2011年8月31日

Hilton GOLD Member

先日「ヒルトンHオナーズ・ゴールド会員資格へようこそ」というDMが届きました。Hilton VISA GOLD Cardで、カードを保持している間自動的にGOLD会員になっているので、「あれ? カードの更新?」と思って中を開けると、見慣れたHiltonのGOLDメンバーカードが入っています。で、中の説明を読むと、どうもUnitedのMileagePlus会員向けにプロモーションをしているらしいんですが、UA MP 1Kだけなのか、それ以外のメンバーにもばらまいているのか不明。10月31日までに指定のURLにアクセスして設定すると、自動的にGOLD会員に登録されるらしい。「でも、どうせ一年とか半年だろう」なんて思ったら、結構太っ腹ですねヒルトン。有効期限は「2013年3月末」まで。さらに、2011年10月31日までに4回ホテルに滞在すると、5,000ヒルトンポイントと5,000ボーナスマイルが獲得できるらしい。

そう言えば、メインカードであるVISAのプロモーションで、ヒルトンのプレミアムクラブ・ジャパン会員が6ヶ月無料というキャンペーンをやっているけれど、ヒルトン系のホテルって、なかなか宿泊する機会がないんですよね。本当、海外で他のブランド(SPG/PCR/GP)が無いときのバックアップというか。そんなこともあり、折角送ってきたGOLD会員カードですけど、もう同じものを持っているし、あと二月の間に四泊もする事はないだろうし、ということで今回は見送ることに。この手のプロモーションやキャンペーンへのお誘いは、無いよりはあった方がよいけれど、なかなか「これっ」ていうものには当たりませんね。まぁ、仕方ないか。

台風の行方

ゆっくりと、日本に向かって北上中の台風11号。タイミングの悪いことに、丁度金曜日から土曜日にかけて東海・関東当たりに上陸して大きな影響を与えそうで、土曜日に予定されている試合への影響が心配。2日金曜日にも、横浜の会社に出社しないといけないんですが、今の様子だと一番台風の雨風の影響が強いタイミングになりそうで、となると新幹線も止まるかもしれないし、いっその事休暇にしようかと検討中。

土曜日の試合は、夜の19:00開始なので、最悪お昼くらいまでに状況が確定すれば良いんですが、それでも都内の交通が乱れていたら中止になるかもしれないし。フットボールの場合、雷さえなければ結構な嵐の状態でも試合はするんですが、とは言っても今シーズンの開幕戦、重要な試合だけに、出来るだけコンディションの良い状態で試合をさせたいですしね。2日金曜日はもう諦めたので、少し台風君はスピードを上げて、早めに日本列島を通過してくれないだろうか。

始業時間朝7:00

今、一番元気がある企業の一つ、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、9月からは始業時間を2時間前倒しにして朝の7:00スタート、夕方16:00終業とするという記事。最初は、電力節電のためかなと思ったんですが、早く仕事が終わる分、来春からの「社内公用語英語化」のために語学学習などの時間に充てて貰うのが目的と記事には書かれていて、そりゃたいへんだなぁと。

昔は電話会議がUSと朝一であって、その時には向こうの夕方にセットしてもらって日本の早朝、あるいは向こうの朝型で日本は夜遅くなんていうパターンが多かったですね。まだ、今のような手軽に自宅からコールイン出来るようなサービスがある時代ではなかったので、会社にいないと電話会議には参加できず、従って朝の6:00とかに会社に出てきたりしましたねぇ。夜も夜で、USの午後早い時間帯でも、日本は21:00とか22:00とかになり、そこから一時間二時間と電話会議をすると、もう終電の時間。その頃は、結構予算もあったので、わざと終電を逃してタクシー利用をしたりもしましたが(笑)。

でも、早く終わっても、その後語学研修みたいものが入れられてしまっては、あまりありがたみも無いかも。朝も早いし、夜も遅くまで英語漬けなんていう日が何日も続くんですからね。まぁ、ビジネスの世界はそれだけ大変と言うことなんですよね。でも、本当に英語が使えるようになりたかったら、日本人がいない、日本語が聞こえない、英語だけの環境に少なくとも半年は居れば、その前に多少の英語の素養(大学の教養課程程度)があれば、かなり出来るようになると思いますよ。自分もそうだったし。ただ、それって朝7:00に会社に出ることよりも大変だったりして。

2011年8月30日

Paperless Flight

UAが、11,000台余りのiPadを導入して、機内にあるマニュアルやチェックリスト、さらには天気予報図等のデータ表示にも使うらしい。これにより、年間で1600万枚の紙がiPadに置き換えられ、パイロット一人当たりだと17kg(38 lb)ものマニュアル類がiPadの約600g(1.5 lb)になり、それにより航空燃料も326,000ガロンの節約になるという話。航空業界では、ガラスのボトルをプラスチックにしたりして、少しでも機体を軽くしているわけだから、この16kgのセービングは大きいでしょうね。と言うか、あのパイロットが持ち歩いている大きなスーツケースも不要になり、一番喜んでいるのはパイロットだったりして。

ただ、航空機の中では電子機器の使用は非常に制限されているわけで、その点どうなんだろう。と言うか、個人的には航空を飛ぶ飛行機の場合、一般的な地上で使用するような電子機器よりも、格段にEMI/EMC対策されているはずだと思うんですよね。だから、機内で電子機器の使用制限があるのは、あくまで安全に安全を考慮しての話だと思っています(だから、無視して使って良いという話ではない)。でも、そういう対策をしていない一般的なiPadをそのまま操縦席に持ち込んで使うのは、やっぱり拙い気がするんですけどね。特に最近のように、グラスコックピットになり、繊細なデバイスが沢山詰め込まれているような新鋭機ではどうなんだろうか。やはり、操縦席で使用するように、EMI/EMCを強化されたiPadが使われるんだろうか。

間違っても、そこに自分の好きな映画とか入れて、自動操縦中に眺めるようなことはないようにして欲しいぞ > UA

ドクロベエよ永遠に

声優・ナレーターである、滝口順平氏が80歳で亡くなられました。最近ならば、「ぶらり途中下車の旅」での軽妙なナレーションが、自分たち世代だと、やっぱりタイムボカンシリーズの「お仕置きだべぇ~」のドクロベエの声でお馴染みの声優さんですよね。Wikiにこれまでの吹き替え作品がリストされていますが、「悟空の大冒険」とか「ハクション大魔王」とか、それこそ子供の頃物心ついた頃から聞いていた声だから、あれから何十年経っても何の違和感も感じない。逆の言い方をすると、自分が子供の頃にはもう第一線で仕事をされていたわけだから、あれから何十年も過ぎてしまうと、当時耳に慣れた人達の多くが、今では恒例になり現役を引退されていたりしているんですよね。時々、昔懐かしい声優さんの声を久しぶりに聞いたと思ったら、実は声質が似ている別の人だったりして、あの声優さんはどうしたんだろうなんて思っていると、突然訃報を聞いたり... 仕方のないこととはいえ、やっぱり寂しいですよね。望むのは、こういった素晴らしい声優さんを超える、次の世代の声優さんが、もっと沢山登場してきて欲しいこと。最近は、誰でも声優が出来るというか、なんだろう、アニメの吹き替えが多いためか、妙に吹き替えられた台詞回しが大げさというかわざとらしいというか。昔の声優さんは、まずは外国の俳優さんの演技に合わせて声を当てるところから始めたから、まず演技に合わせた台詞回しがあって、その後アニメとかの場合でも、当時は動きが制限されていて少ないアニメでも、声で演技をしていた感じがあるんですよね。それが、最近ではCG等も利用して動きも派手になってきたから、それに合わせて台詞も派手というか大げさな言い方をすれば何となく画とあっているように感じてしまい、如何せん「声の演技」という部分が少なくなってきたような気がします。まぁ、有名なタレントさんがいきなり吹き替えとかやっちゃう時代ですからね。いずれにしても、また一人慣れ親しんだ方が遠いところに行ってしまわれて、本当に寂しい限りです。

合掌。

野田新首相

新しい民主党の代表=新首相に決まった、野田氏。その様子を見ていて思ったんですが、「枝野さんに似ている(笑)」。次に思ったのが、「釣り竿と鯛を持たせて座らせれば、ヱビスビール...(以下自主規制)」。これまでの、ぼんぼん総理、だめかん総理に比べれば、それなり苦労しているし、まぁ庶民派の総理とは言えるんだろうけど、今の与党の問題は、ノーサイドといいながら、裏でズルズルと因縁恩讐が渦巻く魑魅魍魎の世界だということ。例によって、論功行賞だ小沢外しだとか、これから組閣が決まるまで、いや決まった後もぐだぐだが続くんでしょうね。

だいたい、党員でない人間がキングメーカーとして力を発揮するというのは、小沢氏の師匠でもある故田中角栄氏と同じ事ですよね。さらに、以前ほどの力はなくなったとは言え、取りあえず半数近くの党員を抱えてるから、むげに無視するわけにも行かない。

まずは被災地の復興と、日本の経済復興という、二つの「復興政策」を最優先で推し進めないといけない現在。復興増税をつい先日まで財務大臣として言っていたので、そのまま増税前提の政策が進められるのも困るけれど、今度は財務大臣よりも一段高いポジションになったわけだから、もう一つ考え方を練って、とるところからはとっても良いけれど、取らない部分についても真剣に考えて欲しいですよね。

ところで、今回も「ノーサイド」という言葉が使われたけれど、フィールドでの何十分間の試合と言う制限が存在するスポーツならともかく、国会以外の場所でも公私に利害関係が生まれる政治家に、そんな言葉は当てはまるんだろうか。まぁ、今回の5人の候補の中では一番まともそうな感じはする新首相だけど、まずは景気対策をちゃんとやって、被災地にも十分にお金が回り、それ以外の場所にも経済効果が生まれてくるような、そういう政策を党レベルとかじゃなくて全ての国会議員レベルで一致して勧めて欲しいですよね、本当。

2011年8月29日

落とし穴

金沢市で起きた、旦那さんを驚かすつもりの落とし穴で、夫婦が埋まってしまい二人とも無くなった事故。最初聞いたときには、誰かが掘った落とし穴に知らずに夫婦が落ちて無くなった、痛ましい事故だと思っていたら、実は誕生日が近い夫を驚かすために、妻が友人とあらかじめ準備したものに落ちての事故と聞いて、正直呆れると共に、それで二人とも亡くなってしまってどうするのかとやりきれない気持ちも。

記事では、幅2.4m、深さ2.5mと、正直普通に掘るような落とし穴のレベルじゃないですよね。開口部の2.4mは、まぁ落ちやすくするために広くしたとしても、深さが2.5mって、幾ら砂浜と言えども、手掘りでそこまでやるかと言うくらいの深さですよね。某バラエティ番組のコーナーで、ゴルフの試合に見立ててタレントさんを落とし穴に落とすものがありますが、あれなんかを見て思いついたんだろうか。

自分たちの子供の頃は、まぁ落とし穴を掘って誰かを落とすというのは結構やったイタズラだけど、あれってなかなか穴を掘るのが大変なんですよね。柔らかい地面では掘っているうちに崩れてしまうし、崩れない程度の堅さの地面を掘るのは大変だし。だから、だいたいの場合、せいぜい1m四方位の広さで、でも深さは50cmとかその程度。1mほったら大変です。だから、仮に落ちたとしても腰くらいまでがずっぽりはいるくらいで、まぁ最悪でも足をちょっと捻る程度で、後は服屋からだが土で汚れる程度なんだけど、そういう経験をして、ここまでならイタズラで済むけれど、これ以上だとやばいという境界線を何となく理解していた気がします。今回の夫婦は、まだ若いから多分落とし穴なんて、多分初めて掘ったんじゃないだろうか。で、確実に落ちるように間口は大きく、さらに落ちたときのサプライズが大きくなるように深く、なんていう想像だけで作っちゃったんだろうなぁ。何らかの経験をしていれば、そこで一応リミッターが働くと思うんだけど、何も経験則が無いと、結局テレビで見たこと、想像したことが全てで、それが現実的かどうかと言うことは飛んじゃうんですよね。それが今の時代だとは思うけれど、何かストッパーというか、境界線をちゃんと認識できるような事が必要だなぁ。これまでなら、子供時代にいろいろな経験をして身体で会得していくものが、今の時代それがだんだん無くなってきていますからね。それが問題なんだけど...

亡くなった二人も気の毒だけど、一緒に準備した友人達はもっとやりきれないでしょうね。せめてものご冥福を祈ります。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

週末都内で用事があり、一月振りに都ホテルに宿泊。アサインされたのは、6Fの端っこの部屋。このフロアー、暫く前まで全面閉鎖してリニューアルしていたところで、確かに部屋の中に入ると、いつも宿泊しているフロアーとは雰囲気がちょつと違います。まず、部屋の中のイスが、何故かペパーミントグリーンの物に変わっている。うーん、内装が白とブラウン系でまとまっているのに、何でグリーン系を入れるのか??? 外に広がる緑の景色を意識して?
今回好印象だったのが、リニューアルされた机回り。使いにくい丸テーブルが無くなり、楕円形の広い机になりました。でも、イスが、さっきと同じペパーミントグリーンのイスなんですよね。座り心地は悪くないけれど、仕事をするイスじゃないなぁ...

これまでのお部屋だと、部屋の正面に背の高い両開きの家具が置いてあって、そこにテレビや冷蔵庫等が収められていました。ただ、その家具が背が高いので、ちょっと圧迫感があったんですが、このお部屋は腰くらいの高さに家具が展開されて、これまでの圧迫感が無くなりスッキリしましたね。その分部屋も広く感じられるし。
これまでちょっと時代を感じさせる内容だったバスルームも綺麗になりました。ただ、バスルームのドアがビジネスホテルの物みたいな軽いチープな感じで、室内も新しいから綺麗になっているけれど、ちょっと高級なユニットバスを入れました、みたいな感じ。それに、壁に掛かっているインターホン用の子機も、多分これ以前使っていた物をそのままなんだろうなぁ。

そう言えば、室内の温度を調節するスイッチも、昔ながらのダイヤルを回す物で、最近のようにデジタルで室温や風量を調節出来る物でなく、これも少し使い勝手が悪い感じ。どうせワンフロアー閉じてリニューアルするなら、もうちょっと手を入れて欲しかったなという気もします。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

仕事で使っていサーバーの調子が悪くなり、急遽以前から予定していたハードウェアの移行を週末にかけてする事になり、直前に予約した横浜のシェラトン。USにいる担当者に、Skypeでこちらの様子をUSB Web Camで見せながら、こちらで操作したり、向こうからリモートで設定したりをするという、ちょっと二人羽織状態での作業なので、効率が良いのやら悪いのやら...

予約をする時に検索をかけると、何故かツインの部屋しか空いていなくて、仕方なくツインの部屋を予約。一応アップグレードということで、27Fのクラブフロアの少し広い部屋をアサインしてくれました。
 少し広めなので、机回りも余裕があり、これはポイント高し。ただ、何でホテルって、机の真正面に大きな鏡があるんでしょうかね。女性のお化粧用? それなら洗面所でも良いような気がするんだけど。この丸い鏡の前でPCを開いて仕事をしていて、ふと視線を感じて顔を上げると、目の前に自分の顔がありビックリする、と言う事をつい何度か繰り返してしまう(笑)。

夜、ホテルのバーに行ったところ、口開けに何しようかと悩んでいたら、今の季節限定で珍しいビールがあると勧められたのが、地元のミカン「湘南ゴールド」を使った地ビール。ミカン好きの自分にとってもちょっと興味をそそられる物で飲んでみました。確かに、先ずミカンの柑橘系の味と香りが口の中に広がり、最初の一口は非常に爽快。ただ、この330mlの小瓶でも全部飲むのはちょっと厳しいかな。半分くらいから、逆にミカンの甘みが口の中に残ってしまい、それ以上飲むのに飽きてしまって。もうちょっとビールらしい「苦み」とかあると、いいかも。あるいは、ビールに拘らず、湘南ゴールドの味や香りをもっと強調したカクテルみたいな方が、面白いかな。あるいは、ラガービールをチェイサーにして両方飲むとか。そんな印象でした。

2011年8月28日

Hurricane Irene

ハリケーン アイリーン(Irene)が、New YorkやWashington D.C.を直撃しそうと言うことで、今朝のニュースでも大きく取り上げられています。今は、North Carolineに上陸していて、このまま東海岸の海岸線にほぼ沿うように北上し、Virginia、Washington D.C., New York, Bostonと、メジャーな都市がその進路予報に入っています。私も、出張にハリケーンの直撃に遭遇したことがあり、一晩停電も経験したし(地域的には一週間位停電していて、自分は運が良かった)、その時は会社が浸水してその後一月くらい大変でした。今回は、特に首都であるWashington D.C.や一番の大都市New Yorkに大きな被害が予想されるということで、テレビで流れるNew YorkのDowntown等、公共交通機関も止まってしまい、何か戒厳令のようですね。先日のゲリラ豪雨では、羽田の海底トンネルが浸水したけれど、New Yorkも幾つかトンネルがありますから、大丈夫だろうか。

先日会社で、忙しくて夏休みらしい休みを取れなかったから、9月の後半にどこかに出かけようかななんて話をしていたら、でもその頃は台風シーズンなんだよねと鋭いところをつかれてしまいました。確かに、この頃は日本の天候も不安ですし、アジア方面も台風シーズン。出かけようとして出かけられなかったならまだしも、出かけたけれど帰れないでは話になりませんし。今の科学・技術では、台風やハリケーンを止める事は出来ないので、とにかくじっと通り過ぎるまで待つしかないんですが、少しでも被害が少ないことを祈りたいですね。

寂しいお父さん

この週末、都内から帰りの新幹線の中。このひかり号、新横浜を出ると、熱海、静岡、浜松と停車するもので、私は3列席の窓際に座っていました。熱海で結構人が下りて、それと同じくらい乗り込んできて、私の前の3席列には中年の男女と40歳代位の男性が座ります。その横の通路でわさわさしているので、耳に入れていたiPodのイヤホンを外すと、どうも彼らは台湾からの観光客のようで、この3人以外にも窓際の2席列に自分と同年代くらいのお父さんと高校生位の女の子が二人、さらに小学生くらいの男の子が一人にお母さんと、総勢8名のグループ旅行中の様子。2列席の前にはお父さんと男の子、その後には女の子二人が座り、どうもお母さんは離れた場所の席しか取れなかったようで、暫く通路に立って何か話しています。

で、そのうちに、2列席の自分の子供達(多分)に「あなたたち、向かい合わせに座ったら」と見たいことを言い出したように、盛んに手振りでイスを回すような素振りを見せています。ただ、その回し方が分からないらしく、最初は窓の横についている、ジャケットとかを引っかける棒を引っ張ったりしていましたが、そのうちにイスの下のレバーに気がついたらしく、それを踏みながらイスを回して無事に目的達成。お父さん・男の子が後ろ向きになり、女なの子二人と向き合います。

そんな様子を横目で見ながら、暫くうつらうつらしていて、5分後くらいかな、目が覚めて何気に横を見ると、向かい合っていたイスが元の状態に戻っていました(笑)。後の女の子二人は、何かぶすっとした様子ですし、小学生の男の子はゲームボーイなのかな、一生懸命ポータブルゲーム機で遊んでいるし、一人お父さんが少し寂しそうに窓の外を眺めている雰囲気で... これが日本人の親子だったら「オヤジ、うぜー」とか言われたんだろうけど、台湾でも同じなんだろうか。ちょっとお父さんの悲哀を感じてしまった新幹線車内でした。

自然の中で暮らす

自然豊かな我が家の回り。初夏の頃は、一晩の間に蜘蛛の巣があちこち張られるため、朝、新聞を取りに外に出ると、新聞受けのたどり着くまでに4~5回は蜘蛛の巣に引っかかる始末。直ぐ隣には、そこそこ大きな神社があり、昔よりは寂しくなったけど「鎮守の森」の名残もあるので、夏になると蝉時雨が五月蠅いほど。また反対側は、最近は宅地化されてきたとはいえ、まだ沢山の田んぼが広がるので、夜になると結構蛙の鳴き声が五月蠅かったりします。

先日も、朝起きて自分の部屋のドアを開けたところ、外から何か飛び込んできました。部屋の中を逃げるその姿を追うと、そこそこ大きな蜘蛛と蛙が飛び込んできて、本棚か机の隅に入ってしまった様子。「まずぃなあ、変なところで死なないだろうか」と思い、殺虫剤を蒔いて追い出そうかと思っていたら、どうも間違った場所に入り込んだと分かったんでしょうね、再びドアのある方に出てきたので、そのまま雑誌を後から振って外に追い出して事なきを得ます。

今朝も今朝で、ドアを開けて一歩外に踏み出したら、足下を紐のような物がシュルシュルシュルーーーと逃げていきます。えっ!と思って目で追いかけたら、30cm位の細い蛇がコンクリートの三和土から庭の芝生に必死に逃げていきます。うーん、子供の頃はよく庭で蛇を見かけて、苦手な私はそれを見ただけで泣いていたんですが、流石にここ何年かは回りも開発されて、蛇を見ることがまれになったから、怖さよりもその珍しさに驚いてしまいました。でも、あの蛇、細いオモチャみたいな蛇だったなぁ。夏バテしてるんだろうか。 いずれにしても、まだまだそんな自然が残っていることは、感謝しないといけませんね。

2011年8月27日

暖簾に腕押し

韓国がWBCで日本に勝ったときに、マウンドに自国の旗を突き刺してひんしゅくを買ったのは、未だに記憶に新しいわけですが、今回は世界陸上で「独島の扇子を配る」という話中央日報の元記事を見ると、政策者の写真もありましたが、でもこれって扇子? 団扇じゃないの? どうも「合竹扇」というのが、日本で言う「扇子」で、「伝統扇子」というのが、日本で言う「団扇」の事らしい。翻訳の問題かな。

