2011年10月31日

Halloween Day

10月31日は、USでは結構大きなイベントでもある"Halloween"の日。で、日本では「仮装パーティー」の日になりつつある、このイベント。まぁ、もともとは子供が楽しむイベントなんだと思うけれど、そこはノリは良いアメリカ人、大人も存分に楽しんでいます。で、取り込むことに抵抗感の少ない日本人は、それ以上に楽しむことだけ取り込んでいますが、それでも今年は震災の影響もあるんでしょうか、例年よりは騒ぎ度具合は低い感じがします。もっとも、北海道では仮装用衣装に火がついて火事になった事件もあったようですが、度が過ぎない程度の羽目を外すようにしないと。

で、Halloweenのコスチュームとして、こんな実用的なものを作った人も。観光地の記念撮影とか、幼稚園なんかのイベント回ると面白いかも。でも、中の人はどうやって被写体を確認するんだろうか。モニターは背面についているから、それを見てシャッターを押すわけにも行かず。顔の前辺りにモニター用のLCDとか付けてるんだろうか。それと、お腹の前辺りについているレンズ内部に本来の本物のレンズも入っているんだろうけど、位置的には結構ローアングルですよね。少し後に反っくり返って、レンズを上に向けないと顔とか映らないような... 

選択と集中

業界トップのビジネスをしているのに、突然話題になったHPのPC部門分離の話。結局、PC部門の分離は行わず、そのまま維持することに決定したようですね。それなりの規模を持ったSIerとしても、やはり部材としてクライアントPCを持っていることは強いと思うので、これはある意味当然の結果だと思うけれど、でもまたあと一年もしたら同じような話が再燃するのがこの業界でもありますしね。

で、戻る話があれば分かれる話もあるわけで、こちらはSONYとSamsungの液晶パネル生産会社S-LCDからSONYが撤退するというニュース。トリニトロンをスタートに、映像にはこだわりのあった(?)SONYが、Samsungと合弁で液晶工場を作ると聞いたときには驚いたけれど、予想以上の液晶ビジネスの低価格化で、テレビ用パネルは作るよりは買った方が安い時代になってしまいましたね。液晶が会社のコアコンピテンシーだったはずのシャープですら、あの亀山からテレビ用パネル製造を縮小する時代なんですしね。でも、SONYは逆に何年か前に分離した携帯電話事業をエリクソンから戻すし、記事にも書かれているように「選択と集中」の好例ですよね。

ただ、ビジネスの厳しいところは、これで終わりじゃなくて、また何年かしたら次の「選択と集中」をして新陳代謝することをずっと続けないといけないこと。変換のスピードや内容について行けずに衰退することも多いし、また業態が変わってしまうこともあるだろうし。少し前だと、その辺かのスピードも緩やかだし、そうそう変化する事もないので、安定期に会社に入っていると非常に楽だったりしたわけですが、今は10年も会社にいれば何度かそういう変化に遭遇するのが普通の時代ですしね。

今回のSONYの携帯(スマホ)事業の買い戻しなんか見ても、以前のように(言い方は悪いけれど)「損切り」して不採算部門を切り離して、利益の出る体質にするとう意図とは別に、一度身軽な組織にして修業に出して、逞しくなってきたところでその技術を取り込む・協業するみたいな「前向きな選択と集中」というのも有りだなと再認識しました。いゃ、たまたまSONYの場合はそうなっただけなのかもしれないけれど、特に大会社の中の一部門では出来なかったビジネスが、小回りのきく別会社になったことで出来るようになることもあるだろうし。そりゃ、その為の努力や仕事は大変だけど。それを「チャンス」と捉えるか、「ピンチ」と凹むか、重要なところですね。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

週末、会社の送別会兼歓迎会兼その他色々な理由での宴会があったので、そのまま宿泊。本当は横浜のSheratonの方が近くて良かったんだけど、何故か予約一杯で取れなくて、こちらに。それでも、結構横浜から移動するのは簡単なんですよね。東急線で乗換もそんなに多くないし。

チェックインしたのが22:00頃。宴会のお店が、久しぶりに今ひとつ以下のお店で、食べる方も飲む方も中途半端。ホテルのレストランも22:00には閉まる頃なので、バーに言ってみたんですが、珍しくカウンターも満杯でさらに結構騒がしい。仕方なく、まだ食事も出来そうなロビーラウンジで少し食べて飲むことにしたんですが、ついてないときはとことんついていないことを再認識。
それ程食べたいわけではなく、軽めの色々バリエーションがありそうな「タパスの盛り合わせ」を摘みで頼み、アルコールも軽めの白のグラスワインをオーダー。暫くして「タパスの盛り合わせ」が来たんですが、そのプレゼンテーションがねぇ... 試験管立てみたいな木の枠に、野菜スティックや小さなコーンの入れ物にマグロの叩きとか、アボガドのサラダみたいなものとか、どうやって食べるんだいみたいな盛りつけ。個人的には一番嫌いなパターンです。とは言っても、小腹も空いているし、注文したものなので食べ始めたんですが、食べづらいし、あと味もくどいものもるしと今ひとつ。

ワインをもう一杯お代わりして、お摘みも食べ終わったところで、さてどうしようもう少し飲み食いしようかと思ったところで、食事メニューのラストオーダーと言う事で、これも何かの切っ掛けだろうとこの夜はここで終了することに。なんか中途半端な感じを引きずりつつ、部屋に戻り、ちょっとメールチェックをして珍しくこの日は早々に就寝しました。まぁ、こんな日もあるだろう...

2011年10月30日

QANTAS運行停止

オーストラリアのQANTASが、全路線無期限の運行停止に入ったというニュース。をぃをぃ本当かよとビックリして、さらに驚いたのが、この運行停止がストによるものではなく、そのストに対抗して運営側が決定したということ。自分で自分の首を絞めるようなことをして大丈夫か、QANTAS? 

QANTASと言えば、オーストラリアのナショナルキャリアーであり、航空業界でもトップクラスのクオリティとサービスを誇る会社だと思うんですが、その割にはかなり大胆な対応。大丈夫なんだろうか。本家の運行停止のあいだに、ジェットスターが代行フライトをして、そのままその路線継承までしたりして(マテ)。真面目な話、日本への路線は今は成田-シドニー位で、あとはジェットスターに移管されているんだっけ? となると、実質的な影響は日本には少ないんだろうけど、結構飛んでいるはずのアジア内路線とか、その他地域への国際線とか、かなり影響しそうですね。早く解決する事を祈るけれど、政府が仲裁に乗り出すまでの騒ぎになっているから、なかなか収束しないかも。

新幹線初心者?

いつもの「金曜日の新幹線シリーズ」。今回は車内ウォッチではなく、人物ウォッチ。土曜日に品川駅で下りのひかり号を待っていたとき。直ぐ近くに、ホーム担当の駅員さんがいて、数分間隔でホームの両側に次々と進入して発車していく新幹線を裁いていたんですが、そこに一人の男性が近づき「... 名古屋に行くの?」と切符をだしながら聞いています。台詞の全部が聞こえたわけではないけれど、「浜松行くの」とか「静岡行くの」なら分かるけれど、名古屋には全ての新幹線が停車するので、なんだろうと思ってついそちらを見てしまうと、切符を駅員さんに見せながら「これで、名古屋に行きます?」みたいなことを聞いている。

ぱっと見は、私と同じか少し上くらいの感じの男性。スリムなデザイナーズジーンズに、ジャケットは黒いレザーのもの。ぱっと見「業界関係者?」と思う感じの、ラフだけどちょっとオシャレな格好。手荷物も、薄いブリーフケース一つだけの身軽な様子で、IT企業の創業社長という雰囲気も(勝手に個人で)感じます。で、さらに驚くのが、どの新幹線に乗ればいいのか聞いていること。いゃ、自分で切符買ったんじゃないのかい、と思わず突っ込んでしまいそうに。駅員さんも大変ですね、入線してくる新幹線の安全確認をしながら、切符に印刷されている番号を確認すると、ホーム上に表示されている電光掲示板を指さしながら「次に向こうに入ってきます」と答えます。思わず、「子供でも切符と掲示板を見れば分かるだろう」と心の中で突っ込んでしまう。で、この男性氏、切符も掲示板も見ることなく、「こっち?」とか聞いている始末。これが、子供とか、それなりに高齢のお年寄りならまだしも、まだバリバリ仕事をしている雰囲気のいい大人が、と思わず思ってしまうくらい。

流石に駅員さんも心配になったのか、もう一度切符を確認すると「指定席(のぞみ号に乗ろうとしていた)は5号車ですから、もう少し前ですよ」と説明しているのに、この男性氏、そのまま一番近くの7号車の入り口前に並びます。その場所の上には、次月と入ってくる新幹線の番号と行き先を表示する電光掲示板があるので、それを見れば一目で分かると思うんですが、見ている限りではそういう確認をしている様子はなく、一度列に並んだものの、何か左右をきょろきょろすると、さらに後の方、自分の乗車する号車とは反対側に歩いて行ってしまいました。

まるで、生まれて初めて新幹線というか列車に乗るような雰囲気の男性でしたけど、ちゃんと目的ののぞみ号に乗車できたんだろうか。私が乗車するひかり号が一つ先に発車してしまうので、その様子は確認することが出来ませんでしたが、ちょっと気になる光景でした。

2011年10月29日

ホットスポット

先日の世田谷区弦巻に続いて、同じ世田谷区八幡山でさらに高い値のホットスポットが見つかるというニュース。一般市民からの通報で文部省が計測して確認したとのことですけど、こういうケースってこれからますます増えるんじゃないかなぁ。中には、福島の原発事故由来のスポットも見つかるかもしれないけれど、多くは過去何らかの理由で放射性物質が残されて、そのまま知らずに放置されていた場所じゃないかなぁ。

多分、これからもこういう場所は見つかっていくんでしょうね。で、結構ある程度の放射線とこれまでも知らないうちに共存していたことが分かるんだろうな。問題は、その時に、その値が福島立ち入り禁止地区よりも大きかった場合、じゃぁその周辺も立ち入り禁止にするのだろうか。かなり限定されたホットスポットと、それなりの範囲で放射線量が高い福島を同じレベルで比較することは出来ないだろうけど、例えば定期的に健康診断をする、線量計などで日々外部から受ける放射線量をマターする等の対策を講じた上で、今の禁止地区をもっと限定して、これまで手つかずだった地域の復旧と復興を考えても良いんじゃないかと思いますね。実際、もっと高い線量の中で普通に生活していて、何か問題があったという話が出ていないわけですし。

物事を進める手順として、一つ一つ完了してから次のステップに進むというのが正当な手順なんだろうけど、時間や効率を考えると、ある程度へ移行して作業を行う、リスクを取って前倒しする、でも待つべき所は必要な条件が整うまで待つというような、多角的なスケジュールをしないと、いつまでたっても原発問題は勿論、復興計画も進まないんじゃないだろうか。

ピンチをチャンス

震災復興作業は、進んでいるところ有れば遅々として進まない部分もあるとは思いますが、例えばこういう塩害対策の技術が出てきたりとか、災害をバネに新しい技術やチャンスも生まれつつあるなと頼もしく感じます。昔「チャンスとピンチは裏表」なんていう歌もあったけれど、そう言う切り替わるタイミングをうまく掴んで、復興作業も進むし新しいビジネスチャンスも生み出して欲しいですよね。

気になる放射線対策にしても、既存のフランスや米国製のフィルター方式とは別のベンチャー企業からの技術を聞いたりしますが、ああいう技術はテスト的であっても検証されているんだろうか。何となく個人的に危惧するのは、既存の海外企業との契約が障害になって、そう言う新しい技術検証が出来ないような状態になっているんじゃないかと言うこと。変な言い方だけで、実際に事故に遭遇してその中で検証されたあるいは生み出された対策は効果は証明されているわけだから、この機会にそう言う技術開発をすることは、今後原発を継続していくにしても、あるいは廃炉にして全廃するにしても、必要になる技術なんですからね。

もう一つ、ピンチをチャンスに変えるということは、「希望」を与えることにもなると思います。仕事で、ミスとかトラブルが重なりいい加減落ち込んでいるときに、ちょっとしたきっかけでそれらが解決される、糸口が見えたときの快感というか達成感は、プライスレスの価値があると言うことは、仕事をしている人なら誰でも経験のあることだと思いますが、それが震災対策であれば、全国民的な「希望」になるでしょうし。こういう所に、もっとお金を投入していろいろなアイデアが出てくるようにして欲しいですね。それで新しいビジネスが生まれれば景気対策にもなるわけだし。さらに言えば、日本の独自技術として今後世界に売り込みに入れることもあるだろうし。是非、考えて欲しいなぁ。

2011年10月28日

多機能自動販売機

多機能自動販売機って、日本独特の物だと思うんですが、最近の機能アップはちょっとびっくりする物がありますよね。電子広告(デジタルサイネージ)も最近では結構あちこちに見かけますが、どうしても通り過ぎてしまうのでアイキャッチ率はそれほど高いとは思わないけれど、自販機に着いていればどうしたって品定めしている間、物が出てくる間、さらには場合によってはそこで勝ったものを飲みながら広告を眺めるなんて言うこともあるだろうし。

震災直後に石原都知事が、自動販売機なんて贅沢浪費だ止めちまえ、みたいな事を言ったけれど、ほとんど日本の居たる場所に、自動販売機が設置されていると言うことは、それだけのインフラ(電気)があり、商品を補充するシステム(物流)があり、そこで商品を購入するニーズがあり(消費者)、かつそう言うシステムがトラブル無く維持されている(治安)という、多分日本以外の国から見たら嘘みたいな現実が普通のこととして存在している事の価値を評価しても良いと思うんですよね。それに、今の自動販売機は省エネも徹底しているし、災害時には無料で飲み物を提供するようになもなるし、今回のように情報端末としての機能も期待できるし。

最近では、日本でも監視カメラの設置をして治安維持をするような時代になったけれど、隠してあるとは言えカメラの存在はあまり気持ちの良い物ではないのも事実。それなら、自動販売機にそう言う監視機能も入れてしまい、もしトラブルになりそうなら、電子パネルに警告画面が表示されるとか。で、さらに大騒動になりそうになったら、自動販売機が治安ロボットに変形して...(マテ)。街角は勿論、どんな山奥とか否かに行っても、必ずと言って良いくらい自動販売機が設置されていて、いつでも飲み物を買うことが出来る事の幸せって、もっと評価されて良いと思う。

都市対抗キャラクター選手権

都市対抗野球大会のイベント(?)で開催されていた、「都市対抗野球大会キャラクター選手権2011」で、浜松市のキャラクター「出世大名家康くん」に決まったという記事。えーっと、地元民なんですけど、「何それ?」というキャラクターなんですが(笑)。

驚くのは、今年4回目のこのキャラクター選手権、浜松市のキャラクターは、準優勝、優勝、優勝、優勝(今回)と、ぶっちぎりの強さなんですね。前回までのキャラクターは、ヤマハ英語教室のキャラクターだそうですけど、「ミッフィー」に似て無くなくもなく...

