2011年7月6日

一言の重み

昨日の松本大臣の辞任について、橋下大阪府知事は、「謝罪して仕事で結果を出せば問題無い」と言っているけれど、言葉尻やちょっとした言い間違いを針小棒大に取り上げて来たのは、他ならぬ今の与党民主党が野党であった頃の話だし、今政権を批判しているマスメディアだったわけですよね。個人的には、言葉や文章の重みを一番知っていて大切にしなければいけないはずのマスコミが、取るに足らないようなこと、一部分だけを抜き題して好きなように解釈するような事をやり出したのが一番の問題だと思うけれど。

ただ、我々がちょっとした事で発する一言と比べて、やはりそれなりに社会的地位のある人の一言の重みはあるわけで、さらに今回の場合は場所としても被災地で被災地の復興責任者が発した一言としては、問題があるでしょうね。その真意はもう分からないけれど、叱咤激励にしても言い方・やり方を考える必要があるし、それを間違えると単なる横暴・傲慢と見られてしまうのも、叱咤激励ですしね。

もっとも、一番言葉の軽い首相の元、一言の重さなんて言うことは考えられないのかもしれないけれど。ところで、辞任会見で「岩手でキックオフして、三日でノーサイド」と言ったけれど、蹴ったのはサッカーボールだから、ノーサイドは無いだろう... ノーサイドはラグビーだし。って、そういう問題じゃないか(笑)。

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