で、印刷とか版画とかではなく、手書きで一枚一枚準備しているらしいんですけど、多分この絵を見ただけで「独島」と分かる外国人ってほとんど居ないんじゃないだろうか。それに、島から上る太陽を書いたこの図柄ですけど、その独島に日の丸が揚がっているようにも、見えなくはない。この扇子を貰って、「ほら、韓国だって『竹島』は日本の物だと認めて、日の丸まで入れてるじゃないですか」と言ったらどうなるだろうか(笑)。

まぁ、手書きで作っているとのことなので、仮に太極旗を入れるとなると、周りの四卦を書くだけでも大変そう。絶対、間違った物が混じりそう(これこれ)。まぁ、よその国のことですけれど、こういう熱意をもっと別の有意義なことに振り向ければ良いのにと、老婆心ながら感じてしまいますね。

やるべき事はやった

「やるべき事はやった」と笑みを浮かべて退陣した菅総理。つい、子供の頃に親から言われた「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれるよ」という言葉を思い出してしまった(笑)。鳩山元総理は、出来もしないことをとにかく言うだけの「夢想家総理」だったけれど、菅総理は、その内容の善し悪しは別して、多少は現実的な意見を言っては見たけれど、結局は自分が一人で出来るわけではなくちゃんとした準備も合意もなく言うだけだから、結局は「腰砕け総理」になって終わっただけ。そう言う意味では、多少は与党も学習効果が出ているとは言えるけれど、でも日本がこんなに大変なときにそんなことをやっている余裕は無いはずなんですけどね。

「私は、これとこれは達成しましたが、これとこれは未達成、未着手でした」みたいな話は、少なくとも自分の失敗を認めることは中々難しいんですが、でも「リーダー」と呼ばれる地位で仕事をする場合には、何らかの形で何が出来て何が出来なかったかは明確にして、その未達成部分の原因を次の機会には解決するようなアクションをちゃんと取っていかないといけない。だから「やるべき事はやった」と自己採点するのは良いけれど、じゃあ今日本にはそのやるべき事の成果がちゃんと反映されているのかと見回してみると、決してそうじゃないというのが大多数の国民が感じていること。

それに、次の代表を決めるために、党内では人数獲得に右往左往しているわけですが、その中でも党員資格停止状態の小沢氏だとか、すでに引退を表明したのに何故か再び表舞台に迷い戻ってきた鳩山元総理だとか、やっていることはあれだけ批判していた自民党の派閥政治、院政政治そのまま。一度全議員を首にして、もう一度最初から選び直して、その中から政党を一から作るくらいの事をやりたいですよね。PCの世界で言えば、電源ボタン長押しで強制シャットダウンするみたく(笑)。

3in1データリンクケーブル

ITmediaに掲載されていた、上海問屋の「3in1データリンクケーブル」。2台のPC間で、ファイル共有・移動するツールは、昔はシリアルポート、パラレルポートを利用してありましたが、今ではUSBで簡単にしかも高速で使えるようになりましたね。さらにこの製品は、キーボード・マウスの共有も出来るとのこと。これはちょっと魅力的だなぁ。実は、自宅で在宅勤務をするときのスタイルは、机の左端に仕事用のThinkPad X201sを於いて、仕事用のメーラーを起動、その右側にはデスクトップのモニターが2台並んでいて、こっちではExcelとかWebページとか大画面(1600×1200×2台)で編集するようにしています。どちらもTrackPoint付きキーボードなので、マウスがごちゃごちゃする不便さは無いけれど、ThinkPadのキーボードとデスクトップのキーボード(USB ThinkPad TrackPoint Keyboard)が並ぶのは、ちょっと手狭になります。あと、ディスプレーが3台横に並んでいるので、つい一方のTrackPointを隣のPCの画面に移動させようとしてしまう。これがプチストレスになったりします。このツールを使えば、そんな時でも隣にカーソルが「つつつーーー」と動いて、そのままキーボードも使えるという透過的な使い方が出来るわけで、これはこれで自分的にかなり便利そう。2台あるので、左手でThinkPad X201s、右手でデスクトップのキーボードを同時に操作することがあるんですが(昔エレクトーンとかやっていたので、両手でキーボードを操作するのは慣れている-あっ、キーボードはちょっと違うけれど(笑))、でも使い方としては透過的な使い方の方が自分にとっては多い気がします。試しに今度買ってみようかな。KVMも便利なんですが、あれって1台単位でしか使えないから、こういう並べて使えるツールっていうのが簡単でよさそう。

2011年8月26日

宇宙誕生の秘密

未だに話題なることが多い「ハヤブサ」。今度は映画も出来るし。で、そのハヤブサが持ち帰った微粒子の解析結果が米国「サイエンス誌」に掲載されるという記事。たかだか0.何ミリなていう埃みたい物を解析して、どうしてそんなことまで分かるのか、門外漢の自分には不思議なんだけど、専門家が見ればそんな小さな試料であっても宝・情報の宝庫なんでしょうね。

これから、さらにいろいろな事がこんな小さな物から発見されるかもしれないけれど、考えてみたらもっと小さな最近とかDNAとかそんな物からでも画期的な発見がいくらでもあるわけですから、ハヤブサの試料なんていうのはかなり大きいとも言えますね。スタトレ世代としては、さらに宇宙への思いがかき立てられます。ハヤブサ2号、早く打ち上げないだろうか(笑)。

Steve Jobs氏、CEO辞任

Apple社CEOのSteve Jobs氏が辞任を発表。ある意味、パソコン業界では伝説の人の一人なので、一般ニュースでも大きく取り上げられました。ただ、最近のかなりやせた様子は正直見ていて痛々しいので、もっと早く余裕のある立場になって、しっかりと療養と治療に専念して欲しいと思っていただけに、ちょっと遅い決断かも。

自分の世代は、パソコンの創世記のちょっと後の世代で。物心ついてパソコン(当時は「マイコン」)を知り使うようになったときには、すでにAppleは「Apple ][」で独自の地位を確立していた時代で、数あるパソコンメーカーの中でもあこがれのメーカーでしたね。記事やニュースでは、Jobs氏引退によるApple社への影響が心配されているけれど、多分ほとんど無いんじゃないでしょうか。Bill Gates氏がMicrosoftから離れてもそれほど影響しなかったように。その会社の創業者ということで、もちろんイメージ的には影響があるとは思うけれど、すでにAppleにしてもMicrosoftにしても、そう言う影響で製品や会社の業績が左右されるような規模ではないし。

ただ、iPodやiPad等の成功した製品にどれだけJobs氏が関わっていた分かりませんが、いわゆるAppleらしい「雰囲気・臭い」を持った製品が、これからどの程度登場してくるか、そのあたりが不安と言えば不安だけど。Jobs氏にしても、毎回成功した製品を出しているわけではなくて、結構失敗した製品もあるわけで、そう言う意味では万能の人でもないし彼だけでAppleをここまで大きくしたわけではないですからね。

でも、彼もまだ若いんですよね。56歳。ゆっくりと治療をして、また10年後くらいに業界に再々登場し、あっと驚く製品を見せて欲しいですよね。その為の、ちょっと長い夏休みと思いたいですね。

豪雨停止

「金曜日の新幹線シリーズ・木曜日の番外編」。管理しているサーバーのセットアップのために、木曜日なんだけど新幹線で会社に出社。前日の天気予報で、どうも朝から荒れ模様とは覚悟していた物の、真夜中頃にはずーっと遠くで雷が鳴る音が続き、それで中々寝付けなくて、しかも朝起きてしばらくすると、急に雨脚が強くなりバケツをひっくり返したような雨が降ってきます。本当は、この時点で新幹線の状況を確認すべきだったんですが、15分くらいでその雨も小降りになり、西の空は少し明るくなってきたので、そのままいつものように出かけました。

で、浜松駅に到着して新幹線の改札に向かうと、改札ゲートの内側にホワイトボードが出ていて、「静岡-三島間の豪雨のため...」なんていう文字が飛び込んできます。でも、よくよく見ると、豪雨で止まっていた新幹線が動き出した、という更新情報が追記されています。出発の案内板も、自分が乗車するよりも前の列車は発車済みだったらしく、特に「何分の遅れ」という表示も見られません。実際、この後スタバで朝食を調達してホームに上がると(ここで、また凄い雨模様になってびっくり)、定刻通りひかり号が入線してきます。浜松駅では、のぞみ号を2本通過待ちするんですが、それもほぼ予定通りに通過していき、ひかり号も定刻通り出発。結局、危惧した遅れはほとんど無く、ただ新横浜駅に到着するときに、前の列車が詰まっていたのか、少し停車しましたが、ほとんど遅れることなく到着。その後JR横浜線を利用して会社に到着するまでトラブル無く、運が良かった。ただ、その後横浜線で運行トラブルがあったらしく、私の同僚はしばらく車内で缶詰になっていたようです。

台風とかで止まるのは仕方ないんですが、こういう局地的な天候の変化には困りますよね。特に、その場所ではなく、山側で豪雨になって、それで川の水量が急激に増加して新幹線が運行停止になるような場合は、ほんと駅に行ってみるまで分かりませんし。そういえば、浜松駅を出発して天竜川の鉄橋を渡るとき、川の中州とかが完全に隠れているような状態で、かなり水量が増えていることを実感しました。夏のこの時期、台風以外でこんな様子になる様な記憶は、ほとんど無いんですが、これも地球温暖化の影響なのか、あるいはたまたま今年は天気が気まぐれなのか。台風が多い秋の気候が心配です。試合の時には、こないで欲しいなぁ...

2011年8月25日

熱暴走?

昨日の夕方、夕食のためにリビングに行くと、母親から「テレビが映らなくなった」とのクレームが。食事をするテーブルの横に、20インチくらいの小型の液晶テレビを置いてあるんですが、確かに黒い画面になっていてなにやら表示が。「何とかカードを入れろみたいな事が書かれている」と言うのでよくよく見たら、B-CASカードを挿入してくれというメッセージが表示されています。このテレビ、もう2年くらい前に購入して毎日食事の時には付けているものなので、B-CASカードもちゃんと入っています。カードのスロット、どこだったかと思いながらテレビのフレームの上部を触ってみると、かなり熱くなっています。丁度触った部分が、B-CASカードのホルダー部分だったので、一度電源を落としてからカードを取り出し、もう一度挿入して電源をいれると、今度はちゃんと画面が表示されます。

原因ははっきりしないものの、このB-CASカードのソケットって、かなり緩い感じがしますよね。うちには何台かテレビやHDDレコーダーがあるけれど、PCMCIAとかCF/SDメモリーなどの「挿入系デバイス」に慣れていると、入れたときの手応えも心許ないし、実際ちゃんと接点が保持されているのかもよく分からない。カードが入っている状態でも、カードががたがたするような状態ですし、なんであんな緩い設計になっているのか昔から不思議でした。

もう一度、B-CASカードの入る周辺を触ってみたんですが、バックライトや電源系のデバイスが固まっているのか、結構熱い状態。ファンレス構造なので、発熱しやすいものは筐体の上部に持ってくるのが自然だとは思うけれど、ちょっとここまで熱くて大丈夫なのか、それが心配。しかも、それがB-CASのすぐ近くにあるので、若しかしたら熱暴走みたいな事が発生したのかなと心配になったんですが。あるいは、振動でカードの接触不良が発生したのかもしれませんが、いずれにしてもちょっと様子を見ないと。でも、最近のデジタルデバイスは、曲がりなりにも私みたいな多少は知っている人間がいる家は良いけれど、そうでない家庭などではこんな事が発生したら困ってしまいますよね。B-CASについては、カードの存在自体が問題という話もあるけれど、なんでこんなややこしいことを始めたのか、ほんと困りますね。単に個体識別したいなら、本体のシリアルナンバーとか使えば良いだけだし、例えば有料放送などのコントロール用として使いたいなら、契約した人間に配布すれば良いだけの話ですし。ほんと、困ったものです。

AiRScouter

ブラザーが開発していた「網膜ディスプレー」が、いよいよ実用化という記事。特定用途向けなので、一般に入手はまだ暫く出来ないけれど、でも30年ほど前にSONYのWalkmanが登場して、「ながら音楽」というライフスタイルか生まれたように、今度はこのスカウターを装着して日々の活動を行うような「ながらブラウジング」「ながら映像」みたいなライフスタイルが生まれるかも。「いゃ、今だってスマホを見ながら歩いているじゃん」と言われるかもしれないけれど、それは「ながらスタイル」とはちょっと違う。スマホを見ている間は、外世界とは分離しているんですよね。もちろん「ながら音楽」にしても、外の音は聞こえないことが多いけれど、まぁどちらが主従かと言えば、音楽が従。でも、スマホで見ながら歩いたりと言うときは、スマホが主になっちゃう。それが、このスカウターを使えば、見ながらが従になり、歩きながら周りを見たり、移動したりということが主になるんですよね。

例えば、このスカウターをスマートフォンと接続して、本体でGPS機能を出して使ったり、目に入った建物とかの情報をGoogleで検索したり、あるいはメールをその場で書いたり。「画面」は目の前にあるわけだから、スマホはポケットの中でもいいわけだし、スマホの操作と周りを見ることが一体化した使い方が出来る。言ってみれば「ながらスマホ」なんていうことですかね。

もちろん、最初の頃はWalkman登場時と同じように、いろいろとこれまでの社会ルールやマナーに反した事が出てくるでしょうね。もっと言えば、これは映像だけだけど、当然イヤホンとも連動して、耳も目も塞がれた「ながら族」が登場してくりだろうな。ただ、そうなったらそうなったで、最近の車が前方衝突防止装置を付けたように、音声と映像で周りの人との衝突回被や危険回避をするような機能を組み込めばよいわけだし。最近では、少し昔では考えられないような小型デバイス、小型素子が登場してきているので、人間の基本機能を拡張したり補強したりする「装着型デバイス」がブームになりそうな気がする。「サイボーグ化」までは行かない、フットボールプレーヤーが防具を身につけるような感じで身体にデバイスを装着する「プロテクター化」みたいな事が、あと10年もしたら可能になるかも。

となると、そういったものを装着しても苦にならない程度の体力が必要になり、世の中の人みんな健康になって、健康保険料も少なくてすみ、財政再建にも貢献したりして(笑)。

SONY α77って、どうよ

写真撮影と言えば、特定のスポーツしか撮影しない(笑)自分にとって、1) ISO感度、2) 連写速度、がデジタル一眼レフカメラを決める最大の要因。とは言っても、もともとCanonのEOS 10Dからデジイチ人生が始まったので、当然持っているレンズはCanonのEFマウントのみ。だから、Canonのカメラしか選択肢にならないのだけれど、他社製品で1)と2)が優れている製品にであうと、ちょっと気持ちが乱れます。そんな中でも、かなり物欲が刺激されたSONYのα77。画素数2430万画素というのが、ちょっと扱いにくい(サイズが大きすぎて)気がするけれど、連写12枚/秒なんて魅力的だなぁ。でも、連写してしかも画素数が多いとなると、一気にメモリーを消費しそう。

まぁ、カメラよりも、やっぱりレンズですよね。Canon、Sigmaと、すでに100万円以上は投資しているから、これを捨てて(って言っても粗大ゴミに出すわけじゃないけれど)、もう一度位置から本体とレンズを買いそろえる気力はちょっと無いなぁ。何せ、カメラを使う機会は、平均すると月に1回か2回で、スポーツの試合しかとらないから当然望遠中心にレンズを揃えないといけないし。来年ぐらいに、CanonがEOS 7D MK-IIを、このくらいのスペックで出してくれると、買い換えちゃうかも(をぃ)。

2011年8月24日

海底ケーブル送電

電力供給不足は、この夏は何とか乗り切れそうだけど、再び需要があがる冬期やこのまま原発が再開されずに向かえるかもしれない来年の夏に不安が残ります。その解決策として、「国と国の間に海底ケーブルを1本引けば全て解決する」と元の環境大臣が言ったそうだけど、本当だろうか。いゃ、確かに素人的考えなら、延長ケーブルで別の場所にコンセントを持っていくイメージで、「ケーブル伸ばせば良いんだろ」とは考えるけれど、じゃなんで発電所から変電所、変電所から各家庭にあんなに大きな鉄塔で何本も送電線が伸びているのか。

太陽電池のメガソーラーも、この海底ケーブルの話ほど荒唐無稽とは言わないけれど、それでもどの程度の規模と設備でどれだけのコストが必要で、それによってどの程度の発電量が得られるのか、そういう厳密な試算って聞いたことがありませんしね。もちろん、将来的には大きな技術革新があって、例えば超伝導送電技術みたいなものが実用化されて、細いケーブルでも送電抵抗がゼロになり、大容量大電力の電気を長距離でも送電可能になるかもしれない。でも、それは今言ってもどうにかなるものでも無し。だいたい、過去、石油、天然ガス、レアメタル、様々な資源競争の中で、そういったものを海外に依存していた日本や同じような状況にあった国々が、どれだけ供給元に振り回されてきたかを考えると、余りにリスクの高い依存関係になりますよね、海底ケーブルは。何か、そういうセンスの無さを持ったまま、日本のリーダーにはなって欲しくないなと切実に思ってしまう。

けじめと引き際

著名タレントである島田紳助氏が、暴力団関係者との交際を認めて芸能界を引退する記者会見を昨晩開催。曖昧な部分も多いし、実際どの程度の「親密さ」であったかはよく分からないけれど、多くのレギュラー番組やCMを持っていて、メディアの中でも中心的な人物の一人だっただけに、本人以上に利益損失が大きいだろう回りからの引き留めもあったとは思うけれど、それでも「芸能界引退」という大きな決断をしたことは大きいですよね。うじうじと言い逃れをして、いつまで経っても止めないどこかの首相に、爪の垢を煎じて飲ませたいくらい。「引責辞任ではない」と言い張っているそうですけど、じゃなんであれだけ批判していた短命政権を自ら実行するのか、その矛盾にする気がついていないのかも。

テレビ業界は、今日から暫くは既に録画済み番組の扱いやら、島田氏出演番組の今後の扱いで大変そう。番組だけでなく、プロデューサーとして、いろいろな地域でのイベントも手がけていたから、そういうところも困るでしょうね。まぁ、所属会社の吉本興業として何らかのバックアップはするんだろうけど。で、その混乱具合と比べて、首相退陣と次期首相選出のドタバタは、余り波風立たないというか、殆どの人が興味がないというか。1芸能人の引退会見の話題が、次期首相選出の話題よりも大きいのが、今の日本の状況をよく表していますよね。

ANA B787のスケジュール

ANAが新鋭機B787のスケジュールを正式に発表。B787の初の営業飛行となる香港へのチャーター便運航はすでに発表されていましたが、定期便としてはフランクフルト線からスタートするようですね。羽田発の深夜便で、羽田着も早朝なので、週末にちょつとドイツやヨーロッパを旅行するには丁度良いかも。来年辺りにちょっと初のヨーロッパ旅行を計画してみようか、と。国内線も、すでに発表された羽田-岡山、広島以外にも、順次伊丹、山口宇部、松山線に投入予定なんですね。往路はB787で、復路は新幹線で、なんていう旅程も悪くないかも。

また、ANA系LCCのビーチアビエーションも具体的なスケジュールを発表。まずは、関空と新千歳、福岡で、それぞれ3往復、4往復の運行。機材はA320ですか。こっちは利用する機会は無いかな...

過去、例えばAir DOとか、Skymarkとか、新規の航空会社が参入してきたとき、その直後は話題にもなるし、ご祝儀相場ではないけれど盛り上がるけれど、だんだん尻すぼみになっていって結局新規参入の意味がどんどん薄くなっていくんですよね。最も、その理由の一つは、JAL/ANAが価格競争を仕掛けて競合路線を潰しにいったことも大きいわけですが、今回は自らが運用するLCCなので、まぁそういうことはないだろうけど。

何度も書いているけれど、狭い国土の中「新幹線・鉄道網」が発達している日本では、なかなか飛行機を利用する機会は無いけれど、それでも全国に100カ所近い空港があるわけなので、何かの切っ掛けでもう一つの大動脈が生まれる可能性は大きいと思うんですよね。今回のANA/JALのLCCスタートがそういう一つの切っ掛けになると、また新しい日本の活力が生まれそうな気がします。

2011年8月23日

共食いキャラ

ITmediaの記事から、日本の食文化の特徴(?)でもある「共食いキャラ」について。我々が一番馴染みがあるのは、とんかつ屋さんの看板によくある、とんかつを美味しく食べようとしている豚さんの絵ですかね。例えば、アメリカでステーキ屋さんに行っても、ステーキを食べている牛の絵なんてこれまで見たことがありません。せいぜいが、使っている牛のシルエットとかが使われている程度。

以前、日本のアニメをアメリカに売り込もうと言う事で、日本の代表的なアニメをアメリカで試写会をする様子の番組があったんですが、その中で予想外に評判が悪かったのが「アンパンマン」。その理由が、アンパンマンが自分の顔を食べるシーンが、カニバリズムを思われると言う事。多分、日本のような擬人化されたキャラクターがそのキャラクターから出来ている食品を食べるというのも、同じような事をイメージさせるのかも。

個人的に思うのは、日本の場合昔からこういう擬人化って得意というか好きでしたよね。日本最古の漫画とも言われる「鳥獣戯画」にも、いろいろなキャラクターが登場しているけれど、あれって動物が人間の真似をしている様子ではなく、動物に似ている(類似点が見える)人間を描いているんじゃないかと思うんですよね。よく「あの人は猫に似ている」とか「猿に似ている」とか言うのと同じ感覚で。だから、とんかつを食べる豚キャラクターも、美味しいものを食べてでっぷりした人が食べている、という認識が何となく日本人には刷り込まれているのかも。

もう一つの理由は、やはり宗教的な影響が大きいのではないでしょうかね。キリスト教世界では、動物が人間のように食事をすると言うのはあり得ない発想ですが、日本のように多神教「八百万の神様」がいる世界観(宗教観)では、動物や植物であっても神であるし、無機物すら神になり得るわけで、それなら神様よりも下の存在である「庶民」と認識されても、あまり不思議は無いと思うし。日本ではお刺身を筆頭に、生卵とか、生食は普通ですが、アメリカなんかだと今でも生理的に受け付けない人は沢山います。調理方法や調味料が未熟だったこともあると思うけれど、日本の場合八百万の神様がやることを人間が真似した・抵抗がない、とも言えるような気がします。一方で、キリスト教的世界観では、動物と同じ事は人間がやるべきではないと言う考えがあるだろうから、どうしても共食いキャラ的な発想は生まれないだろうし。

まぁ、あくまで素人の勝手な発想ですけど、確かに自分も以前、海外出張で日本に来ている人を週末とか都内を案内して、この手の看板を見て説明に悩んだことがありますが、確かに言われてみれば「へん」と今では感じますね。

都市鉱山

「都市鉱山」という言葉がよく聞かれるようになってから時間が経つと思いますが、その中で初めて具体的なアクションに近い話のように思える、コスト的にもペイできる再生利用可能な45品目。「都市鉱山」と聞くと、携帯電話が先ず頭に浮かぶわけですが、こうやってみると、確かにデジカメとかICレコーダーとかも集積回路の塊ですから納得できます。ただ、単体で含有物質が多くても、全体の総量がそれ程でもなければメリットは少ないわけで、そういう意味ではICレコーダーなんかは単体では良くても、全体としてはちょっと、と言う印象があります。

ちょっと以外だったのは、「ACアダプター」。ACアダプターって、まず頭に浮かぶのはノートブックPCのあれだし、後は携帯電話なんかのアダプター何ですけど、あんな物が結構な価値があることになっているのが不思議。中に入っているコイルとか金属部品が多いからだろうか。

価値ある家電廃品ですけど、21~61%が燃えないゴミとして埋め立てられていると記事には書かれています。何十年、何百年後には、その埋め立て地が文字通り「都市鉱山」として掘り出すようなことにもなっているかも。

燃油サーチャージ

二月前には、燃油サーチャージの値上げを嘆いたわけですが、原油価格が安定し、10月1日分からは6月分まで値下がりに。とはいっても、まだアメリカ行きで片道25,000円、往復で5万円と高いわけで、12月分はどちらかというとまた上がるかなという雰囲気があるから悩ましいところ。ただ、燃油サーチャージが下がったから、10月から飛べるかというと、10月、11月って、試合やらで忙しいからなかなか時間が取れない。近場のアジアでお茶を濁すしかないかなと思案中。

円高とちょっとここの所ストレスが溜まっているので、その発散も必要だし(後付け理由っぽいけれど)。今も、まだ色々忙しいんだけど、何故か旅行の手配とかホテルの手配だとチャカチャカチャカとそんな中でも手早く進めてしまう奴(笑)。夏休みも、結局取れませんでしたからね、と言い訳をしておこう。

2011年8月22日

富士宮焼きそば@N.Y.

