2011年9月30日

BSデジタル増殖

明日10月1日から、BSデジタル放送のチャンネルが、これまでの12チャンネルから倍増して24チャンネルになります。とはいっても、ほとんどが有料チャンネルでしかもCS放送からの移行だから、正直なところ新鮮みは感じません。それと、すでに無料チャンネルでNHKや民放チャンネルが放送していますから、そこからわざわざ有料チャンネルを見ようという人がどれだけいるのか。もっとも、CSの契約をしなくて良い分、BSで映画とか視聴しようかと思う人も多少はいるのかもしれませんけど。しばらく無料放送を続けるチャンネルもありますが、それが終わったときにどれだけの人が契約を継続していくのか。大体、今のBSデジタルにしても、テレビショッピングか韓流ドラマばかりでつまらないということもあるし。

NFL専用チャンネルとか、カレッジフットボール専用チャンネルなんて出来ないだろうか(笑)。 NFLとかカレッジフットボールなどは、有料ですけど今はインターネットで視聴できますからね。コンテンツとして魅力あるものは、どんどん「放送」という枠から飛び出してくるんだろうな。

Softbank 4G

Softbankが発表した「Softbank 4G」。下りが110Mbpsと、現在の高速データ通信(WiMAXやXi)の倍以上というスペックですけど、なんと言ってもSoftbankだからなぁ(マテ)。それに、カバー率もこれから全国展開するわけですしね。「そっちをする前に、今の3Gを何とかしろよ」というSoftbankユーザーの声が聞こえるようで。さらに言えば、噂段階ではあるけれど、auからiPhone5が出てきたら、これまでのユーザーも結構auに乗り換えると思われるので、新規投資も難しくなるだろうし。

なんと言っても、太陽電池が自然エネルギーだと、これからお金がどんどん出ていくようなビジネスにも手をだしているわけですし。ただ、今の3G回線はどこも厳しくなっているし、それと逆にコンテンツのサイズはどんどん肥大化していくわけですから、通信各社の努力は勿論ですけど、バックボーンの拡大にも、もう少し国としても力を入れて欲しいですよね。それと、今回のような災害対策にもなるでしょうから、バックボーンの多重化も。速くなるとともに、太くして可用性と信頼性アップを目指して欲しいです。

Kindle Fire

Amazonが発表した"Kindle Fire"。サイズ的にも機能的にも、そして価格的にもちょっと興味をそそられる製品。電子ブックリーダーと言うよりは、家庭内で気軽にブラウジング出来る情報端末として使えそう。11月15日から発売開始ということですが、その後にUSに行く予定を立てているので、向こうで購入してこようかしらん。ところで、このKindle Fireには"Silk"と呼ぶ専用ブラウザーが入っていて、表示機能を端末側だけで処理するのではなく、クラウド側(EC2)で処理することで高速化を図るようですけど、これまでのProxy Serverとかとどれくらい違うのか。あと、アクセスがそこに集中するわけだから、どれだけ負荷分散してパフォーマンスを上げるのか。まぁ、Amazonだからそれなりの技術もあるだろうけど。

このKindle Fireの発表を見て思ったんですが、アクセスするデータや環境によって、複数のタブレットデバイスがあってもいいかな、と。例えば家庭内ではこのKindle Fire、仕事ではiPad2、個人旅行などプライベートで使う場合には、別のタブレット、とか。その分、価格も下がらないと困るけれど、TPOに応じて鞄を変えるような感じで、お出かけするときのタブレットも変更したりして。携帯電話でも、複数持ち歩く人も居るけれど、タブレットの場合もそんな時代が来るかも。

2011年9月29日

日本で作る意味

NEC米沢事業所のルポ記事。パソコンに限らず、人件費の高い日本で製造業を続けるには、ジャストインタイムで在庫を極力減らしてコスト削減し、さらにはセル方式で多品種少量生産対応と高品質製造を両立することが、どの業種でもマストみたいな感じですよね。10年前位までなら、まだ高品質・高価格商品は日本で、廉価製品・低コスト製品は中国で、という棲み分けがあったけれど、最近では中国での品質も上がってきているし、人件費はかなりアップしてきているけれど、それでも日本と比べたらまだまだ安いのと、物量作戦でとにかく人の投入は出来ますからね。でも、昔だと上海とか天津とか、大都市近郊でも安い人材が集まったけれど、最近ではかなり内陸部に入らないとどうしようもなくなってきたというか、それすらも厳しくなってきたと聞きますから、中国で安く製造してという話もだんだん難しくなってきたように感じます。その分、枯れられも高付加価値製品にシフトして利益を上げたいだろうから、となる途端に作業者としてのリソースだけでなく高学歴高技術力を持った人材が今度はどんどん登場してきて、ますます日本を脅かす存在になるかも。まぁ、日本の存在意義を考えると、そうなる前にさらに何ステップも高いレベルの製品をその時までに物にしていくという、競争に勝ち抜く気概が無いと困るんだけど。

携帯電話や家電製品でよく言われる、日本の製品は過剰品質・過剰機能と言われて、だからそこそこの機能で安い韓国製品や中国製品に今は駆逐されているという話を聞きます。それはそれで正しい部分もあると思うけれど、最近の中国での列車事故等に見るような、「初めに製品ありき」というモードになってしまったら、やっぱり拙いと思うんですよね。高品質にはそれなりのコストが必要だし、過剰機能と言われてもやっぱり必要な機能は残して欲しいし、それはユーザーの我が儘にどれだけおつきあいしていくかという、企業努力でもあると思うんです。そういう部分は日本製品の「拘り」として、これからも残して欲しいなぁ。ある意味海外から"HEN-TAI"と言われるくらいの熱意と努力で(笑)。

旅客機の宙返り

先月浜松沖上空で発生した、全日空機(ANK)の急降下事故。実際には墜落状態でほぼ反転状態になり、しかもその間に進行方向も逆転していたという、何とも凄い状態だったことが発表されましたね。我々が飛行機の宙返りやアクロバット飛行を目にする機会というと、自衛隊などの航空ショー位ですけど、あれは機動性を追求補強した戦闘機・専門の機体だからできるのであって、旅客機の場合ある程度の急降下は想定しているだろうけど、背面飛行までは想定してないだろうなぁ。よく機体構造が保ったものですよねぇ。

落下しつつ反転したので、どうも乗客は座席に押さえつけられていて怪我が少なかったようだけど、それにしても不幸中の幸いだと思う反面、あれだけフェイルセーフを考えているはずの飛行機で、たかがスイッチ操作の一つを間違えただけでこれだけの影響があるのか、それもシステム上どうだろうかとも感じるけれど。

これが大事故になっていたらまた違う判断もあるだろうけれど、幸いにも大事には至らなかったわけで、この経験を是非将来の研修とか対策に繋げて欲しいですよね。

FeliCa内蔵腕時計

大日本印刷と和工が共同でFeliCaチップ搭載の腕時計を製品化したという記事。携帯電話内蔵FeliCaは、もう自分にとって手放せない日々の生活ツールになっているけれど、持ち運びについてはちょっと忘れたりと言うことがあったり、駅でSuicaタッチする時に左側のポケットとか後のポケットに入っていたりすると、改札口の前でドタバタしたりすることもあり、ちょっと使い勝手が悪いかなと感じることも。腕時計タイプだと、そういう心配は改善されるかなと思う反面、たとえばJR東日本のSuica改札のタッチセンサー部分は右側にあるけれど、自分は腕時計を左腕にするから使いにくいだろうなぁ... 後、この弩パープルなカラーリングやデザインは何とか出来ないものだろうか(笑)。

大日本印刷は、リストバンドタイプ(Smart-Jacket)とかタグタイプの物をすでに発表しているけれど、腕時計バンド内蔵タイプなんてあれば、時計本体部分は何でも構わないから応用範囲は広がりそう。後、タッチする動作を考えると、右手の小指の下辺りにFeliCaがあるとセンサーに当てやすい気がするので、その辺りにバンドタイプでも組めるといいかも。

今でもあるのかな、部分カツラのベース部分で皮膚に密着する透明なフィルムみたいな物があったけど、あれにFeliCaを内蔵して、手首部分に貼り付けてしまうなんて事もそのうち可能になるかも。電源は、体内電流か太陽電池か。体内埋め込み式にして、個人認証機能も含めて使うなんて言うのも、ある意味便利かも。それこそ、身体一つでどこかに出かけても交通機関や買い物なんかが出来るから。まぁ、今後はFeliCaもNFCに変わるんだろうけど、小型化と組み込み技術が進歩していくといろいろと面白い事が出来そう。

2011年9月28日

新聴覚スマートフォン

KDDIと京セラが開発した、耳栓やヘッドホンをしたままでも音が聞こえるデバイス。最初記事を読んだときには、骨伝導デバイスの薄型・小型化した物を開発したのかと思ったんですが、別の原理なんですね。通常の聴音機能のように、外耳道を音声振動が伝搬して鼓膜に届くのではなく、その周りの人体に振動を伝えて鼓膜に音振動をと遂げるというシステム。言ってみれば、パイパス機能を使って音を鼓膜に届けるような仕組みなので、本線上(外耳道)に障害物があっても問題無いということらしい。

ちょっと凄いとも思うのは、その振動を伝える素子が、僅か0.6mmの物で小型化可能なものということ。スマートフォン用のスピーカー代用品でもいいけれど、もっといろいろ実用範囲が広がりそうですね。たとえば、耳栓を必要とするような五月蠅い場所でのコミュニケーション用としてもいいだろうし、音漏れしたくない場面で使うと言うことも可能かも。たとえば、シート上で耳の回りに貼り付けるようなイヤホンが出来れば、アナウンサーとかSPとか、目立たない格好で確実に指示を受け取ることも出来るようになるだろうし。補聴器なんかに利用出来れば、さらに便利かも。骨伝導スピーカーも便利そうと思ったけれど、変換効率とか音声品質の点ではこっちの方が有利なんだろうか。ちょっと興味の沸くデバイスです。あぁ、CEATEC、行きたいなぁ...

フェイルセーフ

中国上海で起こった地下鉄の衝突事故。事故の原因は信号機故障だったようですが、さらに問題なのはその信号機システムは先日の高速鉄道事故の原因と言われている信号機システムを造ったのと同じメーカーだということ。そうでなくても不信感が高まっている中国国内の国民感情が、さらに沸騰しそうですね。

交通システムに置いて、列車制御を司る信号機システムは根幹の一つだと思うので、それに問題がある事も拙いけれど、そういうシステムが仮に不具合発生しても、深刻な事故が発生しないような、言ってみれば「フェイルセーフ」の仕掛けはなかったのか、それが不思議。私は鉄分が多い方じゃないので詳細は知りませんが、日本の鉄道システム、新幹線から地下鉄や私鉄まで、基本的な考え方は、同じ方向の線路上には、一定の距離毎に区画が設定されていて、一度に一つの区画に2台以上の列車が進入しないように管理されていると言うこと。これにより、どんな場合でも衝突の危険性が回避されるわけですが、少なくともそういう仕組みは無かったのか、上海の地下鉄事故はちょっと不思議です。ATS(自動列車制御装置)が無かったのか、ここにも問題があったのか。色々問題はあるとは言え、中国と言えばそれなりの大国だし、こういったシステム開発についても近年力を付けている国の、一番の経済発展地区である上海での事故だけに、今後の影響も大きそう。

事故にも驚いたけれど、その4時間半後には通常運転を再開しているというのはさらにビックリ。日本で同じような事故が発生したら、少なくとも数日間は運行停止をして事故原因の調査をするでしょうしね。今回の地下鉄も、先日の高速鉄道事故も、上海万博やオリンピックに間に合わせるために、突貫工事で造られた新しいものだそうで、だからこそ新しいけれど信頼性は低いのかも。中国に行く機会は、公私ともに少ないとは思うけれど、ちょっと利用を躊躇しそうですね。

B787 ANA初号機

長く長く長く待たされた、Boeing 787。やっと初号機であるANAの一番機が納入されます。来月には、香港へのチャーターフライトを皮切りに国内線に投入されて、さらには欧州線にも来年には投入されますが、暫くはマイラーで満席だろうなぁ(笑)。

日本の素材・部品メーカーも多く参加していて、B787の好調はそれら国内メーカーの業績アップにも繋がるだけに、現在の月産2.5機体制を2年後迄待たずに早く月産10機体制にして欲しいですね。そうなれば、自分も搭乗する機会に早く恵まれるだろうし。羽田発のフランクフルト線に投入されたら、一度試しに乗ってみようかしら。数年後にはUAにも導入されるから、それまで待っても良いんだけど、その頃にはもう飛んでいないかもしれないし...

2011年9月27日

au、秋モデル

auが発表した秋モデルは、スマートフォン中心の内容。流石に、直前に話題になったiPhone5は「ノーコメント」だったようですが、日本の携帯市場は年内には反芻がスマホが占め、かつ出荷台数もパソコンをスマホが追い抜くというちょっと衝撃的な話も。

個人的には、富士通東芝モバイルの「ARROWS Z」が内容的に気になる機種で、これなら衝動買いしちゃうかも、と少し揺れています(笑)。でもなぁ、10月初旬と噂されているiPhon5の発表次第ではそっちに転ぶかもしれないし。ただ、iPhone5が幾ら魅力的な機種でも、FeliCaが使えないと移行は出来ないわけで、となると、このauのARROWSか、docomoのスマホでワンクッション置くのも良いかも。もっとも、携帯電話も使用データ量が比較的に大きくなるスマホの場合は、本体使用だけでなく、契約料金も影響が大きいので、そっちも心配しないと。たとえばこのARROWSの場合、WiMAXもWi-Fiも入っていて、テザリング機能も付いているので、こっちで上手く契約するとPC側でのWiMAX契約が不要になります。その当たり、どの程度の差が生まれるのか、ちょっと気になりますね。

それと、今回の発表記事をざっと見た中では、この機種のみが高解像度のモデル(1280×720)なので、自分が一番使うであろうインターネット上のサイトアクセスにも便利そうだし。下手なパソコン程度の解像度があるわけですからね。そうなると、月額+525円で契約できる「+WiMAX」もそれなりに魅力的だし。自宅近くのショッピングセンターには、携帯三社のショップが入っているので、今度見に行ってこようかしら。

季節の変わり目

台風15号が浜松上空を通過した後、連休となった金曜日、土曜日と比較的暑い日が戻ってきました。でも、流石にもう「秋」の声が聞こえる季節。朝晩の冷え込みは結構厳しくて、慌てて土曜日に仕舞っていた上掛け布団を出して使い出したところ、急に日曜日位から寒くなり、昨日月曜日は浜松の最高気温は20度位と一気に下がってきました。流石にまだ暖房を入れるほどではないけれど、この夏は控えめ控えめに使っていたエアコンも、そろそろお役ご免のシーズン(うちは、冷房にしか使わないから)かなと言うことで、昨日は一日送風モードにして内部乾燥につとめていました。最も、また10月とかには小春日和の日が何日か会って、ちょっとエアコンを入れてみるなんて言うこともあるかもしれないけれど。

仕事柄USのカレンダーで動くことが多いので、9月も終わり頃になると、「来月10月はもうハロウィーンか」「11月は感謝祭か」「12月はクリスマスか」と、どちらかというとお正月までは日本よりもアメリカの祝日が毎月頭に浮かび、今年ももう終わりだよなぁと感慨にふけってしまうのが、毎年9月終盤のお約束。いゃ、ほんと2011年も後四半期・3ヶ月で終わりなんですよね。つい先日、お正月が来て、震災があって、暑い夏が来て、と毎度のことだけどビデオを早送りしているような雰囲気です。

これから年末にかけて、毎年同様に仕事の追い込みがあって、毎月USがお休みに入ったりしてその度に「一回休み」になり、でやっと何とか年内に片を付けてやれやれと新年を迎えると、また振り出しに戻って一年が始まるという、考えてみるとこれって無限ループにはまっているような... 人は記憶に残るイベントが増えると、長く感じ、記憶に残らない時間があるとスキップしてしまい短く感じるので、大人になるにつれてどんどん時間経過が早く感じられるそうですが、少しはゆっくりした時間を作らないと「新年-年末-新年-年末」の単純ループで終わってしまいそう。だからこそ、夏休みを何とか年内に取らないと(笑)。そりゃ、冬休みになるだろうと突っ込まれそうだけど。

2011年9月26日

単身赴任

とある会社に勤めている弟が、この連休に帰省。で、この11月からタイのバンコクに単身赴任することになったという話。今年に入って、何度も出張していたんですが、向こうの企業との合弁会社での仕事のため暫く常駐する事になったようで、すでにアパートなどの契約も済ませて後は引っ越しするだけらしい。大学生二人に高校生一人の三人の子供がいるので、さすがに家族で行くわけにも行かず、一人単身赴任になるんですが、これまでも国内で単身赴任をしていたことが数年会ったので、残る家族は「五月蠅い親父がいなくて清々する」と思っているだろう、と(笑)。

毎月のように、多いときは月に2度3度とバンコクに通ったこともあるという話は聞いていたので、マイラーの自分としては気になる「かなりマイルも溜まったろう?」と水を向けると、「そうそう、スターアライアンスのゴールド会員になったよぉ」と嬉しそうに言う様子が初々しい(笑)。ANAに付けてるのかと聞くとそうだと言うんですが、彼の場合それなりのポジションなので、確か以前聞いた話ではビジネスクラスが使えるという話。それなら、もうAMCのDiamond位行ってるだろうと思ったんですが、どうももうちょっと足りない位の状態らしい。場合によっては、今年もう少し頑張って飛んでAMCのDiamond なると、来年の出張が楽だよと教えてあげようかと思ったんですが、まぁ来年は単身赴任で逆にそれ程戻ってくるチャンスは無いだろうからいいか(笑)。

