2011年2月28日

雨の朝

この週末は、金曜日から天気が良くて非常に暖かな週末でしたが、今朝は明け方から雨の音が続く雨模様の天気。それでも、その天気の良い週末のお陰で、ちょっと花粉症の症状が出ていた自分には、本当に「恵みの雨」かも。そういえば、昨日の夕方テレビの天気予報を見ていたとき、静岡県は全般に雨と言う予報の後、西部、中部、東部、伊豆地方と、県内の地域ごとの予報があり、「浜松は雨、静岡も雨、沼津は豪雨」なんていうナレーションが聞こえてきて思わず耳を疑ってしまったけれど。「豪雨」って、それ...

土曜日の試合で少し張り切りすぎたのか、昨日はちょっと体調が悪くて、熱は無いんだけど節々とか筋肉特に腰辺りが痛くて、さらに咳が酷く出て、こりゃインフルエンザかなと日曜日は一日寝ているような状態。今朝は少し体調が良くなって、何とか起きているんですが、それもこの雨で湿度が高いからでしょうか、ちょっと楽な気がします。昨日まで、ちょっと酷かった花粉症も、雨が花粉をたたき落としてくれたからか今朝は殆ど症状もなくて、少し鼻が鼻水でぐずぐずするけれど、殆ど問題なし。このまま、今年も乗り切ってくれ取る良いなぁ。今のところ、目薬だけで何とか花粉症もやり過ごしていますから音。いろいろな意味で「水分補給・保湿」って大切だなと実感した次第(笑)。

高電界で殺菌

牛乳の新しい殺菌技術で、賞味期限が10日程度から数ヶ月に延びるという記事。高電界の空間に液体(=牛乳)を通すと、その電位差で細菌の細胞膜が破砕されるという原理らしいんだけど、うーん難しい(笑)。「高電界」と聞くと、まず思い浮かぶのは雷・落雷という言葉ですけど、放電しちゃだめなんだろうな。ふと思ったんですが、高電圧の送電線の下に済んでいる人とかどうなんだろうか。大地は0Vのはずなので、送電ボルト分の電位差が発生していると思うんだけど。

「安全・無菌・長期間保存可能ミルク」として、海外、特に中国辺りには受けそうな商品が出来そうですね。さらには、今の塩素消毒を行っている水道水も、この方法で消毒浄化出来るなら、さらに味覚の点でメリットが生まれそう。高電界での殺菌方法というのはこれまでもあったみたいですが、今回の場合は比較点簡便に安全に同様の環境を作る事が出来る、と言うことなんでしょうね。でも、還暦を過ぎてからこういう発明が出来るというのが凄いな。

2011年2月27日

ネットカンニング

入学試験最中に、掲示板に「答え教えて」という書き込みがあったという記事。書店で書籍や雑誌の内容を携帯のカメラで撮影することを「電子万引き」と言うけれど、この場合は「電子カンニング」? いゃ、ネットで回答を求めるから「ネットカンニング」の方が正しい?

ただ、不謹慎ながらもちょっと感心してしまうのは、入試問題なんて言うのは、それなりの分量があるんだろうけど、それを携帯に打ち込むというのは、それなりのスキルと言っていいかも。問題の内容までは分からないけれど、数学なんて言えば数式等も登場するだろうし、そういう所をどのように表現(入力)したのか興味がありますね。英文にしたって、私なんか友人のメルアド登録するのだってイライラするのに(笑)。

「いゃ、スマートフォンを使った」なんていう落ちだとちょっと寂しいけれど(をぃ)。昔自分が中学生くらいの時だったかな、「試験あらし」(作聖日出夫氏) という漫画があって、その中で使われたカンニング方法を実際に試したやつとか周りにいたけれど、カンニングって、それまで成績の悪い人間がやると異様に成績が良くなって目立つので逆効果ですよね。後、今回のケースは携帯を使ったものですが、昔はアマチュア無線を利用して外にいる人間が参考書とか利用して答えを提供していたというケースも、確かあったはず。やけに独り言が多いので、怪しまれたんじゃなかっただろうか。

まじめな話、今回はYahoo知恵袋なんていう場所に書き込んだから発覚したけれど、これが家庭教師とか雇って身内でやっていたらどうなっていたか。それに、携帯なんて使わなくて、メガネとかにCCDカメラを内蔵して、問題文が直接映像として送信できるようになったら... あっ、でも、音声で回答を言われてもそれだけでは書き込めないか。スパイ映画じゃないけれど、そのうち試験会場は地中深い電波が到達できない場所とか、部屋の中で電波吸収材を張り巡らすとか、そんな環境で行われる日も近いかも。そんなときには、何故かテレパシーの研究が一気に進んだりして(笑)。

第一回アメリカンフットボールアジア選手権

昨日開催された、第一回アメリカンフットボールアジア選手権。 初っぱなの全日本チームのキックオフリターンから相手を圧倒した感じで、76-0で全日本が勝利。時期的な問題もあるけれど、全韓国チームは、チームとし て試合慣れしていない感じでしたね。トリックプレーで時々ゲインやファーストダウンを奪うものの、その後が続かずにインターセプトやパントで交代するぱか り。前回の対戦ほどの点差はつかなかったけれど(88-0)、今回も力の差を実感した結果になりました。

試合はワン サイドになったけれど、観客席は日本側のホームスタンドは満席。ビジターの韓国側も半分以上埋まり、さらに芝生席もかなり埋まるなど、イベントとしては成 功じゃないでしょうか。ざっと見て、3000人位は入場していたと思います。天候も良かったし、ちょっと季節外れではあったけれど、良いフットボールデー だったと思いますね。

ところで、春の交流戦日程も発表されて、4月後半から5月に掛けて各チーム3試合ずつ予定されています。そろそろ、2011年シーズンも動き出したと言うところでしょうか。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

都内で用事があったのと、翌日川崎で試合が予定されていたので宿泊。チェックインが遅かったからか、受付のスタッフの人に「本日満室をいただいておりまして、アップグレードが出来ませんが...」と言われたけれど、一応お部屋は前回と同じセミダブルの部屋でしたから問題なし。ただ、枕が厚すぎて一つにしてもまだ自分にとっては高い位だったので、枕と枕の端を少し重ねて高さ調節をし、そこに頭を於いて寝たんですが、逆にその谷間に頭が挟まって寝返りが打ちづらく寝づらかった(笑)。

最近、殆どのホテルでテレビが液晶タイプに変わり、さらに地デジやBSデジタルを放送してくれるので、助かりますね。ただ、なんでホテルのテレビってリモコンの反応が何処も悪いんだろうか。有料映画配信等のために、テレビとは別の場所にコントローラーが於かれていることもあるけれど、この部屋の場合はそういうことはなく、リモコンの赤外線素子部分をテレビの右下端の受光部分にくっつけるようにして操作すると反応したんだけど。バッテリー不足?

翌朝、2Fのビュッフェで朝食を取りましたが、一つ改善点を発見。ここ、店内奥に結構広いオープンキッチンのコーナーがあり、この周りに和食、洋食、中華の料理が並びます。普通なら、お皿を片手に好きなものを順番に取っていけば良いんですが、和食の時にお味噌汁とかご飯をよそうときに、トレー等を置く場所が周りになくて困っていました。和食の場合、トレーに小鉢とか色々乗せますからね。以前も、仕方ないので並んでいる料理のお皿等を無理に動かしたりしてスペースを作り、そこにトレーを置いたりしてたんですが、結構見た目もアンバランスで危ない。今回はちゃんとお味噌汁の鍋やご飯の入っているジャーの横に、トレーを奥くらいのスペースが作られていました。まぁ、もっと早く対応してくれないと、とは思うけれど。

2011年2月26日

Windows7 SP1

Windows7のSP1が公開されて一週間ほど。しばらく様子見をしていましたが、それほど大きなトラブルは無さそうなので、手持ちのシステムに入れてみました。
  • まず最初に入れたのが、仕事で使っているThinkPad X201s (Windows7 Pro 32bit)。なぜ仕事のマシンをいの一番に更新するのかというと、SSD(128GB)なのでデータ量が一番少ないのと、それ故に最低限のソフトしか入れていないので、何か問題があったときでもリカバリーしやすいから(笑)。Windows Updateからダウンロードして、シャットダウンとリブートで再構成して20分位でしょうか。特に問題らしい現象もなく、以前と同じ使い勝手。その後、System UpdateでいくつかユーティリティやBIOSを更新しておしまい。
  • ThinkPad X201sの次は、デスクトップのThinkCentre M57 Tower (Windows7 Pro 64bit)。こちらは、今のところメインの母艦なので、まずはシステムのバックアップを作成。その後、念のため一度再起動してからWindwos UpdateからSP1をダウンロード。ちょっと気になったのは、こちらのSP1適用が結構時間がかかったこと。それでも、アップデートが終了して再起動して、それまで使っていたソフトも含めて今のところトラブルは無し。
とりあえず、Windows7の32bit/64bit両方で問題無さそうなので、この週末は残るThinkPad X200s(Windows7 Pro 64bit)をSP1に更新することにします。最後の最後ではまらないように...

日産モコ

産経新聞のコラムから、日産自動車の「モコ」についての話題。スズキからのOEM車ですが、本家以上の売り上げを記録するというのは凄いですね。自分の仕事でも、こういったOEM/ODMという形態は、もう避けられない状態で、いかに共通のプラットフォームを利用してコストを下げて、しかし自社の味付けをうまく付けて差別化する、というのは言うは易く行うは難しなんですけどね。

PCの世界なんて、CPU、ビデオ、HDD、LCD、というキーコンポーネントは業界共通だし、せめて、それらを使って作るマザーボードの形状・デザインがメーカーの特徴が出せる位。後は、ケースのデザインとかでしょうかね。そんな限定された世界でも、メーカーによって、モデルによって、全く違ったようなパソコンが登場しているのだから、まだまだ改善の余地はあると言うことですよね。

ビジネス、あるいは開発なんていう仕事は、「もうこれで終わり」とか「これ以上は無理」と思った瞬間にライバルに負けてしまうわけで、こういう業種は異なるけれど似たような事例を見ると、まだまだ頑張れるという気持ちになります。

第一回アジア選手権

本日は、第一回アメリカンフットボールアジア選手権(兼第四回ワールドカップアジア予選)の試合いがあります。ちょっと寒いけれど、天候は快晴に近い晴れ空。多少寒いくらいが、熱戦にはちょうどいいかも。両チームに代表選手がいるので、カメラ係としては忙しいのだけれど、四人出場するうち一人はスペシャリストですから、実質三人の行方を追えばいいだけなので、いつものと比べれば楽と言えば楽かも。

日本代表の優位は動かないと思うけれど、8年前の試合では全日本88-0全韓国の大差から今回はどこまで差を詰めてくるか。8年前は、韓国代表はすべて韓国内の選手でしたが、前回のワールドカップから国内の在日選手も参加していますので、今回は88-0ほどの大差は付かないと思うけれど。全日本40-10全韓国くらいかな... まずは、怪我人が出ることなく、Good Gameを期待しましょう。

2011年2月25日

MacBook Pro

AppleのMacBook Pro。いいんだけど、13"モデルの解像度が1280×800というのがなぁ... それと重いんだよなぁ、2kgですよ。値段は安いだけに、もうちょっと軽くて解像度がアップすれば「即買い」なんだけど。残念...

NECカシオのMEDIASってどうよ

docomoから発表された、春モデルのスマートフォンやタブレット。その中でも、個人的注目がNECカシオの「MEDIAS」。理由は単純、おサイフケータイになったから(笑)。それ以外にも、GSM、WiFiやGPS、Bluetooth(2.1+EDR)と、自分的に必要な所が網羅されているから。

「厚さ7.7mm」というのは確かに魅力的なんだけど、強度的にはどうなんでしょうね。ジーンズの後ろポケットに入れて、しゃがんだり座ったりしても「折れない」くらいの強度は十分あるんだろうか。瞬間的な圧力って、予想できないですしね。いずれにしても、実機が店頭に並んだら要チェックですね。でも、初物はいろいろ熟れていないから、次のモデルかな。後、電子マネーの対応も何処まで可能なのか(モバイルSuicaとiDとヨドバシのポイントカードは必須ね)不明だし。

2011年2月24日

子供の頃から英語

昨日お昼を食べながらCX系列の「笑っていいとも」を見ていたとき、あの「尾木ママ」も含めた教育評論家4名をゲストにクイズ形式のコーナーがありました。その中で「小学校低学年からの英語教育」の是非みたいな質問があり、ちょっと以外だったのはこの4人全員が否定的だったこと。理由は、例えば全体のフローが決まらないうちの見切り発車だからとか、教える側の体制が整わず未熟な習得状態のまま中学校に進学して、その修正作業で逆に中学校での英語教育が大変になるとか、どちらかというと組織とかシステムに関しての理由でしたが。

話は変わって、この日曜日にTBS系列で夕方放送されている「夢の扉」の話題も幼児英語教育の内容でした。「教育」と言うと語弊があるのかな、英語を教えるのではなく、英語しか使わない保育園で、言ってみれば両親が突然海外出張が決まり、そのまま現地(US)の保育園(があるかどうかわからないけれど-笑)に子供が入る感じでしょうか。自分がそんな立場になったら、ちょっと(かなり?)困るけれど、吸収力の旺盛な幼児だと数ヶ月でちゃんと会話できるだけの能力を自然に身につけるんですね。確かに、私の弟夫婦もカナダに一年ほど言っていましたが、当時小学校1年に上がる頃だった姪っ子と甥っ子も、半年後にカナダを私が訪れたときには、かなり綺麗な発音で喋ってましたし。只、すでに成人を過ぎている彼らは、今では全く発音も英語も忘れているように、早期教育はしてもその後継続しないとどうしても消えてしまうもの。番組では、保育園だけでなく、英語しか使わない村を作りその後の小学校でも英語付けの環境を作ろうとしていました。

両方の番組たまたま見ていて思ったのは、必要なのは英語の「技術」なのか「能力」なのか、ということ。仕事で英語を使うなら、日本語を英語に訳すあるいはその逆に翻訳する「技術」があればOKな訳で、「英会話が出来なきゃ」とか「英語を勉強しよう」と思っている殆どの人は、これを目指しているんでしょう。一方で、「アメリカで生活したい」「向こうでビジネスをしたい」という人は、「能力」が必要なんでしょうね。技術的には、発音とか文法とかは劣るかもしれないけれど、未熟なら未熟なりに相手を説き伏せる迫力とか物怖じしない態度とかも含めての「能力」。自分の周りには、TOEIC 800/900なんていう人が結構いるけれど、仕事で相手と英語でミーティングとかプレゼンテーション、さらにはビジネス上の丁々発止のやり取りなんかは、必ずしもその特典とは比例していません。その一番の理由は"Hearing"の差じゃないかと個人的には思います。

どんな言葉でも、子供はまず耳から入ってくる音に反応して、その意味を自分の中で構築していきますよね。だから、まず「聞く」という行為が一番需要何だろうなと。自分も英語が出来ない頃に出張で半年以上英語漬けの状態にいて、以後それなりに仕事で使えるくらいまで能力が伸びたと思っているので。だから、まずは「夢の扉」のように、英語漬けにするというのは重要だと思います。只、それを少なくとも中学生とか高校生くらいまで徹底しないと、なかなか厳しいんじゃないでしょうか。もう一つは、そういう状況で身につける「文化的背景」。アメリカにいて英語の中でアメリカの文化背景を理解していく事は、例えばちょつとした言い回しとか引用なんかにも反映されるから重要。日本語で言えば、慣用句とか四文字熟語みたいな言葉を知っているかどうかということでしょうか。これを、日本にいて英語の環境にいるだけでは、日本の言い回しも途中だと英語の言い回しも途中という事にならないか、というのが個人的心配。

でも、インドとかシンガポールとかフィリピンとか、もともと英語文化でない国でも国語として英語が使われてる。そういう場所では、多分いろいろな葛藤というか試行錯誤みたいな物があったと思うんですよね。で、結局は時間が解決していって、「インド英語」とか「フィリピン英語」みたいな物が出来ていく。丁度、「英国語」が「米国語」になったように。だから、「日本英語」も後何十年かすれば定着して、もしかしたら東京とかのビジネス街では、どこでも日本英語が使われるんだろうか。結構日本人のことなので、そうなる前に「インプラント式自動翻訳機」なんていうのを作ってしまうかも。いゃ、中国語が今の英語に取って代わっているかも...