丁度、今朝いつも見ているCX系「めざましテレビ」のN.Y.コーナーでも放送していた、B級グルメの雄「富士宮焼きそば」のN.Y.デビューの記事。テレビを通して改めてみると、焼きそばとかああいった「鉄板系」ファーストフードって、海外でも同じような調理方法の料理があるので、結構違和感を感じませんね。さらに、「麺」というのは、中華料理をはじめイタリア等食材として一般的な素材だから抵抗感も無いだろうし。今でこそ、ラーメン店なんかも普通にN.Y.とかの街角で見るけれど、汁の中に入っている麺をすすると言う食べ方はちょっと難しいだろうと思います。それに対して、焼きそばは中華料理でもあるし、テレビでは割り箸を出していたけれど、フォークでくるくるって食べることも出来るし。さらに言えば、日本の甘いソースって、絶対にアメリカ人が好きな味ですよね。向こうに行くと"Teriyaki Source"なる、甘いソースがあるけれど、あんな味に近いですよね、焼きそばソースって。もっと甘みがあってまろやかだから、あの味は受けると思うなぁ。

お好み焼きと焼きそばを合体させて(モダン焼きじゃなく)、お好み焼きを薄く焼いて、それで焼きそばをラップして、片手で持って食べることが出来るような形にしたら、N.Y.の屋台ケータリングで受けそうな気がするんですけどね。問題はトッピングかな。日本人だと、焼きそばの具で、豚とか牛とか海鮮とか知っているけれど、焼きそばの場合ソースの色一色になりがちで、ちょっと見た目的につまらない。塩焼きそばだと、具材の様子もよく分かって良いと思うけれど、甘みというかアメリカ人受けはちょっと難しいかも。フルーツソースに出汁と調味料を合わせて、透明なやきそばソースみたいなものを開発すると面白いかもしれませんね。

焼きそばに限らず、日本のウスターソース、中濃ソース、とんかつソース、さらにはお好み焼き用ソース、焼きそば用ソースなど、いわゆる「ソース」の味って、絶対アメリカ人受けすると昔から思うんですがどうだろうか。もちろん、アメリカも「A1ソース」とかあるんだけど(笑)、薄い味というか、日本のウスターソース水で溶いたようなつまらない味というか。最近、日本のマヨネーズの味が受けているらしくて、確かに向こうの味のないマヨネーズしかない世界で、日本のあのマヨネーズの味を知ってしまったらもう後戻りできないと思うけれど、日本の「ソース味」もそれに近いんじゃないだろうか。向こうでソースと言うと、まずグレービーソースなわけだけど、あそこにウスターソースをちょっと入れて味付けしたら、全然違う物が出来るといつも思うんだけど(笑)。やきそばから、日本のソース味に目覚めるアメリカ人が今度は沢山現れるかも。

復興という名のビジネスチャンス

昨晩、たまたま夜見たい番組無くてチャンネルをザッピングしていたところ、NHKスペシャルのタイトル「新エネルギー覇権争奪戦~日本企業の戦い~」というタイトルに惹かれて見てしまいました。東北の復興のために、太陽電池のメガソーラーを導入しよう手を組む、アメリカ企業と地方自治体、さらには日本の企業(日立)、韓国メーカー、中国、シンガポールと、言い方は悪いけれど、東北地方を大きな実験台として「スマートシティ(Smart City)」の壮大な実験が始まるみたいな内容でした。

何となくのど仏に肴の骨が引っかかったような違和感を感じるのが、一つは発電については何故か自然エネルギーに言及していること。今のような大きな送電網ではなく、地域やコミュニティ単位でのセル方式の発電方法というのは分かるけれど、そこに対しての発電インフラが何となく曖昧な言い方のような感じがしました。小型のガスタービン発電施設を地域に設置してもいいだろうし、その方が天候や季節に左右される自然エネルギーよりも安定した電力供給管理が出来るはずなのに、と思うんですけどね。

もう一つが、番組の中では、発電する側とそれを使う一般家庭の話は何度も登場するけれど、肝心の「送電網」については殆ど言及がない。例えば今回の震災で言えば、発電所が運用を再開しても、それを送る設備が倒壊したまま、寸断したままなので、肝心の電気が使えないと言う事があったはず。となると、天災に強い送電設備とか、簡易型でも良いから直ぐに送電できるような設備とか、そういう研究ってもっと大事だと思うんですけどね。今の太陽光発電にしても、屋根の上に付いているパネルから直接家庭に送電する事は、出来ないはずで、直流・交流変換とか、夜間など用に蓄電設備とか必要だと思うんだけど、そういう話って殆ど登場しませんよね。日本では普通に見かける、電柱にして、あの方法が地震ではでは倒れるけれど直ぐに復旧出来るから良いんだとか、あるいは地中に共同溝を配置して地震にも強い設備にするとか、そういう話も結構大事だと思うんですよね。そうでなくても、発電・送電分離なんていう話が出ているわけだから、送電設備としては単に電柱を立てれば良いと言う話でもないと思うし。

以前、共同溝の話で「あんな物、地震が発生したら一発で断線するんじゃないの」と思っていたんですが、結構地震にも強いという話も聞きました。耐久性があるという。例えばフレキシブルな配管を作って、多少地面が凸凹 しても問題無く使えるとか、緊急用に地面にそのまま這わせる(ドラム式の延長ケーブルみたいな感じで)ような使い方が出来る、送電ケーブルとか(あくまで簡易版として)、最近のいろいろなエネルギーの話を聞いていると、末端の話(発電と家庭)は沢山登場するけれど、肝心のその間を繋ぐ話は「Smart Grid」なんていう言葉一つで終わっていて、具体的な話が見えていない気がしてるんですけどね。

UAのSWUがCOでも

UAとCOの合併作業が色々進んでいる様子ですが、UAのSWUやリージョナルアップグレードが、CO運行のフライトでも使えるようになったという記事。来年になれば、今のUA/COどちらのフライトも同じようにアップグレードも使えるようになるだろうし、それからでも十分良いんですけど、折角だから今のうちに一度COの太平洋線に乗っておいてみたいですね。ただ、COのアカウントを作らないといけないみたいで、それが面倒と言えば面倒。来年には自動的にマージされるんだろうけど。UA MP1K維持のためには、年内に一度太平洋路線を一往復はしないといけないわけで、どちらかというと空いていそうなCOのIAH線を使ってみるというのはありかも。

ところで、UAからのDMで、9月30日までUS便とアジア便の安い価格が出てきました。NRT-SINだと、すべて込み込みで48,400円。9月のシルバーウィークの最初と最後の週末とその前後の祝日はブラックアウトですが、どのみち有休消化でこの週は休むつもりなのでこのブラックアウトは問題なし。うーん、行っちゃおうかなぁ(笑)。例年、夏休み明けの8月後半から9月にかけては、運賃が安くなる時期でなかなかお手頃のチケットが出てきますが、仕事などを考えると結構忙しい時期で悩みのたねですね。

2011年8月21日

Googleでスクロール出来るように戻ったけれど

そう言えば、先週位にGoogleの画面でスクロールが出来なく(TrackPointのセンターボタンを使って)なりましたが、昨日くらい? 一昨日くらい? に、何気にいつものクセでセンターボタンを押してスクロールをしたところ、普通にスクロールが出来るように。暫く、解決していることに気がつかなかった(笑)。何だろう、何か変なコードを入れ込んでたんだろうか。少なくとも、こちら側では設定も何も変更していないわけですし、問題はFirefox(FF5/6)でも、IE(IE9)でも発生していたから、ブラウザーの問題でも無さそうだし。

解決したから良いけれど、何となく釈然としませんね。まぁ、ThinkPadの本来のTrackPointだとちゃんと動いていたから、USB Keyboardのドライバーがまずいんだろうけど。こっちは、何となくホイールマウスをエミュレートしているみたいなんだけど、それがBugってるのかな。余計なことはしないで、ThinkPadのTrackPoint用ドライバーで動くようにしてくれないだろうか。UltraNavi付きKeyboardのドライバーはThinkPadと同じだったから、出来ないわけじゃないと思うんだけど。

日本酒を疑え

日経Bizの梶原しげる氏のコラムから、「日本酒の都市伝説」について。まぁ「思い込みに捕らわれるな」「常識を疑え」みたいなことを言いたいのでしょうけど、それならば、このコラム自体も先ず疑わないと(笑)。で、個人的にちょっと「???」と感じるのが、蔵元さんが言っている「美味しいお酒は、燗でも冷酒でも美味い」という事。もちろん、この蔵元さんのお酒とか、全国各地の蔵元さんのお酒には、そういうものも多いと思うけれど、そこにもちょっと注意が必要だと思うんですよ。

例えば、無味無臭の「水」であっても、それが40度位の暖かい場合と、10度位の冷たい場合では、人の感じ方・印象はかなり違います。ましてや、複雑な味をしているお酒なんかだと、その温度帯全てでベストの味覚を出すのは大変だと思うんですよね。もちろん、難しいけれど出来ないわけではないし、蔵元さんが言うんだから実行しているところも多いでしょう。ただ、そういう「良くできたお酒」を作るところもあれば、そのお酒のピークを燗酒のところに持って行く、冷酒の冷たいところに持って行く、そういう特色を出そうとしている蔵元も多いはず。実際、お酒のラベルで「このお酒は冷たくしてお飲み下さい」と断り書きをしているお酒も結構ありますが、それをわざわざお燗して飲むのはどうかと思うし。

お店でのやり取りがちょっと書かれているけれど、その蔵元さんのお酒にはラベルのどこかに「このお酒は、熱燗から冷酒まで、殿の見方でも美味しくお飲みいただけます」って、一言書いてあるんだろうか。そう書いてあれば、お店の主人だって「いや冷酒で」なんて言わないだろうし。「いゃ、そんな事書かなくたって、常識で分かる」なんて言うことは言わないで、ちゃんと飲み頃温度なり、お勧めの飲み方、なんて言うのをしっかり訴求していくのも、マーケット拡大のための重要な要素だと思いますけどね。

ところで、最後の「雪国のが必ずしも酒所ではない」という理由には、なるほどと感心する反面、でも昔だと酒蔵の室温を上げることは技術的に可能だろうけど、冷やすことは難しい事を考えると、やっぱり雪国あるいは寒い地方の蔵元の方が、発酵過程をコントロールしやすいだろうから、やっぱり品質的に安定したものが作れそうな気がします。でないと、この記事に登場する蔵元が雪国の蔵元と同じくらい血のにじむ努力をすれば、さらに素晴らしいお酒が出来ることになるわけですから。私なんかが考えるのは、雪国の場合、冬場は雪に閉ざされて娯楽が少なくなったりするので、どうしても昔の数少ない嗜好品「お酒」作りが盛んになって言ったんじゃないかという気もしています。もっと説得力のない理由だけど(笑)。結局は、常識の中で広いマーケットを活用していくのもビジネスだし、その常識を破り新しい非常識を生み出していくのもビジネス何ですよね。臨機応変に、そのどちらも利用出来る人が、結局は次の成功を勝ち取れるわけですよね。

インターンシップ

昨日もちょっと書いたんですが、実は先週から大学生のインターンシップ制度が会社で始まっており、10名位の学生さんが就業体験を始めています。私の所属する課にも一人学生さんが配属されて、それで金曜日は簡単なインタビューというか、会社の話とか仕事の話とか、その他言ってみれば雑談なんだけど、新しい環境での緊張をほぐす意味もかねて一時間ほど話しをしたわけです。その最中に地震があったりして、彼にとっては逆に「関東は危ない」なんて思われなければ良いんですが(笑)。

で、まぁ自分の自己紹介もかねて仕事の話を始めたんですが、彼などは自分が就職して仕事を始めてから生まれているわけですよね。言ってみれば、自分の子供でもおかしくない年齢。何か途中から、クラクラしてきました。あの当時は、専売を訪ねての会社訪問とかもありましたが、どちらかというと担当教授とか就職課の斡旋推薦みたいな形で、言われた会社を訪問してテストを受けて、8月頃に内定を貰えば、後は卒業するだけなんていう頃でした。何て言っても、一年留年したお陰で、見事にバブルの1年目に就職活動をすることになり、前の年に比べたら「超売り手市場」の中での就職活動。たまたま前の年にちゃんと4年で卒業していった同級生から5月頃に連絡があり、「就職どうするの」「うーん、これから考える」「会社の学校担当者に言っておこうか」「まぁ、その会社は無理だと思うけれど、じゃダメ元で」という話をして、結局そのまま内定までトントン行っちゃたので、他の企業を回ることもせず(だって面倒だったんだもん)、そういう意味では他の会社の様子とかも知らずに仕事を始めたのは、今考えるとちょっと勿体なかったかなという気がします。

今は今で、経済がそれ程好調というわけではなく、それでも採用数は少し持ち直してきているのかな。後、インタビューの中で彼にも言ったけれど、入ったら入ったで、特にうちみたいな外資系の会社はやる気があってどんどん前に進みたい人には向いているけれど、何かやってくれるだろう見たいな受け身の人には向かないよ。でも日本の会社も今はどんどんそういう傾向になりつつあるよね、なんて厳しい事も話したけれど。しかも、今では普通に日本人以外の国の人と仕事をしますしね。「英語はどうなね」「余り得意じゃないです」「でも大学だと留学生とか沢山居るでしょう」「でも、彼らの日本語が上手なので」orz まぁ、そういうこともあるだろう。実際、会社の中では単語や英語が飛び交っていますので、それにはちょっとビックリしていたみたいですけどね。

現実的な話をすれば、彼からの世代が頑張って日本の経済をよくしてくれないと、自分たちの老後もままならないわけで(笑)、是非うちの会社でなくても良いから良い仕事をして経済を盛り上げて欲しいですね。その為にも、短い間だけれど、インターンシップでいろいろな経験を持ち帰って欲しいです。

2011年8月20日

円高

円が、とうとう$1=75円台に突入。個人的には、$1=100円、というのが自分の為替感覚なので、それが3/4にも目減り(値上がりか?)するというのはちょっとビックリ。いずれにしても、円高の時には海外でお金を使う方が有利になるわけで、ということは今は海外旅行日より、買い物日よりということになります。とは言っても、何万ドルなんていう買い物をするわけではなし、せいぜい数百ドル、旅費と合わせても数千ドル程度なわけで、誤差とは言わないけれど、あえてしんどい思いをして海外に出かけるほどのコストメリットとは言えません。個人レベルなら、ね。これが何億ドルなんていう単位のビジネスをしている企業にしてみれば、1円の差が何十億円もの利益に影響するわけだから気が気じゃありません。ますます海外移転に拍車がかかり、日本の産業空洞化と、それに伴い雇用状況の悪化が心配されるけれど、そういう状況でも新しいビジネスを開拓したり、利益を出すスキームを見つけるのが「出来る人」なんだろうなぁ。

これだけ円高になってしまうと、仮に回りの状況が改善して円安に振れてきたとしても、せいぜい70円台後半になるのがオチで、80円台に戻るなんて言うことはないかもしれない。うーん、やっぱり9月の連休はどこかに出かけるしかないのか?!

HP、PC部門を分離

HP(Hewlett-Packard)が、同社のパソコン部門を分離するというニュース。いゃぁ、同じIT業界で仕事をしている一人として、結構驚きました。一応、現在世界シェア1位(18.5%)で、2位のDELL(12.5%)とも大きな差があるのに、「儲からない」という話ですからね。もちろん、シェアが大きければ、それに比例して利益が出るというものでもないけれど、HPの他のビジネスと比べて利益率が低いからと言う理由で分離するんですからね。いかに、PCのハードウェアビジネスが厳しくなってきているか、強く感じる話です。それに、鳴り物入りでPalmを買収してwebOSを始めたのに、一年経たないうちにそれも止めてしまうし。暫く前までは、それまでの王者DELLを抜いて、飛ぶ鳥を落とす勢いでPCビジネスを展開していた会社がこうですからね。

で、こうなると、このPC部門をどこかのライバルメーカーが買収するんじゃないかと言う話になるわけですが、さてどこが買うんだろうか。2位のDELL? 3位のLenovo? 4位のAcer? あるいは、日本のメーカー、SONYとか東芝が買収して、一気に世界トップメーカーに躍り出たりして。

しかし、HPといいIBMといい、ちょっと前なら「コンピューターメーカー」と呼ばれていた会社は、どんどんコンピューター(PCですけど)離れをしている感じがしますね。それだけ、PCが一般化してきて、特定のメーカーが占有して開発するような商材ではなくなってきた証拠なんだろうけど。自分が社会人になった頃って、PCの価格は何十万円、100万円近くしたものですが、いまではその1/20位で十分購入出来ますしね。当初のHPのパソコンって、いわゆる廉価モデルという認識が大きかったけれど、その後DEC、Compaqと買収して、それらの血筋を引いた結構高級モデルというか、セレブっぽいモデルもあったんだけど、結局企業ユーザー向けとなると価格第一、PCはシステムソリューションの1パーツでしかないから、あえて自分で持つ必要も無くなってきた、ということなんだろうな。

これを切っ掛けに、日本のPCメーカーも含めて大きな再編が生まれて来たりして。

ついてない一日

本当は今週はお休みだったはずなのに何でなのという「金曜日の新幹線」シリーズ。前日の午後、いろいろあって有給をキャンセル。お盆休みの最後だから新幹線が混んでるか心配だったんですが、EX-ICでみるとガラガラ。確かに、翌日いつものように浜松駅に行くと、いつもの金曜日よりは空いている様子。ビジネスパーソンが少なくて、その分観光客の人が増えているのが、この夏休みの時期らしい。そうそう、浜松駅新幹線構内の待合室で、モバイルコーナーの一角がブルーシートで囲われていました。ここ、もう一年くらい前からかな、天井からビニールホースが垂れていて、露水を逃がしていたんですが、どうもスプリンクラーの故障だったらしくて、その工事のため使えませんと言う張り紙があります。をぃをぃ、一年間もよくトラブル無かったな、いゃスプリンクラー止めてました? とちょっと不安に。

新幹線車内はいつもよりは少し空席がある感じ(自由席はいつも通り満杯ですけど)。新横浜駅で乗り換えるときも、やはり人手はお休みシーズンだからでしょうか、少ない感じ。で、いつものように会社に到着し、仕事を始めたんですが... 地震があったのは、午後3時前。丁度関西在住の学生さんとインタピューをしていたときで、私も揺れに気づいたんですが、特に大きな揺れでは無さそうだったのでそのまま話を続け居たら、彼は何か凄く不安そう。「揺れてますよね?」「うん、そんなでは無いでしょう」とあっさりと返したら、凄く不安そうに(笑)。この後揺れが大きくなったら流石に不味いと思いますが、横浜付近だとそんなに大きな揺れではありませんでした。でも、最近流行の免震構造ビルの最上階にオフィスがあるから、あの長い周期でゆっくり揺れる、というか振り回される感じの揺れ方は慣れませんね。

地震があったし、本当は休みなので、ちょっと早めに帰宅しようと新幹線の予約を変更したときに、静岡-三島間の豪雨のために止まっていると言うニュースが。終業後間に合う一番早い新幹線に変更して、少し急ぎながら新横浜駅に向かうと、新幹線は動き始めてはいたものの、上下線とも1時間くらいの遅れ。ここで失敗したなと思ったのが、JR横浜線からそのまま新幹線構内に入っちゃったんですよね。一度外に出れば、駅ビルに書店もあったし、何なら食道もあったし、それが新幹線構内だと待合室くらいしかない。当然、そこも満席。仕方がないので、ホームで立ったまま、片手でThinkPadを支えながら、メールチェックとかして時間を潰したんですが、左手が硬直した(笑)。

結局、いつもより一時間早い新幹線に振り替えたんですが、一時間遅れで運行されていたので、浜松着はいつも通り。で、駅近くで遅い夕食と一杯飲んで帰りのバスに乗ったんですが... 気がついたら終点 orz 一月くらい前にも同じ事やったよなぁ...  はい、今回は方向を間違えることなく、真っ直ぐに帰宅しました。でも、一時間くらい歩いたけれど。何か、最初から最後まで、付いていない一日でした。

2011年8月19日

水難事故

天竜下りでの転覆事故。地元の名前が、こういう事件で連呼されるというのは、やはり寂しいし悲しいものですね。一年前には、浜名湖の三ヶ日青年の家でのやはりボート転覆事故があったばかりで、毎年のように水難事故が起こり、犠牲者が出るのはいたたまれないものです。三ヶ日の場合は天候の急変が事故の誘発原因であるのに対して、今回の転覆事故は安全管理の緩みがあったように報道されていて、同列には語れないかもしれないけれど、同じ水難事故なので以前の事故から得られたものを、少しでも今回の事故予防に活用出来なかったか、それが悔やまれますよね。

今回テレビの報道を見ていて思ったんですが、チョッキ型の救命胴衣って、例えばこれから釣りに出かけるとか、それなりの場合ならまだしも、観光で訪れて高々1時間程度の乗船でしかも30度以上の真夏日の時に着用しようと思うかな、と。確か、ウエストポーチみたいな救命胴衣とかあったと思うんですが、ああいう着用するときに色々な意味で負担にならないものを指定して義務化しないと いけないかも。

先日のナイアガラでの転落事故もそうだけど、どんなに大丈夫と思っても最後は自分のことは自分で守るしかないんですよね。そういう教訓を、ちゃんと次に生かしていかないといけませんね。

無くなられた方のご冥福と、不明者の方が一刻も早く発見されることを祈って...

