2011年10月4日

REGZA Tablet

「タブレット」が、ここ最近のデジタルデバイスのキーワードになっていますが、東芝からも「REGZA Tablet」が登場。10"と7"の2モデルありますが、この7"モデル、興味をそそられますね。10"でも600gを切ってきて十分軽くて使いやすそうなんですが、7"モデルでも画面解像度は一緒(1280×800)なので、ならば小型でさらに軽い(約380g)こちらのほうが使い勝手は良さそう。惜しむらくは、7"モデルでせめて32GBモデル、出来れば64GBとか128GBモデルがあると、室内だけでなく外にも持ち出そうと思えるんだけど... 16GBでは、ちょっと厳しい気がします。

"Tablet"と聞くと、どうしてもベースとしてiPad/iPad2が浮かんでしまって、それとの差別化・差分がどうなるのかと気になってしまいます。ただ、私自身、良くも悪くも今のiPad/iPad2って、iPod touchがでかくなった物というイメージが未だにあって、それはそれで魅力的だけどタブレットデバイスの全てじゃないよねという気がしています。じゃぁ、本来のタブレットデバイスはどうあるべきなのか。「これ」と具体的に言えるものは無いんですが、少なくとも現在存在している映像系デバイスのサブセットというか、人間の視覚拡張見たいな存在がタブレットあるいはスレートと言うデバイスの将来像の一つではないかと思うんですよね。室内のテレビやパソコン、デジカメにビデオカメラ、さらには遠隔地にあるリモートカメラとか、これまで蓄積された映像データを、自分の手元のタブレットに呼び出して視聴する。言ってみれば、タブレットがそういった映像への「どこでも窓」になるというような感じかな。

「いゃ、そんなこと、今のパソコンだって出来るし、テレビだってネットワーク接続したら出来る」と言われそうだけど、技術的には確かにそう。でも、たとえばドラえもんの「どこでもドア」がドラえもんのポケットから取り出されて直ぐに使えるから「便利」と思うわけで、あのドアがサポート施設の都合でたとえば北海道の原野の中にしか作れない、と言う事になってしまうと、機能は確かに凄いけれど使い勝手は極端に悪くなってしまい魅力も半減。それと同じように「どこでも窓」も常に手元にある、いつでも電源オンで直ぐにアクセス出来る、という部分が本体の機能と同じくらい重要な気がします。だからこそ、個人的にはタブレットデバイスの軽量化と高解像度化は必須だと思うんですけどね。

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