仕事をしていると、海外へ長期滞在して向こうで仕事をするというのも一つの目標何ですが、FFPになってしまうと、それよりは短期出張が何度もある方がありがたいですよね。そう言えば、仕事ではもう6年くらい出張してないなぁ。この年末くらいに仕事で海外出張、入らないだろうか。そんな悪巧みをふと考えてしまいました。

スペースポートシズオカ

地元紙の記事から、静岡空港をスペースポート(宇宙基地)にして活性化を、というちょっと荒唐無稽とも思える話。とはいえ、昔よく読んだSF小説の挿絵で日本のスペースポートの場面は、必ずと言って良いほど富士山の麓に造られていて、必ずと言って良いほど富士山を背景にロケットが飛び出す画が使われていましたが(銭湯の富士山の画みたいなものか)、確かに画になる光景ではありますね。ただ、今の静岡空港は山のてっぺんを削って造ってあるから、あそこにロケット発射場までは狭くて無理だろうなぁ。だいたい周辺の茶畑農家がうんとは言わないだろうし。

それよりも、こちらの記事にある防災拠点としての整備の方がまだ良いかもしれませんね。私も時々空港に行ったときに、まだ土地が余っているなぁといつも感じていましたが、非常食や備品の備蓄基地なんかを作っても良いかも。 上に建物を伸ばせないので、地中深く掘り下げるというのも有りかもしれませんね。その分、たとえば空調費が節減できるとか。防災設備にあわせて、大規模な病院や治療施設が出来ると本当は良いのかもしれませんね。通常は地元の拠点病院として機能し、非常時には空港から被災者を直接受け入れられるように。周辺道路の設備が必要だとは思うけれど、東名・第二東名からのアクセスもメリットだろうし。個人的には、国内最大規模のアウトレットモールが出来て欲しいところだけど(笑)。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

休みの日だというのに、急遽仕事のために横浜へ。翌日は朝一で試合があったので、必然的に現地宿泊に。これまで色々なホテルを予約してきましたが、当日の、しかもお昼頃に予約を入れるなんていうぎりぎりなタイミングは初めて。連休の初日なので空き部屋があるかと心配だったんですが、運良くこの日はいつも使う法人レートも空いていて助かりました。

アサインされたのは、 ツインの広めのお部屋。チェックインが早かったので、少し部屋で仕事の整理をした後、久しぶりに横浜駅周辺をノンビリ散歩。のつもりが、東口周辺のそごうデパートは凄い混雑でびっくり。不況とかデフレとか言われていて、デパートなんかその影響をもろに受けているはずなのに、どのフロアーも人人人の波。まだ夕食時には少し早い夕方の時刻でしたが、レストラン街も混雑していて、仕方なく西口に戻り、横浜髙島屋のレストラン街で夕食をとり、その後はホテルのパーで少しアルコール注入。
 部屋に戻ると、まだ20:00前で、いつもならこれからの時間帯ですが、明日も早いので少しメールチェックをしてから早めに就寝することに。

翌日目が覚めてまだくらいので、「あれ? まだ夜明け前?」とか思い目覚まし時計を見ると、もう朝になっているんですが、暗いまま。「拙い、今日は雨か」と焦ったんですが(編めようの装備を持ってきてなかったから)、何のことはない、遮光カーテンが閉まっていただけで、カーテンを開くと曇り空だけど雨の素振りもない空が広がっていて一安心。ちょっと焦って、多分血圧が+10位アップした朝でした。

2011年9月25日

iPad用キーボード

最近では街でiPadを使っている人も多く見るんですが、ざっくりとした感じでは半分くらいの人がブラウザーとして使っている感じで、残り半分くらいの人がメールとかを中心に軽量版PCみたいな使い方をしている感じを受けます。この記事では、そんな後者のユーザー用のハードカバー兼外付けキーボードの商品紹介をしています。

キーボードを使う人は、1)内蔵のソフトウェアキーボード、2) iPad本体と一体化して使うキーボード、3)外付けワイヤレス(Bluetooh含む)キーボード、の3パターンがあります。1) の場合画面の表示領域がキーボードで半減するのと、キーボードの位置と画面の一が同じ場所にあるので表示が見にくいという欠点があります。2) は今のモバイルPCに近い形になるんだけど、iPadの画面に合わせたキーボードサイズになるので、やや小さいものになってしまい、打ちづらい印象があります。可搬性は良いんですけどね。で、3) の場合は一番生産効率が良さそうだけど、やはりiPadの画面が小さいので見ながら入力となるとちょっと不便。結局、2) とか3) の方法を使うならは、MacユーザーならMacBook Airとか使った方が遙かに便利だろうし、自分にしても今メインで使っているモバイルPC ThinkPad X201sは1.2kgなので、わざわざiPadに切り替える理由も見つからないし。

ただ、今はiPad意外にも色々なメーカーから色々な種類のタブレットが登場していますから、必ず外付けキーボードはこれから注目されると思うんですよね。その時個人的に思うのは「シートキーボーどゃだめなのか?」と言うこと。タブレットを使う場合、まずは軽量化が一番だと思うんですよね。それと、確かに色々なことが出来ることに越したことはないけれど、「必要十分」な程度の能力・機能という落としどころも重要だと思います。たとえば、モバイルでもデスクトップでもPCでする作業量を100と仮定すると、今のiPadやタブレットの場合、個人的に思うのは10位かなということ。これを、半分は無理とても30~40位の度合いまでアップ出来れば、結構魅力的だと思うんですよね。その中で、それなりの分量の入力作業が必要になる仕事の割合って、多分2~3割程度じゃないでしょうか。そういう条件なら、今のストロークタイプのキーボードで無くても、とにかく可搬性を追求したシートキーボードでも十分だと思うんですよね。そうすれば、電源はタブレットから供給させて、キーボード部分は画面保護も兼ねたものにする。

タブレットというのは、新しいセグメントの商品何だから、今のモバイルPCの延長で考えるのではなく、もっと最初にタブレットありき、可搬性優先、トレードオフ要検討、みたいな考えからシステムデザインを考えても良いんじゃないかと思うんですよね。iPadが最初に登場した時にヒットしたのは、MacOSの走る小型デバイスではなく、MacBookとか違う携帯デバイスとして最初から割り切ったところが、結果的に携帯デバイスとしての魅力を盛り込むことが出来る理由になったからだと思います。勿論、iPadを使うには外付けのPCが必要という中途半端な設定もあるけれど、でもパソコンではなく「iPadなんだ」という割り切り具合はAppleなんだなという意識を強く感じます。それなのに、再びモバイルPCに回帰しようとするのは、それってちょっと変ではないだろうかと、 こういうオプション類を見る旅に感じるんですけどね。

勝つには勝ったけれど...

朝晩はかなり寒くなったけれど、昼間はまだまだ暑い日が続くこの連休。この日も、試合が始まる頃にはしっかりじりじりと太陽の光が射たいくらいの日差しに。

ファーストシリーズは、ちょっと物足りない部分もあったけれど、一応シリーズとしてTDを獲得して、さてこれから... と思ったものの、今ひとつ迫力というか気力が感じられないシリーズが続き、2TD/1FGという物足りなさ。

逆に後半に入ると相手のパスが通るようになり、あれよあれよという間に20-14と逆転負けを覚悟するような場面にまで追い込まれてしまいます。このまま時間を使われて逆転されると拙いなと、正直負けも意識した時に、まだまだフットボールの神様は見放していなかったのか、レシーバーが弾いたパスをインターセプト。時間も少なく、2TDが必須だった相手チームは、"Hurry-up Offense"をしてきたんですが、どうも練習不足・経験不足からパッシングオフェンスの精度がまだ十分でなかったのが幸いした感じ。インターセプトから、もう1TDを追加してダメ押しして試合終了。結果オーライと言いたいところだけれど、とても喜べる内容じゃなかったですね。次の試合まで暫く時間があるので、もっと覇気のあるチームに今からでも遅くないのでなって欲しいですね。でないと、次はぼろ負けになりそう...

2011年9月24日

よく通る声

祝日なのに、何故か恒例の「金曜日の新幹線シリーズ」。ここのところ、いろいろ障害(問題、トラブル、その他)発生で予定通り仕事が進まない(進められない)日が続き、ストレスも溜まりっぱなし。木曜日にも仕事が片付かず、諸般の事情で金曜日に会社に出かけることに急遽金曜日の朝決定。本当は土曜日の試合にだけ出かける予定だったのが、二日続けて日帰り工程はきついので、金曜日の宿も急遽予約して、本当ならば身一つで出かけられるところがカメラとか着替えとか大きな荷物とともに出発です。

連休の初日ということで、新幹線は満席状態。何とか席を確保して座っていると、気になる声が。私の一つ後ろ、通路を挟んだ斜めの席に、男性二人組か座っています。一人は私と同じくらいの年齢、もう一人は70代後半かな、その二人がなにやら仕事関係? と思われる話をしています。若い男性の声はそれほどでもないのだけれど、もう一人の人の声が何故かよく響くし、少し大きな声なんですよね。内容まではよく分からないけれど、浜松から新横浜でずーーーっと二人で話しをしていて、これが気になる気になる。普通だったら、とっととiPodを使ってノイズ遮断するんですが、こういうときに限って持ってきてないんですよねぇ orz 新幹線の中で話しをするなとは言わないけれど、前後左右には他人が座っているわけですから、あまりプライベートな話とか仕事の話とかしない方が良いと思うし、多少は声の大きさも配慮してくれるとありがたいんですけどね。もっともこれまでの経験上最強なのは、関西のおばちゃん軍団だけど。 なんか、これから処理しないといけない仕事で憂鬱なのに、さらに気分を落としてくれるような新幹線車内でした。

光速を越えるもの

この世の中で「絶対」と言うことは多くはないけれど、それでも「絶対」と言える事柄の一つが「光速を超える物はない」という相対性理論上の話。ところが、高速を越えるニュートリノが発見されたという記事。ただ、確定したわけではなく、これから検証をしないといけないようですが、でも「超えた」とはいえ、光速を0.0025%超えた程度ということで、やっぱり個人的には誤差の範囲かなという気もします。それでも、専門家が3年間で15,000回以上も観測した結果ということなので、そう言う誤差なども排除された結果の結論だと思うけれど。

仮にこの結果が正しいとすると、これまで物理学の根底だった光より早い物は存在しないという話がひっくりかえるわけで、そうなるとまた新しい物理学が構築されるんだろうか。いよいよワープ航法誕生のきっかけか? 等とワクテカしているのは、トレッキー位なもんだろうけど。なんと言っても、ニュートリノという特殊な物質の話だから、それがそのままロケットだとかに応用出来るとは限らないでしょうしね。しかも、よほどのエネルギーが無いとニュートリノですら飛ばないわけだから、それを何トンもあるような宇宙船にまで拡大しようとすると、全地球規模のエネルギーが必要になるかもしれないし。

実際に観測した研究者の中でも結論に対して懐疑的な人もいるそうで、第三者による観測を得るためにもあえて発表したと記事には書かれていますが、是非本当にニュートリノは光速よりも早いのか、あるいはやはり光よりも速いものは存在しないのか、是非結論を出して欲しいところです。個人的には、光を超えるものが存在して欲しいけれど。

2011年9月23日

iPhone5 by au

昨日大きく取り上げられた、au(KDDI)がiPhone5を発売するというニュース。同じ方式を利用しているUS VerizonがiPhoneの発売を言われるようになり、同じ方式を使用しているauも、という話も出ていたので、それ程驚きはしなかったけれど。料金設定とかどうなるか不明だけど、仮にauもiPhoneを扱うとすれば、最も有利なのは接続状態がSoftbankよりも良くなることが期待されることでしょうね。端末の機能はほぼ同じ、利用料金も同じとなれば、Softbankユーザー一番の不満である繋がりにくさが多分少ないauに乗り換える人も多いかも。iPhone4以前の機種をまだ使っている人は、これを機会に乗換なんて予定するかもしれませんね。

ただ、対するSoftbankは多分徹底的に低料金で勝負を仕掛けてくるでしょうから、それにauが対抗出来るのか、という不安はありますしね。USでも、繋がりにくいAT&Tとの契約を嫌がってiPhoneをずっと待っていたユーザーが結構いるという話も聞くし。自分も、もしauがiPhone5を扱うようになり、iPhone5の機能がそこそこ魅力的だったら、今のdocomoの携帯から乗換なんて言うことも考えるかも。少なくともFeliCa対応してくれたら後は多少難ありでも我慢するんだけど(笑)。

事前に契約内容が漏洩する事を極度に嫌うAppleだけに、この後どうなるか分からない部分もあるけれど。

2012 MileagePlus

来年度からの新しい"MileagePlus Program"が発表されました。名称の変更とか細かな部分は置いとくとして、まずはContinentalのOnePass Plemium相当の"Premier Platinum"が追加されたことですね。で、これまでの1Kと、このPlatinumの差は何か気になるところで、Benefitのリストを観てみると、Regional Upgradeはあるけれど、SWU(来年からは"Global Premier Upgrades")は無いということらしい。と言う事で、来年もEQM 10万マイル目指して頑張らないといけないと言うことですね。それと、Regional Upgradeは、今年は1万マイル/1Qで2枚もらえましたが、来年はこれも無くなるのかな? そうすると、75,000マイルで2枚で、以後25,000マイル毎に2枚なので、1K達成しても4枚と、今の8枚から減ってしまいます。となると、今年の4Qに出来るだけ飛んで、1万マイル/1Qのクリアーと、1K達成でもう4枚、合計6枚は何とか死守しないと、来年の国内線移動は厳しそうですね。

Upgrade Regionsのリストを観ていると、"Intra-Asia/Oceania"でInstant UpgradeやRegional Upgradeが使えるとなっています。たとえば、SIN-HKGとかが該当するのかな。あるいは、NRT-GUMとか。となるとちょっと嬉しいかも。で、自分には関係ないけれど、"Million Miler Rewards"では、200万マイルでPlatinum、300万マイルで1K、400万マイルでG.S.となることですが、まぁ100万マイルでも自分には縁遠い感じだなぁ。宝くじにでも当たれば、毎週飛び回って観るのも良いかもしれないけれど(笑)。いずれにしても、来年の心配をする前に、今年の1K更新の心配をしないと。

2011年9月22日

HND-HNL-SAN-HNL-NRT (2) - 経路確定

Pro Bowl後、さてどうしましょうと言うことで、ここは年初ですけどEQM獲得のためにどこかに移動するのがベター。ただ、Honoluluから移動するにしても、UAを使う前提で一日で移動出来る距離というと自ずと西海岸当たりに限定されます。いゃ、無理をすればもっと距離も稼げるけれど、流石にこの年になるとそれもきついので(笑)。そこで、最初はSFOに移動しようと思ったんですが、UAのサイトで検索して出てくるのは高いクラスばかりで、安い料金もあることはあるけれど、夜中にHNLを出て早朝着みたいな感じ。試しに、LAXにしてみても同じような感じ。で、それ以外の候補もとDENとかORDとか入れているうちに、どうもSFO/LAX経由でその先まで移動すると何故か安い料金が出てくることに気がつきました。たとえば、朝の7時台にHNLを出てSFOに行くフライトを使って往復すると、10万円以上の価格になるのが、HNL-SFO-SEAにすると何故か安いクラスが出てきます。それならと、HNL-SANで調べて見ると、こちらだと3万円台のチケットも出てくる。ちょっとそれ以外の場所なんかも幾つか候補を挙げて調べて見ましたが、暖かい場所(Hawaii)から寒いところに行って戻ってくるのもしんどいので、少しは暖かいだろう3年振りのSan Diegoにちょっと寄ることに決定。丁度、この1月で切れるRegional Upgradeが2枚あるので、それでアップグレードをかけると直ぐに確定してくれました。

これで取りあえず来年初めの旅程は完成。後はSan Diegoでの宿を決めなきゃ。前回は空港近くのSheratonにしたんですが、今度は滞在時間が短いこともありダウンタウンにしようかと思案中。出来れば、買い物関係はここで済ませたいんですよね、ハワイは高いから。(続く...)

