2011年5月31日

USB扇風機

夏の電力不足がいわれだし、空調の温度設定を高めて何とか電力不足対応しようという話が出始めたときに「こりゃ、オフィスではUSB扇風機が大活躍だろうな」と思ったんですが、やっぱりその通りという記事。いゃ、普通に扇風機入れれば良いんじゃない、と普通の人は思うかもしれないけれど、オフィス等の場合は安全規則で会社が認めた電気気以外は接続させないなんて言うこともあるし、またスペース的に決して十分な広さがあるわけではないから、例えば机と机の間に扇風機なんか置くと、その奥の人が外に出てこられないなんて言うことも。その点USB扇風機は小型でしかもUSBから給電を受けるから、厳密には拙いんだろうけど、なんとなくOKそうな雰囲気もあるし(笑)。

何年か前に、この手のUSB給電で動作する家電系周辺装置が登場したときに「こりゃ完全に受け狙いだな」と半分冗談のつもりで見てたんですが、みるみるうちにそれなりの歩ジョンを獲得してしまいましたね。あんまりUSBポートの無いノートブックPC利用者には困りものだけど、デスクトップを使っている場合や、モニターや外付けUSB Hubがあれば、結構いろいろ繋げます。給電専用の、AC100vコンセントからUSB電力を取るアダプターなんかもあるので、逆にコンセントを使って何台もUSB周辺家電を使っている様子も見るけれど、それって行き過ぎじゃ...

USB 1.0→2.0→3.0と、本来のPnPデータ用ポートとしても標準機能になりつつあるし、それとは別に標準電源にもなりつつあるUSBって、これほど成功したI/Fも無いんじゃないだろうか。昔は、双方向データ通信なら、シリアル・パラレルポート経由で、電源を取る場合にはキーボード・マウスポートから失敬するのがお約束でしたが、その頃の様子を思うとほんと便利なのは確か。ただ、最初の頃はそんな使われ方を想定していなくて、容量不足何て言うのもあったけれど。だから、最近のPCでは結構USB回りの電源強化なんて言うのも真剣にやってたりして。昔はI/F整合性・互換性の問題でUSBデバイスが動く・動かないと言うクレームをよく貰ったけれど、最近では電源容量の問題で動く・動かないというクレームがあったりしますからね。時代が変わるといろいろ当初は想定しなかった事も生まれてきます。

安すぎる薄型テレビ

32型を中心に、薄型テレビの価格低下が激しいという記事。7月24日のアナログ停波を睨み、6月位までの在庫積み上げをプランして増産していたところに震災で一気に需要が冷え込んで在庫が膨らんだというのは、自然災害で仕方ないとはいえメーカーにとっては何とも言えない状態でしょうね。

実は自宅にもアナログテレビが1台残っています。もう20年近く前に買った、SONYのトリニトロン38型。トリニトロンだから38型でも50kg近くある重量級のテレビで、以前液晶テレビを買ったときに父親が自分用に使うからと残したんですが、結局そのまま文字通りお荷物になっているもの。それと、自宅では昔取り付けたBSアンテナがもう老朽化して使えない状態なっています。今は地元のケーブルTVを入れていて、それでBS/CS(=CATV)を視聴しているので、切換の手間はあるけれど取りあえず問題は無いんですが、BS放送って地デジの延長みたいな感じで視聴するじゃないですか。だから、地デジのチャンネルを切り替えていて、BSになったときに「電波が届いていません」みたいなメッセージが表示されると、分かってはいるけれどがっかりしてしまうことがたびたび。CSまでは見ようとは思わないけれど(ケーブルTVで十分だから)、BSは出来ればテレビ単体で視聴出来るようにしたいとずっと思っていたので。

この週末は不在となるので、来週末くらいに近くの家電量販店にいってみようかと。でも、その頃には今の在庫セールがもう終了していたりして...

ASUS@COMPUTEX TAIPEI 2011

台湾で開催される"COMPUTEX TAIPEI 2011"前日のプレスカンファレンスで展示された、ASUSの製品群。以前は、業界では有名企業だったけれど、一般にはマザーボードとかごく一部の人にしか知られていないようなメーカーでしたが、ネットブックブーム火付け役となる"Eee PC"で一気にメジャーメーカーと遜色ない位の知名度を獲得しましたよね。正直、ネットブックブームはもう終了したと思うけれど、そのまま失速気味のAcer(失礼!)に比べて、ASUSはその後も意欲的な製品群を幾つも発表していて、ちょっと興味があります。

 その中でもちょっと「それやりすぎだろ」と思ってしまう、最薄部3mm(!)という"new UX Series"。写真で見ると、パームレスト先端部なんか「凶器」みたいにみえますね(笑)。MacBook Airに始まった薄型競争も個々まで来たかという感じ。ただ個人的に「それって本末転倒じゃない」と思うのが、薄型にして強度を出すために重くなってしまうこと。このASUSのモデルも、1.1Kgということだけど、見た目で感じる重さは700~800g位の印象なので、その比較で言えば結構重いですよね。薄型は確かに魅力的なデザインであり差別化ではあるけれど、それを実現するために強度のある部材を使うために、重くなる(それでも1.1Kgは十分軽いけれど)というのはどうだろう。このモデル、最薄部3mmで最厚部17mmとのことですが、厚みが17mmフラットになっても重さが800gとか700gになった方が、自分は付加価値を感じるなぁ。

でも、一度くらい実機に触ってはみたいですね。でも、MacBook Airの時みたいに、デザインは凄いけれど持ったときの重さと金属の手触りが嫌で、速攻で飽きちゃうかもしれないけれど(笑)。

2011年5月30日

石油を作る藻 (2)

去年の年末に急に登場してきた「石油を作る藻=オーランチオキトリウム(Aurantiochytrium)」の話題。その後どうなったのか気に掛けていたんですが、昨晩放送されたTBS系列の「夢の扉プラス」で放送されました。自分の予想を超えて、かなり実用化実験が進んでいるみたいな様子。番組の最後には、オーランチオキトリウムから生成した石油を使って、井関のトラクターを動かすところまで見せてましたね。

番組を見て感心してしまったのが、当然ながら世界中から共同研究とかヘッドハンティングの話が来ているけれど、藻の発見者である渡邊先生は「日本産の石油」に拘っているところ。また、渡邊先生は被災地の東北出身なんですね。最後にそんなカットの画がありましたが、復興計画の一つとして津波被害にあった地域をこの藻の繁殖場にして、そこから改修される資金を元手に住宅地をもっと高台に建設するようなプランはありだなと思います。というか、太陽光発電1000万戸とか、再生可能エネルギー20%とかいう計画よりも、よほど現実的でメリットが多い計画だと思うなぁ。

確かに「準化石燃料」というのか、燃焼機関を利用するための燃料を作るわけだから、もしかしたら温暖化には悪影響かもしれない。「藻」と言っても、光合成するわけではなく有機物を取り込んで石油と同等成分を生成するわけですからね。でも、沖縄の海にいる藻だから、今回の津波被害にあって塩害が心配される地域であっても培養には問題無さそうだし。少し探してみるとこんな記事があり、自分の勘違いを幾つか発見しました。今回のオーランチオキトリウムは、それまで発見されていたボトリオコッカスの10倍以上の炭化水素を生成すると聞いて、それは単位細胞辺りの生成量が10倍違うと思っていたんですが、実は生成量だけみると1/3なんだけど増殖スピードが36倍速いので、送料的には12倍の効率になる、と言う話なんですね。

さらに記事を読むと、有機物で炭化水素を生成するオーランチオキトリウムと光合成で生成するボトリオコッカスを組み合わせて、汚水処理系の一部として活用することで、エネルギー生産をしつつ浄化作業もしてしまうという一石二鳥のシステム。ボトリオコッカスでは、燃料1リットルのコストが約800円だそうですが、オーランチオキトリウムはその1/10とすると80円。両者を組み合わせて、さらに汚水浄化などの付加価値がつけば、さらに下がって50円位には十分なるんだろうか。仮に原油価格が1バレルUS$100とすると、1バレル=159リットルですから、1リットルあたり64セント位。US$1.00=80円と家庭すると、これで64セント=50円位になるんですよね。単純比較は出来ないけれど、原油価格がUS$100位までなら何とかなりそうですね。後、原油だと、そこからいろいろな精製過程が必要で、そこでのコストも上乗せされますが、オーランチオキトリウムは炭化水素を生成するわけなので、もしかしたらその原油からガソリン類の精製過程が要らなければ、さらにコスト的に有利になりますしね。今ガソリン価格が145~150円位で、このうち税金が60円位ですから、ガソリン本体の価格は90円位。結構競争力がありそうな気がします。

自然界の生物なので、例えばある日突然死滅してしまうとか、不安定要素もまだ沢山あるとは思うけれど、風力や太陽光発電から得られるエネルギーよりは安定していそうだし、エネルギーだけでなく工業原料としての炭化水素利用も出来るんだろうし、やっぱり子の藻類研究やあとは人工光合成とか、そういう研究をコッカプロジェクトとして今はリソースを集中させるべきではないだろうか。その方が、「脱原発」にしても速く実現されそうな気がする。

待っていた製品?!

こんな製品を待っていた!」というタイトルが付いた、一般紙のIT関連記事。docomoのカメラ付き携帯携帯付カメラ「L-03C」なんですけど、記事に書かれているように「これは凄い」というのにはちょっと抵抗があるなぁ...

「内蔵カメラ付き携帯」なんて言い方をしなくても、一部企業用モデル等を除けば、一般的に販売されている携帯にはもうカメラが付いているのが普通な時代。まぁ、そういった「多機能」過ぎる点が、日本のカメラを「ガラケー」と言わせている理由の一つでもあるんだけど、その中でもカメラに特化しようという点は「有り」だと思うんですよね。例えばワンセグ携帯なら、画質や音に拘るように、やはり携帯でもちょっとでも綺麗に写真を撮影したいと思う気持ちを持つユーザーも多いだろうし。でも、ここまで来たら「コンデジ別持ちした方が便利じゃん」と思ってしまう。レンズは沈胴式だから普通に使うときはこんなに出っ張らないとは思うけれど、ちょっとバランスがわるそう。

私も多少はカメラを弄るからレンズの重要性はよく分かるし、出来るだけ大きいレンズの方が有利だとは思うけれど、携帯に内蔵するレンズには、一眼レフやコンデジとはまた違ったデザインというか性能が必要だと思うんですよね。出来るだけ小型で、軽量で、そこそこの解像度があってという「携帯に入っているから必要」なカメラとしてのスペックが。例えば、どうしてもカメラとして最高級な機能が必要ならば、メモリーカードにSIMカードや携帯の機能を組み込んでしまって、それをデジタルカメラに挿入すると携帯機能がデジタルカメラ上で使えるようにするとか。最近のデジタル一眼でも動画撮影とか出来るから、マイクやスピーカーは入っているし。

試みとしては良いと思うし、こういう試行錯誤が出来ないとエンジニアとしても面白みがないし、新しい製品も出てこないのも事実。ただし、その中から成功するのは、いわゆる「千三つ」なのが、エンジニアとしては辛いところですよね。

2011年5月29日

B787@ANA

待たされて待たされて、やっと日本にお目見えしそうな、Boeing-787。いよいよ7月3日に羽田に到着して、国内空港への検証飛行を始めるというニュース。いゃぁ、長かったですよね。本来なら、北京オリンピックの時に、中国線に投入してデビューする予定だったわけですからね。

ANAにはこの夏には初号機が納入されて、秋からは国内線で運用が始まるようですが、これも一度搭乗してみたいな。

スマートフォン世代別調査

少し前の記事ですが、スマートフォン購入層の調査に関しての話。記事では、第一世代(iPhone3G/3GS)、第二世代(iPhone4)、第三世代(Android)と分かれているけれど、結構多くのiPhone3GユーザーがiPhone4に移行しただろうと言うことを考えると、これってやっぱり「iPhone vs Android」って考えた方が良いんじゃないだろうか。

iPhone3Gが最初に登場したとき、私もちょっと浮気そうになったんですけど、その最大の理由がやっぱり携帯電話と音楽プレーヤーが一つで使えること。勿論それまでの携帯でも音楽再生は出来るけれど、iPodがその中に入っているというのは大きいですしね。ただ、自分的には電子マネーが利用出来るというのが最大の理由になるから、個人的にはやっとスマートフォンが購入候補に入ってきたかなというレベル。

電子マネーサポートと言うことで、今回の夏モデルAndroid携帯もかなり興味が沸くんですが、出来れば海外での電子マネーとも互換性を取れるくらいになって欲しいなという気持ちも。MasterCardとかVISAとか、それぞれ展開しているんですよね。勿論、日本のようにそんなに買い物するわけではないけれど、それでも小銭が変に増えなくて便利そうだと思うんですよね。日本での電子マネー利用の理由が、まさにそれですから。

日本の携帯キャリアー3社すべてでAndroidスマートフォンが登場し、かたや草分けのiPhoneはSoftbankでのみ提供されている現在、Android系がどんどんシェアを伸ばしていくのは確実。噂されているiPhone5が日本向けにワンセグや電子マネーをサポートしてくるとはちょっと思えないので、どうするんだろうか。噂では、6月6日のWWDCで発表かという話も出ているので、ちょっと注目かも。

2011年5月28日

癒しの猫親子


うーん、久しぶりに良いもの、見させて頂きました(笑)。仰向けに寝る子猫は、それだけ安心仕切っていると言うことですよね。いゃいゃ、猫好きとしてはたまらない動画です。

使わない傘

「金曜日の新幹線」シリーズ。とうとう東海地方も梅雨入りし、昨日も雨が降りそうな中の出社。実は、自宅近くのバス停からバスに乗ってしまえば、浜松駅のロータリーで少し濡れる可能性はあるけれど、浜松駅から会社までは地下通路や駅構内の連絡通路を使って全く濡れずに移動できるので、傘を持って出るか迷いました。朝から土砂降りなら問答無用で必要なわけですが、昨日は曇り空で少し降った後はあるけれど、家を出るときには雨は止んでいる。バス停まで歩いて待つ15分ほどの間さえ天気が持ってくれれば、傘無しで出かけることが出来ますが、天気予報では夜になって雨が強くなると言うことなので、結局鞄の中に入る小さな折りたたみ傘を持って出かけることに。バスに乗るまでは雨も降らず、逆に箱根を超した辺りでは日も出てくるくらいの天候に。でも、やっぱり台風が近づいている影響もあるからでしょうか、帰宅する頃になると再び雲行きが怪しくなってきて、浜松に着いた頃には少し雨が降りだしてきました。それでも、帰宅前に駅近くのお店で夕食を食べるために歩いたときに少し濡れた程度で、よっぱぁー状態で帰宅する頃には再び雨は上がった状態で、結局持参した傘は使わずに終わってしまいました。

例年よりも随分速く昨日から東海地方も梅雨入り。5月から「梅雨」なんて、ちょっと記憶にありません。昔は、梅雨の頃ゴム製の長靴を履いていましたが、中学とか高校くらいから長靴なんて履かなくなりましたね。最近では、デザイン的にもおかしくない中靴あるいはレインシューズが沢山でているので、梅雨の時期用に一足買おうかと思うんですが、でもそれ以外の時にはそれ程使わないし... それでも、雨の試合の時なんかは必需品かなとも思うし。「長靴」となると使い回しが難しそうですけど、レインブーツ、レインシューズならちょっとした時には便利そうですね。

で、肝心の「新幹線」の話が出てきませんが(笑)、今回ちょっとトライしてみたことがあります。横浜の会社から新横浜までは、一回途中で乗り継ぎをして20分位かかります。新横浜からは浜松停車のひかり号を使いますが、これが夕方だと毎時22分に発車します。これまでは19:22発のひかり号を使っていて、これだと会社を18:30頃に出ても新横浜でお弁当とか買う余裕もあります。ただ、浜松到着が20:33と少し遅くなるのが困りもの。そこで、今回は回りのひんしゅく覚悟で(笑)、提示終了後直ぐに片付けて17:40頃にはオフィスを出て駅に向かいました。予定よりも一つ速い電車を乗り継いで、新横浜に到着したの18:05頃。駅ビルの三省堂に行って新幹線での時間つぶしの本も購入出来るくらいの余裕。改札を抜けてホームに上がると、一つ前ののぞみ号が入線してくるところでした。一つ速い新幹線にしたお陰で、ゆっくり晩ご飯を駅近くで食べる余裕も出来るんですが、会社から出るのが少し忙しない感じがするのがちょっと後ろめたい感じ。それでも途中で、列車の事故とか無ければ、これからはこの18:00台の新幹線で帰宅するのもありかなと思います。ただ、何時も使っている19:00台の新幹線と比べると、混雑具合はこちらの方が高いようなので、それがちょっと問題ですね。

2011年5月27日

NRT-SEA-NYC-NRT-SIN (4) - レンタルスーツケースと宅配サービス

出発まで10日余りとなった今回の旅行。今のところ最大の懸案事項である往路(NRT-SFO)のアップグレードが確定しないのでやきもきしながらの毎日。ちょっと厳しいかなぁ... 到着時刻が午前中の早い時期なので避けたNRT-SEAに変更しようかなぁ... マイルも減るし、旧シートなんだけど、それでもゆったり出来るかどうかの違いは大きいし。来週になったら、もう少し真剣に悩んでみることにします。

で、まだ旅行の準備は特に始めてないんですが、今回の旅行でこれまでと違うのが、何時も使っているPathfinderのキャリーバッグを、今弟に貸していて手元にないので、変わりのバッグを準備しないといけません。最初はダッフルバッグで機内持ち込みで行こうかとも思ったんですが、今回はちょっとお土産類を買ってきたいと思っているし、ちょっと最近荷物を方にして歩くのもきつい年齢になってきたので、出来れば手荷物はカウンターで預けて身軽に空港間は移動したいところ。で、仕方がないので、初めて「レンタルスーツケース」を利用してみることにしました。特に心当たりは無かったんですが、最初近畿ツーリストのサイトから入ったページが、実はHISから入ってみても同じだと分かったので、リンク先(委託先)のサイトを使うことに。どれを借りようかと思ったんですが、まあ今回は買い物優先のつもりなので少し余裕のある大きめのサイズにしました。で、ちょっと驚いたのは、最近では料金がかかるのは実質使用する期間だけで、その前後のスーツケースの輸送にかかる日数は無料何ですねぇ。これは結構大きいかも。

実は、今回は当日に自分で運ぶのではなくあらかじめ空港に送る予定です。なんと言っても大きいから。その場合、宅配業者は出発日の前日に配達できるように、出発日の二日前に集配に来るんですよね。このサービスは以前一度利用したことがあって、この時はクロネコさんの空港往復便を利用したんですが、非常に便利でした。特に復路の時には既に伝票が準備されているので、空港のカウンターで預けるだけで良いし。ただ、今回は同じ宅配でも、Amexが提供している「手荷物無料宅配サービス」を利用することにしました。これ、これまでは空港から自宅への復路での利用しか出来なかったんですが、暫く前から自宅から空港(の宅配窓口)まで送るのも無料で出来ることに。ですから、スーツケース一つなら無料で自宅と空港を往復させることが出来ます。早速指定されている番号に電話すると、Amexの担当者の方で電話口に出ます。ここで、自宅から空港への宅配サービスを利用したい旨伝えると、最初に聞かれたのが「お客様のカードの種類」。「AmexのGOLDです」というと、今度は「裏側に印刷されているカスタマーサービスの0120に続く番号」を聞かれます。これも、カード種別の確認なんでしょうね。「Amex GOLD」と言っても、ProperなのかANAなのか理解していない顧客もいるだろうし。これでカード種別の確認が終わり、今度はこちらの氏名、住所を伝えて、さらにフライト利用日、便名、集配希望日(フライト日の二日前まで)等必要事項を聞かれて、最後に当日荷物の受け取りには、送り出し時の原票、便名確認出来るエアチケット・予約票、Amex Cardの3点が必要な旨念を押されて終了となりました。

実は自分は「クロネコメンバーズ」なので、手続きだけ言うとクロネコさんのサイトから申し込むのが簡単だし速いけれど、やはり「無料」の魅力には勝てません(笑)。まぁ、Amexにも決して安くはない会費を払っているんだから、それくらいのことはして元を取らないとね。(続く...)