適正価格

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、高速通信データサービスのパケット価格について。自分はまだスマートフォンには切り替えていないけれど、それでも携帯からEX-ICを利用したり、ちょっとした乗換案内、携帯メール、ニュースなどのチェックでも、結構パケットを消費しますよね。自分はdocomoユーザーですが、Push型のコンテンツもありますから、あんなの利用していたらどれだけパケットを消費するのやら。ユーザーの勝手な我が儘を言わせてもらえれば、定額制だろうが従量制だろうが、自分にとって早く安くなるならどっちでも良いわけで、その値付け方法自体には興味は無いものの、コラムの中で試算されているように、まともに使ったら月に何十万円という利用料金が定額サービスで5,000円ちょっとになっているというのは、確かに「おかしい」と感じますね。最も、そういう価格設定をしてユーザーを増やして、さらにもっと回線利用料が逼迫するようなTV-CMとかサービスを流しているキャリアー側にも問題があると思うけれど。

仕事の関係も有り、クラウドとかリモートアクセスみたいなことをいろいろ考えているんですが、仮にそう言うサービスを普通に毎日利用しようと思うと、ちょっとデータ量が半端でなくなるかも。今の逼迫する電力供給と同じ話で、限られた資源は有効に利用しないといけないなとちょっと反省しつつ、でも肝心のボトルネックは何と思えば、結局は基地局の足りなさ、ということになるんですよね。まぁ、以前読んだ記事では、バックボーンのキャパシティもこのままでは結構厳しいとは書かれていたけれど。その当たり、実際にはどうなんでしょうね。一方で回線が逼迫していると言われて、片方ではモバイルにはスマートフォンと言われ、定額制がお得といいつつ、でもヘビーユーザーかいるから従量制も必要と言われるし。

ざっくりと考えると、自動車と道路の関係に近いのかもしれません。より高速に移動するなら有料の高速道路を、それなりの速度でも良いのなら無料の一般道路を、みたいな棲み分けで、より高速のデータ通信なら少し上乗せする、あるいは光学の定額料金にするけれど、一般的な利用範囲なら十分な速度・容量については、今のような定額で提供するとか。あと、一日とか一週間とか、短期間だけ高速通信を利用したいという時に、何かクーポンみたいな形で手軽に利用出来る仕組みも欲しいですね。Wi-Fi何かだと、1 Day Passと月極の料金って結構開きがあって、出来るだけ長期利用に誘導しているけれど、もう少しその部分は妥協して貰って、必要なときには必要な料金をユーザーは払うから、キャリアー側もそれに合わせて適切な料金設定をするとか。

とは言っても、急に回線が増えるわけでもなく、利用者のニーズにキャリアー側の対応が追いつかなくなる可能性も大きいと思います。その場合どうするのか。一つ思うのは、例えば今のモバイルルーターの様なデバイスが、キャッシュ機能も持つようになり、一度アクセスしたデータはそこにため込んでいって、ユーザーから見ればネットワークアセスしているけれど、実際のデータストリームはローカルで閉じているような、そんなデバイスが登場するかも。個人に特化した、携帯型のプロキシーというか。当然、例えば自宅で利用した時には、ネットワークにアクセスしてデータの整合性を取ったりすることも必要だろうし。実際、インターネットが世の中に普及しだした頃は、急激に増加するユーザーアクセスを賄いきれなくて、企業とかISPでは積極的にProxy Serverを利用していたわけですからね。それと同じ事が、しばらくしたらデータ通信の世界でも発生するかも。その時のデータアクセスコストって幾らくらいになるんだろうか。丁度デフレの時期にあたって、「価格安く」になっていたら嬉しいけれど(笑)。

夏休みって、いつ?

先日「夏休みが無い」なんて言うことを書いたくらい、ここの所バタバタしていて、それでもお盆週間の今週最後の金曜日くらいはちょっと一日ゆっくりしようかな、何て思って有給を申請していたんですが、結局一つトラブルを潰せば新しいトラブルが出てくるは、さらにこの暑さのせいとは思わないけれど、サーバーの調子が悪くなってその対応をしないといけなくなったり... 今日なんかは、RAIDが死んでしまって、慌ててサービスコールで保守サービスを呼んでマザーボード交換して貰い、何とか夕方には復旧したけれど。一時は、モスボール状態の以前のサーバーを引っ張り出して来なきゃいけないとか、頭を抱えてましたが。

来週末あたりだと、結構安いチケットとか今でも見つかるので、ちょっと近場で数日くらい旅行しようかとも思ったんですが、結局そんなことを考えていると新たにサーバーセットアップの話が来週からしなくちゃならないような話がその上から降ってきたり... うーみゅ、これでは夏休みをとるのは、秋休み、いや冬休みの頃になったりして。もし冬休みの時に夏休みをとることになったら、意地でもハワイに行って「夏休み」にしてやる(笑)。

もっとも、その前にドタバタいろいろとサーバーの始末を付けないと、休むどころの話じゃないし。この暑さに、八つ当たりしたくなりますね、本当。

2011年8月18日

Googleの投稿画面が変

GoogleのBloggerが朝からトラブル。編集画面を開くと、入力待ち状態というか、何かロードしているようなアイコンがずつと表示されてそのまま。問題報告のページにも同じ現象が書かれていて、みんな困っている様子。で、何故この投稿が出来るかというと"Blogger in draft"なる、どうもβ版のプログラムからな書き込み出来るようだから。
=> http://draft.blogger.com/home
まぁ、このI/Fでも良いけれど、出来れば慣れた方がいいんだけど...

どうも、これまでI/F画面を少し手直ししたようなんですが(配置が違っている)、その副作用みたい。以前にも、似たようなことがありましたね。位置情報とかを入れたときかな。Googleと言う事で、それなりに信頼はしているんだけど、リリース前のテストとかどうしているんだろうか。ちょっとお粗末な感じ。

[2011/08/19追記]何とかトラブルは修復されたみたいで、今朝はちゃんと編集画面を開くことが出来ました。取りあえず、それ以外のトラブルは無いみたい。「ラベル」や「投稿オプション」の位置が元に戻っているところを見ると、更新しようとした修正を元に戻して取りあえずトラブル回避したみたいですね。今度は公開前にちゃんとテストしてね > Google

正当的丼飯

先日、とある場所でお昼を食べていたとき。丁度、全員が丼物を注文していたんですが、それぞれ中身は違うものをオーダー。カツ丼、親子丼、海鮮丼、牛丼とまぁまとまりのないこと(笑)。で、そんな丼物オンパレードを見ていてふと思ったんですが、「海鮮丼」って丼飯の中でちょっと異質じゃないかと。丼物って、大きなどんぶりにご飯を入れて、その上に具を乗せたものですが、その「具」が海鮮丼の場合はお刺身系が乗るわけですよね。方や、それ以外の丼物だと、もちろんカツとか鶏肉の卵とじとか牛肉とか具もあるけれど、それぞれ「汁」も含んでいて、それがご飯にも染みこみ美味しくいただける。でも、海鮮丼って、わさび醤油を上から翔人もあるだろうけれど、基本的には乗っかっているお刺身を取り出して醤油に浸けて、それを再びどんぶりに戻してご飯と一緒に救って食べるという回りくどい方法が必要。行ってみれば、「刺身定食」で良いのに、わざわざ刺身のお皿をけちったのかご飯の上にのっけたけれど、でも食べるときには一度お刺身を外して食べてね、と言うようなことを要求されているわけですよね。

上から刺身醤油を全部に掛ける場合だって、お刺身には醤油が必要だけど、例えば牛丼の「つゆだく」みたいにご飯にまで醤油が染みこんで、それでご飯を食べる、と言う事はあまりしないでしょう。詰まり、「丼飯」の醍醐味って、ある程度ご飯と乗っかっている具が食べているうちに混ざっていくような、混沌の魅力みたいなものがあるのに対して、海鮮丼だけは最後まで「お刺身」という単位でご飯を食べていく秩序の丼、みたいな。いゃ、なんでそんな面倒くさい事を書いているかというと、実は以前から海鮮丼を食べる度に「なんでこんな面倒なんだろう」と思っていたんですね。いゃ、その前のちらし寿司も同じ。海鮮丼とちらし寿司の違いって、多分入れ物(丼vs寿司桶)とご飯(普通のご飯vs酢飯)位で、後は上に何の刺身をのせるかだけのこと。以前とあるお店でちらし寿司を食べたときには、何も乗っていないお皿が一緒に出てきて、何に使うのか聞いたら、乗っているお刺身とか卵焼きとかを、そこに一度載せ替えて、そこから一つ一つ醤油に浸けて食べて下さいと言われて、のけぞったことがあります。だったら、最初にそっちに盛ってくれよ、と(笑)。まぁ、それじゃあちらし寿司じゃなくて「酢飯の刺身定食」になっちゃうから。

丼物の美学(なんだそれ)って、その器の中で食の行為が完結していることと、乗っている具が無くなっても、その汁が染みたご飯が最後まで美味しいという2点だと個人的に思っているので、そういう意味では「海鮮丼」って、「丼」とは言っている物の、 ちょっと異端児だよなと自分のカツ丼を食べながら隣の海鮮丼を眺めつつ思った次第です。まぁ、どうでもいい話だけど(笑)、お昼休みの頭の体操には丁度良いかな。

2011年8月17日

Shot Glass Lens

一眼レフの交換レンズを模した、ショットグラス。世の中には、色々なことを考える人が居るなと感心する一方、デザイン的にはなかなか宜しいんじゃないでしょうか。ただ、交換レンズは、どうしてもマウント部に比べて反対側のレンズ開口部が大きくなって、ちょっとトップヘビー気味というか、座りが悪い感じになるので、グラスを置いた時が心配。特に、酔っ払って手元とが不安定になってきているようなときには。

どうせなら、カメラ本体を印刷したコースターも作れば(笑)。レンズのはめ込み部分を少し凹ませて、ちゃんとレンズグラスをそこに置かないと少し傾くようにすれば酔っ払い度判定装置にもなるし。で、次は、是非328(F2.8 300mm)のビアジョッキを作って欲しいぞ > 関係者(笑)

JetStar Japan

JAL、三菱商事、カンタスグループが1/3ずつ出資して、カンタス系のLCC "JetStar"をベースにした「JetStar Japan」が正式に発表されました。スタアラ系100%の自分にとっては、殆ど興味のない事だけれど、同じようにLCCを別系統で2会社も展開予定のANAに対して、それなりの影響を与えるだろう事を考えると、全く無視というわけにも行きませんしね。

USの場合、大手キャリアーのLCC系路線は事実上撤退して、結局最初からLCCとしてスタートしたキャリアーだけが今残っている状態ですが、日本ではどうでしょう。そういう意味では、カンタス系のJetStarは、大手系傘下のLCCとして成功している例だから、JALとしては良いところに目を付けたと言えるのかも。逆に、ANAが提携したAir AsiaはLCC専門キャリアーですし、Peachは0からのスタートですから、ANAの方がハードルは高いかも。しかも、関東と関西、二面作戦ですし。

で、FFPメンバーとして気になるのは「マイルはどうなるの?」という事。JetStarのサイトを見てみると、利用料金によって加算・不可算、加算率が違うみたいですね。JetStar Japanは、多分そこは引き継ぐだろうから、JAL系の人はTPOに応じて、JAL本体とJetStar Japanの使い分けが出来そう。でも、ANA系な人にとっては、ANAのLCCはそれなりにお得な料金設定で、かつ本体では運行していないような場所とか制限が多くなりそう。どちらの発表会見の様子を見ていても、必ず出る質問の一つが、本体とLCCとの棲み分け。その答えも、殆ど同じで、結局は利用客層が違うから食い合いにはならない、安い料金で新しいマーケットを開拓する、と言う話。経済が低迷しているから低価格で需要を掘り起こすというアイデアもあるだろうけれど、マーケットのパイはそれ程急激に広がらないから経済低迷もあり本体からLCCに流れるという話のほうが正しいような気がするんですけどね。

狭い日本の国土、青森から鹿児島まで新幹線が貫通している日本。それでも、じゃぁ青森から鹿児島まで新幹線で移動しようと思うと一仕事なわけで、それ程極端でなくても、移動時間を考えると狭い日本でも飛行機の方が便利という区画はいっぱいあると思うんですよね。しかも、日本中には100近い空港が散らばっているわけだし。それでも飛行機利用が伸びないのは、色々理由はあると思うけれど、一つの理由は料金設定があると思います。何日もかかるなら別だけど、数時間程度の違いなら、やっぱり安い方で行こうか、と言う話は多いでしょう。 今回の国内LCCのスタートが、その壁を越えて日本人に飛行機の利便性を植え付ける一つの切っ掛けになったら、それはそれでLCCの役割として十分意味があるんじゃないかと思います。

炎上マーケティング

北海道長万部町のゆるキャラ「まんべくん」のTwitterに非難が集中し、中止となったという記事。これまでも毒舌で人気を博して、フォロワーも9万人集めていたとのことで、ボランティア(?)でTwitterを運用していた男性役員氏も、それなりの非難批判は予想して続けていたようですね。辛口意見には、どちらかというと賛成・反対両極端の意見が集中しやすく、そこからどんどんエスカレートしていく傾向が高いと思うんですけど、そういうことを考えていたんだろうか。いわゆる「炎上マーケティング」の一つだと思うけれど、どうも好きになれないんですよね、この手法。

いゃ、何かのテーマについて賛成・反対、意見交換とか討論することは良いことだと思いますよ。いわゆる「ディベート(Debate)」は、アメリカ人にとっては必須の能力の一つでもありますから。どちらかというと、あうんの呼吸で波風立てないことをよしとする日本人気質には合わないと思うけれど、そういう意見交換・ディスカッション能力は日本人にも必要。ただ、ディベートの手法の一つだとは思うけれど、論理的な論法ではなく相手の感情を攻めるようにして相手の失言を誘うようなこともあるんですよね。それにより、相手よりも得点を得て勝つのではなく、相手に失点させて勝つような感じになります。炎上マーケティングって、結局その「負の担保、負の魅力」みたいなもので人を集めて注目を集めるわけだから、結局はどれだけ多くの人(賛否問わず)を集めるかが重要で、その話題に興味のある人かどうかと言うことは余り気にしない。不謹慎な例えだけれど、街角でイベントを催して人を集めるよりは、そこで事件や事故をわざと発生させて野次馬を集めるような感じに、自分中は感じるんですよね、「炎上マーケティング」。

良いことばかり、プラスの事ばかり集めれば良いと言う事もなく、多少は否定的なこと、マイナスなことも含まれないと、本当にバランスの良いものは生まれないもの。その為には、自分の意見を言うこと以上に相手の意見を理解しよう解釈しようとする努力をしなくちゃいけないわけだけど、どうしてもリアルタイムでしかも短い文章をやり取りする今のTwitterとかFacebookのWallのようなシステムだと、その肝心の部分が端折られてしまいがち。だから、上手く仕掛ければ、一気に話題が広がって(良い意味でも、悪い意味でも)爆発的に話題になるスキームが生まれてしまいます。それって、別の言い方をすると人間の生の感情部分を直接刺激するようなものかな、と。だからこそ、何となく引き寄せられてしまうのかもしれないし、そこから「理性」みたいなものが「いゃ違うだろう」という気持ちを生まれさせるのかもしれない。

2011年8月16日

夏休み

「在宅勤務だと毎日が夏休みみたいなもの」と言われてしまうと、身も蓋もないけれど、結構ここの所トラブルがらみで当初とる予定だった休みもキャンセルし(なんせ、お客様も休みを取られていないので)、スケジュールと格闘する文字通り「暑い夏」。それでも、一日位は、と19日の金曜日はお休みをとることにしたんですが、本当ならどこかに飛行機でぷらりと飛んでいきたいところ。今週17日は、会社のある横浜で大きな花火大会があって、その花火大会に関わる周辺道路の混雑も考慮して、この日は夕方16:30頃で就業終了という偉い方からの通達もあり、多分みんなそのまま流れて飲みに行って後半連休を摂る、と言うパターンなんだろうな。自分にも「花火大会、見に来れば」というお誘いがあったんですが、何を好きこのんでわざわざ混雑する場所に行かねばならないのか。

実は、ここ数週間、毎週末夜になると家の周りで花火を打ち上げる「ドーーーーン」という音がします。自宅を中心にして、数キロメートルくらいの範囲に、結構昔からの神社があるので、それらの神社が順番にと言うわけではないけれど、丁度毎週どこかで夏祭りをやっています。子供の頃は、毎週「今週はxxxxの神社のお祭り」という情報を仕入れてきて、少ないお小遣いを持って自転車で出かけて言ったんですが(その頃は数kmと言う距離は、歩いて行くにはちょっと遠い距離だったから)、今では「あぁ、どこかでお祭りしている」という程度。昔は、本当に田んぼと畑が広がるのどかな田舎でしたが、最近ではアパートや商業施設がどんどん立てられて、人口は増えているようで、お祭りなんかも結構昔よりも規模とか内容が大きくなっている様子。夏祭りではないんですが、自宅の直ぐ横に神社があり、ここのお祭りは10月にあるんですが、物心ついた頃にはそれでも露店が数件出ていたのが、暫くして露店すらでなくなるくらい寂しいお祭りに。で、数年前に地元に戻ってきて、20何年ぶりにそのお祭り(なんせ、直ぐ横なので嫌でも様子が聞こえてくる)を体験すると、露店は何軒も出ているし、一番驚いたのはカラオケ大会何かもやっている(これが、五月蠅いんだなぁ...)。昔の寂しいお祭りの面影なんか、かけらもありません。

今年は、震災に配慮してお祭りを自粛したり規模を縮小するところも多いようですけど、「祭り」というのは娯楽だけのためにあるわけではなく、例えば災害とか天災の時に鎮魂のためにも催すものと言う話を聞いて、なるほどと感心しました。少し前の新聞記事に、陸前高田市で被災地を進む七夕の山車の写真がありましたが、この写真一枚からも厳粛な雰囲気が感じられます。日本は、地震や台風、さらには自然災害にも苦しめられる地域も多いけれど、そういう困難に何度も遭遇しながらも、こういった「祭り」や「伝統」という形で、その度に地域や仲間の心を結びつけて、連帯感を生み出して、再び新しい生活を生み出していったんでしょうね。例年以上に、「祭り」の意味、厚み、重みを感じる夏です。

Googleのサイトがスクロール出来ない

Googleと言えば... ここ最近、iGoogleとかGmailの画面とか、センターボタンでスクロールしなくなったんですよね。使っているのは、USB TrackPoint Keyboard。これ、見た目はThinkPadのTrackPoint付きキーボード何だけど、使っているドライバーがThinkPadのものとは別のようで、正直「タコなドライバー」。ThinkPadを並べて使っているんですが、ThinkPadのTrackPointでは問題無くスクロールするサイトやアプリが、このUSB TrackPoint Keyboardでは駄目な場合が結構あります。最初はドライバーVer. 1.00で、1.02にして、1.07で何とか安定したけれど、それでも未だに使えないアプリがあるところに、今回は何故かGoogle関連のWebサイトだけがスクロール出来ない。何とかしてくれないかなぁ > Lenovo

[追記 2011/08/17] iGoogleでスクロールできないのは、カーソル(フォーカス)が検索窓に最初に入るので、そのフィールドにUp/Downのメッセージが送られるから動かないみたい。適当な場所をクリックしてフォーカスを外してやると、取りあえずスクロールは出来るようになりました。でも、以前はその状態でもスクロール出来たはずなんだけど... Gmailの画面は、同じ事をやっても相変わらずダメですね。うーん、何だかなぁ...