台風余波

浜松に上陸し、そのまま列島を縦断していった台風15号。昨日は、朝のうちはまだ「台風、どこにいるの?」状態だったけれど、お昼近くになるにつれて雨と風が強くなり出し、お昼を過ぎてからでしょうか、本当に横殴りの雨になり庭の木々も大きくたわむような強風が吹き出しました。ずっとNHKの台風情報を見ていたんですが、浜松上陸は14:00過ぎ? その頃から本当に窓を突き破るような強風豪雨の状態になり、それが落ち着きだしたのは15:00過ぎでしょうか。しばらくすると、雲の切れ間から日がさしたり、本当にほんの数時間のうちにめまぐるしく状況が変わる一日でした。台風通過後、余り大きな被害はなかったかな等と思っていたら、自宅近くの川(と言っても川幅数m位の小さなもの)の水位が増加しているからと、何と自分が住んでいる地区も含めて避難勧告が出てしまった! こんな事は初めて。

で、問題はこれから。「やれやれ、被害が無くて良かった」などと思って仕事をしていたら、突然「パン!」という音がして、PCが落ちました。えっ! と思って周りを見渡すと、テレビ、NAS、プリンター、全部電源が落ちている。でも、回していた扇風機は回っています。どうも、コンマ何秒の瞬断が発生したみたい。取りあえずPC(Desktop)を直ぐに起動しましたが、NASについてはまた瞬断や停電が発生すると嫌なので暫く様子を見ることにしてそのままに。外はもう晴れ間も見えるような状態なのに何故に瞬断? と。これが台風とか大規模な災害の怖いところですよね。本体が通過して、もう安全と油断したところに突然トラブルが発生するという。その後1時間くらい様子を見て、取りあえずもう大丈夫そうなのでNASの電源を入れたんですが、「カーネルがロード出来ない」というエラーでエラーに orz 一瞬真っ青になりましたが、もう一度電源をOFFにして、深呼吸を三回して、NASの神様にお願いして、それからおもむろにもう一度電源を入れると... 今度は無事に立ち上がりました。アクセス中じゃなかったのが幸いしたかも。うーん、NASについてはデッドコピーを造っておくか、UPSを付けるかなぁ... データ量が増えすぎて、メディアバックアップじゃどうしようも無くなってきたので。

さらにトラブルは続きます。夜、夕食も終わりテレビを見ていたところ、急に「受信出来ません」みたいな状態に。実は、自宅はケーブルTVを引いていて地デジの信号はケーブルTVの再送信を利用しています。どうも、ケーブルテレビ局の設備でトラブルが発生して、信号が送信されなくなったみたい。自宅のリビング等には、BSデジタルだけはアンテナを別に付けているので、BSデジタルは移るんですが、私のところは地デジは再送信、BSも含めてそれ以外は全部ケーブルテレビのSTB経由という視聴体制なので、このトラブルで映像系は全滅。一時間待っても、二時間待っても回復しないので、仕方なく諦めて取り貯めていてビデオを観て時間を潰したんですが、今朝になって考えたらワンセグなら映ったから、そっちを観れば良かった orz うーん、気がつかないときはこんなものですね。日頃ワンセグなんて使ってないから、昨晩は思いもつかなかった。あるいは、卓上アンテナ位バックアップ用に買っておこうか。このトラブル、今朝には回復していましたが、ケーブルテレビ局の障害情報を観てみると、まだ完全には回復していなくて一部地域ではまだ障害が残っているというメッセージが。どうも停電による器器の停止が原因のようですが、市内でまだ停電しているのだろうか。昨日の台風接近時には、中区とか市街地が停電している様子が映っていましたが。もっとも、東北とかもっと被害の大きい場所は幾らでもあるわけで、一日も早い復旧を祈るばかりです。

[追記]お昼を買い出しに近くのモールまで出かけたところ、交差点の信号機が明後日の方向を向いている... それも一つ二つだけでなく。さらに、大きな看板が倒れていたり、あらためて昨日の台風の凄さを感じましたね。

Nikon 1

とうとうニコンも参入した、ミラレース機「Nikon 1」。レンズマウントは新しいものになるんですね。既存レンズを接続する、マウントアダプターも出るようなので、そういう意味では無理に過去資産に固執しない良い選択だとは思うけれど。

小型化以外にも、AFの高速化とか興味の沸く仕様もあるんですが、やはりレンズが違うのと(キヤノンな人なので)、この手のミラーレス機を購入するくらいなら、既存のコンパクトデジカメ(一体型)の高級でもいいかなと思う気も強いし。実際、余り写真には本当は興味が無くて(懲りすぎるととことん追求してしまうので、あえて一歩下がっていると言うこともあるけれど)、最近では普通に旅行とかで使うなら簡単軽量それなりの撮影品質で満足していますから。というか、重たいレンズにカメラ本体を担いで移動するのは、年に数回の試合の時だけで十分という体力的な問題も(笑)。

で、気になるのは残った最後のカメラメーカー、キヤノンもミラレースに追随するのかということ。Kissの廉価モデルというか、さらに軽量化した「Kiss Lite」みたいなネーミングで出てきたりして。

2011年9月21日

SIN-IAD-NRT (2) - UAのサイトが変

UAのサイトで予約をしたときに、なんか変だったので、昨日の夕方にUA 1K Deskに電話。夕方だったので混雑していたのか、しばらく自動応答のメッセージで待たされてから、スタッフの方に接続。かくかくしかじかで、アップグレード時にSWUの選択肢が表示されずにマイルアップグレードしかプルダウンメニューに表示されなかったと説明し、SWUでのアップグレードに変更してもらうことに。ここで先方が気を利かせてくれて少し混乱します。最初の区画は、SIN-NRT-IADの2フライト。そのままSIN-IADでSWU 1枚でアップグレード可能だけど、もしどちらかがアップグレード出来なくても1枚消費することになるので(どちらも駄目なら戻る)、まずNRT-IADをUpgradeを掛け、それが確定したらSIN-NRTも同じSWUでアップグレードするようにしましょうか、というお話。最初、よく意味が分からなかったんですが、要するに優先順位の高い方をまず確定させようということらしいけれど、同日中に移動するわけで、本当はどちらも確定して欲しいので「面倒だから両方一緒でいいですよ」と、SIN-NRT-IADでSWU 1枚、帰りのIAD-NRTで1枚使って貰うことに。ここで分かったんですが、自分は一応マイルでアップグレードしたつもりで、画面の予約記録でも"Waitlisted"と表示されているのに、1Kデスクで見ている予約記録では、アップグレードリクエストしていないことになっていたらしい。うーん、このまま放置していたら危ないところだった(笑)。

で、スタッフの方が「NRT-SINは確定していますから、これはこのままで良いですね?」と聞くので、「実はUpgrade時に表示された必要マイル数が、本来Bクラスの1万マイルではなく、Yクラスの7500マイルと出ていて、それで確定している」事を説明。向こうで驚きながら確認すると「確かにそうなっていますね」という返事。「このままではまずいと思うので、本来のマイルに変更してもらえますか」と言うと「申し訳ありませんが、そうさせていただきます」、と。最初の2区画も2万マイルという表示が出ていたと言うと、どうもUAのサイトがトラブルって居るようで、その手の問い合わせが多いと困った様子。アップグレードとか、ある程度知っている人がするそうならまだしも(最悪問い合わせるという方法があるから)、実は普通の検索時でも、クラスを指定して検索しても「該当するチケットが無い」とか「アップグレード出来ない」みたいな表示よく出るというと、「そう言うお問い合わせもあります」という回答。朧気な記憶だけど、新しいデザインになってから調子が悪くなったような気がするんですよね。だから、日本のサイトではなくUSのサイトでも同じ状態なんですよね。流石に、このあたりは早く修正してほしいところですが。しばらくは、COのサイトで予約しようか...

「私の方で綺麗に直しますので」と頼もしいお言葉とともに電話を切り、その後一時間後くらいに自分のアカウントにアクセするとまだ直っていない。また一時間くらいすると、SWUの引き落としやマイルの引き落とし等の履歴で、ちゃんと習性された様子。後は、少しでも早くアップグレードが確定する事を祈るだけです。今更なんだけど、結果的に日本発が土曜日になるから、混雑しそうだよなぁ... ただ、一日早く金曜日発で検索した時には、レートも高かったし混雑具合もそちらのほうが高かったので土曜日発にしたんですが。SIN発券なので、最後のNRT-SINを来年の予定にしましたから、今回の旅程で追加されるEQMは3万マイルちょっと。これで9万マイルになるので、やっぱりもう一度どこかに行かないと... (続く...)

知恵を絞る

自然エネルギーへの回帰が言われている最近ですが、その理想は良いけれど現実的に代替エネルギーとして置き換えられるものは今のところ無し。一種のブームにもなっている太陽電池ですら、自治体の補助金を使い、さらに買い取り価格を効果に設定して、やっとトントンになるかという状態。そんな太陽電池に革命をもたらすか、岡山大学が発表した光吸収が現行太陽電池の100倍の太陽電池。2013年の実用化を目指すという話なので、かなり基礎研究は進んでいそうですね。しかも、1KWh発電の太陽電池を造るコストが、現在の太陽電池の100万円に対して1000円位になるかもというのは単純に凄い。1000円どころか、10000円でも十分競争力がありますよね。ただ記事の中では、同じ発電量にする場合のサイズとか不明だけれど、今のように平面の受光帯でなくても自由に形も作れそうなので、家の周りの壁に張り巡らすとか、かなり融通は利きそう。少なくとも、わざわざ高価格の買い取り価格を設定しなくてもペイできる太陽発電が可能になりそうです。この太陽電池が凄いのは、赤外線領域でも発電できることで、となると現在の太陽電池のネックである夜とか曇りの時でもそれなりの発電が可能になりそうだし。

発電ではないけれど、放射性物質の処理に困る被災地に朗報というか、セシウムを99.9%短時間で除去できる技術も出てきているようです。磁力で汚染物質除去と言う技術では、こんな会社もあるようで、今のような多孔性物質に吸着させる方法よりも、残る汚染物質も少なくてすむし効率も良さそうです。今問題になっている汚染残土にしても、こういう技術で清浄化させて戻せば問題無いわけで、こういう技術を復興資金を使って実用化させることも大切なんじゃないでしょうか。そういう企業を被災地に誘致する、無償資金提供するのと引き替えに被災地復興に関して一定の義務を負わせる(得られた技術はその会社の資産として自由に使える)、みたいな事が出来ればいいんですが。日本の諺「災い転じて福と成す」 では無いけれど、起こった災害が元に戻らない以上、そこからどうすれば解決できるのか、そういう部分に集中することで、結果的にそれが日本の新しいコア技術になったり、もし別の場所で同じような災害が発生した場合でもそれに対して対応出来る力にもなるわけですし。

先日の「反原発」「脱原発」の集会では、原子力発電を止めることをアピールしたけれど、単に「止めた」と言うだけで解決するものではないですよね。仮に全ての原子力発電所を廃炉にするにしても、残された使用済み燃料や汚染された原子炉の処理など、膨大な作業が発生するわけです。そういうことに対する解決策としても、こういった技術は重要なわけで、本来ならロングレンジのテーマである「脱原発」のような事が言われる前に、どうしたら今の問題が解決できるのか、どうしたらもっと安全に利用出来るのか、そういうショートレンジの課題について、もっと資金もリソースも注目も集中させるべきだと感じますね。

台風15号

台風15号は、まだ本州から離れているのに、台風に刺激された前線が大雨をもたらして、名古屋は大変なことに。昨晩は、名古屋市内が浸水している様子が何度もテレビで放送されていましたが、その時浜松は雨は降っておらず風も少し吹く程度。でも、東の方はまたまた酷い雨模様で、何か浜松付近だけぽっかりと隔離されているような様子ですが、これから今日のお昼にかけて台風が上陸しそうですが、今日は荒れ模様の天気になりそうですね。

名古屋では、昨晩の時点で100万人、今でも89万人に避難勧告が出ていると言うことで、浜松の人間全部が非難しなきゃならないような状態というのは、ちょっとピンと来ません。今朝の進路予報図では、まさに浜名湖当たりに台風15号が上陸しそうで、そうなるとこれから嵐になりそうですね... こういう時に在宅勤務者は助かるわけで、食事とかの用事で外に出かけない限り、取りあえずは室内でじっとしていれば良いのは助かります。これが通勤で出かけていると、会社に着いたのはよいけれど、帰宅の足が奪われてそのまま会社に缶詰になるなんて言うこともありそうだし。

今年は3月の震災に始まり、その後の余震もあるし台風も先日の12号、15号と大きな影響が出ています。誰かが狙って起こしているわけではないだろうけど、こういうことって何故か重なりますよね。名古屋は10年くらい前にも河川が氾濫して浸水がありましたが、そういう5年とか10年単位での災害対策も必要だし、今回の震災のように何百年単位の震災に対しても備えが必要だし、なかなか全てを一度にと言うわけには行きませんね。今回も少しでも被害が少ないことを祈りつつ、今日はじっと台風が通り過ぎるのを待つだけです。

2011年9月20日

HND-HNL-???-HNL-NRT (1) - 取りあえず発券

鬼に笑われようが、泣かれようが、早くも来年の旅程を決定。ただし、半分だけですけど(笑)。フットボールーシーズンも始まり、今週末はNFLのWeek 2が終わったばかりですが、ここ数年毎年通っているPro Bowl行きは欠かせません。今シーズンは2012年1月29日開催でHonoluluに戻ってきて2回目。来シーズンは、またSuper Bowl開催地に移動するのかな。まぁ、最近ではPro Bowlというよりは、少しオフシーズンで安くなるハワイでの休養みたいな目的になりつつありますが。で、日曜日の試合を前提にすると、流石に前日土曜日到着はきつい。金曜日か木曜日に到着できると、少し時差ぼけ調整も出来ていいんですが(それでも19時間という中途半端な時差で大変なんだけど)。UAのNRT-HNL便は、出発が19時代@成田でちょっと大変。ANAだと、21時台@成田と真夜中@羽田の2便があります。どちらも、金曜日に会社を定時で出れば間に合うスケジュール。

ハワイの場合、フライト時間が6時間ちょっとと短いので、離陸して食事をして寝ても、直ぐに起こされて到着前のリフレッシュメントが出てと慌ただしい。せいぜい2~3時間もうとうと出来れば良い感じ。さらに、成田便だとホノルルに朝の9:30頃に到着するので、ちょっと早いかなと言うことも。羽田の深夜便だと、お昼過ぎに到着するので、丁度良い時間帯にホテルにチェックイン出来ます。料金も、羽田発が5,000円位高い位なので、成田へ行く電車代を考えるとトントンくらい。そこで金曜日の深夜便(正確には土曜日の00時台発)で仕事帰りに出発して、その後水曜日に現地発、木曜日に日本着にして、金曜日に会社に出る、というパターンが良さそう。ただし、復路も羽田着にするとどうしても早朝着で勝手が悪い。そこで、復路は成田着のUA便にすることに。これはANAもコードシェアしているので、ANAのサイトから早速HND-HNL-NRTで発券しました。

ただ、帰国して翌日会社に行けるように現地発を水曜日に設定したので、Pro Bowl以降が少し持てあまし気味。月曜日・火曜日とどこかを飛んできてEQMを稼ごうかと思案中。一番簡単なのは、HNL-SFO/LAX当たりを往復する事だけど、何故か安いレートが無い。Pro Bowlの帰りで一杯なのかなと思うけれど、シートマップを見るとそれ程埋まっていないんですよね。料金設定を絞っているのだろうか。悩みます... (続く...)

SIN-IAD-NRT (1) - 勢いで発券

ここのところ、飛行機と縁のない生活が続きちょっとストレス気味。と言うわけではないけれど、11月に予約変更したSIN発券最後のNRT-SINのチケットを使って、そのまま再びSIN発券でUSに行こうと思い立ち、速攻で発券。11月の感謝祭の次期なので、国内線は振り混みだろうから、いつものようにUS国内の移動は止めて、日本からダイレクトで入れる場所を物色することに。西海岸だと気楽に行けるんですが、ちょっとEQMが足りないかな等考えて、いつも中継地として通過だけしているWashington D.C.に行こうかと突然閃きました。目的は、スミソニアン博物館。特に、航空博物館は一度行ってみたいと思っていたので、丁度いいだろうと。心配だったのは、感謝祭と言えば全米中が休暇モードに入る、いわば日本のお盆とか新年のお休みみたいなもので、肝心の博物館は開いているのか心配だったんですが、サイトの開館時間のページを見ると「特に断りがない限り、25日のクリスマス以外毎日あいてるよん」と嬉しいお言葉。しかも、実際に訪問するだろう11月27日は感謝祭の特別開館で、通常夕方17:30に閉まるところ19:30まで延長する所もあるみたい。

早速UAのサイトでSIN-IAD/IAD-NRT/NRT-SINで検索すると、そこそこお安いレートでBクラスが取れそう。まだSWUが5枚も残っているので、これを使ってUpgradeしましょうと、直ぐに発券をしてUpgradeのページに飛んだところでプチトラブル。Upgradeの方法で、通常は幾つか候補が表示されて選択する事になるんですが、今回はどの区画もUpgrade方法として「マイルを使う」しか表示されない? SWUの場合、Wクラス以上なら使えるはずなので、なんでBクラスでダメなのか不思議。このまま取りあえずUpgradeは保留して後で1Kデスクに聞いてみようか、取りあえずマイルアップグレードで権利だけでも確保しておこうか悩んだんですが、アップグレードの優先順位は、発券クラス、FFPレベル、リクエスト時期とあるので、早めに処理して悪いことは無いだろうとマイルアップグレードを申請したんですが... ここで表示されるアップグレードに必要なマイル数もちょっと変。 SIN-IADとIAD-NRTはUAの特典チャートだとBクラスで3万マイル必要だけど、画面では2万マイルになっている。またNRT-SINも1万マイル必要なはずなのに、7500マイルになっていてこちらはリクエストしたら直ぐに確定。どちらもYクラスの場合に必要なマイル数なんだけど何故だ? まぁ少ないマイルでアップグレードされる分には全く異論は無いけれど、ちょっとUAのシステムが変なんだろうか。

実は、以前のサイトだと、検索して経路候補が表示されると、クラス的に問題なければ「アップグレード候補」みたいな表示がされていたので、最近ではそれが表示されない場合が増えている。今回もSIN-IADのSIN-NRTとかIAD-NRTは、画面上はUpgrade可能とは表示されなかったのに、実際にUpgradeの画面に進むとちゃんと(マイル利用だけど)出来るようになっている。さらには、Upgradeがその時点で可能・不可能に関わらず、Upgradeの時にはそのクラス・会員レベルで可能なオプションが以前は全て表示されていたのに、今回はマイルだけでしかもクラスと一致していないという感じで、何かシステム上の設定が間違っているような気がします。COとのシステム統合の副作用なんだろうか。ちょっと心配です。まぁ、まだ時間はあるから、やっぱりUA 1Kデスクに聞いてみよう。(続く...)

2011年9月19日

ライバル?