ホロ化技術

京セラが開発したという、「押し心地を再現するタッチパッド」って、どの程度の「リアル感」があるんでしょうね。デバイス全体あるいは画面を振動させて、それが「押した」感触をシミュレートすると説明されていますが、ふーん、そんなんで押した感覚を得られるんだろうか。デバイス全体を振動させる場合、片手でデバイスを保持しながらタッチパッドを操作する場合って、逆に違和感を感じないだろうか。だって、デバイスを保持している手にはビリビリ振動が伝わるわけだろうし。

やり方や実現の仕方はどうあれ、この手の「仮想化技術」ってこれから重要になりそうですね。タイトルで「ホロ化」としたのは、スタートレックの「ホロデッキ」に将来(いつだよ!)つながらないかなという気持ちもあるから。「仮想化」と聞くと、リアルをデジタルの中に再現するっていう印象を私は受けるんですが、「ホロ(デッキ)」と聞くとリアルの世界の中に仮想的な世界・環境を作る、という印象なんですよね。あと10年くらいで、部分的でも良いから実用化されないだろうか。そうすれば、自分が生きている間にホロデッキのプロトタイプ位は体験できそう。

メガソーラー by Softbank (2)

Softbankの孫社長による「メガソーラー計画」に、早速地元の川勝知事が「日照時間において静岡は天下一。ピッタリ。広大な土地もあちこちにある」と言ったらしいけれど、ほんまかいな... 中部電力は清水にメガソーラーを建設中で、ここが17万平方メートルで8,000kW。で、Softbank版メガソーラーは50ha(=50万平方メートル)で2万kWだそうですけど、清水の三倍近い場所なんて、何処かにあっただろうか。「休耕田や放棄地を利用して」とは言うけれど、そういう場所がそれだけの面積でまとまっているかどうかは分からないし。まぁ静岡県なら、富士山の裾野辺りにソーラーパネルを敷き詰めるという方法はあるかもしれない。富士山が噴火したら全滅するかもしれないけれど(これこれ)。

こういう時期なので自然エネルギー、特に日本のお家芸でもある太陽光発電に注目が集まるのは良いのだけれど、こと原子力発電の置き換えとなると個人的には疑問符が付きます。原子力発電の場合、一定出力の電力供給が出来ることが強みでもあるし弱点でもあったわけですが、全体的に必要な供給量の基本的な部分をカバーしていた発電のはず。その上で、火力発電や水力発電で、ピーク時にはフル操業して供給量を増やすし、足りない場合には止めてと言う調節をしていたはず。だから、原子力発電の代替ということを言うならば、安全性は勿論重要だけど、発電量にしても発電の安定性にしても、それなりのものでなければ代替にはならないはず。文字通り「お天気任せの発電」では、困ってしまうわけです。勿論、例えばリチウムイオンバッテリーを大量に準備して、そこに常に蓄電して足りなくなったら放電するという方法も技術的にはあるだろうけど、実際に何万kWもの供給を賄えるだけのバッテリーを準備するとしたら、どれだけの規模・コストがかかるかという話は聞こえてこないし。それに、ソーラーパネルにしてもリチウムイオンバッテリーにしても、レアアースに依存する部分は多々あるわけで、となるとじゃ日本は大丈夫なのか、と言う話もあります。

私個人としては、少なくとも発電に関わるコスト、安定性、大出力等の理由で、まだ当分は原子力発電というのは電力供給の中心だと思っています。ただ、確かに今回の震災でいろいろな問題点も見えてきたわけで、現状のまま既存の設備を利用していく、というのは問題だとも思っています。今は福島第一原発で手一杯ではあるけれど、例えば同じような条件で震災に遭遇した女川、福島第二等の原発では、じゃなぜ福島第一とは違う結果になったのか、そのリサーチというものをちゃんとやる必要があると思うんですよね。最近になって、福島第一は実は津波被害の前に地震で機能損失が発生していたということも分かってきたけれど、となると最近言われている防波堤対策だけじゃなくて地震対策もさらに必要なのかもしれない。また、原子炉の老朽化も今回言われているけれど、それならば最近の寄り改良された原子炉に切り替える必要があるかもしれない。実際浜岡では第一・第二を廃炉にして、第六を作ろうとしているわけですが、全国的に古い原子炉を止めながら、より安全な原子炉に移行して、段階的に原子炉の数を収束させていく、という考えも必要ではないかと。まぁ「新しく作る」というと、今の状態では直ぐに血圧が上がる人も多いかもしれないけれど、でもよりリスク低減するという意味では、また同等の代替案がないのであれば、そういうやり方も方法の一つだと思うんですよね。

震災から二月半が過ぎ、まだ福島第一ではとても収束したとは言える状態ではないけれど、当初の何がどうなっているか分からない状態と比べるとかなり情報も増えてきました。そこから、事故に至った原因を明らかにすると共に、じゃどうしたらいいのか、どういうことをすれば今後の危険回避になるのか、と言うことを考える時期になってきたと思います。メガソーラーも良いとは思うけれど、でももっと現実的な考えも必要なんじゃないだろうか。

2011年5月26日

TOEIC on SmartPhone

ここの所すっかり英語スキルを使う場面から遠ざかり、TOEICもかなりご無沙汰の状態なので、こんなスマートフォンアプリがあるなら使ってみようかと。カレンダーの方はiOS 4.0以上で手持ちのiPod touchでは使えないけれど、前半の単語アプリはOKそう。同じような、英語学習用のPodCastも幾つか入れて時々聞くんですけど、どうしても使われているナレーターの発音が「綺麗」過ぎて、実際に英語を使う場面になったときにちょっと物足りないというか。まぁTOEIC用の素材なので、TOEICで高得点を取ることを目標にしているのだから、それでも良いのかもしれないけれど、結果的に仕事やプライベートの旅行で使いたいというのが最終的な目標なのだから、そういう「実践的コンテンツ」も入れて欲しいなぁ。もっとも、それってTOEIC対策用ではなく、英語でサバイバルみたいなコンテンツなんだろうな。

暫くサボっていた「耳慣らしのためにCNNの副音声をBGM代わりに日々中流しておく」を、来週からの旅行用に再び始めたんですが、やっぱりダメですね暫く間が空いてしまうと。どうもある程度耳に自然に入ってくるまで、少し修業が必要そうです。そういゃ、最近仕事で打ち込むメール(英語)も、ちょっと調子が悪いというかリズムが崩れているというか、文章的に変だったりミスタッチが多かったりするからなぁ。最近流行の、Skypeを利用した英会話学習とかちょっとやってみようかしらとふと思ったりして(完全に三日坊主で終わりそうだけど)。

たこ足配線

名古屋で起こった痛ましい火災事件ですが、パソコン利用のたこ足配線からの出火が原因という記事でちょっと身につまされます。一応自分もパソコンや周辺装置をそれなりの台数日々利用しているし、さらにはテレビやHDDレコーダーなど複数台利用しているので、人ごととは思えないでね。

在宅勤務を始めるに辺り、今の作業部屋兼自室を増築したんですが、その時に注意したことの一つが電源の確保。長方形の部屋の各壁四カ所に、四口の電源口を確保してそこからOAタップで分電するようにしています。一番怖いのが、コンセント部分に埃が溜まってトラッキング現象で引火することなので、掃除するときには何回に一回かは必ず注意するようにしています。最近の家電だと、コンセントの根本部分を絶縁して、トラッキングが起こりにくいようにしているものがありますが、あれはよいアイデアですよね。でも、だからといって埃まみれで使いたくはないし。今回の名古屋の場合、複数のパソコンを接続していたようなので、もしかしたらトラッキングではなく、一つの口に複数の機器を接続して容量オーバーでショートしたのかなとも思いますが、結構一般の方って平気でどんどん分岐して家電製品を繋いで使いますよね。うちも、私が自宅に戻るまで両親とかが平気でたこ足配線をしてテレビとかスタンドとかドライヤーとか使っていたので、戻って先ず最初に実行したのがそれらの快勝作業。新しく延長コードやOAタップをかってきて、全部配線をやり直しました。でも暫くしてみると、やっぱり手元にあるとそこにどんどん繋ぎたくなるのか、またプチたこ足配線状態になるので、さらにOAタップを追加したり配線接続をやり直したり... 結局一年くいらかかりました、自宅のたこ足配線状態解消には。

オフィスの配線だと、床を底上げしてその下に電源ケーブルやネットワークケーブルを引き回して自由に必要な場所に電源口やネットワークコネクターを設置できますが、流石にそれを一般家庭でやるのは大変。ただ、もう少し自由にコンセント口の増設とか位置変更とか出来るような家設計が出来ると、もしかしたらこういう事故も減らすことが出来るのかも。例えば鴨居部分にマスターの電源配線が仕込まれていて、ここから必要な場所にOAタップを接続してコンセント口をドロップダウンできるとか。当然、コスト高になり安全性も新たに確認する必要があるけれど、無接続充電・配電が出来るまでは、そういうことを考えることも必要かも。

審判の目線カメラ

現在行われているプロ野球の交流戦。その中でも昨日の巨人-ソフトバンク戦で使われたのが、アンパイアの頭の上にカメラを付けて「審判の目線」での映像。リアルタイムでの映像使用はなくて、あくまでビデオリプレー扱いでしたが、試みとしては非常に評価したいですね。最近では例えば超高速カメラでバッティングの瞬間を切り出したり、天井からピッチャーマウンドからバッターボックスまでの様子を映し出したり、なんだかんだ言っても日本で一番人気のあるスポーツ中継は努力しているなと思います。昔と違って、そのプロ野球中継ですら視聴率低迷に苦労する時代だからこそ、こういう工夫は重要だと思います。

実際の映像は、確かにこれまで見たことの無いような視点からの構図だったので新鮮でした。でも、審判のマスクに付けるという制限上、カメラの解像度が低いので映像が荒かったり、また多分固定焦点(無限遠)なのでピントも甘かったり、一番個人的に困ったのがカメラを付けている審判が微妙に頭を動かすので、映像が揺れてしまい船酔いみたいな感じになったこと。カメラの位置も、マスクの上に取り付けているのでどうしても上から見下ろす感じになりますね。出来れば、右か左目の横辺りにカメラを付けられると良いんですけど。

今回は、マスクの上に(多分)CCDカメラを付けて、腰の所に無線機を付けて映像を飛ばしていたそうですが、その無線機のサイズが結構大きなものでした。多分バッテリーが多くを占めるのかな。でも、今の技術ならもっと小型化出来ますよね。SDメモリーにWi-Fiが入るくらいだから。コインバッテリーにSDメモリーサイズのWi-Fi回路等を組み合わせて、マスクの中に組み込むことが出来るようになれば、例えばキャッチャー目線とか、バッター目線の映像とか今後出てくるかもしれない。実際に視聴に耐えるレベルの映像になるかどうかは分からないけれど、そういう努力って必要ですよね。実際フットボールでも同じようにQBの目線カメラとかやってますし。

スポーツ中継って、競技自体の面白みも勿論必要ですけど、その見せ方にも工夫があるとさらに魅力が倍増されるし、そういう努力をしないと魅力あるコンテンツとして今後は生き残れないでしょうしね。コストや技術など難しい問題は色々あるとは思うけれど、最近は高性能のビデオ機材の値段がかなり下がっていたり、Ustreamのような個人がライブ中継するようなことも技術的には可能なので、ある程度のやる気があれば結構素人でも面白い仕組みが作れそう。

2011年5月25日

スーパークールビズ

ここしばらくは雨模様の天気で肌寒いくらいの気候でしたけど、昨日の午後辺りから再び初夏を感じるような日差しが戻ってきて、今朝も朝から良い天気。で、今年は松葉の電力アップ帽子のために、いつも以上に節電や省電力が言われていて、それに併せて「クールビズ」をさらに進めた「スーパークールビズ」なんていうものが、何時もはお堅いお役所から言われるくらい今年は「真面目」に取り組む雰囲気です。

で、外資系なんだけどちょっと保守的な部分もある弊社でも、どうも今年はこの「スーパークールビズ」を取り入れて、節電対策をするというお知らせが来ました。まぁ自分が所属している開発部門は、どちらかというと自由な雰囲気が残っている部門でもあるので、ポロシャツとかアロハではないけれど少し柄のあるシャツとかはOKでしたけどね。後、本当はダメなんだけど、ビジネスシューズっぽいスニーカーとかは暗黙のうちに履いていたり。

ただ、自分のような外にも余りでないし外部の人と会うことも少ない部門の人間なら良いけれど、営業職とかだとやっぱりそれなりのスーツとかネクタイ着用でないと世間的には五月蠅いだろうし、世代によっては受け入れられないということもあるでしょうしね。ただ、これまでのような「トレンド・カルチャー」としてのクールビズではなく、日本の経済全体の問題なのだからある程度の強制力を伴った方針にしないとダメかも。例えば、最近では毎週水曜日を「ノー残業デー」にすることはよくありますけど、毎週金曜日は「ノースーツ、ノーネクタイデー」にするとか。この日は、それこそ冠婚葬祭とか特別な場合を除いては、ビジネス上ではスーツ、ネクタイは着用不可にする、位の姿勢が無いとダメでしょうね。そっちの業界からは反発があるかもしれないけれど。

実は、会社の中で「空調服」を来ている人がいるんですが、あれはどうなんだろうか。風を服の中に送り込むから、結構シャツが膨らむわけです。それに、やっぱり音は少しするし。当時は、高温の場所での作業服用位の認識しかなかったけれど、今のような時代になると必需品の一つと言えるかも。

ちょっと反省...

最近では電子マネーが自分の決済手段の60%位を占めていて、その次に利用するのがクレジットカードで、これが30%以上。現金で支払うことは、殆ど無いありません。その電子マネーにしても、今利用しているiD/Edy/Suicaは結果的にその先にあるクレジットカードに紐付けされているわけだから、実際には支払いの90%以上はクレジットカード決済をしていることになります。

で、先週のクレジットカード控えを整理していたとき、とあるホテルのラウンジで少し飲んだときの控えをみると、8000円近い金額がチャージされています。この時は食事の後にちょっと寄っただけで、確かジントニックとバーボンを一杯ずつ飲んだだけで、つまみも乾き物を頼んだだけのはず。まぁいいとこ4000円とかそれでも5000円はいかないはず。そんなに変なお店じゃないし、そこそこ混雑していたので、もしかしたら間違ってよその分まで払ってしまったのかもしれない。まぁ、ちゃんと確認しなかった自分が悪いので仕方ないんですが、どうしてもあの手のお店は店内が暗いので、老眼の自分にとってはなかなか大変なんですよね、サインするときに確認するのって。それでも、次はちゃんと注意しようと自己反省。

これが現金払いだと、翌日財布をの祖いてみても「少しお札が少ないかな」くらいの認識しか浮かばないから、何処でどうしたとか言う経験則が蓄積されません。カードだと控えは残るし、後でオンラインで請求内容も確認できるから、こういう時には便利ですよね。いぇ、完全に悔し紛れの負け惜しみですけど... いずれにしても、飲み過ぎ酔っ払いすぎには注意しないと。

Peach Aviation

ANAが中心となって、関西空港を拠点にLCCを展開する予定の航空会社のブランド名が「Peach」に決定したという記事。会社名も「Peach Aviation」と、桃色の航空会社になるんだそうですが、うーん思いっきり予想外(笑)。

カラーリングのピンク色の濃淡で表したデザインは、とにかく「派手」。派手さでは、昔のJASのレインボーカラーとかもあったけれど、単色系でここまで派手なのは初めてです。中東の航空会社だと「金ぴか」なんていう派手な機体もあるけれど、こっちは「キャピ」系の派手さですね。塗装費用何かを考えたら、出来るだけシンプルなデザインの方が少しでも安くなるような気がするんですけどね。

関空拠点と言うこと、当初の路線が、福岡、新千歳、仁川ということなので、自分が利用する事はないと思うけれど、一度くらいは機体の写真撮影に見に行ってみたい(笑)。次の旅行の時には、UAのKIX-SFO行きの予約を取ってみようか(まて)。

2011年5月24日

PCの時代はいつまで?

PCWatch、元麻布氏のコラムから、出荷台数が頭打ちとなり価格低下もスローダウンする日本のPC市場について。少子化、デフレ、その他色々な理由はあると思うけれど、日本だけ得意なトレンドを示すというのは、やっぱり理由が気になりますね。ただ記事を読んでいて思うのは、ここで対象になっているのはあくまで「PC」というカテゴリということ。よく言われていることだけど、日本の場合携帯電話がPCで普通行うようなことの多くを代用しているわけで、PCの普及率が60%頭打ちであっても、それがイコール日本の情報リテラシーが低下していると言うわけでもないわけで。

「PC」の定義を考えてみると、「大画面、大容量、高速処理が可能な情報端末」という言い方が出来るんじゃないかと思うんですよね。どこままでが「大画面」、幾つまでが「大容量」、どれだけが「高速処理」かという境界はあるけれど、一般的な仕事での利用を想定すれば「Office ExcelやPowerPointが快適に利用出来る」というのが、抽象的ではあるけれど一つの目安になると思うんですよね。勿論、個人差もあるだろうし。で、それ以外の作業、例えばGoogle検索だとか一般的なメールのやりとりだとか、あるいはオンラインショップなんかだと、大画面でなくても何とかなるし、容量もそれ程何十GBと言う補と必要もないだろうし、処理速度だって速いには超したことは無いけれど、そんなに重くなるほどヘビーなタスクがあるわけでもないし。

自分なんかが昔から感じているのは、「PC」という多機能な情報端末を手元に持つ利便性は大きいけれど、結局は手元に必要なものは入力装置(キーボード/マウス)と出力装置(表示装置、+オーディオ系?)があれば良いわけで、本体部分は別の場所にあっても困らないわけです。いわゆる「仮想PC」で十分なんじゃないかと思うわけです。「仮想PC」にしておけば、いわゆる「ハードウェア」部分のスケーラビリティも自由に(理論的には)出来るわけで、今のようハードウェアが陳腐化する度に買い換えてデータ移行する必要もないわけです。これってIntelのビジネスモデルに逆行する動きなわけで、Intelとしてもその辺りはあえて言わないのかもしれないけれど。でもIntelだってネットワーク系のビジネスは持っているわけだから、いずれかは「ムーアの法則を意識する時代は終わった」とか言って一気に仮想化に転換するかもしれない。

家庭にある固定PCが、それまでのダイアルアップからADSLをスタートに高速常時接続でその目的と利用方法が大躍進したように、今の無線技術・公衆回線技術が進み、LTEのような高速常時接続がそれなりのコストで常に利用出来るようになれば、時代は一気にThin Clientの時代になりますよね。今実験もかねて、WiMaxを利用して自宅の母艦を利用したりデータを共有したりすることをしてるんですが、かなり使えます。勿論、まだスピード的に不満はあるので、データ的に思い画像系とか動画系の処理は難ありですけど。今回の震災でエネルギー系が今後の課題として今大きく取り上げられていますが、もう一つネットワーク系に関しても今回問題がいろいろと生まれたわけで、その解決策として近い将来に全国を網羅する高速通信網を多重化して実用化する、何て言うことを考えても良いこと。

PCの価格が下がってきたと言うことは、いろいろな意味があると思うんですが、個人的にはそのスピードが止まると言うことはマーケットの需給が均衡したということであると思うんですよね。と言うことは、後はバランスが崩れて一気に値崩れするしかないわけで、(今の)PCの時代って実はそろそろ終焉しつつあるのではないかと。となると、次のデバイス、情報端末みたいなものを作らないといけない時代になっている、とも言えるように思います。それがまだハッキリと見えないのは、必要なパーツ(=ネットワーク?)がまだ足りない部分があるからで、一旦それが埋まれば一気に加速しそうな気がします。さて、自分はそれに乗り遅れずに進めるだろうか...