燃油サーチャージ

予想通り、燃油サーチャージが上がりますねぇ。ANAは前回上げていたので、差分だけ見ると上がり幅は少ない感じですけど、JALは前回据え置いたから金額はANA/JAL同じだけど印象的には「JALは高い」という雰囲気。5月のG.W.の分は既に発見済みなので、今回の影響は無いけれど、夏休みの分をどうするかですね。3月中に発券しておくか、往復7000円は誤差と思って5月まで様子を見るか。今の中東の騒動が直ぐに収束すれば、6月から下がるかもしれないけれど、どうも年内の燃油サーチャージは、横ばいの時はあっても下がることは無さそうですね...

分数が出来ない

先日、歯医者さんでの待ち時間に読んでいた雑誌に面白い記事がありました。いわゆる「ゆとり教育」が終わり、教育項目が再び増えて(でも、自分たちの時代よりはまだ少ないけれど)いろいろ弊害・問題が予想される。その中でも、「算数」が危ない、みたいな内容でした。で、その中でもちょっと衝撃的だったのは、小学校で分数を習うんですが、どうもその「概念」が最近の子供は持っていないので、理解するのが大変と言うこと。その理由が、身の回りにあるものの多くが小分けされていて、昔のように「羊羹を人数分に均等に切り分ける」とか、「箱の中のキャラメルを分ける」という機会が無くなったということ。そう言われれば、「なるほどなぁ」と納得できます。電卓が普及して、そろばんとか安産での計算能力が低下してきたのと同じですね。ただ、後者の場合は計算のためのツールの登場による「技能低下」の話なので、まぁ訓練すれば回復することも可能だろうけれど、前者の分数の話は考え方というか文化・背景の欠如とも言うべき話なので、人間性というと大げさかもしれないけれど、もっと深刻な話のように感じます。

時代と共に言葉が変化していくのと同じで、そういう考え方とか文化も変わっていくのは仕方ないし必要なことだとは思うけれど、ちょっと寂しい気もしますね。

2011年2月23日

New Zealandの地震

昨日発生したNew Zealandの地震災害。多くの日本人も現地で被災したようで、一刻も早い救出が望まれます。その中でも、今救出を待っている富山の専門学校生達の状況を伝えたのが、携帯電話のメールというのが今の時代を感じます。16年前の阪神大震災の時に、もし今の時代くらい、いゃ半分くらいでも携帯電話が普及していたら、もうちょっと違う事になっていたかもしれませんね。それと、今回最初に被災を伝えてきた専門学校の先生のメールは、日本の家族に届いていて、その後の通話も日本と行っていたんですね。となると、国際ローミングサービスの有無や内容が、今後の海外旅行で一つ命綱になるかもしれませんね。また、携帯電話にしても、非常時モードというか、出来るだけ省電力機能をつかって、バッテリーライフを伸ばすような機能ももしかしたら必要かも。例えば、メール受信は自動的に選択受信モードにする(自動的に受信しない)、APへの位置情報送信間隔を伸ばす、着信等も特定の番号以外は保留にする、等等。

今回の地震発生で、このNew Zealandは日本同様地震多発国と言うことを初めて聞いてちょっとビックリしました。古い町並みの残る都市と言うことで、そういった建造物はある程度仕方ないとしても、結構耐震設備が整っていないような印象を画面の映像から受けたから。単に、煉瓦を積み上げただけのような建物が、今回の地震で倒壊している様子が目についたんですが、店舗とかの場合内部から補強とかしないんだろうか。ニュース等を見ていると、昨年9月にもう少し内陸部で発生したM7.0の地震の今回は余震ではないかと言うことですが、発生場所がより都市部に移りしかも震源の深さが前回の12kmから5kmとより浅くなったので、被害の度合いも大きくなったと言うこと。さらに、前回の地震で受けた建物の修復作業がまだ進まないうちにこの余震を受けたので、それで被害が大きくなったと言うことも解説していましたが、この辺りの対応なんかも、日本と比べるとちょっと違う印象ですね。

今日には日本からの救助隊も向かうようですが、一刻も早く被災者の方達が救出されることを祈るばかりです。

HDDを買ってしまった

先週、この記事を見てAmazonのページをみたら、2TB HDD(WD20EARS-R)が思いの外安いのに驚き、この週末ついポチッとしてしまいました。それも、この際だからと3台も(爆)。現在の自宅にあるHDD類(3.5"と2.5"も)全部を合わせると、それくらいになるのかな。だから、一気に倍増したことになりますね。12TD過、それ以上... うーん、一昔前なら下手な企業の総データ量くらいです。取りあえずは、2TB HDD#1には、今1TB HDD 2台に入っているデータを集約して、バックアップに。2TB HDD#2には、NASのデータ(約800GB)をコピーしてNASのバックアップに。残り2TB HDD#3は、今後のバックアップ用として、取りあえず保留ということで。

実は、NASのHDD(500GB×4台)を、この際2TB×4台に入れ替えて6TBのRAID5にしようかと思ったんですが、となると抜いた500GB HDD 4台をどうするのか、持てあましそうだったので今回は大人しく単体利用ということで。でもね、こうHDD容量が大きくなり、中に入っているデータ量も多いと、単にデータ移動するだけでも何時間とかかかるから大変。かといって、細切れのHDDを何台も持っているのも大変だし。最初の頃に購入した260GB HDDが何台かあるんですが、勿体ないけれどデータを吸い上げたら破棄しようかなぁ。サイズ的には起動用HDDに丁度良いんですが、5400rmpなので遅いんですよね。当時は7200rmp物を買う余裕は無かったので。あるいは、HDD用のストレージタワーを作って、ストライピングモードで使おうか。等々、暫く色々考える時間になりそうです。

2011年2月22日

Y+は続くよ

新生UNITEDでも、現行UNITEDのY+を継続しCO機にも導入するという記事。でも、COではY+よりもさらにシートピッチが広い(Y+: +12cm vs CO: +18cm)「Extra Leg Room」っていうのがあるんですね。でも、Seatguruで見てもそんなブロックは存在しないみたい。で、COのサイトとかみてみると、どうやら非常口横のシートをそういう名前で追加料金で指定出来るようにしているみたいですね。UAだと、空いていれば(多くの場合いの一番に埋まるけど)自由に指定出来るのにね。逆に、非常口横のシートなら、もっとピッチがあるだろうと思うけどなぁ。実際、UAの国内線でY+の非常口横のシートを何度か利用したことがあるけれど、結構広いですよね。新幹線の普通車両の座席位の間隔じゃないでしょうか。足を組んだり伸ばしたり、十分出来る余裕があります。まぁ、COがY+を導入してくれれば、少なくとも少し広い席に当たる確率は増えるわけだから、良いんですけどね。うーん、夏の旅行ではCO便を何処かで入れてみようか。昨年、初めてCO便(US国内)を利用した時の印象は、結構良かったですから。

パンダ狂想曲

昨日からテレビのニュースのほぼトップを占めるのが「パンダ」。3年振りに上野動物園にパンダが戻ってくると言うことで、地元の期待も大きいみたいですけど、ちょっとはしゃぎ過ぎな気も。しかも、まさか使うんじゃないだろうなと危惧していたとおり、四川省成都から成田に空輸した期待は、ANAの「パンダジェット」orz いゃ、そこまでやらんでもいいだろうと思うんですが。

今回の騒ぎって、始めて日本にパンダが来たときの騒ぎをちっと彷彿させます。当時は日本初と言うことで、もっと大騒ぎだったけれど。でも、パンダって、上野だけじゃないんですよね。神戸に一頭和歌山には八頭も。別にさらに上野に持ってこなくても良いじゃんと思うけれど。お金もかかることだし。

数年前に、旭川動物園の「行動展示」が話題になり、国内の動物園が一斉にそういう方向に行きだして、動物園だけじゃなくて水族館なんかでも展示方法を工夫して集客に成功しているところも増えました。希少動物を集めて人気を上げるのも一つの方法だけれど、見慣れた動物達が意外な仕草を見せることの驚きはもっと重要なんじゃないかと思います。まぁ、個人的には上野パンダよりは、猫カフェかな(をぃ)。

顧客満足

昨日、いつものように自宅近くのスタバに行って昼食用のサンドイッチとコーヒーを買ったとき、レジ担当の女性スタッフが「先日は申し訳ありませんでした」と私に言うじゃないですか。これで思い出したんですが、一週間ほど前にもこのスタッフさんがレジを担当していて、今回と同じようにここでサンドイッチとコーヒーを買ったんですね。ただ、その時には二種類買ったサンドイッチの一つが品切れで、それを確認しないで先にレジを打ち込みiDで精算まで済ませていたので大変。バックヤードに在庫が無いか確認したり、支払い済みのiDの返金操作が分からなくて先輩スタッフを探して処理をしたりと、結局15分位ドタバタしました。その時は正直ちょっとイラッと来たんですが、一週間もしないうちに忘れているくらいですから、まぁ自分にとっては大したことじゃない。逆に、多分このスタッフさん自らの考えだと思うけれど、こうやって一言言われるとこちらとしても印象はかなり違います。

で、似たような出来事が日曜日にも実はありました。日曜日のお昼ちょっと前に新幹線で浜松に戻ってきたのでお昼を食べてから帰宅することに。とある中華レストランに入りラーメンと餃子を注文。お昼少し前だったけれど、日曜日ということでもう一回転位したのかな。店内は7割位の入りでしたけど、何となくバタバタしている感じ。で、10分ちょっと待った頃でしょうか、店長と思しき男性スタッフが席に来て、「申し訳ありませんが、餃子の注文が集中して後7~8分位かかるんですが」と言います。こういう時の「後何分」は、もっと掛かるという意味でもありますから(笑)、「それならラーメンだけで結構です」と餃子はキャンセル。「申し訳ありませんでした」と戻っていったんですが、それから5分程して「代金からは餃子を引いておきましから」とチェックとラーメンが届きます。食べ始めて暫くすると、再びこの男性スタッフが現れて「遅くなりましたが、焼き上がりましたからどうぞ」とキャンセルした餃子を持ってきます。「いゃ、申し訳ないから結構ですよ」と固持したものの、すでにできあがっているものだしと言うことで、ありがたく頂くことに。食べ終わってレジでラーメン代を精算していると、再びこの男性スタッフさんがレジの所に現れて「本当に申し訳ありませんでした」とまたお詫びのお辞儀を繰り返します。まぁ結果的に注文通りの食事は出来たし、餃子は只(サービス)で貰ってしまった上にこれだけ丁寧にお詫びされては流石にこちらも申し訳ないので「いゃ、問題ありませんから」と答えるものの、向こうは何度もお詫びのお辞儀をしています。

厳しいことを言えば、このお店は「浜松餃子」が売り物だし、しかもお昼のランチでは餃子定食とか組み合わせたセットメニューを一番に出しているので、それを切らしてしまうのは運営上は問題。ただ、トラブルを100%防ぐことは出来ない以上、何かあったときのリカバリーアクションは重要だし今回の対応は十分納得満足できるものでした。トラブルを起こさない努力が、勿論最優先だけど、仮に何かトラブルが発生した場合には、まずは誠実に対応する大切さを改めて知らされた感じです。今の仕事では、直接お客様と相対することは殆ど無いけれど、そういう気持ちは常に持っていないといけませんね。

2011年2月21日

ANA InterContinental Tokyo

土曜日の夜に、大学生達との飲み会があったので、久しぶりにANA InterContinental Tokyoに宿泊。一年半ぶりですねぇ、ここ。久しぶりなので、一年くらい前にリニューアルされたクラブラウンジを使えるように、クラブフロアに泊まってみようかと最初思っていましたが、多分そんな時間はないだろうと思ったら、その通りでした。

飲み会のスタートが夕方16:00からという事だったので、もしかしたら早めにチェックイン出来るかなと思ったんですが、若い連中と飲み食いして、やれ二次会だ何だとなれば、流石に深夜にはならなかったけれど、結構遅い時間に。Bar位はちょっと行こうかと思いましたが、翌日も用事があるので自粛。例によってメールチェックなどをしてから休むことにしました。
これも、新しくなったデスク周り。机右側にあった、LEDの電気スタンドがなかなかオシャレで気に入りました。自宅用に同じ物が欲しくなったくらい。

驚いたのが、PCR特典で毎日配布される新聞。チェックインした時に、夕刊が入り口横のポケットに入っていました。その日は抜いただけで、翌朝見てみるとやけに夕刊にしては厚い束になっています。あれ? 朝刊を持ってきた? と一瞬思ったんですが、よく見たら、読売、朝日、日経の3紙の夕刊が入っています。で、暫くして、ドアを開けて朝刊を取ろうとすると、やけに厚い束が突っ込まれています。「もしかして?」と取り出して見ると、読売、朝日、日経、の3紙の朝刊が入っていました。

もともと、私は新聞は読まない人なので、まかり間違っても3紙も欲しいとは言わないはず。以前何度か泊まったときに、違う新聞を頼んだのかなぁ? そんなこともしないと思うけれど。たまたまだったのか、何かこのホテルのプロファイルに「3紙入れないといけない」なんていう記録が残っているのか。もしそうだとすると、いったいどう言う利用でそうなっているのか、そこがちょっと気になります。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

翌日に都内で幾つかの用事があったので宿泊したSheraton Miyako Hotel。先月に続いて、今月2回目。部屋も、前回と同じ建物の端にあるデラックスダブルの部屋。

夕方のミーティングが長引いてしまい、チェックインしたのは21時近くになってから。いつものようにCafe Californiaで軽めの食事をして、その後地下のM BARでナイトキャップを。

毎回書いている、丸テーブルの机。イスが使いづらかったり、テーブルの脚が邪魔だったり、さらに机の脚の陰の部分にインターネットのポートが配置されていたりと、もうちょっと何とかして欲しいもの。インターネット接続自体は、そこそこ早いし快適なんだけど...