Google、Motorola Mobilityを買収

今朝のBig News、GoogleがMotorolaの携帯電話/STB部門のMotorola Mobilityを、125億ドルで買収するというニュース。買収金額もさることながら、これまでネットワーク中心にビジネスを展開してきていたGoogleが、ついにハードに手を出してきたということがちょっと驚き。Android普及への足場固めが一番の理由だろうけど、H/Wメーカーの色が付いていないAndroidだったから、多くのメーカーが参入してきたわけで、今後Motorola製端末とその他の差別化がどうされるのか、興味があります。

過去、MicrosoftもS/Wメーカーからの脱皮を狙って、H/Wにも進出したけれど、やっと最近Xboxが軌道に乗ったくらいで、それまではことごとく失敗していますしね。唯一、Appleだけですよね、OSとH/WとS/Wを一つにして成功しているのは。そのAppleにしても、成功例もあるけれど同じくらいの失敗もしているわけだし。

まずは、当局のチェックを通ってからだから、実際にこのチームが活動スタートするのは来年からだけど、どんな製品が出てくるんでしょうね。ちょっとは期待したいけれど... 例えば、この買収がAndroidスタートの時にスタートしていれば、今のPCの世界でのIntelみたいなプレーヤーになったかもしれないけれど、既に多くのメーカーがAndroidに参入している今では難しいだろうなぁ。いずれにしても、続報に興味津々ですね。

2011年8月15日

イチローの偉大さ

日本でもスポーツニュースなんかで取り上げられた、シアトルマリナーズの試合で、インプレーのボールをファウルボールと間違えてすくい上げてしまい、騒動になったイチローのそっくりさんの話。私も、シアトルのSafeco Fieldには何度かいったことがありますが、えぇ、見たことあります、イチローのそっくりさん(多分、今回の方都は別人だと思うけれど)。

今年は、今ひとつ成績が芳しくなくて、先日試合を見に行ったときも、結構ブーイングっぽい声が大きかったけれど(その前まで無安打の試合が続いていた)、丁度その試合で3安打して試合にも勝ったから、途中からもう「Ichiroh! Ichiroh!」の大声援に。ファンが着用しているレプリカジャージにしても、イチローの「51」の多いこと。今年でシアトルに来てから11年になるわけだけど、それだけの期間一つのチーム、地元に居るだけでも凄いですよね。

記事の最後には、厳しい表情を崩さなかった警察官も、本来なら原則を通さないといけないところを、社長命令を理由に実はイチローに敬意を表してあえて従ったようなことをほのめかす文章で締めくくられていますが、それだけの存在感と敬意は、何度かシアトルを訪れて毎回感じること。自分たちの世代で言えば、巨人の王選手、長嶋選手と同じかそれ以上という雰囲気。もちろん、イチローの実力、努力が一番の理由だとは思うけれど、もし将来何かの理由でイチローがシアトルを離れることがあったらどうなるんだろうと、毎回逆に心配になるほど。今年も何とか200本安打を記録して、また来年も活躍して欲しいですね。そうすれば、自分もシアトルを訪問する理由が来年も出来るし。

百聞は一見にしかず

短いけれど、良質な記事と感じた今朝の朝日新聞の記事。この被災地体験訪問だけでなく、「生きる」上で実体験に優る情報は無いですよね。自分も含めて、今ではインターネット経由で必要な情報は殆ど入手できるけれど、でもだからといってそれで全てが理解出来るわけではない。昔の人はちゃんと分かっていて「百聞は一見にしかず」という諺があるけれど、どんなにネットワークが発達しようとも、仮にスタートレックのホロデッキが実現しようとも、現実の体験に優るものは無いかも。いゃ、スタトレレベルのホロデッキなら、かなり実体験に近いから分からないか(をぃ)。

この「実体験」という事をちょっと捻ると、自分の仕事にも関わってきたりもします。昔は、一応エンジニアの端くれとして、実際にコードも書いたし、簡単な回路設計とかシステムの組み立てみたいな事もやっていたけれど、仕事の種類やポジションが変わるにつれて、そういう部分はどんどん部下とか外部委託のような形になり、結局今残っているのはPM(Project Management)的な、総合監督みたいな仕事内容。それはそれで大切な仕事ではあるとは思うけれど、それによって生み出されていくものが実際の製品である以上、その製品に触れないで、でもその製品を「作っている」というのは変な感覚です。インターネット経由で情報を集めて、その場所には言ったことはないけれど、その場所の事は隅々まで知っている、というような感覚。

でもね、幾らネットで調べて、有名店のリストとかお勧めのお土産とか、壮大な光景の写真を知っていても、やっぱり現地に行ってその場所で体験することには叶わない。良い意味でも、悪い意味でも、現実に叶うものは無し。もちろん、今更コーディングしたり、回路設計したりなんかしたら、もう迷惑にしかならなくて顰蹙買うしかないけれど、でもそういう感覚を得ること、得ようとすることは大切ですよね。何でもかんでも見せればよい、体験すればよいとは思わないけれど、この記事の場合、保護者も被災地を見せる事の是非で悩むし、実際に現地に行った子供達もその惨状に悩むし、「悩む」ということが次に選択する道筋への切っ掛けになるわけだから、どちらにとってもそれは良いこと何じゃないだろうか。悩むことなく、何でもかんでも上手くいってくれることは、希望であり理想ではあるけれど、でも後で振り返ってみると、何も記憶に残っていなさそう。

丁度お盆の期間の今、普段なら帰省して家族や親類が集まり、久しぶりに会う人も多くて、その一年なり新年からの半年なりの事を振り返り、あるいは無くなった人の思い出を語り合ったりする時期なんですが、そういう思い返し、振り返りをする中に、今年はもう一ついろいろな思いが加わりそうです。

ノンアルコールビールを飲んでみた

去年の猛暑を思い出させるような暑い日が続く、この夏。どうしても冷たい物を「キュッ」とやりたくなります。もうちょっと若い頃なら(笑)「朝からビール」なんてこともやっていたけれど、もうそういうやんちゃが出来る状態ではないので、少しでも涼しい場所、涼しくなるようなことを探しています。で、たまたま近くのスーパーに買い物に出たときに、ノンアルコールビールか目に入りました。結構流行っているという話も聞きますが、ものは試しとサントリーとキリンのノンアルコールビールを2本ずつ買ってみました。

で、まずはサントリーのノンアルコールビールを飲んでみたんですが... 「ホッピーじゃん」orz もちろん、味はちょっと違って少しドライ系のビール風で、昔飲んだホッピーの「苦い系」とは違うけれど。後、のどごしの感覚が、アサヒスーパードライのような、ちょっと「シャリシャリ」した感じが気になりますね。アルコールが入っていない分、ドライ感(切れ味)を増すために、こんな感じにしてるんだろうか。個人的には、この「シャリシャリ感」が好きではないので(金属っぽいかんじがする)、ちょっとダメですね。それと、アルコールが入っていない分、味の奥行きというか厚みが物足りないというか、何て言うか出汁の入っていない味噌汁を飲んだような平面っぽい印象。「こういう飲み物」と思って飲めば、ビター系ソフトドリンクとして良いかもしれません。「ビールの代用」と思うと、ちょっとどうかなと思うけれど。


焼酎とかアルコール飲料とブレンドすると良いかも。って、それじゃあまんまホッピーだし(笑)。カクテルにしてもいいかも。でも、それならノンアルコールビールにこだわらなくても良いか。そうそう、本物のビールでも生ぬるくなると不味くて飲めないけれど、このノンアルコールビールはさらに不味くなりますね。冷たいうちに飲みきるか、氷でも入れないとダメ。さて、まだ冷蔵庫に残っているノンアルコールビールをどうしよう...

2011年8月14日

そもそも電話機だよね

Microsoftが発表したWindows Phone 7.5のポジションについての。最初にタイトルの「スマホってそもそも電話機だよね」という言葉に敏感に反応してしまい、「いゃ、それは事実だけど、今はその先を行っているし」なんて事を思いながら記事を読み始めたんですが、「電話機に特化する」のではなく、「電話も含めたコミュニケーションツール」とちゃんと認識しているので一安心(笑)。

自分はまだスマートフォンは使っていませんが、今の携帯電話+iPod touch+Mobile PCという通常の使用環境を考えると、コミュニケーションツールよりは、インフォメーションツールとしての利用比率がさらに高まりそうな気がします。特に、今の携帯電話の使用目的で一番多いのは電子マネーですから、まずはこれが使えないとそもそもスマートフォンに移行することも出来ない。この夏からやっと電子マネーサービスもスマートフォンに対応してくれたので、常に使うサービス(EX-IC、iD、Edy、その他)もスマートフォン対応し、使い始めて2年を過ぎつつある今の携帯の後継機はスマホかな、と言う思いもだんだん大きくなってきています。

ただ、そうなると現在の選択肢はAndroid携帯敷かないんですよね。iPhoneは電子マネー対応していないし、このWindows Phoneもそう。余分な回路や新規に開発しないといけないといけないから大変だとは思うけれど、でも今電子マネーは必須機能だと思うんですけどね。ワンセグとか赤外線とか、日本固有のニーズの一つではあるけれど、でもこれがないと自分にとっては携帯を持ち歩く理由は半減どころか80%位無くなりそう。

過去、Windows CE時代から、Windows Mobile、Windows Phoneと、Microsoftの携帯デバイス向けOSの歴史を、つまみ食いレベルながらずっと見てきているんですが、やっぱり中途半端なんですよね。最初の頃は、余りにPC上のWindowsを小さなデバイスに無理矢理入れようとして、実現にかなり無理がある過剰スペックを追求していたし、逆に最近のWindows MobileやPhoneは、Windowsとは別の形に脱皮しようとしているけれど、どうも切り口が上手くない。初期の頃はWindowsそのものをデバイスに入れようとして無理が生まれ、最近ではデータ共有を訴求するあまりに、肥大化するwindowsのI/Fとまだまだ小さな携帯デバイスのI/Fとのギャップが大きいように感じます。この辺り、もともとネットワーク中心に大きくなってきたGoogleとか、携帯デバイスから生まれたEvenoteとか、ボトムアップしてPCの世界でも使えるようになってきてアプリと比べると、Windows Phoneは不利な気がします。

「電話機」の定義を、単に音声通話機能に限定するのか、それともi-mode等も含めたある程度高機能な通信機能と見るのか、それによっても違いがあるとは思うけれど、その携帯電話が一時期は「デジカメ」として使われることが中心になったこともあるわけで、「そもそも論」というのには注意しないといけないかなと思います。自分が感じるのは、Walkmanの登場と同じように、「常に持ち歩く」という点をもっと重要視して、だから必要な機能・仕様を考える必要があるんじゃないかな。そうすると、Walkmanが文化になりライフスタイルを創造したように、スマートフォンもそういう新しい創造に繋がる気がします。そんな仕事の端っこでも良いから、関われたら幸せかも。

すまほん。

喫茶店等の待ち時間に、店内に置かれている雑誌や新聞を見て時間を潰すことはよくありますが、その物理的雑誌を電子書籍に置き換え、一定時間お客さんがスマートフォンで「立ち読み」出来るサービスという話。発想も面白いし、「すまほん。」というネーミングも楽しい。「すまほん。」というネーミングではあるけれど、iPad等のタブレット(Wi-Fiのみ)にも展開されると、結構利用者が増えるんじゃないだろうか。

喫茶店じゃなくて、公共施設のなかで展開したら「電子書籍図書館」とかも出来そう。読むだけなら、その施設のなかと位置情報で縛って、借り出す場合には、書籍データ、利用者ID、図書館の認証コード等で、借り出す書籍データとそのスマートフォンを紐付けして、位置情報に限らずそのデータは一定期間自由に読むことが出来るようにする、とか。

例えば、病院の待合室みたいな、電子機器を余り使って欲しくない場所ではどうするかとか、1時間と言う時間設定を変更できるようにしないと、回転率が下がるかもしれないとか。このビジネスモデルの肝は、いかにコンテンツ料金を払う店舗側がメリット・利益を得ることが出来るような仕組みにするかですからね。付加価値サービスとして、以前はWiFiが使えることが魅力的なサービスの一つでしたけれど、今ではそういうインフラ提供から、さらにその上のコンテンツ提供で競い合う時代になったのかなと、ちょっと時代を感じてしまいます。

2011年8月13日

電子タトゥー

「電子タトゥー」で、心電図や脳波をモニターできるという技術。正確には「タトゥーシール」と言うべきで、別に人体に溝を掘って回路や太陽電池を埋め込むわけではないようです。ただ、その分2週間程度で張り替えが必要と記事に書かれていますが、コストはどれくらいなんだろうか。シール部分の糊を塗り直せば、もう一度使える何て言うことはないのかな。回路的には、そんなに劣化するとは思えないし。

皮膚は日々再生していくから、貼るだけでは剥がれていくのは仕方ないんでしょうね。本当の入れ墨くらい掘り下げれば良いのかもしれないけれど、それはそれでちょっと後から困るかもしれないし。

これは身体をモニターするツール(デバイス)ですが、逆にこの回路から刺激を身体に与えて、例えばAEDのような緊急時に刺激を与えるとか、そういうことは回路的に無理なんでしょうかね。耳たぶに貼ると、小型のマイクとスピーカーが補聴器の役割をするとか、あるいは目尻に貼ると電気刺激を与えて、水晶体の伸縮を補助するようにしてメガネが無くても近視や遠視を改善できるとか。疲れたときに湿布薬を貼る感覚で、必要なときに必要な補助機能としてぺたっとシールを貼るなんていうことがそのうち可能になるかも。ただ、スポーツのドーピング項目に新たに加わるかもしれませんね。

スタトレテーマパーク

中東ヨルダンにスタートレックのテーマパークを作るという記事。スタトレ好き=トレッキーの端くれとしては気になるものの、ヨルダンまでその為に行くのはタフだなぁ...

しかも、今のところ新シリーズの話は無さそうなスタトレシリーズ。テーマパークを作るにしても、ちょっと大変そうなんですけどね。オリジナルストーリー中心なのか、セカンドジェネレーションなのか、あるいはボイジャーかエンタープライズシリーズか。DS9なんていうこともあるかな。いずれの場合も、世界観をどう再現するか難しそうですよね。

テーマパークの代表格、ディズニーは、逆にアニメの世界なので作りやすいと思うけれど、SFとは言え現実の話のスタトレシリーズは、ちょっと大変そう。まさか、転送機とかレプリケーターとかワープナセルを作るわけにはいかないし。でも「KOBAYASHI-MARU」のセットは作れそうですね。まずは、本当に出来てからちょっと評判とか聞いてみたいところです。

混雑と団扇

今週も「金曜日の新幹線」シリーズ。丁度、お盆休みの帰省シーズンスタートの週末ということで、いつも以上にコロコロ(キャリーバッグ)を持った人、それも日頃は見かけないような年齢層の方が多く見られた浜松駅。いつも朝食を調達する、浜松駅構内のスタバのレジ前も、コロコロを持った人達で長い列がで来ていたので、少し早めに並んだんですが、これが結果的に正解。いえね、朝はいつもホットサンド系を購入するのが毎週の習いなので、暖める為に少し時間がかかるんです。だからいつもは新幹線の発車前、10分位前を目安に並ぶんですが、私が並んだ後にどっとさらに列が伸びてしまい、いつもと同じくらいのタイミングだと間に合わなかったかも(その時には、コールドサンドイッチにすればいいだけなんだけど)。

で、ホームに上がると、確かに混雑はしているけれど、いつもとそれ程違わないくらいの混雑具合。逆に、反対側の下りのホームの方が混雑して長い列が出来ています。やはり、お休みのスタートの時なので、上り(東京行き)よりは下り(名古屋、大阪行き)の方が混むんでしょうね。実際、車内も指定席車両はいつもくらいの混雑度(空席度)でしたから。新横浜駅で横浜線に乗り換えるときも、いつもよりは乗客の数は少ない感じ。でも、いつも以上に皆さんスーツケースとかコロコロを持った人が多いので、通路の狭さはいつも以上。しかも、普段はそれ程この駅を使わないからでしょうか、そうでなくても交錯して大変な新横浜駅の新幹線改札と横浜線の乗換通路が、いつも以上に動線がわやくちゃで移動が大変。それを除けば、列車内はいつもよりはスペースが目立つ印象でした。

大変だったのは帰宅時の新幹線。いつものように、お昼過ぎに座席の確認を使用とすると、もう満席でシートマップが見られない状態。実は、この日は仕事でドタバタしてして一本新幹線を遅らせようかとも思ったんですが、座席が取れそうもなかったので、後は同僚に任せて(笑)いつものように新横浜へ向かいます。新横浜の駅は、やはりこれから故郷に帰省するんでしょうか、いつも以上に家族ずれとか子供の姿が多いように感じます。ただ、シートマップでは満席だった自分の乗車する新幹線は、そこそこ空席(指定席)も有り、自分の隣(3席列)の真ん中の席は空席でしたので、鞄をそこに置いてゆっくり出来ました。ただ、それも次の停車駅の三島迄。普段は、三島から乗車する人はそれ程居ないんですが、この日は結構三島から乗車する人が多くて、結果的に三島駅でほぼ満席状態に。私の隣の席も埋まってしまいました。

ところで、車内販売でアイスコーヒーを買ったんですが、この時丸い団扇をサービスでくれました。ほぼ満席で混雑しているとはいえ、流石にそれなりにエアコンも効いていて団扇を使うほどでは無かったんですが、もし車内の乗客が一斉にこの団扇を使い出したら、さぞかしうざったいだろうなと思わず想像してしまいました(笑)。屋外の施設なんかだと、こういうサービスもありましたけれど、新幹線では初めてじゃないだろうか。やっぱり、今年の夏は「エコ」なんだなと妙に納得してしまった夜でした。

2011年8月12日

プラチナタウン

過疎地域に、自治体がローソンを開店するという記事。以前別のコンビニチェーンに断られたと言うことが書かれており、それだけビジネス的には厳しい環境なんだろうけど、でも今後はこの手の過疎地域あるいは限界集落みたいな地域が人口減少と都市部への人口集中にともない増加していくだろうから、個人的には興味深いトライアルに思えます。

以前から思っているんですが、宅配サービスってこれからの社会でキーとなる部分だと思うんですよね。まだ車や自転車で移動できるうちは何とかなっても、そのうち動けなくなるのは確実なわけで、それ以前にも近くにあったお店が無くなる、自分では運べない思い買い物が出来なくなる、なんて言うことは十分考えられますし。自宅近くには県下で最大のショッピングモールが数年前に開店していて、ほとんどの買い物がここで済む便利な状態にはなったけれど、それでもこのショッピングセンターが何年先まであるか分からないし、今なら車で5分、徒歩で10分の距離も苦にならないけれど、あと20年、30年過ぎたらその距離すら障害になるかもしれないし。

最近、たまたま文庫本化された「プラチナタウン」(著 楡周平)という本を買って読んだんですが、まさにこの新聞記事のような地域をテーマにした小説。作者の楡氏の作品は、デビュー作の「Cの福音」以来、ファンになっている作者さんで、その期待を裏切らない面白いテーマと内容の話でした。負の遺産である、箱物行政の負債をうまく活用して、個人単位では負担が大きい老人介護を、逆に集約することで周りのサポート体制も含めて効率化して、一つのビジネス、過疎地対策にまでするというのは、フィクションの小説とはいえちょっとした説得力、現実味のある話です。

ただ、よく考えると、この小説の話はローソンとは逆の方向なんですよね。言ってみれば、一つ一つでは効率が悪い、生活が成り立たない地域をまとめて一つにして、それなりにシステムが機能する規模と立地にもってくることですから。日本人の場合、どうしても「先祖伝来の土地」にこだわるので、実際には難しいと思うんですよね。個人的には、マイクロバスみたいな規模で、移動販売みたいなシステムを回せれば、若しかしたらビジネスチャンスが生まれるかもしれないかなと思うけれど、サイズ的に食料品とか消耗品に限られるだろうし。

「老後ビジネス」「介護ビジネス」と聞くと、ちょっと弱者を食い物にするような印象を受けてしまうけれど、でもいざ自噴がその領域になりつつあると、切実にそれなりのコストでより快適な生活をしたいという欲求はどんどん大きくなるわけで、ちょっと真剣に考えてみないといけないテーマだと痛感します。

LITTLE BOY

CXの番組で、広島原爆忌の翌日(8月7日)に"LITTLE BOY"と印刷されたTシャツを着ていたのはけしからんという話。さらに、その"LITTLE BOY"とは反対側には"FOOL ON THE HILL FRIENDS"と書かれていたことを、適当にこじつけて流布したりしたものだから、どうも変な話になっている雰囲気。ドラマの設定(男子校に一人女子生徒が男性として入学している)を考えると、「FOOL ON THE HILL FRIENDS=仲間内で目立つ奴、ちょっと変わった奴」に引っかけた「LITTLE BOY=ちっちゃい奴、かわいい奴」と思うのが素直だと思うんですけどね。ドラマ自体は見ていないので、何かドラマの中に深い意味があるのかもしれないけれど、まぁCXのドラマでそこまで深読みすることはないか(笑)。

同じ系列である東海テレビの「セシウムさん」事件と違って、たまたま偶然なんだろうと思うんですが、それでも8月の上旬、さらに「原子力」というキーワードに敏感になっている昨今、「変な意味に取られると嫌だな」と思う人が居ても良かったとは思いますが。まぁ、撮影自体はもっと早い時期に完了しているんだろうから、時期的な考慮が欠けていたかもしれないけれど。

"LITTLE BOY"と言う言葉は、もう一つの原子爆弾"FAT MAN"とともに、日本人にとってはそれなりに意味がある言葉ではあるけれど、でもどちらの言葉も一般的な名詞である以上、今回のようにとやかく言う必要もないし言われる理由もないと思いますけどね。仮に、その言葉と一緒に、飛行機の絵が描かれていたとか、爆弾のような模様があったとか、そういうことであればまだしも、ちょっと言葉狩りに近い印象も受けますね。"FOOL ON THE HILL"と言えば、自分の世代で先ず浮かぶのがビートルズ(Beatles)の名曲。ガリレオ・ガリレイの事を歌った、自分は正しいのに回りが認めないというシチュエーションの歌(で、良かったはず-汗)。何となく、ドラマの設定に合っているような気がするんですけどね。

昨日も書いたけれど、ネットの手軽さから何でもかんでも書き込んで自慢したくなる風潮がある一方で、これまでなら聞こえてこない・意識しないような情報までもが、どんどん流れ込んできたりするから、しなくても良いようなことまでお詫びとか苦言とか注釈とか、そんな色々な仕事が増えてしまうのも困ったものです。知らないうちに、自分が全く感知しないようなことがネットのなかでは「常識・確定」してしまい、本人がそれを否定しても「本人の証明は?」とか「ソースは?」とか、ある意味悪魔の証明を求められてしまう始末。ネットの時代ですから、いろいろな形で色々な言葉に出会い、それに対して色々な思い・考えを持つことは良いことだと思うけれど、だからこそそれを押しつけるのではなく、その考えを広めることであれば良かったんですけど、単にこの時期にこういう言葉はけしからんという話に矮小化されてしまうことが残念です。