CHA88

知らない間に、こんな萌えキャラが生まれていた orz  静岡の八十八夜新茶の広報キャラクターらしいけれど、「CHA88」って... まぁ、ゆるキャラ、萌えキャラって全国的にブームなんだけど、流石に何処でもあそこでもキャラクターを作り出すと、なんか「似て無くない?」っていうキャラも出てきたりして。

最近のブームなので、当たれば良いけれどちょっとあちこちに出来すぎているキャラクタービジネスでもあるので、どの程度インパクがあるか。また「AKB48」っぽいネーミング「CHA88」も、「八十八夜のお茶」を知っていれば何となく「ははぁぁん」と頷くけれど、最近の人はどうだろうか。

今のところ静岡のお茶に福島原発事故の影響は出ていないけれど、そういう風評被害対策も含めて「お茶」全体のイメージキャラクターとして浸透してくれると嬉しいかも。そう言えば、昨日から雨模様の天気になり、もう一度暖房を出したいくらいに少し肌寒い気候に戻ってしまったけれど、お茶やその他農作物への影響はあるんだろうか。沖縄、九州は速くも梅雨入りしたそうで、昨年に比べると20日位、例年と比較しても一週間以上速い梅雨入り宣言だそうですが、全国的に梅雨入りは速くなりそうですね。このまま涼しい夏になれば夏場の猛暑による電力消費も少し抑えられそうですけど、その分冷害による農作物への影響が心配ですね。

ところで、「CHA」は「茶」をそのまま当てはめたと思っていたら、どうもHPを見てみると"Communication Hospitality Association"の略という設定らしい。なんか堅苦しい当てはめ方だなぁと思ったら、このキャンペーンをやっているのが「静岡県経済産業部農林業局茶業農産課」なんですね。道理で、お役所っぽいこじつけです。(爆)

スマホでモバイルSuicaとEX-IC

スマートフォンに移行できない最大の理由である「モバイルSuica+EX-IC」がやっとスタート。自分が使っている電子マネーのiDEdyは、すでに今年初めに対応しているので、7月からのモバイルSuica+EX-ICが利用可能になれば、ますますスマートフォン移行が現実的に(笑)。

iDとかEdyとかSuicaとか「電子マネー」端末として使う分には、これまでの携帯電話でも十分なんですが、EX-ICのように座席指定等画面上の操作が発生する場合には大画面のスマホの方が便利だと思いますし。まぁ携帯電話の制限上仕方ないのだけれど、基本的にカーソル移動でメニュー選択しないといけないのと、どうしても一画面辺りの表示量が少ないために、最近のように複雑なメニュー構成になるとカチカチキー操作が大変。iアプリ等だと少し改善されることもあるけれど、それでもカーソル移動でのメニュー選択であることには変わりありません。その点、タップで直接メニュー選択出来、かつ表示量も多くなるスマホは、利便性が大きくなりそう。

6月末に対応モデルの発表があるとのことで、そこから物欲が沸いてくるかも(笑)。

2011年5月23日

スポーツ2題

この週末、浜松に注目が集まったスポーツが二つ。

一つは、冠スポンサーが付かないトーナメントとして注目された「とおとうみ浜松オープン」。男子ゴルフと言えば、何が何でも「石川遼選手」。最終日までに4打差だったかな、流石にちょっと厳しいかなと思ったけれど、ちゃんと最後には優勝争いに絡んでくるのは、やっぱりこの選手、何か持ってるよなと素人でも感じます。このトーナメント、来年以降も続くのか分からないけれど、スポーツイベントの少ない地元に是非定着して欲しいところです。

で、もう一つが、bjリーグの浜松・三河フェニックスのリーグ2連覇。今年は、震災で途中から不参加になったチームもあるので、勝っても余り喜べないかもしれないけれど、地元をフランチャイズにする唯一のプロスポーツチームですからね。畑は違うけれど、スポーツマネージメントやチームマネージメント何か、ちょっと興味があります。

アメリカの場合、NFL/NBA/NHL/MLB等、プロスポーツチームのフランチャイズを持つことが、都市としてのブランドだったりステータスだったりするわけで、1部(トップチーム)は無理でも、その配下の2部、3部チームでもいいからフランチャイズ権を獲得したいという地方都市も多くあります。日本の場合、そこまでは行かないけれど、Jリーグはそれに近いかなと思います。ただ、それに続くスポーツが少ないというか殆ど無いのが問題。アメリカの場合、日本のような「企業チーム」は存在しないので、自分たちで利益を上げないといけません。だから、観客動員が少なくなったり施設が老朽化すればフランチャイズの移動なんていうこともあるわけですし。

日本の場合、長く企業スポーツ文化が続いていたから、どうしてもプロ野球以外ではまだまだ足りない部分が多くあります。そういう意味で、bjリーグ入りを決めたフェニックスが、あえて地元の反対を押し切って浜松・東三河というダブルフランチャイズを決定した事は、リスクもあったけれど賢明な判断だったように思います。それで、実際に成績もトップレベルを維持しているわけですしね。とおとうみ浜松オーブンも、冠スポンサーに頼らない開催を実現して、まだまだ苦労は多いだろうけど、新しいトーナメント開催方式として是非全国に広げて欲しいですし。ゴルフとバスケット、内容も規模も違うけれど、是非地元に根付いて続いて言って欲しいものです。

水掛け論

福島第一原発1号機への海水注入を巡って、「言った」「言わない」の水掛け論が発生。プロジェクトの世界に当てはめると、お客様に進捗状況を提出したところ、技術担当者が「いゃ、私が言ったのはそういう意味じゃない」とクレームが付き、慌てて訂正した、みたいな感じでしょうか。こういう時のお約束として、当事者の意見が100%採用されることはまずなくて、交通事故の責任配分動揺20:80とか30:70とか、そういう「配慮」は必ず入るから、今回の「0ではない」というのも、その辺りの落としどころのように感じます。

報道を見ていると、誰が最初の注水を命じたのか、それを止めたのか、という点に注目されているけれど、実は重要な事はそういう個々のイベントの是非ではなく、緊急時に機能していなければならない、組織やチームがその時に本来必要な事を実行していたのか、と言うことだと思います。そういう意味では、発表内容が二転三転したり、一番驚くのは当時の記録(議事録)が無いと言うこと。それって、三々五々集まって無駄口しているのと同じじゃないですか。全ての会話を記録する必要はないけれど、テーマは何でどんな問題や課題があって、それに対してのアクションや対策をいつまでにどうするのかという、アウトプットが無いような集まりは無意味。

燃料棒の溶融とか、不安定な冷却システムとか、確かに緊急に解決しないといけない問題は日々改善されながらも日々新しく発生しているわけで、そういった問題全体を俯瞰して把握して指示すべきトータルシステムが無い事が、一番の問題ですよね。あれもこれもと後付けパッチワークのように肥大化している今のシステムでは、解決できることも手遅れになりそうだなと言うのが正直な感想です。

サイトリニューアル

旅行情報を時々確認しているサイトの一つに、「Travel Vision」という、どちらかというと業界関係者向けのサイトがあります。このサイト、この週末何か止まっていたんですが、移行作業をしてたんですね。今朝見ると、デザインも一新されて見やすくなり、勝つこれまでかなり重い動作だったのが、かなり軽快になりました。

もう一つ、JTB系の予約サイト"TORNOS"もデザインを先週に更新して、こちらも動作がキビキビするようになりました。ここは、先日の羽田デビューで使ったところですが、全体的にシンプルになりましたね。ただ、この手のトラベルサイトの場合、まずはどれだけ魅力的な商材があるかが最大の差別化なので、そういう意味ではスタアラ系のチケットがやや少なく感じるこのサイトはちょっと物足りない気もします。

今メインで使っているカードの得点の一つに、JTBのパッケージ料金やチケットを会員価格で予約できるものがありますが、あれとこのTORNOSでの予約は、どっちがお得になるんだろうか。ただ、自分の場合直接航空会社のサイトから予約して、何かあったときに直ぐにアクションを取れる方が、心情的には安心できるという悩みが。まぁ、この辺は好き好きだと思うけれど。いずれにしても、オンラインショッピングが当たり前の世の中になり、殆どのものがオンラインで購入出来てしかも航空チケットのようにオンラインでそのまま使用することも出来るようになってくると、コアとなるサイトの機能や性能が重要だなと改めて感じました。

2011年5月22日

メガソーラー by Softbank

Softbankの孫社長が、全国10カ所にメガソーラー発電施設を自治体の協力の下作りたいという記事。800億円規模の事業とのことですが、Softbank、絶好調だなぁ。でも、ユーザーとしては、メガソーラーも重要だと思うけれど、その前に通話品質を上げろよ、と言うことなんだろうけどね。福島原発の事故以来、自然エネルギーに注目が集まっているのは確かで、その中で日本の得意技術が中心となる、太陽光発電が中心になるのも分かるんですが、いかんせん日本の気候は太陽光発電には向かないと思うんですよね。単に「発電する」だけならまだしも、社会基盤の一部として安定供給できないエネルギーというのはどうだろう。個人的には、社会インフラに組み込むと言うよりは、非常時エネルギーとして普及させるようにした方が良いんじゃないかと言うこと。

例えば、今回のような震災が発生した場合、学校とか体育館とか公共施設や大規模な民間施設が避難所として使われるわけですが、今後はそういう可能性のある施設には全て太陽光発電の設備を整えて、通常時はそれを利用して売電してもいいけれど、非常時には仮に電力会社が止まってもそこだけは停電しない設備を目指すと言うこと。当然、太陽電池だけでなく、リチウムイオン電池とかも組み合わせて、日頃からそれなりの電力を蓄えないといけないし、そうなると何年かに一回はリチウム電池の交換とか言う作業(=費用)も発生するし。

個人的に何とかして欲しいと思っているのが、ガスを利用したコジェネレーションシステムで、これを何とかして独立系にして各家庭に設置出来るようにして欲しい。今回のように計画停電になって電気が来なくなるとガス発電も出来なくなるなんていう変な仕様にしないで、家庭用電源が切れても太陽光発電で起動出来、後は自分で発電した電気を使いながら動くとか、燃料となるガスも非常時用にプロパンボンベみたいな形で動作することが出来る用にするとか。

いずれにしても、今回の孫社長の決断は一つの英断だとは思うけれど、肝心なのはそれを実現するリソース、特に大規模にソーラーパネルを設置する場所が全国で10カ所もあるのかという所ですよね。原子力エネルギーの置き換えなんていう事を目標にするのであれば、今のメガソーラー施設の10倍、20倍規模でも足らないわけで、砂漠地帯とか無い狭い日本では実現するにはかなり難しいと私は思うんですが。発電効率が飛躍的に向上すれば別だけど、それはそれで土地を見つけるよりも難しい気がするし。

タイミング

日中韓の首脳会談が始まり、昨日は被災地の福島に入って避難所訪問とかもしたようですけど、正直なところ「今行く必要があるの?」という感じ。中国、韓国の首脳が被災地の自国民の所に行くならまだ話も分かるけれど、まだ被災地で不便な生活を送っている人達の所に、大名行列よろしく言葉も通じないような人が来てどうするんだろうと思ってしまう。これが半年後とかで、ある程度仮設住宅などへ引っ越しが完了して、不便ながらも落ち着きを取り戻した頃ならまだ分かるんですが。まぁ、どうやって説得したかは分からないけれど、風評被害で一番アレルギー反応を起こしている両国対策のパフォーマンスなのは明らかですよね。

その後、福島産のサクランボの試食とかキュウリとか食べるパフォーマンスをしたみたいですが、それなら東京に戻らず、不島の何処か温泉宿とかで一泊して首脳会談とかすればいいのに。そうすれば、客足が遠のいているその地域にもお客さんが戻ってくるかもしれないのに。セキュリティとか心配なら、仙台とかでもいいだろうし。何かタイミングの悪さしか残らない、首脳訪問の記事ですね。

まぁ中国・韓国にしてみれば、「これで大きな貸し一つ」って所なんでしょうね。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日の試合のために宿泊。仕事が終わってチェックインしたのが、19:00過ぎ。ホテル内の和食のお店に行って、一人ですから軽く何かつまもうとお寿司のコーナーに一度案内されるんですが、直ぐに「申し訳ありません、団体のご予約が入っていて」と撤回されてしまいます。まぁ、それならと通常の席の方に案内されたんですが、こっちも五月蠅い。案内してくれた仲居さんが「団体さんがいらっしゃって...」と良いながら、そちらに近い方の席に案内するって。

余り食欲もなくて、一番量的に少なそうなコースをお願いしたんですが、これが結果的に外れ。いゃ、味は良かったんだけど、料理の出てくる間隔が長くて長くて... いゃ、回転寿司じゃないんだから、ポンポン出てくるとは思わないけれど、先付け、お椀、まではまぁ普通かなと思うんですが、向付がちょっと遅めに出てきて、八寸がさらに遅くて... しかも、この時お酒のお代わりをお願いしたら、全然違うお酒を持ってくるし... この時点で一時間以上経過。お腹の方も結構膨らんでしまったので、最後のご飯(今回は稲庭うどん)は食べきれないだろうということで「二口位に減らしてもらえますか」とお願いしておきます。で、焼き物がなかなか出なくて、やっと来て食べ終わったところでお酒を終わってお茶をもらうんですが、この頃には待ちくたびれてうつらうつらする始末。しかも少なくとお願いした稲庭うどんも、どうみても普通の盛りつけ。結局一口二口食べてもうGive-up。すでに2時間以上過ぎていて、アルコールの回りもあって眠くて仕方ないので、最後のデザートは断って部屋に戻りました。何なんだろう、団体さんの対応で厨房が間に合わなかったんだろうか。私が入って一時間位して、サラリーマン3人組が入ってきて、何かコースと単品の料理を幾つか頼んだようなんですが、結局私が出るまでの間にお酒は来たけれど、先付けが出てその後が出てこなかったようですし。たまたまこの時だけだったのかもしれないけれど、久しぶりに食事をして疲れる体験でした。

2011年5月21日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

前回の試合の後、翌日月曜日に仕事で会社に行く予定があったので、そのまま横浜のシェラトンに宿泊。試合が終わったのがお昼過ぎで、まだまだ陽も高い時間でしたが、流石に朝から走り回っていたので疲れてしまい、部屋に入るとそのままダウン。そのためか、写真は撮影していたけれど、アップするのを忘れていました。

夕方になって落ち着いてから、外に食事に出かけたけれど、まだ疲れが残っているのか結構いつも以上にアルコールの周りが厳しくて、結局翌日の準備をすることもなく早めにベッドに入ってしまいました。歳かなぁ...

iidaに惹かれる

携帯電話の夏モデルが各社から発表された中、auのiida「INFOBAR A01」がちょっと気になります。auの携帯には昔から縁はなかったんですが、このiidaシリーズのデザインが結構好きで、最初に発表された時からいろいろ値えっ区しています。このタイル状のデザインも中々おもしろいなと思って、以前のストレートタイプのモデルなんかは、わざわざauのお店に行って実機を確認したほど。

このiida UIは良いですね。私も、以前からこんな事出来ないかなと思っていたことにかなり近いです。Windowsを使っていると、いろいろなサイズにアプリのWindowを設定して、それを使いやすいように並べて相互参照しながら仕事をしますが、それと同じ感覚ですよね。言ってみれば、携帯の世界にもカスタマイズ可能なShellが入った、と思えばいいのかな。

これまでは"Android"という事が付加価値になったけれど、そこからワンステップ上がって"Androidで何が出来るか"というステージになったのは、ユーザーとしてはうれしい事です。

またもFoxconn...

iPadのOEM先としても有名な台湾PCメーカーのFoxconn。以前から、社員が実したりとあまり芳しくない話が多かったんですが、今度は爆発事故で二人が死亡という事件発生。PCの部品で爆発しそうな部材というと、バッテリーくらいしか思いつかないんだけど、原因は何なんでしょうね。日本での一般的な知名度は高くないけれど、大きな企業ですから、そんなに変なことは無いとは思うんだけど、ちょっと不思議。

2011年5月20日

Picasaのアルバムが消えた

やっちゃいました orz

HDDの容量が厳しくなってきたドライブがあったので、その中の殆どを占めていた写真データを別の大容量ドライブに移動したのが一昨日。で、昨日ちょっと写真整理をしようとPicasaを起動したところ「写真がありません」というメッセージ。一瞬焦ったけれど「あぁ、ドライブ移動したんだっけ」と思い出し、取りあえず必要な写真だけを元のドライブに戻して、再びPicasaを起動したら... アルバムが綺麗に消えて何もない orz

色々探してみたり試してみたりして、Picasaのヘルプにヒントらしきものがあったけれど、結局DBの再構築をしてもアルバムは回復せず。どう言うデータ管理をしているのか知らないけれど、写真データを移動するなんて事は結構誰でもやると思うんだけど、それで作成したアルバムがローカルから消えてしまうのは納得できない。完全にデザインミスでしょう、これって。自分の使い方としては、ローカルPC上でアルバムを作成して、それを一気にWebアルバムに転送し、以後は同期して管理する、と言う使い方をしていて、非常に便利なツールと思っていただけに残念です。以前も、AというPCでPicasaを使っていて、Bと言う別のPCで作成してWebにアップしたアルバムがAとBで共有出来ないなんていう、ネットツールとは思えない仕様にも驚いたけれど、今回の件も理解出来ないなぁ...

PicasaといいBloggerといい、ちょっと失望してしまいました...