で、このキャラクターの「家康くん」、浜松市市制百周年記念キャラクターとのことなので、来年はもう参加しないのかな? 個人的には、CMにも登場して知名度ダントツのENEOS「エネゴリくん」に勝った実力を、是非来年も発揮して欲しいところなんですが... 次は、浜松市福市長の「ウナギイヌ」だろうか。でも、彼(?)は漫画に登場する、言ってみればプロのキャラクターだから、都市対抗には参加出来ないのかな... というか、ヤマハ以外の浜松市以外のチームが出場したら、やっぱりその土地のキャラクターになるんだろうなぁ。

いずれにしても、変なところで、浜松の強さを認識してしまった(笑)。

ジャパニーズ文房具

復活(?)しつつある日本の文房具製品についての記事。自分も文房具とかガジェット好きなので、こういう明るい記事はちょっと嬉しい。文房具用品は、基本的に机の上とか手元で使うものが殆どなので、大きくても書籍程度のものから、小さいものなら消しゴムとかクリップとか、小物製品も多いので、ここに何かデザインとか機能を入れ込むと言う作業となると、日本人が得意な分野に繋がりますよね。

記事の中で「デジタルが進むほどアナログのよさが見直される」と書かれていますが、これはそれこそ攻殻機動隊のような世界にでもならない限り、物理的な成果物は必ず生まれるしそれを自分が手にすることで、人間は満足感とか達成感を感じるわけですから、そういうものを作る、あるいはそういうものを配送する物流システムというのはこれからも無くならない、でもキーポイントになる分野だと思います。食べ物なんかも、外食する機会は増えるかもしれないけれど、中食とか内食が無くなることはないので、同じような状況ですしね。セブンイレブンが、宅配を無料にするというニュースもありましたが、個人的にはこれから伸びてくるビジネスとして、「御用聞き&宅配サービス」があるんじゃないかと思うんですよね。高齢化社会と言う事もあるけれど、ネットショップ等でもより細やかな配送サービスとか、ニーズは結構あると思うんだけど。

文房具品の話から横道に逸れてしまったけれど、決して直ぐに大きなビジネスにはならないかもしれないけれど、一度顧客を取り込んだら長く続くビジネスにはなりそうな予感はします。丁度キャラクタービジネスのように。だから、海外に出てみるのは、結構良いかもしれない。その時には、日本人の感覚から外れるくらいのカラーバリエーションとかデザインバリエーションを追加できると、さらに受けるんじゃないだろうか。少し前に、日本の変形ロボットが海外で驚きと共に評価されたけれど、ああいう感じの複合機能を持たせた文具とか合体変形して色々なことに使える多機能文具なんて言うのは、加工技術や素材の発達もあって、数年前には考えられなかったような凄いものが出来るような気もします。

いずれにしても、日本人の「オタク」的集中力で、あるところに拘った製品って結構世界でも受け入れられていると思います。そういう部分を文房具品には入れ込みやすいんじゃないでしょうか。これから、結構「ジャパニーズ文房具」って来そうな気がする(来て欲しいという個人的期待も込めて-笑)。

2011年10月27日

B787初フライト

昨日は成田-香港をANAのBoeing 787が初めて営業飛行を行い、色々なメディアでも取り上げられていました。定期路線は来月からですけど、早速12月には成田-北京線に投入するんですね。来年(?)位に羽田/成田-US線に投入されたら、一度乗ってみたいなぁ。

同じB787で、JALはBoston線を開設しますが、ANAもBoston線、開設しないだろうか。まぁ、まずは近場のアジア線と欧州線投入が先なんだろうけど、羽田発の深夜便で行けるUS線の充実を進めてくれたら、もっと利用したいところですよね。金曜日の仕事帰りに出かけて、一日か二日翌週有給を取って戻ると言うパターンが出来ると、結構嬉しいかも。

Windows Pone by Nokia

Nokiaからリリースされた、Windows Phone "Lumia"シリーズ。ところが一般紙には「弱者連合」とまで書かれて、ちょっとかわいそうな感じ。でも、事実だからなぁ... (これ)。Windows CE、Windows Mobileの頃から知っているけれど、そろそろMSも"Windows"という冠を外したらどうだろうか。Windows CEの時代ならまだしも、現在ではデスクトップ用Windowsと携帯用のWindowsのI/Fは全く違いますからね。デスクトップ用Windowsが、標準的なモバイル機の解像度でも狭いのに、それよりもさらに狭い画面で使わなくてはいけないスマホデバイスで本当に快適に使えるのか、と。

一昔前ならば、CPUパワーとかメモリーサイズとか、ハードウェアの要件が厳しくて、そちらも大変だったけれど、最近では昔ほどのギャップは感じられません。で、それ以上にリッチになりすぎたデスクトップ環境に対して、まだ高解像度LCDが登場していないスマホの場合は、I/Fの面で大きな問題が残ったままだと思います。それに、どうしても全体のサイズも制限されるので、闇雲に高解像度化しても細かすぎて使い物にならないし。そういう意味では、意図して稼働か分からないけれど、MacOSとiOSの関係というのは上手いところ突いているなと今更ながら感心してしまいます。

昔のWindows CEの頃等は、デスクトップWindows(当時はWindows 95とか98の時代)上のアプリがbinaryレベルで互換性があるみたいなことが売り文句で、開発コストの削減が最大の魅力でしたけど、今のWindows PhoneはデスクトップWindowsとは別物という言い方をしていますから、それなら"Windows"という冠を外して別の名前にした方が、多分成功するような気がするんだけど。"Windows"というのは、Microsoftにっては最高に価値ある「ブランド」ではあるけれど、だから何にでも被せれば良いという話でもない気がします。必要なのは、デバイスの奥というか先にある、クラウド上のデータな訳だから、データ互換性さえ維持できれば、人間と接するI/FのところはTPOに応じて最適なものにするべきだと思うんですよね。その時"Windows"という名前が出てしまうと、どうしても変な先入観が入ってしまい、Windows経験者であっても、未経験者であっても、混乱しつつ操作して結果余りよい印象が残らず使ってしまいそうな気がします。

いずれにしても、これからの巻き返しはかなり険しいんじゃないかな。

ZENBOOK

ASUSから発表された、Ultrabookの「ZENBOOK」。サイズ、重さ、スペック、そして価格とちょっとそそられる製品ですね。ただ、「アルミ削りだしボディ」というのが個人的にひっかかるなぁ... Mac Airと同じような感じなんだと思うんですが、私はあの感触が好きではないので。こう、手のひらとか触れたときに「ぞくっ」という感じがするんですよね。

で、以前も書いたんですが、確かに「薄型」にすることはデザイン的にも魅力的だし、携帯性も良くなるとは思う反面、最薄部を3mmにするために100g重くなるなら、そこが1cmになってもいいから100g軽くしてくれ、というのが自分の要望。

ASUSと言えば、Netbookで一躍一般的にも有名になり、今回も意欲的なUltrabookを出してきたわけですが、今回は結構良い感じでビジネスが伸びるんじゃないだろうか。理由は、Netbookの場合は、価格を最優先するために、機能の面で妥協したことと、携帯性を重視するあまりサイズ的に特に解像度が中途半端な仕様だったこと。勿論、Netbookに危機感を感じた(?)メーカー各社が、価格的に競争できるようなモバイル機を投入してきたこともありますけどね。今回は、スペック的には十分な内容なので、結構ブームになるんじゃないだろうか。問題は、どうしてもSSD前提になるので、容量と価格の兼ね合いでしょうか。

2011年10月26日

タイミングの良いDM

昨日までは寝汗をかきながら朝目を覚ましたり、そこまで行かなくても掛け布団を外していたりと、10月も終わりというのに暑い日が続いていたけれど、今朝はしっかり布団にくるまった状態で目が覚めるくらい「涼しい」というか「寒い」と言うくらいの気候。朝の天気予報を見ていると、今日の最高気温は機能と比べて6度から7度位低い21度位と言う予報だけど、これでやっと平年並みらしい。正直なところ、西日がきつくなる昨日の午後なんかは、何度エアコンのリモコンに手が伸びそうになったことか... それも流石にそろそろ終わって、今日辺りからだんだんと寒くなるんだろうなぁ。この週末には、仕舞い込んであるガスファンヒーターを出した方が良いかも。いゃ、まだ暫くは我慢して、最悪エアコンの暖房機能で凌ぐという手も。

こういう季節の変わり目は、勿論毎年同じようなタイミングで繰り返されるわけですが、タイミングが良いなと思うことが昨日ありました。何度かネットショッピングをしているので、幾つかの会社からDMが届くわけですが、その中で最近衣料品を購入しているショップから、昨日カタログが届きます。丁度秋から冬物のセールのカタログで、コートとかジャケットとか、コーデュロイのパンツとか、そんな品物が中心。ただ、昨日は残暑を思い出させるような気候だったので、そんなカタログの綺麗な写真を見ても購買意欲が沸かなかったんですが、今朝のこの寒さを体験してしまうと、慌ててそのカタログを再度開いて、幾つかの品物に付箋を貼ってたりします(笑)。

アメリカだと、今なら「ハロウィーンセール」で、来月は「サンクスギビングセール」、その次は「クリスマスセール」と、記念日やイベント中心で、季節感を感じるのって、「サマーセール」くらいだったろうか。季節の移り変わりは、勿論ちゃんとあるけれど、余り四季というものは意識していない感じですよね。日本の場合は、逆に実際の天候気候よりは、カレンダーの進み具合で衣類の入替とかしてきた感じで、だから最近のように急に暑くなったりすると困るわけですが、それでも最近では冷暖房の設備が発達したのと、公共機関も充実して来て、余り服装で調節する必要がなくなったから、昔と比べると衣類で見る季節の移り変わりの変化は日本も少なくなってきた印象はありますね。

もっとも在宅勤務中心の自分なんかは、外を出歩くことが殆ど無くなってしまったので、四季関係なく毎日ジャージ・スエットで生活している、季節感ゼロですが(笑)。それでも最近ちょっと危機感を感じてきて、これではますます引きこもりになり人前に出られなくなると感じ始めたので、また昔ほどではないにしても少し着るものを揃えようかなと等と思っているわけです。ところが、そう思って自分の近くを見回してみると、昔勝っていたようなお店はもう無くて、結局ユニクロとか無印とか、パターン化したお店ばかりなんですよね。カジュアル系の最近のお店も、自宅近くのモールに何件か入っているけれど、それでもちょっと寂しい印象は消えません。と言う事で、ますますネットショッピングで買い物に励むことになるんだろうか。でもそれって、ますます自宅に引き籠もることになりそうなんだけど...

PriorityClub Ambassador

ダークグレーの薄い箱形の郵便物が届き、なんだろうと思ったら、InterContinental系FSP "PriorityClub"のAmbassadorメンバー向けのキットでした。中を開けると、今年同じデザインのPCRメンバーズカード、特典説明のブローシャー、5000ポイントのサーツ、それと無料宿泊用サーツといった、見慣れたもの達。これで思い出したけれど、去年貰った無料宿泊サーツ、まだ使ってなかった orz 今月いっぱいだから、もう使い機会は無いなぁ... すでに来年度のPCR Platinumも確定しているから、これから止まる必要性も少ないし。まぁ、勿体ないけれど仕方ないです。

こういうキットが届き出すと、今年もいよいよ終盤追い込みという雰囲気になりますね。

2011年10月25日

ジョブズ氏の伝記本

昨日から日本語版も発売された、Appleのスティーブ・ジョブズ氏公認伝記本。早速転倒に並ぶジョブズ氏の顔写真(本の表紙)が並ぶわけですが、でも彼の最後の本ならば、iPadに電子ブックを入れて表示し、それを並べる方が彼らしいなと思うのは私だけ?

ハッキング

少し前に三菱重工業へのハッキングが話題になりましたが、同じような時期に国会へのハッキングも合ったという記事。仕事柄、この手の話題には敏感にならざるを得ないんですが、それ以上に今の社会はネットワークシステムを前提に、様々な電子情報で社会基盤が構築されていますから、これまで以上に中が必要になるのは、何も大企業や政府だけでなく一般の家庭でも同じですよね。

とは言っても、個人的に不思議なのは、三菱重工業のサーバーにしても国会のサーバーにしても、普通の企業サーバーよりは厳密な検疫システムを導入していただろうし、そういう環境をすり抜けてくるウイルスというもね。ある意味興味深いですけど、となると犯人はそれなりの技術なり意図を持っていたのは明らかですから、単におもしろ半分と言うことは無いでしょうね。で、その「仮想犯人」は多分「漢字の国」だろうから、日本は「漢字情報」をもっと慎重に取り扱えとアメリカからクレーム出てきたというのも、半分は笑い話のような話。「漢字」とは言っても、日本の場合中国(あっ、書いちゃった)の簡体字とは違うし、さらには平仮名・片仮名も混じっているし、また文法も違うので、それなりの知識がなければ日本の文章をそのまま読めることも無いと思うんですが。アメリカ人が同じような文字を使っているフランス語やドイツ語をそのまま読めるかというのと同じような感じでしょうか。

こういうハッキング被害が発生した場合、その企業や団体にとって余り好ましい状況ではないので、外部には実際の被害規模とか内容とかは知らされないことが多いわけですが、これからの時代では啓蒙の意味も含めてもう少し真剣に考えないといけないかも。例えば、交通事故が多かった以前は「交通(事故)戦争」なんていう言葉もあって、ニュースなんかでも前日の交通事故の死傷者数とか、年間の死傷者数なんていうことを、結構頻繁に報道していました。今は、「昨日の感染件数」みたいな情報を日々流さないといけないかも。でも、結局は最後は本人の自覚しかないし、それでもとばっちりで影響される事も避けられないので、それに対しての被害防御とか対策の準備もしておかないと。これも時代の流れなんですよね、ほんと。

メディアの姿勢

プロゴルファーの石川遼選手に、幼なじみの交際相手がいるという報道。内容自体は微笑ましいとは思いつつも、その報道がされた理由が「社会限度の常識を越えた取材活動」に困惑して石川選手の事務所(母親)が発表したというもの。芸能人や著名人、さらにはプロスポーツ選手にはある程度プライバシーが無いのは仕方ないという話も聞くけれど、でもそれってどうよと思いますけどね。さらに不信感みたいなものを感じるのは、テレビの朝のニュース等では、取材活動に困惑して仕方なく発表したというような部分は殆ど報道されず、「石川選手初ロマンス」みたい明るい部分だけを取り上げているところ。実際に「社会常識を越える取材」をしている会社とその放送局は直接関係ないとしても、「メディア」という共通のルール上でビジネスをしている以上は、やむにやまれず本来公開しなくても良いような情報を公開せざるを得なくなったことに対しての反省なり弁明なりは必要だと思うけれど。

今はソーシャルネットワーキングサービスがかなり普及しているので、自らのプライベート情報を自分で公開する人も多いわけですが、それならば自己責任だから良いとして、第三者に望みもしない情報を探られて公開されるのは何とかしてほしいもの。今回の取材合戦はビジネス上の活動とはいえ、「社会限度の常識を越えた取材活動」とまで言い切っている位ですからね。多分、今週発売くらいの何かの雑誌なりに、この記事が掲載されるんだろうと思うんですが、その雑誌社なり配信会社は「社会限度の常識を越えた取材活動」をする、非常識な会社ということになるんでしょうね。ただ、思いつく雑誌社、配信会社の過去の例を見ていると、どの会社もそれに該当しているようで、「例外」と思える会社が思いつかないというのが現状という... (笑)

2011年10月24日

新プロ野球チーム

横浜ベイスターズが、DeNAに売却されて「横浜モバゲーベイスターズ」になるのか、という報道。新しいプロ野球チームの名前と言うよりも、まずは「えっ、新しいオンラインゲーム?」と感じてしまうのは何故(笑)。さらには、新監督候補には、あの新庄剛志氏と聞くと、ますます「えっ、仮想プロ野球チームのゲーム?」と感じてしまう。

いゃ、別にゲーム会社がオーナーになっても良いけれど、でもやっぱりそれなりにネーミングは考える必要があるよな、と思う次第。広報効果も考慮して自社製品名を使うのも有りだとは思うけれど、入れたから一般人にタイして期待しているように通じるかというと、それはちょっと違うのでは。確かに、会社名=製品名みたいな、樂天とかソフトバンクとかヤクルトとかあるけれど、今回の場合はちょっと微妙な感じ。攻めて、「モバゲー横浜ベイスターズ」にした方が、言いやすい気はしますけどね。さて、28日の発表はどうなるんだろうか。

近頃目にするデジタルデバイス

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」なんですが、話題的にはデジタルライフ的な話。いつものように金曜日の朝、出社するため新幹線に乗車すると、私の後の席には同じくらい(=中年)の女性が座っています。それだけなら珍しくないんですが、気になったのは小ぶりのやや細長いキーボードが、前の座席後のテーブルを出してのせられているところ。職業柄思わずそのキーボードを手に取りひっくり返してメーカーとか見たい衝動に駆られたんですが(笑)、理性がそれを押しとどめてまずは自分の席に座ることに。自分は自分で、仕事用のThinkPad X201sを取り出してちょっとメールチェックとかしながら、れいによって朝食代わりのスターバックのサンドイッチとコーヒーを。食べ終わったところで、通路のゴミ箱に捨てに行き、その帰りに再び後の女性の席をチラ見すると、そのキーボードの上にスマホらしきものが刺さっています。外形からすると、iPhoneでは無さそう。HTCあたりのスマホなんだろうか。でも、小型ながらキーボードを持ち歩いてスマホに接続して使っていることにちょっと感動しました。実は、こういう光景をリアルで見るのは初めて。量販店とか携帯売り場でデモ機を使っている人とかは時々見かけますが、本当に使っている人もいるんだと妙に感心してしまいました。自分も、スマホと言えどもキー入力、特にPCを使ってPCのフルキーボードに慣れていると、どうもスマホのキー入力デモイライラしてきて、キーボードを持参したい気持ちも分かるんですが、逆に安いキーボードだと打ち込みもイライラしてくるし...

で、この朝の新幹線もそうですし、夜の戻りの新幹線でも同様なんですが、最近タブレットを使っている人を本当によく見かけます。それも、明らかにiPad以外の機種を使っている人を結構見かけます。この日も、iPadよりも小型のタブレットで電子ブックを呼んでいる人、少し大きめのタブレット(多分iPad)で何か画面操作をしている人など、一年くらい前には見たこともないような光景です。それまでだと、圧倒的にゲーム機を使っている人が多くて、それと同じくらいで携帯電話、そのほかは自分のようにパソコン使いという光景だったのが、最近では子供以外では余りゲーム機は見かけなくなり、その分男性女性問わず増えているのがスマホユーザー。その中でゲームをしているのかどうか迄は分からないけれど、スマホユーザーは増えました。その後、携帯、PCと見かけて、それらと同じくらいの割合でタブレット(電子ブックリーダーらしきものも含めて) を使う人を最近よく見ます。ふと思ったんですが、ワイヤレスが使えるN700系の車内だと、もっとタブレット率が高いんじゃないだろうか。

ちょっと、これらの光景から受けた印象は、自分の仕事にも大いに関係するので、これからも新幹線ウォッチを続けねばと強く感じる次第。でも、余りじろじろ見すぎて、変な誤解を生まないようにしないと...