なでしこジャパンから感じたこと

「なでしこジャパン」のW杯優勝の余韻はまだ覚めやらず、国内リーグの試合の様子なんかもテレビで見る機会が増えてきました。MVPを取った澤選手が所属し、それ以外にも6名もの「なでしこ」が所属し、現在リーグ戦トップのINAC神戸の試合は、注目度も高くなっています。で、そういった国内女子サッカーリーグの試合を見ていると、素人の自分でも随分技術がアップしたなという印象を受けます。最初見たときに感じたのが、「Jリーグ発足時の男子サッカーくらいのスピード感、テクニック、パワーがあるんじゃない?」ということ。言い方は悪いんですが、以前の女子サッカーは、ちょこちょこっと選手がドリブルして、そこにディフェンスがボールの取り合いで集まってくるような、そんなレベルの感じだったんですが、それが今見ていると、ちゃんとボールが左右前後の選手間で移動して「システム」を感じる動きをするんですよね。

フットボールも同じだと思うんですが、体格やパワーでは、どうしても欧米とかのチームには負けてしまう日本が、何とか相手と互角以上に戦えるのが「システム(=組織力)」と「スピード(=クイックネス)」だと私は思うんですよね。これは、どのスポーツにも言えることだとは思うんですが、より広い「面」で試合をするフィールドスポーツだと、その利点が寄り効果的に現れる気がします。例えば同じ11名のスポーツでも、フットボールやラグビーだとボールを中心にその前後に選手が集まらざるを得ないルールになっていますが、サッカーの場合フィールド全体を(オフサイドにならない範囲で)「面」でプレーをすることが出来ます。ラグビーのように、ほぼ横にプレーを展開しつつ前進するのに比べて、サッカーの場合にはボールから後、Gキーパーまでの範囲を使って、さらにい再度に展開して前にも攻めることが出来ると言う、スペースの使い方が重要なので、日本人向きなように思いますね。

日本のバレーボールなんかも、20年、30年位前には、いろいろなクイック攻撃で相手の隙を突く「柔よく剛を制す」みたいなシステムを完成させて、世界のトップに躍り出たけれど、パワーとサイズで優る外国チームも、そのクイックネスを身につけた後は、なかなか勝てませんでした。結局、日本もパワーとサイズを求めていくことになるんだけど、あれも「コート」という狭い範囲なので、各チームのちょっとした力の差が凄く大きいし、キャッチアップもしやすいように思います。

なでしこだけでなく、一昨日の日韓戦を戦った男子サッカーにしても、見ていて気持ちが良いくらいボールが繋がるんですよね。フットボールで言えば、サイドラインから入れるプレーが毎回アサイメント通りに通っている感じ。 監督をはじめ選手達も「満足行く内容」と試合後に口を揃えて言っていたけれど、チームプレーである以上システムがぴったりはまるときの強さは、単にフィジカルの強さだけでは決まらないことを実感しました。フィールドスポーツって、結構日本人向きじゃないか、と思わず感じながら観戦した、ここ数日の男女サッカーの放送です。

2011年8月11日

夏休みの計画

世の中は夏休みシーズンで、しかも来週からはお盆休みの週も始まろうかと言うときに「夏休みの旅行どうしよう」などと予定を立てようとしているのが間違いと言われそうですが(笑)、年内消化しないといけない残りの有給の確認とかしていたら、どうも結構余りそうなんですよね。年末に少しまとめて取る分とか、9月とか11月の飛び石連休の時に有給を入れて連休にする分とかを考えても、まだ5日位残る。外資系企業のありがたいところは、休みはちゃんと取らないと、その人にとっても上司にとっても「管理不足」ということで評価が下がるから、積極的に休暇取得奨励してくれるところ。もっとも、だからといって仕事しなくて言い訳じゃなくて、ちゃんと休みを取っても他に影響しないように片付ける・引き継ぎをするようにしないと、逆評価になるわけで、それはそれで厳しいんですけどね。まぁ、何か急用とか急病の場合のバッファーとして何日か残しておくとしても、それでも3~4日位はこの8月に取得したいところ。

ただ、そんなことを考えていたから神様がいじめようと思ったのか、急にこのお盆前後に急ぎの仕事なんていうのが2件入ってきたりして、ちょっと厳しそう。価格的にも安くなる、お盆明けにちょっと近場をぶらっとしてこようかとも思うんですが。来週のお盆明け位から、がくっと飛行機代なんかも下がるんですよね。

経済的に厳しい状況がずっと続いていたけれど、さらには震災の影響なんかでこの先どうなるのかなんていう心配もあったけれど、この夏の国内国外移動は結構持ち直している様子。単純に言うことは難しいけれど、でも人の移動が増えれば、それだけ経済消費活動が刺激されて活発化するのは確実なので、少しずつでも持ち直していって欲しいですよね。しかし、どうしよう、夏休み。何か、夏休みのことを考えているだけで、夏休みが終わってしまうそうな気がする...

ネットマイル

ネットワーク上で、いろいろなアンケートに回答したりそこから商品・サービス購入すると、いろいろなポイントに交換可能な「マイル」を獲得出来るサービス「ネットマイル」。アンケートに回答するだけでも、ちょこちょこポイントを貯めることが出来るので、UA MPの有効期限対応で数年前から使っていました。が、今回のこういう事件があったのを切っ掛けに、解約することに。3000ポイント位残っていたけれど、面倒くさいのでポイントもそのまま捨てて退会処理を。

UA MP対策と言っても、実はUA MasterCardをもう10年以上前に契約していて、そのカードの利用金額から自分のMP口座に毎月ポイントが振り込まれるから、実はネットマイルを使わなくても良かったんですけどね。確か、当時はこのUA MasterCardが自分のメインカードだったんですが、そのうちVISAとか別のカードに乗り換えるかもしれないと突然思いついて、このUA MasterCardを解約してもUA MPに毎月マイルが振り込まれる仕組みが欲しいよなとか思っていたところに、ネットマイルの話を聞いたので使い出したのが始まり。その後、今ではVISAがメインカードになって、UC MasterCardは最初の頃に登録している一部公共料金やネットワークサービス関係の利用料をそのまま残しているので、結果的に不便はない状態。Amexも追加しましたが、どうも使いづらい事もあって、メインVISA、サブUA MC、バックアップAmexという状態ですから(笑)。

先日も、北海道のホテルに某ジャニーズのタレントさんが宿泊したとか、その前には某サッカー選手が女性と一緒に来店したとか、そういうプライベートな事柄をTwitterで流してしまう事件がありましたが、結局人間って「目立ちたい」「注目されたい」という欲求があるのと、今のように気軽に情報発信出来るツールが使えるので、ついその行為をすることで発生する利益・不利益の判断をすることなく、やっちゃうんでしょう。さらに、ネットなら自分のことは分からない・特定できないだろうという、自分に都合良く解釈してしまう匿名性なんていうのもあるし。実は、ネットにアクセスするためには、某かのID/アクセスポイントを必ず利用するから、どうしたって特定可能なんですよね。そりゃあ、いろいろと自分の存在やルートを隠す方法はあるけれど、そこまでの技術を持った人は限られているし。

いずれにしても、ネットビジネスをしている会社が、ネットリテラシーの無さを露呈してしまったというのは、やっぱりその会社が提供しているサービス全てに対しての不信感に変わってしまいますよね。自分自身も、ネットとかそれに関係するデバイス・サービスに多少は関わる仕事をしているので、今回の事は自分自身への戒めとしても重要だなと思います。

酷暑

昨日は全国的に「猛暑」というよりは「酷暑」と言えるくらいの厳しい暑さの一日。日中30度以上になるような真夏日の日であっても、朝早いうちはそこそこ涼しくて、さらに風が吹くと結構「涼しい」と感じる事もあるんですが、昨日はもう朝外に出た瞬間に「むっ」とするような蒸し暑さ。この時は曇り空だったんですが、まるで蒸し風呂に入っているような不快さ。今朝は、朝から良い天気で、そこそこ暑いんですが、それでも昨日よりはまだ過ごしやすい。でも、今日も昨日同様暑い一日になりそうなんですよね。

となると心配なのが、電力事情。火曜日、水曜日と、かなり厳しい状況だったんですが、今日木曜日と金曜日は自動車業界などが週末シフトをして電力消費が抑えられるので、今日辺りはちょっとエアコンもいつもよりは使うなりして、少し体力回復に努めないと大変かも。

年齢と共に体力が落ちているなと感じるのが、こういう暑いときに外に出ているときの虚脱感が大きいこと。「子供の頃は...」と言わないまでも、まだ20代とか30代前半くらいまでなら「暑さ? Come-on!」って言うくらいの気持ちがあったけれど(笑)、それ以降は急降下。まぁ、その頃は、それなりに身体も動かしていたし、体力は今よりもかなりありましたからね。うーん、やっぱりちゃんと基礎代謝を維持しつつ、それなりの体力維持にも勤めないとダメだなぁ...

と言う事で、暑さはまだまだ厳しいけれど、一月後に予定されている社内検診対策のために、真面目に運動することにします(爆!)。うん、やっぱりそういう動機付けは必要です、何か始めるときには(笑)。

2011年8月10日

慰霊祭

広島と長崎の被爆者慰霊式典の様子をTVで見ていて、今年は福島の事にも触れざるを得ないのは仕方ないと思うけれど、凄く違和感を感じますね。同じ「原子力」というキーワードを共有しているとは言え、方や大量破壊・殺傷を目的とした平気の犠牲者に対しての慰霊であり、もう一方は人災・人的ミスもあったけれど、1000年に一度という大災害が引き金になった事故の影響を、同列に論じて良いものだろうか。

前者の核兵器廃絶は、日本が核兵器を持っていない以上、周辺の報告に対しての働きかけであり、言ってみれば外交防衛問題。後者の福島原発事故や原子力エネルギーは、反対に国内問題であり、純粋に国内の経済活動、エネルギー問題の話。広島、長崎の式典での本来のテーマが何かと考えれば、この場所で後者の話を声高に取り上げるのは、ある意味これまでの被爆者・犠牲者を利用しているだけで失礼な話ではないかと思います。

こちらの記事の中で長崎市長が 「1カ所の原発事故による放射線がこれほど大きな混乱を引き起こしている今、核攻撃がいかに非人道的か、はっきりと理解できるはず」と訴えたと書かれているけれど、相手を殺傷するために作られている全ての「武器」が「非人道的」なものであり、仮に「人道的な武器」があるのだとしたら何だろう、と。福島原発の肩を持つわけではないけれど、津波の影響で無くなった東電職員や作業中の疲労から無くなった人、その後の混乱で将来を悲観して自殺した人は居るけれど、原発の放射能で無くなった人は今のところいないわけで、そういう意味では核兵器による殺傷行為と原発事故による今の混乱は、違うものだと考えます。紛争地区で、例えば戦車や装甲車によって殺傷された人と、一般道の交通事故で無くなった人を同列に扱って、「だから内燃機関による移動車両は無くすべき」と言うような違和感というか。

実際に被爆した広島や長崎で、少なくなってきたとはいえ、まだ当時の経験をした人が残る時代で、ああいった悲惨なことを繰り返さないようにメッセージを発信していくことは大切なことだと思います。でも、それならば、その場でのメッセージは、核兵器廃絶という一番重要なテーマに絞るべきだと思うし、同じ「原子力」というキーワードを持つからと言って、そのテーマをどんどん広げていっては、本来の意図がどんどん薄くなるような気がするんですよね。それって、間接的に被爆者の慰霊と言う一番のテーマを蔑ろにしている行為なのではないかと思います。どうしても言うのであれば、慰霊式典では被爆者慰霊の話だけをして、その後で、場所を変えて言及すれば良いだけの話だと思うんですよね。結果的に「見てくれ=Visibility」だけを考えているから、今年の式典はどちらも違和感を感じる内容だったように思います。まぁ、あの人が悪いんだけど... 基本的な日付すら間違えるくらい何だから、自分にとってのメインテーマは被爆地の慰霊ではないということなんでしょう。

金の鉄人

新宿アルタ前に出現した、docomoの高速通信サービス「Xi」のCMに登場する、「金の鉄人」。でもさぁ、「『』の『』人」って、矛盾してない? 

この週末には、名古屋に現れるみたいだけど、うーんどうしよう、行ってみようかなぁ。でもなぁ、夏の名古屋って、どぅえりゃぁ暑いし...

ちなみに、こちらは大阪・長田にある本物の「実物大鉄人28号」なんだけど、ちょっと違いますよね。だから「鉄人」とは言っても、「鉄人28号」とは言ってないのかな? それなら、最初にTV-CMを見たときの違和感も納得できるんだけど。

うーん、どうしようかな、週末の名古屋(笑)。

停電

機能のお昼ちょっと過ぎ、昼食も終わって少し休んでから、午後の仕事(在宅勤務)をしていた時、突然「ドン!」という音と共に、室内の電源が一斉に落ちてしまいました。丁度仕事で使っていたThinkPad X201sはバッテリーに切り替わって何事もないような雰囲気でしたが、横でftp転送中だった母艦(ThinkCentre M57)と接続している2台のLCDモニター、棚に置いてあるリモート接続のNAS、プリンター、部屋のエアコンと扇風機、ぱっと見渡すと全て落ちています。まずは思ったのが「やべー、中部電力のピーク時供給電力を超えた?!」ということ。でも、流石にそれなら事前にある程度分かるだろうし... で、次に思ったのが、部屋のブレーカーが飛んだかなと言うこと。ただ、いつももこの程度の電力を使っていて問題無いし。一番電力を食いそうなエアコンにしても、この時は28度設定で定常運転中なので、それ程電力を消費しているわけでもないし。最大電力の時には、エアコンの設定をさらに下げて、さらに液晶テレビは点けるは、HDDレコーダーは動いているは、ケーブルTVのSTBは動いているし、という状態でもこれまで問題無かったくらいですからね。

ここで、もしかしたら地域停電? と思いつき、仕事場の離れから自宅に行ってみると、こっちも全部電源が落ちています。そう言えば、少し前に遠くでゴロゴロと雷が鳴っていたような記憶がありますが、それが送電線に落ちたんだろうか。そんなことを考えているうちに5分ほどしたら停電が直り、再び電化製品が動き出しました。

まずは気になるのがftp転送中だった母艦。電源を入れると、流石に異常終了した時の画面が出ましたが、そのまま一度起動し、念のためさらにシャットダウンしてから、もう一度起動してエラーのないことを確認。もう一つ気になったのが、バックアップ用に使用しているNAS。ただ、こっちは幸いにもアクセス中ではなかったので、再起動して特に問題無い様子。これで、いきなりRAIDの再構成とか走り出したらどうしようかと戦々恐々としてました(笑)。この後、エアコンを入れたり、やはり停電で止まってしまった温水器のスイッチを入れたりして、何とか10分後位には元の状態に戻ることが出来ました。実は、この後一時間後くらいに電話会議が予定されていたんですが、停電がもう少し遅く発生したらそれどころじゃなかったかも。本当、今でも耳にあの「ドン!」という音が残っています。

2011年8月9日

ANA、ANKを吸収合併

ANAが子会社のエアーニッポン(ANK)を吸収合併するという記事。ANAは関西空港拠点のピーチアビエーションや、成田拠点のエアアジアジャパン等のLCCを相次いで設立したかと思うと、国内の子会社は集約していて、それなりにコストを考えないといけない既存の航空会社は規模のメリットで乗り切ろうというストラテジーなんでしょうか。

一時期は、その目的なり規模なりに合わせて、その方面に特化した子会社を作ったり、既存の航空会社と連携・子会社化して路線を移管するというような「TPOに合わせた効率化」みたいな事が、航空会社だけでなく一般的なビジネスの社会にも流行したけれど、景気が停滞し、まずはコスト削減、徹底的にコスト削減、何が何でもコスト削減の時代が長く続くと、今度はスケールメリットによる効率化低コストかが、どんどん進んでいますね。かくいう自分の会社も、そんな方向に進みつつあって、大丈夫かという不安はあるんだけど...

閑話休題。ANAとANKの場合、すでに一体運用みたいな形になっていたから、今回のケースは殆ど影響も無いんでしょうけど、一番困るのは記事の最後にも書かれている「給与水準の一体化」でしょうね。全く同じの水準、多少手当の扱いに違いはあるけれど基本給などは同一、金額的には同じだけど、算定基準とか評価基準が違う、全く違う、色々なケースが考えられますけれど、最初のケースを除けば、どうしたってどっちの基準に合わせるのか、それで揉めることは必死。これまで、そういう部分でのコストダウンで利益を上げてきた会社なので、来年の合併までにまとまるのかどうか。

いゃ、同じ話が自分のところにもあるなぁ。幸いなことに、昨年から業績が好調なので、これで下がると言う話になることはないと思うし、なればなったでみんな暴れると思うし(笑)。

B787の岡山空港と広島空港

いよいよBoeing 787の初号機が完成し、ANAの特別塗装がお披露目されました。初号機は短距離国際線仕様だそうで、初フライトは香港へのチャーター便で、その後遊覧飛行等をした後に、羽田-広島線、羽田-岡山線に投入予定との事。何故広島、岡山? という素朴な疑問が生まれるんですが、話題性とコストの関係で、新幹線との競合する境界値を見極めようとしているんでしょうか。静岡空港には... 無理だろうなぁ。確か、静岡-札幌、沖縄線で使用しているのはB737なのでB787の半分位のサイズ(座席数)なんですよね。それでも、80%位の搭乗率があるけれど、それでもやっと100名位の規模なわけですから、まだまだ足りないなぁ。

ところで、B787が就航する予定の広島空港や岡山空港って、どのくらいの規模(便数)なのか今回きになってちょっと調べて見ました。使用したのはiPhone/iPod touch用のアプリで、単純にそれぞれの空港からの発着便を調べて見たんですが、ちょっと驚きの結果が。

まずは中国地方の中心都市、広島空港からは、新千歳、仙台、成田、羽田、那覇へ就航。このうち、新千歳はJALが1便、仙台へはIBEXが1便(ANAとコードシェア)、成田へもIBEXが2便(ANAとコードシェア)、沖縄へはANAが1便、そして羽田へはJALとANAが3便ずつ合計6便も飛ばしています。羽田線を除けば、静岡空港とそんなに違いを感じないけれど、いかに幹線特に羽田線が地方空港にとって重要か、素人でも感じるスケジュールです。

で、岡山空港を見てみると、新千歳、沖縄、羽田に就航。新千歳へはANAが1便飛ばしているけれど季節運行。沖縄へはJALが1便。そして羽田へは、JALが4便、ANAが5便と合計9便も飛ばしている! 距離で言うと、広島よりも岡山の方が東京に近いわけで、それなのに便数は多いというのがちょっと不思議。広島からだと、逆に福岡に出た方がいいのでしょうか。いずれにしても、どちらも新幹線(のぞみ号)を利用しても3時間ちょっとで東京に着きますから、飛行機を利用する場合の手間(空港への移動時間や登場待ち時間等)を考えると、丁度新幹線と飛行機利用の境界線なんだろうなという印象。

調べて見ていて思ったのは、広島空港にしても、岡山空港にしても、国際線も静岡空港よりも少し多く就航してるんですよね。どちらかというと、国内移動の中継点と言うよりも、国際線乗り継ぎの拠点と言う雰囲気。そうなると、一度羽田に出てそこから国内にさらに移動するというのが便利が善いと言うことなんでしょうか。いずれにしても、JAL/ANAで毎日それだけの飛行機を往復させるだけの需要があると言うことなんだろうな。いゃ、B787を先ず投入すると言うことは、それだけの路線数を維持するにはやはり厳しい、もしかしたら赤字だから、と言う事もあるんでしょうね。岡山、広島専用にとしても、一日2往復くらいが最初の2機体制では精一杯だろうから。広島-羽田だと、ANAはB777とかB76Pとか使ってるんですよね。便数だけでなく乗客数にしても、それだけ需要があるんだ。

最初は、花形幹線である羽田-新千歳とか、リゾート線の那覇線とかに投入して、B787を目立たせるのかなとも思っていたので、広島、岡山って地味(失礼!)と思いましたが、まずは本当に利益率がアップするのかビジネスモデルの検証からということなんでしょう。 なかなかシビアなビジネスの世界をちょっと垣間見た気がします。

SSDが安くなる

私は、それ程パソコンのパーツ類は買ったりしない方ですけど、それでもHDDについては最近のデータ量の急増もあり、時々必要に応じて買ったりしています。その時に一つの目安というか傾向を調べるために利用しているのが、PCWatchのこちらのページ。まぁ、実際にはカカクコムとかAmazonとか量販店のオンラインショップなんかでも調べるわけですが、全体の傾向とかをぱっと一目で見るには便利。

で、HDDのタブのところの冒頭にも書かれているけれど、SSDが安くなりましたよねぇ。250GBクラスでも3万円台、500GBクラスでも6万円台迄。少し前だと10万円近くしていましたから、これはかなり大きいです。Crucialの256GBが3万円の前半というのがちょっと魅力的だなぁ。Intelの300GBも4万円半ばと言うのも、惹かれます。仕事で使っているThinkPad X201sで初めてSSDを使い始めて、やっぱりモバイル利用(主に新幹線乗車中での使用)の時に、HDDが止まらない=IMEが止まらない、のはSSDを使ってみて初めて分かる便利さ。正直、容量が小さい(128GB SSD)ので、かなり限定したデータしか持ち歩けず、だから必要になるかなと思うときには自宅の母艦(ThinkCentre M57)を起動したままで書けて、リモートアクセス等で必要なときにはデータを取り出したりするんですが、だいたいが何十MB単位であるので取り出す時間がかかるのがちょっと面倒。以前だと、300GBとか500GBクラスのHDDをThinkPad X200sに入れていて、ここに殆どのデータを入れていたので、その当時と比べると利便性・可用性と言う意味では、ちょっと不便なんですが。