日本中で技術コンテストを

福島原発の対策で、いろいろな無人機械や技術が投入されているんですが、どうも外から見ていると「本当にやっているの」というような印象を受けてしまいます。勿論、現場の人達は大変だと思うんですが、もっと日本中の技術と力と英知を集結しないとダメじゃないかと。例えば、この三菱重工の無人フォークリフトは震災後一月で作り上げて納品したそうですけど、そういうことがもっと起こらないと、なかなかこれだけの事故の終息は難しいでしょうね。

で、思うんですが、例えば震災対策の費用100億円を使って、1億円ずつ100人/チームに分配して原発事故終息のためあるいは将来の放射性物質対策の技術や器具の開発コンクールをしたらどうでしょう。中には、とんでも系のアイデアもあるだろうから、例えば現時点で基礎技術が完成しているとか、実用化準備中とか、とにかく一月位の開発期間で現場で実証試験が出来るくらいのレベルに限定するとか。で、特許等についても特例としてこの件に関しては保護して、後日申請可能にするとか。同じように、震災復興に関しても、例えば現地に入る宅配業者には優遇措置を設けて、税金の軽減とか燃料費の補助とかすることで、物量回復を加速させたりなんていうのも良いかもしれない。

日本中で被災地を助けるという気持ちは誰にでもあると思うけれど、そういう理想だけで現実は動かないのも事実。200億出せれば200件の、300億なら300件の先進的なアイデアや技術が生まれて、それだけ早く被害が解決出来るとしたら、決して高いとは思わないだけど。

第二の創刊

「第二の創刊」と銘打つ、朝日新聞有料電子版の「朝日デジタル」。日経新聞に続いての有料化だそうですけど、どうだろう。朝日新聞のサイトにしても日経新聞のサイトにしても、会員登録しないと読めない記事があるわけで、これって凄くストレス。特に日経新聞なんか、記事の途中で切ってますからね。勿論、新聞社と言えども一企業だからビジネスモデルを作らないといけないのは分かるんですけどね。でも、一つの記事を無料・有料で切るんじゃなくて、無料なら事件や記事を公開するだけど、有料だとそこに詳細解説とか、アラートサービスがあるとか。そういう意味では、まだ朝日新聞の方がましだけど。

最も、産経新聞なんかは無料で全紙面公開しているし、今ではTwitterでほぼリアルタイムで情報は広がっていくから、余り意味があるようにも思えないんだけど。個人的には、当日の記事は無料公開するけれど、アーカイブへのアクセスとかは有料とか。あるいは、興味のある分野をフィルター出来るサービスとか、関連性のある記事や情報を自動的に収集するサービスとか。一昔前には、毎朝配達される新聞がいわゆるポータルサイトみたいな存在だったと思うけれど、そういう自分用のポータルサイト化みたいなのも一つの生き残りかも。あるいは、百科事典というか、過去記事を整理整頓して「生きた辞典」みたいな機能って出来ないだろうか。

日経新聞がサービスを始めたとき、何かで「新聞を読む年齢層はデジタル版を読むようなデバイスは使わないし、また逆も真なり」というコメントを読み、なるほどなと思ったものです。でも、iPadが登場した事で、非デジタル世代のデジタル化度合いも結構アップしたから、これからならやり方次第で良いビジネスモデルが描けるかも。問題なのは、「新聞は買うもの」という意識がある世代はまだ良いけれど、「情報は検索して(無料で)探すもの」という意識のあるデジタル世代にとってどう映るかでしょうね。

2011年5月19日

NRT-SEA-NYC-NRT-SIN (3)

出発まで二週間ちょっとに迫った今回の旅行。久しぶりに予約状況を確認すると、アップグレード待ちだった国際線部分(NRT-SFO、IAD-NRT、NRT-SIN)のうち、帰国便となるIAD-NRTのアップグレードがいつの間にか確定していました。14時間近いフライトですからね、これは助かります。しかも、使用機材はB777何ですが、新シートに改修済みの機体なので狭いながらもフラットシートで寝て戻れます。B744での経験は何度もあるけれど、B777での新シート体験はこれが初めてですね。まぁシート自体に違いがあるわけではなし、特に何か違いがあるわけではないけれど、初めて搭乗するコンフィグレーションということでちょっとワクワクします(笑)。

これで気になるのが、往路となるNRT-SFOのアップグレード状態。出発二週間前で、半分以上が埋まっている状態でかなり厳しそう。旧機材となる遅い方のフライトも結構混んでるんですよね。で、どうせ最終目的地は一緒だからNRT-SEAに変更する手もあります。こちらはまだかなり余裕があるので、直ぐにアップグレードが確定しそうなんだけど、難点はマイルが減ることと(をぃ)、到着が朝の9:00頃なので少し早いかなと言うこと。今のNRT-SFO-SEAだと、お昼過ぎにシアトルに到着するので、空港からホテルへの移動時間も含めると丁度チェックインに都合の良い時刻なんですよね。今回は荷物が少しあるので、出来ればスーツケースを転がして時間つぶしみたいなことは避けたいところなので迷います。もう少し様子を見て、厳しそうなら経路変更かなぁ。前回はアップグレードに失敗して、何年かぶりにY+で太平洋横断したわけですが、一応通路側の席を押さえてあるので、何とか我慢は出来ると思うんだけど... 悔しいのは、そうなるとSWUでアップグレードされるのが、接続する国内線部分(SFO-SEA)だけになるので、とっても勿体ないと言うこと。前回はNRT-SFO-BOSというフライトで、国内線も5時間位あるから、まぁ許せたけれど、今回は2時間弱のフライトですからね。C/P的にちょっと許せません。前回は、もっと早めに席が埋まっていたので、今回はまだ希望はあると思うんだけど、もう一週間くらい様子見かな。でも、このままだとゲートでアップグレード確定という一番厳しい状況になりそうで怖いです。

チケットの方も心配ですが、何時も使っているキャリーバッグを今出張している弟に貸しているので、その代用品を準備しないといけません。買うのも勿体ないしと思う反面、キャリーバッグよりも大きめのチェックイン前提のスーツケースがあっても良いかなとも思い始めていて、レンタル品にしようか購入しようか最近ちょっと迷っています。今回は先に空港に送っておくつもりなので、出発前木曜日に宅配業者の集配があるはず。となると、水曜日には荷造り完了しないといけないので、遅くとも来週末までには買うか借りるか決めて準備をしないといけません。うーん、何か買ってしまいそうな気がする... (続く...)

Google Blogger (5)

昨日削除した既に投稿済みの記事、今朝投稿の編集画面を開くと、またこの記事がまた下書きとして表示され、さらに新しくこの記事この記事が今度は下書きとして表示されています。日付が昨日の日付になっていたり、ラベルが入っていなかったり、さらには前日の記事の続きになる記事なので、連鎖的にデータがおかしくなっているんだろうか。これで終わるかどうか分からないので、取りあえずGoogle Bloggerの問題報告フォームで状況をレポートしておきましたが、さてどうなるか。

以前、別のシステムでBlogを書いていたとき、同じようにデータが壊れる問題があって、管理チームが一週間くらい掛けて元のデータを戻したりしたんですが、同じように幽霊記事みたいなものが出来たり、以前はリンクしていた記事の関係が壊れたりと散々。一応修復できるところは自分で一つずつ直しましたが、元データがDBの中に格納されていて、それが表示されるときに問題が発見されるから大変そうですね。HTMLではき出していてくれれば、そのままreplaceコマンド一発とかで直すことも出来るだろうし。あぁ、ローカルで変換しても結局大本のDBの内容を修正しないとダメか。

まぁ、いずれにしても早く終息して欲しいトラブルです。

サラリーマン川柳

第一生命が毎年募集している「サラリーマン川柳」。今年も、うんうんと頷けるもの、思わず笑ってしまうもの、身につまされるもの、いろいろですねぇ。その中でも仕事柄一番気になるのが第五位の「指舐めて、ページをめくる、アイパッド」ですねぇ。まぁ、川柳の内容としては電子書籍になっても普通の書籍のクセが抜けない事を自ら揶揄しているんですが、これって電子書籍と印刷書籍の間の問題の一つでもあると思います。

印刷書籍の場合、その構造上ページを「めくる」という動作が必要なわけで、それが右から左(和式)か左から右(洋式)かの違いはあるけれど、世界共通の動作の一つ。で、電子書籍はその「ページめくり」のメタフォアを平面の画面上で模倣することで、「書籍」というイメージを与えています。新しいプラットフォーム移行のために必要な効果的なギミックの一つと言えるんだろうけど、これが逆に電子書籍の可能性を限定している気がします。

私もよく本を読むので感じるんですが、あの「めくる」という動作、例えば文庫本の場合、単に次のページに移動するという意味だけでなく、出来るだけ読んでいる文章が途切れないように、左のページ(和式の場合)の中頃くらいまで読み進むとページをめくり初めて、めくりつつ縁の部分を少し平行にして最後の部分まで読み切ったところで「ぴっ!」と次のページの先頭部分が目に入り、そこを読みながらページめくりが完了する、と言う動作を繰り返していると思います。で、この動作は三次元の世界だから成立する方法であって、平面に時限の世界ではどうしても手前に来る部分が後ろの部分を隠してしまうので、実はあの「めくる」動作は電子書籍では読みにくいんじゃないかと思っています。

じゃぁどうしたらいいのかというと、自分としては電子書籍は「巻物式」の表示をするのが良いと思うんですよね。要するにページが左右に横スクロールするイメージ。「巻物」と聞くと、どうしても巻かれた紙をだーーーーっと一気に解いて長ーーーくするイメージがありますが、あれって反対側で巻き取りながら読むんですよね。オールドファンなら、「オープンリール方式」と言えばピンと来るはず。あのイメージが平面に表示する電子書籍では一番あっていると思うんですが。勿論、データ(文章)部分は共通なので、表示スタイルとして原稿の書籍方式と巻物方式が選択出来るようにすれば良いだけなんだけど。そういうI/Fにしてくれれば、本を舐め舐めめくる人手も、タブレットを使うときは舐めなくなるんじゃないだろうか。

2011年5月18日

Google Blogger (4)

終息したかと思っていた先日のGoogle Bloggerのトラブル、ところが今朝記事を投稿しようとログインすると、すでに公開済みの記事(これこれ)が、何故か「下書き」としてリストされます。でも、同じ記事はちゃんと公開されているし。昨日の朝の時点ではこんな「幽霊記事」は存在していなかったのは確か。「これを消したら、公開している記事も消えないだろうな」とおそるおそる「下書き」状態の記事二つ削除してみました。

一応、大丈夫みたい(ほっ...)。5月11日から12日のトラブル時のコメントをリカバーしたと書いてあるので、その副作用なんでしょうね。でも、どちらの記事にもコメントは付いてないんだけど。取りあえずは、今週後半に出す予定というレポートを待ちましょうか。

ThinkPad X1

昨日発表された、「ThinkPad最薄の"ThinkPad X1"」やっと慣れてきた「サン桁モデル番号シリーズ」なのに、今度は一桁。これ、このThinkPad X1の次期モデルがもし登場したらどうするんだろう。"ThinkPad X2"? いゃ、やっぱり"ThinkPad x1 MarkII"だろう(爆!)。

で、色々記事を見て気になるのはやはり「重さ」。1.69kgとなっていますが、ACアダプター類とかも合わせると2kg近くかぁ... 以前使っていたThinkPad T60系が、やはり1.6kgとか1.7kg位だったと思うんだけど、本体を鞄に入れたときのずっしり感が凄かったんですよね。出かけるときに、色々にもつを鞄に入れて、この時点では「重い」という意識は無いんだけど、最後にThinkPadを入れた途端に、鞄の重さが二倍三倍に一気に増加する感じ。それをX200sに変更した時には、実際の重さの違いは600gとかそんなもののはずなんですけど、もう全然違う。極端な話、ThinkPadを入れても鞄の重さが変わらない感じ。それだけ、この数百グラムの差は大きく感じるものです。 このX1は、強度を出すためにゴリラグラスとか内部のロールケージとか、必要なのは分かるけれどもう少し軽くならなかったかな、と。記事を読むと、内部のバッテリーは2カ所あるみたいですが、これも一つにしてもう少し軽くならないだろうか。二つで5時間ちょっとなら、一つで2時間半位ですが、自分の使い方だとこれで十分。しかも、それなら15分で80%チャージ出来るわけだし。

もう一つは、13インチで1366×768という解像度。いまのX201s(その前のX200sも)が1440×900ですから、かなり物足りない。 このX1と同じ13インチモデルのX300が出たとき、1440×900という解像度が魅力で、それだけで買おうと思ったくらいで(結局、悩んでいるうちにX200sが登場してきたんですが)、そこが残念。フラッグシップだから何でもかんでも最高でなきゃいけない、とは言わないけれど、でも基本的な所だと思うんだけどなぁ、重さと解像度って。

2011年5月17日

docomoの夏モデル

発表されたdocomoの2011夏モデル。スマートフォン中心の発表で、やっと電子マネーサポートも入ってきたので、ちょっと買い換えの虫がうずうずと(笑)。今使っているP-09Aを購入したのが2009年の08月なので、今回発表された新モデルが発売開始されて、初期不良が落ちる位のタイミング(マテ)。

気になるのは、やっぱりソニエリの「Xperia acro SO-02C」。電子マネーにWi-Fiに、GPSやGSMと自分が必要な機能は全て入っています。134gと、これまでよりも重くなるのがどうかな、という感じ。で、重さに注目すると、NECの「MEDIAS WP N-06C」は113gで7.7mmとかなり魅力的。勿論、先に挙げた必要な機能は全部入っているし、NECらしく面白いアプリなんかもちょっと使ってみたい気がします。

いゃ、本当なら今の携帯同様Panasonicさんを使い続けたいんだけど、今回のパナのスマートフォン「P-07C」って、一番肝心なおサイフケータイ機能は無いし、重い(140g)し厚い(14mm)と、ちょっと(かなり?)ダメダメ。次回以降に期待ですかね、パナのスマホは。あと、富士通の「F-12C」とSHARPのAQUOS PHONEですが、これらはちょっとみると少し好みじゃない感じなので暫く様子見でしょうか。

うーん、やっぱりNECのMEDIASがよさげなんだけど、この薄さで強度はどうだろう。多分ジーンズの後ろポケットに入れて歩き回るだろうから、ちょっと腰掛けるときに圧力がかかって「バキッ!」じゃ困るし... まぁ、店頭に並んだら毎週末はスマホチェックですかね。まだ発売まで時間もあるし(すでに買い換えモード突入か)。

バッテリー寿命 (2)

昨日バッテリーのリセットをしてみたんですが、予想以上の効果がありました。実行前は、18.82Whだったバッテリーが、リセット後は26.61Whまで回復。定格容量が28.80Whですが、使用開始から2年半位経過したバッテリーですから、これだけ戻れば十分。これからは時々チェックしてみないと(笑)。また暇を見つけて、残っているバッテリーもリセットしてみることにします。

こういう基本的なメンテナンスも、ちゃんと定期的にやらないと駄目ですね。と、深く反省(笑)。

2011年5月16日

スーパークールビズ

「これまでのクールビズをさらに進めて、ポロシャツ、アロハ、TシャツにジーンズもOK」と聞いたときには、何処かのIT/ソフトメーカーの話かと思ったんですが、これがお堅いイメージのあるお役所、環境省で認められた「スーパークールビズ」と聞くとかなり印象が違ってきます。ポロシャツはまぁ良いとしても、「アロハシャツ」っていうのが凄い。出来れば沖縄の「かりゆしウェア」も入れてくれると、ポイント高かったけれど(笑)。ジーンズも、「破れてだらしない物」は駄目とのことだけど、ダメージ系はどうなるんだろうか。破れている物=だらしない、なのか、破れている物でも「デザイン」ならいいのか。例えば、破れているくらいなら良いけれど、そこから下着が見えたら駄目とか、糸が外に垂れている物は駄目とか。ジーンズが条件付ながらOKなら、カーゴパンツはどうなんだろう。無地ならOKだけど、迷彩は駄目とか(をぃ)。

扇風機利用の一つになるんだろうけど、「風」があるとかなり印象が違いますよね。オフィスのように密閉された空間で、エアコンだけ止められると空気が滞留して暑いだけ。送風だけでも実行してくれると、あちこちで扇風機を使って逆に電力消費が上がらなくて良いと思うんだけど。要するに、湿度が低くなって、かつ身体の汗(水分)を継続的に奪ってくれる仕組みがあれば、空気全体を冷やさなくてもそれなりの清涼感が得られるわけだから、除湿剤と扇風機を上手く使ってオフィス内の空気を滞留させれば、密閉空間でもそれなりに過ごせそうな気がするけれど。

ところで、先週注文した扇風機が早速届きました。これまでの扇風機というと、丸い形がほぼ100%何ですが、最近はこんな縦型タワー型の物もあるんですね。日立と東芝2種類あったんですが、今後夏は勿論冬場の暖房時にも部屋の中の空気を撹拌することに使うので、「ピコイオン機能付き」の東芝製F-TN5Xを購入。で、届いた製品を見てびっくり。結構大きい... 一応サイズは見て買ったんですが、予想より一回り以上お大きい感じ。

使ってみての感想ですが、これまでの扇風機だと風が筒のようにピンポイントで当たる感じだったのが、これは帯のように縦長の風が送られてくるので、個人的にはこちらの方が好みです。首振りや風の起用弱にタイマー機能も内蔵しているので、今後夏の暑い中でもクーラー使用はかなり押さえることが出来そうです。特に熱帯夜のようなときにも、この子が今年は活躍してくれそう。在宅勤務の強みで、今年の夏は「スーパークールビズ」の上を行く、「ウルトラスーパークールビズ」で乗り切ろうと思います。トランクスにランニング姿で(笑)

FDA×D'URBAN

何かの時に「あれ? FDAの2号機(青色機体)」とTV-CMを見ていて気がついたことがあったんですが、あれってD'URBANのCMだったんですね。D'URBANのサイトにはそのCMも登録されていますが、こんなかっこいい内容だったろうか(笑)。「富士山静岡空港」の名前通り、もっと大きくくっきりハッキリ富士山が見えると、さらにロケーション価値が高くなるんだろうけど、ちょっと小さいですからね、空港から見える富士山。

そのFDA、もう一つの拠点空港である名古屋小牧空港から、岩手花巻と青森に路線を増便。撤退したJALの路線を事実上復活したものですが、本家の静岡空港に比べて路線開発が進む第二本拠地の小牧の状況にちょっと不安も。まぁ、企業として善意だけでは成り立たないのも事実で、ニーズがあり可能であればより利益の高い場所、路線進出も仕方ないんですけど、それがさらに進めば結果的に静岡空港撤退なんていう可能性もあるわけで、やはり地元の一人としては複雑です。

未だ厳しい状況にある静岡空港ですけど、やっぱりまだまだ「静岡県民」って空港慣れ・飛行機慣れしてないと思うんですよね。どうしても移動手段と言うことになると、近場なら車、遠出するなら新幹線というある意味DNAが刷り込まれている。飛行機を利用するのは海外に行くときくらい、なんていうのが平均的静岡県民じゃないだろうか。そこをまず払拭するためにも、空港の周りに人が集まることが出来る施設が欲しいなと思いますね。個人的にはアウトレットモールが一番なんだけど... そこまで行かなくても、今回のCMのように少しでも露出度を高めていけば、と期待してるんですが、何処も同じ事は考えるんでしょうね。競争は厳しいです。

バッテリー寿命

ビジネスのメインマシンとなっているThinkPad X201s。以前購入したThinkPad X200とバッテリーが共通なので、オプションで購入した物も含めて、4つのバッテリーを順番に使い回して劣化を出来るだけ避けるようにしています。で、先日新幹線の中でこのX201sを使っていたとき、新横浜に到着する少し前にローバッテリーの警告が出てきました。この時は、ちょっとファイルアクセスが多数発生するような仕事をしていたので、それでバッテリー消費が大きくなったんだろうなと思っていたんですが、バッテリー情報を確認すると、このバッテリー(3セルスリムバッテリー)、定格容量28.8Whのところ現在の満充電容量が18.82Whにまで減っています。サイクルカウントは67回なのでまぁそれなりの値だとは思うけれど。製造年月日が2008年10月となっているので、多分最初に購入したThinkPad X200sに付けた物(購入時に、標準の6セルバッテリーから3セルに変更して購入)でしょう。

特に直ぐに何かと言うことはないけれど、少しリフレッシュしてみましょうと言うことで、その劣化しつつあるバッテリーを現在は予備機となっているX200sに取り付け、バッテリーリセットを実行を今日は朝からしています。放電と充電を繰り返すので今日は一日(もしかしたら明日も?)、このX200s君は机の端で地味ーーーーにお仕事です。考えてみたら、このX200s君も、X201s君が来てからずっと予備機、バックアップで、時々メンテナンス目的で電源を入れてあげる以外ずっと棚の奥で眠っています。勿体ないので何か利用方法を考えないと... 