一日の賑わい

昨日は試合があったため、金曜日と同じように早朝の新幹線で出かけて、午後には戻ってきたんですが、戻ってくると浜松駅のコンコースやその回りは大混雑。そういゃ、今日は浜松基地でのエアフェスタはあるし、アクトではジャズウィークの最終日ということでコンサートが有り、久しぶりに昔のような賑わいを取り戻した駅周辺(なんて言うと、怒られるか)。これで、遠鉄百貨店の新館がオープンしていれば、さらに賑やかになったんじゃないかと思うんだけど。

ただ、今日からは再び静かな駅前になるんだろうなぁ(だから、怒られるってば)。そうそう、毎年クリスマスの頃から展示される、遠鉄百貨店横の電飾ツリーですけど、今年は新しくできた空中コンコースの下に接地されるんだろうか。あの辺りは以前と比べてもかなりスペースが取られて、スッキリしましたからね。以前よりは電飾のツリーも映えるかも。ただ、そこから先、旧松菱とか、ザザシティの方は相変わらず暗いままなんだけど。

クリスマスの時期だけでなく、やっぱり駅から繁華街には何か明るい道が無いと、なかなかそっちに行こうという気が起こりませんよね。最近は、昔のように有楽街が飲み屋街の中心というよりは、その先の肴町とか田町に中心が移ったようで、となるとすっかり暗くなってしまったブラックホール状態の場所を抜けてその先に飲みに行き、またその位場所を通って戻ってこようという気が全く起きません。節電が言われる世の中だから、なかなか街灯付けっぱなしとか、何か電飾を接地することも厳しいだろうけど、何か華やぎが欲しいですよね。あるいは、音楽の街(?)なのだから、ディズニーランドのように、歩く道沿いにスピーカーが接地されていて、歩きながらでも音楽が耳に入ってくるとか。

何か日頃にもそれなりの賑わいがないと、たまの週末に妙に盛り上がりを経験すると、その後のギャップが激しくて余計に寂しさを感じてしまいます。

2011年10月23日

米国郵政会社

米国の郵政会社が債務不履行になるかもという記事。日本で言えば、日本郵便が破綻するような話ですけど、USの場合は簡保とか郵貯という業務は確か無かったと思うので、郵便配達業務だけではビジネス的には厳しいでしょうね。ただUSの場合、結構郵便で送られてくる物が多くて、例えばパーソナルチェック(個人小切手)とか、クーポンみたいなものとか、はては現金まで普通の封筒でぽっと送られてきてびっくりすることも。ただ、日本の郵便会社も営業時間とかサービスについては不満が多いけれど、USの場合はさらに営業時間は短いし、対応もいい加減だったりするし、UPSとかDHLとか宅配業者を使う場合も多くありましたねぇ。物量事業というのは、それこそ転送装置でも出来ない限りは、最期まで残る物理的方法の一つだろうけど、どれだけ効率的にしかも早く運搬・配送するか、その点では日本の宅配業者の方が、今では本家のUSとか欧州の業者を超えてるんじゃないだろうか。それは、日本の場合高速道路とか幹線道路網が充実しているとか、理由はあるにしても、日本人の性格も影響しているんでしょうね。

海外出張中に、丁度クリスマスの時期とか年をまたぐときに、日本の家族や知り合い宛に小包とか絵はがきを準備して、郵便局の窓口で並んでいたのは、ちょっと懐かしい思い出です。

ピント合わせ不要のカメラ (2)

後からピント合わせが出来るカメラ"Lytro"がいよいよ発売されることに。価格は、内蔵メモリーのサイズにより、US$399から。結構安いなぁ... 四角い箱形のデザインですけど、これどうやって撮影するんだろぅか。下側には雲台に付けるねじ穴とかあるんだろうか。あと、シャッターとか、ちょっと開発元のサイトを見てもよく分からない。

で、このカメラ、かなり小さいんですね。これはビックリ。難点は、ソフトがまだMac版しか無くて、Windows版は来年と言うこと。まぁ、注文は受け付けても製品は来年にならないと出てこないみたいなので、それからでないと使えないけれど。

ふと思ったんですが、このカメラを使って「全ての場所にピントが合った写真」って出来ないんだろうか。いゃ、それは写真じゃないと言われるかもしれないけれど、例えば集合写真とかで真ん中はピント合っているけれど、外側がぼけているような写真が、全ての人の顔にピントが合っている写真になれば、集合写真としては正解だと思うんだけど。

2011年10月21日

LTEシフト

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Xiを使わなくてもXi契約が出来るという裏技(?)。自分の場合、データ通信のほとんどはWiMAXで済ませているから、多分スマホに以降してもテザリング機能は使わないだろうし、多分月最大7GBで収まるとは思うけれど、ただこれからスマートフォンズますます普及してリッチコンテンツがこれまで以上に増えてきたら(というか、既存のPCブラウザーの世界でかそのままスマートフォンで利用されるわけだから)、結構あっという間に7GBなんて突破してしまうかも。それでも、Xiがそれなりのカバー率になるまでは、FOMA網を併用するしかないので、あまりリッチコンテンツに走る人も少ないかもしれないけれど...

とりあえず12月にXi対応スマホを購入するとして、月額利用料は「タイプXiにねん」780円+「Xiカケ・ホーダイ」700円+「Xiパケホーダイフラット」4,410円(2012年4月末まで)=5,890円(5月以降は+5,980円になり=7,460円)かぁ... 料金的には微妙なところですね。特に、来年5月からキャンペーン価格が終わった後は。今の定額データプランよりも高くなるし。やっぱり、これまでテザリング機能は使っていなかったけれど、これから(Xi移行後)は、iPod touchとか積極的に使うべきかな、元を取るためにも。

ところで、記事中に「契約変更で電話番号が同じままでSIMカードが別のものにバージョンアップされた場合、オサイフケータイはどうなるのかなど、実際にやってみないと何が起こるのかわからない点もある。」というのはちょっと盲点でした。自分の場合はおサイフケータイ利用がかなりあるので、少なくともSuica/iD/EX-ICがサポートされないと、Xi端末への移行は様子見ですね。とりあえず、実際にXi携帯が登場してトラブルとかある程度分かってからにしよう(笑)。

OmniTouch

Microsoftが公開した、"OmniTouch"なる面白い技術。肩に止まったオウムじゃなくて、プロジェクターとカメラを利用して、平面上にキーボードなどを投影して、その上で入力動作をすると、それをカメラが認識して動作するというもの。しく道違うけれど、同じように机にキーボードを投影して、そこでキー入力動作をするとデータ入力出来る"Magic Cube"と似ているけれど、こちらの方が自由度は高そうで面白そうですね。

ただ、背景にテンキーとかアイコンとか投影する必要はあるのかなぁ... 手や指のジェスチャーだけで入力出来た方が便利そうなんだけど。背景を投影する事で、認識プログラムの認識率があがったり、動作をする方も楽なのかもしれないけれど、でもメインの画面は別の場所に映っているわけだから、手元に投影されてもなあ...

6.1"高精細ディスプレー

東芝モバイルディスプレー(株)が開発した、6.1"ながら2560×1600 dot(WQXGA)の高解像度の液晶ディスプレー。精細度498ppiと、下手な印刷媒体よりも綺麗じゃないか。これで6.5"とか7"サイズのタブレットを作ってくれないだろうか。いゃ、ほんと欲しい。

同じ「パネル」の話題でも、パナソニックはテレビ用プラズマパネルや液晶パネル工場を休止、売却してテレビ事業の縮小をしようとしていますが、正直、30インチ、40インチの一般向け製品のパネルは、国策でお金も入っている韓国メーカーにはコストで太刀打ち出来ないですからね。付加価値の高い、こういう小型高精細ディスプレーとか、大型のパネルにリソースを入れないと。大型パネルにしても、今後はプロジェクター方式が主流になるんじゃないだろうか。幾ら薄型化されるとは言っても、100インチとか200インチの「板」を接地するのは大変だし。コモディティ化した部分は、韓国どころか、中国やその他新興国がどんどん浸食してくるのは時間の問題ですしね。

より綺麗=高精細なディスプレーはが安く出来れば歓迎するけれど、ここまででなくても、6"で300ppi 位でもいいから普及品クラスで出てこないだろうか。iPadは「あの程度」の解像度・表示能力でも「綺麗」と言われたわけですから、このクラスのパネルが普通に使えるようになれば、さらに高精細な表示が可能なわけで、特に日本人なんかは嬉しいんじゃないだろうか。高解像度=表示サイズが小さくなる、と言われるけれど、サイズを大きくすれば高品質表示になるわけですから、漢字表示だけでなくアルファベット系の文字だってバリエーションが増えるだろうし。近年、家電製品やデジタル製品は価格競争で日本の製品は韓国とか中国に押されていて、「ガラパゴス」と揶揄されることもあるんですけど、でも結局一度便利さを知ってしまえば、次は皿によい物が欲しくなるのが人の性。「きめ細やかさ」とか「高品質」とかいう、日本製品の良さはなくさないで欲しいですよね。

2011年10月20日

全部録画

家電好きタレントさんやアナウンサー等で、自宅に10台くらいのレコーダーとモニターを接地して、NHK+民放の全放送を録画してチェックしている、なんていう人も時々聞きますけど、それを1台でやってしまう、BUFFALOの「全録」レコーダー。地デジ8チャンネル分のチューナーを内蔵していて、同時に録画しておき後から必要なプログラムを視聴出来ると言う優れもの。HDDは2TBで、1.7TB分がその全部録画用で、残り300GBが保存用等の領域にしているらしい。正直、もっとHDD容量は多いかと思っていたんですが、まぁ外付けHDDも付けられるので実用上は問題なしでしょうか。

自分のところでも、HDDレコーダーが2チャンネル、ケーブルTVのSTBがHDD内蔵で、これも2チャンネル平行録画出来るので、やろうと思えば4番組同時録画可能ですけど、流石にそこまで熱心に録画する事は殆ど無いですよね。と言うか、例えば以前は今の時期ならNFLとかカレッジの試合を毎日のように録画していたけれど、結局観る時間がない。最近なんかでも、地デジやBSデジタルの番組を録画しても、半分くらいは録画しただけで消してしまうことが多くあります。結局、録画作業は並行して可能だけど、視聴するのは一つずつですからね。自分の分身をチャンネル分作る事が出来て、それらがそれぞれ自分のチャンネルを見た後で合体すると記憶が共有出来る、なんてことが出来れば良いけれど、そんなことは無理だし... ただ、とにかく数日分の全チャンネルが保存できるので、放送終了後に「あの番組良かった」とか言う話を聞いたときには、遡って見ることが出来るから、それは便利かも。と言うか、有料プログラムでも良いから、そういうリワインドサービスってやってくれないだろうか。個人的には欲しいサービスなんですけどね。まぁ、それもこういう製品が登場することで自ら出来るわけですが、それにしてもちょっとToo Muchな気もするし。それに、世間では「クラウド」と言いつつも、何故かTV放送はこうやってローカルキャッシュに進んでいるんですよね。それが個人的にはちょっと不思議。

周辺パーツの値上がり

タイで発生している洪水被害。日系企業も大きな影響を受けていますが、最近工業団地が集中している地域だけに、デジカメやHDD等、身近な商品にも影響が出始めています。実は、そろそろバックアップ用のHDDが満杯になりつつあるので、予備のHDDを購入しようかと思っていたとき。Amazonで調べて見ると、これまで値下がり貴重だった内蔵HDDがじわりと値上がりしている雰囲気ですね。

最近でこそちょっとドタバタしているタイですが、もともと治安がよく、社会基盤も整っていて、さらに人的リソースレベルも高いと言う事で、自分が記憶している限りでは20年近く前からHDDの工場とかできはじめた地域。それから実績を積み上げて、今ではハイエンド商品はタイで作るという企業や商品も多いですよね。地震と原発事故で福島周辺の工場が稼働停止になり、国内の産業活動が滞ったように、基点の一つであるタイの製造が止まってしまって同じようなことが起こりつつあるのは、やはり効率化を進めていたためのリスクなのかなと思います。

何か製品を作る場合、その製品の材料や部品は必ず複数の製造元と契約して、何かあった場合にも完全に停止しないようにするものですが、当然その為にはコストアップもあるしその部材の品質管理とか余計な手間も増えて大変。福島のサプライチェーンの場合は、そうやって分散していたつもりが、さらにその先では少数の発注元に集中していて、その為に問題が発生したわけですが、今回も「タイ」という地域に回り回って製造スキームが集中していたために影響が大きそう。

うーん、これからHDDの値上がりがありそうだし、今のうちに買い貯めておこうか悩んでいます。ただ、最近では値段も下がって気楽にHDDにバックアップ出来るとは言え、ちょっとバックアップも冗長になりつつあり、多分同じ内容のデータがあちこちに重複してコピーされているだろうから、それらを整理しないといけませんね。調べて見ると、Blu-rayのDLメディアもかなり値段が下がってきているので、こっちに書きだしてHDD系は本当に必要なデータ中心にしないといけませんね。そう、メタボ気味の保存データも、少しスリムにヘルシーにならないと(笑)。

2011年10月19日

docomoのスマホ

docomoから発表された2011冬-2012春モデル。ブランド名が整理され、スマホがメインになってきて、Xiが登場してと話題豊富だけど、iPhone 4S人気にはちょっと押され気味の印象。今の携帯電話の買い換えを考えている自分としては、今回のスマホ新製品から選ぼうかななんて思っていたので、結構気になっていたんですが、でも正直少し期待はずれ。新製品は、Galaxy S、ARROWS、Optimus、MEDIASの4モデル。この中でGalaxyはFeliCa未対応だから「はい、消えたぁ(by 愛川欽也)」。残り3モデルのなかでは、やっぱり一番軽量のARROWSかなぁ。富士通、結構頑張ってますよね。同じARROWS系列のARROWS μ F-07Dが薄くて良いんだけど、これFeliCa非対応なので残念。

もう殆ど12月にARROWS S LTE F-05Dが発売されたら、買う気満々の奴(笑)。

で、スマホとBluetoothで接続して、メール着信とか出来るG-SHOCKも登場しましたが、ここまでやるなら、この腕時計にマイクとスピーカーを内蔵して、そのまま通話できたり、あるいはFeliCaの端子も入れて腕時計タッチで精算出来たりするところまでやって欲しいなぁ...

EOS 1D X

キヤノンから発表された、プロ向けハイエンドモデル「EOS 1D X」。価格的にも、機能的にも、ちょっと自分には勿体ないので買う予定は無いけれど、それでも連写12枚/秒、ISO 204800なんていうのは、欲しいなぁ...

で、驚いたのが、このモデル「内蔵Ethernet」付きということ。無線LAN機能付きというのは、珍しくなくなってきたけれど、カメラで有線LAN機能(1Gbps)付きというのは凄い。データ転送には威力を発揮しそうだなぁ。

まぁ、眺めるだけで我慢します(笑)。仮に、買うにしても、こっちの本体ではなく、まだ噂だけだけどこっちの200-400mm F4テレコン付きレンズがいいなぁ(こっちの方が多分高いけれど...)。

2011年10月18日

本よりiPad

iPadネイティブな赤ちゃんが、紙の本をどのように使うのかという動画が公開されて話題になっているという。まぁ、確かに今の世代からみるとちょっとショックな内容ではあるけれど、世代毎に新しい製品が登場してきて、同じような話はよく聞くことも。例えば、固定電話しかなかった時代の世代と携帯電話全体の世代間ギャップとか。このiPadにしても、赤ちゃんが理解してい使っているわけではなく、指とかで触って自然にそれに反応しているだけで、たまたまその記憶した動作を同じような紙媒体でやって同じように動かないので困惑しているだけだとも見えますし。

と言うよりも、個人的に気になるのは、iPadのような画面をまだ幼いこんな子供に見せて、視力とか目の機能とかに影響しないのだろうかということ。ある程度成長してからなら、普通に画面を見るのもいいだろうけど、生まれたばかりの子供の目には、iPadの画面とか明るすぎないだろうか。そっちの方が心配なんだけど...

