2011年10月28日

ジャパニーズ文房具

復活(?)しつつある日本の文房具製品についての記事。自分も文房具とかガジェット好きなので、こういう明るい記事はちょっと嬉しい。文房具用品は、基本的に机の上とか手元で使うものが殆どなので、大きくても書籍程度のものから、小さいものなら消しゴムとかクリップとか、小物製品も多いので、ここに何かデザインとか機能を入れ込むと言う作業となると、日本人が得意な分野に繋がりますよね。

記事の中で「デジタルが進むほどアナログのよさが見直される」と書かれていますが、これはそれこそ攻殻機動隊のような世界にでもならない限り、物理的な成果物は必ず生まれるしそれを自分が手にすることで、人間は満足感とか達成感を感じるわけですから、そういうものを作る、あるいはそういうものを配送する物流システムというのはこれからも無くならない、でもキーポイントになる分野だと思います。食べ物なんかも、外食する機会は増えるかもしれないけれど、中食とか内食が無くなることはないので、同じような状況ですしね。セブンイレブンが、宅配を無料にするというニュースもありましたが、個人的にはこれから伸びてくるビジネスとして、「御用聞き&宅配サービス」があるんじゃないかと思うんですよね。高齢化社会と言う事もあるけれど、ネットショップ等でもより細やかな配送サービスとか、ニーズは結構あると思うんだけど。

文房具品の話から横道に逸れてしまったけれど、決して直ぐに大きなビジネスにはならないかもしれないけれど、一度顧客を取り込んだら長く続くビジネスにはなりそうな予感はします。丁度キャラクタービジネスのように。だから、海外に出てみるのは、結構良いかもしれない。その時には、日本人の感覚から外れるくらいのカラーバリエーションとかデザインバリエーションを追加できると、さらに受けるんじゃないだろうか。少し前に、日本の変形ロボットが海外で驚きと共に評価されたけれど、ああいう感じの複合機能を持たせた文具とか合体変形して色々なことに使える多機能文具なんて言うのは、加工技術や素材の発達もあって、数年前には考えられなかったような凄いものが出来るような気もします。

いずれにしても、日本人の「オタク」的集中力で、あるところに拘った製品って結構世界でも受け入れられていると思います。そういう部分を文房具品には入れ込みやすいんじゃないでしょうか。これから、結構「ジャパニーズ文房具」って来そうな気がする(来て欲しいという個人的期待も込めて-笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