自宅近くにあるイオンモール市野が、今大規模改装中。最初に出来た部分を中心に、半分くらいの部分が改装中の白い壁に覆われています。この週末位から早いところはリニューアルオープンしたり、新規開店しているところもありますが、本格的には9月下旬から10月に掛けて一斉にオープンするみたい。このモール、200店以上のお店が入る静岡県最大のモール(確か)何ですが、正直自分の欲しいと思う種類のお店が少ないのが難点。本当なら、ブルックスとかJプレとか、トラッド系のお店があると嬉しいんだけど、まぁ商圏を見ると無理だろうなぁ... 駅前の遠鉄百貨店ですら、どうかなという雰囲気だし。

で、昨日そんな改装中のエリアを歩いていたら、どうもEddie Bauerが新規オープンするらしく、広告とスタッフ募集の張り紙が貼ってある場所がありました。しかも、そのお隣は、同じようなフランスのアウトドア系ショップの「エーグル(AIGLE)」が、店舗移動して改装オープンするらしい。外から見た店舗間口は同じくらいなので、それなりの大きさだと思うけれど、大丈夫なんだろうか、アメリカとフランス国は違うけれど、同じようなアウトドア系ショップが並んで。しかも、その少し先には日本のアウトドアショップ「SWEN」があったりするわけで...

このモールが出来てもう6年。こういう大規模ショッピングセンターを継続するには、有名店舗を獲得するのも重要だけど、ある程度新規店舗が入れ替わり入ってきて活性化するのも大事。どうしてもファミリー層対象のモールなので、自分なんかの購買ターゲットとはちょっとずれている部分はあるけれど、でもこういうモールが自宅からと保険にあるというのは、考えてみれば便利な話で、都市部で直ぐ近くにコンビニがある事以上に便利かもしれない。欲を言えば、最初にも書いたようなトラッド系のお店と、あと成城石井とかRF1とか、それなりの品質のお総菜・食材のお店で出来てくれると、毎日でも通うんだけど(笑)。そうそう、それと立ち飲みで良いからショットバーなんかあると最高だけど、これは車前提のモールだから御法度かな... でも、そんなお店が開店したら、ますます街中に出かける機会が無くなりそう。


Hyatt Regency Tokyo

予想外の敗戦に身も心もぐったりしながらチェックインしたHyatt Regency Tokyo。すでに22:00を回っていたからか、アサインされた部屋は、これまでで一番狭いもの。ドアを開けて入った瞬間に「狭! ビジネスホテルか!」と思った位。しかも、最初は幾ら電子キーを入れてもドアロックが開きません。時々こういうことがあるので、もう一度ゆっくり試していたところ、バタバタバタとホテルスタッフの男性が「お客様~」と言いながら廊下を走ってこちらに向かってきます。一瞬ぎょっとしたんですが「申し訳ありません、係のものが部屋番号を間違えてキーを作成しました」と orz で、新しいカードキーを入れたら直ぐにロック解除。で、部屋に入るとこの狭さですからね。二重に脱力。ついてない日はとことんついてない。ベッドの横にクローゼットがあるんですが、枕元のベッドランプとか邪魔で出し入れしにくいし。ドアに張ってあったフロアーの見取り図を見ても、左右の部屋に比べて奥行きは同じながら横幅は半分くらいしかないし。うーん、ちょっと失敗したかな、今回は。
 部屋に入り、シャワーを浴びてさっぱりしてから、試合後のデータ整理をし始めましたが、どうも乗りが悪い。この日は午前中に会社で健康診断があるため朝食抜き。お昼は食べた物の、夕食も試合時間と重なるので結局食べていません。もう23:00近いけれどルームサービスでもとろうかと思ったけれど、精神的ショックが大きすぎて(笑)、結局部屋のミニバーの缶ビールとお摘みのおかきで晩ご飯終了。なんだかなの夜でした。

Hyatt系列のFSP Gold Passportの来年度のPlatinum獲得まで残り3滞在ですが、今年はどうしよう。あまりHyattは宿泊しないし、Platinumではベネフィットもそれ程でもないし。ただ、海外(=US)だと結構条件が良い場所にあったりするので、捨てきれないところもあるんですよねぇ...

2011年9月18日

いきなり英語で訪ねられて...

「金曜日の新幹線シリーズ」なんですが、ちょっとイレギュラーで舞台は土曜日のお昼前の東京駅。金曜日にいつものように会社に出かけ、その夜試合があったので試合後都内に宿泊。土曜日の朝、東京駅から浜松に戻ります。秋の「シルバーウィーク」初日と言う事で、東京駅はいつも以上の混雑具合。特にこれから観光地に向かう人がいつも以上に多いためか、結構大きなキャリーバッグやダッフルバッグを持っている人が多くて、それでますます混雑度がアップしているようす。丁度私の斜め前を歩いていた女性が、結構大きなゼロハリのキャリーケースを引っ張って歩いていたんですが、慣れていないのかあるいは無遠慮なのか(笑)。後にキャリーケースが流れたようにして引っ張っているので、結構歩いている人にぶつかります。中には、当たって睨む人も引いたけれど、気がついていないのかこの女性我関せずみたいな感じで歩いて行きました。困っちゃいますよね、こういう人も。

お昼少し前だったので、お弁当を購入してホームに上がり、折り返しの車内清掃中の車両の前で待っていた時。丁度隣の列に並んでいた外国人家族のグループの一人と目が会い、それを切っ掛けに「英語分かりますか?」と話しかけられてしまいました。で、彼らは訪日外国人用のJRの割引切符(Japan Rail Pass)を使って移動しようとしているところで、「この切符でこの新幹線(私が乗車するのと同じひかり号)に乗りたいのだけど、予約が無いのでどこに乗ればよいのか」と聞いてます。そこで「1号車から5号車が自由席なので、前の方に移動しないと」と教えてあげることに。この日は週末&連休初日で、ホームもかなりの混雑でしたが、何とか始発だし席はあるだろうと思いつつ、彼らが移動していくのを見送ったんですが(私は指定席だったから)、確かになれないと新幹線自由席・指定席の違いってわかり辛いかも。禁煙車マークのような、何か目立つマークがあればいいと思うんだけど。さらに、こだま、ひかり、のぞみ、で車両構成も違いますしね。

理由はよく分からないけれど、時々道を歩いていると、明らかに海外から来ているだろう観光客・ビジネスパーソンみたいな人から、道順を訪ねられたり、カメラのシャッターを押して欲しいとか、そんな頼み事を良くされます。日本人から言われることが殆ど無いのに何故だろうと思うんですが。一応11代前までの家系図を辿れるくらいの、典型的日本人なので、まかり間違っても「ハーフっぽい」感じは無いはずなんですが(笑)。今回ちょっと分かったのは、仕事などで外国人と合うこと話をする事に慣れているので、こう道や行列で会ったときに視線を避けたりすることはないし、目が会えば軽く挨拶位するの事は習性になっているくらい。だから、彼らから見たら、何となく取っつきやすいと感じるのかもしれない。まあ、悪いことではないので良いんですけどね。

混雑した東京駅から一時間半、浜松駅に到着すると、こちらもいつも以上に混雑しています。何かこの連休中にいろいろとイベントとか全国的な集まりが開催されるらしく、プラカードとかネームカードを持って改札口付近とか駅構内に立っている人が沢山見られます。まぁ、いつもは寂しい浜松駅だけど、こうやって賑やかなことには超したことはありませんしね。連休中天気が悪そうなのが心配だけど、良い一週間になることを祈って...

所得税よりも条件付き消費税アップを

復興増税として、法人税と所得税をアップするという。これ以上所得税が上がるのは勘弁してくれと思うと共に、何で消費税を条件付きで上げないのかと思います。私はもともと間接税派であるので、以前から固定で取られる所得税は減らして、間接税である消費税をもっと上げるべきと思っています。ただし一つ条件があって、生鮮食料とか医療費とか、基本的生活に必要な商材・商品に対しての税率は無しか十分に低くする措置を入れること。アメリカのスーパーで買い物をしてレシートを見ると、確か調味料とかジュースなんかには消費税がつくけれど、野菜とか卵なんかにはつかなかったはず。自炊をしたりしていて、よく買い物に行ったけれど、これは正しい選択だよなと最初に気がついたときに感心しました。

よく分からないのが、消費税アップは被災地にも影響するからダメという話があるみたいなんですが、それなら被災地あるいは地域を限定して「消費税据置・低減特区」にしちゃえば良いだけの話で、よくアメリカでは州税が高い州から安い州に越境して買い物に出かけたりしますが、それと同じように周辺から特区の安い商品を買いに来て、経済活動だって刺激されるかもしれない。販売が活性化されれば、当然物量を裁くためにインフラ整備も進むだろうし、地域復興と合わせて一石二鳥だと思うんだけどどうだろうか。

記事に寄れば、 今後5年間で約16兆円の復興費用が必要と言う話ですが、となると1年間当たり約3兆円強。消費税1%アップで約2兆円の増収と言われているので、生活必需品の税率をそのままにする・下げることを含めても、多分今の5%を7%にすれば必要な金額は賄えそう。あるいは、最初の3年間だけ10%にして、その後5%に戻す(現状と同じ)か、あるいは生活必需品の税率を下げたままにするので、全体的には5%から6%にするとか、そういう方法もあると思うんですけどね。そうすれば低所得層への影響も少ないだろうし、税収確保も日本に人がいる間は担保されるわけだし。さらに、初期の消費税を上げておけば、消費税特区の被災地との差別化も出来て、関東から福島へとか宮城へ買い出しツアーなんていうのがブームになるかもしれない。「それじゃぁ(税収が伸びずに)復興費用が賄えない」と言われるかもしれないけれど、人と物の流れが被災地に出来て活発化すれば、それがまずは復興の礎になると思うんだけど。今では、オンライン決済とかPOSとかかなり普及しているわけだから、それくらいのフレキシビリティを入れることがそれ程難しいとは思わないんだけど。

直接税が嫌いなのは、何もしないでお金だけ消えること。それに比べれは、間接税であれば、少なくとも「買い物」という自分の欲求を満たした上でプラス税金として取られるわけだから、まだ納得できる気がします。 勿論、それでも税金が低いことに越したことはないけれど...

2011年9月17日

連休にならない連休

今日から始まる、秋の「シルバーウィーク」。近場でも良いから、どこかに出かけたいなと思ったものの、あいにくなことにこの連休中はどこも天候が悪くて、沖縄なんかにはまた台風が接近しているみたいですね。本当は、真ん中の三日間有休を取得して、あんな所とかこんな所に行くつもりだったのが、結局今も続くドタバタでキャンセル。一緒に仕事をしている同僚さんにも、申し訳ないけれど休暇取得を延期してもらうくらいですからね、それなのに自分が休みを取るわけにいかないし。

まぁ沈んだ気持ちになっても仕方ないので、 今回取れなかった有休はバーンと今年後半にまとめて取ってあげることにします。まぁ、その頃にはその頃で別のトラブルお客様対応が発生していそうだけど。しかし、このままだと、12月は半分が休みになりそうだなぁ... 休んでも良いけれど、それだと年明けに自分の席が無くなってそうだし(笑)。

まぁ、いろいろあって(今の仕事のメールを開くと、新たなトラブル発生 orz)どうもすっきりしないけれど、沈んでいても神経性胃炎でお腹が痛くなるだけなので、ちょっとおいしいものでも食べて気持ちを入れ替えて、この連休にはならない連休で気分転換をしないと。

ビトンのトランク

明治の政治家、板垣退助が使った、ルイヴィトンのトランクが残っていて、博物館に寄贈されたという記事。今の時代で馴染みのある"V"と"L"のモノグラム登場前、1880年代の製品ということで、ぱっと見は失礼ながら汚れた木箱のようにしか見えないけれど。これ、当時幾らして、今の価格だとどれくらいの金額なんだろうか。写真で見ると、大きめの衣装ケースくらいの大きさですよね。

今の海外旅行だと、沢山荷物を持っていく人も多いとは思いますが、自分などは「足りない物は現地調達」という主義なので、スーツケースにしてもトランクにしても、極力軽く小さくコンパクトにする主義。宿泊するホテルにもよるけれど、選択が可能なら着替えは数日分しか持って行かないし、最近だと下着類・衣類は現地のUNIQLOで調達すればいいし。昔は、食事が合わないと言うことで、レトルトとか真空パック品の食料を持参しましたが、今では代替のところで日本食のお店はあるし(一部怪しい系統もあるけれど-笑)、日本食以外の食べ物にしても、日本に各国のレストランがあつまっているから、それを現地で食べても違和感ないし。ただ問題は、日本の方がおいしいことが多いと言うことだけど...

昔々、何百万年? 何千万年? 人類の祖先が地球に現れて、そこからよりよい生活環境、あるいは外的に追われて徒歩で地球中を移動した時から、いまは列車、飛行機、船で簡単に移動できる時代になったけれど、何千年間昔からDNAにすり込まれた本能かもしれませんね、旅行というのは。今のキャリーバッグとかスーツケースで、100年後に「これがxxxxさんが使ったyyyyのトランクです」なんて言ってもらえる物があるだろうか。

あぁ敗退...

誰が悪いというわけではないけれど、ああいう負け方をするとドッシリと疲れますねぇ... 良いところも随所にあって、決して悪い内容では無かったけれど、どこか何か歯車が噛み合っていないような、気持ちがフッと抜けた瞬間を相手につかれたような...

終わったことはもう戻らないわけですから、次に、残りの試合に向けてまだまだ頑張って欲しいですね。

2011年9月16日

大停電

昨日午後、韓国で発生した全土規模の大停電。発電設備が夏が終わったと言うことでメンテナンスに入っていて全体の供給量が低下していたところへ、日本同様に予想外の残暑のためにエアコンなどの電力需要が急増して電力供給が逼迫したため、急遽地方毎に順番に強制停電に踏み切ったと言うことですけど、ちょっと信じられない話ですよね。一応事前に電力供給が逼迫していることはアナウンスされて、省エネ協力の要請もしたけれど、結局効果が無くて停電になった(した?)との事ですが、震災直後の日本での計画停電でもあれだけ騒ぎになったわけだから、急に停電になったらかなりの騒ぎだったんじゃないだろうか。よく、事故とか起きなかったと思うけれど。

日本も、企業や家庭での省エネ努力があって、電力供給量が下がっても何とか夏のピーク時を乗り切ったけれど、今後メンテナンス中の原子力発電所が再稼働できる見込みが低くて、さらに今かき集めて発電している火力発電所なんかも、老朽化しているものもあるだろうから今後もずっと同じように使えるとは限らないだろうから、今年の冬とか来年夏とか、さらに厳しくなりそうですね。水力発電にしても、先日の台風の影響で使えなくなった物もあるわけで、今足りているから良いとか悪いとかではなく、それなりに備えが必要。それって、震災の時の大津波でそれまで想定していたよりも大きな津波が押し寄せて堤防が決壊したのと同様で、どの程度まで安全係数を持っておくべきなのか、その判断は難しいもの。好むと好まざるとに関わらず、今の日本の社会インフラは電気を重要なエネルギーの一つとして動いているのは紛れもない事実ですから、それに対してもっと短期的にどうするのか、その上で中・長期的にどうするのか、そういう意味のある話をもっとして欲しいですよね。

韓国での大停電は、たまたま複数の要素が悪いタイミングで重なって発生舌とも言えるけれど、同じ事が今の日本でも十分起こりうるわけですからね。単にお隣のトラブルというだけでなく、日本にも明日起こるかもしれない事故として考える必要があるでしょうね。

スクリューキャップ

最近は、お酒を飲む機会も週に一回あるかないかで、さらにワインを飲む機会なんて一月に一回あるかないかくらいまで酒量は落ちてきています。そのワイン何ですが、味は良いんだけどボトル一本なんて飲みきれないので、どうしてもどこかのお店に何人かで行ったときくらいしか飲む機会がない。勿論、ウィスキーにしても日本酒にしてもその他のお酒にしても、一度口を開けたら、後はどんどん劣化するだけなんだけど、ワインの場合は一度コルク栓を抜いてしまうと、専用のガスを入れるタイプとか、そういう栓をしないと劣化具合が大きいので、なかなか飲む機会がありません。で、私が最初に見たのはオーストラリアのワインだったかな、スクリューキャップのワインを最初見つけたときにはビックリ。本当に大丈夫? と思ったけれど、それがなかなか美味しかった。そんなスクリューキャップ事情のコラムを呼んでいると、本場フランスでもそういう傾向になりつつあるんですね。

昔は、栓をすると言うとコルクくらいしかなかっただろうし、仮にスクリューキャップを使うとしても、今ほどらせんのところに精度が出なくて機密性も保たれなかったんじゃないかと思ういます。今の技術だと、キャップの精度にしても、ビンの口の加工精度にしてもちゃんとしたものが出来るだろうから、ボトル一本のワインを二日とか三日に分けて飲むことも出来るわけで、そういうところをもっとアピールしたらワインって飲みやすくて良いと思うんですけどね。でも、流石にシャンパンやスパークリング系は無理だろうなぁ...

さて、今晩は大一番の試合。夜に美酒を傾けることが出来るか、それとも自棄酒になるか...

