2011年8月3日

ThinkPad Tablet

IBM時代から、ThinkPad/ThinkCnetreを使ってきたユーザーの一人としては気になる製品である、先日のティーザーから正式に発表された、"ThinkPad Tablet"(と、"IdeaPad Tablet K1"笑)。基本的には、Android製品でH/W的に「えっ!」と言うほどの物はないけれど、注目したいのはThinkPadを母艦として、このTabletを子機とした時の親和性、接続性といった連係プレー。自分的には、まさに今、ThinkCentreを母艦として、ThinkPad(X201sとX200s)を子機として使っていますが、幾ら軽量のX201s/X200sとはいえ、サイズ的にも重さ的にも、また使い勝手としてもちょっと使いづらいのも事実。外に持ち出す「モバイル機」としては問題無いんですが、例えば自宅の中で使う場合、ちょっと寝っ転がって使いたいなと言うときにもは無理だし、TV等を観ていて、放送された話題とか商品についてちょっと調べたい、何て言うときにもわざわざWindowsを起動する時間が必要だったり、「家庭内子機」としては重厚長大なんですよね、以下にThinkPadといっても。で、今回のThinkPad Tabletは、本音のところでは7~8"位のもう二回りくらい小型の物の方が個人的には好みなのだけれど、まぁこれまで不満だった家庭内子機としての役割には十分果たせそうという第一印象。

で、記事にも書かれていることですが、このTablet、オプションのキーボード・フォリオ・ケースを付けると、TrackPoint付きのThinkPadキーボードが付いてくる代わりに、重さがほぼ倍増の1.5kgにもなる。手持ちのThinkPad X201s(SSDモデル)ですら、1.2kgちょっとですぜ。ホント、真面目に考えているのか、Tabletというものを。確かに、ThinkPadのキーボードは他のモバイルPCのキーボードと比べても打ちやすいと思うし、それがあればキー入力も楽になるとは思うけれど、Tabletの使用目的を考えたら、まずは軽さが第一だし、さらにモバイルPCの代用をするわけではない(するべきでない)のだから、使用時間に関してはもっと短いはず。その分、トレードオフしてTablet利用に特化したキーボードを作るべきですよね。例えば、個人的には、キーボードケースに印刷したシートキーボードでも十分だと思う。記事のなかには、メーカーに遠慮してか「約1.5キロに近くなる重さが評価の分かれるところだろう」と書いてあるけれど、分かれるわけがないでしょう。これは100%「ダメ」。100歩譲って、1kgならまだ許せるけれど、そんな一般的なモバイルPCと同じ重さで、でもスペック的には数段劣るような物、誰も使わないでしょう。Tablet本体で約750gというのは良いけれど、カバーシート+シートキーボードで、800~850gが良いところでしょうね。モバイルユーザーとして、これは譲れないところ。

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