2011年11月14日

チューナレステレビ

最近TV-CMで、もっくんが持って登場してくる、SHARPの新製品・無線式アクオス。最近一部のプロジェクターなんかでもサポートを始めた、Intel WiDiを使ったモニターかなとも思ったんですが、アクオスのサイトには特にWiDiと言う記述波無くて、Wi-Fi接続としか書いてないから、独自規格なのかな。

昔使っていたテレビに、SONYのプロフィールという四角いキュービック型のテレビがありました。「テレビ」とは書いたけれど、実はこれチューナーを内蔵していない(そういうモデルもあったけど)、「モニター」。外部接続端子が4系統だったかな、そこにチューナーやVHSデッキ等を接続して視聴するもの。確かにスピーカーは内蔵していたので、スピーカーまで準備する必要は無かったけれど、自分の場合は完全に「映像装置」としてのみ使って、音は外部スピーカーに流していて、結構あの頃は楽しんでいました。それに近い印象ですね、このワイヤレスAQUOSは。

個人的には、これからのテレビの進化形は、こういう「モニター」に特化していき、チューナーとかHDDレコーダーはオプションのようなものになるんじゃないかと。さらに、複数の画面を使って、例えば地デジの元々の画面は右側に、データボタンの内容は左側に、とか、複数のチューナー内蔵の場合には、左右に別々の番組を表示したりとか、あるいはPCやスマホのモニターになったりと、今では限定された人しか使っていないような、マルチモニター的な使い方が流行るような気がします。勿論、このパネルの値段次第だけど、正直なところパネル価格はどんどん下がっていくからなぁ。次の4K2Kの高精細パネルが登場するまでは、現行のHDクラスのパネルはどんどんコストダウンされるし。

真面目な話、「窓」代わりに好みの景色を投影するようにしたり、大小色々なサイズのモニターを組み合わせて、目的ごとに自分専用の表示装置を構築したりなんて言うことも、直ぐにできるようになるかも。PCの世界では昔からあ足り前だった、モニター=チューナーレスという表示装置が、これからちょっと注目かも。

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