先日も、ThinkPad X201sに入りきらない大量のデータ(200GB位)を使うかもしれない場合があって、結局前日からUSB HDDに母艦からコピーして持ち歩いたんですが、そのようにしても実際に使うのはその200GBのなかのせいぜい2~3GBで、大変な割には効率が悪い。内蔵HDDが大きくて、いつも持ち歩いていれば、少なくとも大量データのコピーとかそういう面倒がないですからね。まぁ、SSDにばかり目が行きがちだけど、2.5インチHDDでも、1TBクラスが6,000円台ですからね。うーん、SSDの利便性は大いに感じつつも、HDDに換装しちゃおうか。円高の恩恵も大いにあると思うんですが、いゃ、なかなか悩みますね、本当。

2011年8月8日

昔はどうだったんだろうか

福島原発の事故のあった後だけに、こういう情報に興味が集まるのは仕方ないけれど、必要なときに必要な情報がネット経由で集められて再びネット経由で配信されるという今の時代にもちょっとビックリします。で、Yahooのページを見てみると、まだ観測点は少ないものの、都内にしても、地元静岡にしても、さらには被災地に近い仙台にしても、ほぼ通常値に近い値ですよね。福島の二本松だと、その3倍位ですか、今のところは。

この、放射線の話がいろいろと登場するようになって、個人的に凄く不思議なのは、自分が生まれたときはどうだったんだろうかと言うこと。私は1960年生まれで、その前後は世界各国、特にお隣の中国では核実験が何度も実行されていた頃に生まれて来ました。以前何かの番組で、原子力関係の大学の先生が説明していましたが、当時の空中放射線量は、現在(事故後)の1万倍くらいあったそうで、その時の説明では、当時はそれだけ高い状態であったけれど、世界的に、あるいは日本で異常に何か問題が発生したとか言うようなことはない、と言う説明をされていたんですが。

世界には、自然放射線量が今の日本の何倍もある地域があるそうで、そういうところでも普通に生活している人が沢山居るので、単純に値がどれだけだから危険・安全と言う話も難しいそうですけど、一番問題なのはそういう加減というか案配が分からないことなんですよね。例えば、劇薬であっても、致死量にならない微量な量であれば、直ぐに健康に何か問題が出るわけでは無い。でも、例え微量であっても、それを何年も継続して摂取していれば、やはり何か健康に問題も出るだろうし。放射能に対して、健康に影響のないレベルと言う説明を聞いても、今ひとつ釈然としない不安を感じるのは、そういう不安を何となく心の奥に持っているからでしょうね。

もう50年以上も前の話だし当時の技術も今と比べて低かっただろうから、なかなか情報量は集まらないかもしれないけれど、やはり当時のデータをもう一度掘り起こして、どれくらいのレベルの中で当時は生活をしていて、どの程度の影響があったのか、そして50年たってその間にどれくらいの変化があったのか、そういう部分を先ず明確にして欲しいですよね。そうすれば、今言われてるいろいろなデータやレベルについて、それが適切なのか、あるいは変更が必要なのか、そういう判断も出来るだろうし。「0か1か」という判断は、一見明快で正しいように思えるけれど、実は判断を放棄しているんですよね。だって、ONかOFFか、やるかやらないか、進めるか止めるか、一番両極端にある特異例の二択をするだけなんですから。それで済む話ならば良いんだろうけれど、世の中にはそうはいかない話が殆どなわけで、0と1の間のどこまで許されるのか、どこまでならリスクテイク出来るのか、どこまでなら十分な安全係数を取っていると言えるのか、そういうところまで含めて判断し決定するのが「責任者」という人のはず。あるいは、それが「リーダーシップ」のはずなんですよね。今の時代、一番それが難しい問題なのかもしれないけれど。

損して得取れ

Twitter上で激論を交わしていた(これも変な話だけど... 呟きで激論って)、Softbank孫社長とクロービス経営大学院学長堀氏が直接対話した話なんですが、その中で個人的に引っかかるのが、「政商」と言われた孫氏が「40年間1円も利益は要らない」と強調したという点。この人、以前にも同じようなことを言っていた気がするんだけど、ぱっと聞いたときには流石に将来の事を考えた大英断と感じるものの、でも暫くすると「まてよ」という気も。

仮に、孫社長がびた一文お金をもらわなかったとしても、この再生可能エネルギービジネスには彼の会社も参入するわけだし、そこからビジネスとして何らかのスキームを考えるわけだろうから、となると社長一人は無報酬であっても、結果的に彼の会社が利益を得れば同じ事ですよね。ストックオプションでは無いけれど、持っている自社株の価値が上がれば、確かに直接的な金銭の移動は無いにしても、利益の移動はそこで発生するわけだし。

再生可能エネルギー、特に太陽光発電に関しては、一番間違っていると思うのが、発電コストを改善することで今の他の発電方法と競争力のある形にするのではなく、あくまでコスト高ありきで特定の価格での買い取りを前提にしたスキームに使用としていること。あれだけ批判を浴びている米価とか、補助金ビジネスと同じ事ですよね、それでは。アイデアの一部である、全国の遊休地・休耕田に太陽光発電のパネルを設置して大規模発電設備を作るというのは、良いと思うんですよね。例えば、それが非常用発電設備になるだろうし、スローライフ、エコライフみたいな形で100%自給自足、100%田舎暮らしではないけれど、ある程度電化製品の恩恵は得つつ、自然に負担を掛けない形で自然と共存するようなコロニーみたいな集団と言う形になれば、それはそれで付加価値を見いだして発電分のお金を出して移住する人もいるかもしれない。もしかしたら、上手くまとめれば限界集落対策、過疎地帯作みたいな形で、自然と融合したようなライフスタイルが生まれるかもしれない。でも、基幹発電設備にしようと思うと、余りに課題が多すぎて、それは無理だと思うんですよね。

孫さんのこれまでのビジネススタイルを見ていると、高い魅力あるゴール設定をして注目を集めて、そこに向かってなりふり構わず(手段を選ばず?)突進するというスタイルだと私は感じているわけで、それはそれで「あり」だと思います。ただ、一般道路を猛スピードで突っ走るダンプカーみたいなもので、他の車が走っていないような時に走る分には構わないけれど、結構混雑しているようなときに無理に突進されると、それは迷惑なところも多々生まれるわけで、そういうところでの不信感と言うか疑問が、今回も感じています。

本当にボランティアとしてやるのであれば、基金だけ出してNPOなりを設立すればいいわけだし、ビジネスとしてやりたいのであれば正々堂々とビジネスプランを作って自分もこれだけの利益(ビジネスチャンス)があると言えば良いわけだし、その両者のいいとこ取りだけして何か美味しいところだけを見せているようなところが、漠然とした不信感を感じさせるんだろうか。「損して得取れ」なら良いけれど、「孫氏で、得取る」にならなきゃ良いけれど...

他人が書いたコード

ここ最近、とあるホームページの準備をしているんですが、これが正直ストレスが溜まる。新規に作るのではなく、現在運用しているホームページのサーバーシステムを変更する、言ってみれば移行作業なんですが、これまでHTML/CSSベースのトラディショナルなスタイルで運用していた物を、DBベースの最近のスタイルに移行するもの。まあ、それに伴って全体のデザインとか実際の管理システムなんかも変更するんですが、取りあえずは既存データの移行をしなきゃならなくて、それを今やっているところ。

単純にサーバーを移行するだけなら、ファイルを全部コピーすれば、そのまま使える場合もあるんですが、今回はDBベースのシステムを、カスタマイズして使用するので、単純なファイルコピーだけでは済みません。まずは、そのシステムの使い方を暫く前から色々試していたんですが、これが分かりにくい。いゃ、システムが悪いというわけではないんです。自分でも、Blog用のコードなんかを以前インストールして使っていたので、この手のシステムは多少は知っているし経験もしているんですが、問題なのは他人が構築したものなので、細かな部分や使い勝手の部分でどうも自分の思いとか考えと違っていて、それが小さなストレスになったどんどん蓄積していくことが大変。

この手のシステムのお約束として、データ(画像ファイルとかテキスト部分とか)を強要したり再使用出来るようにモジュール化しつつ、それらを組み合わせて全体を構築するわけですが、その「モジュール化」する時のコンセプトというか切り方というか、そういうものって個人の好みなんかがかなり反映されるので、それが自分とは違うとなると、もう見ているだけでイライラしてきます。さらに、システム全体の使い勝手にしても、やはり自分なりになれているフローとか手順とかあるわけで、そういうものと違う部分に遭遇すると、本当にちゃぶ台(PCだからディスプレー?)をひっくり返したい衝動に駆られることも何度も(笑)。やっと全体の流れが分かってきて、最近は精神的にも安定してきましたが(笑)、そうなると、今度は自分がやりたい部分が足りなかったり、それを入れ込もうとするとデザインレベルから弄らないといけなかったり、既存システムのカスタマイズに置ける問題点が新たに出てきたり...

いろいろな理由・事情があるので、この作業はお盆明けまでに終了しないといけないので、今はとにかくシステム前提でデータ移行だけに集中して何とか作業完了を目指していますが、後で手を入れるとなると大変そうだなぁ... それに、どうしても今から手を入れておかないと駄目な部分も2~3あるし。なんか、お盆休みはずっとPCの前で過ごすことになりそうです。まぁ、猛暑のなか出かけるよりは良いかもしれないけれど。でも、こういう経験をしていると、それなりにスキルも付くわけで、そういう前向きに考えることにしましょう(笑)。

2011年8月7日

シャワーが出ないシャワートイレ

朝から尾籠な話で申し訳ないのですが、今朝トイレを使い洗浄用のシャワーのボタンを押してもお湯が出ない! 何度もボタンを押してみるんですが、洗浄用のノズルが外に出てきません。まだ使い出して4年ほどなのに... 取りあえず、ビデ用のボタンを押したら、こっちは問題無くノズルがせり出してきてお湯も出るので、少しお尻の位置を調節しながらこの時は何とか使用出来たんですが、さて困った。取りあえず、こういう時のお約束で、一度シャワートイレの電源を落として暫く放置して、それから少しして再びトイレを使う時にもう一度やってみました。今度はちゃんと大用のシャワーも出てきたけれど、どうもこれまでと比べると水量が少し弱い感じもします。

ノズルが外に出てこないので、モーター系のトラブルだと嫌だなと思うんですが、でも一応TOTOの製品だし、使い出して4年ほどだし、しかもこのトイレは私の仕事場専用のもので利用者は自分一人だけだから使用頻度もしれています。自宅の方のシャワートイレは一月くらい前に付け替えたんですが、その前のトイレなんて20年以上も使っていたんですからね。

マーフィーの法則に従えば、こういうことを切っ掛けに自分の周りの機械や機器がトラブルを出し始めるわけですけど、ちょっと嫌ですね。トイレの話だけに「運がない」なんていうお約束の駄洒落にも、元気がありません(をぃ)

日頃の心がけ

東海テレビが、本来テスト用に用意したテロップを間違えて放送してしまい、しかもそのテロップがテスト用とは言え被災地を揶揄するような不適切な内容だった事故。流石に、それでは不味いと事前に指摘した人も居たようですが、結果的にそのまま流れてしまい今回の大きな事故になったようですね。作った人(委託先のCG業者?)は、多分「テスト用だから何でも良いじゃん」程度の理解だったのかなぁ。

放送事故とはちょっと違うかもしれないけれど、本来ドラフト、練習、非公開の話や情報が間違って外に出てしまう事って、たまにありますよね。ファイル名の間違いから、非公開のPPTを外部に見せてしまうとか、本当はちゃんとした資料を準備していたのに、間違って政策途中の方のファイルを持ってきてしまったとか。

東海テレビの話を聞いて、ちょっと自分自身への戒めとして再認識したのが、お客様との接触について。ビジネスマナーとして、社外のお客様を話題に出す場合には「xxxx会社様」とか「xxxx工業様」という言い方をするわけですが、実際にお客様とお会いしているときは当然しても、例えば社内の身内同士で仕事の話をしているような時には、つい「xxxx会社」と呼び捨てにしたり「xxxx会社さん」と言う言い方をするのはまだ良い方で、もっとフランクな言い方(ニックネーム、隠語、通称)を使ったりします。で問題なのが、そういう言い方をしていると、本番のお客様の前でもついその言い方が口から出てしまうこと。要するに、常日頃からちゃんと意識して頭と言うよりも身体にたたき込んでおかないと、本番でも出来ないというごく普通の事なんですよね。

逆の立場になったとき、個人的には会社名とか組織名を「xxxx様」と呼ぶのは変だよなぁと思うし、個人名を呼ぶときだって「xxxxさん」で十分だと思うので、余り杓子定規にする必要も無いと思うんですよね。聞き方によっては、褒め殺しじゃないけれど、妙に馬鹿丁寧なのはその裏返し? なんていう、天の邪鬼な考えも出てしまうし。いずれにしても、言い方の問題、言葉の問題はあるけれど、結局はそれが本番か練習か別にして、常に相手のこと、その話の事を真剣に考えているか、と言う事ですよね。それをちゃんと実行していれば、本番で間違ってテロップを流すこともないし、そのテロップにしても例え外に出ない物であっても、ちゃんとそれなりの内容・レベルの物を準備するだろうし、そもそもそんな中途半端な無意味な物を作ろうとも思わないはずだし。結局は、日頃の心がけ、その人の資質ということなんですよね。

身長とガン

「背の高い女性ほどガンになりやすい」という記事。思わず「ほんまでっかぁ~~」と言いたくなるような話(笑)。身長が10cm高くなるにつれて、ガンの危険性が16%アップすると言うこと。ぱっと思い浮かぶのは、モデルさんなんか大丈夫かと言うことですけど、それだけでガンの発症率が決まるわけではないですからね。

情報化社会になり、様々な形でのデータ収集が可能になり、また色々な統計手法なんかも発達しているので、これからもこういった一軒関係なさそうな相関関係が色々見つかるかもしれないけれど、結構突拍子もないようなことが真実を示しているかもしれませんね。何となく、自然の摂理にもちょっとお茶目な点があるのかもしれない。

2011年8月6日

曲がった誘導路

成田空港を利用する場合、自分の場合は殆どがアメリカへの旅行で利用するので、出発する時はA滑走路を利用しますが、帰国便では最近では殆どの場合B滑走路に下ります。滑走路には違いはないけれど、B滑走路の場合、そこからターミナルに至る誘導路が大問題で、最近でこそ少し整備されて移動しやすくなったけれど、どうしても途中に未買収地があるため蛇行せざるを得ず、それが時間もかかるしトラブル誘発の原因にもなっていて...その一つを強制撤去するという記事。ただ、この本部を撤去しても、今の「への字誘導路」はまだ解消しないんですよねぇ。本当、何とかして欲しい。

成田空港については、もともとスタートでのボタンの掛け違いが今に至る騒動の原因だと思うし、その掛け違いは国側の責任が大きいとは思うものの、結局元々の理由からどんどん変な方向に反対活動が進んでって、今ではなんのために反対しているのか、訳が分からない状態になっていますよね。

中国のように、何でもかんでも力で押し切るという事には賛成できないけれど、成田の歪な状態をずっと見ていると、ちょっと考えさせられますよね。

停車位置

いつもの「金曜日の新幹線シリーズ」。8月に入り、何となく世の中は「夏休み」気分の週末金曜日。朝、駅に行くといつもの「仕事に行きます」的雰囲気の乗客に混じって、「これから遊びにいくのよ」っぽい、老若男女のグループも結構みられます。浜松駅の新幹線待合室には、スターバックスの売店が入っていて、ここでアイスコーヒーとサンドイッチを買うのが、毎週金曜日の朝の習慣で、この日の朝ご飯となるんですが、いつもなら新幹線の発車前10分位前に余裕で購入出来るのが、この日は混雑していて、しかも普段スタバを利用しないような人も多いのか、サービス率も低くて結構時間がかかっています。そんなこともあるので、いつもより早めに朝食を購入してホームで待つことにします。

定刻通り新幹線が入線してきたんですが、ここで珍しいプチトラブルが。ホームに新幹線がスピードを落として入ってきたんですが、この日は何故か停車位置をドア一枚分、1m位先で停車しました。停車位置からずれているとは言え、安全策の内側なのでそのままドアが開くかと思ったんですが、流石世界に誇る日本の新幹線。「停車位置修正のため、新幹線がバックしますのでご注意下さい」というアナウンスが。私の後では、中年のご夫婦らしく二人が並んでいたんですが「これくらいでも直すのね、日本では」と言っているのが聞こえて、思わず「あぁ、中国新幹線をイメージしてるんだろうか」と想像したりして(笑)。

で、アナウンスがあったんですが、なかなかバックしません。だからドアも開きません。何してんだろうと思っていたところに、のぞみ号が全速で通過していきました。実は、自分が毎週利用する朝のひかり号は、浜松駅でのぞみ号を2本、通過待ちします。その1本目が今通過していったところ。だから、それまで位置修正を安全のために待ってたんでしょう。のぞみ号が通過すると、直ぐに目の前のひかり号が動きだして停車位置を修正。ホームに到着してから5分位してやっとドアが開きました。車内に乗り込むと、直ぐに2本目ののぞみ号が通過していき、ひかり号も発車。いつもなら、乗り込んでゆっくりスタバのサンドイッチを食べながら、シャンシャンシャンと追い越していくのぞみ号を眺めたりするんですが、この日は何とも慌ただしい感じでの出発となりました。

慌ただしいと言えば、この日は一日中ドタバタしていて、朝会社に行ってふと気がつくともうお昼で、午後は午後でミーティングをこなしていて気がつくと、もう夕方の4時過ぎ。その後もバタバタして、何かこの日は1時間が45分位の感じで過ぎていきました。そんな話を同僚にしたら「年とったからじゃない」orz

帰りの新幹線では、静岡当たりで凄い雨模様になり、こりゃ帰りはタクシー使うかなんて思っていたら、浜松はそんな雰囲気は微塵もなく、蒸し暑い夏の夜が待っていました。やっと一週間が終わった疲労感が、さらに重くなるような夏の夜でした。

2011年8月5日

InterContinental Yokohama Grand

ちょっと会社の飲み会があり、本当は適当なところで帰宅する予定だったのが、多分駄目だろうと最初から諦めて予約をいれたのがこちら。前回は4月だったので、結構久しぶりの宿泊になります。で、前回もクラブフロアーにアップグレードしてくれたんですが、今回も夜遅くチェックインすると「クラブフロアーへ」というお言葉。一応PCRのPlatinum Ambassadorメンバーではあるけれど、そんなに優良会員でもないのでちょっと申し訳ないような...

少し時間があったので、ナイトキャップを取りにロビー階のラウンジへ出かけたんですが、丁度同じタイミングで20代前半とおぼしき男女10名位のグループとラウンジで遭遇。若いから元気があるのは良いんだけど、どうもノリが居酒屋チェーン店で学生がコンパしているような雰囲気で、それまで静かだった店内に「xxxxスヨォー」とか「パネェ」とか、その手の会話というか合いの手というのか、若者言葉系のセリフが結構大きな声で響きます。「あぁーあ、失敗したなぁ。一杯飲んで部屋に戻ろうかな」と思っていたところ、このお店の名物でもあるライブが始まり、流石に生演奏の迫力に押されたのか、彼らも静かになってくれたので、もう少し飲んでから部屋に戻ることにしました。

翌日は、明け方は結構強い雨が降り、その音で目が覚めたりしました。その為少し遅くまで寝いていて、目が覚めた頃には雨も上がって少し日がさすくらい。で、前回は確かクラブラウンジが使えなくて、2Fのラウンジを代用していましたが、今回はちゃんと開いていました。時間帯にも寄るんでしょうけど、9:00過ぎに行くとほぼ満席で、自分は何とか滑り込めたけれど、その後から来た人はしばらく待つか一度部屋に戻って行ったみたい。ここも、流石に手狭になりましたね。以前だと、これくらい混雑していると1Fの「オーシャンテラス」を案内してくれたりしましたが、経費削減でしょうか、今回はそう言うことはないような雰囲気。そういえば、Ambassador得点のフルーツも、以前と比べるとずいぶんと寂しくなったなぁ...

この朝食の時もそうだし、その後チェックアウトでデスクに寄ったときもそうだけど、何かオペレーションに慣れないのか、チームワークが悪くてドタバタしている印象を受けましたね。なんて言うか「今朝からこの仕事を始めた新人です」みたいな雰囲気というか。 以前はそんなことはなくて、いつも安心できる印象を受けていたんですが、それがちょっと残念でした。

オリエンタルランド

国内のテーマパークで、というか、多分世界で最も成功しているテーマパークと言っても良いだろう東京ディズニーリゾート(TDR)。確か、年間の売上高は3,000億円くらいある、巨大企業ですよね。ただ、流石に震災の影響が大きくて、第一四半期(4~6月)の売り上げは40%以上も減少し、30億円の赤字を計上したという記事。この中には、震災で被害を受けた施設の改修費なんかも含まれているんでしょうね。それでも、500億円近い売り上げがあるんだから、やっぱりさすがだと思いますけど。

記事の中では、震災による休業と、再開直後に震災前から予定していた入場料の値上げで客足が遠のいたという話が書かれていますが、確かにタイミングとしてはもう少し間を開けた方が良かったかも。値上げ後しばらくして、いろいろと割引切符のCMをテレビでよく見た記憶があるんですが、あれは今にして思うと低迷する顧客獲得のためのてこ入れだったんでしょうね。その前にも、鳴り物入りで開始したシルクドソレイユの「ZED」も年内で打ち切ることを発表しましたが、TDRにしてはいろいろとタイミングが悪く重なった感じですよね。

難しいのは、TDR位の規模・成功した施設になると、客足を取り戻すためにじゃぁ単に安売りをすればいいかというと、そうも行かないこと。いわゆる「プレミアム感」というものも、TDRの魅力・価値の一つですから、それが薄まってしまうと、既存のリピーターも離れてしまうかもしれない。以前ほどのレベルにはすぐには戻らないかもしれないけれど、この第二四半期(7~9月)は、夏休みも例年よりも長く取る傾向があるし、自分の周りの雰囲気でも出かける機運が高いように感じるので、結構持ち直すんじゃないでしょうかね。

いわゆる企業城下町じゃないけれど、TDRが元気にならないと、周辺のホテル業も大変だし、さらには国内・国外からのツアーパッケージだって大変だし、かなり波及効果は大きいですよね。景気の牽引役として、TDRにはますます頑張って貰わないと。その為にはTDRに通わないといけないけれど、でも、どうせ行くならOrlandeのDisney Worldがいいなぁ(マテ)

UQ WiMAX一人勝ち?!

