2011年3月18日

エーシー

最近では企業のTV-CMも少し復活してきたけれど、それでも民放の番組を見ていると何度も繰り返されるACのCM。流石に、正直うんざりしてきたけれど、これもわざと流しているわけではないので文句も言えないのが辛いところ。以前の名前のように「公共広告」であるから、CMの内容としてはどれも意味のある大切なことだと思うけれど、結局それが過剰に繰り返されてしまうと逆に拒否反応が生まれてしまうんでしょうね。

放送システムの都合上、どうしてもCMを挟まないといけないのでこういう状態になるんだろうけれど、AC側も民放各社と強力して、例えば民放系列局毎にバラバラな義援金の振込先を、一つにまとめた募金窓口をACで準備して、それを何度も告知するとか、あるいはそれこそ被災地の物資の不足状況とか、安否情報とか、もう少し柔軟に対応出来ないかと思ってしまいます。

AC自体が、それ程大きな組織ではなく自分でCM等作成出来るとは思えないので、それこそキー局が30秒とか1分のCM枠に収まるような被災地情報・救援情報を作り、それをCM枠で流したらどうだろう。各ネット局別の義援金受付情報なんかも、ここで流せば、より認知されやすいだろうし。行ってみれば、放送局が寄付として自ら30秒なり1分のCM枠を自分で購入する感じ。放送局なんだから、その程度の番組というかビデオを作成する事も可能だろうし、全国的な内容になるだろうから、キー局が対応すれば、そのまま地方の系列局にも流れるだろうし。あるいは、最近ではいろいろな有名人やスポーツ選手の応援メッセージなんかも準備されているようだけど、そういうものをこのCM枠で流すとか。

システムとともに放送内容の硬直化みたいなことも感じる、このACの公共広告放送です。

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