訴訟合戦

収まるどころか、どんどん戦火が世界的に拡大していくAppleとSamsungの訴訟合戦。面白いなと思うのが、そのSamsungがiPadやiPhone等で使っているA5プロセッサ等の重要コンポーネントを製造している会社でもあるということ。次期モデルで搭載されると噂されるA6については、Samsungから台湾メーカーに変わると言う話もあるみたいですが、いずれにしても現在のiPhone 4Sについては今後もSamsungに依存しなきゃいけないわけで、それはSamsungにとっても重要なビジネスのはず。

ただ、Appleにしてみれば先を見通していたのか、DRAMやSRAMは日本のメーカーにシフトしつつあったりして、ちゃんと手は打っている様子。というか、これまでSamsung一社に供給を依存していたのが、いくらコスト削減のためとはいえリスクが高かったように思うんですが。

Samsung位の大企業になれば、"Samsung"という会社の中では、半導体部門とGalexy等の製品部門とでは結構距離があるんじゃないかと思うんですよね。外で言うほどApple vs Samsungみたいな戦いは、実は半導体部門では無いかも。とは言っても、ああいう国民性の国を代表する一大財閥企業ですからね、一部でも敵対するところは許さないみたいな感情的な方向に行きそうな気もします。

Apple側がSamsungのGalaxy販売差し止めに成功している一方、iPhone等の販売差し止めを求めているSamsungはオランダで敗れるなど、少なくとも訴訟合戦ではSamsungの旗色が悪そう。こういう場合、多少は譲ってもどこかで落としどころを考えて、クロスライセンス契約とかそんなところに大概の場合は落ち着くわけですが、さてSamsungのプライドを考えるとそういう落としどころが見つかるのかどうか...

GoogleのProject閉鎖

Googleが、これまで公開してきていた機能の幾つかを閉鎖するという記事。Google Buzzとか、結構鳴り物入りで投入した機能なんかも閉鎖するんですよね。結果的には、Google+への移行なんだろうけど、個人的にはGoogle+は使ってないからなぁ。個人的に残念なのは、時々結構面白い機能が登場していた、Google Labが無くなったこと。使えるかどうかは別にして、時々「へぇ~」という機能に遭遇することもあり、それが結構面白かったんだけど。

Googleで有名な「20%ルール」は今後も存続するし、これからも新しい機能開発するみたいなので、そんなに心配はしていないけれど、ちょっと気になる動きではあるかな、と。

2011年10月17日

MicrosoftがSkypeを買収 (2)

MicrosoftによるSkype買収の話が出たのが今年の五月頃で、それが本当になり、とうとう買収完了まで。Micorosoftとしては、当然WindowsとかMS Liveに組み込んでくるんだろうけど、どう言う形にするんだろうか。あと、記事では従来通りSkypeは全世界のユーザーに提供されていくとはしているけれど、AndroidとかiPhoneとか、非Windows系のスマホユーザーとかはどうなるのかちょっと心配。

Skypeは、これまでの音声通話やチャットは勿論、少し前に仕事で使うためにUSBカメラをThinkPad X201sに接続して、それでSkypeでテレビ電話をしましたが、映像も音声も滑らかで、昔々同様のアプリにちょっと関わっていた頃と比べると雲泥の差ですよね。まぁ、世界中に膨大な数のユーザーがすでに存在しているわけだから、Microsoftも変なことはしないだろうけど、それどもちょっとこれからのSkypeが気になります。自分にとってはある意味、準生活必需品みたいなツールですから。

円周率計算

円周率の計算プログラムは、自分たちの時代だと大学での計算機実習等の授業の初期に出てくるサンプルプログラムの一つですけど、それも極めて小数点以下10兆桁まで計算すればギネスになるというのは、ちょっと畏敬の念すら感じますね。HDDが48TB必要とのことだけど、1TBが1兆バイトだから、今回計算した10兆桁の値を1Byte=1桁としても、値の保存だけで10TB必要なわけですよね。

円周率の中には、例えば同じ数字が連続した部分とか、番号が順番に並ぶ部分、さらには自分の誕生日の日付が必ず見つかるとか、面白い発見が幾つもあるみたいですが、実は10兆桁もあるとどこかで最初の「.141592...」が繰り返されている、なんていうことは... まぁ、ちゃんと確認するだろうな。

今度は20兆桁との事だけで、HDDの容量、発熱、かかる電気代、そして計算時間など、どのくらい掛かるんだろうか。これで、何か偉大な発明に繋がるとか、新しいビジネスになるとか、そういう可能性は凄く低いし、多分この実験者の近藤さんもそんなことは期待していないだろうけど、それでも拘ってさらに先を目指すというのが、いかにも理系っぽいというか、ちょっと嬉しくなります。

遅い残暑?

昨日は暑かったですよねぇ。まず朝。思いっきり寝汗をかいて目が覚めました。掛け布団を完全に横に蹴飛ばし、寝間着代わりに来ていたTシャツは、プールにでも飛び込んだかのようにグッショリ。その気持ち悪さで目が覚めたくらい。最初は「やべ、風邪引いて熱出たのかな」と思ったくらい。どうやらそうでないことは直ぐに察したものの、窓を全開にしても蒸し暑くて、直ぐに扇風機を「最強」にしてみたけれど、暑い暑い。朝一で近くのモールにちょっと買い物に出かけたんですが、この時にTシャツの上に長袖のダンガリーシャツを羽織っていったら、暑い暑い。30分ほど買い物をして自宅に戻ってきたときには、首回りは汗でグッショリ。

で、お昼頃になると、もう暑くて暑くて、とうとう我慢できずに一月振りくらいにエアコンを入れてしまいました。お昼頃から、丁度太陽の日が部屋に入り出して来てさらに夕方日が沈むまで西日がしっかり入る配置なので、これだけ暑いとどうしようもありません。折角今年はもう冷房使い事はないだろうと、乾燥運転とかして使い納めをしたところなのに... 夜のニュースを見ていたら、清水では30.5度と真夏日だったようですね。浜松も殆ど30度近くまで最高気温が上がり、「ほぼ真夏日」状態だったようす。暑いはずだ...

今朝は、いつも通り「涼しい朝」。今日の最高気温は、昨日より5度下がって25度。うーん、この時期としては、まだ十分「暑い」と感じるくらいの気温ですね。でも、朝晩はぐっと気温が下がり冷え込む感じくらいになりますから、油断していると風邪を引きそう。そろそろ冬の支度を考えた方がいいのだろうか。

2011年10月16日

Occupy Tokyo

15日にN.Y.の"Occupy Wall Street"に呼応して、日本でも"Occupy Tokyo"のデモが行われました。NHKのニュース等でも発起人の1人にインタビューとかしていたけれど、"Occupy Tokyo"じゃなくて"Occupy Marunouchi"とか"Occupy Kabuto-cho"じゃないんだろうか。まぁ、冗談はさておき、色々理由・原因はあるものの、その様子をTVで見ていると「資本主義反対」みたいなシュプレヒコールを発していたけれど、じゃぁどうしたいんだろうか。社会主義や共産主義が、結局は歌っているような平等な社会ではなく逆にもっと大きな貧富の差を生むことは、ロシアとか中国を観れば明らかだし。

結局のところ、あのデモに参加するような人達にもお金が回る、経済的に潤うためには、まず経済活動がもっと活発にならないといけないわけで、その為にも円高で海外に出ざるを得ない国内企業が国内でもビジネスを出来る仕組みを作ったり、海外からの投資やビジネスを呼び込む施策が必要だけど、そういうことには全く興味のない今の政治ですしね。

個人的にはTPPよりは個別にFTAを結んで、いろいろな業種の製品が海外にも出られるようになった方が日本のためになると思っているけれど、その場合でも今の状態に単にプラスになるのではなく、色々な部分でマイナス部分も生まれるけれど、それ以上にプラスの部分が生まれるから全体としてプラスになる、という事ですよね。詰まり、良くなるにしてもそれと同等の苦しみも伴うことが要求されるということ。そういうことも含めて、あのデモに参加していた人達は考えていたんだろうか。

それと、この時期だから仕方ないとは思うけれど、格差是正を求めているのに、脱原発とか関係ないような話迄ごちゃ混ぜにするのはどうなんだろうか。もっと専門家が組織するような街頭デモでは、見事に色々な話題が関係事まで含めて要求されているけれど、焦点がぶれるだけで訴求力がそがれると思うんですけどね。結局、一人一人が言いたいことだけ言ってストレス発散するみたいな。それで良いのなら良いけれど。

平行離発着

成田空港のA滑走路、B滑走路を使用して、離発着を同時に並行して行うことが20日からスタートするという記事。海外の空港では当たり前というか、ダラスのDFWやシカゴのORDなんかでは、タキシング中の機内から何度か同時に離発着する様子を見たことがあります。ダラスなんか、3本平行した滑走路に真ん中の滑走路から離陸しつつ、両端の滑走路に2機が着陸してくる様子を見て「すげー」とただただビックリしたのはもう10年以上前の話。

ただ、滑走路の長さを考えると、A滑走路が離陸専用でB滑走路が着陸専用みたいになるんだろうか。午前中とか夕方の離陸ピークの時には、遠距離はA滑走路、近距離はB滑走路でも離陸するんだろうけど。今でもB滑走路を使う場合、スターアライアンスが使っている第一ターミナルからの移動に時間が掛かるのが玉に瑕。横風用のC滑走路も含めて、早く完全に運用できるようにしないと、どんどん陳腐化してしまいますよね、成田は。

離発着数が増加するのは良いけれど、ゲートの数とかも足りているんだろうか。結構離発着時に誘導路待機になったりして、10分20分30分なんて待たされることも多いので、そういう点が改善されると個人的には嬉しいんですが。

2011年10月15日

50ドルタブレット

インドで開発された、邦貨で約3500円のタブレット。性能がどの程度の物か不明だけど、動画再生すると画像処理するとか、あるいはリッチなアプリを動かすのでなければ、そんなにCPUパワーが必要になるわけではないので、作ろうと思えばこれくらいのコストでも出来るんだろうな。

この記事を読んで思い出したのが「電卓」の歴史。昔は、電卓なんて今のパソコン以上の高級品で、会社とかでないとなかなか変えないくらいの価格でしたが、それが家電メーカーが一斉に参入して価格競争になり、結局今ではシャープとカシオしか残らない。製品にしても、どんどん価格が下がり、最初に1000円切ったときには流石に驚いたなぁ。さらには、雑誌のオマケなんかにつくようになったときには二回目のショック。今では携帯電話の一機能になってしまって、なかなか単体の電卓にもお目に掛かることはなくなってきたけれど、今のコストって数十円? 位なんだろうか。もっと安いかも。

昔半分笑い話で「そのうち雑誌のオマケにパソコンがつく時代がくるかも」と行って笑っていたけれど、雑誌のオマケにタブレットがついてくるのは、そう遠い話では無さそうですね。

出入国管理の簡素化

一般紙の記事から、出入国管理で日本人は簡素化(無人ゲート)して、その分外国人対応に係員リソースを回すという。私も何度か無人化ゲート用に指紋登録しようかと思ったことがあるんですが、成田空港の無人化ゲートって、結構動かないことがあるんですよね。出国審査の時に横に並んでみていると、結構指紋読み込みに失敗して何度も試みていたり、先日などは「故障中」みたいな張り紙がしてあり使えなかったりしていたし。

記事中「成田空港での入国審査の平均待ち時間が20分を超えるケースも多い」書かれているけれど、それくらい普通だよなぁ少なくともUSの空港では。シカゴなんか一時間くらい並ぶことを覚悟しないといけないし。とは言っても、効率化されて早くなるのは良いことだけど。

で、今のような無人化ゲートを使うとなると、気になるのはパスポートに押される出入国のスタンプ。実は、無人化ゲート利用に踏み切れない理由の一つが、この「スタンプ」だったりします。最近では、無人化ゲート通過後にスタンプを押してくれますけど、それなら普通の窓口に並んでも時間的にそれ程違いがあるわけではないし。自分の場合、殆どがUS行きで成田空港を利用するので、だいたい14:00から15:00頃に出国審査を受けますが、この頃は丁度出発便が出払った頃なのでいつもガラガラ。並んでいても数名程度で殆ど気にならない状態ですし。無人化ゲート対応も良いけれど、無人化スタンプ押し機も是非開発して併設してほしいぞ > 関係各位

分厚い書類

いつもお馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。いつも利用している朝の東京行きひかり号は、比較的空席の多い列車なんですが、この日は朝乗車前にEX-ICでシートマップを調べてビックリ。2列席側、3列席側、どちらも窓際の席が一列綺麗に埋まっています。でも、混雑しているかのというとちょっと違っていて、窓際の席は両側埋まっているものの、通路側の席は数カ所に指定が入っている程度で、3列席の真ん中にいたっては全く埋まっていない状態。でも、浜松で乗り込んだときには、そんな様子は想像できないくらいガラガラだったんですが、静岡で一気に乗客が乗り込んできてほぼシートマップ状態に。いつもよりは少し混雑している感じですが、10月も半分が過ぎ、そろそろ年末に向けて忙しいモードになっていんだろうなぁ。

そして、復路。いつものように比較的隣が空く確率が高い3席列の窓際を指定しようと思ったら、既に一杯。しかし、通路側は結構空いているので、この日は珍しく通路側を指定して、新横浜から乗り込みます。窓際にはスーツを着込んだ30代くらいの男性が先に座っています。直ぐに目に入ったのが、彼の前のテーブルに置かれた分厚い書類バインダーのようなもの。昔よく使った、保守マニュアルなんかを思い出させる、A4サイズバインダーみたいなものに、付箋が一杯ついています。仕事? で必要なんだろうけど、こんな分厚くて重そうなバインダーを持ち歩くのも難儀だよなぁなどと思って暫くiPodを聞いていました。そろそろ次の停車駅の熱海が近づいてきたので、見るとも無しに窓の外を眺めていると、先ほどのバインダーの向きが変わっていて背表紙がこちらに向いています。実はバインダーではなく「会計監査六法」と書かれたもの。会計士さん? なんでしょうか。

で、この会計士さん、私が新横浜で乗り込んだときにはリラックスするためか革靴を脱いで足を伸ばしていたんですが、熱海を過ぎてどうも隣(真ん中の席)が空席のまま行きそうだと思ったのか、今度は靴下を脱ぎ素足に。「をぃをぃ」と思って見るとも無しに足下を見ると、右足の親指の爪が真っ黒。私も、暫く前に突然右足親指の爪が内出血のような状態になり、左側半分がだんだんと黒くなってきて、今はやっと新しい爪が生えてきて戻りつつある状態だったので、驚きはしないけれど、でも新幹線の中で素足でその親指が真っ黒というのはちょっとねぇ...

さらに男性氏、隣が空いているので身体をくの字に曲げて、足を私の方に伸ばしてきます。まぁ、こういう場合暗黙の了解というか、一応真ん中の空席は半分ずつというのが常識的なところだと思うんですが、彼はそれを超えて普通に座っている私の足下まで自分の素足を伸ばしてきます。さらには、少しでも楽な体制を探すためか、器用に足を上げて前の席の物入れの網に引っかけたり、なんか裸足でその辺りをべたべた触れている光景は、ちょっとマナー違反じゃないのと言いたい光景。この人には会計監査してほしくないなと感じた、金曜日の夜です。

2011年10月14日

互換ビジネス

キヤノンの純正インクカートリッジと互換性のある非純正カートリッジが、キヤノンの特許を侵害していたという判決。ユーザーの立場としては、寄りやすくて高品質の物が出てくるのはウェルカムなんですが、企業側(エンジニア)の立場になると、やはり自分たちのビジネスセキュアということも重要。両方の立場を持つ自分としては、ちょっとジレンマを感じる判決でもあります。

ことコンピューターに限って言うと、いわゆるパソコンが爆発的に普及した理由の一つ、この互換性ビジネスによるんですよね。IBMのIBM-PCは、回路図やBIOSのソースコードまで開示していて、だから誰でも腕に覚えのある人間ならば、互換性ボードとかBIOSとか作る事が出来た。それにより、IBM-PC互換製品が広がり、IBM-PCは業界標準になったわけですからね。ただ、その後はその互換性路線に苦しめられて、非互換規格のMicrochannelとかに移行して結局IBMのPCビジネスは衰退していくわけですが。

同じプリンターでも、昔はインクだけでなく、印刷用の紙にしても純正品を使わないと駄目なんていう時代もありました。髪質なんかも重要で、ちょっと違う紙を入れるとインクが滲んだりとか、紙詰まりしたりとか。それがバブルがはじけた頃からか「経費削減」が言われて、印刷用の紙も両面印刷や縮尺印刷、さらにはもっとコストの安い再生紙が使えないと買ってもらえない時代になり、その頃から今のように普通紙印刷は当たり前の時代にやっとなったわけですからね。

カラープリンターがそれなりの価格で登場した頃、自宅でカラーのパンフレット印刷ができる、写真印刷が出来る、カラーの年賀状が印刷出来る、というのはかなりの付加価値で、それ故に業者に出せばもっと安く印刷出来ても自分で印刷したものです。ただ、最近だと写真店とかコンビニ簡単に印刷出来たりしますから、実は家庭での印刷ニーズって昔と比べるとかなり減っているようにも感じます。さらに言えば、スマートフォンとかタブレットで、これまでなら印刷して持ち歩いた情報がそのまま携帯できるようにもなりましたから、ますます印刷する機会は減っている気がします。となると、本体価格は抑えて、消耗品で利益を出すこのインクカートリッジのようなビジネスモデルも、そろそろ別の何かに変更しないと厳しそうですね。同じ事は互換カートリッジメーカーにも言えるわけで、コストを掛けて互換製品を作っても、純正品の変更サイクルが上がったり、全体の販売量が伸びないと、どんどん厳しい状況になります。この裁判、仮に判決が逆で互換メーカーの製品が認められたとしても、中々厳しい状況に変化は無いかもしれませんね。

