2011年6月19日

祝・WiMax復活

金曜日の新幹線通勤の時に、何が悪かったのか使えなくなってしまったThinkPad X201sのWiMax。昨日朝からいろいろ作業をして、何とかWiMaxを復活させることができした。原因は不明なままなので、しっくりしてはいないのだけれど...

何故か使えなくなってしまったWiMax。デバイスマネージャー上では"Intel(R) Centrino(R) WiMax 6250"と認識されています。実は、ドライバーの再インストールもやってみたんですが、ここで上手くインストールできない。何故かエラーになってしまう。色々調べて見て、1) デバイスマネージャーからWiMax 6250を削除、2) コマンドプロンプトを管理者モードで開いて、"pnputil.exe -a"でWiMaxのINFファイルを追加、してデバイス認識までは行くんだけど、そこから先の機能が使えない。そこで、まずはH/W障害、それもアンテナ系を疑い、内部を確認することに。キーボードとパームレストを外して、指紋センサーの下辺りに入っているWiMaxのmini-PCIボードを確認しますが、アンテナ線もちゃんと接続しているし、ボード自体はしっかりねじ止めで固定されていて、緩むような状態でも無し。本当は、これで実際に電波が出ているか調べられれば良いんですが、そういう機材も無いので、取りあえずH/W系は問題なしという前提で次の確認作業に移ります。

次に疑ったのが、何らかの理由でドライバーは入っているけど正しくWiMaxが機能していない事。そこで、別のイメージで起動して動作確認をしてみることに。今のSSDの内容は壊したくないので、ストックしてあるHDDと交換して、最初にバックアップをとった初回起動時のイメージを戻して起動してみます。セットアップ等完了して、Etnernetのケーブルを外し、強制的にWiMaxで接続するようにし、Access Connectionsで「ワイドスキャン」を実行すると... おぉ、夢にまで見た(笑)UQ WiMaxの基地局を検知して表示してくれます。これで、内蔵しているWiMaxアダプターに問題無いことが確認できました。スキャンが終了して、検知された基地局に「接続」してみると、問題無く繋がります。で、すぐにブラウザーが立ち上がってきて、「WiMaxサービスにお申し込みいただきありがとうございます」というタイトルの画面が。トラブルの発端がこの画面からだったわけですが、もう一度そこまで戻ることができて、逆に憎らしい記憶の画面すら嬉しく感じたりして(笑)。
今度は慌てることなく、そのまま画面を表示したまま、Access Connectionsのグラフィック画面を見ていると、暫くして一度基地局のタワーのアイコンが消えて、再び表示され接続されます。これでどうやら各種情報の書き込みが完了した模様。

念のため、一度WiMaxの接続を切ってEthernet接続にして、それからもう一度ケーブルを抜いてWiMaxで接続させてみますが、今度は直ぐに接続します。大丈夫そう。さらに、一度電源を落としてから、もう一度X201sを起動させ、そこから再びUQ wiMaxに接続すると、今度はこの邪魔な画面も表示されることなくネット接続できます。どうやら、デバイスにしても設定にしても大丈夫そうなので、X201sの電源を落として、確認のために入れたHDDを抜いて、もともと使っていたSSDに戻します。ここで、深呼吸してから、電源投入。祈るような気持ちでWindowsのデスクトップが現れるのを待ちます。
再びAccess Connectionsを起動して、WiMaxに切り替えてからワイドスキャンを実行すると... おぉ、待っていた基地局のアイコンが! いゃいゃ、やっとここまで戻ってきました。スキャンが終了するのをまって、ロケーションをもともと造ってあった"UQ WiMax"用の設定に切換、接続してみると問題無く繋がり、さらに「WiMaxサービスにお申し込みいただきありがとうございます」の画面がまた表示されます。最初、WiMaxのアダプターに書き込んでいるのかと思っていたんですが、どうもHDD上に書き込んでいるようですね。暫くじっと状況を見つつ、一度消えた基地局がもう一度表示され、ネットワークにも接続できることを確認。また、先ほどと同様に、システムを一度シャットダウンしてまた起動して問題無いかも確認。後は、自宅のEthernetやWirelessと交互に切換ながら、問題無く接続が切り替わるかなどの確認をして、やっと問題無さそうな状態に戻ったことを確認してほっとしました。

やっとWiMaxの復旧ができたところで何が悪かったのかつらつら考えてみたんですが、もしかしたら金曜日の朝UQ WiMaxを起動したのが、先日USでClearを使ってから初めてのUQ WiMax利用だったかもしれないと思い当たります。説明では、日本に帰ってきたらもう一度ワイドスキャンを実行してUQ WiMaxと接続しろと書かれていますし。ただ、そうだとしても、ちょっとしたことで使えなくなるようなデザインにするなよと小一時間。あるいは、強制的に初期化してもう一度ドライバーを読み込んだり、設定をリセットできるようなツールを提供して欲しいですよね。それなら、こんなに苦労してドライバーを何度も入れ替えたり、イメージを交換して確認したりする手間も不要になっただろうし。ちょっと(かなり?)、はまると手間が大変だなと実感した、今回のWiMax騒動でした。

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