朝はSPG Platinum 特典で、1Fの四川でビュッフェの朝食を取ったんですが、そんなに混雑していたわけではないけれど、ホールスタッフの気配りがやや足りなくて、ちょっといらっとすることも。まぁ、若い人が多かったから仕方ないかもしれないが...

2011年2月20日

交流会

昨晩は、大学のフットボールチームの現役・OB/OGでの交流会がありました。ここのところ、ずっと優勝してシーズンを終了していたので「祝勝会」をこの時期に開催していたんですが、今シーズンは残念ながら最終戦で負けてしまい、4年ぶりに2位でシーズン終了。新旧幹部の顔合わせも予て、この交流会を開催したわけですが、まぁなんかサバサバした感じでしたね。時間も過ぎているし、すでに新しい幹部で新しいチームの活動も始まっていますし。つい先日Super Bowlが終わってフットボールシーズンが終わったわけですが、終わりは次の始まりということでもう2011年シーズンは、いろいろな場所でスタートしていることを実感した夜でした。

原油高?

中東で広がる民主化への抗議活動の波ですが、それに影響されて原油価格もじわりじわりとアップしてきています。4月からの燃油サーチャージは上がるのは必至だろうし、その後もさらに上がりそう。また、ガソリンの価格もだんだん上がってきています。このままいくと、165円だったかな、一定金額を超えて暫定税率廃止、ということもありうるんだろうか。となると、この分の財源不足も気になりますね。あれだけ「ガソリン値下げ隊」とか言って、全国行脚していたのに、いざ政権をとってみると「貴重な財源だから」みたいな言い訳をして、結局「ガソリン値下げしない隊」になっちゃったけれど。

まぁ、今自宅近くのGSでの価格はだいたい135円台で、ここからさらに30円も上がるのは流石にすぐには無理だと思うけれど、中東情勢が一気に傾けば可能性はありますよね。民主化は進めて欲しいけれど、それによる混乱で原油価格がアップするのは困るというジレンマです。

2011年2月19日

承認制で政治家の歳費を

政権交代から2年も過ぎるのに、未だ腰が据わらない現政権。政府として大きな仕事の一つ、予算成立すら危なそうで、国からの援助を受ける地方も大変ですよね。で、ふと思ったんですが、政治家の給料(歳費)を、次年度の予算成立の中に組み込んだらどうだろうと。要するに、予算が成立して執行されて、はじめてその年度の歳費が支給されるようになれば、もうちょっと真面目に仕事に取り組むんじゃないかと。で、年度前に予算成立すれば、その年度分は満額支給されるけれど、年度を超えた場合にはペナルティーで、たとえば一週間以内なら一月分減給、二週間なら三ヶ月分減給、一月以上遅れた場合には、本当は無しにしたいけれど、それでは可哀想だから半年分にする、とか。政治家も、成果主義とは言わないけれど、ちゃんとやるべきことは期日までに解決する能力を示さないと。一般のビジネスの世界では、そういうことを常に求められているんですから、それから見ると甘いというかお気楽というか。

ただ、今の政治を見ていると、そういう仕組みを作ったら作ったで、裏で談合してぎりぎり最後に帳尻合わせしそうな気がする(笑)。

「自炊」生活

PCWatch、「自炊」生活のための詳しいガイド記事。私も昔から本を読むのが好きで、それこそ月に何十冊も本を読んでいたけれど、どんどん溜まっていくのが困りもの。ある程度時代が進んで、PCに書籍データを取り込めるようになりましたが、ASF付きのスキャナーが登場してきたのが「自炊」生活がこれだけ広がる最大の理由だと、この記事なんかを読んでも思いますね。以前、手持ちのフラットタイプのスキャナーでスキャンしたことがあるけれど、10枚20枚程度ならまだしも、何百ページとなるともう拷問ですからね。

ただ、「本」の形で読みやすく印刷されているものを、iPadにしろ何にしろ、平面の画面に表示して読むのは、ちょっとつらいかなと私は思います。たとえば文庫本中で、見開き状態にして右から左に読んでいるとき、左のページを少し持ち上げて広がったVの字みたいな状態にして、そこから次のページに進む訳だけど、あれって文章が途切れることなく次のページに進めるいいアイデアだと思うんですよね。でも、データが同じだけで平面ディスプレーのデバイスではどうしてもページ送りの時に途切れてしまう。何かソフトで、ページを全部連結して横スクロールでどんどん読めるような形式になればもっと便利なんだけどといつも思うんですが。

書店とか出版社も、この「自炊」で大きな影響を受けているようですが、これをマイナスと考えないで、本として読みやいすもの、電子ブックとして読みやすいものを販売するようにするとか、そういうアイデアで新しいビジネスが生まれないだろうか。CDからiPodにリッピングするのはCDをドライブに挿入すればすべてソフトがやってくれるけれど、この「自炊」に関しては書籍の解体作業とか、自動的にスキャンされるとはいえそれなりに手間もかかる。さらにスキャン後の本も残るわけだし。何か、新しいビジネスの種があるような感じがするんだけど...

南氷洋の鯨

日本調査捕鯨に対するシーシェパードの攻撃の激しさから、今期は早々に調査捕鯨中止を決めた日本。それには、こんなシーシェパードを経済的に追い詰める目的もあったという記事。なるほど、それには気がつかなかった。刺激的なシーンがあまりなければ、アニマルチャンネルにしても番組を作りようがないですからね。

太地町のいるか猟で、現地に入っているこの手の環境団体が、地元民を挑発しているビデオがYouTubeにも上がっていますが、このシーシェパード同様、英語はわからないだろうと言うことなんでしょうか、罵詈雑言に近いことを平気で言っていますよね。あれはあれで、すごく陰湿だと思うけれど、こっちの南氷洋は武力で攻めてくるから大変。日本も、これまで撮影してきたビデオなどを編集して、YouTube等でどんどん広報すればいいと思います。それくらいの予算は仕分けしないだろうし。

 日本人というのは、なかなか気持ちや態度を外に出さない国民性があるけれど、それが臨界点まで達したときの爆発力はかなり激しいもの。そろそろ、その臨界点に近づきつつあるんじゃないだろうか。

2011年2月18日

「実名」でないかもしれない「実名」

ITmediaの記事から、UNIQLOがFacebookに提携サイトを開設したという話。FacebookにLog-onすると、ユニクロの衣料品を身につけた写真を投稿できるそうなんですが... なんだなかぁ... で、社長の柳井氏は「実名ベースということは責任ある情報を交換する場」と言われているようですが、「実名=本名=本人」とは限らないのがネットの世界だと思うんだけど。店頭なら、免許証とか保険証で確認できるけれど、ネットじゃそんなわけに行かないし。

勿論、ハンドルとかネットネームで登録する他の同様のシステムよりは、本名で登録しているユーザーの数は圧倒的に多いけれど、だから責任あるか、というのはまた別の問題だと思います。例えば、本名同士でつきあいが発生する「リアル世界」であっても、騙したり騙されたりする事もあるわけですからね。ネットの世界が、高々「実名」を使用するだけでリアル世界よりも良いとは、正直思えない。逆に、Face-to-Face、Eyeball-to-Eyeballでコミュニケーション出来ない分、私はFacebookであろうと、それはネットワーク上に形成される自分のキャラクターの一部でしかないと思います。

私自身、Facebookがまだ日本に入ってくる前からアカウントを作って、面白いなと思って使っていた時期もあったけれど、暫く前から放置状態です。理由は、昔ならば自分が公開しても良いと思う自分の趣味なり興味のある部分をオープンにしていれば良かったけれど、リアル社会で関わりのあるいろいろな人がリンクしてきたりすると、例えば別の話題が出てきたり、これまで書き込んでいた内容をそのまま公開すると色々問題がある人が訪問してきたりと、結局当たり障りのない、曖昧な話題しか公開できなくなって来ちゃったんですよね。

例えば、会社で仕事をしている時に、大学時代の知り合いが合コンの話を横で始めると、その隣では家族がプライベートな話をするようなもの。リアル世界なら、会社では仕事の話しかしないし、合コンの話はアフター5だし、プライベートな話は帰宅してからと、ちゃんと自分の中ではカテゴライズ出来るけれど、ネットではそういうことが一緒くたに出てきてしまう。それがネットだとは思うけれど、全ての人がそういう理解でアクセスしてくる訳じゃないし。

最近のFacebook万歳的な記事を読んでいると、少し前のSecond Life、そのまた前のBlogが始まった頃、みたいな新しいテクノロジーに乗り遅れるな、時代のバスに乗り遅れるな、みたいな煽りを凄く感じます。まぁ先行者利益もあるから、いの一番に手を上げることも重要だけれど、ちょっと立ち止まって周りを確認することも忘れちゃいけないでしょう。今が旬なのは間違いないけれど、旬を過ぎれば普通の技術になることも理解しないと。で、次の旬を逃さないようにアンテナもしっかり広げておかないとね。

Waton@Jeopardy! (2)

三日間にわたって開催された、IBMのスーパーコンピュータ"Watson"と二人のチャンピオンとの戦いは、「圧倒的ではないか」という感じの大差。ただ、前の記事を書いたときには、Watsonも司会者の話す質問を聞いて回答しているのかと思ったけれど、質問文(テキスト)を入力されていたようですね。そこは期待していただけにちょっと残念。後、質問文をテキストで流していたとすると、回答するときの早押しなんかはどうしたんだろうか。リレーとか着けていたのか。そうなると、人間の反射神経と電子回路のON/OFFのスピードって、その差分だけでスーパーコンピュータは何百何千万回と処理出来るだろうから、それもちょっと不利かも。音声合成で答えを話し始めたときにも、実はまだ処理中で話ながら答えを作っていたりして(笑)。

でも、Watsonがさらに改良されて、それこそ自然言語で質問されて、それに対しての答えを音声合成で話して回答してくれたら便利ですよね。特に、目が不自由でターミナルとか使えない場合でも、このWatson君に電話して質問すれば、直ぐに答えてくれたりして。でも、自分たちが質問するような、例えば「横浜駅周辺、徒歩10分圏内で、10名くらいの個室があり、日本酒の種類が豊富な、ちょっと変わった肴を提供してくれる居酒屋」なんていう事への回答は、Waston君でも無理かな(笑)。

2011年2月17日

ロボットマラソン

まだまだ「高いオモチャ」ではあるけれど、今では二足歩行ロボットって、そう珍しい物ではなくなりました。で、その二足歩行ロボットでマラソン大会をするという記事。パナソニックの充電式乾電池のCMで、東海道五十三次を歩いた「エボルタ」があったけれど、あの時の距離が約500km。距離は10倍以上だけど、あの時は一日一次と言う設定で歩いていたので、今回のようにずっと走りっぱなしと言う条件ではどれだけ耐久性が出るんでしょうね。4日以内の走行と言うことは、一日10km以上は歩かないといけないわけで、電池がある間疲れずに歩けるとはいえ、小さなロボットの歩幅では大変そう。

実は、最近テレビでCMしているDeAGOSTINIの「ロボゼロ」シリーズが欲しくなっちゃって、シリーズ購読しようかどうか悩んでいます。ネックなのは、完成まで70週間(約1年半)という時間の長さと(短気な自分にとっては待ちきれない)、1,990円×70号=139,930円というコスト。コストに関して言えば、それなりの性能のロボットキッとも、10万円から20万円位しますから、決して高いというわけではないけれど、でもやっぱり70号も待つというのが短気でせっかちな自分には合いそうもないです。でも、このロボゼロのCMでメッシュの壁を上るシーンがあるんだけど、本当最近のロボットは凄いですね。このロボットを2体以上用意して、うちのチームのユニフォームとメットを着けさせて、プレーを再現した様子を写真とかビデオに撮りたい、というのがちょっとした希望です。でも、その為に必要なコストと時間と手間を考えると、妄想しているだけの方がやっぱり良いかも...

キーボードのジレンマ

NECが発表したAndroid端末「LifeTouch NOTE」。その使用レポートである元麻布春男氏のコラムから。NEC的には、このLifeTouch NOTEは、携帯・スマホとPCの中間に存在する第三勢力「クラウドコミュニケーター」と言うことらしいけれど、何となく後付け理由っぽいなぁ(笑)。

で、実機はまだ見たことがないけれど、元麻布氏も書いているようにこういう小型機のキーボードは苦手だから、多分私も駄目だろうなぁ... 勿論、多少小さくても問題なしと言う人も多いだろうけど、自分のようにPCと併用する場合、切り替えて使う場合のタッチや違和感の違いって、結構ストレスになります。これ、もう一回り二回り小さくて、携帯ゲーム機のように両手で支えて親指でインプットするような形(キーボード付きスマホ的使い方)なら、まだ良いんですけど、サイズ的にPCと似たように両手をキーボードに於いて入力するんですよね。これしか使わないのであれば、多分そのうち慣れて問題無いんだろうけど、仕事でPCを使い、プライベートでこれを使うなんていう場合には、多分キーボードの違いによる違和感を感じると思います。

特にPCでキー入力を使い込んでいる人であればあるほど、その差に敏感になり使い出して暫くすると拒否感が生まれるんじゃないかなぁ。私は、今ThinkPad X201s/X200sを使っていますが、これらの機種ではワイド画面もあってフルサイズキーボードが提供されています。で、バックアップ用に持っているThinkPad X61sは、一部キーサイズが変形(縮小)されている「準フルサイズキーボード」なんですが、これですら使い始めるとイライラしてきます。結局、フルサイズキーボードに近い物を作れば作るほど、結局はフルサイズキーボードとの比較になってしまい、その「≒」の部分が強調されて感じてしまうように思います。だから、もし今後の携帯デバイスでフルサイズキーボードをサポートするならば、19mmピッチ以外はあり得ないわけで、それよりも短いピッチや変形キーを入れなきゃいけない場合には、別の入力方法、例えばiPhone/iPod touchのフリック入力とか、を創らないといけないように思います。

それに成功している一例が携帯電話ですよね。PCと違い片手で操作する事と、もともと数字入力(電話番号)だけを想定した10キーに、後から日本語入力機能を追加していき、その後の試行錯誤の結果現在の形に落ち着いているわけです。PC世代の自分などは、未だに抵抗感というか「あー、キーボード接続して入力してぇ!」と思うんですが、今の最初から携帯電話ありきの若い世代にとっては、片手で文字入力するのは「普通」の事ですからね。

いっその事、例えば右手側に10キー配列、左手側に十字キーやファンクションキーを配置するような、新しい入力装置を、これからのモバイルデバイスは色々提案しては取り下げて、試行錯誤をしなくちゃいけないんじゃないだろうか。そういう試練を経験しないうちは、「第三戦力」という存在は生まれないように思います。

ほんまでっか!?