計測方法

東京・世田谷区弦巻で発券されたホットスポット。結構細かく地点や高さを分けて計測しても、その中の一カ所、しかも地上から1m位のところが最も高くて、地上部分ではかなり数値が下がるという不思議な計測結果が出ました。また船橋の公園ではもう少し高い数値が計測されていて、ちょっとした騒動になっています。ただ、素朴な疑問として感じるのが、「原発の事故以前はどうだったのか」ということ。

「事故以前はそんなことはなかった」とはっきり言える材料は無いんですよね。だって、誰も測定していなかったから。で、船橋の公園で観測された場所の映像がTVに映っていましたが、これは東屋に降った雨が集まって溜まるような場所だから、まぁ福島の事故の影響で、風と雨で放射性物質が集中してきたという説明は何となく納得できる範囲のもの。でも、世田谷の場所はそんな様子はないような場所なんですよね。その場所の映像を見ていると、結構古い板塀があって、その隙間から樹木なんかが外に出ていたりするんですが、どう見ても船橋の公園のように、それなりの広さの雨水が集積するような場所には見えない。かえって、古い板塀なんかを見ていると、別の理由で長年蓄積された何かが板塀に染みこんでいるんじゃないかと想像されるような光景。

で、昨晩遅くになり、実はその板塀の反対側民家にどうも放射性物質が入っているらしい瓶が見つかり、どうも中にラジウム226が入っているようだ、とのこと。塗料の原料、あるいはラジウム治療のためとか理由は定かでないけれど、とりあえず福島の原発事故の影響では無くてほっと一安心、とは行きませんよね。だって、10年、20年、期間は分からないけれど、かなり長い間個々を通る人は放射線の影響を受けてきたわけだから。この近隣で、長いこと居住している人の健康診断とか行わないんだろうか。今回計測された線量は、福島の計画的非難地域よりも高い値だとのことだけど、それよりも高い値の場所で長年生活していても特に影響が無ければ、非難地域の縮小あるいは変更の参考になるかもしれないし。

暫く前には、中国製などの安価な計測器では正確な値が出ない、高めの値が出る、みたいな話があって、あの時には一応理系の人間として「計測器の較正作業なんてしてないんだろうな」と思いました。今回どの程度の機器を使ったのか分からないけれど、機器の精度だけでなく測定方法も含めてちゃんとして手順で測定しないと、正確な値は分かりませんからね。しかも、何μシーベルトなんていう低い値なわけだし。

数日くらい前のTVニュースで、どこかなスーパーだったか、有料で食物の放射線量をその場で計測出来るサービスを始めたという内容があり、それでも受けようという意図はないだろうと思うけど(確か1000円以下の安い料金だったから)、気になる人は毎日あれで計測して食事を作るのだろうかとちょっと目眩を感じました。そりゃぁ、目に見えない匂いもしないものに対する恐怖は誰でも持っているとは思うけれど、なんか無意味に恐怖心だけを煽る行為だよなとも感じます。

今回の場合も、あら探しとは言わないけれど、あちこち探し回ってたまたま見つけてしまった一つなんでしょうけど、多分これまで誰も「放射線」とか意識することは無かっただろうから、同様の話が出てくるんじゃないだろうか。意図はどうあれ、興味を持って調べることは良いと思います。ただ、その結果明らかになった原因・理由は、自分の意図とは別に理解して受け取る覚悟も必要じゃないかと。今の放射線騒動を見ていると、どうしても悪者をあえて見つけようという、犯人捜しの状況にしか見えないんですよね。

パソコンマーケット

Gartnerが発表した、2011/3Qの世界PC市場で、LenovoがDELLを抜いて第二位になったという記事。自分の世代だと、DELLがここまで落ちてきていることが凄く不思議な感じなんですが、Lenovoも最近急成長しているんですね。NEC分も含むとのことですが、確かNECの年間出荷台数が300万台位で、仮にこの四半期で100万台としても、DELLを上回るわけですし。

ただ、日本国内ではトップのNECがLenovoと合併するし、世界トップのHPにしてもパソコン部門の分離を考える時代。それ以下の会社は大丈夫なんだろうか。4位のAcerにしても、5位のASUSにしても、数年前にはネットブックで一世を風靡して、AcerなんかはこのままPC業界トップを狙うみたいな勢いすらあったわけですし。

でも、数年後にはTabletメーカーがこの中に幾つも現れるんじゃないだろうか。Windows8ならPCでもTabletでも動く(と、言われている)ので、そうなると「TabletもPC」と言い出すメーカーが出てきたりして...

2011年10月13日

初号機の名付け親

ANA系LCCのPeach Aviationが、初号機の名付け親を募集するという記事。「飛行機の名前」というと、どうしても自分くらいの世代だと、日本で初めてのハイジャック事件の起こった日本航空の「よど号」を思い出してしまうんだけど、その時初めて飛行機に「名前」があるんだと驚いた記憶があります。飛行機の名前ではないけれど、「便名」ってついているじゃないですか。例えばJALなら「xxxx発xxxx行きJL123便」とか。この「JLxxx便」が何となく飛行機の名前のように印象を受けてしまうんですよね。勿論、同じ機体でも行き先で便名が変わるわけで、本来の意味での「名前」ではないけれど。で、暫くして、実は機体番号と言うものがあると言うことを知り、それが飛行機の名前代わり何だろうな、なんて漠然度理解していました。そんなところに「よど号」という名前を聞いたので、へぇーと妙に感心してしまった次第。

船の場合には、「クイーンエリザベス2世号」とか、あるいは「第二豊漁丸」みたいな名前を普通に感じるけれど、飛行機の場合は例えばUSの大統領専用機"Air Force One"位ですよね。あれだって、飛行機の名前じゃなくて、Call Signですからね。大統領が搭乗した機体が"Air Force One"に、その都度変わるわけだから。

一日のうちでも、フライトするスケジュールがいろいろ設定されるから、妙に名前だけ有名になってしまうと、実は札幌行きなんだけど、それまで「xxx号」は沖縄によく飛んでいたからそっちと間違えた、なんて。まぁ、飛行機の場合は乗り合いバスや電車と違って、搭乗口でボーディングパスとか必ず確認するから、大丈夫だろうけど。基本的に、一つの航空会社が使用する機体は同じデザインで統一されるわけですが、FDAのように機体毎にカラーリングを変更している場合は、それこそその色に合わせた名称を付けるのも良いかもしれませんね。初号機の赤色には「朝焼け号」とか、グリーンの機体には「牧ノ原号」とか。でも、静岡由来の名称にしてしまうと、例えば福岡ベースとか名古屋ベースのフライトには使いづらいか。

ネーミングライツじゃないけれど、企業広告も兼ねて命名権を販売するなんていうのは、LCCとしても貴重な収入源になるかもしれないけれど、ライバルメーカーの社員は乗りにくいだろうなぁ(笑)。

マニュアルフォーカスメガネ

「液体レンズ」なるレンズの屈折率を変更できるレンズなるものを以前聞きましたが、その液体レンズを利用した度数調節可能なメガネ。近視で老眼で乱視な自分には化なり興味の沸く製品。お値段も、JiNSだからからか7980円と化なりお手軽ですし。ただ、今のところ技術上仕方ないんでしょうけど、レンズが円形であることと、この度数調節用のダイアルが化なり大きいですよね。将来的には飛行機の燃料を翼の中にいれているように、レンズフレームの中に調節用のシリコンオイルを入れるとかして、もっとスマートなデザインになるといいんだけど。

一年ちょっと前から遠近両用メガネを作り重宝していて、やはり年を取ると近視・老眼両方に対応出来るメガネは必須ですよね。それぞれ用に二つ作るという方法もありますが、例えば無過失かっていた近視・乱視用のメガネをかけてみると、もう遠近両用に慣れていることもあって、手元のピントか会わずにクラクラしてしまいますから。そうそう新しい予備のメガネも、遠近両用で一つ作らないと。

2011年10月12日

とことんサポートPC

NECが発表した「とことんサポートPC」。関連記事を読んでいると、何となくDeja Vuを感じる内容(笑)。なんか、そんなこと10何年か前にやってたなぁ... (と、遠くを見る目)。まぁ、せっかくよいサービスを考えてスタートしようとしているところにケチを付けてはいけないけれど、でも「とことん」と言っている割には、ちょっと突っ込み不足というか...

むかぁーーし、MacとWindows PCを比較して、なんでMacは使いやすくてWindowsは使いにくいのか、みたいな評価をした事がありますが、まぁ一言で言うと、Macは使いながら自然に操作が分かる仕組みになっているけれど、Windowsはそれがないので諦めてしまう、みたいな事でした。あるいは、何度でもUndo出来るような仕組みがあればとか、トラブルの時でも一発で元の状態に戻れるスイッチみたいなものがあればとか、「やり直しが何度でもきく」仕組みなんて言うのも重要。

例えば車の運転とパソコン操作は、どちらも複雑で面倒だと思うけれど、でも車の場合免許が必要でその為には講習や勉強も必要なので、それ程むず貸しは感じない人が多いと思うんですが、結局パソコンの場合も同じで、最初にある程度の基礎知識と経験を積む機会が無く、いきなり「さぁ使いなさい」と言われるから困る人が多いわけです。だからといって、じゃオンラインでガイドを入れればよいかというと、実はそうでもなくて、そのガイドの使い方が分からないと言うことになってしまう。最近の携帯電話に入っているオンラインヘルプと同じですよね。

最近思っているのは、購入前サービスをもっと充実させて、例えば起動時の画面構成からメニューの構成など、そのユーザーが使いたいように設定する。ID名何かも、カスタマイズする。キーボードだって、このNECでは一部色分けしているけれど、例えばシフトポジションの無いキーボード(その分キーの数は増えるけれど)とか、日本語と英語では別々にキーボード部分だけダイナミックに入れ替えて使えるキーボードとか、マウス操作なんて言うのも慣れないと大変なので、マウスからボタンを無くして、カーソル移動専用にして、その代わりにもう片方の手で、クリックとかドラッグとか操作するようなボタンをキーボードに付ける(両手でマウス操作)とか、そういうハードも含めたカスタマイズ出来たらどうだろう。ソフトだって、Windowsを使う時代は終わっていて、今はアプリ・機能を使う時代なんだから、もっと単純化したり、専門化してもいいと思うんですよね。

パソコン弱者=高齢者と思いがちだけど、今の若い世代は逆に携帯とかスマホとかタブレットとかから入るから、パソコンなんていう重装備品は苦手という時代が来るかも。逆に、自分たちより少し前の世代くらいからは、仕事でパソコンを使い出していた世代だから、パソコンの使い方自体はあまり気にしなくなるかもしれませんしね。「とことんサポート」もいいけれど「とことんカスタマイズ可能」みたいな事の方が、実はメリットがありそうな気がします。

タイの大洪水

タイで発生している大洪水。海外に製造・生産がシフトを始めたときに、先ず最初に日本の企業が出て行ったのが、政情が安定していて(最近はちょっとドタバタしているけれど)インフラも整備されているタイで、今ではスーパーやコンビニで販売されているお総菜の原料(エビとか焼き鳥とか)から、半導体製品や精密部品、さらには自動車までタイで作られて日本に持ってきているのは結構知られた話。弟も、この11月から現地の合弁会社に単身赴任の予定何ですが、どうなるんだろうか。確か聞いている赴任先の地名で調べて見ると、被害の出ている地域とは少し離れているようですが、まだ予断は許されない状態みたいですからね。しかし、ほんと日本だけでなく、あちこちで今年は大きな災害がいろいろ発生していますね。来年は大丈夫だろうか...

OnePass Platinum Elite

Continentalから、DMが到着。何だろうと思って開けてみると、先日UA MP 1Kとステータスマッチをした、COのOnePass Platinum Eliteのキットでした。

今年のUA MP 1Kのキットと比べるとかなりリッチですね。ブローシャーもそうだし、会員カードにネームタグが二つ。ドリンクバウチャーが4枚ですが、UAのバウチャーがちょっと大きめの付箋みたいなのに、COのはいかにも「バウチャー」という大きなサイズのもの。有効期限が、来年の1月末迄なんだけど、そのCOのドリンクバウチャーって、来年になってUAのフライトでも使えるんだろうか。まぁ、年内に使っちゃえばいいんだけど。

COのOnePassエリートメンバーもUA MPのステータスマッチをして、同じようにMPのカードを貰っているんでしょうけど、どちらの航空会社にしても、カード発行と送付のコストって馬鹿にならない気がするんだけど、大丈夫だろうか。来年には統合されたものになるわけですから、Webから印刷して使うような、臨時のものでもいいような機がするんだけど。特にステータスマッチでなんちゃって会員になった場合には。

で、カードデザインは、こっちの方が好みですね。このデザインを継承してくれないだろうか。しかし、こんなもの送ってこられると、ますます飛びたくなるじゃないか(笑)。

2011年10月11日

iPhone4Sが1日で100万台

世界的に発売開始されたiPhone 4S。初日だけで100万台が予約されたそうですが凄いですね。単純に1台2万円とすると、一日で200億円の売り上げですか。羨ましい(笑)。問題は、作る方にそれだけの余力があるのかということなんだけど。単純に、機能強化版のiPhone 4Sの発表だけだったら、正直ここまでは伸びなかったと思います。やっぱり、ジョブズ氏への追悼需要という面が大きいと思いますよね。

最近、電車や地下鉄の中でスマートフォンを利用している人を、以前に比べて本当によく見かけます。さらに、年齢層も10代20代は勿論、自分よりも高齢と思われる方も結構イヤホンを付けながら何か操作している姿も見かけて、本当スマートフォンの流れを実感します。考えてみると、画面が大きくてある程度のカスタマイズが可能なスマートフォンは、いわゆる「らくらくホン」的使い方も出来るわけで、そういうシェルみたいなものが出てきたら結構受ける気がします。

スマートフォンがこれからどんどん登場してくると、「電話」という元々のデバイスの意味も薄れて「情報端末」という位置づけにどんどん変わってくるのは確か。そうなると、「通話」する場合でも、今のように耳にかざして話をするスタイルというのは、スマートフォン時代には不向きなわけで、Bluetoothのような専用デバイスもいいけれど、手元で画面操作しながら通話も出来るような、超指向性のマイクやスピーカー内蔵と言う要求も出てくるかも。自分も普通の二つ折り携帯をまだ使っているけれど、「通話機能」に対する比率って凄く小さいわけで、どちらかというと電子マネーや検索機能が利用の殆ど。勿論、職種等によっては一日中電話を受けたりかけたりしている人も多いと思うけれど、最近では社内システムなんかもどんどんクラウド化されて来ると、それまで通話で受け取っていた情報なんかも画面操作でアクセスするようになり、音声通話ももしかしたらIMのチャットで置き換わるかも。

iPhone 4Sの魅力、ジョブズ氏への追悼という意味が大きい、この100万台の予約ですけど、世間の動きとしてスマートフォンへシフトしていく最初の兆候と言っても良いのかも。

Hyatt Regency Tokyo

所用のため先月に続いて新宿のHyatt Regencyに宿泊。前回はチェックインの時にカードキーを作り間違えるというトラブルがありましたが、今回もトラブル発生。

夕方チェックインし、「View Deluxe Kingにアップグレードさせていただきました」という女性スタッフに「ありがとうございます」と挨拶して先ず部屋に。荷物を片付けつつ、ちょっと顔とか洗って一息ついた時に気がつきました。

前回も今回も「Business Package」という、朝食と幾つかサービスがついたパッケージで予約しているんですが、この場合朝食のミールクーポンとか幾つかクーポンがついてきます。さらには、Gold Passportメンバーなので、翌日の朝食チケットもあるはずなんですが、それがない。
まずは予約履歴を調べて見ようと、デスクにPCをセットしてネットにアクセスしてみますが、肝心のパッケージ名が予約の控えメールには書かれていない。じゃ、自分のアカウントにアクセスして調べて見ようと思ったら、何故かHyattのサイトがトラブっているので、ループしているような雰囲気。

結局、晩ご飯を食べに下のレストランフロアーに行く途中で2Fのロビーに一度下りて、予約内容を確認し貰うと、やはりちゃんとBusiness Packageで予約してあり、チェックイン担当者がその当たりを確認せずにルームキーだけ渡したよう。なんか、前回といい、今回といい、Hyattらしくないですよね。US当たりならまだ分かるけれど、日本でこうじゃなあ...
アサインされた部屋は、最近リノベーションしたのかな、以前の古いハイアットのイメージなく、最近流行のシンプルでスタイリッシュな感じの内装。バスルームも、バスタブとシャワーブースが分かれているのはいいけれど、トイレが別のなっているのが、面倒と言えば面倒。しかも、このトイレルームが少し狭くて、便座から立ち上がる時に頭の位置が少し低いと、目の前のドアノブにぶつかったりして...
気になったのが、バスルームの入り口。写真では分かりづらいんですが、3cm位の段差があるんですよね。多分、バスユニットを入れたため、その分バスルームの床が高くなったんだろうけど、これ危ないなぁ... 入るときに躓くことは幸いにもなかったけれど、出るときに足がこの上に乗るとつま先が浮いてしまって違和感が... ちょっと配慮が足りない感じです。