携帯各社が提供する次世代高速通信のスピード比較記事。現在、仕事用のThinkPad X201sがUQ WiMAX内蔵モデルのため、しばらく前からUQ WiMAXユーザーとなった自分としては、この計測結果は「圧倒的ではないか」気分(笑)。一つは、UQ WiMAXに比べて、他社のサービスはまだ開始したばかりという事もありますから、基地局のメッシュでは劣るだろうし、またユーザーに叩かれてサービスを鍛えてきたUQ WiMAXには、やはり一日の長があるでしょうからね。

自分がユーザーだからよいしょするわけではないけれど、実際UQ WiMAXを使っていると、Wi-Fiが使える場所であってもわざわざ切り替えて使おうと思わないくらい、スピードは快適な場合が多いです。あと、いぜんちょっとdocomoのXiとの利用金比較をしてみたことがあったけれど、FOMAユーザーであっても、それほどXiは安くならないんですよね。UQでもそれを計算して価格設定しているんだとおもうけれど、UQ WiMAXの方が安いし、さらにXi最大の問題点はデータ通信料5Gという上限設定があること。こんな物、仕事で使い出したら一週間もしないうちに使い切ってしまう。リンク先の記事では、スピードとバッテリー駆動時間にしか触れていないけれど、Xiの5Gリミットって、ちょっと仕事とかで使うユーザーにとっては結構大きな問題だと思うんですけどね。

2011年8月4日

チャンネル再編成

地上アナログ放送が停波し、地上デジタルへの移行も一部地域を除いてほぼ予定通りに完了。これでテレビ難民にならずに済んだとホッとしていたら、こんなチャンネル再編成の話なんてのもあるんですね。これは知りませんでした。地元静岡では、再編成の必要性はないようなので、取りあえずホッとしたけれど、都内とか移動しているときにワンセグを視聴するときには注意が必要ですね。

最近の殆どのテレビでは、地域コードを入れれば自動的にチャンネル設定をしてくれるから、変更作業自体は楽なんだろうけど、自分たちの地域のチャンネルが変更されるのかどうか、変更されるならいつからなのか、その当たりの情報が総務省のページを見てもよく分からない。この当たり、地デジカ君にはもっと頑張って貰わない(最近、見かけないけれど)。

日立のテレビ

最初「日立、テレビから撤退」という見出しを見て、正直驚いたけれど、よくよく記事の内容を見せ場「テレビの自社生産から撤退」で、日立ブランドのテレビ販売は続けるという内容。今の日立製テレビと言えば「WOO(ウー)」。でも、自分たちの世代だと、日立のテレビと言えば「キドカラー」なんですよねぇ(笑)。ブラウン管の蛍光体に「希土類」を利用していたので「希土カラー」→「キドカラー」という安易なネーミングで、でも確かに「輝度カラー」みたいなイメージで明るい画面だった記憶はがあります。もう一つ記憶にあるのが、マスコット(キャラクター)の「ポンパ君」。黄色いくちばしに赤い身体の派手なマスコットで、私はずっとオウムだと思っていたけれど、Wikiには「カラス」と書いてあってちょっとビックリ。

日本を代表する企業の一つだけに、昔から馴染みのある会社ではあるけれど、どちらかというと重電系の会社であまり一般的な製品を扱っているというイメージは無いんですよね。大きな会社だから、家電にも手を出している、みたいな感じで。それでも、白物家電なんかはそこそこ頑張っている印象はありますよね。「日立のシロクマ君」とか。でも、パナソニックとかソニーとか、もともと家電系製品から大きくなってきたメーカーとは異なり、東芝、三菱のように重電・重工業から始まった会社ですから、主戦場ではない製品に対しては今の時代厳しい評価をせざるを得ないんでしょう。でも、製品製造という事では今の時代OEM/ODMというのは、普通の手法ですからね。もちろん、その内容にはピンからキリまでありますけど、コストを押さえつつ良い品質・機能の製品を作るのもメーカーの使命ですしね。

で、さらに今朝の日経新聞には、日立と三菱重工業が経営統合というビックリするニュースが。単純合計で売上高12兆円を超える巨大企業がもしかしたら誕生するかもしれないわけで、そうなるとテレビの自社生産なんて小さな問題ですねぇ。最近では、いろいろな企業間の経営統合や合併と言う話を聞いて、ちょっと麻痺状態な感覚にもなっていますが、スケールメリットを求めて大きくなるのは良いけれど、その分日本人が得意な細かなところにも気配りするような小回りの良さが無くならないか、それがちょっと心配です。

2011年8月3日

固いお寿司

最近多い「金曜日の新幹線シリーズ・番外編」。今回はお客様訪問で昨日火曜日のお昼過ぎから都内に出張。一応開発系技術系社員なので、お客様訪問といっても製品の技術的説明が殆どなんですが、今回は担当営業のミスからお客様との間にトラブルが発生してしまい、その助っ人というかお詫び係。正直なところ、気乗りのしない仕事ではあるんですが、サラリーマンの悲しさ、だからといって行かないわけにもいかず... で、そんな憂鬱な気持ちを少しでも晴らしましょうと、お昼を奮発することに。駅近くの某百貨店のレストランフロアーにある、地元浜松では有名らしいお鮨屋さんに入店。

11:30ちょっと過ぎに入ったので、店内はまだ空席が目立つ状態。お昼のランチでのお寿司の盛り合わせは、ネタ数は同じ(握り9貫に巻物)ながら、ネタの質がちょっと違う二種類。まぁ、これからの戦いに備えて500円程高い方のランチを注文。お寿司に茶碗蒸しと赤だしが点いてくるセットです。暫くしてランチが到着しましたが、これをみて「あっ、失敗したかも」と感じたのは、後で考えると正解だったかも。場所柄、土地柄、さらにはお昼のランチという時間帯的に仕方ないんだろうけど、ご飯多め、ネタサイズも大きめの「満腹コース」的なランチなんですね。それでも、回転寿司などのお寿司と比べると、まだ小ぶりなんだけど、年齢的にも小食となっている自分にとっては少し多いかなと言う量。全体の量も問題なんですが、お寿司の場合1貫を一口で食べ切れてさらに口の中に少し余裕のある位のサイズが個人的には好みなんですが、今回の握りは口にほおばる感じで、正直に食べづらいサイズ。

とは言っても、まぁお昼時だし何とかなるでしょうと最初の握りを口に入れたんですが... ご飯が軟らかい。で、巻物の鉄火巻きを次に食べたところ、こっちはさらにご飯が軟らかくて「ぐちゃ」という感触。 茶碗蒸しも、真ん中から下の方は固くなっていて「何だかなぁ」という印象。こんなもんかなぁと食べ進めて、最後に鉄火巻きを口に入れたら... ご飯が固い orz。口に入れたら「カリっ」という感触。丁度、カリカリ梅の刻んだ物を噛んだような感触。どうも、ランチ時という事で鉄火巻きは先に蒔いて作り置きしてあったんでしょうね。で、ちゃんとラップとかしてなかったから、巻物の端が乾燥していたみたい。駅の売店とかコンビニで売っている折り詰め寿司だと、たまぁーにそんなことがあるけれど、それなりにちゃんとしたお店で遭遇するとは思いませんでした。まぁ、食べ物屋さんに限らず、どんな仕事でも、100%完璧ということはあり得ないけれど、かなり残念なお昼になってしまいました。その分、今度は立場が逆になるこれからのお客様訪問に対しての心構えが出来たとも言えるけれど...

しかし、あの百貨店のレストランフロアーって、新館が出来たらもう少し広くスッキリするんだろうか。そうでなくても狭いフロアーに、飲食店と催事スペースが同居して狭苦しいので、食事をしようと思って上がって行っても、あの雑然とした空間を観ると食欲が減退してしまいます。今回のお店以外にも有名なお店が入っているけれど、食事をする雰囲気としては落第ですよね。実際、これまで何度かここに来たことはあったけれど、催事スペースがイベントで混雑していたりして何か食事をする雰囲気でなく、そのまま素通りすることが殆どで、結局ここで食事をしたのも今回が2回目だったりします。その点、駅ビルのレストランフロアーは、暫く前に改装されて吹き抜けみたいな部分もあり、開放感があって良いですよね、雰囲気は。入っているお店は...だけど。

フレッツ不調

今朝、朝起きるといつものようにPC(ThinkCentreとThinkPad)の電源を入れてみると、デスクトップの起動時間がやけに長くかかります。Windowsへのログオン画面が表示され、パスワードを入力すると、通常は直ぐにデスクトップ画面が表示されるのですが、今朝はずっと黒い画面にカーソルが出ているまま。最初は何かの理由でハングしたのかと思ったのですが、1分程その状態が続いた後Windowsのデスクトップが表示されました。で、やはりいつものようにFirefoxを開いて自分のGmailを確認しようとすると、「ネットワークアクセス出来ません」みたいなエラーが。ThinkPad側も同じ現象で、どうもルーターから先に出て行っていないような雰囲気。念のため、もう一度PCを再起動して様子を見ましたが、同じまま。

暫く考えて、ネットワークの大本、フレッツ光のONUとそこに接続する無線ルーターの電源を一度抜いて、しばらくしてから再度接続する、強制リセットを実行。どちらが悪かったのか原因は不明ですが、今度はいつものようにネットワーク接続が出来るようになりました。ONUに何かアップデートがかかったのだろうか? 昨日の夜22:00頃までは問題無くネットワークアセス出来ていたわけですから、深夜から早朝にかけて何かトラブルが発生したのか。

実は、今使っているフレッツ光ネクストのパッケージの中に「診断復旧ツール」なるものが含まれているんですが、変に常駐されるのも困るのでインストールしていませんでした。今回のトラブルがあったので、物は試しと実行してみると、最後にブラウザーが対象外としてエラー終了orz でも、対象ブラウザーには「IE, Firefox, Opera」と表示されているのに。多分、バージョンが違う(Ver.5.0使用中)ということなんだろうな。となると、IEも9に更新済みだから、こっちもダメかも。やれやれです... 結局、一番基本的なリセットが一番簡単で確実ということなんでしょうね。進歩がないなぁ...

ThinkPad Tablet

IBM時代から、ThinkPad/ThinkCnetreを使ってきたユーザーの一人としては気になる製品である、先日のティーザーから正式に発表された、"ThinkPad Tablet"(と、"IdeaPad Tablet K1"笑)。基本的には、Android製品でH/W的に「えっ!」と言うほどの物はないけれど、注目したいのはThinkPadを母艦として、このTabletを子機とした時の親和性、接続性といった連係プレー。自分的には、まさに今、ThinkCentreを母艦として、ThinkPad(X201sとX200s)を子機として使っていますが、幾ら軽量のX201s/X200sとはいえ、サイズ的にも重さ的にも、また使い勝手としてもちょっと使いづらいのも事実。外に持ち出す「モバイル機」としては問題無いんですが、例えば自宅の中で使う場合、ちょっと寝っ転がって使いたいなと言うときにもは無理だし、TV等を観ていて、放送された話題とか商品についてちょっと調べたい、何て言うときにもわざわざWindowsを起動する時間が必要だったり、「家庭内子機」としては重厚長大なんですよね、以下にThinkPadといっても。で、今回のThinkPad Tabletは、本音のところでは7~8"位のもう二回りくらい小型の物の方が個人的には好みなのだけれど、まぁこれまで不満だった家庭内子機としての役割には十分果たせそうという第一印象。

で、記事にも書かれていることですが、このTablet、オプションのキーボード・フォリオ・ケースを付けると、TrackPoint付きのThinkPadキーボードが付いてくる代わりに、重さがほぼ倍増の1.5kgにもなる。手持ちのThinkPad X201s(SSDモデル)ですら、1.2kgちょっとですぜ。ホント、真面目に考えているのか、Tabletというものを。確かに、ThinkPadのキーボードは他のモバイルPCのキーボードと比べても打ちやすいと思うし、それがあればキー入力も楽になるとは思うけれど、Tabletの使用目的を考えたら、まずは軽さが第一だし、さらにモバイルPCの代用をするわけではない(するべきでない)のだから、使用時間に関してはもっと短いはず。その分、トレードオフしてTablet利用に特化したキーボードを作るべきですよね。例えば、個人的には、キーボードケースに印刷したシートキーボードでも十分だと思う。記事のなかには、メーカーに遠慮してか「約1.5キロに近くなる重さが評価の分かれるところだろう」と書いてあるけれど、分かれるわけがないでしょう。これは100%「ダメ」。100歩譲って、1kgならまだ許せるけれど、そんな一般的なモバイルPCと同じ重さで、でもスペック的には数段劣るような物、誰も使わないでしょう。Tablet本体で約750gというのは良いけれど、カバーシート+シートキーボードで、800~850gが良いところでしょうね。モバイルユーザーとして、これは譲れないところ。

2011年8月2日

鬱陵島

自民党3議員による、韓国の鬱陵島訪問。予想通り、金浦空港で入国拒否され、そのまま日本に戻ってくることになりましたが、放送された空港での反対行動って、まぁ韓国人らしいとはいえ日本人の感覚からするとちょっと異様なのも確か。特に、公共施設、しかも元は韓国の玄関口であった金浦空港で、塩とかカレーとか蒔いたり、火を付けたり国旗を破ったりと、やりたい放題。

半分は、支持率低下をしている現政権が、国内での支持高揚を狙った示威行為とも見えますけど、あえて自分たちで大騒ぎして、騒動を大きくしているのが何とも国民性というか。藪をつつかなきゃ蛇は出てこないかもしれないのに、あえて追い出すというのはねぇ。特に、今回は曲がりなりにも一国の国会議員を、特段の理由無くと言うかテロリストや犯罪者に適用する法律を適用しての入国拒否ですからね。外交的には不味かったんじゃないだろうか。さらに、その騒動がCNNなんかでも配信されているので、世界的にも注目を集めることになったわけだし。

竹島問題に関しては、大きな天災でも発生して、島ごと無くなってくれるのが一番の解決策という話があるくらい、どちらの国にとっても頭の痛い問題でしょうけど、島の維持のために余計なコストを払って維持している韓国にしても、国威発揚目的として出来ればこのまま維持したいところなんでしょうね。仮に日本が島の実効支配を達成して、それで韓国が反発したとしても、日本から消えるのはK-POPや韓流ドラマだろうけど、韓国からは経済を支えている部材の輸入も出来なくなるし、日本に依存している観光地なんかも打撃を受けるだろうし。まぁ、その分中国からの輸入・観光客が埋めるのかもしれないけれど。

まぁ、領土問題に関しては、ロシアとの北方四島、 中国・台湾との尖閣諸島、そして韓国との竹島問題が日本の抱える領土問題だと理解していますが、尖閣諸島が少しきな臭くなってきている気がするので、その分他の領土問題に対しても少なくとも毅然とした態度を見せていないと、結局相手の弱いところを点いて利益を得るのが国際外交ですし。

しかし、これで日本に観光などで来た韓国人の皆様方が、これまで以上にあちこちの観光地で「独島(竹島)は韓国の領土だ」なんていう落書きやら、横断幕を広げてアピールするんでしょうね。そろそろ、もうちょっとそういう事に対してのマナーも身につけて欲しいところですけど。

円高

アメリカの財政対策の影響を受け、日本の円高が高止まり状態。一応アメリカの債務上限引き上げは議会で合意されて、取りあえずデフォルトが回避されたので、これで円高も円安に進むかと思ったら、ほんと「気持ち」だけですよね。流石に1$=76円台から77円台に戻ってはいるけれど、それでも暫く前まではそれでも80円台の真ん中から後半位だったことを思うと、10円近い円高は輸出企業に取ってはかなりの痛手でしょうね。ただ、暫く円高が続いていて、企業もそれなりに対策を取っているだろうとは思うけれど。

個人的には、この円高を利用してどこかに出かけたい気分(笑)。でも、夏休みのハイシーズンで、しかも直前になってのチケット手配で、さらに8月1日から燃油サーチャージがアップしたところという、チケット購入には最悪の時期でもあるし。円高と言っても、ハイシーズンの価格で吹き飛びますしね。ただ、溜まっている有給も今のうちに出来るだけ消化しないといけないし、今月の終わりくらいにどこかに行こうか等とちょっと半分真剣に検討を始めていたりして。お盆過ぎると、価格も少し安くなりますしね。うーん、そんなことを書いていると、本当に行きたくなってきた(笑)。

地震!

昨晩、いつもの通りベッドに入り、これから眠りが深くなると言うほぼ深夜頃、突然携帯電話の地震速報のブザーが鳴り出し、暫くするとガタガタゴトゴトと部屋の中の物が振動で揺れ出し、さらに少しして少し大きな揺れがやって来ました。ちょっと揺れが大きいかなと思ったものの、「震度3くらいかな?」という程度で、結局その後の余震らしき物もないようなので、そのまま寝てしまいました。この時は、東北地方の余震の影響だと思ってたんですが、朝起きてニュースを聞いてびっくり。静岡の地震だったんですね。

実は、今日はお昼頃から都内のお客様先に行く予定があり、ちょっと心配。今朝のニュースによると、地震の影響検査のために、浜松-三島間では速度を落として運行するようで、うーん、どうしよう、新幹線を一本早くしようか。少し早めに駅に出て、様子を見ながら決めるしかないでしょうね。今のところ、都内の交通網が乱れていないだけでも儲け物です。一番困るのは、また夕方に何か発生して帰宅出来なくなることなので、それだけは避けたいんですが...

実は、昨日のお昼頃に震度1の地震が同じくらいの場所であって、TVにも速報が出たりしたんですが、もしかしたらそれが夜の地震の前兆だったんだろうか。とうほくの震災に連動して、東海・東南海地震がこれまで以上に言われているときだけに、かなり気になる夜の地震です。

2011年8月1日

いつもと違う光景

毎週お馴染み、「金曜日の新幹線」シリーズ。今回は、朝一でのミーティングが六本木であったので、いつもの新横浜では下りずに、そのまま品川まで乗車。浜松からいつものように乗車した車内は、月末だからでしょうか、先週とは打って変わって、これまでのように空席が目立つ状態。それでも、自由席は混雑してるんでしょうね、発車してから指定席車両に移ってくる人がいつも以上に多く観られました。

発車して暫くしてから車内の混雑度が、それもこれから行楽に出発する雰囲気のグループでぐっと高まったこと以外は特に通常の朝の新幹線と変わりなく、列車は予定通りに途中静岡に停車してから新横浜駅に到着。普通ならば、ここで下りて横浜のオフィスに向かうわけですが、今日はそのまま座ったままで品川を目指します。ここからの車窓は、いつもと違う風景を観るわけですけど、もう一ついつもと違う光景は続々と車内に乗り込んでくる乗客の方々。新横浜周辺もかなり開拓されてきたことと、横浜市営地下鉄とJR横浜線が接続していることもあるんでしょうけど、結構ここから都心の特に丸の内とか八重洲方面に通勤する人が多いようなんですよね。渋谷方面なら、一つ先の菊名から東横線という方法もあるけれど、東京駅方面に向かうのは結構面倒。横浜線で横浜に出て、東海道線に乗り換えるなど乗り換えと時間がかかります。だから、新横浜から新幹線を使う人も多いみたい。

さらに、そういう通勤客用に、朝の9:00までに新横浜に停車する新幹線では、自由席特急券でも指定席の空いている座席に座ることが出来ます。それを知っている人は、指定席の車両前に並んでいて、だからどんどん指定席車両に乗り込んでくるわけで、私がいつも乗車している車両は毎回空席が多い車両なので、それも経験値として蓄積されてるんでしょうね、並んでいる人の数も多く感じます。あっという間に車両は埋まり直ぐに出発。新横浜から品川まで10分程度、さらにそこから東京までは6分程度と、15分位で都心の中心に出ることが出来ますから、確かに便利ですよね。特急券代はかかるけれど。新幹線というと、大都市や地方中核都市間を結ぶ高速鉄道言う意識がありますが、大都市圏内では特急のさらに上を行く特別特急(笑)みたいな認識になりつつあるのかも。私は鉄分が多い方ではないけれど、ちょっと面白いなと感じた金曜日の朝です。

節電の夏

無事に7月の電力危機を乗り切った日本。やはり、全国的に危機感が共有出来節電したことと、予想された猛暑が後半落ち着いて、涼しいくらいの時もあったのが、節電出来た最大の理由でしょうね。ただ、今日から始まる8月は、「残暑」で暑い日が例年続く時期。途中、お盆のお休みとか有り、企業活動は低くなるのかもしれませんね。いゃ、震災後低下している製造量を持ち直すために、逆にこの時期操業をする企業は増えるのかな。

7月に想定されていた計画停電対策で、自分が管理しているサーバーをアップグレードして対応出来る環境にしないといけないんですが、この手の作業のお約束で仕事は遅々として進まず。何とか7月は停電もなく乗り切ったけれど、これから8月が正念場だなぁ。何とか早く作業完了したいんですが、相手(US)との共同作業で、向こうからなかなか必要な情報が来ないので、それがボトルネックですから、なんとも... これから、お客様である担当企業様がお盆休みに入る前に、どっと作業依頼をこちらに送ってこられるので、それをこちらはお盆休み中に処理しないといけないわけで、毎年のこととはいえ「何とかならんかな...」と思うことも。

お米とか野菜とか果物とか、夏の暑さが必要なものも多くあるので、単に冷夏になれば良いというわけではありませんが、今年はほどほどの暑さにこのまま落ち着いて秋になればと願うだけです。特にシーズンの始まる9月上旬は、ちょっと涼しくなって欲しい(笑)。