2011年5月15日

Google vs Facebook

FacebookがGoogleに対しての意図的ネガティブキャンペーンをPR会社に依頼していたという話。この手の話は、特にUSなんかだとそれ程珍しいことではないと思うけれど、"Open"をうたっているFacebookが、というところがミソですよね。Facebookも、居直りみたいな感じでGoogleに対しての主張を展開しているけれど、まぁ分はFacebookに悪いですよね。

私の世代なんかだと、Microsoftがまさにこの悪役のポジションにいて、「悪の帝国」などとも言われていた時代があったけれど、結局大きくなれば目立つし叩かれる、大きくなれば自社を守ろうとする姿勢に入る、ということなんだろうな。Googleも、急成長していたころの「斬新さ」「新鮮さ」みたいな感じが、最近は少し薄れてきたように思います。勿論、その頃に矢継ぎ早に新しいサービスや機能を提供していた驚きに対して、最近ではGoogleに慣れてしまっている点は割り引かないといけないけれど。

何となく、結局はどちらも「企業」であり利益追求しなきゃいけないから、こういうことが発生するんですよね。変な話だけど、利益追求が必要ではなくサービス実現とかユーザー利便性の向上みたいな事が、そのサービスの理念であったならば、よりよい物にもう一段階ステップアップできるならば、例えば今までに築き上げたそういうサービスやユーザーをさらによりよいサービスや環境に対して無償でオープンにする提供することが最も自然な行為だと思うんですよね。でも、GoogleやFacebookは「無償サービス」とは言いつつも、その裏では利益が獲得できるビジネススキームがしっかり存在しているわけで、結局はそこをどのように維持し拡大するかというのが企業目標になってしまうから、こういうことが生まれるんですよね。ただ、ユーザーから見てみれば、気に入れば使う・気に入らなければ使わない、という単純なロジックで動くわけだから、その辺りは両方の企業には見失わないで欲しいです。

タブレットのキーボード

富士通が発表した2011夏モデル。いろいろなメーカーからタブレットが登場していますが、富士通は「キーボード付きタブレット」を今回投入。別に富士通だけでなくて、他のメーカーでも外付けキーボード付モデルなんかもあるので、別に富士通だけがどうのこうのと言うつもりはないけれど、そろそろタブレットに関しては「物理的キーボードは付けない」というルールを作ってはと言う気が最近しています。

勿論、これまでのPCユーザーからの移行を考えたら、慣れたキーボードは必須なわけだし、今のところ文字入力に置いてはキーボードが標準的I/Fであることも事実なんですが、それをそのまま継承していては、結局タブレットって、薄型軽量PCの範疇から出ることが出来ないと思うんですよね。

携帯電話の場合、もともと数字(電話番号)しか使わない前提で10キー配列が決まっていて、その後携帯メールやWebアクセスなどの機能が追加されてきたために、10キーに無理矢理平仮名入力やアルファベット入力をアサインして、それに伴い独自の入力機能も開発されています。それでも、(標準)キーボード入力が欲しいというニーズがあるから、スマートフォンみたいなデバイスも登場してきたけれど、そこでまたキーボードに回帰してしまう。個人的には、携帯での文字入力はキーボードに慣れた身としては正直苦痛だけど(最近それでも少し慣れてきたけれど)、でも携帯電話からスマートフォン(iPhone系のスレートタイプ)が登場したとき、「これって片手で軽快に入力できるようなI/Fが生まれてくるかも」と期待しましたが、今のところそれらしい物は殆ど見ません。 タブレットも同じような位置づけにあると思っていて、だからキーボード入力ではない、もっと別の「何か」を訴求して欲しいんですよね。しかも、携帯電話の時と違って、タブレットはSWキーボードで、基本的にどんなデザインでも機能でもSWで実現可能なはずなんですから。

次のブレークスルーを、何処かのメーカーあるいはSW会社でも良いから実現してくれないだろうか。JustSystemなんか、結構良いポジションにいると思うんだけど...

2011年5月14日

新幹線混雑戻る?

久しぶりに「金曜日の新幹線」シリーズ。今週は、試合と会社の仕事があり、G.W.最終日に都内に出て、翌日月曜日に戻ってきたりしたので、実は今週二回目の「新幹線通勤」。いつものように朝、バスで駅に向かい、何時ものように構内のスタバで朝食のサンドイッチとコーヒーを買って乗り込みます。自分の乗った指定席は、浜松を出るときは何時ものように1~2割弱位の殆ど空席の状態だったけれど、静岡駅から乗り込んでくる乗客は、震災以降減っていた頃の感じからすると、かなり盛り返したようです。満席とは言わないけれど、これまではせいぜい半分くらいだったのが、7割くらいは埋まってきた感じです。

夕方、やはり何時ものように新横浜から帰宅するときも、これまでは結構空席が目立っていたけれど、この日は以前のようにほぼ満席に近い状態で次々と車両が入線してきます。自分が乗車した車両も、これまでだと半分も乗っていない場合が多かったのに、この日はほぼ満席状態。少しは震災から経済も戻ってきた感じがして、ちょっと嬉しいですね。それと、これまでだと少ない乗客の殆どがビジネスパーソン風だったけれど、結構家族連れとかグループで観光に行くような雰囲気の乗客も目立つようになったこと。それだけ余裕が生まれてきていると言うことなんでしょうね。

通勤に利用している身としては、そこそこ空席があったゆっくり座れる方が良いけれど、まずは経済がちゃんと伸びないといけないから、暫くは混雑を喜ばないといけませんね。

15%節電メニュー

東京電力、東北電力に続き、中部電力も浜岡原発停止によって電力不足の状況になり、それが西日本各地の電気会社へも電力供給不安のドミノを引き起こしつつある今年の夏。家庭での電力消費目標も「15%」ということになり、こんな節電メニューも政府から出されています。家庭での電力消費を見ると、やっぱりエアコンの消費が一番大きいんですね。このエアコン利用を通常の70%位まで押さえれば、家庭での15%削減は可能になる計算です。ですから、政府もエアコン利用を止めて扇風機をと言うことを言っているわけですが、正直最近の生活環境で扇風機だけというのはなかなか厳しいのも事実。

自分の自宅は、まぁ「田舎」の部類に入ると思うのですが、それでも最近では周りに住宅も多く建ち並ぶようになり、自分が子供の頃と比べて周りの緑や自然も減ってきていて、昔のように扇風機だけで我慢できると言う環境ではなくなっています。さらに都会ではコンクリートやアスファルトで囲まれているわけで、外気を取り込んでもそれって熱風にしかならない。よく「エコで、昔の生活に戻ろう」と言うけれど、それは一つの主張としては認めるけれど、世の中の変化を考えると無理なことも多々あると思うんですよね。だから、「エアコンか扇風機か」なんていう二者択一じゃなくて、「エアコン50%+扇風機50%」みたいなマルチオペレーション(をぃ)で賢く省エネして、自分も楽に過ごすことを考えるのがいろいろな意味で一番賢いんじゃないだろう。

実は自分の仕事部屋兼寝室(約10畳)は、断熱材を目一杯入れて、床もサーバーやUPSさらにはラック(!)もとか置くことも将来的に想定して、床材を2枚重ねしていたりすることあり、結構保温効果が高くて夏のエアコン設定も28度では寒いくらいで、去年は猛暑と言うこともあったけれど、30度設定で使用したなんていうときも。以前は、扇風機で空気を滞留させていたんですが、もう10年くらい使っていた古い機種で2年前の夏前に使おうかと倉庫から出してきたら壊れていたorz で、それ以降はエアコンだけで夏は過ごしてきましたが、流石に今回は扇風機を購入しまた。実は、この省エネで扇風機なんてもう売り切れているかなと思っていたんですが、売り上げも伸びているけれど在庫も結構あるみたいで、丁度タイミング良くヨドバシさんからDMも届いたので、勢いでポチッと(笑)。取りあえず、今年の節電目標はクリアー出来そうです。

Google Blogger (3)

一昨日のメンテナンスの副作用なのか、何か失敗したのか、昨日はGoogleのBlog、Bloggerは一日混乱していました。表示は一応されるんだけど、ダッシュボードにはログオンできない。あるいは、昨日の日付であらかじめ投稿していた記事が表示されない。今朝になってステータスのページを見ると、昨日のトラブルの顛末が書かれていて、平身低頭で謝罪しているので、まぁ仕方ないかなと思うけれど。

自分の記事を確認してみると、US時間で水曜日(日本の木曜日)以降の記事に影響が。
  1. 5月12日と13日(予定投稿)のラベルが「□□デジタル生活」と頭にゴミデータが入った変な物に変わっている。最初は、以前から使っているラベル「デジタル生活」の文字化けかなと思ったんですが、それ以外のラベルを指定していたはずの記事まで、このゴミデータに変わってしまっています。
  2. 5月12日と13日の投稿時刻が、どうも実際に記事を編集した時刻、あるいは何か別の時刻に変わっている。個人的理由から、投稿時刻は「09:00」に合わせているので、時刻設定を変更して再投稿。
  3. 5月13日の予定投稿時刻が「05/12/2011 xx:xx」になっているにもかかわらず公開されていない。本当は5月13日09:00に公開されるはずなんですが、どうも前日準備した時刻になっている。で、すでにその時刻は過ぎていて「下書き」状態でもないのに、未公開のまま。もう一度日時設定して再投稿したけれど...
 取りあえずデータロスは無かったみたいだし、今のところ元の状況に戻ったみたいなのでやれやれですかね。私もサーバーの管理者みたいなこともやっているので、この手のサーバーとかデータ管理の難しさ大変さはよく分かるので攻める気にはならないけれど、でももうちょっと作業状況なりステータスなりを分かりやすく掲示して欲しいとは思いますけどね。

2011年5月13日

音で発電

韓国で研究されているという、「音で発電」する技術ですけど、日本でもやってますよね、「(株)音力発電」で。韓国の例では、100デシベルで50mvですけど、音力発電の例だと、口の前で「あぁぁぁぁぁぁ」と声を出してLEDを複数個点灯させていたから、もっと効率が良いんじゃないか?音力発電の場合、すでに踏んで発電する床の実証実験とかやっていますし、ボタンを押したときに発電して動作するリモコンとかも作ってましたよね。

電子工作の経験がある人ならよく知っているけれど、マイクやスピーカーに向かって声を出して、その時に発電した電気でメーターを動かしたりする回路なんかはよく作ったもの。それとは比較にならないくらい効率が良いのかもしれないけれど、でもわざわざ記事で取り上げるほどの内容なんだろうか。

エコエネルギーという観点から言うと、例えば車の多く通る道路に振動発電機とバッテリーを設置して、通過する車の振動で標識とかの点灯をしたり、工場などでの工作機械の振動をまとめて発電するなんていうことも可能になるかもしれない。ただ、どうしても発電量は少ないから、そういう発電方法を実用化しようと思えば、そういう少ないエネルギーでも動作する素子や回路設計も並行して行わないといけないわけで、そういう物が登場してくると実は今の技術でも長時間利用可能とかできるわけで、結果的に元々の発電することよりは、省電力動作と言うことが重要なんだろうなと思います。

でも、音で実用的な発電が出来るようになると、世の中がちょっと(かなり?)騒々しくなりそうで、それはちょっと困りますね。それなら振動発電を実用化して貰って、みんなヒップホップを踊りながら歩くようになった方が... それも、年寄りにはきついかも(笑)。

Chromebook

GoogleのChrome OSで動作する"Chromebook"がAcerとSamsungから発売されるという記事。どれどれと期待して記事を読んだんですが、1.48kgとか1.34kgとか、今使っているThinkPad X201sよりも重いじゃん orz それなら、X201sを持ち歩いた方が、色々な意味で便利だよなぁ... ちょっと(かなり?)がっかり...

固定電話と携帯電話

昨日の携帯電話の番号の話を書いた後、ふと思いついて固定電話の加入者数を調べてみたんですが、去年末の時点でぎりぎり4,000万件を超えていたくらいの状態なので、多分今現在では4,000万を切っていますよね。方や携帯電話は1億2000万人を超えていて、ほぼ日本人一人が一台所有している計算になります。加入者数ではほぼ三倍の違いがあるわけですけど、でも未だに信用度というか、固定電話の番号がないと契約できない・ビジネスにならない事が多いのが不思議です。

最近では携帯電話の番号でもOKになったけれど、少し前までは固定電話番号が無いとクレジットカードが契約できないことがありましたよね。私がまだ横浜のマンションで生活していた頃、そのマンションは電話機が作り付けになっていて、本体が壁掛け式で、ワイヤレスの子機が付いているものだったんですが、何年かしてその子機が使えなくなりました。バッテリー交換しても駄目だったので、内部の何か故障だったのかもしれないけれど、そんなことがあって固定電話は使わなくなり、また「2000年問題」の頃で非常時に直ぐに連絡が取れるようにと言う話が会社からあり、初めての携帯電話となるPHSを買ったのがこの頃でした。で、通話はもっぱらPHSでするようになったので固定電話をあるとき解約したんですが、その後で先に書いたように「電話番号(=固定電話番号)」が必要な場面が沢山あって驚きました。で、「無い」と言うと、「じゃ、ご実家の電話番号で結構です」なんて言われて、結構いい加減だなと感じたんですが。まぁ、もう10年以上前の話ですけど、最近では流石に契約書なんかに携帯電話番号のフィールドが出来て、そちらでもOKと言う場合も多くなりましたけど、まだまだ固定電話番号が必須というのは違いありません。

今は浜松に戻り実家にいるので、必要ならば自宅の固定電話番号を使えば良いのだけど、生まれたときから使っている番号だから、これはこれでもし解約するとなるとかなり躊躇しそうですね。横浜の時の番号は、引っ越したときに新規契約した物だから、それなりに愛着はあったけれど高々数年しか使わなかったから解約するときもそれ程未練はなかったし。大体、それ以前から知り合いとかとの連絡はメールベースでしたし(笑)。まぁ、090/080の番号が無くなり、070も携帯電話が使い出すようになれば、固定電話番号がサブの位置になり、携帯電話番号が個人識別IDみたいな位置づけになるんでしょうね。

2011年5月12日

070も携帯に解放

最近では、タレントの佐々木希さんのCMでちょっと持ち直してきたかなと思うPHS用の局番だった070を、枯渇が予想される090/080の携帯電話の番号に解放するという記事。局番一つで9000万件くらいあるそうなので、ほぼ日本人一人に携帯/PHS 2台持ちしている計算になりますね。例えば弊社の場合もそうですけど、外回りの多い営業さんなんかは会社支給の携帯/PHSと自分の携帯も持っていますし、場合によっては個人持ちはスマートフォンと携帯2台持ちで、合計3台の場合も。いゃいゃ、自分だって2-in-1サービスを利用しているから、物理的な携帯電話は1台でも使用している番号は2つですから、実は090/080/070の三つでも直ぐに足りなくなりそうですね。

有限の数の組み合わせだから、いつかは使い切ることは確かですけど、そのうちアマチュア無線のコールサイン再利用のように、すでに利用者がいなくなった番号の再利用なんかも進むんでしょうね。固定電話の頃は、解約して2年とか3年過ぎると新しいユーザーにアサインされるようになったと思うけれど、一度フォーマットが決まってしまうと、なかなか拡張していくのも難しい話ですね。

携帯翻訳機能

ITが実現する「夢」には数え切れないくらいあるわけですが、その中でも昔から存在していた夢の一つが「翻訳機能」と言っても良いと思います。特に、日本の吹き替え技術の高さから、海外の映画とかドラマを普通に日本語で見ていた記憶が刷り込まれているので、自動翻訳についてはそれが「普通」という感覚が自分なんかはあるんですが、実際にはまだまだハードルが高い技術なのも確か。

一つは自由文脈で話された「文章」をデジタル加工可能なテキストデータに変換する「音声認識」がまだ難しい事。もう一つは、そうやって認識された「文章」を目的の言語に翻訳すること。ここはある程度辞書が充実すれば可能泣きもするけれど、だからといって時間がかかっては仕方ないし、元になる文章が余りに口語口調だったり、省略が多いようだと変換も出来ないだろうし。最後は、翻訳された文章を読み上げる機能ですけど、これについては最近の技術で結構使えるレベルになってるんじゃないでしょうか。

そんな夢の技術に少し近づくかなと言う記事。あんまりドラえもんは見ていないので「ほんやくこんにゃく」は知らないなぁ。自分の世代だと、「ジョー90」のビッグラットで目的の言語知識を刷り込んで貰った方が早いけれど(笑)。まぁ、生体に直接情報を書き込む技術はまだまだ未来の話だろうけれど、それなりの能力を持ったスマートフォンや携帯デバイスにその一部を代役させる事は結構可能性が見えてきたように感じます。自分が社会人になった25年前くらいの事を考えると、まだ携帯電話やノートブックパソコンなんて無い時代で、持ち歩くデジタルデバイスと言えば、四則演算可能電卓とか、せいぜいがHPの関数電卓辺りが「最高性能」だった時代。今の携帯電話の機能で、当時の関数電卓を遙かに凌駕していることを思うと、やっぱり技術革新のスピードって凄いなと感じます。

この技術のために投じた予算が5年間で100億円ですか。決して少ない金額ではないけれど、年間20億円の予算てまだまだ少ない気がしますね。勿論、将来必要な技術はこれだけではないので、他にもやらなきゃいけない技術はあるわけですけど、でもやっぱり「自動翻訳」っていうのは早く実現して欲しい夢の一つなのは確かです。

2011年5月11日

Windowsの使用電力

Microsoftが試算した省電力ツール利用時の電力削減が、3割位可能という記事。これだけ見ると凄そうだけど、実際には特にノートブックユーザーは幾らかでも省電力機能を使っているだろうし、それを超えての削減は出来ないから、もう少し減るんでしょうね。勿論、やらないよりはやった方が良いけれど。ところで、ビジネスパソコンは良いけれど、より電力消費が激しそうな、ゲームマシンとか、何台もディスプレーを接続しているような個人投資家とか、そういう人達が頑張ったらさらに省電力出来るんじゃないだろうか。

例えば、ゲームPCのディスプレーアダプターは、最大xxxW以下、とか。マルチディスプレーは、最大2台まで出、それ以上は1台毎にxxx円課金する、とか。それを言ったら、アーカイブデータはどんどんテープやメディアに吐き出し、NASやDASD利用している場合は、xxxTB辺りxx%の税金を払うとか。さらに言えば、ワイヤレスは一日何時間まで、外付けデバイスの使用は何時間まで、とか... うーみゅ、どんどん世知辛い世の中になりそう(笑)。

リーダーシップ論

大前研一氏というと、どうしてもマッキンゼー時代の「ビジネスモデル第一」みたいな印象が殆どなので、今回の震災後に発生した原子力発電所事故でどうして彼の名前が登場してきたのか、最初は凄く不思議だったんですが、元々は原子力屋さんだったんですね。で、その大前氏が書かれている震災関係コラムの一つ。福島第一の事故は未だ解決はしていないけれど、初期のような爆発事故や大量の放射能放出のようなこともなくなり、悪いなりにも安定してきているという印象を受けます。従って、コラムにも書かれているように、排出された放射能の影響も徐々に希釈化されていると考えるのが普通。実際、最近の映像を見ると、福島第一の現場で作業している人は別として、20km圏内で撮影されたと思われる映像も、軽装化しているように感じられます。「想定外」の所で今回の震災が発生した以上、必要以上に安全係数を設定しないといけないと言うことも分かるけれど、確かにもっと柔軟な対応をそろそろしないと、被災者の方の精神的な負担も大きくなるでしょうね。

で、昨日の首相記者会見で「(2030年までに原発比率 50%を定めた)エネルギー政策の白紙見直し」を言うわけですが、これも浜岡原発一時停止同様、唐突感・違和感を感じる発言。確かに今回の事故で、今後の原子力政策は見直しが必要だろうし、最悪の場合原子力発電全廃ということもあり得るでしょう。でも、現状でさえエネルギー不足が言われていて早急にエネルギーが必要なときに、原子力発電に直ぐに取って代わる事が出来る代替手段が今現在存在していないのに、そんな画に描いた餅の話をされても、という感じ。直ぐに思ったのが、前首相が言い出して結局反故にした「沖縄から米軍全面撤退」みたいな話。

仕事を通じて自分なりに体験した「リーダー・リーダーシップ」と言うことを考えると、大きく二種類あると思うんですね。一つは、アメリカの大統領型というか、「有言実行」タイプ。言うことも大きいけれど、それなりに実績も残すタイプ。ハイリスク・ハイリターンと言うと失礼かもしれないけれど、失敗もあるけれど成功も大きくてトータルではプラスになるタイプ。日本の首相では、小泉純一郎氏とか田中角栄氏辺りがこのタイプではないでしょうか。Visibilityもあるから世間的には受けが良いし人気もあるタイプ。もう一つは「番頭さん」タイプと言うとなんだそれですけど、表には出ないけれど調整して確実に仕事を進めていくタイプ。常にワーストケースを想定して複数のアクションプランを準備したり、杓子定規ではなく臨機応変に対応しようとするタイプ。日本の首相ではちょっと思いつかないけれど、もしかしたら佐藤栄作氏辺りは近いのかも。「結果が全て」という感じだから、本人は余り芽だ立たなくて、かえって部下の方が目立つような感じですかね。よく言えば「根回し上手」だけど、それが度を超してしまうと「談合、密約」なんて言うことにもなりかねないけれど。