2011年10月10日

十字綱引き

皇室・愛子様の運動会報道で「十字綱引き」という自分には聞き慣れない言葉が。運動会の定番協議には、玉入れとか、騎馬戦とか、いくつかあって、綱引きもその代表的な競技の一つだと思いますが、「十字」とは? ちょっと調べてみると、多分この事なんでしょうね。2-2ならこれまでの綱引きと同じような感じだけど、例えば1チーム気にくわないグループがいて、残り3チームが1-3でやり込めるなんていうことも出来るわけで、それは教育的に良いのか(笑)。

スポーツの面白さを考えてみると、多分ぱっと見て勝敗がすぐに分かる(ボールがゴールに入る、相手を倒す、記録で数値化される)ことがまず重要だと思うんですよね。その為には、対戦するチーム・人が単純な組み合わせであることも大切だと思います。だから、多くの場合は1-1での対戦になるんだろうと。記録競技(陸上競技)の場合は、記録という数値で表せるから、複数の競技者が一斉に競技をする場合もありますが、対戦式スポーツの場合には1-1が、まあ普通の組み合わせ。それを4カ所というのはどうだろう。それなら、6とか8とか、放射状にいくらでも増やせるし、場合によっては、奇数の組み合わせ(三角綱引きとかペンタゴン綱引きとか-まて)の方が、スポーツとしては面白いかも。ただ、やっぱり単純なシステムの中で生まれるドラマの方が、意外性があって面白いと思うんですけどね。

この十字綱引きの説明を見てみても、複雑化しているけれど、面白さは減っている気がするけどどうだろう。単純に1-1で引き合う方が、明確だし面白い気がするんだけどなぁ。4チームが一度に競技できるという効率性はあるかもしれないけれど、逆に勝ち負けが出にくく引き分けが多く発生するような気もするのは、今の時代を反映しているのだろうか。それだとすると、ちょっとスポーツとは違う気がする。

かえってゆったり

昨日の速報(笑)通り、昨日は新幹線のトラブルで朝からドタバタ。どの程度の遅れなのか分からないので、とにかく駅に急ぎ、通常のダイヤでは当初の予定よりも一つ前一時間早いひかり号に予約変更して、待合室でPCを使いながら時間つぶしをすることに。改札に入ると、すぐに保守車両のトラブルは回復してダイヤも元に戻りつつあるという告知があったんですが、上りの列車が溜まっていたので、のぞみ号から優先して走らせるためでしょうか、自分の乗車予定のひかり号は、最初は30分遅れだったのが、掲示板を見る度に5分ずつ遅れ時間が延びていき、結局50分遅れくらいで浜松を出発することになりました。まぁ、それでも元々の予定よりは10分位早いからいいやと割り切れば、後は終点の東京までうとうとしながら座っているだけ。

このトラブルで車内は混雑していると諦めていたんですが、実際に乗ってみると拍子抜けするくらい空席が目立ちます。どうも、もともと乗車予定の人達は、先の列車に振り替えたようで、それで空席が多かったようです。EX-ICだと、定時の発車時刻を過ぎると予約も変更も出来なくなるので、こういうトラブルの時にはちょっと不便ですね。みどりの窓口も大混雑でしたし。

浜松を出ると、静岡、新横浜、品川と停車して終点の東京まで行くんですが、三連休の中日なので行楽に行くグループ家族ずれとともに、正装した人を多く見かけたのは、この週末に結婚式が多く行われるからでしょうか。重要な式に遅れるわけに行かないので、多分自分が乗車する頃の新幹線を予定していた人は、慌てて朝もっと早い予定に振り替えたんでしょうね。そっちは、かなり混雑していたんじゃないだろうか。この三連休は、土曜日=友引、日曜日=先負、月曜日=仏滅、という六曜だから、土日は結婚式が多そうですから。無事に滞りなく式が進んだことを祈って...

SPGで無償宿泊もFSPのカウントに追加

予約の確認をしようとSheratonのサイトにアクセスしていたところ、こんな情報を発見。いわゆるFSPの上級会員獲得のためには、有償宿泊数(滞在数・宿泊日数)を一定の回数必要なんですが、Sheraton系のSPGでは、2011年10月1日以降、無償宿泊特典の宿泊数も、FSPの上級会員獲得のためにカウントされるという話。しかも、ポイントなどを利用した無償宿泊だけでなく、キャンペーンなどで獲得した無料宿泊もカウントされるということで、宿泊回数は実質変わらないけれど、コスト的にはかなりお得になる感じ。

流石に、無償宿泊の場合「1滞在/1泊」としてカウントされるだけで、ダブルカウントなどのキャンペーン対象にはならないようですけど、来年は少し助かるかも。

2011年10月9日

新幹線トラブル

今日は、午後試合があるため午前中に上京する予定だったのが、朝テレビを点けてみると、東海道新幹線が米原-岐阜羽島の間のトラブルで上り線が止まっている様子。慌てて、すぐに出る準備をして、底から間に合う一番速い新幹線に予約を変更。出かけるときには、新大阪-名古屋間の上りが止まっている様子で、このままだとぎりぎりで自分が予約変更したひかり号が間に合うかどうかというタイミング。途中折返しの自由度が高そうなこだま号にしようかとも思ったんですが、もし列車が溜まったときにはこだま号の優先順位が一番低くて、へたをするとずっと駅で通過待ちとかになりそうだから、とりあえず元々の予定よりも一つ早いひかり号に変更して駅に向かいます。

駅についてすぐに遅延情報を確認すると、どうやらトラブルの原因だった保守車両の脱輪は何とか回復して、新大阪-名古屋間の運行も再開された様子。自分の乗車予定のひかり号も、30分遅れくらいで運行されるようで、当初の予定よりも少し早めに試合会場に到着できそうです。まぁ、悪天候の場合だと前日くらいから予兆があるから、それなりに対応も出来るけれど、こういう事故による運行停止はその瞬間まで分かりませんからね。現場の人達は大変だったと思うけれど、何とか影響も最小限に収まりそうでほっとしています。「災い転じて福となす」と言うことには、ならないかなぁ... なって欲しいなぁ...

タイ航空のチケット

HISからのDMを見ていたところ、セントレア発のTGでかなり安いチケットが。往路がセントレアの夕方発のTG647限定なので、現地に夜遅く到着と言うのがネックですが、マイル稼ぎにはお手頃かも。ただ、TG647は週3便(月木土)なので、そこでスケジュールが会うかどうかですね。それと、12月15日迄という制限もありますし。航空需要は回復してきたと言われるけれど、やはり地域や航空会社で好不調があるんでしょうね。で、このタイ航空のチケット、関空発もあるんだ。うーん、どこか行きたいなぁ、仕事忘れて(無理無理...)

FDA 6号機

フジドリームエアラインズ(FDA)が、年内に6号機を導入するという記事。今度は何色なんでしょうね、ほんと。残っているのは、紫とかグレーとか濃い青色当たりかな(by FDAの壁紙より)。でも、これから減便シーズンになる静岡には飛んでくるんだろうか。何となく名古屋(小牧)優先になりそう。まぁ、メンテナンスでローテーションする場合もあるだろうけど。

一度くらいはFDAに乗らなきゃと思いつつ、これまで機会が無いわけだけど、今年中には何とか...静岡-福岡とか名古屋-福岡とか。

2011年10月8日

スマホの魅力

昨日から発売開始されたiPhone 4S。Softbankユーザーは旧機種からの乗換組が多いみたいですし(優遇措置とかあるみたいですね)、auユーザーは、Softbankユーザーからの乗り換え組も結構あるみたいで、次回の純増数発表が気になります。ここ最近のiPhoneブーム、さらにはスマートフォンブームを見ていてふと思ったんですが、スマホの場合いろいろな機能が豊富に提供されている反面、自分でメニュー構成を変更出来るので、そこに常使いのアプリを登録したりすることで、携帯電話よりも機能豊富だけれど、使い勝手の点では自分好みに改善できるので、それは購買層の拡大になるかも。実際、ユーザー心理として、自分の使いたいことやりたいことが直ぐにできるというのが一番大きいわけで、単純なんだけど一番重要な要素ですよね。携帯電話の階層メニューに不満を感じている多くのユーザーから見ると、iPhoneやスマホのI/Fはそれだけで訴求要素になりそうです。

個人的にちょっと面白いなと思うのは、携帯電話の場合は二つ折りタイプが結構主流だったのに、スマホの場合は事実上ストレートタイプしか無いわけですよね。私なんかは、使わない時はコンパクト、使う時はそれなりのサイズになる二つ折りタイプが結構好きなんですが、携帯からスマホに乗り換えた時どうなんだろう。スマホではないけれど、同じくらいのサイズのiPod touchを持ち歩く時、携帯だとズボンの前ポケットにすっと入れても問題無いけれどiPod touchだとちょっと邪魔に感じるくらいの存在感を感じるんですよね。後ポケットに入れた時も、何となく違和感を感じます。もっとも、後ポケットの場合、同じくらいのサイズの財布を入れたりもするから、慣れの問題だけかもしれないけれど。となると、スマホユーザーとなった場合、自分の場合は後の右ポケットに財布、左ポケットにスマホという体制になるんだろうか。ただ、SuicaとかiDとか頻繁に出し入れするスマホだと、右利きの自分では右ぼけっとにスマホ、財布は左に移動と言うスタイルが良さそう。あるいは、iPod touchは首かけストラップで使っていたりしますが、スマホの場合通話だけなら良いけれど、Suica/iDのタッチの時にそれでは困るし... 普通に出かける時には、出来るだけ鞄など持たずに手ぶらで出かけたい自分としては、まだスマホも購入していないのにその使い方が気になるiPhone 4Sブームです。

United Club

UAとCOの統合作業が進む中、両会社のラウンジが統合されて新名称「ユナイテッドクラブ」になるという記事。長年UAを利用してきてRCC (Red Carpet Club)という呼称になれている1人としてはちょっとまだ違和感を感じる名前ですけど、まぁ仕方ないですよね。RCCのメンバー権を今年も更新する予定だけど、じゃ来年からは「UC」というプリントのカードが来るんだろうか。どこかのカード会社みたいな名前だなぁ...

記事によると成田、関空ではすでに新名称に変更済みとのことですけど、関空は飛鳥ラウンジですよね。入り口に出す看板だけ変更したんだろうか。成田は今度行く機会があったら確認せねば。そんなことを考えると、あぁどこかに行きたい...

新幹線でいろいろ

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。そう言えば今週末は三連休なんですよね。その為か、朝駅に行くと家族連れとかグループという乗客がいつもより多く見られました。で、ホームに上がるとちょっとムッとする場面に。いつも乗車するひかり号が後5分位で入線してくるというタイミング。いつもの号車の入り口に並ぼうとすると、同じ年位の男性が私の前にリモワのキャリーバッグを置くと、自分は少し離れたイスに向かって座ってしまいます。別に指定席だから、早い遅いは無いんだけど、そのぽつんと置かれたリモワの後に並んで新幹線を待ちます。程なくして新幹線が入線してきますが、私の前のリモワ氏は座ったまま。結局このリモワ氏は、このひかり号の後にはいってくるこだま号の自由席に乗車する順番待ちだったらしいと言うことが分かります。まぁ、三連休の直前の金曜日と言う事もあるから、いつもより混雑している可能性はあるし、早めに場所取りするのも良いけれど、その前に乗車する人の迷惑も考えて欲しいですよね。普通、こういう場合、ホーム上に書かれた整列用のラインから少し横にずらして鞄とか荷物を奥ものだけれど、このリモワ氏、ど真ん中に堂々と置いておくんだもの。結構身なりもパリッとした同じくらいの年齢の男性だったけれど、ちょっと気配りというかマナーが足りないかなという感じ。

復路の新横浜駅。やはり連休スタートと言う事で、いつも以上に混雑。久しぶりに指定席は満席、自由席はぎゅうぎゅう詰め、指定席の通路まで人が溢れる状態。しかも、いつも利用しているひかり号は静岡にも停車して、ここでかなりの人が下車して自分が乗車している車両などは半分くらいの人が降りるような感じなんですが、この日は下りた人と同じくらいの人が静岡から乗車して、またほぼ満席状態に。やっぱり連休だなという感じ。で、浜松で新幹線から降りてビックリ。下りたホームの乗車口近くに、血糊と思われる後がくっきりと... それも、直径1m以上はありそうな跡です。浜松駅で何かトラブルがあったような話は聞かないけれど、気になります。乗り降りの時に肩が触れたとかなんかでトラブルがあったんだろうか。あるいは、気分が悪くなって吐血したんだろうか。あるいはあるいは、滑って転倒して頭を割ってしまったのだろうか。いろいろ妄想が膨らむ、連休前日金曜日の夜でした。

2011年10月7日

電子ブックリーダーと電子ブックデーター

Amazon Kindleの使用レポート。何度かUSに行く機会があるので、特に飛行機の中とか空港のラウンジなどでiPadやKindleを使っている人をよく見かけますが、初代のKindleははっきり言って大きくて重そうで、分厚い書籍を持ち歩くアメリカ人なら良いだろうけど日本人には不向きだろうなとずっと思っていました。そんなこともあってか、Kindleもだんだん小型軽量化されていて、今回アナウンスされたKindle Fireなんかはちょっと触れてみたい気がする製品。残念ながらそのKindle Fireでは無いけれど、同系列の廉価版モデルの試用記。200gを切る軽さ、US$100程度という手頃な値段と、C/Pは良さそうです。勿論、削った限りは制限事項もあるわけで、ここではメモリー容量が最大のネックになりそうですね。せめてもう$10位アップしてもいいから、SDスロットくらい付けてくれると便利なんだけど。

実は、今朝会社に出る途中、自宅近くのバス停でバスを待っているとき、一緒に並んでいた同年代くらいのサラリーマン氏がなにやら電子ブックを読んでいるんですよね。失礼ながら、こんな田舎でも使っている人が居るんだとちょっと感激したんですが(笑)。どこの製品化まではよく分からなかったんですが、何となくSONYのReader仮名という気がします。たまたまだとは思うけれど、でも電子ブックなんてほとんど縁の無さそうなこんな田舎町でも利用者がいるということは、そろそろ物理的書籍から電子書籍へのスライドが本格化しつつあると考えても良いのでしょうね。

それほど使い込んだわけではないけれど、いくつかの電子ブックフォーマットでの書籍とか、PDF化された書籍を読んだことがあるんですが、便利だなと思う反面ちょっとどうかなと思うのが、物理書籍の世界を電子ブックリーダーの中に再現していること。確かに、「読書」という動作を継承するのは良いのだけれど、電子ブックには電子ブックなりの便利さがあるわけで、例えば「ページめくり」なんていう動作を忠実に再現する必要があるのだろうか。物理書籍の時にはコンパクトにまとめる必要があるのでページ単位でデータ(文章)をまとめるのが便利ですが、そう言う制限のない電子ブックの世界ならずーーーーっと文章が続いた状態でスクロールしていく方式の方が簡単便利だと思うんですよね。その分、途中で止めてもすぐに分かるように「しおり機能」を充実させたり、任意の場所にジャンプできるような「マーキング機能」みたいなものとか充実しないといけないけれど。でも、それが「書籍」ではない「電子ブック」の良さだとも思うわけです。

何でもかんでも電子化デジタル化すればいいとは決して思わないけれど、時代の流れとともにそのデザインやスタイルが変化していくことも重要だと思うんですよね。物理書籍にしても、マーケットは爆発的に広がることはないかもしれないけれど、いつでもどこでも読める手段としてこれかも残るだろうし、情報収集の効率的手段として、電子ブック・電子リーダーの世界も、これから重要度は増していくだろうし。その当たりに、また新しいビジネスチャンスもあると思うんですよね、難しいけれど。

スクリーンサイズと解像度

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、スクリーンのサイズと解像度の関係について。一般的なパソコンユーザー、スマホユーザーの場合、購入時に画面サイズを気にすることはあっても、解像度まで気にする人は少ないんじゃないでしょうか。一つは、見た目が似ているテレビの場合、最近のデジタルテレビになってHD対応とか解像度の話が出るようになったけれど、それまでは「何インチテレビ」と確認するのが普通で、せいぜいアナログ時代だと「水平解像度400本」とか言う話が出る程度。

一般的なテレビのLCD/プラズマ化よりも速く、パソコンの世界ではLCDディスプレーを使用するノートブックPCが登場し、こちらの世界では本体のサイズが例えばA4ファイルサイズとかB5サブノートとか固定されていたので、同じサイズでどれだけ高解像度を提供出来るかという競争になりました。最初はVGA(640×480)が登場し、それがSVGA(800×600)、XGA(1024×768)が標準になったところで、パネルの世界も充実しだして、13インチとか14インチとか15インチとか、逆に10インチとか11インチとかバリエーションが出てくるようになりました。ここで、コラムに書かれているような、サイズと解像度のコンビネーションがいろいろ登場してきて、DPIの世界が複雑化してきたわけですよね。

