2011年7月27日

Photoshop CS4にはまる

仕事のメインマシンとして使っているThinkPad X201s。SSDなので、データやアプリは限定して使っているんですが、どうしても外せないソフトの一つとしてPhotoshop CS4をインストールしています。ところが、Photoshopを起動して編集する写真データをワークプレイス上に表示させると、なぜか青いフィルターを被せたような画像が表示されます。最初はビデオが壊れたのかと焦って、テストを流したりビデオドライバーを更新したりしたんですが変化無し。しかも、プレビュー画面とか保存した画像にはそんなことはない。で、通常はビデオを32bit(Full Color)設定二しているんですが、たまたまこれを16bit(True Color)にしてPhotoshopを起動したところ、問題無く画像が表示されました。

このThinkPad X201sは、Windows7 Pro32bit SP1を4GBMメモリー(3GB使用)で使っています。別に2台のPCを使っていて、母艦であるThinkCentre M57(Windows7 Pro64bit SP1 6GBメモリー)とThinkPad X200s(Windows7 Pro64bit SP1 4GBメモリー)にはPhotoshop CS5を入れて使っていますが、そんな現象は発生しません。X200sとX201sでシステムの設定等を比較してみても、特に違いがあるわけでも無し...

で、特定アプリの特定の部分での表示に問題があるわけだから、やっぱりアプリ側の問題(設定)だよなぁと考え直して、もう一度ThinkPad X201sのPhotoshop CS4を起動し、「環境設定」を見ていると... 「パフォーマンス」に「GPU設定」なる項目があり、ここで「OpenGL描画を有効にする」という設定項目が。試しにこのOpenGLのチェックを外してPhotoshopを起動し直してみると、おぉ、問題が解決する。で、ここには「詳細設定」があって、さらに幾つかのオプションのオン・オフが出来るんですが、ここでいろいろと試してみると、デフォルトでオンになっている「高度な描画」の中の「カラーマッチング」をチェックアウトすると、青いファイルターがかかったように表示されていた問題が解決しました。

システムメモリーが実質3GBなので、メモリー不足が理由なのか、X201sで使っているIntel Videoの問題なのかまでは分かりませんが、何とかお騒がせな話でした。実は、X200sに入れているPhotoshop CS5を外して、こっち(X201s)に入れてみようかとも思ってたんですが、多分その場合でも同じ問題が出ていたでしょうね。インストールは結構大変だから、その前に気がついて良かったです。まだ多少なりとも、「エンジニアの感」は残っていたみたい(笑)。

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