GALAPAGOS撤退

ちょっとビックリした記事、シャープのGALAPAGOSが9月一杯で販売終了になるという記事。去年登場した直後に実機に触れる機会があったんですが、その前の期待感に比べてちょっと「膝かっくん」状態というか、うーん、これをTabletととしてiPadなんかと競争出来るんだろうと一抹の不安を個人的に感じましたが、シャープの判断はかなり早かったですね。結局一年で終わるんですからね。iPad、Android、Windowsと3強が登場して、やはり先が見えてしまったのだろうか。

シャープの場合ZAURUSという成功体験があるわけだけど、あれもやっぱりプラットフォームビジネスで成功したわけで、最終的には価格競争・機能競争に敗れたわけですよね。で、今度のGALAPAGOSは、元々は電子ブックリーダーとして登場したわけですけど、結局は今度はコンテンツビジネスに乗れなくてユーザーを獲得出来なかったんでしょう。直ぐにアイデアとしては出てこないけれど、GALAPAGOSならガラパゴスらしく、もっとニッチなエリアを狙った方が良かったかもしれないけれど、うーん、多分そういう部分のビジネスも今ではiPadが押さえているような気がする。

今はどこのメーカーもタブレット競争に突入して厳しいビジネスを始めようとしているんですが、シャープはちょっと有利かなという気持ちを個人的に思っていたので、この決定にはちょっと残念な気もします。シャープとしは、AQUAS製品群の中のコントローラーというか、情報端末・データ表示装置みたいな感じでGALAPAGOSを変化(進化?)させたらどうだろうか。その延長で、屋外に持ち出しても家庭内と同じような使い方がシームレスに出来るとか。「Android端末」という単体の切り口では、もう価格勝負しかないだろうし、それは結局消耗戦の果てに撤退するしか道がない不毛なビジネスになるだろうし。

2011年9月15日

ストレスと逃避行 (2)

先日変更した、NRT-SINの旅程。EQMも獲得しないといけないので、そのままシンガポールからUSまで飛んでしまおうかと思ったんですが、よく考えたらこの週は感謝祭の休日。国際線はともかく、USの国内線は取れないかもしれないと気がつきます。結構リージョナルアップグレードも残っているので、それを使ってEQMを稼ぎたいところだけど、それでも厳しいかも。となると、単純に国際線ダイレクトで入れる場所で往復しようかなどと思案中。日曜日にNFLの試合を見て、よく月曜日に出発するパターンだと、短いけれど効率よく旅行できそうなんですけどね。仮に、それで飛んだとしても、3万EQM位で、まだ1万EQM足りないから、やっぱり別にNRT-SIN往復をしないといけないかなと、プランだけはいろいろと頭の中を駆け巡ります。SWUも結構残っているから、これも上手く使いたいんですけどね。

何となくふと思いついたけれど、「韓国焼肉日帰りの旅」なんて言うのはどうだろう。羽田-金浦線なら、空港から繁華街まで近いし、その気になれば出来そうな気がする(をぃ)。今見ると、韓国のウォンも、とうとう1KOW=0.0693円と、とうとう0.07円を切ってしまいましたね。自分が仕事で行っていた頃は、丁度1KOW=0.1円と、1/10の違いで計算も便利で良かったけれど、それから30%もウォン安円高なんだなぁ。丁度鞄とか欲しくなってきたから、買い出しに行ってみようかしら。日帰りでも良いし、1泊二日位でもいいし。うーん、何かムズムズしてきた(笑)。

HDDとSDメモリー

パナソニックから発売される、SDカーナビゲーションの記事。自分の車に付けているカーナビは、DVD何ですよね。とにかく、地図が分かれば良いというのと、ディラーでの在庫品で安くするというので付けたもの。一応、東日本・西日本でDVD 2枚組だけれど、データ量としてはせいぜい9GB位。で、今ならSDメモリーでも、16GB、32GBなんてあるし、SDXCなら64GB、128GBなんていうのも登場しているので、DVDナビよりは勿論、HDDナビよりも、多分耐振動性やサイズの面で有利な気がしますしね。

周辺装置用のI/Fをどれだけ付けるか、あるいは地デジチューナーなどのオプションをどれだけ準備するかにも寄るけれど、結構最近話題のタブレットを、ちょっと細工したら、そのままオンダッシュのポータブルナビが出来そうな気がする。自動車のダッシュボードには、そういう周辺装置用のI/Fとかオプションを入れたSTBを据え付けて、表示部分はタブレットを共有するというのは、こういう車のナビだけでなくて、家庭の中でも部屋毎に同じようなSTBを付けておけば、その部屋で必要なアプリが優先してロードされるとか、場合によっては小型のテレビになるとか、純粋に汎用的な表示装置としてタブレットを見てみるのも面白いかも。

たとえば、助手席に座った人がタブレットを手元に置いてナビゲーションしてもいいわけですしね。あるいは、車の中にDLANサーバーを入れておいて、後部座席では子供達が自分のタブレットで保存されている動画を見ている、なんていうことも結構簡単にできそう。色々なメーカーからタブレット製品が登場してきているけれど、PCメーカーでもあるパナソニックなんて、そんな使い方を提案しないだろうか。タブレット=手元で使う、という意識が強いけれど、少し離して使う、 置いて使う、掛けて使う、みたいな事があっても良いように感じますね。

バガキンの超厚ハンバーガー

仕事やプライベートでUSに行く時、自分にとってささやかな楽しみの一つが地元のハンバーガー屋さんでBTO(Bake to Order)のハンバーガーを食べること。ただ、仕事が忙しいときなんかは、ほんともう夜も遅くなってからファストフード店で夕食代わりにハンバーガーとコーラとポテトのセットをピックアップしてホテルで食べるなんて言うことも。

そんなファストフードチェーンの中でも、バガキン(Burger King)は、結構まともな方だと思うお店の一つ。その、バガキンが9月30日から売り出すという「XT Steakhouse」は、ビーフパティがバンズからはみ出すサイズ。バガキンと言えばWhopperが定番で、これ一つで十分お腹も満足するサイズなんですが、それよりもパテのサイズが大きいとは。もっとも、バンズは小さいからはみ出ている見たい。

もっとも、最近は歳のせいなので、「満腹」「食べ放題」「特大」「大盛り」なんていう言葉に、これっぽっちも反応しなくなってしまった自分なので、もしかするとこのXT Steakhouseも食べる機会はないかも(笑)。個人的には、もうちょつとバンズを大きくして肉がはみ出ないようにして欲しいのと(食べにくいから)、もう少しレタスとか緑系の野菜を入れてバランスよくして欲しいと思うのだけれど... 最近、残暑が厳しくて再び30度を超える日が続いているけれど、お昼の暑いときにキンキンに冷やしたビールとこのハンバーガーを食べたら、気持ちいいだろうなぁ...

2011年9月14日

ストレスと逃避行

最近仕事で色々あって、ちょっと精神的に落ち込み気味。こんな時には、飛行機にひょいっと飛び乗って、どこか知らない国は怖いから止めて、それなりに馴染みのあるアメリカにでも気分転換に出かけたいところだけど、それだと仕事の方がますます炎上しちゃうからそれも出来ず。結局は、UAとかANAとか旅行会社のサイトで、色々スケジュールを想定してお得な航空券探しとかして気分を宥めるのだけれど、結局それって「あぁ、どこかに飛びたい」症候群をますます悪化させるだけなんですよね。

結局、夏休みもまだ取得していないので、どこかで休みを取りたいし、それならEQM獲得のためにもどこかに行ってみたいなと思いつつ、でもそれっていつなんだと自問自答する毎日。休みも、このままだと年末にクリスマス前から休暇を入れても、結構余りそうな雰囲気で、その場合にはそのまま捨てることになるわけだから、出来れば一日二日でも消化しておきたいところ。本当は、来週の真ん中三日を休暇取得して一週間まるまる休みにして、その間にどこかに行こうかと思っていたのだけれど、今の状態だととても来週に休みを入れる雰囲気ではないし... その翌週にちょっと出来れば休みたいなという気持ちがあるんですが、さてどうだろう。この時までに沈静化していないと、ちょっと不味いので、意地でも休める状態にしないと行けないのだけれど。

最近「ストレス」だなと感じるのは、どうも精神的にふわふわした状態になり、食欲も減退しているから。残暑の厳しさもあるだろうけど、時々下腹当たりがチクチクするのは、やっぱり精神的なものなんだろうな。仕事をするようになり、こういうことは、場合によってはもっと厳しい状況になったことは何度もあるけれど、毎回全てを捨ててどこかに逃げたいと言う気持ちになりますね。「愛の逃避行」はドラマの素材にもなるかもしれないけれど、「仕事からの逃避行」は罵声しか生まないし(笑)。

そんな暗い気持ちで、今朝もスタートしたわけですが、仕事のメールをチェックしてみると、何やら進展があったみたい。少し開いた希望の窓が閉まらないように、ちょっと頑張らないと。

build Windows

今週、CAのアナハイムで開催される、Windows8の開発者向けイベント"build Windows"の様子。手元のPCは、1台を検証用としてWindowsXPを残していますが、残りは全部Windows7に移行してやっと慣れたところなのに、次はもうWindows8ですかいと、Microsoftに小言を小一時間(笑)。Windows7が登場したのが2009年の10月なので、Windows8が来年登場すれば、3年後のリフレッシュだからまぁそれなりの時間をおいてのリフレッシュとは思えるけれど、Windows7のSP2を出してその後2013年後にWindows8を出しても良いんじゃないか? もっとも、これまでのOSリリースは、結構なんだかんだ言って遅れて出てきたから、結果的には2013年になるのかもしれないけれど。

こちらの記事によれば、このWindows8の売りの一つはPCとTabletの融合と言う事らしいんだけど、それだとPCに比べてまだ非力なTabletのシステムリソースでも十分軽快に動くと言うことなんだろうか。でも、PC(Win32)とTablet(WinRT)でAPIが違うと言う事だから、インストール時に実行モジュールを選択して、それぞれに最適化されたものが走るんだろうな。となると、PCではリッチな機能にあわせてそれなりに重くなり、TabletではUIはMetroで改善されるだろうけど、やっぱり今のようにPCとは似て非なる感じなのだろうか。

Microsoftは、PCもTabletもWindows8で統一する事に熱心なようだけど、Windows Phoneは統一しないんだろうか。プラットフォームをAndroidにしたくないのかもしれないけれど、スマートフォンだけはこのままだと別系統になりそう。一方で、AppleはMac OSとiOSは今のところ別物として継続していく雰囲気ですよね。Appleの場合、PCとiPad/iPod/iPhoneとハードもOSも全部自社開発だから、特に統一しなくてもいいのかもしれないけれど。システムプラットフォームまで自分で管理できるAppleに対して、プラットフォームまでは制御できないので、自社のWindowsでシェルレベルで統一させようとするMicrosoft。その中間的なGoogle(Android)と、なかなか面白い立ち位置にそれぞれがいるな、変なところに感心してしまいます。

Android Walkman

タイトルだけ聞くと、「アンドロイドロボットが歩いているのか」なんていうイメージをつい浮かべてしまうけれど、SONYが新発売するAndroidベースの新型Walkman。音楽デバイス"Walkman"としては、初めてのAndroidプラットフォームということなのかな? でも、携帯電話の方ではすでにAndroidベースのものを出しているから、全く初めてというわけではないだろうし。

"Walkman"として、デジタルアンプを更新したり、ノイズキャンセリング、音補正回路、音品質補正等を驕っている点が、「音楽再生機能付きスマホ」との差別化なんでしょうね。だったらオマケで、このAndroid Walkmanに通話機能とFeliCaも付けちゃえばいいのに(をぃ)。

SONYとしては、先日タブレット製品も発表していて、かなりAndroidに力を入れている印象。日本のメーカーはどこもAndroidに今力を入れていると思うけれど、商材として"Walkman"という売れ筋でボリュームも期待できるSONYはちょっと有利かもしれませんね。

2011年9月13日

声で操る

声で操作するという東芝のエアコン新製品。少し前の(今も?) SFの世界では、殆ど全ての操作を音声入力で実行するわけで、複雑なコンピュータの操作も声で出来たりします。そのイメージが強いのか、声や言葉で操作するというのが、凄く先進的に感じます。勿論、技術的にも先進的なのは確かだし音声操作というのは便利な機能だと思うけれど、逆に今のようにタブレットとかスマホが普及しているときに、わざわざそういう機能って必要だろうかとも思ってしまいます。それらのデバイスを、万能コントローラーにしてしまう方が、実はユーザー的にも便利だったりして。

たとえば、この音声コントロール、あらかじめ登録されている21種類/26個のキーワードに反応するようになっているみたいですが、それって凄く限定されているですよね。真夏日で暑い朝に、本当は「急いで24度位まで冷やして」欲しいのに「冷房」というキーワードで少しずつ冷やし始めるのは、ある意味不便。それなら、タブレットやスマホにあらかじめ自分の好みの設定を入れておいて、それをエアコンに送信して直ぐに好みの状態にする方が、ユーザーとしては便利だと思うし。

最近ちょっと思うんですが、今では普通に使っているプリンター。昔のプリンターって、それこそ小さなパソコンくらいの能力があって、内部構造も複雑だしマイクロコードも結構大変でした。でも、今のプリンターって、必要な処理はPC側で行い、プリンター側で仕事をするのは送られてきたデータを印字するだけ。その分、プリンター本体の機能が簡略化されて、コストダウンにも繋がるし、ある意味単機能になったことで別の機能と組み合わせて複合タイプのモデルなんかも作りやすくなったんじゃないかと。エアコンとかテレビ何かも、コントロール部分は外に出して、内部的には冷暖房、映像表示、録画機能、みたいな単機能に徹して、本体は安く、でも管理部分は少し付加価値を付けるみたいなビジネスモデルってどうだろうか。

この音声コントロールにしても、東芝のエアコンだけでなく、テレビやLED照明にも対応しているようですが、そうなると同一メーカー製品で統一しないと利便性が生まれない。でも、タブレットやスマホでは、どこのメーカーでま対応出来るコントローラーになるとしたら、そっちの方に人気が出そう。 タブレットアプリとして、面白そうな気がします。

スカイマーク、関空就航

スカイマークが関西空港に就航するという記事。スカイマークって、今どことどこに飛んでいるんでしたっけ? FDAも、あちこち拠点が増えて、どこに行けるのか、どこから使えるのかよく分からないのに、それよりも大手のスカイマークだと、ホントよく分かりません。そんなに保有機あるんだっけと思ってWikiで調べて見ると、今はB737を20機保有してるんですね。昔は、そんなに機体を持っていないと思っていたんですが、いつの間にそんなに...

それでも、昔のB767からB737とスケールダウンしているのは、以前のように国内幹線路線に低価格で切り込んで行くという方針から、もう少し小回りのきく運用を目指すためなんでしょうね。ただ、幾ら低価格とはいえ、これだけあちこち手を広げて大丈夫なんだろうか。まぁ、スカイマークの場合、早い場合には数ヶ月で運行停止したこともあったし、その辺はドライなんだろうけど、日本ではどうなんだろうか、そういうビジネススタイルは。

とは言っても、JAL、ANAを除いた新規航空会社の中では、多分一番成功していることも確か。機体を全て同型機でリースにしてコストダウンするとか、儲かる路線を積極的に開拓する(不採算路線はばっさり切る)という姿勢は、まぁある意味経営としては正しいんでしょうね。ただ、今後A380を導入して高価格路線(でも、大手の半額?)で利益アップするという方針らしいけれど、そのメリハリというか差別化がどうなんでしょう。関空は、ANAのピーチも就航するし、結構大変な気もします。いずれにしても、マイルが溜まらないから自分は利用しないだろうけど(笑)。

2011年9月12日

Windows8の高速起動

Windows8に関して、Windows7に比べて高速起動が提供されるという記事なんですが、まだWindows7を使い出してやっと安定し始めているような状態なのに、直ぐに新しいOSの話をされてもねぇ(笑)。記事の中では、コールドブートとハイバネーションを組み合わせた方法で、起動時の高速化を図ると説明されているけれど、まずは肥大化したOSを何とかして欲しいですよね。Windowsの簡易版WinPEよりはもう少しリッチな機能は欲しいけれど、あれくらいコンパクトで軽量のOS環境があれば、実は結構な日々の処理は可能じゃないかと。

さらに言えば、これからはクラウドだタブレットだと言われている時に、幾ら高速起動と言っても10何秒も掛かっていては無意味なような。せいぜい2~3秒程度、本当なら電源を入れたらその瞬間に画面が表示されて利用出来るようなデバイスにならないとダメなんだけど。

昔の家電製品も、実は電源を入れてから実際に使えるまで時間が掛かったりしましたが、「待機モード」を搭載して、ちょっとだけ通電していて直ぐに使えるような機能を入れるようになってからは、かなり使い勝手が良くなりましたよね。PCにしても、サスペンドがそれに近いかなと思うけれど、デスクトップはまだしも、ノートブックだとバッテリーとの兼ね合いがあるので、ちょっと厳しいかも。考えてみると、使う度に何百MB何GBっていうコードを読み込まないと動かないシステムっていうのも、不便ですよね。車で行ったら、止めたときには必ずガソリン・オイルを抜いてタンクを空にして、使うときにはもう一度タンクにガソリン・オイルを注入してエンジンをかけることを毎回やっている感じ。

まあ、車とパソコンでは仕組みも違うので一概に比較は出来ないけれど、でも「使っている状態で保留・過ぎに復帰できる」仕組みは必要。その中でサスペンドやハイバネーションはそういう要求を満たす機能ですけど、余り使われていないのはやっぱり「ユーザーはOSを新たに起動することでフレッシュな状態にしたいからだ、と同社は分析している。」というのが正解でしょうね。Windowsも新しくなるにつれて、やっとそういう不安も少なくなってきたけれど、Windowsだけの問題出なく、使っているアプリも行儀が悪い物だと、たまに再起動してやらないと何かおかしくなることもあるし。そういう意味では、Windowsだけの話ではないので、なかなかサスペンドやハイバネーションを使い続けていくのも難しいですね。

自分の場合、モバイル環境で使うことが多いので、起動時間よりはその場所で接続できるネットワークに早く接続して欲しいのだけれど、これが時間の無いときに限ってなかなかAPを見つけられない、見つけてもなかなかネゴシエーションが成功しないとイライラ。あっ、これはAccess Connectionsの問題か(笑)。OSの改良に伴い、アプリも起動時間とか再接続時の高速化とか、工夫が求められますよね。