バラエティ大好きな自分にとっての最近のお気に入り番組の一つが、CX系列水曜日21:00から放送されている「ほんまでっか!? TV」。いつも、怪しげな「評論家」の先生方の胡散臭い蘊蓄に「ガハハ」と笑って過ごし一時間なんですけど、昨晩はちょっと違う内容でした。

番組の一コーナーとして、「xxxが伝えたいTop 5」みたいなコーナーがあります。で、昨晩は教育評価の「尾木ママ」がモンスターペアレントのTop 5を解説したんですが... 確か3番目の話だったと思うけれど、「ネグレクトタイプ」の話を聞いた時には、ちょっといたたまれなくなりましたね。要するに、子供に対して興味がない、虐待タイプの親なんですけど... その話は、最近でも時々事件になって聞く話なんですが、その中でちょっと落ち込んでしまったのが、そんな鬼のような親でも、ごくたまに子供に食事を作ってやったり、何か優しい言葉を子供に与えると、それが子供にとって喜びになり、日頃の虐待を虐待と感じずに親の関心を引こうと従順になると言う説明。番組の中でも言っていたけれど、監禁されて痛めつけられても、ちょっと優しくされるとそれがとっても凄いことのように感じて相手(=犯人)を信頼してしまうような事と同じで、それが子供だからさらに深く刷り込まれてしまうんですね。

時間の都合で、実はTop 1とTop 2は来週放送に回ったんですが、ここまでの三つだけでももう頭がクラクラする内容なのに、残り二つはどれだけ凄い話なんだろうか。最初の二つが、修学旅行に親がついてくる過保護だったり、朝起きられないから子供の向かえに来て欲しい・モーニングコールをして欲しいという学校依存症だったり、迷惑だけど「馬鹿な親だなぁ」でまぁすんでいただけに、この直接子供に対しての暴力はいたたまれないですね。確かに、自分が子供の頃と比べると今の時代はかなり違うなという気はするけれど、子供が変わった訳じゃなくて親や保護者が変わってきているわけですよね。番組で話題になっていた、小中学生位の子供がいる世代と言うと、大体自分よりも一回り下くらいの世代だと思うんですが、うーん何かあったなぁ...

何となく思いつくのは、この世代が生まれて育ったのは、70年代から80年代の高度成長期で、何でも手に入った時代。ところが、物心ついて「大人になったら」なんていう事を考え出すときにバブルが弾けて、以後今にも続く暗い時代を過ごしてきた。そのギャップというか、落差の大きさが何か関係するんだろうか。

少子化が叫ばれて久しく、その原因として出産後の女性の職場復帰の難しさや、保育園等の不足が言われているけれど、なんかもっと根本的な部分が狂ってきているように感じる番組内容でした。私の知り合いで学校の先生(小学校、中学校、高校、大学)は何人もいるけれど、彼らはどう言う毎日を送っているのか... 最後は「ほんまでっか!?」の「ほ」の字も出ない状態だったけれど、ため息も出ないかもしれない。

2011年2月16日

Waton@Jeopardy!

アメリカの人気クイズ番組"Jeopardy!"に、IBMが開発した、自然言語を解釈して回答するスーパーコンピューター"Watson"が登場し、歴代チャンピオンと互角の勝負をしたという記事。これ、今朝のCNNjの中でも実際の番組の様子を一部流していましたが、それをみてビックリ。本当に、人間の対戦者がゲームをするように、質問者の話す問題を聞いて回答しているんですよ、これが。

この"Jeopardy!"というクイズ番組、私も出張の時とかよく見ていたけれど、かなり難しいですよね。ジャンル毎に、US$200からUS$1,000まで、US$200刻みで問題が隠されていて(昔は、US$100からUS$500までUS$100刻みだったと思う)、正解するとその金額が加算されるというもの。そのほかにも、いろいろルールはあるんですが、要するに早押し回答ゲームみたいなもの。でも、凄いテンポが早いんですよね。もうぽんぽん行く感じで、こっちなんかは一生懸命問題の読み上げを聞いて、画面に表示される文章を読んでいる内に、もう正解が出て次に行ってしまうような感じ。それでも、たまに得意なスポーツな問題とか科学系とかの問題で、こっちも正解が分かるとちょっと嬉しいけれど。まぁ、100回に1回あるかないかだけど(爆)。

最初、このWatson君がどの程度の実力なのか分からなかったので、問題文もテキストで流し込むのかとか、チェスの時のように人間が何か介在するのかと思っていたけれど、本当に質問を聞くところから回答するまで、全部人間の参加者と同じなんですよね。流石に、最終問題の記入回答の時にはI/Fをとったみたいだけど。画面に映っているのはモニター一つですが、実際の筐体は部屋一つくらいあるんですよね。クイズという限られた領域だけど、これだけ自然言語を解釈して正解を導き出せる「機能」(「知能」とは言わない)が実現できるのは凄いなぁ。これで、ゲームの合間にJokeの一つも言えれば、なお凄いけれど(マテ)。チェスの場合は、相手の差し手から未来の差し手を予想する、ある意味力業みたいな部分もあるけれど、こういったQ&A形式の対戦となると、さらに複雑な類推機能が必要になると思うから、大変ですね。自然言語解析にしたって、ちょっとした言い方の違いとかでも、内部処理が大きく変わったりするんだろうな。興味深いです。

HTCのAndroid携帯

最近では、珍しくもなくなってしまったAndroid携帯の新製品。Androidの先達とでも言うべきHTCからの新製品。Facebookにダイレクトアクセス出来る「Fボタン」が売り物だそうですけど、そう言うのって急速に流行廃りがあるからどうなんだろう。例えば、以前だとSoftbankが「Yahooボタン」なんていうのを付けたけど、亜レット今でもどのくらいの人が使っているのか... さらに、HTC初のAndroidタブレットも発表。個人的には、最近タブレットに興味があるのでGalaxyとかも見てるんですけど、まだちょっと違うなぁというか、使ってみて手にしっくり来ないというか...

iPadの新製品の噂も流れる中、ちょっと小ぶりな、でも画面が大きいタブレットが登場しないだろうか。このiPad2が7~8インチクラスだったら、即買いなんだけど(笑)。あっ、HTCのAndroidの話だったのに...

オールジャパン発表

来週土曜日26日には、第四回ワールドカップのアジア予選になる、日本と韓国とのアジア選手権が開催されます。その全日本チームの選手45名が発表されました。選手リストを見ると、オービック、鹿島、パナソニック電工、富士通のベストチームみたいな感じ(笑)。それ以外のXリーグチームでは、アサヒビールとIBMから2名、ライズ、立命館、早稲田から1名、無所属(をぃ) 2名ですか。

まぁ、今の戦力分布を見るとそんな感じなのかなという気はするけれど、アサヒ飲料とかアサヒビールからもう少し入っても良かったような気がするけれど。ちょっとメンバーの数を数えてみると、オービックが11名で最多。続いて鹿島が9名、富士通が8名、パナソニック電工が7名ということで、ちょっと関西のチームから少ない感じですね。まぁ地域的な事も考えると仕方ないのかな。もっとも、このメンバーは今回のアジア選手権のメンバーであって、それに勝って次のワールドカップの時には、またメンバーの入れ替えがあるんでしょうね。その時のベストメンバーを選ぶということで。

ライバルチーム同士が集まって一つのチームを作るというのは、オールスター戦みたいな場合は人材交流以外あまり意味が無いと思うけれど、こういった「オールジャパン」を作るというのは、選手には勿論関わったコーチ・スタッフにとっても貴重な財産になると思うんですよね。今回のコーチ・スタッフメンバーは、そういうことはもう不要で十分スキルのある人達ばかりだけど、リーグの中堅・下位チームのコーチやスタッフの人が、勉強もかねてこういう場所に入れたら、それはそれでまたフットボールの底辺拡大に繋がるような気もするんだけど、どうでしょうね。

試合の日、暖かいと良いけどなぁ... (笑)

2011年2月15日

方便

沖縄の地元紙とのインタビューで、「海兵隊抑止力は方便だった」と答えた前首相。「嘘も方便」という諺もあるけれど、今更波風立てるようなことをわざわざ地元で言わなくても... どうせなら、墓の中まで持って行けばいいのに。少なくとも、政界を引退した後くらいにしろよと言いたいですね。で、となると、国会でこの問題を追及されていた時には「ちゃんとした理由があって」と説明していたはずだから、結局「嘘」を言っていたわけですよね。「偽証罪」とは言わないけれど(言いたいけれど)、責任問題はどうなるんだろうか。変な話だけど、自分がやりたいことを達成するために、もっともらしいことを言ってしまえば良いことになる。

あっ、すでにマニフェストが「方便」だったか(笑)。母親から貰っていた「子ども手当」も知らなかったというのも「方便」なんだろうな(笑)。そういゃ、「辞める」と言っていたけれど「辞めない」というようになったのも... 政治家に「常識」を求めちゃいけないのかもしれないけれど、ここまで非常識な人間が一年間も国のリーダーをしていたのはちょっと怖いですよね。失礼を承知で言うけれど、この人、これ以上迷惑を掛けないように、何処かに隔離した方が良いんじゃないだろうか。「宇宙人」として、何処か遠くの星に戻ってくれないだろうか。

GDP

昨日は一日「日本のGDPが中国に抜かれて3位に」というニュースが飛び回っていましたが、まぁ悔しくないかと言われれば悔しいけれど、数年前から言われていたことですし、そういう意味では予想よりも少し遅かったんじゃないんでしょうかねえ。まぁ、統計上の話なので、いろいろ視点を変えればとっくの昔に抜かれていたと言う話もあるようだし、逆に一人当たりGDPなんかで言えば、まだ10倍位日本の方が上な訳ですけど。

まぁ、負け惜しみも込めて言えば、日本が西ドイツを抜いてGDP 2位になったのが43年前。以後、流石にアメリカを追い抜くことは出来なかったけれど、世界経済の中心だったことは確かで、これからもそれなりのポジションを維持していくことは間違いないだろうし。確か、フランスとかイギリスは日本の半分くらいのGDPだったけれど、それ以上の存在感があります。そういう存在にならないとね。ただ、そうでなくても「気持ちはジャイアン」「気持ちはスネ夫」みたいなやっかいな国が隣に居たりするのが困りものですけどね。

もっとも、昇り龍の中国にしても、その後にはインドやブラジルなんていうさらに勢いがある国が控えているわけで、押さえてはいるけれど色々問題を抱える国としては、これからが大変なんじゃないだろうか。世界の工場としての地位は、しばらくは安泰だと思うけれど、それでも"China Risk"を回避するために、東南アジアや他の地域に移る動きもすでにありますしね。日本としては、近場の大規模消費地として、上手く利用していくのがこれからの生き残り策だろうな。その為にも、「量より質」の製品をこれからも作る気持ちが無いとね。多分、よほどのロボット革命とかでも起きない限り、国内生産で人件費で勝てる時代ではないですからね。無人化というのは日本の産業界が達成した大きなマイルストーンの一つだと思うけれど、そこからさらに付加価値をどれだけ付けていけるか、難しいけれどそういうビジネスを今後はしないと。

これから伸びて来るであろう新興国を見ていると、やはりそれなりに国の広さもあるし、人口もあるし、天然資源もある国ばかり。狭い国土、人口減少、天然資源無しの日本だけど、それでも少なくとも二つは有望な資源があると思います。一つは、最近外資による買収でも話題になっている「水資源」。これは、淡水化技術も含めて、これから世界に売っていける大きな商品だと思うんですよね。もう一つは、海洋資源の利用。魚介類だけでなく、排他的経済水域も含めた海底資源利用とか、これはこれから伸びてくるだろう新興国にはない資源だと思います。ただ、その「海資源」に関しては、「隣のジャイアン」と鬩ぎ合いをしているわけで、となるとGDPでは抜かれたとはいえ、それなりに日本としても態度で示さないと。ロシアに対して言うだけの半分でも中国に対しても言えればねぇ...

