2011年6月24日

ピント合わせ不要のカメラ

全ての光線情報を記録することで、ピント合わせが不要(後からピント調節出来るから)なカメラを、米国のベンチャーが開発したという記事。言ってみれば、これまでの写真が2Dであるのに、このカメラは3Dのようなものと言うことなんでしょうか。開発企業のサイトには、デモページがあって、確かに後からピント調節出来るような感じです。今のカメラはAFが改善されているとはいえ、被写体によってはピントが合わないこともあるし、特に手前に柵とかあるとその奥の光景が撮れない何て言うこともよくあるし。

個人的に気になるのは、撮影可能な解像度とRAWデータサイズ、そしてどの程度の連写が可能なのかですかね。特にRAW現像なんかは、これまでのようにコントラストとか色彩だけでなく、ピント調整まで出来るようになるわけですから、かなり面白さは増すにしても手間は増えそう。

撮影する側から言えば、「チャンス」と思ってシャッターを押してAFが合焦して撮影できるまでのタイムラグのうち、AF分が無くなるから早くなる反面、露出とか絞りとかシャッタースピードとの関係はどうなるんだろうか。 面白そうな技術だし、カメラ自体も今の一般的なカメラと同程度いうことなので、日本でも発売されたら衝動買いしちゃうかも(笑)。

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