9.11の日

WTCビル崩壊に象徴される、"9.11"の日。自分は、丁度仕事から帰宅して、CNNを見ていたら急に煙を上げるビルの映像になり、暫くしたら2機目が突入していくシーンを目撃。あの時は、一瞬何か映画の撮影で特撮でもしているのかと思ったんですが... あれから10年。あの事件の二週間後に実は出張の予定が入っていて、準備を進めていたときだったんですか、当然ながら海外渡航は暫く中止になり、半年後くらいに仕切り直してなんて受け入れ先の担当者は言ってくれたけれど、結局次に出張で行けたのは、事件から2年後くらいだったかなぁ... その当時は、かなり落ち着いていたけれど、空港でのセキュリティチェックの厳しさや、州兵が装備をして空港のあちこちで警備している物々しい雰囲気にビックリしたりしました。

今回改めて驚いたのは、もう10年が過ぎたと言う事。まだ5年くらい前の話かななんて、9.11が近づくと思っていたんですが、もう10年前の話かと改めてビックリ。去年、初めてWTCの跡地を訪れる機会があり、今は新しいビル群が建設の真っ最中で、事件当時の様子は殆ど残っていないのだろうけど、でもあれだけの区域が一瞬で崩壊したと思うと、やはり何か恐ろしい雰囲気を感じますね。ほんと、よくあれだけの密集地域で被害があの位の区域で収まったものだと思う。自分で何か出来ると言うわけではないけれど、同じ時代にたまたま出会ってしまった一人として、真摯にこれからも現実を見ていくことが唯一出来ることなのかも。

2011年9月11日

2011 NIKE MAG

私は映画というとほとんどSF物しか見ないんですが、その中でも個人的な好きなシリーズが"Back To The Future" 3部作。その中に未来のNikeシューズとして登場した"Nike Mag"を素材にした、プロモーションビデオがあるんですね。ドク(クリストファー・ロイド)は、流石にちょっと老けて、あの声もしわがれているのが時の流れを感じるけれど、当時の映画の雰囲気を再現していて、ちょっとクスっと笑ってしまいます。もう一つ、マーティ役のマイケル J フォックスのメッセージビデオも見ることが出来ますが、元気そうで良かった。

彼が患っているパーキンソン病の研究財団への寄付を兼ねたNikeのチャリティー商品なわけですが、映画会社にしても俳優さんにしても、こういう形で強力出来る仕組みがあるというのは、良いことですよね。しかし、あのPart-2の舞台が2015年だったんですねぇ... Part-1が1985で、Part-2が1989年、Part-3が1990年だからなぁ... 100年も未来の話なら、自分がその時代に存在する事もな行けれど、近未来の話だと舞台設定の時代にいざ自分も登場して、映画の話が現実に存在しなくてガッカリするわけですが、まぁそんなもんなんだろうな。何か、色々なことを思い出されるPVですね、自分にとっては。

死の町

「死の町」「放射線を付ける」発言で辞任した鉢呂経済産業大臣。最初「死の町」と聞いたときに、何のことだろうと思ったけれど、震災や原発の影響で待避して人気のない町の事を行ってるんだと気がつくまで、ちょっと間がありました。「死の町」と聞くと、それこそ戦争とか何か犯罪が発生して、待ちのあちこちに死んだ人が残されているような、そういうイメージを私は持つんですよね。今回のような場合、日本語でなんと言ったらいいのかちょっと思いつかないけれど、英語だと"Ghost Town"というのがぴったりするような気がします。たとえば、過疎地域なんかで、集団疎開したような光景を見て「死の町」とは思わないけれど、「ゴーストタウン」と言われる何となくイメージが沸きますし。

それでも、語彙的には拙かったけれど、被災地の悲惨さを伝えようという意図何だろうと、まぁ好意的に考えることも出来たんですが、直ぐに出てきた「放射線を付ける」発言は、私は罪が重いと思いますね。つい先日も、福島から来たトラックに放射性物質が付着しているからと九州での物産展が中止になったり、福島から転校してきた子供がいわれのない中傷を受けていじめられるとか、風評被害を先ず止めなきゃ行けないのに、原子力行政の責任者がそんな軽はずみなことを言うのは、言語道断でしょう。私は、先の「死の町」発言が無かったとしても、こっちの「放射能を付ける」発言だけでも、十分辞任・罷免するだけの責任があると思いますね。

震災発生から半年。ちょっと危機意識が薄れてきたのかなとも感じる発言ですよね。

2011年9月10日

立体物スキャン

HPが発表した、立体物スキャン可能な複合プリンター。3Dデータを造るのではなく、凹凸のあるものをスキャンすると言う事なんですね。最初そのところを勘違いしてしまった。ただ、記事だけだとたとえばカメラでその物体を撮影した場合と、このモデルでスキャンした場合の違いがよく分からないんですが。6方向から物体をスキャンすると言う事なので、よりディテールがハッキリするのかな。また、どの分分にも焦点があった映像にはなるかもしれない。

最大の問題は、まぁ仕方ないことなんだけど、スキャンできる物体のサイズが限定されることでしょうね。紙のスキャンだと、A4とか標準サイズがあるから、それ程困らないけれど、物体の場合それこそ消しゴムくらいの小さなものから、バックのような大きなものまで必要性は出てくるだろうし。面白いとは思うけれど、結構ニーズは限定されている気がします。

GoogleがZagatを買収

Googleがレストラン情報のZagatを買収するという記事。最初聞いたときには、ちょっと以外な気がしましたが、Googleとしコンテンツ拡充を考えると良い選択なのかも。ただ、アメリカでも大都市圏中心の情報なので、それ以外の地域はどうなるんだろうかなぁ。日本で、食べログとかホットペッパーとかと提携してくれないだろうか。

Zagat登場以前のレストランガイドって、ミシュランに代表されるような調査会社が評価すると言う形式でしたが、一般消費者が自分でレーティングしてレストランの格付けをするというのは、ちょっと新鮮に感じましたね。ただ、その分個人的好みが大きく反映されるので、ちょっと情報の精度と言う意味ではぶれているときも感じるし、あと有名・流行のお店には一気に集中するけれど、良いお店でもちょっと評価が遠ざかると一気に消えてしまったりして、そのお店自体の善し悪しというよりは、その時の消費者の好みを表したランキングと言う気がします。食べログ何かを見ていてもそう感じますね。

Zagatは今回の買収でGoogleに満点をつけたそうですが(笑)、ユーザーの評価はどうだろうか。

2011年9月9日

docomo tablet

docomoの高速データ通信サービス「Xi」対応タブレットの発表会の記事ですが、SamsungのGALAXY Tabも発表したんですねぇ。オーストラリア・欧州ではAppleのiPadとの特許訴訟で発売差し止めになり、日本でも先日提訴されたので、docomoとしては身長になるかと思ったんですが。まぁ、GALAXY Tabの発表を止めてしまうと、富士通のAndroid 1機種だけでインパクトがかなり薄れると言うこともあるんだろうけど。発売開始が10月中旬からとのことですが、結構そのまま発売時期未定で終わったりして(マテ)。

スマホに関しては何度か書いているように、次に携帯を買い換えるならスマホかなとほぼ傾いているんですが、じゃそれとは別にタブレットも買うかというとちょっと微妙で、スマホ、タブレット、ノートブックPCと三種類の端末を持ち歩く気にはちょっとならない。特に、仕事や海外旅行なんかで持参する場合には、ノートブックPCがあればわざわざタブレットを持ち歩く必要は無くなるわけですし。タブレットにはタブレットの便利さがあるのは分かるけれど、結局移動中のニーズを考えると、実はタブレットで出来ることって、自分にとっては凄く僅か。最近、リモートアクセスとか仮想化にちょっと興味が沸き出して、少しずつ勉強を始めたんですが、これが完全に使える環境になれば、もう手元に必要なのは昔のホスト端末じゃないけれど、タブレット一つがあれば十分。ただ、その為には常時高速接続が必須条件であり、今のところ最大のネックでもあります。

自宅に居るときには、結構ノートブックPCやデスクトップPCで仕事以外のこと、ちょっとしたブラウジングとかメールアカウントチェック、あるいはテレビで流れる番組情報とか、そういう雑多な目的での使用が結構あるんですが、そう言う場合に「家庭内タブレット」は結構便利かなと思います。しかも、確実にワイヤレスの網が張られているなかで使うから、パフォーマンス的にも問題無いだろうし。 まぁ「Xi」対応がこの発表会のテーマなので、Wi-Fi前提の家庭内タブレットでは趣旨が違ってきてしまうけれど。ただ、企業ニーズなんかを考えても、結局はそう言う方向が多いんじゃないだろうか。例えば、レストラン内での注文システムとか、病院での電子カルテとか。外回りの仕事でならXiの良さも出るかもしれませんね。電子カタログや、CPUパワーが必要な複雑な構成情報をホストに送りその場でカスタマイズした情報をすぐに表示させるとか。

そう言う意味では、今のPCがディスプレーもキーボードもない、CPUとストレージとI/Fだけのブラックボックスになり、スマホやタブレットは、そのブラックボックスにアクセスする「窓」になると便利かなとちょっと思ったりします。ブラックボックスPCには当然通信機能(3G/LTE/Wi-Fi/WiMAX/etc...)もフル装備されていて、その時点で最適なパスで常にネットワーク接続している。自宅に戻ると、自動的に自宅のホストあるいはデータアーカイバーにその日更新されたデータをバックアップする。言ってみれば、個人的な超近接仮想化システムを使う感じかな。ブラックボックスPCにしても、自宅に戻れば常にデータシンクするようにして、だから鞄毎に一つ入っていても常に最新のデータにアクセス出来ると。

「クラウド」 なるものを考えてみると、結局これまでは一つの箱のなかで行われていて、データプロセッシング(CPU/Storage)とデータアクセス(I/F)を分離して、それぞれを他方から見てブラックボックス化して接続するものだと思うんですよね。そうすることで、人に接する部分のI/Fもこれまでとは違って独創的に革新的に発達するだろうし、データプロセッシング部分にしても、リソースの最適化がこれまで以上に可能になるだろうし。タブレットというデバイスが、言ってみればそこそこ非力でそこそこ制限があるからこそ、そんな世界への糸口にならないだろうかと個人的に期待したいところです。

やっぱり流石のUA 1Kデスク

本当ならば、前回のUS旅行の最後の区画、NRT-SINの消化と遅い夏休みでこの週末にSINに飛ぶ予定だったんですが、サーバートラブルでとても出られるような状態でなく予定変更に。少しまとめて休みが取れそうな時期と言うと、次は11月の飛び石連休の時位なので、11月24日に出て26日に戻る旅程にする事に。もう直前なので、少し慌ててUAの1Kデスクに電話をします。

いつものように、ファーストコールが鳴らない内にスタッフの人が出てくるのは流石。斯く斯く然々で予約番号から旅程を確認して、直ぐに変更をしてくれます。このチケット、BクラスをSIN発券したもので、マイルでアップグレードをかけていたものですが、「エコノミーのお席は取れましたが、ビジネスクラスも確認しますので少々お待ち下さい」としばらく保留に。いゃ、また予定を変更するかもしれないし、多分直ぐには取れないだろうと思ったんですが、折角なので暫く待っていると「お座席が取れました」と天の声が(笑)。ここで、「1Fと2Fございますが、どちらがよろしいですか?」と聞いてきます。一瞬、えっ? と硬直。だって、SIN-NRTってB777じゃないの? 1F/2FということはB744ですよね? で、流石にそれなりに飛んでいる人なので、「あぁ、シップチェンジかな」と思い、それなら新シートねと直ぐに思いつき、いつもの1Fの通路側の席をリクエストすると空いているとのこと。うーん、こうなったら意地でもこの日に飛ばないと(笑)。

「やっぱり、UA 1Kデスクは違うね」といつも以上の満足感と共に電話を切ってから、UAのサイトで調べて見ると、10月30日から、それまでのB777からB744に変わるみたいですね。10月30日って何か記憶にあるなぁと調べて見たら、この日からNRT-HKG線が復活する日。それで、これまでとは違うシップになるんでしょうか。でも、香港線に飛ぶのはCOの機体ですから、やっぱりUAの中でのやりくりでこうなったんでしょうけど、いずれにしても11月にして正解だったかも。でも、NRT-SINって、B744が埋まるほど混雑してるんだろうか。

年内に後4万EQM飛ばないといけないので、もう一度どこかのタイミングでUSに行かなきゃいけないけれど、このシンガポール行きの戻りのチケットを、再びSIN発券でUSまで行ってこようかしらなどと妄想だけは膨らみます。

グアムにESTAレーン

たまたま見つけた気になる記事。日本からも近いグアムで、ESTA取得者用のファーストレーンが出来るという記事。隣のサイパンには昔一度行ったことがあるけれど、グアムは未知の場所なので「へーそうなの」とちょっとビックリ。アメリカの準州だから、普通にESTAが必要と思っていたので、無くても行けたのね、グアムには。

グアムと言えば、COが日本のあちこちから飛ばしていますから、結構お得な料金も出ています。フライト時間も3時間ちょっとだし、時差も1時間だし、USドルがそのまま使えるし、ちょっと「ぶらグアム」するには良い場所だなと以前から思っていて、一度と言わず何度か行ってみたいんですけどね。うーん、うーん、だんだん行きたくなってきた...

COの成田発のグアム行きで、一番遅いCO164(20:50)だと、横浜の会社からNEXを使うと一時間くらい前に着けるんですよね。だから、金曜日の夜に終業と共に速攻で出かければ、金曜日の深夜(01:25)にグアムに着いて、土曜日と日曜日の午前中くらいは楽しめます。同じくらいの距離で、台湾もあるんですが、こっちは夜遅いフライトが無いので、こういうことはちょっと出来ません。金曜日の夜に都内で宿泊して、土曜日の朝一に飛び、向こうで一泊して日曜日に帰国するというパターンはありだけど。それなら、グアムでも同じようなスケジュールでもいいかなぁ。まぁ、韓国だったら日帰りできると言う話もあるけれど。

で、夕方UAの機内誌「Leader's Review」が配達されてきたんで、中をぱらぱら見ていたら、途中にグアムの特集記事が4ページほど掲載されています。まぁ、UA(CO)とHyattのタイアップ広告記事みたいなんですけど、そんなものでも呼んでいると、あぁやっぱりビーチでノンビリしたいという気持ちが... 衝動的に出かけてしまいそう、最近ストレスが溜まっているから(をぃ)。

2011年9月8日

薄さと軽さ

ドイツIFA2011で展示された、PC各社の"Ultrabook"の記事。仕事でもプライベートでも"Mobiler(死語かな、もう...)"を実践していて、B5サイズのノートブックPCを中心に使ってきた自分としては、やっと時代が追いついた(をぃをぃ)という気もしないではないけれど、でもちょっと記事を読んでいて気になるのが「薄さ」を強調し過ぎていること。もちろん、昔のノートブックPCのように、フットプリントこそA4サイズであっても、その厚みが3cmとか3.5cmとか、それってハードカバー本より酷いじゃん、みたいなことはもう論外だと思うけれど、でもじゃあ薄ければ薄いほど良いのか、というとそれはちょっと違うような。

個人的に嫌なのは、MacBook Airがその典型だけど、薄さを追求する余り、たとえばUSBのポートが1つしか無くてしかもアクセスしづらいとか、薄さを優先してまだまだ必要な外付けのCRTポートとかEthrenetポートが省力される、特種コネクターになるという「トレードオフ」が自分的にはまだペイしないと思っていること。また、薄く造るためにはその分剛性も高くしないといけないわけで、筐体としては重くなるので、実は薄くなってもそれ程軽くはならない。今回のUltrabookは、それでも1.2kg前後くらいになっているようですけど、個人的には8時間位の運用が可能なセル数のバッテリー込みで、最低でも1kgは切って欲しい。それで、たとえば最薄部が1cm超えてもいいと思うし、全体で2cm位の厚みだったら十分満足すると思います。Ultrabookではないけれど、「薄い」と言われるいろいろなPCに実際触れてみると、結構重いんですよね。未だにMacBook Airが登場した時の衝撃と、実際にApple Storeで持ってみたときのずっしり感を忘れられないんだけど、見た目は美しいけれど、実際に触れてみると「ちょっと持ち歩く気がしないなぁ」というのが正直なところ。

Ultrabookの目指すところは、今の携帯電話やスマートフォンのように、日々持ち歩いて好きなときにいつでも使うような場面だと思うんですよね。その時には、PCと言う以上サイズ(画面サイズ)は11~13インチが要求されるから、後はどれだけ持ち歩くのに不便さが無い。当然、鞄とかバッグに入れて持ち歩くから、そうなると1mm/2mmの薄さ競争には意味が無くて、100g/200gの重さ競争でしのぎを削ってくれた方が、ユーザーとしてはメリットがあります。Ultrabook
ようなセグメントの商品が、これからどんどん登場してのだと思うけれど、ポイントとして薄さよりは軽さをPCメーカーは追求して欲しいですね。

全日空機の急降下

全日空機が浜松上空で急降下したトラブル。操縦士がフライト中にトイレに立つことは普通だし、9.11以降セキュリティのために、操縦席のドアが必ず施錠されているのも当然なんですが、その解除スイッチと飛行用のスイッチが間違えるような場所にあるというのがちょっとよく分からない。直接の原因は、副操縦士の操作ミスなんだろうけど、フェイルセーフを考えたら、ボタン配置とか変更しないといけないんじゃないのか。

それはそれとして、那覇発羽田行きのこのフライト。浜松上空(南40km)と言う事は、那覇から離陸して2時間から3時間くらい経過したときですよね。それくらいなら、トイレを使わないくらいの準備をしておいて欲しいとちょっと思います。そりゃあ生理現象だから、10分前にトイレに行ってもどうしてもまた行きたくなるときもあるだろうけど、フライト前には健康最優先で準備するパイロット何だから、2時間とか3時間位のフライトでトイレに席を立つようなことは我慢できないんだろうか。たとえば、新幹線の運転手だって、東京・新大阪の運転時ならそれくらい我慢しているわけだし。出来るだけ、そういう不要な動作・操作を発生させないことも、安全運行をするために必要な配慮だと思うんですよね。

いずれにしても、CAさんには怪我人が出たようですが、乗客には怪我人は無かったようで、それが不幸中の幸い。事故が発生した事は問題だけれど、こういう事例の経験と対応を積み重ねていくことで、さらに安全性が高くなるわけですから、是非次のフライトに生かして欲しいですね。

スーツケースの波

「金曜日の新幹線番外編・水曜日の新幹線」。某お客様先でのミーティング出席のため品川へ。お客様先でのお客様を交えてのミーティング何だけど、自分はその席に参加している自社の営業さん向けにプレゼンするという、よく分からないシチュエーションでのお仕事(笑)。金曜日の定例の出社時と比べて、かなりゆっくりと午前中の新幹線を使いましたが、流石に朝に比べてかなりゆったりというか空席が目立つ感じ。ただ、車内に入ってちょっと困ったのが観光客のグループの荷物。多分、台湾からの旅行グループだと思うんですが、8人くらいなのかな、同じ車両に乗車していました。で、この皆さんが、それぞれ大きなスーツケースを持ってるんですね。これを、最初は空いている席や、一番後の壁と席の間に置いていたんですが、どうも熱海で下りるらしく、静岡を出たところでこれを車両の外に持ち出します。たまたま、飲んでいたスタバのコーヒーをゴミ箱に捨てようと車両のドアを出たところ、通路にそのスーツケースが10個以上並べられて埋まっている光景にビックリ。どうも、下りるときに直ぐに持ち出せるようにあらかじめ並べていたようなんですが... 人が通れない。まぁ、空いている時間帯で、そんなに人の行き来があるとは思わないので問題無いとは思うけれど、毎回こういう状況を見ると、新幹線にもNEXのような荷物置き場付き車両なんていうのが必要になるのかも。ただ、NEXのように、大きな荷物を持った空港両者が殆どという想定ができれば良いけれど、新幹線の場合必ずしもそういう旅行客だけではないから、難しいよなぁ...