で、見た目はそれらと同じように見えるけれど、実態は真逆な駄目駄目リーダーのタイプもあるわけで、全社の場合は「口先だけリーダー」。理由はどうあれ、何故か高いポジションに付いてしまったので、下に付くものは言うことを聞かなきゃいけない。でも、出てくる言葉は無理難題とか思いつきとか、とにかく「見た目や結果の大きさ」が最優先で、大局的な考えとか計画は考えられない人。一番苦労するのがこのタイプで、よかれと思ってやったことであっても自分の意向にそぐわないと気にくわなかったり、逆に自分よりも評価されると気にくわないタイプ。もう一つの「調整型」も、駄目なタイプは自分では何も出来なくて、その下で部下が一生懸命動いて何とか組織を回しているタイプ。本人は一生懸命やっているのかもしれないけれど、下から見ると一生懸命邪魔しているとしか見えないタイプで、とにかく黙ってイスに座っていて、必要な判子だけ押してくれと願いたいタイプ。

前者の場合は、トップダウン型の意志決定プロセスですが、この手のプロセスの場合、「トップが言えば後は何とかなる」と勘違いしている場合が多いですよね。トップダウンの場合、リーダーが提示しなきゃならないのは、ゴールと方向性。でも、多くの場合ゴール(目標)だけ言及して終わりになるので、その下のプロセスが迷走して結局ゴールを見失ったり、別の道に迷い込んだりして失敗するわけです。だから、リーダーとしては常に方向性を見失わないように、強く確実なメッセージを常に発信しないといけない。その継続性と信頼性が、そのリーダーシップに要求される最大の資質とも言えるんじゃないかと。一方後者の場合は、ボトムアップ型のプロセスであり、リーダーは大局的に子プロセスの進捗状況を見ながら、最終目的に向かってリソースやアウトプットを修練させていく方法。個人的には日本人好みの、これまで成功してきたシステムだと思いますが、この場合単にトップに立つリーダーだけでなく、中間層やそれぞれのプロセスを牽引する、チームリーダーとかタスクマネージャーみたいな人材にも恵まれないと、一部のプロセスが破綻するとその修復で多大なリソースが必要になり、全体に影響する事もしばしば。だから、スキルがあって経験も積んでいるチームだと無敵とも言える効果が出るけれど、そこに至るまでが大変とも言えます。

今の日本を見ていると、旧来の調整型システムが疲弊して不具合が目立ち始めたところに、小泉型のトップダウンプロセスの成功体験を共有した国民に、実はうちの方はもっと斬新なトップダウンシステムですよと綺麗なプローシャー(マニフェスト)を持って甘い言葉で勧誘してきた民主党につい「お得だね!」と契約したら、実は「トップダウン」は"Top Down"でも、駄目な方の"Down"だったというオチだった、と言ったら言い過ぎだろう(笑)。

MicrosoftがSkypeを買収

仕事柄急に降ってわいてきた気になる話題が、一気に現実に。MicrosoftがSkypeを約85億ドルで買収という記事。SkypeはMicrosoftの一部門"Microsoft Skype Division"になり、今後はMicrosoftのXbox、Kinect、Windows Phone等をサポートするようになるとのこと。

自分のささやかな経験から言うと、MicrosoftのWindowsは"Client-Server"というネットワークシステムを拡大してきた大きな原動力の一つだと思うけれど、今回のSkypeの取り込みによって、今度は"P2P"系のネットワークシステム拡大を狙うんだろうか。やり方(方法)にも寄るけれど、サーバー経由型のP2P系システムなら、MSとしてもサーバーOSは売れるし、メリットは大きそうですね。

まだネットワーク環境が今ほど「常時接続」が整備されていなかった頃、Windows XPの頃かな、Windowsの機能の多くが常時接続を期待したサービスを前提にしているのに、肝心の常時接続サービスや機能がまだ未熟で結構フラストレーションを感じていました。今でも、まだ十分ではないけれど、でも幾つかのサービスや機能を組み合わせれば、ほぼ問題無くネットワーク常時接続環境を手に入れることが出来ます。そういう時代になって初めて、今回のSkypeのような機能が生きてくるんだなと感じますね。

ほんの数年前に、当時横浜にいて済んでいたマンションに引かれていたiTSCOMのケーブルモデムを利用して常時接続での高速インターネットサービスを経験して、こんな便利な物があったんだと感激したけれど、それでも固定ネットワークだったからVoIP系のサービスに関してはあまり興味が沸きませんでした。一つは、まだ音声品質が今ひとつ(昔の携帯電話MOVAより酷かった)と言うこともあったし、当時は固定ネットワークだったから、わざわざNTTの固定電話以外に通話機能をインストールする理由が無かったから。でも、最近ではUQ WiMaxを使うようになり、新幹線での高速移動中を除けば、ほぼ常時接続できるようになったので、例えばX201sを起動しているときはSkypeをいつも起動させている、なんてことが可能になったし、それによる利便性も感じるようになりました。やはり、どんなに便利なサービス、有益な機能でも、TPOが合わないと駄目と言うことでよね。

ところで、Microsoftにとってネットワーク系サービスはこれまで鬼門だったわけで、やっとXbox等で明かりが見えてきたかなという気がするんですが、今回のSkype取り込みでどうなるんでしょうか。今ではVoIPの代名詞のようなSkyepですけれど、無料利用者が多くなりすぎて赤字も出ていたそうですけど、そのマイナスをどうやってMicrosoftはこれからリカバーするんだろうか。Windows8には間に合わないだろうけど、Windows9辺りでは内部機能の一つとして取り込んでくるんだろうか。うーん、ちょっと困るかも、色々仕事で...

2011年5月10日

地域バックアップ

震災により発生した問題の一つに、行政機関が津波などで災害に遭い、戸籍や住民票等の市民・住民情報が喪失した事があります。幾つかの市町村では、戸籍の台帳が喪失して、何とか複製のバックアップが残っていてほぼ回復可能な目処が付いたことは不幸中の幸いだと思うけれど、こういう情報のバッアップ、さらには公共サービス等を迅速に立ち上げるために、サービスや必要なリソースのバックアップが必要だなと改めて感じました。企業活動ならば、例えば東京に本社があれば、大阪支社に本社機能のバックアップを置くとか、データセンターが関東にあれば、そのバックアップサイトを九州とか北海道に置くとか、その手の対策はそれなりの規模の会社ならやっていることですが、組織規模として結構大きくてかつ重要度の大きい自治体とか公共機関のバックアップって、実はそれ程ちゃんとしていなかった、限界があったことが今回分かったのではないかと思います。

ただ、企業情報ならばまだしも、住民の個人情報ですから、それ程簡単にバックアップを作ればよいと言うわけにも行かないと思いますけどね。今回静岡県も、東北地方の被災した自治体に応援を送ったりしているけれど、そういう相互協力体制というも今後必要でしょうね。ただ悩ましいのは、何処でいつ震災や大きな災害が発生するか分からないから、分散する地域を何処にするのか決められない事と、余りに距離が離れすぎていては物理的な支援が届かないだろうということ。静岡県の場合、日本のほぼ中央にあり、東名高速道路を初めとして東西にも南北にも移動しやすい位置にあるから、比較的提携先・協力先地域の設定はしやすいのでしょうけど、それでもそれでは北海道の何処かととか、九州の何処かととか言う話になると大変。

ここでふと思ったんですが、こういう状況にこそ「仮想日本列島」みたいな物を作って、自分の地域のバックアップをその仮想日本列島上の自分の地域にマップしてバックアップし、必要なときにはその仮想日本列島からデータをダウンロードするような仕組みって出来ないだろうか。「仮想日本列島」の実態は、全国に分散している例えば自治体のサーバー上にクラウド的に構築しておき、一部が被害にあって停止しても、その部分のデータ派別の場所のデータで復元可能にしておけばよいし。そこに、電力会社とか交通機関、さらには食料関係、飲料関係、生活必需品関係の企業データも相乗りして、今回のような震災が発生した場合には、その仮想日本列島上で物質移動シミュレーションをすれば、それが現実の物流に反映されて管理できるような仕組みってどうだろう。データが1カ所に集められることで、全体の把握も出来るし、今回のように元々のインフラが全て津波で流されてしまっても、それと同じ物が仮想世界に残っていれば、現実世界で使う端末は、iPadでもPCでもインターネットカフェのPCでも何でも良いわけだし。

それだけのデータが集まると言うことは、当然セキュリティに関しての不安も大きくなりますが、今でも同じ種類のデータを現実世界で扱っているわけだから、その仮想世界をまずは閉じた環境で構築するくらいはそれ程問題にならないような気もします。要は、行政のやる気ですよね。それに、一度そういう環境が構築されれば、過疎化している小さな自治体等は逆に通常業務をこの仮想世界で行うようにしたら負担が減るんじゃないだろうか。現実的な物理端末は過疎地域にあっても、そこから入力されたデータの処理とか保管は仮想世界でやって、実はその仮想世界の処理をしている物理世界のリソースは静岡県のある部署だったり、という感じで。被災地の様々様子がテレビや新聞で伝えられるけれど、その中でも印象的なシーンは家族やいろいろな思い出の残る写真やビデオを残そうとしていること。既に喪失した写真でも、デジタルでデータが残っていればもう一度印刷して提供するサービスなども既にスタートしているみたいですが、今後のトレンドの一つとして、どんどんデジタルデータに残してそれをクラウド環境にアーカイブしていく、ストレージサービスビジネスが伸びるような気がします。書籍の「自炊」がブームになったけれど、書籍だけでなく、例えば賞状だとか免許状、さらには3D写真やビデオで自宅の様子を記録してそれを保存してみたりということもあるかもしれない。

これまでにも、例えばSecond Lifeとか仮想現実みたいなサービスは幾つかあって、正直成功とは言えない結果を残してきているけれど、あれって現実世界とは違う事をやろうとして失敗しているわけですよね。それよりも、単純に現実世界のリアルタイム記録を残すだけ、みたいな仮想サービスなんかは、今回の震災を受けて生まれた新しいニーズになるんじゃないだろうか。FacebookとかTwitterは、能動的な記録保管とも言えるけれど、丁度万歩計やGPSを付けて一日の歩行距離を自動的に保管するように、日々の記録を黙って裏でコピー・保管してくれる、裏タスクサービスって伸びそうだなと思います。

Google Blogger (2)

先週、Googleの入力画面が変わった事 を書いたんですが、今朝見てみると追加された位置情報(場所)が無くなっている... やっぱり不評だったんだろうか。あるいは、実は間違ってEnableしてしまったとか(G.W.中だったし-笑)。しかも、それに関係しているのかどう か、投稿画面を開くと入力域にぐるぐる回るアイコンが表示されて入力が出来ない状態に。「こりゃ、元に戻したときの副作用か?」と、3秒くらい疑ったんで すが、どうもJavaかJavaScriptのコードがロード出来ないような雰囲気だったので、ふと思いついてブラウザーの設定画面を開くと、ブラウザー のキャッシュが最大まで使用済みになっていました。これを削除して、ブラウザー(Firefox)を再起動すると、今度はちゃんと投稿画面が開いてこんな 風にちゃんと入力できるように解決。数秒とは言え、疑いをかけてしまい済みません > Google関係各位(笑)

でも、しばらく別の投稿を編集したりして、先に保存した投稿をまた開いたりするとなかなか画面が出てこない... 裏で何かやってるのかななどと思い、ちょっとChromeで開いたらさくさく動くじゃないですか。Chrome用のコードを入れてるんだろうか。あるいは、Firefox用にはディレーするコードが入っていて... (これこれ)。IE8でも開いてみましたが、Firefox4と同じですね。編集画面が表示されないので、記事の更新が出来ない(だから、この画面はChromeで開いている)。これはやはりGoogleの策略だったりして(笑)。

このBlogger、シンプルなんで好きなんだけど、やはりもっとちゃんとしたサービスに変更しようかな。あるいは、自分でドメインをとってサーバーを立ち上げるか... そっちの方が心配という話もあるけれど。少し前だと、この手のサービスを提供してくれるプロバイダーも少なかったので、それなりに知識や技術のある人は自分でサーバーを立ち上げたりするのが普通だったりしたけれど、今ではコスト的にもそういうサービスを利用するほうがよほど安いですからね。また悩むなぁ...

燃油サーチャージ値上げ

航空各社から6月-7月の燃油サーチャージの発表があり、軒並み値上げされていましたが、UA/COも同じように日本-北米線で、これまでの17,500円から25,000円にアップ。往復35,000円が50,000円になるわけで、約42%ものかなり大きいですよねぇ... 発券クラスによっては、チケット代が倍になる感じですから。ここ最近は、シンガポールケロシンも右肩上がりで、特にG.W.直前に$140を超えたときには「やばい」と思ったけれど、G.W.が開けたら一気に$20も下がりましたからね。8月からは、元の燃油サーチャージまで下がるんだろうか。6月に出かけて、次のチャンスは8月なんだけど、いつチケットを購入するか微妙ですね。

あるいは、気持ち的に北米線程値上がり感を感じない近場のアジア、グアム辺りをちょこちょこと出かけるか... 近場のガソリンスタンドの価格も、G.W.前はレギュラーでも150円を超えていて、このまま160円まで行くかとビクビクしましたが、最近は140円の後半くらいにまで落ち着いてきたので、そのまま下がって欲しいなぁ。震災後の自粛ムードからG.W.にかけて持ち直してきたと言うニュースがあったけれど、この燃油サーチャージアップで、また旅行控えが生まれるのでは? それで、安いお得なチケットが出回れば、個人的にはラッキーなんだけど(笑)。

2011年5月9日

浜岡原発一時停止 (3)

結局すぐには結論が出ない浜岡原発の一時停止要求。で、素人でも想定される代用燃料の手配とか、増加する発電コストに対しての対策、さらには地元への交付金問題など、首相声明の中では触れられていないもののその当たりはちゃんとフォローしているのかなと思っていたら、やっぱり期待通り(?)後付けで「いやそれは政府が」とか「八割は交付金保証する」とか、いかにも「付け焼き刃」な対応を見せていてがっかり。

さらに、浜岡以外の原発停止は必要ないと言っているけれど、その理由が「想定される地震の発生確率が低いから」だそうですけど、でもじゃぁ福島や女川はどうだったんだろうか。別に自民党だったらもっとうまく事を進められたとも思わないけれど、ちょっと素人丸出しというか、「やっぱり思いつきなんだろな」と思ってしまう軽さがあります。

昨日なんかは、「真夏?」と思えるほどの暑さで、でもまだ20度代なんですよね。これが昨年くらいの猛暑になったら、いくら電力消費を控えると言ってもエアコンの稼働率は高くなるだろうし、大体どうしても必要な場所(病院とか介護施設とか)は我慢するにしても限度があるだろうし。

浜岡を止めるという決断には、それなりの意味があるとは思うけれど、それならばそこで不足する分を補うために柏崎を再稼働させるとか(だって、浜岡以外は問題無いんでしょ?)、もっと大局的な観察と判断が無いと、たとえよい決断であっても信用できないなぁ...

電源融通

昨日出かけるとき、いつものようにiPod touch (第2世代)を取り出して、さぁ出ようかと思ったところ、なんとiPodの電源が20%以下に落ちていて、そのままでは使えない状態。前々日、Nike+を使ってそのデータを転送しつつ、母艦(ThinkCentre M57)に接続して充電もしていたのに何故? 普通に充電時、完了後ケーブルを外してサスペンドしていただけなんだけど... 勿論、WiFiはオフ(機内モード)にしてあるし... 何度か書いていますがiOSを4.0にアップデートしてからこの手の問題に何度か遭遇しています。何だろう、何かの理由でサスペンド状態に移行できないのだろうか。

で、時間も無いのでとりあえずUSB充電ケーブルを持って出発。同じように持参したThinkPad X201sのUSBにケーブルを接続して、X201sのバッテリーの電気をiPodに送って充電するという、どこかの電源会社のような「玉突き充電」を実行することに。これを新幹線に乗っている間やってたんですが、流石にスリムバッテリーで途中WiMaxを使いながらネットアクセスをしたりしたので、品川駅に到着する頃にはバッテリー残量は30%位まで下がってしまいました。勿論、ACアダプターも持参していたので、実は浜松で新幹線に乗車する直前、車両の一番後ろに席を変更したんですね。700系だと車両前後にコンセントがあるから。でも、この日の車両は700系でも古い車両だったようで、電源はあるものの車内清掃用掃除機の特殊な形状のもの。仕方なく、バッテリー残量を気にしながらの利用になりました。

その後、試合会場でちょっと起動したりと、結構バッテリー残量を気にしつつ使いましたが、まぁ何とかなるもんですね。宿泊先に入ってACアダプターを接続した時も、20%近くバッテリーがまだ残っていました。昔から気になっているんですけど、パソコン、携帯デバイス、その他電子機器で共通に使える携帯用バッテリーが欲しいですね。ただ、容量と重さは比例するから、どこまで許すか、それが問題。出力側は、基本的にUSB充電ケーブルで統一すれば問題無いし。探せば、そんなものすでにありそうなんですけどね... しかし、iPod touch、何とかしてくれないだろうか。やっぱり、新製品に買い換えなさいと言うAppleの戦略なんだろうか。

まずは一勝

「初夏」というよりは「真夏」のような暑い日差し(それでも25度くらい?)の中の試合は、暑さのせいもあってか今ひとつ緊張感が感じられない内容。試合こそ42-17で勝ったものの、50-0くらいが目標ですよねぇ...  それに、自分たちの練習不足での失敗はこれから取り戻せばいいけれど、結構相手のタックルでキャッチしたボールを落としたり、パワープレーでも相手をブロック仕切れずにそれほど距離が伸びなかったり。確かに、うまいチームだとは思うけれど、それにしてもちょっと課題を感じた試合でもありましたね。

次は、強豪。今日みたいな内容だとボコボコにされそうです...

