2011年10月15日

分厚い書類

いつもお馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。いつも利用している朝の東京行きひかり号は、比較的空席の多い列車なんですが、この日は朝乗車前にEX-ICでシートマップを調べてビックリ。2列席側、3列席側、どちらも窓際の席が一列綺麗に埋まっています。でも、混雑しているかのというとちょっと違っていて、窓際の席は両側埋まっているものの、通路側の席は数カ所に指定が入っている程度で、3列席の真ん中にいたっては全く埋まっていない状態。でも、浜松で乗り込んだときには、そんな様子は想像できないくらいガラガラだったんですが、静岡で一気に乗客が乗り込んできてほぼシートマップ状態に。いつもよりは少し混雑している感じですが、10月も半分が過ぎ、そろそろ年末に向けて忙しいモードになっていんだろうなぁ。

そして、復路。いつものように比較的隣が空く確率が高い3席列の窓際を指定しようと思ったら、既に一杯。しかし、通路側は結構空いているので、この日は珍しく通路側を指定して、新横浜から乗り込みます。窓際にはスーツを着込んだ30代くらいの男性が先に座っています。直ぐに目に入ったのが、彼の前のテーブルに置かれた分厚い書類バインダーのようなもの。昔よく使った、保守マニュアルなんかを思い出させる、A4サイズバインダーみたいなものに、付箋が一杯ついています。仕事? で必要なんだろうけど、こんな分厚くて重そうなバインダーを持ち歩くのも難儀だよなぁなどと思って暫くiPodを聞いていました。そろそろ次の停車駅の熱海が近づいてきたので、見るとも無しに窓の外を眺めていると、先ほどのバインダーの向きが変わっていて背表紙がこちらに向いています。実はバインダーではなく「会計監査六法」と書かれたもの。会計士さん? なんでしょうか。

で、この会計士さん、私が新横浜で乗り込んだときにはリラックスするためか革靴を脱いで足を伸ばしていたんですが、熱海を過ぎてどうも隣(真ん中の席)が空席のまま行きそうだと思ったのか、今度は靴下を脱ぎ素足に。「をぃをぃ」と思って見るとも無しに足下を見ると、右足の親指の爪が真っ黒。私も、暫く前に突然右足親指の爪が内出血のような状態になり、左側半分がだんだんと黒くなってきて、今はやっと新しい爪が生えてきて戻りつつある状態だったので、驚きはしないけれど、でも新幹線の中で素足でその親指が真っ黒というのはちょっとねぇ...

さらに男性氏、隣が空いているので身体をくの字に曲げて、足を私の方に伸ばしてきます。まぁ、こういう場合暗黙の了解というか、一応真ん中の空席は半分ずつというのが常識的なところだと思うんですが、彼はそれを超えて普通に座っている私の足下まで自分の素足を伸ばしてきます。さらには、少しでも楽な体制を探すためか、器用に足を上げて前の席の物入れの網に引っかけたり、なんか裸足でその辺りをべたべた触れている光景は、ちょっとマナー違反じゃないのと言いたい光景。この人には会計監査してほしくないなと感じた、金曜日の夜です。

0 件のコメント:

コメントを投稿