これまではアジアの中ではダントツのトップ、世界の中でもトップツーにいたわけだから、相手が日本に合わせてくれました。だから、日本的な考え方とか日本的なやり方も、時には相手の譲歩を得たかもしれないけれど、今後は相手の土俵で相手のルールで試合をしないといけないわけです。そこでは、日本的な考えは捨てて、相手の立場で相手よりも利口に立ち回らないといけないわけで、そういう意味ではこれからの日本は「変わらないといけない」と感じますね。

2011年2月14日

羽田発国際線

三月中旬の三連休に、金曜日の夜羽田発で何処かに行きたいなと思って、この週末時間のあるときにあちこちのサイトで検索してみたんですが、流石に皆さん考えることが同じなのか何処を見ても一杯。空席があっても、そこそこお高いレートしか残っていません。諸般の事情で、スターアライアンス系しか利用しないという制約もあるので(笑)、さらに限定されてしまうわけですが、第一候補のシンガポールなんて、SQもNHも一杯。いゃ、昼間の便ならまだ席はあるんだけど、金曜日の夜に仕事を終えて、そのまま羽田の深夜便で出発、というのが第一希望なので、この条件となると結構羽田発便ってまだ少ないですね。もう少し様子を見ていれば、直前のキャンセルで空席とか出るだろうか。最初は、まぁ半分冷やかしでと思って検索していたのだけれど、「無い」となると「行きたい」と煽られるのは、まだまだ人間が出来ていない証拠だろうか(笑)。

で、一度は国内線で沖縄とか北海道とかも考えたんだけど、やっぱり国際戦ターミナルを一度は経験してみたいということで、またちょこちょこ検索しています。

ThinkPad X201sのTrackPoint

徐々に自分のメインマシンにシフトしつつあるThinkPad X201s。前回は廃熱が気になったんですが、もう一つ気になるのが、TrackPointのボタンのクリック感。私は、PCを使い始めて始めてマウスを使い出した頃からのクセで、左手でマウスを使っていた(右利きだから、マウスを使いながら右手でメモとか取れるように)ので、新しいPCの使い始めの時には、まず最初にマウスのプロパティを開き、ボタンの左右入れ替えをするのが最初の儀式。それは、ThinkPadを使い出してTrackPointになっても同じで、必ずボタンを左右入れ替えて使っています。だから、TrackPointのセンターボタンと右ボタンは常に酷使されている状態。

で、このX201s君なんですが、このTrackPointのクリックボタンが、何故か少しストロークが深い感じで、しかも作り込みが甘いのか、指で押し下げるときに「ギシギシ」した感触があります。これまで、何台もThinkPadを使ってきたけれど、こんなギシギシかん、例えてみると安いプラモデルを作っているときの微妙に左右のパーツが組み合わない感じと言うか、そういう物理的にも感覚的にも違和感を感じる状態。実は、X201sの前に使っていたX200sも、X201s程じゃないけれどちょっとボタンに違和感があり、さらにT400sのキーボードを使っていると言う話の、外付けキーボードであるUSB Keyboard with TrackPointも、こちらは逆にクリック感がないふにゃふにゃしたタッチで、こちらもちょっとフラストレーションが堪ります。

バックアップ機として持っているThinkPad X61sのボタンは、それほどではなく、ややソフトな感じ程度なので、3桁モデルになってからこの辺のデザインが変わったのかもしれないけれど、キーボードのキーの変化がそれ程ではないのに対して、TrackPoint手を抜いてるんじゃない? と小一時間位言いたい気分。まぁ、X200シリーズにもTouchPad搭載モデルが出るくらいですから、世の中の標準はTouchPadや外付けマウスなのかもしれないけれど、ThinkPadの特徴の一つ出もあるわけだから、もうちょっとTrackPointの「質」にこだわって欲しいなぁ... 今度、キーボードだけパーツで取り寄せて、交換してみようかと本気で検討中です。

NokiaとMicrosoft提携

Nokiaと言えば"Symbian"だったけれど、世の中のiPhoneとAndroidの波には勝てなかったと言うことか、MicrosoftのWindows Phoneを採用という記事。開発する側にしてみれば、限られたリソースで最大成果を出さなきゃいけないわけだから、プラットフォームの多角化というのは決して有効な戦略ではないと思うので、これは事実上の戦略転換ですよね。実際、Mobile LinuxのMeeGoは開発中止という話も聞くし。

まだNokiaは、世界規模では携帯市場で首位と言っていいんだろうか。でも、韓国のSumsongやLGEの追い上げは厳しいですからね。でも、日本の携帯メーカーと比べれば、まだ良い方か? いずれにしても、スマートフォンに向かうことになれば、どうしてもPCとの親和性が重要になるわけで、となるとPCのインストールベースでは寡占状態のWindowsと仲良くすることは、まぁ悪くは無い戦略ですよね。

2011年2月13日

エジプトとベルリン

エジプトでの政権交代が達成されて、一時は争乱状態でどうなるかと思ったけれど、何とか大規模な衝突が発生することなく収まりつつあり、遠い国の出来事とはいえホッとしている人も多いのでは。今回のエジプトの様子を見ていて、何となくオーバーラップしてくるのが、東西ドイツ統合の切っ掛けになった「ベルリンの壁崩壊」のシーン。丁度USに出張していた時のことで、CNNのライブ放送を見ながら、あのベルリンの壁の上に大勢の人間が乗って壊している映像は、それまでに受けた学校での歴史の教育で、米ソ冷戦とか東西ドイツ対立なんていうことをすり込まれていた人間にとっては、いつかあるかもしれないけれど多分自分が生きている内には無理だろうな、と思うくらい衝撃的な映像でした。

あの時の東ドイツでは、口コミで東西ベルリンのゲートが解放されたという情報が伝搬して、それが結果的にあの大きな人の波に繋がったわけだけど、今回はFacebookやTwitter、つまりネットの情報伝達が大きな役割を果たしたと言われています。確かに重要なツールとして仕事をしたと思うけれど、やっぱり民衆自身が持っている思いというか気持ちが無ければ大きな運動にはならないわけで、結果的にそういうモメンタムが無いと、何処でも同じような「改革」が生まれるとは思えません。そういう意味では、情報遮断をしている中国に、直ぐにこのうねりが伝搬するとは思わないけれど、これからジワジワと効いてくるボディーブローにはなりそうですね。

ベルリンの壁崩壊は、その後の東ヨーロッパの社会主義体制の崩壊の切っ掛けになったと思うのですが、今回のエジプトやチェニジアの出来事が、アフリカやイスラム社会にどんな影響を及ぼすんでしょうか。20年前のベルリンがその後の世界に及ばした影響以上の事が、今回再び生まれるんでしょうか。それが少しでも平和に繋がるように祈っています。

休日分散化反対

空きの大型連休を、分散化して取得しようという話。個人的には、日本には馴染まないと思うんですよね。理由は、幾つに地域を分割しても、その境界線となる地域で休日の有無が問題にならないほど、過疎化している地域は無いだろうから混乱するだろうということ。同じように、州毎に祝日が異なるUSの場合、州境である程度分断されても、それ程困らない程度に人口の密集度が違いますからね。さらに、時差なんてのもあるから、少なくとも東と西で違うことがあっても、それ程不思議では無いし。

日本の場合、狭い国土と言うこともあるけれど、人口密集地域が北から南にかけて連綿と続いているので、なかなかその途中で帰るというのは難しいと思います。だから、休日分散をするよりも、もっと企業で有給とか会社単位で何か休みを取得しやすい制度を導入した方が良いと思うんだけど。個人商店はどうするんだという話もあるけれど、そういう部分が自由だから「個人商店」だと思うし。まぁ「祝日だから休む」という大義名分が無いと、お店を休めないという事もあるかもしれないけれど、それならそれで「休日奨励日」みたいな日を、月に何回か設定するとか。最も、コンビニにしてもショッピングセンター/モールにしても、今では365日営業していますから、それに対して休むと言うことは結構死活問題のような気がしますね。だから、祝日をずらすんじゃなくて、その前後に休みを取りやすくして自然に分散化しやすいようにした方が、無理もないし結果的に休日期間が長くなるから経済的にもメリットがあるように感じます。

で、記事の中では「中国に配慮して、中国の国慶節である10月1日からの休みを配慮しろ」とか、「韓国の休みに配慮しろ」という話が出ているけれど、それじゃあ誰のための休日分散なんだろう。そういう話が出てくること自体、凄く不思議に感じますね。同じ配慮するなら、もっと別なこと、例えば高速無料化する時期を地域によって変えるとか、そういうことを考えた方が良いんじゃないだろう。例えば、年末年始とかG.W.とか、普通の場合でも渋滞が予想される時期には、無料化ではなく以前のような「1,000円均一」とかにして、代わりに地域によって、その地域のオフシーズンの時に無料化してあげるとか。で、観光地も、それに併せて何かイベントをすることで、オフシーズンをオンシーズンに、そこまで行かなくてもオフシーズンの落ち込みを少しでも補えるような事をやった方が、遙かに意味があると思うんだけど。

ベジタリアン

もうちょっと前の話になってしまいますが、先日会社の課内での新年会がありました。会社近くの中華料理屋さんで14人位でやったんですが、一応外資系企業・国際企業を標榜するだけあって、何人か外国人社員さんも参加。その中の一人がインドから来ているSwエンジニアさんなんですが、ベジタリアンの人です。この人、仮にRさんとしますけど、もう結構長く日本にいて、日本語は「ダイジョウブネ」「オハヨウゴザイマス」「OKデスカ」といった、簡単な言葉しか話せないけれど、気の良い人。だからこういった宴会へも、よほど肉肉した場所、焼き肉屋さんとか、で無い限りはよく参加して大好きなビールを沢山飲んでいます。ただ、ベジタリアンなので、食べられるものがどうしても限定されてしまうのがちょっと可哀想だけど。

我々が「ベジタリアン」と聞くと、牛とか豚の肉が入ってなければ良いんだろ、とか、魚は大丈夫だろ、と簡単に考えがちですけど、実際には幾つかのレベルというか主義があって、私も仕事でUSに行くようになり向こうの人と食事とかする経験をする内に、知ったんですが。で、今回のRさんは"Lacto-vegetarian"で、肉類は当然食べないし、卵も駄目。でも、乳製品はOKという人。中料理なので、大概の物に肉類や卵が入っているのに、どうするんだろうと思っていたら、我々は宴会のコース料理だったんですが、彼の所には別にメニューが渡されて、それで食べられる物を別にオーダーするらしい。私はRさんの前に座っていたんですが、そんな様子を見て大丈夫だろうと思っていたんですが...

我々の前には中華料理定番の冷製の前菜盛り合わせなんかが来て、彼の前にはピーナッツを炒った物かな、そんなおつまみも届き宴会開始。で、続いて料理が届き出しましたが、Rさん、ホールスタッフの女性とメニューを見ながら何か話をしています。女性スタッフは、多分台湾から来ているらしく、日本語は話せるけれど片言。Rさんも、英語は出来るけれど日本語は片言以下。で、私がRさんとは英語で、スタッフさんとは日本語で通訳すると、どうも渡されたメニューには英語で料理の説明が書かれていたらしいんですけど、肉の表記が無いのに肉が入っていたらしい。「青菜の炒め物(Green vegetable Saute)」と書かれているのに、青菜以外にベーコンとか入っていたみたい。USのレストランメニューなんかだと、付け合わせも含めて「何々をこうしてああして、そこにこれこれを入れて軽くソテーしたもの」とか書いてあるけれど、日本ですからね、料理名をそのまま英訳しただけだから、主な材料以外細かなことまでは書かれていません。で、女性スタッフさんと、「肉抜きで調理出来ない?」と聞くと「出来ますよ」との事。とは言っても、蒸し物系から肉を抜くのは無理だろうし、煮物にしても肉のエキスが入っているので駄目らしい。結局、生野菜か炒め物で肉抜きでやるしかないけれど、中華料理で生野菜って殆ど観ないですしね。結局炒め物系から肉抜きで何品かお願いするんですが、炒め物から肉類を抜いたら結局野菜炒めにしかならないわけで、どれもこれも似たり寄ったりに。さらに、卵も駄目ということなので、じゃ食べられるものないじゃんと焦りましたが、乳製品はOKということで、空心菜の炒め物やキノコのクリーム煮とか、取りあえず何品かお願いしました。最後には、チャーシューと卵抜きで炒飯を作って貰い、お腹も満足したようです。

途中フカヒレスープが出てきて、「それはなんだ」というので"Shark Fin Soup."と言うと"Terrible!"と本気で嫌がっていたけれど、彼らベジタリアンとして、隣で肉類を食べている人間が居ることは許せるんでしょうか。流石に隣で焼き肉でもされるとたまらないだろうけど、Rさんなんかは、日本での生活も長いので、ある程度妥協している部分もあるのかもしれませんね。途中の通訳は大変だったけれど、なかなか面白い夜でした。

2011年2月12日

SIN-NYC-NRT (1) - G.W.仮予約

まだ前回の旅行の時差ぼけも癒えていないのに、G.W.の予定を取りあえず仮予約ということで入れてしまいました。例年G.W.には、初めの方とか途中に予定が入って来るため、G.W.の終わり頃から後ろに休暇を取る形で旅行することが多いんですが、今年はG.W.の期間がぽっかりと空いたので、始まる前に休みを取って旅行する事に。で、実は心配していたのが、旅行需要が回復してきていて、結構予約が早めに入っているという話を聞いていたから。実際UAのサイトで検索してみると、G.W.という時期もあるのは確かだけど、結構予約が既に入っています。成田出発だと、アップグレード候補する出てこないフライトも。関空発も考えましたが、こちらも似たり寄ったり。たまに経路が見つかっても、クラスがYとかになって、トータルコストも高くなります。

ここで悪魔が囁いたのは「海外発券」。試しに韓国(ICN)発で調べてみると、こちらも結構混雑している様子。じゃシンガポールはどうだと検索してみると、こちらは結構脈がありそう。しかも、SIN-HKG-ORDという、1万マイル近いフライトが候補に出てくる。料金だけ見ると、日本初の2/3位ですねぇ。ただ、問題なのは前日までにシンガポールに移動しないといけないこと。海外発券、最初の一歩の課題ですね(笑)。片道発券をしてみても良いけれど、ちょっとマイルが勿体ないけれど(使う方と、マイルがつかないという事でも)、ここはスタンダード特典で片道発券をする事に。いゃ、最初はセーバー特典で見たんですが、もう向こう一年くらい空き無しの状態なんですよね。直前になればリリース分が出てくるのかな。まぁ、マイルも相当堪っていて使う機会が最近は無いので、丁度いいかもということで前日のNRT-SINを得点旅行で発券。となると、夕方成田空港を出発して深夜近くにチャンギ空港に到着。そこから6時間後に、今度はチャンギから香港経由でUS・シカゴというハードスケジュールです。トランジットホテルを一応予約するか、ラウンジで我慢するか、いずれにしても体力勝負の旅になりそうなので、身体を鍛えないと(そういう問題じゃ...)。そのまま、今回は気候も良さそうなNew Yorkに滞在して、帰りはシカゴ経由で成田にS/Oという予定にしてみました。残ったNRT-SINは、今後再びSIN発券に使うか、またまたマイルが勿体ないけれど、片道得点旅行発券と組み合わせて消費するか...4月移行の料金が出てきたら、ちょっと考えることにします。

そうそう、今回検索していて見つけたんですが、4月からNRT-SFOが、また2便に戻るようですね。ただし、機材はどちらもB777になるので、NRT-SFOでフラットシートで移動というのが出来なくなる。シートマップを見る限りでは、旧機材のようなのでちょっと悩みますね。ただ、NRT-LAX線にB747が投入されるみたい。ANAがHND-LAXを飛ばしているから、その対抗策だろうか。勢いで、夏休みの予定も入れてしまおうかと考えているので、ちょっと経路に悩みます。(続く...)