2011年5月8日

春シーズン開幕

今年はワールドカップがあるため、元々のスケジュールが例年とは違っていたのに加えて、さらに震災の影響で随分と春のシーズンが遅くなっているけれど、やっと今日の試合からシーズンが始まります。選手達は震災前から練習をスタートしていたので、それなりに春のシーズンを感じているのかもしれないけれど、自分にとっては今日の試合の後、来週末の試合が終われば春の予定は終了。二週間ですよね、実質。物足りないのを通り越して「えっ?」という感じ。

7月ワールドカップの為に、もともと6月は全チームワールドカップの準備以外予定していなかったところに、震災でスタートが一月近く遅れたんですからね。巡り合わせが悪かったとしか言えないのが辛いところです。今日は夏日の予報で、文字通り「熱い(暑い)試合」になりそうです(笑)。

新築の音

お隣さんのお宅が、暫く前に更地になり、今新しく住居を建設しています。更地にするときに、某「Before/After」でお馴染みの解体シーンがあったりして、個人的にちょっと感動したりしたんですが(笑)、その後一月くらいは更地のまま。暫く前から、土台を作り出し、この連休中から柱を立てたりして、昨日は上棟式があったためか、朝からクレーン車が入り、一階、二階、屋根葺きとビデオの早回しのような感じでどんどん家の形になっていきました。

で、新しい家が出来るのはおめでたいことなんですが、やはり建物をトントン組み上げていく時の金槌の音が、申し訳ないけれど「五月蠅い」。朝方は少し雨が降ったんですが、午前中から天気が良くなってきて、暑いくらいの天気。だから、部屋の窓は全開にしていたんですが、丁度その窓の方向にこのお宅があるもんだから... 締め切ればかなり静かになるんですが、そうなると暑苦しくてエアコンのお世話にならないといけないんだけど、流石にそれはちょっとねぇ...  まぁ、昨日一日我慢すれば、今日は試合で一日不在だし、明日は仕事で会社に行くのでまた一日不在だし、その間にはこの新築の工事も進んで、静かになるかなと期待しています。

仕事でUSに居たときに、アパートとか一軒家の建設現場を見たことがありますが、向こうはパネルみたいなものを運んできて、それを組み合わせるだけ。釘とかを叩いて固定するんじゃなくて、釘打ちマシンというのか、電動ドリルみたいな物を壁や柱に当てて「プシュ、プシュ、プシュ」という音が響くだけ。しかも、日本人から見ると細い柱(2×4かな)を組んで、そこに板状のパネルをはめて固定していくだけなので、まるでプレハブ住宅を立てている感覚。その分、あっという間にできあがるんですけどね。日本だと、それなりの人数の大工さんが集まって作業しますが、向こうだと2~3人位だったかな。何とも簡単な作業だなと妙に感心した記憶があります。

自分が新築することは無いと思うけれど、もし今の自宅をリフォームする機会があれば、100インチ以上の画面を備えたシアタールームと、暖炉か薪ストーブのあるリビングを作るのが実は夢だったりするんですが... うーん、遠い夢だな。

浜岡原発一時停止 (2)

地元を中心になかなか衝撃的だった政府による浜岡原発一時停止要求ですが、結局中部電力の取締役会では結論が出ずに持ち越しに。普通こういう大きな決断をするときには、それなりに根回しとか事前の調整とかあると思うのですが、やっぱり「思いつき決断」だったのね、と。

今の状況を考えると、原子力発電についてはナーバスに考えないといけないと思うし、一方で経済停滞を解決するためには少しでも経済活動を活発にしないといけないわけで、となるとエネルギー供給という面でも単純に止めれば良いというわけではないはず。八ッ場ダムとか、CO2 25%削減とか、花火は華々しく打ち上げるけれど、じゃその裏付けとか実行計画は何? という根本的な部分が何もない前例とどうしても結びつけてしまいます。

停止するにしても、廃炉にするにしても、スイッチをOFFにして直ぐに止まるわけでは無いから、いずれにしても地震や津波対策は必要。しかも、それなりに恒久的な対策には時間がかかるわけで、だから浜岡でも防潮堤施設に2年という年限を言っているわけです。ただ、2年かけて作ればいいのかと言うわけではなくて、短期間で出来る対策を積み重ねて「万が一」の場合に備えつつ、最終的な対策の準備も進めないといけないわけで、今回のように政府が直接「要請」するならば、そういう多段階の対策なり方策も含めて「要請」しないと意味ないと思うんですよね。でないと、中部電力が何を何処までやれば十分なのかという目標も分からないわけだし。「いゃ、福島級の震災・津波でも問題無いように対処しろ」と言うだけでは、結局これまでと同じで、無い物ねだりをするだけだし。

「止める・止めない」という話も重要だけど、もっと「守る」という事について今は考えて実行しなきゃいけないと思うんだけど。その為にも、今は手一杯な福島第一にしても早急に余震とか台風に備えた設備が必要だし、今のところ停止している福島第二や女川での経験則をもっと浜岡なり全国の原発にフィードバックしないといけないはずだけど、それはどうなっているんだろうか。そういう部分こそ、もっと主導権を持って進めるべきだと思うんですけどね。

2011年5月7日

吹田マーヴィーズ

昨シーズン終了後、Xリーグへの協会費滞納が発覚して、結果X2リーグに自主降格してチーム再建を目指していた、吹田マーヴィーズ。ところが、急にこんな話が登場して来てビックリ。少し検索してみると、数日前にはこんな記事も別の一般紙に掲載されてるんですね。

過去、成績不振やスポンサー企業の撤退などで自主再建を目指し、結果的にチームを維持出来たところは、シーガルズ、今回の昇格したノジマ相模原ライズ位だろうか。特にノジマ相模原は、Xリーグ昇格まではそれまでの反省から特にスポンサー企業を付けない「市民チーム」として再建を進めてきたけれど、Xリーグ昇格によって増大する経費対策で、今回の地元のノジマと提携しましたからね。

あと、ブルザイズ東京も市民チームで運営してきたけれど、現在では幾つかスポンサー企業が付いてますよね。まぁ「スポンサー企業」と言っても、その支援内容には色々あるわけで、具体的にどの程度の内容かは外からは分かりませんが、選手やコーチ・スタッフも含めて、100名近いグループが一年間活動するわけですから、決して安い金額ではないことは推測出来ますが。それに、フットボールの場合、防具や器具、さらには安全のためのテーピン等の消耗品がかなりありますしね。

いずれにしても、知らないチームではないし、何とか頑張って再建して欲しいところですが、肝心の残留する選手の数がここまで少ないと厳しいでしょうね。ノジマ相模原が、苦労しながらでもここまでこれたのは、なんと言っても選手・スタッフの多くが残って、X3から再建してきたことですから。

浜岡原発一時停止

昨日突然発表された、浜岡原発一時停止の「要請」。こういう時期だけに、その決断自体には賛意は多いとは思うけれど、いつも通り「思いつき・唐突」という枕詞が付く「決断」に感じますね。ニュースを読む限りでは、当事者の中部電力、地元にも事前の説明は無かったみたいだし。まぁ、防潮堤が準備されて運転再開が出来るだろう2年後には、この人はもういないはずなので、今なら何を言っても自由というのはあるけれど。

ここで問題なのは、今回の要請は「対策が出来るまでの一時停止」であり「停止(廃炉)」では無い事。つまり、必要十分と思われる対策が出来れば、再び再開する事に対して含みを持たせていること。一応、中部電力が出している防潮堤等の対策完了が目安になっているようですが、それが完了した時に「いゃ、まだ不足している」とか言い出すのだろうか。あっ、その時にはもう居ないわけだから、その時の政権・政府がどう言う判断をするかですよね。その為の行程だとか目標値が無く、単に「危ないから駄目」と言っていることが凄く不安なんだけど。

で、一番の問題は、この停止によって発生する電力不足の影響。中部電力の原子力発電への依存度は、原発が浜岡1カ所ということもあり、ピーク時で18%位、現状では一割前後と言うことらしいんですが、最大供給可能量に対してピーク時の需要量のバッファー分が無くなる感じらしいですね。これは結構きついと思いますね。結果的に、東京電力管内に融通する予定だった60Hz→50Hzの変換電力100万kWもどうするんだろうか。関西電力から融通するという話もあるけれど、関西電力は半分近くの発電を原発に依存しているわけだから、結果的に本末転倒な気がするし。それに、夏の電力不足を想定して活動拠点を関東・東北から、中部・関西に移すことを考えていた企業にとっても「想定外」の事でしょうね。そういうことも含めて、ちゃんとバックアップ体制・サポート体制まで考えての決断なら「英断」ですけど、まあそんなことは...

2011年5月6日

使えないATM

ここの所、ちょっと色々物入りでお金が出ていき、さらに昨日はとどめに自動車税の支払い通知が来ていたのでその支払いをしたら、とうとうおサイフの中がかなりスカスカになってしまいました。最近では電子マネー中心の生活で、現金を使うことも少なくなってきたけれど、それでも何か物入りの時は必ずあるのでATMから少し引き出しておくことに。

ところが、自宅近くのモールでATMから現金を引き出そうとしたところ、「ただいまお取り扱いできません」というメッセージが。実は、自分のメインバンクは最近何かとお騒がせしている「みずほ銀行」なので、例の事故でこの連休中ATMを止めているのかと思ったんですが、どうもそうではなく(実はそうかもしれないけれど)、いわゆる提携銀行・ATM系での取り扱いを、この三連休は中止した様子。だから、コンビニのATMでも、7/11とかローソンはOKそうなんだけど、e-ネット系のFamily Martとか等は駄目みたい。そこで、仕方なく午後から市街にあるみずほ銀行・浜松支店のATMまでお金を引き出しにいったわけですが...

最近ではいろいろなシステムが相互利用・相互乗り入れをしてくれていて、それはそれで非常に便利なんだけど(手数料等は別途必要ですけどね)、特に銀行のATMのようにいろいろなサービスや系列が複雑に絡んでいると、こんな事も仕方ないのかなと半分諦めました。でも、連休で色々な意味で物入りの時に、いざというときにお金が引き出せないというのは困りますよね、本当。

浜松まつり

昨日ちょっと用事があり、午後に市街地まで出かけていったんですが、いつもならこの5月の3日~5日は「浜松祭り」で賑わうのに、しかも一応祝日だというのに、鍛治町辺りは寂しい感じ。浜松祭りの代わりに開かれている、「浜松まちなか大市」のテントらしきものが、旧松菱あたりに幾つか見えたけれど、道を挟んだ有楽街辺りは何か静かなんですよね。

最近でこそ、市街に広く参加する町が増えて、自分の住んでいる地区も10年位前からかな、凧や屋台を持つようになったけれど、もともとはいわゆる「旧市街」と呼ばれていた地区のお祭り。まぁ、言ってみれば、アメリカ50州のうち、独立時の13州がやっていた祭りが、いつの間にか全米で「うちも、うちも」と参加し始めた感じですかね。子供のころは、「差別」とは言わないけれど祭り参加には色々ルールがあって、旧市街からは遠い自分の地区とは関係ない話だったので、余り興味も無かったけれど。当時から大きなお祭りでしたからね、それなりに気分は盛り上がるけれど、そうでなくても狭い街中がお祭りの間はさらに混雑してどうしようもなくなるのが困りものでした。

だから、今回「浜松まつり中止」と聞いても個人的には感慨はないけれど、でもここにも書いているように、その決定が余りに早く唐突に決まった気がしたことには違和感を感じます。そりゃぁ震災の影響は大きくて、当時の衝撃も大きい物だったけれど、確か震災後一週間くらいで決めたんじゃなかっただろうか。流石に「誰が」「何を理由に」決めたのか、物議も出てきているようですが。規模や内容は違うけれど、結果的に「まちなか大市」とかイベントをやるのであれば、浜松まつりも復興支援ということでやれば良かった気がします。実際、同時期に開催される全国のお祭り、例えば博多どんたくとか広島のフラワーフェスティバルとかは開催しているわけだし。この時期一気に需要がアップする、市内の飲食店とか酒屋さんなかは、本当に泣くに泣けないんじゃないかと。

でも、個人的には静かな連休になって、それは本当に嬉しいけれど(笑)。

Express Cardスロットの活用法

ThinkPad X200s→X201sと使ってきて、いつも気になっていたのがパームレスト左端に着いている「Express Card/54スロット」。以前だとPCMCIAが付いていた場所なんですが、最近ではUSBで殆ど間に合うので、このスロットは結構大きいスペースを占拠しているにもかかわらず、これまで使ったことがありません。以前、Edgeのデータ通信カードを買い換えるときに、I/FをUSBにするかExpress Cardにするか迷ったんですが、結局汎用性とアンテナ一が少しでも高い場所になるようにということで、USB接続タイプを買ったくらい、このExpress Cardスロットの使い道がありません。

で、X200sの時はまぁそれでも問題無かったんですが、X201sを使うようになり、このモデルがSSDで内蔵ストレージサイズが小さいこともあり、もうちょっとデータ保管エリアが欲しいなと思っていたときに「Express CardにSDメモリーをいれたらどうだろう」とふと思いつきました。いゃ、これまでExpress Cardなんて興味なかったから、どう言う種類のカードがあるのかも知らないので。SDメモリーだけなら、パームレスト手前にSDメモリースロットもあるので、実はわざわざ入れるほどのことでもないんですが。

で、調べてみると、それなりに種類はあります。気になったものを上げると、
  • SSD内蔵タイプのストレージカード
    これが一番目的に近いかなという気がしますが、値段がそれなりに高いのと、容量が64GB位までのようなので、それならSDメモリーでもいいしという感じ。
  • メモリーカードI/Fカード
    これが一番使い回しが効くかなと思うんですが、一番使いたいCompact Flash Cardの場合、外に結構飛び出るんですよね。まぁ、これはカードサイズなんかもあるから仕方ないのだけれど。また、SDメモリーカード専用とするのも勿体ないし。スロットサイズの都合上、どうしても5-in-1とか他種類対応には出来ないのがちょっと残念です。
  • I/Fカード
    USB 3.0とかeSATAとか、ThinkPad本体に内蔵されていないI/Fを付けるというのは一番実用的なわけですが、問題なのはその先に付ける周辺機器が無い(笑)。いゃ、暫く前に購入したBlu-rayの外付けドライブがUSB 3.0/eSATA対応なので、この子を付けることが出来るので無駄ではないのですが、そんなに頻繁に使うわけでもないし。それに、この外付けドライブは母艦(ThinkCentre M57)用として使っているということもあるし... eSATAだと、かろうじてスロットの高さに収まる物もあるみたいですが、USB 3.0とかだと外に結構コネクター部分が飛び出るのもいやだし。
こうして見直してみても、一番必要なストレージはもともと内蔵されているSDスロットでも間に合うし、どうしても必要という物もないので結局このまま使わずに開けておくのが一番なのかなという、何ともお粗末な結論になってしまいました。やれやれ...

2011年5月5日

Google Blogger

今朝見たら、このGoogle Bloggerの入力画面(投稿画面)が少し変更されているみたい。これまで入力域の右下にあった「ラベル」のフィールドが左下に移動して、元あった場所には「場所」なる機能が。Google Map上のロケーション情報を付加できるようになったみたいなんだけど、試しに適当な場所を指定して投稿してみても、画面に地図が出るわけでもなく、地名が表示されるでも無く、便利なんだか不便なんだか??? しかも、地図がデフォルト南北アメリカというのはGoogleらしいというか。一応プロフィールで居住地情報を保存しているんだから、そこをデフォルトにするとか、せめて日本語なら日本を中心にするとか、もう少し

もう一つ、入力域のサイズを上下に調整できるようになりましたね。これまでだと、入力域サイズは固定なので、長い文章とか書くときにはいちいちスクロールしないといけなかったけれど、少し便利になったかも。でも、相変わらず「ピリオドを含む文字列をマークして、そこにリンクを設定すると、URLにマークした文字列が入ってしまう」というBugは直っていないし、「投稿を公開」と自動保存が競合するのも直っていないし。

と言うか、変更するならするで、いつから何をどうするのか、そういうのをちゃんと連絡しろよ > Blogger関係者

Yellow Cab by Nissan

N.Y.の風物詩の一つとも言える、N.Y.のタクシー"Yellow Cab"。車の種類は幾つかあれば、全て黄色に塗装されているのでそう呼ばれているわけですが、2013年からは日産の1Box Carに入れ替えるというニュース

昔はN.Y.のタクシーというとダーティーなイメージしか無かったけれど、2年前にN.Y.に行きYellow Cabを使ってビックリ。もう昔のイメージと同じなのは外観の黄色い車体だけで、座席の前にはLCDパネルがあって、経路情報やニュース、さらには料金なんかの計算も出来るし、室内も結構綺麗になっているし。

ただこの車体。空港からホテルとか、大きな荷物を抱えた旅行者には便利そうなデザインですけど、街中でビジネスパーソンがちょっと利用するには少し大きい感じがしますね。その分ゆったり出来るんだろうけど。導入開始はまだ2年先だけど、その頃にはN.Y.に行ってこのCabに乗ってみたいですね。

2011年5月4日

明るい東京ドーム

昨日から東京ドームでの巨人戦が始まり、昼間の試合を見るとも成しに見てたんですが、「節電」しているとはいえ、以前の状態と殆ど変わらない印象ですね。でも、途中放送用のカメラが天井近くの照明を映すと、確かにそれなりの数の照明が消えた状態。で、ここでふと思ったんですが「フットボールの試合をドームでやる時は、もっと暗いぞ」ということ(笑)。だって、両エンドゾーン(ホームベース付近とバックスクリーン付近)なんて、暗くてプレーが見えないんだもん。

でも、昨日の試合はデイゲームで、外からの明かりもありますからね。本当に夜のナイターゲームになったらどのくらいの明るさ・暗さに感じるんだろうか。東京ドームが出来たばかりのころ、天井のシートがまだ真っ白で、野球のボールは勿論、フットボールの茶色のボールですら見えなくなるくらいでしたからね。最近の写真を見ると、汚れたような(失礼!)感じのシートが天井を覆っていますが、あれは多分白い天井で白いボールが隠れてしまうことの対策だと思うけれど、その分外光が中に入りづらくなっているんでしょうね。

昨日試合を中継した日本テレビは、放送用の電源は別途電源車を手配して賄っているようなことを言っていましたが、放送局も今後は電源車を前提にしないといけないとなると、ますます経費が嵩みそうで大変ですね。まぁ、東京電力、東北電力管内以外の地域の時には大丈夫なんだろうけど。いろいろ心配事はあるけれど、昨日の東京ドームは満員だったそうで、先日のTDRの再開もそうですけど、こういうシンボル的なイベントが普通に開催されて、人の流れやお金の流れが元の状態に戻っていくことも、これから細く長く復興をサポートしていくためにも必要ですしね。

オバマ大統領のスピーチ

米国海軍の特殊部隊"SEALs"によって電撃的に実行された、パキスタンでのビン・ラディン容疑者殺害作戦。最初に思ったのが、「もし、もともとの予定で旅行していたら、どうなったか」ということ。4月27日に日本を出て、SIN-HKG経由でUSに入るのが28日。そして5月2日のフライトで米国を出国して3日に日本に帰国する予定でしたから、丁度作戦が実行されて、米国中が盛り上がっているその日(=2日)に出ることになるわけで、空港のセキュリティとかも一気にレベルアップしたのではないかと想像します。まぁ、入る方ではなく出る方なのでまだ良かったかもしれないけれど。でも、これから暫くは空港でのチェックが厳しくなりそうですね。6月の始めに行く予定だけど、注意しないと... 特に、行きのNRT-SFO-SEAでのSFOでの乗り継ぎ時間がぎりぎりの1時間半位なのが心配。

で、作戦が完了して、現地深夜にWhite Houseからオバマ大統領がスピーチをして、その様子もLiveで日本では流れましたが、最初の部分を聞いてびっくり。全文のテキストがここに掲載されていますが、" the United States has conducted an operation that killed Osama bin Laden,"とまず最初にビシッと言い切っちゃうんですねぇ... 例えば日本の首相が「日本国政府は、テロリストxxxxx殺害の為の作戦を遂行しました。」なんて言ったら、もう大騒ぎだろうし。国の仕組みや、文化的背景は勿論、世界における立ち位置も違いますから、同じ事が出来るとは言わないけれど、実行力やそれに対しての責任感というものは、1/1万、1/1億でも良いから何処かの国の首相にも見習って欲しいところです。

アメリカの大統領の、それも国の方向性を決めるような重大な今回のような発表だからでしょうけど、White Houseの赤絨毯を背景に、濃紺のスーツに赤色のネクタイという「パワースーツ」姿でビシッと演説する姿には圧倒されるものを感じます。今回の作戦で、テロリズムのシンボルの一つは消えたけれど、逆にそれが活動を加速させる、過激化させるという指摘もあり、多分そういう事に対しても断固として対応することを示す狙いもあるんでしょうね。

オバマ大統領就任演説は、英語の素材として色々なところで取り上げられたけれど、今回のこのスピーチも分かりやすい英語ですし、内容的にも深いものを感じるので、これから色々な場所で取り上げられて行くんでしょうね。

2011年5月3日

生食

焼肉チェーン店の生肉(ユッケ)を食べた子供が亡くなり、それ以外にも食中毒を訴える事例が発生した痛ましい事故。子供のころには「豚肉や鳥肉は火を入れないといけないけれど、牛肉は生でも食べられる」と言われていて、だから豚肉や鶏肉はよく火を通すけれど、牛肉のステーキには「レア」とかあるんだなと納得していたんですが、そうじゃなかったんですね。生食として基準があるのは、馬肉と馬のレバーだけとのこと。最も、今回の事故の場合は、フグのように肉自身に何か問題があったわけではなく、その取り扱いに問題があったからのようですけど。日本人の場合、「刺身」を食べますから、もともと生食と言う行為自体に心理的抵抗が少ないので、食べる方だけでなく販売する方も楽観的な認識があるのかもしれませんね。例えば、冷蔵庫に入っていれば大丈夫とか、真空パックにすれば大丈夫とか。

先日、とある居酒屋に会社から帰宅した後に入って夕食代わりに一杯飲んで帰宅したんですが、ここで最初に頼んだお刺身の盛り合わせに少し問題が。まぁ、地元の舞阪直送の新鮮な魚のお刺身ということで、お値段も安いし内容的にも五点盛りとそこそこだったんですが... 食べ始めて暫くしたとき、マグロの赤身だったか、口に入れたときに「水臭さ」を感じたんですよね。食器なんかを洗いっぱなしで、そのまま乾燥したときに感じるような匂い。それなりに流行っている様子だし、そんなにいい加減な感じはしなかったけれど、まな板とか包丁とか水洗い、酢洗いしてないのかなとちょっと不安に。お店的に今回の事件とは関係無いけれど、ちょっと生食に対しての感覚が楽観的になってきているのかなと言うことを感じますね。

