2011年11月17日

不思議の国

いろいろと不思議なことが起こる国・中国。それを知っていてもちょっと信じられない事故が、この9人乗り幼稚園バスに64人が乗車していて、追突事故で20人も亡くなった事故。事故の様子を写した写真を見ると、マイクロバスどころかミニバンくらいのサイズの車。9人乗りとは言え、大人9人でもちょっと窮屈そうなサイズ。ここに、殆どが幼稚園児とはいえ、どうやって60人もの子供が乗っていたんだろうか。不謹慎と怒られるかもしれないけれど、よくテレビで小さな車や電話ボックスに何人がぎゅうぎゅう詰めで入ることが出来るかというゲームがあるけれど、殆どそんな状態じゃないでしょうか。下手したら、運転席にも子供が乗っていたんじゃないだろうか。

一歩譲って、仮にどうしても定員をオーバーして乗せなければならないとしても、せいぜい座席数の倍程度が限界ですよね。幼稚園児だから、一つのイスに二人座らせるとしても、運転手や教師も含めても20名位? さらに通路や座席の間に子供を立たせるとしても、30名も入らないでしょう。そうなると、子供の上に子供が座るとか、そんなことまでしても60名なんて数の子供が入るスペースがあるとは、とても思えない。というか、もう定員を超えたところで普通なら、代替車を準備するとか、ピストン輸送するとか、別の方法を考えなきゃいけないわけだけど。暫く前にあった、車にひかれている女の子がそのまま放置された事件とか、あるいは全くの素人が現場監督になって新幹線の工事をしてゴミとかを入れて作った橋脚を、結局破壊して作り直したりとか、不思議を通り越した不思議さが今でも存在している不思議な国ですよね。

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