記憶分散・記録分散

PCWatch、山田祥平氏のコラム「覚えない時代の忘れにくさ」から。検索サイトとテレビ番組情報がリンクするということは、旧メディアではあるテレビもまだまだ大きな地位を占めているという証なんでしょうね。で、私なんかも、テレビを付けているときはいつもPCが動いているから、番組を見ながら気になるキーワード(出演者とか商品とか紹介された土地とか話題)を、どんどんPCのGoogleに入れて検索しながら視聴するなんていうのは普通になっています。最近は、そういう人が増えたんでしょうね、放送とリアルタイムに検索していても、アクセスが集中するからなのか重くて表示されないことも。そういう問題はあるけれど、このテレビと検索の連動というのは、テレビからの情報がタイムラインに沿って一方的に流れてきて、ユーザーの中にはその中で幾つかのポイントしか滞留しなかった「情報」が、あるときにはそのポイントから展開されて広くユーザーに吸収される事が出来るようになったと言うことですよね。

そんな中で、私も以前から感じていた不満が、山田氏も書かれているように「今放送されている番組の情報は存在するのに、過去の情報が消えてしまう」こと。TV番組表ですら、前日の放送内容を確認してみようと思っても、これが大変です。例えば、未来の番組情報は変更される可能性があるから一週間くらいの情報でも良いけれど、既に放送済みの過去の番組情報は、もう変わることはないんだから、一月二月、一年くらい残しておいても罰は当たらないだろうし。さらに言えば、そういう放送済み番組の再放送情報を付加したり、あるいは出演したタレントのイベント情報、ドラマや映画だったらDVD発売情報とか、過去情報であっても、それ程手間を掛けずに付加価値を付けてビジネスに繋げることも可能だと思うし。TV局にしても、そういう情報を元に人気のある番組を優先的に再放送したり、出演者等の好感度調査とかも可能なんじゃないかと思うし。

提供する情報の質はともかく、なんだかんだ言ってもTVが毎日生み出す情報量は凄まじいくらい。一時期「双方向テレビ」というのが話題になったけれど、結局何十万、何百万という視聴者に対してレスポンスするプラットフォームが整備出来ずに衰退していったけれど、今は「インターネット」がその何百万のレスポンスのバッファーになっていると言えます。それって、双方向だけでなく、ユーザー同士、メディア同士がさらにクロスで反応できる三次元的な構造が生まれて行くきっかけになるかもとふと感じたコラムですね。

Dysonの掃除機

私も使っているDyson掃除機の新しいモデル、壁掛けタイプのDC35。今使っているのは、もう10年以上も前に購入した、DC12で、これは今でも問題なく使えるんですが、この小型掃除機に買い換えようかなぁ。DC12を購入したのは、以前横浜に住んでいた頃で、この頃は2LDKのマンション住まいでした。だからDC12位のサイズの掃除機がないと、ちょっと掃除が大変。でも、いまは実家に戻り、日常生活しているのは12畳弱の仕事部屋兼リビング見たいな部屋。ここにDC12はちょっと大げさすぎるというか... 記事にも書かれているように、確かに「いざ掃除」と準備する手間、片付ける手間がちょっと面倒なんですよね、この程度の部屋を掃除するには。昔と比べるとDysonの掃除機も結構安くなってきたし... うーんどうしよう。

2011年2月11日

Canon EF 200-400mm F4L IS USM Extender x1.4

パシフィコ横浜で開催中のCP+。いつもだったら金曜日に会社に行くので、その帰りとか週末に寄ってから帰る、何て言うことが可能なんだけど、残念ながら今週金曜日は祝日。で、Webの記事などを漁っていて、一番機になったのがCanonが開発表明した「EF 200-400mm F4L IS USM Extender 1.4」という望遠レンズ。自分も今使っている「EF 100-400mm F4.5-5.6 IS USM」の後継機と言っていいんでしょうね。広角側が200mmになったけれど、全域でF4と明るくなったのはポイント高いですね。さらに、x 1.4のExtender内蔵で、レバーで切り替えると401-560mm F5.6のレンズになるとこちらの記事では開設していますね。で、その記事によれば、予想価格はUS$7,500-8,000位になるらしい。日本だと70-80万円位かなぁ。記事にも書かれている、先日発売されたEF 500mm F4L IS II USMが、US$9,500で、国内価格が1,080,000円ですら、90万円コースかなぁ... 厳しい。今の100-400mm F4.5-5.6Lが260,000円ですからねぇ、それに近い価格は無理としても、せめて倍位に収まってくれれば、買い換えとか考えるんだけど...

SigmaのAPO 120-300mm F2.8 EX DG HSMを持っているので、これにx1.4とかx2.0のExtenderを入れれば、取りあえず画角的には追いつくけれど、今ひとつこのSigmaがEOS 7Dと相性が良くないというか、少し暗くなるとAFの追随性能ががくっと落ちるような気がするので、Extenderは入れたくない気もあるし。まぁ、撮影する機会がごくごく限られているから、取りあえず現行の手持ちレンズが変わることは無いかな... でも、欲しいなぁ、この200-400mm(笑)。

ANA/UA/CO共同運行新運賃

4月1日から開始される、ANA/UA/COの共同運行事業の新運賃が発表されて、同時に各社のFFPについても、他車便運航時でも会員クラスのボーナスマイルが適用されるようになって、これで安心してANA便に搭乗出来る(?)。ただ、会員資格取得のために必要なEQMについては記載が無いんですよね。今まで通りANA便での利用は、Y/B以上でも1.5倍のEQMは適用されないんだろうか。UA/CO間ではすでにそうなっているし、今年の分は来年には合算されますから問題無いんだけど。1Kデスクに聞いてみようか。

私がANA便を使いたいと思うのは、例えば羽田を金曜日の深夜に出発すLAX便だと、一日旅行日を節約できる事。後、成田発でも、ANAのUS行きは比較的早い時間帯に出発するので、現地での乗り継ぎは有利ということも。まだ詳細が分からないけれど、この夏休みの旅行くらいにはANAとかCOを絡めた旅程を作ってみようかと、ちょっと考えています。特に、今年の夏はわざわざさらに熱いフロリダにまた行ってみようかと思っているので(笑)、少なくともCO便は欠かせないですし。

IT戦士ゆかたん

みっくみっくとかするはるか以前から、僕らは「ゆかたん」に萌えていた(笑)。「IT戦士ゆかたん」こと、ITmediaの岡田有花さんが、寿退社円満退社ということでその記事が掲載されています。最後まで笑わせてくれるというか、こういうソフトな部分とハードな記事でもしっかり読ませる文章を作る事が出来るのが、彼女の素晴らしさですよね。でも、これでもう「一人きりのクリスマスイブ」記事が読めなくなると思うと、それは悲しいなぁ...

一ファンとして願うのは、新しい環境での活躍と、婚活成就でしょうかね(爆)。いゃ、本当に、必ず幸せを掴んで欲しいと、彼女の記事読者は全員願っていると思うぞ。「IT戦士ゆかたん」の、更なる活躍と幸せを願って...

2011年2月10日

NRT-BOS-HNL (18) - 帰国の長い道 (5)

帰国便のフライト中、どうも細切れ睡眠で調子が良くありません。子供をあやしているので、止めてくれとも言えないし... 仕方がないので、再びトイレに行き今度はiPodのイヤホンをして寝ることに。まぁ、座席の振動は機体が揺れてもあるわけですし。で、再び暫く寝たでしょうか、突然足先を押されるような刺激があり、また目が覚めます。足下を見ると、大柄な男性CAがモニターの所で何かしています。どうも、隣の席のモニターが映らなくなって、それで何か話をしているようなんですね。内側の席のモニターなので、通路から身を乗り出して来るので、その時に目一杯伸ばしている私の席に、この男性CAの足が当たるというか、ガンガン来ます。

思わず"Please..."と言って気がついた様子だけど、普通言われる前に分かるだろう... 隣は、旦那さんと奥さんが席を交換して、奥さんは寝て休んでいる様子。代わりに、これまで休んでいた旦那さんが私の隣の席で子供をあやしながらモニターで映画とか見ているんですが... ちょっと五月蠅いし。時計を見ると、到着までもう3時間ちょっとなので、睡眠するのは諦めて、席を少し立ててうつらうつらして過ごすことにしました。暫くすると、到着前のリフレッシュメントサービスが始まり、モニターのエアショーに表示される到着予定時間等を見ると、どうもさらに早く成田には着きそうです。隣を見ると、再び席を入れ替わり、私の隣では奥さんが子供をあやしながら食事をしています。このご夫婦、このまま台湾へ行くのかな。二人で話をしている時も英語を使っていたので、三世とか四世の世代なんでしょうか。案外春節で帰省するのではなく、TDR辺りに観光に行くのかもしれないけれど(笑)。正直、最初に危惧した子供の泣き声で睡眠が邪魔されることはなかったけれど、それ以外の要因で細切れ睡眠になり、往路とは違った意味でちょっと厳しい復路のフライトになりました。

成田着陸は、B747なのでA滑走路かなと期待したけれど、結局B滑走路に着陸。こちら側って、第2ターミナルをかなりすぎてからタッチダウンするので、「あれ、いつ高度を下げるんだろうと?」といつもちょっとビクビクしてしまいます。あー、着陸失敗だ、なんて一瞬思ってしまう。で、誘導路に入りUターンしてターミナルに向かって走り始めたところ、次の飛行機が滑走路に着陸してきたんですが、これがエジプト航空の機体でビックリ。USに居るときから、エジプトの争乱で空港も機能せず600名近い日本人も出発できずにいて、救援機を飛ばそうかなんていう記事を読んでいたので、まさかそのエジプトからの飛行機が自分たちの後から到着するとは思いませんでした。どう言う経緯だったんだろうか、あの機体は。そんなことを考えながら、延々と長い誘導路をくねくねと走り、さらに第2ターミナルの横を抜けてA滑走路側に回り込んで第1ターミナルに向かいます。結局、この時は予定よりもさらに早い14:43にタッチダウン。しかし、そこから20分あまりタキシングにかかり、35番ゲートに着いたのは15:00丁度くらい。このB滑走路からの誘導路、本当に何とかなりませんかねぇ。私も、成田闘争をリアルタイムで見てきた世代なので、地元地主の人たちの気持ちも分かるけれど、そろそろ時間が解決しても言い頃なんじゃないだろうか。全部とは言わないけれど、まだ未完成の横風用滑走路横にある建物なんて、邪魔するだけの目的の建物だと思うし。

15:00にゲートを出て、入国審査は待ち人数0でパススルーで通過。荷物も手荷物だけなので、そのまま通関のブースに行くんですが、ここで係官が若い女性だったのでちょっとしつこく質問されたけれど、それでも1分もしないで終了。外にでたのが15:07頃でしょうか。ここから地下のNEXの券売機に向かい、15:15発の品川行きに間に合いました。結局、品川駅で接続予定だった新幹線も、もともとEX-ICで予約していた19:10よりも二時間早い17:10に変更。かなり早く帰宅出来ました。結構駆け足の旅行でしたけれど、今回もトラブル無く無事に戻ってくることがで巻きした。特に、出発直前と出発後には北米地域の寒波でかなりスケジュールが乱れたみたいですが、丁度私が居たときだけエアポケットのようにノーマルに戻ってくれて、本当に運が良かったなぁと。次はG.W.前かなと思うんですが、その時もトラブル無く旅行できるように祈っています。()

ANA預け荷物制限緩和

航空需要の低迷に伴い、預け入れ荷物の基準も厳しくなっていたんですが、少し上向いてきたんでしょうか、ANAが預け荷物制限を大幅に緩和するという記事。記事だけ読むと、ほぼ倍増の感じなんだけど、ANAの上級会員なんかは、これまでどうだったんだろう。ただ、ちょっと注意しないと行けないのは、ANA便ではOKでも、海外でそこから接続する他社便に乗り換えたときに注意しないと超過荷物扱いになることもあること。

私は、基本的に荷物は極力軽くコンパクトにしたい派なので、預け入れることも少ないし、預けても重さよりはどうしても機内持ち込みできない物(液体系とかカッター・はさみ等)がある場合に預ける位なので、実は大きなスーツケースを何個も持って空港とかを移動している人見ると、ちょっと不思議な気持ちを毎回感じます。

ただ、燃油価格が上昇していて、4月には再び燃油サーチャージが値上がりするという話もありますから、あまりお得感は感じられないかも。

CMの役割

CMカット機能付きレコーダー/テレビの販売が無くなるという記事。東芝と三菱はまだ入れてたんだ。これも、考えてみるとちょっと変な話で、TV-CMを提供しているメーカーが、そのCM露出の機会を少なくする機能を入れているという、ある意味矛盾した関係なんですよね。もっとも、音楽産業が発売している、CDとかビデオなんかをダビングできる機器を製造しているのも、それら音楽産業の親会社だったり関連会社だったりするわけで、ある意味持ちつ持たれつの関係なんですけど。

一昔前だとねTV-CMって、ほぼ確実に15分に1回1分位の割合で挿入されていて、結構途中の予定を立てやすい(15分になったらトイレに行こう、飲み物をとってこよう、とか)番組構成だったけれど、いつの間にかそういうテンプレートが崩れてしまい、変則的にCMが入るようになりましたよね。また、番組構成自体も、以前なら00分とか30分とか、丁度の時刻スタートというのが常識だったけれど、今では57分スタートとか28分スタートとか、ちょっと変則的な構成も不思議では無くなってきています。CMだって、30分番組でも何度も挿入されていたりするけれど、その為かCM前に盛り上げておいて、CM開けにその少し前の映像から再び始めるという構成が増え始めて、あれって尺の水増しもあるんだろうけどちょっとうざったいですよね。

私の持っているHDDレコーダーには、CMカット機能は無いけれど再生時にボタンを押すと30秒スキップする機能があって、これでいつもCMはスキップして再生しています。で、CMがほぼ挿入されていない状態で、このCM開けの繰り返し部分を見ていると非常に冗長と言うか、イライラする(by いとうあさこ)。CMがあってもそういう感じがあるのに、バッファーであるCMが無くなると、もっとイライラする(笑)。実は今回のCMカット機能を無くすのは、放送局側からの強い要望(泣き?)があったかも(ないない)。

例えばネットの広告バナーの場合、ユーザーの嗜好とか傾向を見て、より確実な広告を掲載するような仕組みになっていますが、地デジ化されるんなら、TVもそういう仕組みにしてくれないだろうか。B-CASなんて入れるんだし(をぃ)。全部とは言わないけれど、半分くらいは自分の興味のある広告を流して欲しいなぁと思いますね。で、なんなら一定時間の広告視聴を義務づけて、それを達成するとこれまでのように無料でテレビ放送を視聴出来るとか。NHKなんかも参加して、一定割合以上のCM視聴記録のない契約者からは、その差額を徴収するとか。別にNHKがCMを流すわけではないから、「皆様の公共放送」に違いはないだろうし(笑)。それに、放送の中にCMを埋め込むんじゃなくて、放送の中に「CM枠のみ埋め込み、再生時にその枠にCMをダイナミックに挿入する」ことで、より効率的なCM販売が出来ると思うんだけど。

