2011年3月10日

国家観

民主党の土肥議員が、日本の竹島領有権主張の中止を求める共同宣言に韓国で署名したという記事。まぁ、以前には鳩山・菅、その他議員が、日本の拉致事件容疑者の特赦嘆願署名にサインをしたり、韓国での日本に対するデモに参加した人間を国家公安委員長に任命したりと、むちゃくちゃですからね。

しかし、これだけ尖閣諸島とか北方領土がクローズアップされているときに、わざわざ韓国に行ってこういうことをやるのだろうか。個人的主義主張はその人の自由だとは思うけれど、少なくとも国会議員という「公人」である間は、その主義主張の一部は制限されることがあるべきだと思うし、例えそうでなくても微妙なときに微妙な問題を起こす神経がよく分からない。で、テレビのインタビューなんかに答えているけれど、なんか人ごとのような「分かっていたら署名しない、迂闊だった」とか、もう人ごとの人ごとのような言い方。聞いているだけで呆れてしまう。こういう人が「政治倫理委員会会長」とそれなりの地位にいる人なんだから開いた口が塞がらない。

結局、そういうセンスのなさが今の政治的混乱や経済的混乱を招いているんだろうな。知識とか能力は、それなりにあるんだろうけど、結局経験も含めてそういう知識・能力を活用出来る「力=Skill」の無さと言っても良いんじゃないかと思いますね。一番困っちゃいますよね、PMが頭でっかちで、何でもかんでも自分の思い中心でプロジェクトをリードしていくと。

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