最近では"Sushi"や"Sashimi"も一般化してきたUSでも、「生肉」を食べる光景ってそう言えば見た記憶がありませんね。「ステーキのレアがあるじゃないか」と言われるかもしれないけれど、結構火が通っているし、確かUSの調理基準では何度で何分以上調理するというルールがあったんじゃなかったかな。もともと生食は「野蛮な行為」という文化背景がありますしね。まぁ、そういうワイルドな感覚が、イコール「スタミナが付く・精力が付く」という考えに繋がるんだろうけど。一方で、調理済みの食品を摂取している最近の人間の胃腸にとって、生食の素材は消化しづらいので体力的に劣る子供や高齢者は余り節酒しない方が良いという話も聞いたことがあります。今回の場合はO-111という細菌なので、それとはまた違う原因だけど、それでも何でもかんでも子供に食べさせれば良いという話でもないですしね。そういう意味では、親・保護者の責任もあるように思います。ただ、お客として来店して出された食事をその場で検査する方法は事実上無いわけで、そうなるとお店の責任が大きいことは確かですよね。

「牛肉だから」とか「ユッケだから」と言うことではなく、普通に安心して食事を食べることが出来るかどうかという意味で今回の事件の反省が今後の飲食業界に生かされることを祈ります。

自家発電

東京ドームや西武ドームが節電目標を大きく達成して、夏場の主催試合を開催出来そうというニュース。デイゲームなら、それ程消費電力を気にしなくて言い屋外型の、例えば神宮球場とか横浜スタジアムと違って、ドーム球場はデイゲームでも空調や室内照明でかなりの電力消費をしますからね。特に、東京ドームのような密閉型の場合は、ドーム形状を維持するためにも無い気圧を高めないといけないから大変。

ただ、この記事で気になるのは、目標を大きく上回る節電も、実はその分自家発電装置を導入してカバーしているということ。勿論、照明を落としたり、設定温度を上げたりと言う努力もして、それなりに節電はしているけれど、どうしても必要な部分は自家発電でかなりの電力を補う計画なんですよね。だから、実質的に使用する電力が減っているわけではなく、東京電力から購入する電力が減っているだけ。だから厳密には「節電」(部分もあるけれど)というよりは「補電」(補完電力)とでも言うべきですよね。今後、原子力発電に対しての風当たりが強くなり、太陽光発電とか風力発電とか、いわゆる「エコ発電」に世論はシフトしていくんだろうけど、その時に見かけ上の消費電力だけでなく、実際には節約してもこれだけは必要と言う部分をちゃんと加味して評価しないと、将来天然ガスや石油価格が高騰したり輸入障害が発生した時には、この手の自家発電設備が受ける影響も大きいだろうし、そうすると見えていなかった黒子発電が無くなり、一気に電力不足に陥るという危険性もあるように感じますね。

六本木のアークヒルズでは、自家発電でビル内の電力を賄えるだけでなく、東京電力へ売電まで出来る設備を整えているそうですけど、これからは大規模な施設には自家発電装置の設置が義務づけられて、今のコンビニが緊急時の避難場所になるように、何か大規模災害が発生した時には緊急の電力供給拠点として整備されたらいいですよね。いゃ、その地点から周辺に電力供給するなんていうのは流石に厳しいだろうから、避難場所兼電気・電源充電場所兼基地局などの臨時設置場所といった感じで整備出来れば良いんですけどね。問題は、発電装置だけではなく、肝心の燃料をどのように備蓄するのかということ。それなりの量が必要になるだろうし、あと燃料類は「危険物」扱いだからそれらの安全性とかも考えないといけないし。結果的には、国、地域、市町村、地区、個人という何段階にもバッファーを持つことしか解決策は無いのでしょうね。

黄砂

昨日は全国的に黄砂が酷くて、浜松も同様。実はニュース等で黄砂情報を見る前、朝早いうちに自宅近くのショッピングセンターに出かけました。ここの3Fに駐車場があるので車を入れて、買い物を済ませて再び車を出したとき。3Fは屋内駐車場なので、外側の取り付け道路を使って地上に下りるのですが、この道路に出るときに車の向きが丁度浜松市街地の方を向きます。いつもなら、駅前のアクトタワーとかその横のマンション群、さらにはコンコルド浜松とかの高層ビルが見えるのですが、昨日はそれらの光景が何か幕に覆われたようなぼんやりと霞んだ光景でビックリしました。風が強く吹いていた朝なので、風で埃とか舞っているのかと最初思ったんですが、前日は一日雨が降る天気でしたから、そんなに舞うほど地面が乾燥しているとは思えない。で、黄砂のニュースを見て「あれはもしかしたら」と思ったんですが、その後近畿とか関東の黄砂の様子の写真を見たら、その時の様子と全く同じ光景だったので納得した次第。

九州とか、中国四国地方はもっと酷いんでしょうけど、こういう状態が何日も続くのは大変ですよね。今朝の天候は、もしかすると雨が降りそうな雰囲気もする曇り空。昨日ほどの黄砂の影響は無いかもしれませんが、G.W.の後半の連休初日としてはちょっと寂しい天候かも。でも、黄砂で霞んだ空よりも、曇り空だけど砂が降ってこない方が健康には良さそうですね。

2011年5月2日

HND-SIN-NRT (13) - 羽田深夜便のメリット

さて、旅行記は一応終わったんですが、今回羽田発の深夜便を利用して感じるところがあったので、雑記帳代わりにまとめを最後に。

まず空港アクセスですけど、これは圧倒的に便利ですね。会社が横浜なので、今回は横浜駅から京急を使っていきましたが、京急蒲田での乗換を除けば特に問題は無し。YCATからは、リムジンバスも出ているようですけど、途中の交通渋滞で時間が読めないので、個人的にはちょっとという感じ。最も、深夜便を利用する場合で夕方とか夜も早い時刻に乗るなら問題無いでしょうけど。京急の中には、いかにもこれから出発という結構大きなスーツケースやキャリーバッグを持った乗客も多く見かけましたが、雰囲気的には京成成田線の特急みたいでちょっと笑ってしまいました。

ちょっと戸惑ったのが、京急を下りて国際戦ターミナルの出発フロアーへの移動。どうしても、羽田国際戦ターミナル開始時のニュース映像が頭にあって、改札を抜けたら目の前にチェックインカウンターが並んでいる、というイメージで行ったものだから、初めて京急の羽田国際戦ターミナル駅で下りたときには「えっ?」という感じで戸惑いました。前の人に付いていって、エレベーターで上がるんですが、これも最初から知っていないと戸惑いそう。モノレールの駅なんですよね、改札を出て目の前がチェックインカウンターというのは。

期待していた羽田空港新国際戦ターミナルなんですが、がっかりしたのが食堂等の設備。自分が入ったのが、まだ深夜便の乗客が集まり始める前だったけれど、もう少し広くて色々あるかなと期待していたんですが、セントレアよりもちょっと広いかなという感じ。最も、国際線の便数を考えれば仕方ないのかもしれませんけど。セントレアもそうですけど、もう少し店舗間の余裕というかスペースがあると良いんだけど。真ん中は空いているけれど、両翼の店舗が集まっている場所がちょっとごちゃごちゃしていて、個人的にはもっと人が増えてきて混雑するならあまり入りたくない気分。

で、肝心の深夜便なんですが、仕事帰りにそのまま出発出来るのは確かに便利。これまでも、例えば成田発の遅い便を利用しようと思うと、会社をお昼過ぎくらいに出ないと厳しかったわけですが、多少の残業をしてからでも十分用あるのは魅力です。ただ、フライト中に十分に睡眠とか休息できないと、早朝に現地に到着するような今回の場合は厳しいですね。例えば、シンガポールでトランジットして別の場所にさらに移動するなら、早朝到着はメリットになるけれど、それでも済州到着地に付いたときにはボロボロになっていそう。そういう意味では、羽田を深夜に出て夕方USの西海岸に到着して、そのままホテルにチェックインというのは身体に関しては楽なパターンかもしれません。でも、ANAのフライトでLAXに行くと、その日の比較的早い夜に到着できそうな場所は限定されるので、自由度と言う意味ではちょっと不便なんですが。もう少しルールが緩和されて、せめて22:00位に羽田出発が出来れば、西海岸に午後多く、東海岸でも夜もそれ程遅くない時間帯に到着できるので魅力が出るんですけどね。

「また利用してみるか」と言われると、正直ちょっと微妙なところ。まだ深夜便の到着地が少ないと言うこともありますが、やはり全体を見たときの利便性について、成田を利用した場合とそれ程大きな違いが感じられないから。ただ、今回のHND-SIN-NRTのようなオープンジョーを上手く利用すると、スケジュール組み立てに幅が出来て良いかもしれませんね。特に、出発は深夜とか早朝便で会社帰りを利用して、帰国は便数の多い成田を上手く利用するとか。実際に行くかどうかは別にして、頭の体操もかねていろいろとルート決めするのは楽しそう。実際に、今思っているのはANAのHND-HNL共同運航便を利用してUSに渡っていくのは良いかもと思っています。羽田を深夜に出て、ホノルルにお昼に着くので、2時間くらいの待ち合わせでUAなら本土行きに接続できるし。

いずれにしても、会社から一時間も使わないで空港に到着できて、そこからある程度のディスティネーションに出られるのはやはり便利。成田の利便性ももっと進めて欲しいけれど、羽田についてもフライトスケジュールの拡充をもっと進めて欲しいと思います。()

早すぎた自粛決定

TDLに続いて、TDSも開園し、それに併せて渡航を控えていた海外からの旅行者が戻り始めたというニュース。「れば・たら」の話ではあるけれど、震災直後早々に中止を決定した「浜松祭り」なんかも、今の状況を見るとあんなに早く決める必要があったかちょっと疑問な点も。

TDRの開園は、周辺のホテルだけでなく、やはり日本観光の目玉の1つとして非常に大きな意味があると思うし、それ以外のG.W.中に例年開催される各地の有名なイベントやお祭りなんかも、経済活動だけでなく全体的な樹脂区ブームから復興への切換に重要なツールになるだろうと思います。 「福島を食べて応援」しているGoogleの試みなんかももっと広げて、全国のイベントで積極的に福島や東北の素材を使う、お酒を使うことだけでも意味があると思うし。

そんな中で、被災地の中の一つ仙台では有名な七夕祭りの開催を決めたという話は良いですよね。100%でなくても、可能範囲で普通の生活に戻る事が、復興の加速度を上げる気がします。ただ、こういうイベントでは、これまでなら協賛企業などから費用が出ていたんだろうけど、こういう状況ではそれもままならないことも想像されます。復旧・復興用の資金あるいは義援金の数パーセントでも良いから、こういうイベント向けに供出するのも良いのではないでしょうか。それによって、東北地方に人が集まり行き来することで、経済活動も刺激されるだろうし、そうなれば提供された資金以上のお金が東北地方に落ちて結果的に費用対効果は大きくなるだろうし。また、そういう様子が海外に伝わることで、風評被害もだんだんと軽減されていくだろうし。

勿論、その為には基本となる生活インフラ(ガス、水道、電気)や交通手段(鉄道、飛行機、道路)の復旧をもっと進めないといけないわけで、その点は「何せ初めてのことで」なんて言い訳しているようでは、駄目駄目ですよね。阪神大震災の時にも、時の村山首相が同じことを言ったけれど、空威張りであってもリーダーたるもの言ってはいけない台詞の一つだと思う。全てが終わって、引退でもした後なら「あの時は何せ未曾有な自体で、至らない部分もたくさんあった」と言うならまだ許せるけれど。組織を動かす需要な要素は色々あるけれど、その中でも「ムードメーカー」という存在は結構重要だと思うんですよね。単に騒がしい、愉快、賑やかだけでなく、その場面場面で適切な「盛り上げ方」を知っていて、試合のモメンタムを引き寄せる存在。その役割は、このG.W.の期間であれば全国価値の「祭り」がになっているんじゃないかと思います。

HKT48

AKB48の九州・福岡は「博多(HaKaTa)ベース」の「HKT48」が生まれるというニュース。気になったのは、「AKB(秋葉原)」「SKE(栄)」「NMB(難波)」ときて、今回「HKT(博多)」となった「アルファベット3文字」のリズム感の良さ。「トン・トン・トン」という感じなんですよね。そう言えば、放送局の名前も「3文字アルファベット」ですよね、「NHK」とか「NTV」とか「TBS」とか。フジテレビは「CX」の方を好むけれど(笑)。

海外の放送局も「ABC」「CBS」「NBC」などアメリカ勢、「BBC」の英国とか。確かに、二文字だと物足りない感じがするし、四文字だと余る感じがするし。この辺りは、昔から三文字に慣れているからかもしれないけれど、何か人間の感覚とかと関係があるんでしょうか。そう言えば、人間がぱっと聞いて記憶できる限界が、三文字とか四文字という話を何処かで聞いた記憶があるんですが...

「AKB」のヒットで、この手の「三文字アルファベット」系の言葉がビジネスの文字通り「キーワード」になってますよね。となると、地名なんかでパッとイメージが沸くような名前だと、これからのビジネスで有利かもしれない。「AKB」にしても、「秋葉原」では駄目だけど「アキバ」という短縮名があったから出来たわけだし。名古屋は「NGY」でも良かった気がするけれど、「栄=SKE」にしたのは都市名ズバリではなく、地域名に拘りたかったのかなと言う気もしますね。もともとAKBが「いつでも会えるアイドル」がコンセプトなので、「その場所」という意図があるかもしれない。

日本語の場合、漢字、平仮名、カタカナだけでなく、この「ローマ字」が結構言葉の中に浸透している気がするので、こういう「AKB」とか「HKT」なんていうのも、結構抵抗なくスッと入って来ちゃうんでしょうね。沿うところを見逃さずにビジネスに結びつける感性みたいなものは流石だと感じます。

2011年5月1日

NRT-SEA-NYC-NRT-SIN (2) - イチロー@SEA

無事に弾丸トラベル(と言うほどのものでもなかったけれど)を完了して、次は6月に入ってからのUS旅行。今回の帰国便で使ったSIN-NRTを最初の区画にしてのSIN発券。金曜日に出社して、その日は都内に宿泊し、土曜日に成田から出発して、現地を今度は水曜日に出て木曜日に帰国し、その日は再び都内(か横浜か)に宿泊して、金曜日に出社して帰宅という「黄金の一週間ループ」。一月前なので、まだ国際線部分のアップグレードが確定しないのが多少不安ですけど、まぁ勝負は一週間前から、と(笑)。

Seattleでは、吉例通りSafco Fieldでイチローの試合を見ないといけません。日曜日にはお昼過ぎから試合があるので、早速この試合のチケットを予約。対戦チームは、Tampa Bay Raysで、日本人選手がいないのがちょっと寂しいけれど、まぁイチローが居れば十分ではないかと。予約は、MarinersのHPからTicketMasterで手配をしました。TicketMasterだと座席の選択とか出来ないのが玉に瑕なんだけど、手数料が安いWill-callが利用出来るので便利。それに、Marinersの成績が今年も振るわないからか、バックネット裏の三塁側よりの席を定価(US$60)で取ることが出来ました。税金その他で支払金額はUS$72だけど、RazerGateなんかだとチケット送付手数料でUS$50以上取られますからね。それだけでも助かります。

その後NYに移動して現地で自由時間が1日あるんですが、さてここはどうしようかと思案中。これまで地上はあちこち移動したので、観光用の高層ビルにでも上ってみようか。天気が良ければ良いけれど。まぁ、悪ければまた美術館巡りでも良いし。 天気が良ければ、有名なコニーアイランドにでも行ってみるのも良いかもしれません。で、SeattleでもNew Yorkでも、今回は少し買い物もしたいなと思っているので、その下調べも。去年New Yorkに行ったときに、たまたま入ったJ.Pressのお店で雰囲気でジャケットを何年かぶりに購入したんですが、これが日本でさらに以前に買ったJ.Pressのジャケットよりも着心地が良くて気に入っています。まぁ、ジャケットは買わないけれど、シャツとか買ってしまいそう。シャツと言えば、"J"は"J"でも、"J.Crew"のシャツが結構気に入っているので、こっちは少し買い込みたいという気持ちも。TAXはNYの方が高いんだろうけど、種類なんかは断然多いですからね。まぁ、毎回書いているけれど、こうやって旅行の予定をあれこれ考えるのが、実は旅の楽しみの半分以上を占めているかも。

もう一つの課題は、最後のNRT-SINを飛んだ後の事。Singaporeまでまた行って戻ってくるだけでも脳がないし、じゃ何処か行くところはあるかと言われると予定が立たない。8月位に変更して、またUSに行くか、あるいはオセアニアデビューしてみるか、とか。密かに練っているのは、去年の一月休みの間に出来なかった、「世界一周旅券」をSIN起点に発券して、一度日本に戻ってこようかと。ただ、その場合欧州の旅程を入れないといけないのが面倒なんですよね。そういうことも含めて、またしばらくいろいろと夢想して楽しめそうです。(続く...)

HND-SIN-NRT (12) - 成田スカイアクセス

丁度同じくらいに反対側のゲートに到着した便があって、その乗客で入国審査は混雑するかなと危惧したんですが、待ち行列無しの殆どパススルー状態で通過。手荷物だけなので、さらに通関もパススルー状態で通過して、さて東京駅までの移動はどうしようかと悩みます。この時間帯は、節電のためにNEXが間引き運転中の時。案の定近いのJR駅券売機前では、JRの女性スタッフが「今の時間帯NEXの運行はありません」と言っています。

それならと、反対側の京成スカイライナーを初めて使ってみることにしました。丁度10分後に上野行きが出るので、直ぐに窓口でチケットを購入。時間があるので、トイレに行き途中でスターバックスでコーヒーを購入して乗り込みました。
新スカイライナーは、全体的にシンプルでスッキリした感じ。旧スカイライナーは1度だけ乗ったことがあったかなぁ、もう記憶も無いんですが、JRのNEXと比べてスッキリした感じですね。決して悪い意味ではなく、近代的というか個人的には嫌いじゃないです。ただ、この薄いイスの座り心地は、悪くはないけれどやはり座ったとき、背もたれに体重を掛けたときに、沈み具合というか身体に感じる柔らかさがちょっと足りない感じはしましたけれど。

 この新スカイライナーでは、座席中央のイスの脚の部分にコンセントがあります。ACコードの長さにも寄るけれど、多分殆どの場合はACアダプターのブリックが床に転がる場合が殆どだと思います。これはちょっと気分が悪い。NEXは肘掛け部分にコンセントがあって、あれはあれで位置的に使いづらいと思うこともあるんですが、個人的にはまだNEXの方がいいですね。

またNEXは車内ワイヤレスがありますが、こちらはありません。そこでUQ WiMaxで繋いでみたものの、所々通過駅があるところでは繋がるけれど、走行中は駄目ですね、やっぱり。結局途中で接続は諦めました。

乗り心地に関して言えば、やはり最初から高速運用を前提にしていた路線だけ合って、揺れも少ないし快適です。また、今回は日暮里で下車して、そこから在来線で東京駅に移動しましたが、スカイアクセス線で時間が短縮された分、この在来線での移動が相殺している感じで、NEXを使ってJRで通す場合と比べてメリット・デメリットでは微妙です。NEXが以前のようにダイヤ復活したら、多分またNEXを使うでしょうね。この後、東京駅で一つ前のひかり号に間に合いそうだったので、携帯からEX-ICで予約変更をして、無事予定よりも早く帰宅出来ました。(続く...)

Firefox4にアップデートしてみた (2)

Firefoxを4にアップデートして使っているんですが、Page Back/Nextキーを押すと、1回目が無視されるような現象が??? マウスの右ボタンで表示される「戻る」「進む」でも似たような症状になるので、キーの不具合ではないはず。何か、膝かっくんされたような微妙な気分です。何だろう、これ???