いゃ、技術的な大変さは分かるけれど、例えば納豆嫌いな自分に何度納豆のCMを見せられても絶対買うこともないし、逆に納豆嫌いが加速するだけだけど、好きなお酒のCMを流してくれたら、購買意欲は格段にアップすると思うんですけどね。

2011年2月9日

NRT-BOS-HNL (17) - 帰国の長い道 (4)

往路の国際線(NRT-SFO)は、最後までアップグレードが確定せず結局数年ぶりのY+での太平洋横断になりましたが、復路のSFO-NRTは発券して直ぐにアップグレードが確定し、いつものように真ん中4席の左端(C)をゲット。この4席、私の席以外はずっと空席のままで、一週間くらい前かな、反対側の通路側席(F)が埋まり、でWebのシートマップが見える出発前日まで真ん中の2席(D/E)は空席のままでした。まぁ、昔なら1Kの隣をブロックするなんて言うことも出来ましたけど、今は無理ですからね。多分最後に埋まるんだろうけど、なまじ空いているとちょっとドキドキします。機内に入り、いつものようにシャンパンのウェルカムドリンクを飲んで出発を待っていると、もうドアクローズする直前くらいに20歳台後半位と思われる、若いアジア系夫婦が乗り込んできました。で、結局この二人が私の隣の空いている席に座るんですが、正直「あちゃー」と思ったのが、奥さんが多分生後数ヶ月くらいの幼児を胸に抱いていたこと。こりゃ、飛行中は耳栓代わりにiPod touchは手放せなさそうです。

シャンパンのお代わりなんて貰ってしまい、さらにRed-eyeであまり寝ていなかったからか、暫くして記憶が戻る(目が覚める)と、機体は既にタキシング中。その後それ程誘導路で待機することなく、直ぐに離陸しました。ほぼオンタイムでサンフランシスコを出発し、成田到着は定刻15:40よりも早い15:00頃との貴重からのアナウンスがあったところで、食事前の飲み物が配られ始めます。で、隣に座ったお母さんは、CAからBassinetを受取、赤ちゃんを足下のスペースに置いてちょっとホッとした様子。この子、途中ちょっと愚図ることはあったけれど大泣きすることもなく、フライト中はずっと静かで、そういう意味では私の危惧は当たらなかったものの、別のことでちょっと悩まされることになりました。

左側通路席(C)に私、右隣(D)が若いお母さんで足下にはBassinetに入ったお子さん、その右隣(E)が大柄なご主人、で反対側は別の乗客という並びで食事が始まります。隣の女性は小柄な方だったので、足下にBassinetがあってもイスの上に座って問題なさそうでした。で、食事も後半になりメインも食べ終わる頃に、私は再び寝不足とアルコールで沈没。気がついたら、目の前にあったはずのテーブルは片づけられ、デザートはおろか、食後の飲み物配布も終わってしまった様子。いつもなら、寝酒でJack Danielを飲んで、そのまま成田まで爆睡するので今回もそうしようか悩んだんですが、そこそこ食事中に飲んだワインも残っていたし、そのまま座席をフラットにして就寝することに。後で思うと、ここでアルコール注入して強制睡眠しておけば良かったんですが...

心配した赤ちゃんが静かなので、iPodのイヤホン(カナルタイプ)はせずに就寝することに。静かにはなるけれど、耳が痛くルンですよね、カナルタイプ。それにイヤホンのコードも絡まるし。で、すっと意識が無くなり、で暫くすると頭の上が騒がしいので目が覚めました。ふと目を開けると、目の前(上を向いているわけですが)にCAさんの顔と抱えている幼児の姿が... どうも、赤ちゃんをあやしにCA達が集まってきていて、騒いでいるとは言わないけれどかわいいとかいろいろ喋っているんですね。それがちょうど寝ている私の頭の上なので五月蠅いこと... 子供相手のことなので「静かにしろ」というのも大人げないし、何とも微妙。仕方がないので「うーん...」とか言いながら、寝返りを打つ振りなどをすると、流石にCA達も席から離れてくれましたが...  この時点て、11時間位のフライト予定のうち、まだ4時間位しか経過していません。ここで、アルコール注入して強制睡眠すれば良かったんですが、一度トイレに行き、ギャレーで水を貰って水分補給し、再び眠ることに。

で、再び暫くすると、寝ている座席が「ギシギシ、ギシギシ」いう音で目が覚めます。最初は気流の悪い所を飛んでいるのかと思ったんですが、機体は別に揺れている様子はなくて、自分が寝ている座席がギシギシ鳴っています。さらに「シュー、シュー、シュー」なんていう空気が漏れるような音も聞こえる。半分寝ぼけているので「えっ、機体トラブル!」と焦ったんですが、ちょっと身体を起こしてみると、いつの間にか隣の席に旦那さんが移ってきていて、赤ちゃんを胸に抱いてあやしています。この時、ちょっと愚図っていたのか子供が時々鳴き声みたい声を出すので、それを「静かに」という事なんでしょうか、日本だと「しーーー」という所を、短く早く言うので、空気が漏れるような「シュー、シュー、シュー」と聞こえます。で、この旦那さん、大柄な上に、子供を左右にゆっくり揺らすというよりは、シェイクするように激しく降っているので、その振動で座席が鳴いていたようです。時計を見ると、まだ半分くらい... どうも長い夜になりそうです。(続く...)

腕時計

先日、たまたまWebサイトのバナーに表示された高級腕時計のサイトをつらつら眺めていました。いゃ、別にたまたま宝くじが当たったとかいうのではなく、それなりの年齢になり、仕事でもプライベートでもそれなりの身なりでそれなりの場所に出かける機会がそれなりに増えたので(しつこいな)、まぁそれなりの腕時計も必要かなとフト思ったので。私は、もともと宝飾品とか貴金属品には興味は無いし、腕時計を始めネックレスとかプレスレットとか、身体にまとわりつく系の物も嫌いなので、殆ど持っていませ。特に時計に関しては、流石に海外旅行するときは飛行機の乗り継ぎとかもあるし、日本との時差も直ぐに分かるように二カ国表示出来るG-Shockを持って行っているけれど、これも国内では殆ど使わずいつも窓辺に於いて充電しながら、時差補正させているくらい(笑)。

で、高級時計の殆どは昔ながらの「針式」じゃないですか。それらの広告を見ていると、どうも「時刻が読み取りにくい」事に気がつきました。そう、最近針式の時計なんてあまり見かけなくなったので、どうも時刻の見方能力が退化しているみたい。某CXのバラエティー番組で、鏡に映った時計の時刻を当てるゲームがありましたが、あんな感じなんですよね。勿論、いまでも針式の時計は、時々見かける物の、殆どの時刻表示はWindowsのデスクトップを始め、持っている腕時計や交通機関なんかでも「デジタル式」。正直、視認性はこちらの方が良いのは確か。ただ、デジタル式でフォーマルな場所に持って行ける腕時計って、なかなか無いんですよね。

先日の旅行の時、NRT-SFO/SFO-NRTのフライト中時計を進めたり戻したりする時に、現地と日本の時差を考えてどれだけ変えれば良いか頭の中で計算するんですが、この時は不思議なことに頭の中に丸い針式の時計が浮かんできて、ここで針をぐるぐると回して進めたり戻したりして「あぁ、西海岸は今何時」「日本は翌日の何時」なんて理解するんですよね。つまり、本能的には自分が持っている時間の概念は昔ながらの時計の針がぐるぐる回る「アナログ式」なんだけど、実際に情報としてインプットされるインターフェースは、数字が表示される「デジタル式」に変わっているということ。これって、昔のOS(DOS時代ね)が、CUIでコマンドラインとか打ち込んでいたのに、Windowsが登場してGUIの世界になったのと同じような感じかなと、ふと変な慣例性を思いついてしまいました。今も昔も、PCを動かしているのは二進数の世界ですしね。

そんなことを考えながら腕時計の広告サイトを眺めていたんだけど、ここでフト思いつきました。フォーマルな格好をする時には、ネクタイをしないのはちょっと不味いけれど、腕時計をしないのは外見的には別にOKじゃね? ということ。つまり、Nice-to-haveではあるけれど、Mandatoryでは無いんですよね。時間や時刻を気にしなきゃ行けないときは、それこそデジタル時計でも何でも構わないわけだし。で、結局見ていたサイトをクローズして終わりになりました(笑)。エコな人間です。

トヨタ車急加速問題

大きな問題になった、トヨタ車の急加速問題で、米国運輸省が「電子系統の欠陥はない」という発表したという記事。結果的に、急加速の原因は問題がありリコールしたアクセルペダルとフロアマット、さらに人的錯誤(ブレーキとアクセルの文間違い)という事になりましたね。日本経済を牽引する企業の疑いが解けたことで、これで景気高揚に繋がらないだろうか。

今回の検証では、NASAの強力まで得て解析したので、多分間違いのない結論だと思うけれど、いったいどれくらいのコードやら機能検証やらをやったんでしょうね。ある程度トヨタ側から技術情報が提供されたとは思うけれど、それにしても無関係なNASAの技術者にしては大変な作業だったんじゃないかと。勿論、ロケットと車で規模は違うけれど、エンジン制御とか電子回路とか、似たような部分はありますけど、「似ている部分がある」は「同じ」じゃないですからね。同じ機能のソフトだって、他人が書いたソースを読み解くのがどれだけ大変かと思えば、個人的には問題なしという結論よりも、その結論を導くために電子系統の解析をした技術者を称えたい気分です。

車では無いけれど、自分も昔いわゆる「マイクロコード」と呼ばれる分野のコーディングとかしていたので、多少は経験もあるけれど、行ってみれば「職人芸」の世界なんですよね。最近では開発環境も色々登場して違うと思うけれど、自分の頃はアセンブラーでワンステップずつ記述していくような時代だったし、大体コードサイズにしたって、4KBとか16KBとかで、32KBのROMが使えるなんて聞いたときには、「そんなに貰っても使い切れないぞ」なんて思ったりして(笑)。いまなんてどれくらいあるんだろう。車載システムだと少なく元何十何百MB単位ですよね? もしかしたらGB単位になるのかも。ある程度リソースを掛けて解析したんだろうけど、想像するだけで目眩しそうです。

いずれにしても、第三者の明確な結論が出たからには、この急加速問題も直ぐに収束するんでしょう。亡くなった方もいるので、良かったとは言わないけれど、結果的にこの事件から各メーカーがリコールに敏感になって早めに対策するようになったように思うので、それがせめてもの救いかも。勿論、エンジニアの端くれとしては、誰にしてもどんな場合でも、決してトラブルを起こそうとして製品を作っているわけではないので、リコールが出来るから曖昧にするなんて事も無いんですけどね。それでも、いつも緊張感を持って仕事(開発)しないと行けないと言うことを再認識させられた一連の事件ですね。

2011年2月8日

NRT-BOS-HNL (16) - 帰国の長い道 (3)

SFOでのNRT行き(UA837)乗り継ぎは4時間位あったのですが、一番の心配事は寝過ごして乗り過ごすこと。RCCをはしごしても決してアルコールには手を出さず、何とか長い待ち時間を過ごしました。旅行最後のSFO-NRTの搭乗口は、ターミナルGの一番奥に近いG102。10:52から搭乗開始とのことなので、少し早めにRCCを後にしました。

このUA837、成田経由の台北行きだからでしょうか、ちょうど春節前と言うこともあり、いつも以上にアジア系の人が集まっている雰囲気。中には、おそろいの黄色いチョッキみたいなものを着た小学生くらいの子供達の集団がいて、なんだろうと思ったらそのチョッキの背中に学校名が書かれていました。その文字が繁体字だったので、台湾の学校の何か行事なんでしょうね。
で、2F(?)の通路からエスカレーターで搭乗口のある1F(?)に下りて、そろそろ人が並び始めた優先搭乗の赤いカーペットに私も並んで待っていました。私の前には、多分80歳を超えている、小柄でとっても品の良い雰囲気のご婦人。で、「あと5分位だな」と思ったところで、このご婦人の左横にすっとやはり小柄で70-80歳位のアジア系の男性が並びます。私は一瞬、このご婦人の旦那さんかなと思ったんですが、このご婦人が怪訝そうな顔をして「並ぶんなら後ろですよ」みたいなことを英語で言っています。この時、私の後ろにそれでも10人以上が並んでいたのかな。で、この男性氏"No problem."みたいなことを言うんですね。どうも承知の上で列に横入りしようとしているらしい。

で、ご婦人が再び「ちゃんと並びなさい」みたいな事を男性に言うと、なんとこの男性、ご婦人に対して"1K?"と聞いてきます。どうも自分はMP 1Kだから良いんだ見たいな事を言いたいらしい。これでご婦人の後ろにいた自分がカチンときてしまい、おもわず"Gentleman (半分嫌み), we have been waiting on the line.  You should go to the end of line."と口を挟んでしまいました。とすると、この男性氏、今度は私に向かって"1K?"と聞いてきます。ここで一瞬考えたのが、自分が"Yes, 1K."と言った後で、"I'm GS."とか言われたら負けるかな(笑)と思ったんですが、多分GSなら最初からそう言うだろうと思い直して、"Yes, I'm an 1K member.  You must go there(と後ろを顎で示す)."と言うと、何かニヤリと笑って後ろの方に歩いて行ったんですが... で、前のご婦人が、全く困ったものねという感じで苦笑いみたいな表情でこちらを振り返り、お互いに不愉快な気持ちを共有したところで優先搭乗が始まりました。

ここで思い出したんですが、このやりとりの前にこの男性氏、チェックインカウンターで何やら揉めてたんですね。並んでいるときに前を向いていると、自然にカウンターの光景が目に入ってくるんですが、この男性氏、最初何か女性スタッフとやり取りをして一度カウンターから離れるんですが、別の女性スタッフがカウンターに入ると、またその女性スタッフと何やら話をして、どうもどちらも最後は追い払われるような雰囲気でカウンターから離れていきます。想像ですけど、アップグレードをリクエストしてたんでしょうね。で、満席でそれが出来なくて、それなら少しでも早く中に入ろうと、多分一番組みやすいと思ってこのご婦人の横に並んだんでしょう。並んでいる優先搭乗の列は、先頭からずっと大柄な欧米人が10名位並んでいたし、ご婦人の後ろは多分何も言わない(言えない?)日本人みたいだし、みたいな(笑)。で、そのご婦人からクレームされて、さらには日本人からも"You should"とまで言われて、予想外の反撃にばつが悪かっただろうと(笑)。

まあ、これほど図々しくてあからさまな態度を見たのは初めてでした。それも、高々UA MP 1K程度の権威を嵩に懸けて来るなんて、正直後から笑ってしまいました。UA MPのTriple MMのGSなら尊敬して前に入れてあげるけれど(爆!)。この後機内に乗り込むと、ご婦人は同じキャビンの通路を挟んだ反対側に座られたようでした。で、私の横の席2席が前日まで空席だったので、もしかしたらさっきの男性氏が来るかなと半分戦々恐々と待ってたんですが、結局その後男性氏を見ることもなく出発となりました。Y+の何処かに座ったんだろうか。出来れば、あの小学生達と仲良く座ってくれていたら、少しは溜飲が下がるんだけど(これこれ)。(続く...)

