行きは、直ぐ横の31番ゲート出発予定なので大人しくそのままRCCへ入ります。

予想に反して、中はそこそこ空いています。少なくとも、前回のような混み具合ではなく、その後も自分が出るまでもそんな混雑状態が続いていました。前回が感謝祭の直前だったから移動客が多かったんだろうか。これくらいだと、自分がいつも利用している時の感覚に近いので納得なんですが。 それ程搭乗開始まで時間があるわけではなかったので、軽くビールを一杯飲んで落ち着いたところで、直ぐ隣の31番ゲートへ向かいます。

次のIADまでは、12時間ちょっとの旅。SingaporeからのB744は、この後ORDに向かって、さらに同じ便名でBostonまで行くらしい。IADへはBKKから来たB777。B777も決して小さな機体ではないんですが、どうも久しぶりに見る機体は小さく見えて、何かB767とかに見えてしまう。先にB744を見ているせいでしょうか。

例によって、F/Bクラスは満席みたいですが、Y+/Yは余裕があるらしく、何度も追加料金でY+へのアップグレードをアナウンスしていました。日本円で8,000円、US$109だったかな。一人、大きなリュックとダッフルバッグを持って並んでいた20代の青年が係員に聞いてチケット購入に向かっていたけれど、身長の高い男性なので、その分足も長いだろうからY+でもきついだろうなと思います。

 程なくして機内への搭乗が開始されて、いよいよ初めての「後ろ向きシート」に。画面の奥がFクラス、操縦席の機首側です。で、正直なところ座ってみてもあまり「後ろ向き」という意識はありませんね。窓が閉め切られていることもあるし、座っているときは勿論、こうして立っているときですら前後の関係を意識するような景色は感じられないので、本当にいつもの「前向き席」に座っているのと同じ感覚です。これはIADに到着して下りるまで一緒。唯一後ろ向き感を感じたのは離陸の時で、流石にこの時はテイクオフで機種が上がったときには、身体が前に少し倒れて前のめり感を感じましたが、B777だったからでしょうか、B747で前向きで座って感じる後に倒れる感覚よりは小さかったように思います。それと、この離陸の時、いつも前の小さな棚に押し込んである、ヘッドセットとか枕とか毛布とか、あるいはメニューの小冊子が、バタバタバタと床に落ちて来るんですが、今回は向きが逆なのでそれもなし。ある意味、こちらの方が快適かもしれません。

実際、離陸してしまえば、よほど変な楽気流二でも突入すれば別かもしれないけれど、多少揺れを感じる時も特に前後の違いは感じなかったですし、フライト途中では今回後ろ向きに座っている事すら忘れるほど。実際、IADに到着して着陸するときも、あまり機種を上げなかったのか、前のめりになる感覚は殆ど感じなかったし、隣の窓際の人が窓を開けて、外の光景が逆向きに流れていくのを見て、「あぁ、今回は逆向きだったと」 思い出したくらいですから。確実に前向き・後ろ向きで差が出来る離発着の時を除けば、その差は無いと言っても良いくらいでしょうね。かえって、席の前後よりも、席の位置の方が重要だと言うことを今回実感しました。今回は、丁度ギャレーの斜め横の席だったんですが、やはりギャレーの明かりや音は気になります。また、そのギャレーを挟んで奥にあるシートの人と、丁度目線が会うようなポジションになるんですよね。並んでいる状態だと、通路の幅の分横になるので普通に前を向いていれば目線が合うことはないんですが、前後の距離が出来た分相手が視野に入るようになり、それがちょっと気になりました。自分的には、それでも一番慣れている通路側の前向き席を優先すると思うけれど、それがダメなら後ろ向きでも全く問題無いという結論です。(続く...)