2011年6月22日

やり方の問題

先日収監された、Livedoor元社長の堀江氏。飲んだ勢いで決めたというモヒカン頭も目立ったけれど、着用していた著名企業のロゴ入りTシャツも目立ちました。最初何の意味があるのかと思ったら、これ過去に粉飾決済で問題になった企業名が、当時の粉飾額とともに印刷されていたんですね。で、当時のLivedoorが数十億円の粉飾決済で、責任者の堀江氏がこれだけ問題になるのに、他の何百億何千億という粉飾をした企業が問題にならないのは何故、というような事を提起したいらしいけれど...

堀江氏本人が作ったわけじゃなくて、ここが作ったTシャツを直前に購入して着用したらしいけれど、他の作品(製品)を見ても、あまり趣味が良いと言えないというか、捻りが足りない感じですね。とにかく話題になって取り上げられて、ワンショットで製品が売れれば良いという、マッチポンプ型ビジネスとでも言うべきか。

現在も存続している企業のロゴを使っている部分有り、早速問題になっているみたいですけど、smalldesignのサイトには「商標権や肖像権を巡ってのトラブルが多く、」 なんて書いてあるくらいで、どうなんだろうなぁ、こういうビジネスモデルって。一種の便乗商法で、言うほどのメッセージ性は感じられないんだけど。

堀江氏本人にしても、時々「なるほどね」と頷ける話もあるんだけど、結局本人の性格なのか、どうしても世の中を斜めに見ないと気が済まないのか、最後にどうしても違和感が残るんですよね。美味しいフランス料理(イタリア料理でも会席料理でも良いけれど-笑)を食べていて満足していたのに、最後に中に入っていた香辛料の粒を口の中で噛んでしまい、そのスパイシーな味だけが最後に残る違和感というか。そういゃ収監されるときのお祭り騒ぎの画面には、元2ch管理人のひろゆき氏も映ってましたね。うーん、何かなぁ...

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