初期のMacの場合話は単純で、DPIは常に一定だったから、画面サイズが大きい=解像度が大きい、という世界。普通に文章入力をする程度なら小型のMacで十分だったけれど、Macユーザーの多くを占めるグラフィック系ドロー系ユーザーは、高解像度を求めて当時から大きなモニターを接続しているのがMacの世界でしたよね。そんな話もちょっと懐かしく思い出されます。

で、山田氏も書かれているように、今の「情報端末の世界」はPCが前提となっていた世界に、突然異端児とも言えるスマートフォンやiPadのような情報端末がいろいろなバリエーションで登場してきました。個々で問題なのは、情報共有するためには画面構成なども一つの要素なんだけど、解像度や画面サイズの違いで、どのデバイスでも同じように表示するというのは難しい。個人的には、クラウド化が進めば、仮想的なディスプレーを定義して、その仮想ディスプレーと物理ディスプレーがマッピングされれば、物理ディスプレーがどんな形になろうとも表示情報損失みたいな事は発生しないと思うけれど、言うは易く行うは難しですけどね。単純に、解像度や画面要素の配置最適化だけでなく、コラムにもあるように高齢者向けにDPIを上げたりとか、あるいは弱視者向けにコントラストを上げたりなんていう「変換」も必要だろうし可能なんじゃないかと。

スマートフォンがいろいろと登場してきて、iPad等のような小型の情報端末も普及してくると、そろそろ物理的なデバイスに依存した情報環境からもっと自由な世界が生まれてきそうな予感とも期待とも言える雰囲気を感じていたんですが、そんな世界構築のリーダーと期待されていたジョブズ氏がこういうタイミングで無くなってしまったのは、何とも残念ですね。

Appleのこと、ジョブズ氏のこと

自分が「コンピューター」なるものを意識しだしたのはいつの頃なのかはっきりしないのですが、少なくとも小学生の頃には電子ブロックでNANDとかNORとかの回路を見よう見まねで作って実験をしていましたが、当時はそれがコンピューターの中でどんな意味があるのかなんて分からずにやっていたのは事実。初めてコンピュータの実物に触れたのは、高校生の頃です。工業高校に進学した友人が学校の文化祭でワンボードコンピューター(今にして思えば4bit位の簡単なロジックボード)で、数字を表示するデモをしていて、面白いなと思ったのが最初だと思います。その頃から、いわゆる技術系の月刊誌にマイコンの記事が掲載されるようになってきていて、当時の憧れはCommodoreのPET2001とか、TandyのTRS-80、そしてAppleのApple I/][ なんて言うのが憧れの的でしたねぇ。

私が今でも「欲しい」と思うのがMacintoshで、あのシンプルで完成されたデザインは今見ても魅力的だなと感じます。同じようなコンセプトで、その後iMacが登場したけれど、あれはちょっと好きになれなかったなぁ。デザイン的にはiMacの方が受けは良いんだろうけど、なんて言うのか毎日見ていても飽きない魅力と言うか、いつの間にか自分の生活の一部に溶け込むような柔らかさがMacintoshにはあったように思います。CRTディスプレーしか無い時代だったので、どうしても奥行きが必要で、その為にああいう箱形のデザインにならざるを得なかったけれど、CRTをLCDに変えてみても、決して遜色ないデザインですよね。

Appleという会社を自分なりに思い起こしてみると、どうしても成功したところ光の部分が取り上げられるけれど、決してそうではなくて成功と同じくらいかそれ以上に失敗もしている会社なんですよね。ジョブズ氏にしても、一度は自分が創設したAppleから解雇されてNeXTを作るわけだし。その後Appleに復帰後も、Microsoftとの提携とかある意味波瀾万丈な話が幾つもありますしね。その後iPod、iPhoneという成功を達成して、結果的に世界でも希有な経営者として認識されるわけですが、そのことについては誰も疑問は無いでしょう。

Appleの成功を見てみると、例えばPCに於いても、iPod/iPhoneに於いてもOSから本体、そしてサービスまで垂直統合というか全てをひっくるめて面倒見ることがAppleの武器になってと言えるでしょうね。勿論、その分Appleの負担が大きいところもあったわけで、特にWindows PCと価格対性能比が開いてきた時にIntelプラットフォームに乗り換えるなんていう英断を出来るのは、やっぱりジョブズ氏の閃きなんだろうと感心しますが、そういうマイルストーンのところでどれだけ決断してその後の目標を達成出来たかという部分を見ていると、やはりMSのビルゲイツ氏、Appleのスティーブ・ジョブス氏以外にはなかなか思い浮かびません。IBMがIBM-PCを作った時、実はAppleと同じような成功を握る可能性があったと思うんですが、この時のIBMは何でもかんでも内製主義だったのに、PCだけは外注方式に変えて、だからOS部分もMicrosoftに委託するわけですが、この時にこの権利をIBMが全て押さえていたら... 今の世の中にはWindowsは存在していないかも、OS/2だったりして(笑)。まぁ、外注方式でコストダウンしたから、その後のIBM-PCの成功もあったわけですし、その当たりは歴史の中でのタイミングなんですよね。

個人的には、iPodとWalkmanを比較した場合、プレーヤーとしてみた場合にはどちらも同じものなんだけど、iTunesがあることが実はiPodの革新的な部分だと思っています。音楽を持ち出すという文化(カルチャー)を生み出したWalkmanに対して、TPOに応じて音楽を楽しむという文化を作ったのがiPod(+iTunes)だと。だから、iPodについてはヒットしたけれど、実はそれ程ではなくて、やっぱり凄いのはiPhoneの方だろうなと思います。こちらは、常に情報を送受信すると、いう文化を作ったのではないかと思っています。一番基本的な、音声通話(Voice Communication)が、i-modeが出来てメール交換(Text Communication)や、さらには写メール(古い...)で画像交換や動画交換も出来るようになってきた。でも、ここまではPoint-to-Pointのコミュニケーションなんですよね。でもiPhoneの登場で、正確にはそのiPhone上のアプリの恩恵ではあるけれど、自分の携帯が行ってみれば移動するサーバーみたいな役割が持てるようになり、それによってどんどんPoint-to-Pointのメッシュが構築されて密になり、ある意味「面での情報交換」が可能になってきた。その為のツールが、iPhoneだったと思います。点と点の通信機器だった携帯電話が、自分の周りにある程度の広さを持つ面(レイヤー)と他者の面が交わる面を共有する、情報交換ツール、別の言い方をするとリンク・同期ツールみたいなものに、iPhoneってなってきているのではないだろうか。その強みの一つに、"iPhone"という共通のキーワードでユーザーが繋がっていることも大きいと思います。「どこそこのスマホ」と言われても共通意識は生まれないし。Androidという言葉も、iPhoneのような共感を生むような存在でもないし。

文化というよりは、新しいDNAを刷り込んだと言う意味で、iPhoneの存在意義は大きいなと思います。だからこそ、iPhone 4Sではなく常に持つと刺激的なものを求めるユーザーや自分のような隠れユーザーの気持ちも分かるんだけど(笑)。ジョブズ氏1人がこれまでのApple製品を作ってきたわけではないけれど、これまで築き上げてきたものを、今のApple、これからのAppleがどうやって伸ばしていくのか。個人的には、単なる製品開発メーカーではなく、カルチャー創造メーカーとしてもっと成長して欲しいなと思いますね。で、来年くらいのiPhoneXでは自分もiPhoneユーザーになれるように。

2011年10月6日

ジョブス氏逝く

ニュース速報で、Appleのジョブス氏死去の速報が... 56歳なんだよなぁ、まだ。自分とほぼ同世代の人物で、同じようなパソコン業界で自分も仕事をしてきたから、リアルタイムで色々なことを経験してきたわけですが、残念ですね。まだまだ、新しい製品を世の中に送り出せただろうに...

合掌...

十字キーからジョグシャトル?

CEATEC 2011の話題の一つ、ネット対応リモコン。ちょっと引っかかったのが、記事の中で十字キーについて言及しているところ。私も、テレビ視聴やビデオ録画をする時にEPG(電子番組表)を多用しますが、最近になってチャンネルが増加してくると、番組表を縦横あちこちに移動しないといけない。この時、十字キーをカチャカチャ操作するのが結構大変。チャンネル数が増えると言うの、単に一列増えるだけじゃなくて、地デジだと3列増えたりしますからね。あと、番組構成も30分とか1時間とかばかりでなく、5分とか15分とか細切れの番組構成も増えていて、リモコンの反応の鈍さもあり、番組表を移動するのだけで指が疲れてしまいます。

連続して縦横移動の信号を送ることが出来る、たとえばジョグシャトルとかTrackPointみたいなI/Fが使えると便利なんだけど... 今のリモコンは、昔の10キータイプのI/F、ゲーム機のI/F等を融合したようなデザインで、それはそれで以前は十分だったけれど、最近のように複数のデジタル機器をまとめて操作したり、様々な機能が追加されてきたりすると、どうしても新しいデザインを必要になりますね。他社製家電もリモコンでまとめて操作できるようになったわけだし、何か標準的なI/Fって出てこないだろうか。

フランクフルト by B787

ANA B787の国際線スケジュールが発表されました。羽田-フランクフルト線で、往路は01:00@HND->05:25@FRA、復路は11:15:FRA->06:45@HND。ただ2012年1月21日から2月1日までは月木土の週3便で、2月1日から毎日運行になるようですね。海外渡航の殆どがUSで、最近ちょっとアジア・オセアニア方面も開拓し始めたところで、ヨーロッパ方面は未体験なんですが、まぁ機会があれば一度くらいはいってみたい気持ちも。その中でも、ドイツは興味のある場所の一つですしね。土曜日発というのは、実質金曜日の深夜便と言う事ですから、うーん、行ってみようか、週末のフランクフルト(笑)。でも、この時期のドイツって、寒いそうですよね... それは嫌だ(キッパリ)。

気になるクラス構成は、ビジネスとエコノミーの2クラス。ビジネスがANAご自慢のスタッガードシートが46席、777と同じエコノミーシートが112席の合計158席。プレミアムシートの設定は無いんですね。ビジネス路線という位置づけなんでしょうか、思いの外ビジネスクラスの設定が多い感じ。結構エコノミーからのインボラアップグレードがありそうな予感(あくまで、個人的予感でアップグレードを確約するものではございません)。

来年チャンスがあれば、一度試してみたいですね。

2011年10月5日

リーダーとお遍路さん

国会は閉会中かもしれないけれど、暢気に四国霊場八十八カ所巡りを再開している前首相。そんなもの、国会議員を引退してからゆっくりやれよと、小一時間くらい言いたい気分。「首相という重荷から解放されたためか、表情にはすがすがしさも漂っていた。」と記事には書かれているけれど、まだ解決していない問題も沢山というか、殆ど何も解決せずに辞めたくせに、すがすがしい表情も何も無いものだと思うのだけれど。色々なポジションでリーダーは存在して、ましてや日本のトップにいたわけだから、どんな重荷であろうと責務であろうと、解決しなければいけない義務があると思うんですよね。それがリーダーシップ。それを結局何もしないで時間だけを無駄に浪費した罪は大きいと思いますね。本当、細川、鳩山、菅、というのが、今のところ日本の三大落第宰相だと思う。

「リーダーシップ」と言えば、「日本ではリーダーシップを発揮するとマスコミが叩いて潰す」と言っている人がいるけれど、確かにマスコミにもその意図とかやり方に問題はあることは同意するけれど、でも組織の中で階層の上に上がり、その中でも「リーダー」と呼ばれるポジションについて仕事をする場合には、当然回りからの期待値も上がるし、評価基準も厳しくなるわけで、それが政治家の場合にはマスコミが役割をしているだけ(勿論、国民が一番しないといけないけれど)。たとえば、グループリーダーよりはチームリーダー、チームリーダーよりはプロジェクトリーダーに対して、寄り厳しい評価と高い目標が与えられるのが当然。その中には、外部のエグゼクティブからの突発的な無理難題だってあるわけで、でもそれも含めてプロジェクトを何とか完了して成功させなくちゃいけないのが仕事ですからね。中には言いがかりみたいなこともあるだろうし、そんな事だって場合によっては受け入れてプロジェクトを計画通り進めないといけない場合だってあります。

あるプロジェクトのプロジェクトリーダーが、結局能力不足から批判を浴びてそのポジションを外れ、その後も土日も休みもなく残りのメンバーがその尻ぬぐいをしている時に、その原因を作った本人はのんびりお遍路さんなんかしていたら、やっぱりいい気はしないでしょうね。それなら、Excelのデータインプット位やれよと言いたいけれど、それすら出来ないんだったら、まぁ邪魔しない場所にずっと居て貰う方が良いか。

気になるCM

最近気になるTV-CMが二つ。一つはdocomoのスマートフォンのCMの「walk with you『女子とだって』篇」。もう一つはサントリー金麦CMの「家路のコツン篇」。どちらも女優さんが登場して「歩く」というシーンがあるんですが、その足下が気になります。docomo CMの市川実日子さんにしても、金麦の壇れいさんにしても、外股で歩いてるんですよね。市川さんはモデルさんだし、壇さんは宝塚出身の女優さんなので、どちらも「歩く」と言うことには徹底的に練習しているはずなので、多分あの外股歩きは演技なんだと思うんだけど。

で、どちらも演じているのはちょっとがらっぱち気味な女性。一般的に男性が理想的と創造するような「柔らかな落としやかな」雰囲気とは反対で、ちょっと男気があってでもぱっと見がさつな感じもする素っ気ない感じの女性像を演出しているんだと思うんですが、でもなぁ。まぁたしかに、たとえばdocomoのCMの場合、前半で散々ちょっとイケて無い風の女性を演じて、最後の最後ですっすと歩かれたら、前半の雰囲気は何じゃそりゃ、となるだろうし、金麦にしても同様。ただ、なぁ、折角綺麗な女性が歩いているのに、あれではちょっと残念な雰囲気もするんですよね。

昔一緒に仕事をしていた同僚でモデルさんのような綺麗な女性がいて、この人はいわゆる帰国子女で英語がぺらぺら、というか英語の方がナチュラルで日本語が第二外国語という人。勿論、仕事も欧米風である意味社内の憧れの的でもあった人何ですが、唯一残念だったのが欧米の女性に多い外股歩きだったこと。ペンギンが歩いている雰囲気というか、スキューバーダイビングとかやる時に、足鰭を付けて歩きますけど、あんな感じの歩き方で、これだけはいけてなかった。足下って、毎日見るものでなくて、たまに目に入るところだから尚更そう感じるのかもしれないけれど。

もっとも、そんなことを言っている自分も、学生時代に怪我をして整形外科に行った時、怪我の部分(向こうずねの頸骨) を見ていたドクターから、「本当に立派なO脚だよね」と言われた位なので、偉そうなことを言えた口ではないけれど(自爆)。それでも、陸上の短距離をやっていたこともあり、歩く時でも走る時でも、足の接地と最後の蹴りを効率よくするために真っ直ぐになるように努力していたので、外股・内股にはなっていないはずなんだけど。いずれにしても、商品よりも女優さんよりも、何故か足下に注意が行ってしまうCM 二つでした。

iPhone4S

期待されたiPhoneの新モデル発表。噂されたiPhone5の発表はなく、マイナーアップデートされたiPhone4Sが発表されただけ。正直なところ、「がっかりだよ」っていう気分(笑)。iPhone4以前のユーザーの乗換や、KDDIからも10月14日から発売と言うことで、新規ユーザーは増えるだろうけど。これでSoftbankとしても、既存iPhoneユーザーがKDDIに乗り換える心配はかなり減ったんじゃないだろうか(をぃ)。でも、SoftbankでiPhoneを、と考えていたユーザーはかなりauに流れるかもしれませんね。いずれにしても、昨日はCEATECの話題がiPhone5で隠れてしまうかもなんて書いたけれど、それは無さそうですね。

iPhone5は無かったけれど、そろそろiPod touchを買い換えようかなぁ。iPod nanoをトレーニング用に揃えるのも良いかも。どうも、iPhone5の発表がなかった分、他のApple製品への物欲が刺激されてきたような木がします。実は、それがAppleの狙いだったりして... (ないない)

2011年10月4日

CEATEC JAPAN 2011

今日から土曜日まで、幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2011」。今年は、震災の影響で自然エネルギーとかエコシステムの話題が多いようですけど、個人的にはやはり情報関連デバイスとかそれに関係するサービス関係に興味があります。ただなぁ、日本時間の今日遅くにはiPhone5の発表が(多分)US S.F.であって、明日にはその話題で持ちきりになるだろうから、CEATECの話は霞んでしまいそう(これ)。

メディア向けの内覧会が昨日あったようで、たとえば日産の電気自動車を家庭内電源に使うシステムとか、幾つか展示品を紹介していましたが、ここ数年はそういう内容もインターネット経由である程度知ることが出来るので助かります。ちょっと前だと、会場に行ってパンフレットを貰わないとなかなか内容が分からなかったけれど、今は報道メディアもそうですが、主催者側が積極的にインターネットで発信してくれるので、助かります。勿論、画面上で見るだけよりは、やはり実際に言って実物に触れてみないと、本当のところは分からないですけどね。そういう意味でも、一日でも良いから言ってみたいところだけど、なかなか時間が取れなくて...CEATECの登録はしていて、毎年DMや申込のお知らせメールは来るんですが、どうもタイミングが悪いんですよね、この時期。天気予報では、水曜日・木曜日と天気が悪そうなので、金曜日・土曜日が混雑しそう。どうも、今年もインターネットで各展示品の様子を眺めて終わりそうです。エンジニア(の端くれ)としては、それではダメなんだけど...

