2011年6月20日

CGアイドル「江口愛美」

江崎グリコの「アイスの実」CMで話題になった、AKB48の新メンバー。大方の予想通り、代表メンバーのパーツを構成したCGだったわけですが、最近の技術だと動画でもここまでなめらかに合成できるんですねぇ。それにはちょっと驚きました。さらには、48人のパーツを組み合わせて、別の「新人メンバー」を作るこんなサービスも。

「美男美女のパーツを組み合わせても、決して美男美女にはならない」というのは、昔聞いた話だけど、そういうことであれば今回のCGのパーツになったメンバーは... (以下自主規制-笑)。メイキングの映像もありますが、顔に補正用のポイントをマーキングして、それで作るんですねぇ。そっちの技術の方に興味が沸いたりして。自分も多少はPhotoshopとかで写真補正とかしますから、この手の映像合成とか修正の大変さ(面倒さ)はよく分かるけれど、これをマニュアルでやれと言われたら泣きそうですね、本当。

今回は有名なメンバーのパーツを組み合わせて作ったから、直ぐに2chあたりではCG合成説が登場して、しかもパーツ毎のメンバーも特定されていたけれど、例えばパーツ選択を一般の人とか知られていないような人から収集して組み合わせて「無名の新人」を作ったら、 どの程度分からないままでいるんだろうか。合成した映像の真偽よりも、リアルの世界で会えなければ「怪しい」という話になるんだろうけど。

ハリウッドの映画ではCG場面が当たり前になり、CGなのかリアルなのか分からないシーンが多くなってきて、だから逆にCGを使わない映画なんていうのも最近は増えているけれど、フルCGで新製品紹介をしたら、それってリアルでは製品が無い、なんていうことにならないだろうか。もっとも、画面の中の世界は自分にとっては「バーチャル」な世界なわけだから、その中で生身の人間が動いていようが、CGの人間が動いていようが、結局自分にとっては同じ事だからどっちでも良いのかもしれない。いずれにしても、人もお金も時間もかかる作業だけに、今波に乗っているAKBとかだからできるんでしょうね。今朝の「めざましテレビ」では、軽部真一アナとキャスターの皆藤愛子さんの合成写真を作って出していたけれど、ちょっとクオリティが低すぎて笑ってしまった。「江口愛美」の登場で、CG合成の閾値が上がったのは確かかも。

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