2011年3月4日

タイピング記者とパワポ

取材相手の顔を見ないで、タイピングのみに集中するという「タイピング記者」という記事。似たような話だなと思い出したのが、ミーティングで使用するパワーポイント資料。今ではミーティングでパワポの資料を使うのは当たり前(むかーし、昔には『フリーランス』なんていうのもあったけど-笑)。で、そのパワポで作成した資料のコピーを配布するのが通常のスタイルですけど、これをやってしまうと、資料読みに集中してしまい実際のプレゼンを見てくれない。だから、あえて発言中には資料を配付しない、という人もいます。それはそれで一つの考えだと思うし、どちらかというと自分もその考えに近いのだけれど、その場合に困るのが、その使われるパワポの内容。ちゃんと見やすい資料なら良いけれど、結構ごちゃごちゃしていたり、細かな文字で記述されていたり、あとやたらと特殊効果を使っていて、前後の流れを追いにくいとか、座っている場所によっては全然理解できない場合もあります。そういう場合には困りますね。

まぁ、記事の話は、相手の言葉だけでなく「表情」や「態度」も見ろ、ということで、言ってみれば情報の確度をあげろということですよね。これって、文字しか流れないようなインターネットの世界でも同様で、Googleで検索するにしても、やはり複数の候補をいれて何度か検索するとか、あるいは資料の情報元をさらに検索するとか、そういうことが必要。言ってみれば、ネットリテラシーの基本ですよね。結局、情報に関しての基本的なことは、時代やシステムが変わっても同じと言うことなんですね。

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