REGZA Tablet

「タブレット」が、ここ最近のデジタルデバイスのキーワードになっていますが、東芝からも「REGZA Tablet」が登場。10"と7"の2モデルありますが、この7"モデル、興味をそそられますね。10"でも600gを切ってきて十分軽くて使いやすそうなんですが、7"モデルでも画面解像度は一緒(1280×800)なので、ならば小型でさらに軽い(約380g)こちらのほうが使い勝手は良さそう。惜しむらくは、7"モデルでせめて32GBモデル、出来れば64GBとか128GBモデルがあると、室内だけでなく外にも持ち出そうと思えるんだけど... 16GBでは、ちょっと厳しい気がします。

"Tablet"と聞くと、どうしてもベースとしてiPad/iPad2が浮かんでしまって、それとの差別化・差分がどうなるのかと気になってしまいます。ただ、私自身、良くも悪くも今のiPad/iPad2って、iPod touchがでかくなった物というイメージが未だにあって、それはそれで魅力的だけどタブレットデバイスの全てじゃないよねという気がしています。じゃぁ、本来のタブレットデバイスはどうあるべきなのか。「これ」と具体的に言えるものは無いんですが、少なくとも現在存在している映像系デバイスのサブセットというか、人間の視覚拡張見たいな存在がタブレットあるいはスレートと言うデバイスの将来像の一つではないかと思うんですよね。室内のテレビやパソコン、デジカメにビデオカメラ、さらには遠隔地にあるリモートカメラとか、これまで蓄積された映像データを、自分の手元のタブレットに呼び出して視聴する。言ってみれば、タブレットがそういった映像への「どこでも窓」になるというような感じかな。

「いゃ、そんなこと、今のパソコンだって出来るし、テレビだってネットワーク接続したら出来る」と言われそうだけど、技術的には確かにそう。でも、たとえばドラえもんの「どこでもドア」がドラえもんのポケットから取り出されて直ぐに使えるから「便利」と思うわけで、あのドアがサポート施設の都合でたとえば北海道の原野の中にしか作れない、と言う事になってしまうと、機能は確かに凄いけれど使い勝手は極端に悪くなってしまい魅力も半減。それと同じように「どこでも窓」も常に手元にある、いつでも電源オンで直ぐにアクセス出来る、という部分が本体の機能と同じくらい重要な気がします。だからこそ、個人的にはタブレットデバイスの軽量化と高解像度化は必須だと思うんですけどね。

2011年10月3日

有休消化計画

鬼のように忙しかった仕事の方も、やっと一息ついてきて、でもふと気がつけばもう10月秋の頃。結局夏休みは取れずじまいで、それはそれでまぁよいとして、困ったのが残りに残っている今年分の有給。航空会社のマイルのように持ち越しできれば良いけれど、年内に消化しないと行けない日数がまだまだ残っています。11月初めの飛び石連休1日(11月4日)と後半の飛び石連休は出かける予定で4日分休む予定ですが、それでも残りを12月最後にまとめて取ろうとすると、最後の三週間は冬休みにしないいけないような状態(流石にそれは顰蹙だけど)。12月最後の二週間を休みにするとして、残り何日かは今月・来月で消化しないと行けないけれど、うーんどうしよう。今月のどこかで、週末を利用してどこかに出かけようか、あるいは12月後半、まだ年末のハイシーズンになる前にまとめて出かけようか、思案中。出来れば、寒いし混雑する年末よりは、今のうちにこつこつEQMを稼いで、11月のNRT-IAD行きで来年のUA 1K確定をしたいところだけど。

年末は、運賃等も高くなり、また国内・国外でも混雑する時期ではありますが、やはりクリスマスの頃って飾り付けや街の雰囲気など、独特の物があって楽しいですよね。出来れば、この時期にどこかに出かけたいところだけど... その前に衝動的にどこかに出かけてしまいそう。

頑丈なパソコン

今朝のCX系「めざましテレビ」のコーナーで、PanasonicのTOUGHBOOKとASUSのEee Pad Transformerが登場して、タフネスさの検証をしていたけれど、ちょっとEee Padは可哀想でしたね。銃弾を打ち込まれていたから。実際に洗浄なんかで使われているTOUGHBOOKの方に、是非銃弾(と言っても、競技用の弾丸みたいだったけど)を打ち込んで、本来のタフさを照明して欲しかったところですけど。

実際に使う場合に、スキーのジャンプ台から落としたりとか、銃弾を撃ち込まれるような場面は殆ど無いと言って良いけれど、たとえばスキージャンプ台ではなく、階段の上から落として下まで転がり落ちた、とか、タブレットだから机の上に置いていた時に、手が滑って料理ののったお皿や鉄アレー(マテ)を落としてしまったとか、もっと現実的に起こりそうなシチュエーション(をぃ)で実証実験して欲しかったですよね。

ノートパソコンの強度は、たとえば10年くらい前の機種だと、都内の満員電車のラッシュ時に人圧で身体が押されて、その時に鞄の中に入れたノートパソコンが折れてしまった、液晶が割れてしまったなんて言うことが結構有って、そこからメーカー各社はそれに耐えられるくらいの強度を保たせるようになりましたが、今だとパソコンケースみたいなものがあるし、鞄にしてもパソコンを収納する事を前提にしている製品も多いですしね。その次くらいに多かったのが、机の上で使用している時に、ACアダプターのケーブルを引っかけてしまい、それでパソコンが机から床に落ちて壊れるパターン。Appleなんかは磁力式のコネクターにして、力が掛かると抜ける方式にしたけれど、最近では多くの会議室で机にACコンセントやアダプターを配置している場合が多いし、なんと言ってもバッテリー駆動時間が延びたので、結構バッテリーでそのまま一日使えると言う場合も増えましたしね。

そう考えると、暫く前には重要な課題だったパソコンの強度とか安全性みたいな部分は、勿論高いことは良いけれど、それによってTOUGHBOOKのように4kg近くなるのも困るし、そこまで追求するのはオーバースペックじゃない、という気も最近しています。Eee Padは画面にゴリラガラスを使用していますが、同じようにゴリラガラスを使っているThinkPad X1にしても、もしあのガラスが通常の物で有れば、多分もっと軽くなったはずで、実は画面強度よりもその方が個人的には非常に重要だったりします。人によっては画面をドライバーでつつかれるからゴリラガラスは必需品と思う人もいるかもしれないけれど(笑)、でも多くの場合そこまでの強度は必要ないだろうし。

これからクラウド中心の時代になっていくと、自分のデータは勿論、OSやHDD/SSDのイメージ自体もクラウドにバックアップされて、iPhone/iPodがiTunes経由でリストア出来るような感覚で、いつでもどこでも最新の状態をリカバリーできる時代になってくるんでしょう。そうなると、ノートパソコン/タブレットにしても、ある程度の堅牢性は必要だけど、実は壊れることや紛失することは余り重要ではなく、壊れたら直ぐに代替機に自分のデータを戻せばいいし、盗難にあってもその中にはハードウェア以外何もない状態だったり、と言う時代が直ぐに来るわけです。昔の自動車も、壊れないこと、堅牢性が重要だったけれど、有る時から内部の人間を守ること第一にして、わざと壊れてショックを吸収するような構造になりましたが、パソコンだって、中のHDDを守るためにわざと筐体が壊れて仕舞うことも有りじゃないかと思うんですよね。物損保険みたいな物と組み合わせて、本体が壊れてもデータが残っていれば、本体を安くあるいは無料で交換してくれるような保険と一緒に。あるいは、本当に強度が必要ならば、それこそ外部装甲を追加して幾らでも強度やセキュリティを確保できるようにすればいいわけだし。人間だって、暑ければ薄着になったり冷却剤を使用するし、寒くなれば厚着をしたり保温効果のある下着を使うわけで、そういうデザインがパソコン特にノートパソコンに生まれてもいいんじゃないか、と。そんなことを今朝のめざましテレビの特集を見ていて思ったりしました。

永久磁石の磁力を隠す

「永久」磁石(コバルト磁石)を極薄にして、そこに電圧をかけると、「永久」磁石の磁力が消える事を京都大学化学研究所のグループが発見したという記事。電流を流して磁気のON/OFFを作り、それで情報を記録する現在の磁気ヘッドに応用することで、省電力化が期待できるという話のようですが、磁気ヘッドだけでどの程度の省電力になるんでしょうね。HDDの場合、その磁気ヘッドのシークとか記録磁気体の円盤を回す方が電力消費が大きいように思うけれど。あと、コバルト磁石は強力だと思うけれど、記事にあるように250万分の1mmなんていう本当に薄い状態にした場合に、データ書き込みするだけの十分な磁力が得られるのかどうか。

それと、データ読み出しの時はどうするんだろう。従来の磁気ヘッドは、同一のヘッド部分で電流をかければ書き込み、磁性体面の磁力によって発生する電流で読み込みが出来るわけだけど、この新しい磁気ヘッドの場合、それが出来ませんよね。読み出し専用のヘッドとか作るんだろうか。電圧をかけて磁気特性が無くなると金属(導体)になるとのことなので、複合的な磁気ヘッドも作れそうな気がしますけどね。現在のHDDメーカー3社(WD、Seagate、東芝)のどこかで実用化するのかな。心情的には日本メーカーの東芝に頑張って欲しいけれど。ここはノートブックPC用の2.5"メインだから、省電力という意味でもメリットありますしね。

2011年10月2日

ハイビジョン化

10月1日からBSデジタルのチャンネルが倍増し、有料チャンネルも暫くは無料で放送されるので、ちょっと楽しみが増えた今月。実はBSもCSも、地元ケーブルTVで視聴している自分にとっては、あまり影響しない今回のチャンネル増加なんですが(だって、CSと同じなんだもん)、一つ嬉しかったのは、このBSデジタルの増加に合わせて、ケーブルTVの配信チャンネルでHD(ハイビジョン)チャンネルが増加したこと。昔はそれ程気にならなかったけれど、地デジになりハイビジョンで常に視聴するようになり、HDDレコーダーもハイビジョン対応の物を使い出すと、以前のアナログ放送レベルの解像度が苦痛になって... 特にスポーツ関係のチャンネルが殆ど全てHD化されたのは嬉しい限り。ただ、CNNjが未だにHD化されていないのが、残る不満か。ニュースチャンネルだから別にHD化しなくても良いのではと言われそうだけど、でもやっぱり色々特集なんかもあるし、HD画面で見たいですからね。もっとも、またあと10年もしたらさらに高画質画面やら裸眼での3Dチャンネル化なんていう事も言ってるんでしょうね。

高解像度化も嬉しいのですが、これまでのアナログ波からデジタル化されたことで、アナログ時台有ったようなノイズやゴーストが殆ど無い画面というのは、本当に一度見たらもう後戻りできない「価値」だと思います。BSデジタルのチャンネル増加で、コンテンツが追いつくのかという心配は有るけれど、それに対応するために既存のサービスが付加価値アップしていくのは、有りがたい恩恵だと思います。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

いつものように横浜駅前のSheratonに宿泊。この日はいつも使う法人レートよりもさらに安い価格で予約していましたが、レギュラーフロアーながら広いデラックスツインのお部屋にアップグレード。部屋が広いのは良いんですが、ベッドが狭いのがねぇ... (笑)。案の定、この日は寝返りを打ったときにベッドから落ちそうになって目が覚めること二度三度。

この日は珍しく、夕食をホテル外に出かけることに。少しは横浜周辺のお店開拓でもしようかと、色々と食べログで探してみて、ホテル近くでよさげなお店に行ってみたんですが、これがどうも今一つというか、何というか... 味だけでなく、案内されて座ったカウンターの真ん中有りの席。お店は新しいビルの中にまだ新しい雰囲気なのに、何故かその席の床が緩くて、後を人が歩くたびに少し沈むんですよ、座っているイスが。何か落ち着かなくて、一時間もしないうちに出てきてしまいました。、
このお部屋、構造上の理由だろうけど、トイレが別になっているんですが、便座と前の壁の距離が短くて使いづらいこと。さらにドアがうち開きになっていて、はいる時も出る時も身体が邪魔になり開け閉めが大変。このタイプのお部屋には何度か宿泊していますが、毎回トイレが落ち着かないというか、出来れば部屋の反対側にあるクローゼットと二つ目の洗面台のスペースを止めてトイレにして欲しいくらい。それにトイレ内には手を洗うスペースが無いから、用を足した後に外に出て後のバスルームに入り手を洗ってから出てくると言う二度手間が何とも面倒で。

部屋は広いんだけど、自分にとってはちょっと落ち着かない感じのタイプの部屋ですね、ここは。

2011年10月1日

塩味

ここの所外食する機会が何度かあったんですが、どうも塩辛い物にばかり当たってしまいます。先日は、横浜駅の近くで食べログでよさげなお店を見つけて入ってみました。で、メニューを見たら「のどぐろの炭火焼き」なんていうその日のお勧め品が。おお、のどぐろなんて久しぶりだなと思い、かなりよいお値段でしたがこれをオーダー。暫くして出てきたのは、25cm位ののどぐろの半身を焼いた物。で、まずはお腹の辺りを一口分むしって食べてみたところ... めちゃくちゃ塩辛い。塩をそのまま食べたような感じです。一口で一日の塩分摂取量を軽くオーバーするような塩辛さ。最初は、間違って飾り塩のところを食べてしまったのかと思ったんですが、別の場所を食べても塩辛い。かろうじて、身だけ食べるとそれ程塩辛くないので、どうもかなり強く皮に塩を振って有るみたい。というか、塩を練り込んでいるんじゃないかと思うくらいの塩辛さ。これが普通の魚だったら、もう一口で止めるところですけど、なんと言っても高級なのどぐろなので、丁度付け合わせで沢山の大根おろしがのっていたので、これで中和しながら食べたけれど、ご飯のおかずにしても塩辛すぎる味付け。のどぐろなんて、淡泊な白身が美味しいのに、何であんなにきつくするのか理解出来ない調理でした。

また別の日、今度は浜松での事。飲んでいたときに、お摘み代わりに魚のソテーを頼みました。ソテーと付け合わせにエビとかホタテとか、あと焼き野菜なんかもついた料理。魚にはトマトベースと思われる赤いソースが掛かっていました。で、このソースがまたまた塩辛い。のどぐろの時程酷くはないけれど、このソースを3~4倍にトマトソースで伸ばしても十分だなと思うくらいの塩辛さ。そこそこ有名なお店なのに、この塩辛さは無いよなと言う味付け。

たまたま塩辛いケースが続いただけかもしれないけれど、やや高血圧気味の自分の血圧を、もっと押し上げようという密かな陰謀が世の中で生まれているのかと半分冗談で疑ってしまう出来事です(笑)。

待合室居酒屋

「金曜日の新幹線シリーズ」番外編。木曜日に用事が発生してしまい、一日早く上京することに。午後少し早めに駅に出て、新幹線待合室のワイヤレスを使って仕事をしようかとセットアップ。待合室の奥には、コンセントのあるコーナーがあるんですが、結構混雑しています。空いている席に座り仕事を始めると、隣の男性氏のキー入力の音がやけに気になります。何かキーボードに怒りをぶつけるかのように「カチャカチャカチャ、ピシピシ、カチャカチャ...」と回りに響き渡る音。まあ打ち方も激しいけれど、キーボード自体が安っぽいプラスチック製なのか、音が響く感じ。どこのパソコンだとロゴを見たら、某D社さんで納得したけれど(笑)。で、この男性氏何やら飲みながら仕事をしている男性。見るとも無しに見ると、サントリーの水割り缶を飲みながらお仕事中の様子。午後とは言え、まだ夕方のハッピーアワーには少し早い時間帯ですけど、まぁ仕事が終わってこれから変えるだけなのかなと、飲みたくなる気持ちも分からないでもない。アルコールも手伝って、キー入力に力が入っているんだろうか。暫くするとこの男性氏、席を外してどこかに行きます。トイレかな、と思ったら、お代わりの利水割り缶を保って戻ってきました(笑)。この後、ますますキー入力の音が大きくなったことは言うまでもありません。ちらっと顔を見たら、結構良い色になっていたので、これが2杯目じゃないかもしれない。直ぐ横には売店もあって、お摘みも売っていますし、トイレも横にあるから、新幹線を待つ間に一杯やるにはいいかも。でも、くれぐれも飲みすぎには注意ですね。