新幹線通勤を始めた頃は、後を気にせずにゆっくり出来る最後尾の席をよく使っていたんですが、使い始めて直ぐに、ここには荷物が置かれたり、混雑しているときには人が入ってきて立ったりして、決してゆっくり出来ないことを発見。しかも、人間心理として、どうも予約時には皆さん後の方から座席指定するようで、前後の5列くらいまでは結構席が早く埋まるんですよね。そういう経験則を得てからは、少し中程の席を使うようになったんですが、時々座席に大きなキャリーバッグとかスーツケースを持って座っている人もいて、その持ち込む人も大変だし、近くに座られるこちらも大変だし。何とかならないかといつも感じる光景です。

2011年9月7日

秋の気配

台風12号が通過した後、ぐっと気候が秋っぽくなりましたね。流石に、昼間は30度を超えることもあるけれど、特に朝型は「冷え込み」と言って良いくらい涼しいを通り越して寒いくらいに。まだ、掛け布団ではなくタオルケットを寝るときには使っていて、これまではこれでも十分というか、殆ど蹴飛ばして身体に掛かっていない状態で朝目が覚めていたんですが、今朝は寒さで途中目が覚めたり、朝起きるときには、タオルケットを身体に巻き付けた「蓑虫状態」で目が覚めました。天気予報だと、今日の最低気温は21度になっていたけれど、20度切ってたんじゃないかなぁ。自分の部屋には、家電製品やらPC製品やら、今の時代にはちょっと優しくない待機電力を使う「発熱体」が多くあって、外が涼しいときでも結構蒸し暑いんですが、流石に昨日は外気温の方が室内の発熱体熱量を上回ったようで、久しぶりに「寒い朝」になりました。昨晩は、扇風機をちょっときつめにかけて丁度良いくらいの気温だったので、ここまで下がるとはちょっと思わなかったんですが。

自分の部屋は、道路側に面していたりして、窓を開けると結構外の音がうるさく、だから猛暑の時でも窓は閉めたままで、少しエアコンをタイマー設定で使って寝ていましたが(だから朝は汗まみれで目が覚める)、そろそろタオルケットもお仕舞いにして、掛け布団を用意しないといけないかも。まだ9月の初旬何ですけどね。いつもより寒い朝を感じるタイミングが早い気がします。その分、今年の冬は寒くなるのかな... 今年は、東北の震災、先日の台風の水害、それ以前にも発生した災害も含めて、全国的に被災している地域が多いだけに、厳冬と言う事になると、特に東北の方には厳しいかもしれませんね。今のところエネルギー不足は回避出来そうだけど、原発の再稼働あるいは代替エネルギーの早急な手配を今から考えないと、来年こそ心配です。

700円のたばこ

小宮山厚生大臣の「健康のためたばこは700円くらいが望ましい」発言が物議を醸しているけれど、今たばこって幾らなんでしょう。たばこには全く興味ない、というか「この世から無くなってしまえ」と念じている自分にとっては、700円どころか1万円位、いゃ非売品にして貰っても良いくらい(笑)。まぁ、とは言っても「嗜好品」なので、好む人・好まない人が居るのも仕方ないことで、ただ、たばこの場合匂いと煙が回りに広がりますからね、それは何とかして欲しい。

で、この小宮山大臣の言い方にちょっと引っかかったんですが、「健康のため」と言いつつも、どうも最初に増税ありきのように聞こえる。「700円までなら、買い控えで税収が減ることは無い」というけれど、例え税収が減少しても「健康のため」に控えさせるべきは控えさせなきゃいけないんじゃないの? たとえば、喫煙者の場合肺がんとか疾患の発症率が上がることは、統計的に証明されていることだと思うんですが、その増加分に対しての保険料や医療費分をたばこの価格に上乗せしたら幾らになるんでしょう。もちろん、価格が上がることで喫煙者が減って、その上乗せ分も下がるだろうから、そういう補正をした上で、どうなるのか。当然、副流煙による回りの影響なんかも含む。それで、たとえば100円のアップで済むならそれでいいし、本当に1000円2000円アップしても足らないならば、それこそ厚生労働省として「健康のため喫煙率を下げる」努力をさせないといけないと思うんですよね。その上での「700円位が丁度良い」というのならまだしも、これくらいなら税収にも影響せずに、健康にも留意しているというポーズにもなる、というようにしか聞こえない。

それでも、この人は野党時代から厚労関係の仕事をしていたのでまだ良いけれど、「素人」と公言してしまう大臣とか、竹違いの分野の責任者になってしまう大臣とか、幾ら大臣職はお飾りとはいえ(をぃ)大丈夫なのか? 流石に、この2年間で経験値を蓄積したのか、「政治主導」を取り下げて、事務次官会議を復活させたり、やっとシステムとして機能させることを理解した感じ。何でもかんでも自民党時代の事を否定すれば良かった昔と違い、実際に自らの手を動かすことになると、実は自分たちが批判してきたことがそれなりに理由のあるものだったときがついた、と言う事でしょうね。問題は色々あったかもしれないけれど、少なくとも何十年と続いたものには、それなりに理由もあると言うこと。それに気がついて実行しただけでも、一歩前進と思うべき何でしょうかねぇ...

2011年9月6日

「ドラえもん」は「机器猫」

日本経済新聞のコラム記事から、中国の簡体字と日本の漢字との違いについて。仕事柄、日本語、中国語(簡体字)、台湾語(繁体字)、韓国語等との関わりがあるので、こういう記事にはちょっと興味が沸きます。一つ知らなかったのが、中国の簡体字は元々の繁体字をそのまま簡略化したもの(たとえば言偏を之繞みたいな形にするとか)と思っていたんですが、「音」が同じものの統一もしてたんですね。これって、韓国語を翻訳するときの問題でもあって、意味が違う複数の言葉でも一つの「音=同じ書き文字」で表現されてしまうので、前後の文意をちゃんと理解しないと、その語句が何を意味しているのか分からない。昔は韓国でも、ハングルと漢字混在の文章を使っていたけれど、今ではハングルだけになり、しかも漢字を使っていた語句もハングルで(音が同じものは同じハングルに)置き換えたので大変。

よく言えば、話し言葉をそのまま文字にしているようなもので、もちろん「会話」が成立するなら、こちらも成立するはずなんだけど、たとえば会話の場合には相手の表情だとか回りの様子とか、副次的な情報も一緒に得られるから、今何について話をしているのか判断も出来ますが、そういう情報が一切無いような場合には混乱することもあるでしょうね。日本語で言えば、全ての言葉を平仮名か片仮名で表記しているようなものですからね。

私は専門家ではないから間違っているかもしれないけれど、この手の単純化作業は確かに複雑なところを排除して分かりやすい、理解しやすいとは思うけれど、その分情報量は欠落するわけで、それを補うためには色々な修飾語とか補語のようなものを多分追加していかないといけないと思うんですよね。そうなると、単純化したはずの文字体系が、言葉とか言語体系のような上位の階層になると逆に冗長度がまして、データ量が増えたり混乱したりするような気がします。だから、いつも思うんですが、日本語と中国語(簡体字)は、確かにルーツは同じ「漢字」ではあるけれど、別物と思った方が良いのでは、と。言ってみれば、日本語とハングル位の違いがあると最初に理解した方がよいかも。逆に、日本語と台湾語(繁体字)は、それなりに近いというか、日本語の方が彼ら(=台湾)から見ると「簡体字」に見えるんでしょうけどね。「漢字」という共通項は存在しているけれど、決してそれが全てでは無いと言うことを、もう20年以上もそれらの国の人達と仕事を指定感じます。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

東京駅近くのホテルで大学時代の集まりがあったので午前中に横浜から移動。お昼過ぎに終わったので、東京駅の地下街で食事をしてからホテルに移動。とにかく、重いキャリーバッグを引いているので、とにかくまずは身軽になりたいから。

ホテル到着は、午後2時前と少し早いタイミングで、案の定まだ部屋の用意は出来ていなかったのですが、直ぐに別の部屋に振り替えてくれてチェックイン完了。この日は台風の影響で気圧が変だったのか、妙に頭痛がしていたので、少し休むことにしました。

夕方天候を心配しながら試合会場へ。
気持ちも足取りも重く戻ってきたのが夜の22:00過ぎ。夕食はとっていなかったけれど、食欲もないのでそのまま部屋に戻り、まずは雨と汗で濡れた身体をシャワーでさっぱりして、気分を切り替えて試合後のお仕事を。ところが、ついていないときにはとことんダメなんですね、写真データを取り込むリーダーの調子が悪い。何とか騙しながら認識させて、いざ写真データを取り込むんですが、なんせ位中での撮影でISOをMAXにしていたから、JPGのファイルサイズもいつもの倍。枚数的にはそれ程変わらないので、結局写真データの取り込みだけでも一時間以上掛かる作業に。その頃には、試合のデータもリーグのサイトに登録されているので、それを見ながらデータの打ち込みと公開をして、取りあえず一連の作業が終了したのが01:00近く。
翌朝は、お昼前に浜松に着くように品川から新幹線に乗るので、いつものように朝一で朝食を取りに出たんですが、どうも早出の団体さんが先に入っていて満席。入り口で待っていても仕方ないので、一度部屋に戻り30分程してから出直し、今度はゆっくりと食べることが出来ました。

何か、余裕がないというか、どうもバタバタした週末になってしまった印象。だから試合に負けたのか、負けたからなのか...

2011年9月5日

InterContinental Yokohama Grand

土曜日に午前に大学の集まりが、夕方から試合があったので、金曜日の夜に宿泊。実は、どちらの予定も決まったときにまずは横浜のシェラトンに予約を入れたんですが、台風12号の影響でこりゃ金曜日は出られないと判断。キャンセル可能の日付が前日の朝9:00までだったので、その前の夜30日の夜に一度キャンセルしたんですが... その後台風の進路は西にそれていき、何とか金曜日も出社できそうな雰囲気。慌ててもう一度予約を取ろうとしたんですが、安いレートがもう無くなっていて、半分仕方なくこちらのインターコンチを予約。夕方チェックインすると、クラブフロアにアップグレードされていてラッキー! 久しぶりに、夕方のカクテルタイムにラウンジに行ってみました。混雑しているかと思ったんですが、私も含めて3組しか居なくて、狭いラウンジも広々(笑)。このままラウンジで夕食まで済ませてしまおうかなとも一瞬思ったんですが、折角なのでこの後夕食を取りに出かけました。
翌朝も朝食をラウンジに取りに行ったんですが、私ともう一人女性がいるだけ。まぁ、朝一ということもあったけれど、以前だと結構ビジネスパーソンの姿とかみたものですが、これも震災や台風の影響? 部屋に戻るときに途中のドアを見ると、結構新聞が入っていないドアが並んでいます。ということは、この日は空きが多かったんだろうか。それならそれで、アップグレードも理解できるんですけどね。

この宿泊でPCRの年間ポイントが60,000ポイントを超えて、来年のPCR Platinum確定。後は、SPGに集約して、こちらもSPG Platinumを確定させねば。こっちが大変そう。それと、Hyattもあるなぁ... こっちは最悪パスでもいいか... 今年も9付きになり、FFP/FSPの会員維持活動を活発化しないと(笑)。

豪雨と洪水

土曜日に試合があり、試合終了自国が遅いのでそのまま一泊。日曜日の朝の新幹線で戻ってきましたが、台風の影響で間一髪というか、もう一つ遅い新幹線だと、増水で車内缶詰になるところでした。自分が乗っていたときも、富士川、大井川、天竜川とかなり増水していて、茶色く濁った川の水が、両岸の堤防まで目一杯流れていく様子は、もうちょっと雨が強くなると堤防を乗り越えそうな雰囲気でした。怖いのは、上流付近でどの程度降ったか分からないので、下流に居ると多分一気に増水するように感じられるんでしょうね。

帰宅して暫くしてテレビを見ていたら、地元局の速報テロップが入り、「菊川が決壊の恐れ」なんていう言葉が表示されてビックリ。そんなに大きな川ではないけれど、もし氾濫すると菊川市に大きな被害が出るところだったんですが、何とかそれは避けられた様子。西日本では、ノロノロ台風で大きな被害があちこちで発生していて、先の震災と言い今回の豪雨水害といい、今年は何か自然状態が変ですよね。いつもの年だと、これから秋になって台風シーズンになるわけですが、今年はもう台風は何とか勘弁して欲しいですところです。

USBマルチカードリーダー

デジイチがCFをストレージとして使っているので、マルチカードリーダーは写真撮影の時必需品です。2年くらい前に、ELECOMのUSB マルチカードリーダーを買って使っていました。で、このリーダー君、最近調子が悪くて、USBに接続しても認識しないことがしばしば。デスクトップ機の方だと、一応認識してくれるんですが、移動時に使っているThinkPad X201s君の方が調子が悪くて、何とか起動時に接続しておくと認識して使えるんですが、そうなるとPnPの便利さが無いわけで使い勝手が悪い。

X201sとデスクトップの違いはOSがX201sがWin7 Pro32で、デスクトップがWin7 Pro64と言う事で、後はSP1にアップしているし、だいたい少し前はX201sでも問題無く使えていたわけですからね。でも、SP1にしてからかなぁ、調子が今ひとつなのは。何か、PnPで接続したときにドライバーのロードが上手く行っていない感じがするんですよね。それ程高いものではないので、最近のものに買い換えるかどうか、ちょっと悩んでいます。今のものは、ちょっと本体が大きくて(その分直接挿入出来るメディアカードの種類は多いんですが)、しかもUSBケーブルがビッグテールじゃないのでちょっと使いづらい感じ。ケーブル内蔵式のものを以前見た記憶があるので、あれだと移動時にケーブルを忘れなくて良いなと思うんですが。この手の周辺装置というかアクセサリーって、常使いではないものの、必要なときが限定されている分それがないと仕事が出来なかったりするわけで、目立たないけれど結構貴重な存在だと思います。

2011年9月4日

スマホ購入者

会社の同僚が、金曜日の夕方突然「スマホが欲しい。まだ今の携帯を使い始めて1年半だけど、どうしよう」と相談してきます。いゃ、私が買う訳じゃないからお好きにどうぞと冷たく突き放しますが、もう見た目「買う気120%」の様子。私も、FeliCaサポートが入って、SuicaやiDやEX-IC等も使えるようになり、そろそろ乗換時期かなという気持ちになってきているんですが、でもちょっとまだ早いかなと感じるのが、バッテリーの持ちが短いこと。まぁ、寝るときに充電器に置けばいいので、丸一日フルで持てばいいけれど、それもちょっと難しいなんていう話を聞くとやや躊躇してしまいます。特に、自分の場合いざ新幹線に乗ろうとしたらEX-ICが使えない、Suicaが使えない、なんていうのは困りますしね。以前も、知らない間に携帯のバッテリーがへたっていて、東京駅で使おうと思ったら携帯がバッテリー切れを起こし、慌てて一緒に持っていたThinkPadを起動して、USB経由で充電したことなんかもありますが、ああいうことは出来れば避けたい。外付けのバッテリーパックなんかもありますが、それを持ち歩くのは「スマートじゃないスマホ」になってしまうし。

街角でスマホを使っている人を見ると、本来の機能である「通話」はしにくそうな雰囲気ですね。今使っている二つ折り携帯は、180度より少し狭めのくの字型になるので、何となく耳と口元に携帯が近くて使いやすい気がしますが、スマホの長方形の形だとちょっと口元から離れてつい大声になりそう。ストレートタイプの携帯も同じ状況なんですが、少し縦長の分やや有利かなという気もします。Bluetoothのヘッドセットとか使えばいいんですが、実はスマホの場合通話機能よりも、インターネットアクセスが主流になるだろうから、その為に持ち歩くのも面倒だし。だったら、別に通話機能に拘らなくて良いじゃんと言われそうだけど、それはそれ「電話機」なんだから通話機能はそれなりに完結していないと。

