2011年4月1日

よんいち

今日から新年度のスタート。つい先日お正月を向かえた2011年も、もう1/4が終わったことになります。ここの所震災のいろいろがあったこともあって、いつも以上にあっという間に四半期が終わったように感じます。「よんいち」と言えば、多くの企業では新入社員が入る時期。さらに、それに併せて新年度からの人事異動なんかも通常よりも多く発生する時期。自分の周りでも結構大きな異動があり、これからは色々な意味で大変そう。

身体の新陳代謝と同じで、組織も生き物みたいな物ですから、某かの変化は常にあるし、それがなければ硬直化して機能しなくなるもの。只人間の新陳代謝は、それこそ人類誕生以前から自然界の厳しい競争で生き残るために、何万年もかけて身につけてきた能力にあるのに対して、組織の変化・対応なんていうのはまだまだよちよち歩きみたいなもの。だから、よかれと思って適用した変化が裏目に出たり、なんでこんな事がと恨んだ異動が実は結果的に大成功だったり何て言うことは良くある話。まぁ、そういう試行錯誤を経て組織や会社も成長するわけですが、なかなか蓄積された物が生かされずに希薄したりするし。だから、ある意味ワンマン経営の会社が結構まとまっていたりするのは、そういう組織のDNAみたいなものが守られつつ、それが成功している企業が生き残っていくからなんでしょうね。

人間社会もそういう大きな「組織」と考えれば、今回の震災も何か新しい方向へ進むための動議付け、と考えたいですね。そこから、より新しい技術とか豊かな経済とか、価値ある物を今以上に生み出すことで、無くなられた方や失った財産や記憶に報いることが出来るし、そうしないといけないなと思います。

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