2011年4月18日

被災地キャンペーン

土曜日は用事があってチームのグランドに行き、午後早くに新幹線で東京駅から戻ってきました。まだグランドにいた頃、茨城南部で結構強い地震があり、クラブハウスもこれまでと違って小刻みで強い揺れを感じたんですが、あれも震源地に比較的近い場所だったからだろうか。それなりに強い地震だったので、新幹線が止まるかなと心配しましたが、一度小田原辺りの停電で停車したものの直ぐに定時運行に復帰する辺りは、やはり地震に強い新幹線の面目躍如。ところが、グランドから都内に向かう私鉄が地震の影響でダイヤが乱れ、結局東京駅到着が一時間近く遅れてしまったので、指定を取っていた新幹線をもう一つ遅い列車に途中で変更しました。最も、元々の新幹線も変更した新幹線も、指定席はがらがらで、ゆっくりと3席列を占有して座れたので問題無いのですが。

で、東京駅に着いて中央コンコースを歩いていると、真ん中辺りかな、東北地方の駅弁を集めて販売する、被災地応援キャンペーンのような催し物をしていました。JR東日本としては、自分の所のエリアですから、これはこれでありなんだけど、ちょっと困ったのがその売り方。まあ、販売担当しているスタッフも一生懸命なんだろうけど、「東日本応援」みたいなプラカードを持った男性スタッフが何人もコンコースの中に出て、大声で「被災地応援キャンペーンです、東北地方のお弁当を販売しています」みたいな事を何度も繰り返しています。私も、少しでも応援するつもりで丁度お昼のお弁当を買う予定だったから、じゃ一つでも買おうかなと最初は思ったんですが、余りにこの呼び込みスタッフの声が五月蠅くて、逆にちょっと気持ちが萎えてしまいました。

いゃ、やっている方は、少しでも被災地のためにと一生懸命だと思いますよ。色々準備なども大変だろうし。でも、例えれば選挙の終盤で当落線上の候補の応援で必死に「よろしくお願いします」と声をからして連呼しているような、ちょっと場違いな印象を受けるんですよね。そりゃぁ、一人でも多くの人に寄って貰いたい見て貰いたい買って貰いたいという気持ちから出る声だとは思うけれど、でもやはり雰囲気とかも大切だと思うし。量販店なんかの呼び込みじゃないんだから、ましてや「東京駅」とう公共の場の一番人通りの多い場所でもあるわけだし。震災直後に、都内では飲料水とかトイレットペーパーの買いだめ騒ぎが発生しましたが、それと似たちょっと余裕のない感じが逆に心配になります。助ける側が焦っても仕方がないんだから、もっと落ち着いて販売して欲しいなと思いながら東京駅を後にしました。

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