来週、ちょっとこの同僚氏の様子を見て、この秋くらいに買い換えようか決めようかな。よい人柱になってくれそうです(笑)。

内閣支持率

新内閣が発足すると必ず調査される「内閣支持率」。今回の野田内閣は、発足時支持率は以前の鳩山、菅内閣発足時と比べても、まだ低いですね。でも、これって調査方法の違いで数値は大きく違うだろうし、実際読売新聞の記事では65%で菅内閣よりも1%高い歴代5位となっていますし。

まぁ、鳩山、菅内閣のスタート時の高さに比べて、その後の凋落振り考えると、決して高くなったから良いというわけではないと思うし。首相の人物像としては、今回の野田さんは以前の二人よりは遙かにましな気はするけれど、「内閣」として見た場合、本当に大丈夫なのという人も多く見られて、何か身内から自爆しそうな感じもするんですけどね。

「内閣支持率」は、ある程度国民の意向を反映しているとは思うものの、例えば本当に重要な法案について仕事をしていたとしても、それが直接国民の生活に還元されないと、時間の経過ととにも不満は膨らんでいくわけで、そう言う意味では経済対策をまず優先しなきゃいけないけれど、何となくこれという決め手が無いわけで結局この内閣もずるずると坂道を滑り落ちていくような感じですね。唯一の武器は「菅内閣の後なら、何をやっても以前よりは良いと感じられる」と言うことくらいでしょうか。復興支援も含めて、エネルギー対策も、夏場は何とか凌げたし暑さはいろいろと我慢すれば何とかなるけれど、今度は冬場の対策はもっと大変な気がします。たまたま円高で原油の価格も見た目は下がっているから良いけれど、これで今後円安に振れたりしたらどうなるんでしょう。「どじょう内閣」だけに、知らない間にぬるぬると迷走されても困るんだけど。

勝ちを譲る

台風の余波で、強い風が不規則に吹き抜ける悪状況の中の試合。前半の立ち上がりが、何となくぴりっとしなくていやな予感がしたんですが、結局的中。スタッツでは相手を圧倒したものの、ファンブルで相手に好ポジションを渡したり、ゴール前まで攻め込みながら最後の一押しが出来なかったり、わざわざ相手に勝ちを譲ったような内容。オフェンスにしてもディフェンスにしても、決して調子は悪くなかったと思うけれど、結局試合の中で生まれたゲームプランとの差分やミスをどれ抱く早く確実にその試合の中でリカバリー出来るか、そういう部分では相手に一歩も二歩も及ばなかったかなという印象。

本当は、負けるにしても今後三つどもえ状況になったときの得失点差を考えてもっと点差を詰めておきたかったところですが、 とにかく残り4試合、今回の反省の上でもっと上の内容の試合をしていくことだけですね。

2011年9月3日

台風の余波

「金曜日の新幹線シリーズ」は、台風の上陸で今週はお休み、の予定だったんですが、西の方に進路がずれていき、新幹線も止まるわけではないのでいやいやながらサラリーマンの鑑としていつものように出社(笑)。いゃ、ほんと水曜日くらいから不安定な天気になり、その頃の予想進路では東海地方から関東西側に上陸するような予報でしたから、実は一度金曜日に宿泊予定のホテルをキャンセルしたんですね。でも、その後だんだんと西の方にそれていき、しかも前日の木曜日なんかは晴れ間が出たりするくらいの天気なので、「こりゃ明日台風で休みますなんて言っても許されないだろうな」と諦めて、もう一度ホテルを取り直して出かけました。

朝、傘が必要かなと思ったんですが、曇り空だけど雨は降っておらず、とにかく自宅からバス停までの間に必要無ければ、その後会社に着くまで傘は不用なので、持たずに出発。この日は、荷物が多くて、目一杯詰まったキャリーバッグを頃がしながらの出社。9月に入り新学期も始まったので、バスが混雑しているかなと心配したんですが、予想に反してガラガラ。乗ってから気がついたんですが、時刻表に乗っていないバスなんですよね?臨時便なんだろうか。いずれにしても、大きな荷物を抱えての乗車なので空いていて助かりました。これは新幹線も同様で、いつもよりも空いている感じ。流石にこの天候なので、やはり観光客風の乗客が見られないことが大きいかも。

さらに驚いたのは、一番混雑する新横浜駅での乗換なんですが、ここも拍子抜けするくらい人が居ません。たまたま、前の駅で何かトラブルで電車が停止していたようで、それで人の乗り継ぎが切れたときに到着したみたいで、これも大きな荷物を持っているときには助かりました。何より助かったのは、エスカレーターがほとんどすべての乗換時に使えたこと。これが止まっていたら、ちょっともたなかったかも。節電が言われる今ですけど、やはり必要なものもあるわけで、早く日本の電力状況が復旧して欲しいところです。

今日の予報は雨なんですが、外は真夏のような晴天模様。この後、台風の影響で崩れてくるんだろうか。出来れば、雨が降らずに、今晩の試合を迎えたいのですが... 

悪人面

新しい野田新内閣の陣容が発表されたわけですが、ここのところいつも思うのが「なんで国家公安委員長には、こう悪人面の人がアサインされるんだろう」ということ。「公安委員長」だから、脅しを掛けるため? なんて(マテ)。

ここのところ、ほぼ毎年首相を筆頭に内閣の陣容も代わるわけで、以前は米国などの大統領制のように、一度選んでしまうと、3年とか4年とかもうどうしようもないようなシステムに比べれば、まだ駄目なら駄目で入れ替え可能(しぶとい人もいたけれど)な方が、ダメージは少ない分メリットもあると思っていましたが、流石にこう猫の目のようにクルクル変わると、国民もいい加減うんざりしてきますね。

もっとも大臣なんて所詮お飾り、最後に判子を押すくらいの仕事しかないんだから、誰がなっても同じようなものとは思うけれど、防衛大臣が「自分は素人だから文民統制」なんていう事を言い出しては目も当てられませんけど。というか「政治主導」なんだから、ちゃんとそれなりに勉強している人経験のある人がならないと、やっぱり駄目なんじゃない。別に顔で仕事をするわけではないので、ハンサムでも悪人面でも何でも良いけれど、でも「仕事が出来る人」って、やっぱりその気迫というかやる気というか、そう言うものが表情にでたりするもの。例えば、眼力が鋭いとか、笑顔とか真剣な表情が魅力的とか。今回の陣容をざっと見てみると、あんまりそう言うインパクトを感じない人ばかりで、やっぱりこの内閣も短命かなと思う次第ですね。

2011年9月2日

プリンターの立ち位置

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、先日発表されたエプソンキヤノンのカラフルプリンターについて。「プリンター」という小片装置を考えると、ホストコンピューターも含めた「コンピュータ界」で、キーボードと並んで最古の周辺装置と言っていいんじゃないでしょうか。なんてったって、昔(30年くらい前)のホストコンピューターを使うには、キーボードとコンソールで使ったわけで、コンソールは言ってみればプリンターな訳だし。昔のウルトラマンとか怪獣映画を見ていると、はき出されてきたパンチテープを見ながら「隊長、怪獣が京浜工業地帯に上陸しました」なんてやっていたわけだけど、「モニター」が登場するまでは、まさにあれに近い状態でコンピューターを使っていたわけですしね。

で、そのプリンターも、キャラクタープリンターがドットプリンターになり、文字だけでなくグラフィックも印刷できるようになり、それがさらにカラー印刷も出来るようになると、今度は小型化・低価格化が進んで家庭での印刷が当たり前の時代になり、さらにはコラムにも書かれているように写真印刷も十分な品質で出来るようになってきたのは、今更ながら凄いことだなと感心してしまいます。ただ、そういった家庭内ニーズにしても、年末年始の年賀状需要は今ではネットで一括発注したり電子メールに変わっているし、写真印刷にしても、やはりネット経由での印刷サービス、これは写真印刷だけでなくフォトブックにまで製本してくれるサービスなんかもありますから、下手に家庭で印刷するよりずっと綺麗で安い。今回、両メーカーがカラーバリエーションのモデルを出して家庭内需要を取り込もうとしているのは、焦りの表れではないかという意見は、なるほどと納得できますよね。

個人的に感じているのは、家庭内需要に於いて今後プリンターというデバイスはテレビと複合化していくと面白いんじゃないかと思うんですよね。どちらも出力装置であり、画面に表示するか印刷するかの違いしかない。で、最近のテレビは大画面高解像度が普通になってきているので、プリンターを使うときの操作性も良いだろうし。すでに最近のテレビでは、BD/HDDレコーダー内蔵も当たり前になってきていますが、もう一歩進めた「総合家庭内情報端末」として取り込むのはどうだろうか。もっとも、メカ部分が多い、インクや紙供給など消耗品管理が大変とか、正直他のデバイスと組み合わせるのは大変だとは思いますけどね。

自分のように在宅勤務をしている場合でも、実はほとんどプリンターを使う機会はなくなりつつあります。必要な文章作成はすべてPC上で実行して、渡す場合もファイルを送るだけ。まだ完全ではないけれど、昔なら印刷した紙物添付が必要な場合でも、最近はPDF添付でオンラインで処理が出来る足りしますし、本当自分のプリンターを使う機会って減りました。プリンターメーカーが危機感を持つ気持ちがよく分かりますよね。

充電式電気自動車

ドイツ・ダイムラーがBASFと共同開発した、塗装型太陽電池を装備した電気自動車。天井部分に太陽電池があると言うことで、ボディも小型なので、太陽電池はあくまで補助的な感じなんでしょうね。メインは、現在のEV同様充電して走るというで、例えば使わないときに戸外に駐車していると、ちょっと素津重電してくれるという話なんでしょうね。

今のEVだと、だいたい100km~200km位でしょうか。慶応大学だったか、どこかの大学の研究室で開発しているものだと330km記録したような記憶がありますが、ガソリン車が満タンで400km~500km位は平気で走ることを考えると、ちょっと心許ないのも事実。まぁ、EVは日々の買い物とか近郊を走るだけで、遠出するときにはガソリン車とかHV車という棲み分けが、これからは出てくるのかも。でも、その為にはEV車の価格がもっと下がらないとね。今の軽自動車くらいの価格にならないと、厳しそうですね。

でも、この塗装型太陽電池の効率ってどの程度なんでしょう。多少デザイン的に拙くても、今の太陽電池パネルと置き換えるとどうなるんだろうか。昔の鉄腕ダッシュの電気自動車で使っていた太陽パネルの半分くらいなら、そこそこ実用的かも。

FlashAir

東芝が発表した、無線LAN通信機能内蔵のSDHCメモリーカード「FlashAir(tm)」ですが、「世界初」と書かれているものの、同じような機能の「Eye-Fi」が既に登場していますよね。Eye-Fiも4GB/8GBモデルがあるから、少なくともSDHCメモリーカードであることは確かなはず。Eye-Fiが、メモリーカード内データを対象似しているのに対して、FlashAirはカメラがも対応する事で、カメラをWi-Fiデバイスとして使える、ということで「世界初」ということなんだろうか。

例えば、このFlashAirカードと対応カメラを使うと、ワイヤレスを使ってリモートでカメラ操作ができるとかいうとちょっと魅力的かも。ただ、やっぱりすでにEye-Fiが実際に販売されていることを考えると、少なくとも目新しさは余り感じませんね。

2011年9月1日

どじょう

野田新首相がスタートして、その「ドジョウ」発言で一気にドジョウがブレークしているそうですけど、まぁ一月もしたら忘れ去られるんでしょうね、ドジョウ。相田みつをさんの作品が元らしいけれど、金魚にあこがれるドジョウってコンセプト、それって「醜いアヒルの子」の話に似ていないか?

まぁ、派手さが無く、地道に不器用に確実に政治を進めていくというような話をしているけれど、でも国民が求めていたのは「リーダーシップ」じゃなかったのか? いゃ、本当は、そういう確実で堅実なマネージメント能力っていうのが、本当の意味でのリーダーシップだと私は思うけれど、でも国民としては「目に見えるリーダーシップ」を多分望んでいるんですよね。しかも、しっかりとしたリターンも伴う。そういう意味で、今回のドジョウ発言はどうだったのかな、と。せめて、「私は雷魚です」というと、パワーがあって良かったかも(笑)。でも「雷魚ってなんだ」って言われそうだな、最近の人には。

歴史が評価する

日本の災害の一つがやっと終わりましたが、まだまだその災害が残した爪痕は深く大きく、これから回復するには長い時間とコストが掛かりそうですよね。その災害復興に当たるのが、同じ穴の狢達ですしね。いゃ、日本の政治の話なんですけど。

その災害、いや菅前総理が、自分の実績は歴史が評価するみたいなことを最後に行って辞職したわけですが、この「歴史が評価する」という言い方、結局は負け戦での負け惜しみのような気がします。「歴史が評価する」という限りは、化なり長い時間が必要でしょう。最短でも50年位? 場合によっては100年後位の評価が「歴史の評価」だと思うんですよね。別の言い方をすると、その時に生存していた人達・利害関係のあった人達が居なくなり、全く関係ない人達が客観的に評価することで、その時代では主観的に評価されるような部分を排除して再評価使用という話だと思いますから。これって、一見正しそうに見えるけれど、一つ問題なのは、それだけ時間が経過してしまうと、今のようにインターネットの色々な場所に情報が保管されるような時代であっても、化なり揮発することがあるだろうと言うこと。また、それだけ時間が経過してしまうと、世間や人の価値観も変化するだろうし、そうなると別の視点からの評価がされた場合、果たしてその時代の評価と同等と言えるのか、と言う事も疑問として生まれます。

さらに、特に政治という事であれば、一番必要なのはその時その時代に生きていた人達がいかに満足するかと言うことも大切な要素だと思います。もちろん、次の世代、将来に対しての責任もありますけど、でも今の時代の人間が全うに生活できない限り、次に続く世代は先細りしていくわけで、優先度としてはまずは「今何をどうする」という事が最優先項目だと思います。だからこそ、まずは今どのように評価されているのか、と言う事を少なくとも政治に関しては考えないといけないのでは。もちろん、その度が過ぎると衆愚政治に陥るわけで、その境界線は慎重に見極めないといけないわけですけどね。

さらに言えば、歴史が評価するだけの価値・規模・実績と言うものもあると思うんですよね。それに対して、高々一年ちょっとのどうしようもない国政について、10年20年後ならいざしらず、50年100年後の人達が何か論じるとはとても思えない。あっ、あるとしたら「日本の政治史暗黒時代」とか言うテーマならあり得るかも(笑)。

K-Pop taking over the world? Don't make me laugh.

なかなか刺激的なCNNGOの記事。まぁ、当たり前のことなんですよね。その国、地域でブームになれば、次は世界=アメリカでビジネスチャレンジ、ということは誰もが考えること。ただし、特に非英語圏の国からの場合、まずは英語の壁があるし、次のその国の文化・歴史の壁があるだろうし、そういう意味では自国でのブームの理由が、単にその時の流行にマッチしたからなのか、本当に歌唱力なり演技力なり十分な実力があっての事なのか、その見極めをちゃんとしないとダメですよね。そうでなくても、実力を持った人がゴロゴロしているアメリカのエンタメ界で勝ち抜かなきゃいけないわけだから。記事にも取り上げられているBoAさんは、それでも結構歌も上手いし魅力ある歌手だと思うけれど、でもアメリカのShow Bizで活躍できるレベルかというと、まだまだですよね。いゃ、決して偉そうなことを言っているわけではなく、以前アメリカのディズニーワールドに何度か行っていたとき、園内のアトラクションで歌や踊りをあちこちでやるわけですが、このレベルが半端じゃない。あそこにいる人は、もちろんディズニーのオーディションに合格した人達なので、それなりのレベル何だろうけど、それでもまだプロとしてメジャーになれないレベルの人達なわけで、その人達ですら日本の芸能界が真っ青と言うレベルだったりするわけです。

まぁ、記事の主題は、そういう韓流のチャレンジではなく、そういう現実を無視して「世界を席巻する韓流」というようなデマを流してまでも韓流を推し進めようとする、その姿勢に対しての批判何ですけどね。まぁ、日本のアニメ政策と同様に、韓国の場合はK-POP政策として国策として推し進めているわけだから。だったら、日本の歌や番組や映画なんかも、日本同様に自由化しなさいよ、と言いたいけれど。

ところで、K-POPで日本に来ている韓国アーティスト達何ですけど、特に女性グループの場合(KARAとか少女時代とか)、私なんかはそれぞれの顔が全部同じように見えてしまうんですよね。よく、登場するキャラクターが多い漫画だと、髪型とか洋服のデザインとかをちょっと変えるだけで、似たようなキャラクターが別キャラとして登場する場合がありますが、あんな感じ。だから、たまにテレビなんかに登場している様子を見ても、CGで同じ女性をコピーして並べているような印象になります。その点、AKBとかだと、一人一人がちゃんと区別出来るくらいの差分がみんな存在しているから、ビジネス的には美人だけど同じようなキャラクターを揃えている、今のK-POP女性グループよりはましな気がします。

結局Show Bizの世界にしても、どのようなマーケット・セグメントにターゲットを定めて、そこにどのようなキャラクターの商品=タレントを投入したら一番利益(=人気)が出るのか、そういう戦略に基づいて造られていく「商品」なわけです。もちろん、日本のローカルフードである寿司が、いつの間にか世界中で食べられるようになったように、そこにはさらに時代の流れなんかも重要な要素として存在するわけですけど、そういう色々な要素が絡み合って、あるときには成功するけれど、多くの場合失敗を繰り返してさらに次のチャンスを狙うのが、グローバルビジネスだと思うんですよね。そういう意味で、タイトルの"K-Pop taking over the world? Don't make me laugh."っていうのは、結構多くの人が実は感じていることなんじゃないかと感じるわけです。