Super Bowl XLV

昨日USはダラス(アーリントン市)で開催された、第45回スーパーボウル。古豪同士の対戦で、1970年代から80年代に一番NFLの試合を見ていた世代としては、結構懐かしいというかチーム名だけで引かれる対戦。ただ、ワイルドカードだったPackersがここまで来るとはちょっと思わなかった人も多いんじゃないでしょうか。

試合は、前半途中まではPackersが完全に主導権を握っていたけれど、そこから後半に懸けてのSteelersの踏ん張りも凄かったですね。結局、最後に追いつくことは出来なかったけれど、流石にSuper Bowlに8回出場し、6回優勝したチームだけあって、地力は十分ありますね。もう少し前半に得点しているか、Packers二つ目のTDになったインターセプトTDのようなミスが無ければとは思うけれど。

これで、Worldwide的にはフットボールシーズンは暫くお休みですが、日本のシーズンはこれから春のトレーニングが始まる頃。今年は第四回のワールドカップもあるので、春のシーズンはやや変則的なスケジュールになり、関東ではお馴染みのパールボウルも開催されません。ワールドカップ重視なので仕方ないけれど。この2月26日には、アジア代表決定戦ということで、韓国代表チームとの試合がありますが、どの程度の実力差があるか。以前対戦した時は、かなりの実力差がありましたが、その後韓国チームも日本の大学などでプレーしている選手を招聘していますしね。

そういえば、Steelersでトレーナーとして活躍している磯さんにとっては、今回はちょっと残念でしたね。でも、日本人で唯一NFLの中に居る人で、しかもSuper Bowl Ringを二つ持っている方なんですからねぇ。私も、高校とか大学の頃トレーナー方面を目指そうかと思ったことがあったけれど、当時の夢をずっと追いかけていたらあのフィールドに経っていただろうか... (ないない)。日本ではフットボールというスポーツ自体があまりメジャーではないので仕方ないけれど、もっと注目されていい方ですよね、磯さんは。そして、いつか日本人のNFLプレーヤーって誕生しないかなといつも思うんですけど、まだまだ道は遠そうですね。

2011年2月7日

ThinkPad X201sの廃熱

仕事のメインマシンをThinkPad X201sに移行して暫く経ちます。外観的には、これまで3年近く使ってきた個人使用のThinkPad X200sと変わらないため、指紋認証でパワーオン出来るところを除けば、それ程大きな違いは無し。SSDはサイズは小さいものの、先日新幹線の中で使ったときには、走行中の結構激しい揺れの中でもATOKのかな漢変換が止まることなくスムースに入力作業が続くのは、これまでHDDでAPSを使っていた身からすると、ちょっと感動しますね。私が利用する新幹線の浜松-新横浜・品川の間でも、結構新幹線が高速走行している時に揺れるところがあって、その時には走行中の振動でかな漢変換が一時停止する時が結構あるんですよね。とは言っても、じゃぁSSDで無ければ文字入力出来ないほど酷いのかと言われると、それ程でもないわけで、となるとSSDよりは多少重くなるけれど大容量のHDDの魅力も捨てがたい。先日新幹線の中でUQ WiMaxを試したとき、実はもうちょっと接続性が良いかなと期待していたんですが、トンネルも結構あるし、校外地域を走行するときには接続出来ないしと、自分の今のモバイル環境での利用を考えると、やっぱりHDDに交換かなというのが今の感じです。

で、もう一つ気になったのが、このX201s、以前のX200sと比べると本体左側面からの廃熱が結構大きい(多い)ですねぇ。使い始めて直ぐの頃、ちょっと焦げ臭いような臭いがして、なんだろうと思ったらどうもシステム内部のバーツの臭いがはき出されてきたから見たいですけど、この時廃熱口にちょっと手を当てたら、特に重いアプリを動かしているわけでもないのにかなりの熱さにちょっとビックリしました。X200sでも、PhotoshopとかAdobe Flashとかを動かしているときに、ワイヤレスとかその他システムをフル回転させると結構廃熱があるんですが、それと比べても「熱い」という印象。使っているCPUやチップセットも違うから、それはそれで問題無いんだろうけど、ちょっと驚きました。ただ、ちょっと使う手を休めていてパワーセーブモードみたいな状態になると、途端に冷たくなるので、まぁ廃熱システムがちゃんと機能しているということなんでしょうけど。ただ、これまでX200sを使っていたときよりも、相当短い時間X201sを使っているだけで、これだけ廃熱の事が気になるというのは、その分システムのパワーアップになっているとは言え、個人的にちょっと気になるところでもありますね。

ところで、6セルのバッテリーと4セルのスリムバッテリーを交換して使ってみたんですが、本体だけを持ってみると、確かに6セルバッテリーの時は「ずっしり感」を感じるんですが、使い出すとそれ程違いは感じられません。スリムバッテリー+SSDだと、1.1kgちょっとに対して、6セルバッテリーにすると1.29kgと、小型のデジカメ一つ分くらいの差があります。これがSSDをHDDに換装すると1.2kg位だから、それ程違いは無いとも言えますね。でも、今回UQ WiMaxを所々使って新幹線の中で利用しましたが、それ程大きくバッテリー消耗したという印象は無いですね。勿論、フルにネットワークアクセスしているわけではないので、この辺りは割り引いてみないと行けないけれど。ただ、UQ WiMaxをもっと利用したとしても、自分の使い方ならスリムバッテリーで軽量モードでも十分かなと思います。

NRT-BOS-HNL (15) - 帰国の長い道 (2)

空港ロビーは流石に閑散としていたんですが、UAの搭乗口のある東側のターミナルに行くと、LAX行き、DEN行き、SFO行きと、深夜に向けてそれなりにフライトがあってビックリ。さらに、まだ開いているバーコーナーとかもあるし。この時が23:00少し前くらいで、搭乗開始まで30分程。RCCが、もう22:30で閉まっているので、ゲート近くのイスに座って待つことにします。周りを見ると、私のようにPro Bowl帰りらしき人も多く見られます。

この日は荷物の多い人が多いと見たのか、カウンターの女性スタッフが、「荷物は一人一つと小さなバッグだけで、それ以外は預けてくれ。この飛行機は小さな機体で、でも今日は混雑しているから6人に一つのBin(頭上の荷物入れ)しかない。荷物が入らないと、この今日最後のフライトが飛ばないかもしれない」なんて脅し文句を言うのだから、アナウンス後続々とカウンターでバッグを預け入れる人の列が... こんなの初めて見ました(笑)。まぁ、結構機内持ち込みは厳しい事も言うけれど、いざ乗ってしまえばCAがどこかに入れてくれるという期待もあるので、あまり厳密じゃないですよね。でも、最近でも「それは無理だろう」というサイズのバッグとかケースを平気で持ち込む輩が多いこと。一番頭に来るのは、ちゃんとルールを守って持ち込んだ自分のバッグを、そういうルール違反の連中のために移動させられたり、無理に突っ込まれたりすること。一度文句を言ったことがあるけれど、「じゃぁ、この大荷物どうするのよ」と逆にCAに聞かれてしまい、そんなこと俺に聞くなよと言ったものの、それで飛ばないわけにはいきませんからね。渋々荷物を別の場所に移動して場所を空けたけれど... そんなアナウンスもあったためか、満席の機内も何とか荷物も収まり、無事に定刻通りにHonoluluを出発。

直ぐにライトが消えて熟睡モードになるかと思ったんですが、機内のTVモニターでお馴染みの連続ドラマは映し出すし、飲み物だけでなくスナック類を配布したり、中には起きている乗客には「サラダと軽食もあるけれど」なんて聞いているし。私も、ナイトキャップでJack Danielのロックを貰いましたが、流石にもう深夜0:00過ぎなので食べ物類は止めておきました。その後、しばらくして酔いも気持ちよく回って、うつらうつらしつつ、目が覚めるとそろそろSFOの空港への着陸態勢にはいるかという頃。睡眠時間が短かったことと、やはり深夜にバーボンはきつかったので、少しフラフラしながらのサンフランシスコ到着となりました。

着いたものの、まだ朝の7:00頃なので朝食はRCCでパンでも焼いて食べようかと思っていたら、流石SFO、ターミナル3のフードコートは既に開いてるんですね。あまり量は食べられないのと、出来れば汁物系が良かったので、一番端っこのスープ屋さんでクラムチャウダーを買って、やっと落ち着きました。この後、直ぐ横のRCCに入って、2時間ほどメールチェックや仕事を片付け、国際戦ターミナルGに移動。ここで頼まれていたお土産を購入してから、今度はこちらのRCCで少し時間を潰すことにしました。(続く...)

2011年2月6日

NRT-BOS-HNL (14) - 帰国の長い道 (1)

今回の帰国の道のりは、単純にHNL-NRTではなく、HNL-SFO-NRTという経路。これは、何とかSWUの残り4枚のうち3枚を有効に使いたかったのが最大の理由で、実はNRT-HNLだと、BusinessクラスのアップグレードキャンペーンとかやっていたからSWUを使わなくても良くなってしまうからと、出来れば、1回の渡米で出来るだけEQMも稼ぎたいし。で、NRT-SFO-BOSを発券し、帰りのSFOでS/Oしている間にやはり別チケットで購入したSFO-HNLを往復するようにしたのが、今回の旅程です。ここで問題なのが、SWUの期限があるので最後のSFO-NRTを1月31日(月)に出発しないといけないこと。30日(日)にはHonoluluでPro Bowlがあるわけだから、そうすると30日の試合後にSFOに移動しないと行けません。そんなの出来るのか?とUAのサイトで検索したら、30日の11:59発というフライトがあるじゃないですか。で、人生初のRed-eye Flightで試合当日の夜に移動することにしました。以前もSFO-HNLを往復した時は、B777でしたが、今回SFO-HNLのフライトは一回り小さいB767。で、この夜のフライトはさらに小さなB757。大丈夫だろうか(笑)。

試合後、お土産とか夕食も兼ねたデリ等を買ってホテルに戻ったのが19:00頃。まずはシャワーを浴びてさっぱりしてから、ビールとデリで夕食を摂り、その後帰国用の荷物の整理です。とは言っても、今回の旅行は大きめのボストンバッグ一つなので10分ほどで完了。21:30頃にフロントでチェックアウトをしました。予約通りなら、翌日の朝にチェックアウトするはずが、こんな時間にするわけで、フロントスタッフが怪訝な顔をするので"Flight schedule was changed."というと、"OK."と言って無事にチェックアウト完了。当然、金曜日から月曜日までの3泊分支払うわけで、そういう意味ではちょっと勿体ないのですが、まぁ安いレートで予約できたので良いかな、と。空港まではタクシーにしようかとも思ったんですが、時間もあるし荷物も一つなので、ホテル近くのバス停に停車する#19のTheBusを捕まえて乗車。40分位バスに揺られて、無事に空港に到着。流石にこの時間ともなると閑散としている空港ですが、ここでまず帰国旅程最初のトラブルが発生します。

すでにボーディングパスは印刷済みだし、機内持ち込み荷物だけなので、そのままセキュリティチェックに直行。荷物をX線スキャンのベルト台に乗せ、続けてパソコンを取り出してトレーに入れ、靴とあとポケットに入っていた札入れや携帯や時計をトレーに入れて送り出し、自分もX線のゲートを通過します。ここまでは問題無かったけれど、X線のモニターを見ていた若い女性係官がなにやら怪訝な表情。で、先輩の女性スタッフになにか言うと、この女性スタッフ、私に「こっちでちょっと調べさせてね」と横のテーブルに連れて行かれます。最初はバッグの中の何か、ACアダプターとか引っかかったかなと思ったら、靴とか財布が入っているトレーが何か引っかかった様子。ここには、何もやましいものは無いけれど、この時ちょっと思ったのが、FeliCa系のカードが入っているから、その回路が何か誤解を生んだのだろうかと言うこと。

で、テーブルに行くと女性係官は「彼女(X線モニターを確認していた若い女性係員)が、この財布にナイフが入っていると言うだけど、確認してもいいわね?」と言うじゃないですか。あまりの予想外の問いかけに、どうぞどうぞと言うんですが、さて何の事やら???で、しばらく財布の中をあちこち見ていた女性係官が取り出したのが、持ち主も忘れていたずっと昔に財布に入れていた厄除けの小刀のお守り。ここで全て合点がいきました。勿論、何か切り出すような機能なんてない、高々数センチの小刀のオブジェが入ったお守りの袋なんですけど、ここで困ったのは「厄除けのお守り」って英語で何て言うのか??? "Let me explain..."と言いながら、一生懸命頭の中で説明する為のwordを探したり文章を作ろうとしていたところ、この女性係官は別の日系と思われる男性係官に"Please help me."と、私のお守りの確認をリクエストします。ここで助かりました。この男性係官、一目見るなり、"No, problem."と一言。で、一生懸命説明しようとする私に、片言の日本語で「ダイジョウブネ」と笑ってウインク。これで最初は険しい表情だった女性係官も、"Thank you.  Have a nice trip."と無罪放免です。

結果オーライだったけど、いゃいゃ参りました。この小刀のお守り、もう15年くらい前にとある人から貰ったもので、そのまま財布に入れて仕舞い込みすっかり財布の中に同化していて存在すら忘れていたもの。当然、15年間には仕事やプライベートの海外旅行の時にはいつも携帯されていたわけで、なんでこれまで問題にならなかったんだろうかと不思議です。一つ思い当たるのは、私はX線スキャンの時には、忘れ物とかするのが嫌なので、とにかく自分の機内持ち込みバッグの中に、財布や時計や携帯を事前に全部入れておき、X線スキャンに通すのは鞄とパソコンだけにするようにしています。で、今回はたまたま財布等を別にトレーに入れてしまったものだから、多分念入りにしかも拡大されて調べられたんでしょうね。鞄とかに入っていると、どうしても他の金属類に混ざりますから。

多分、今後はこれまでのように鞄に入れてしまえば目立たず隠れてしまい問題にならないんだろうけど、流石にナイフの形をした金属(?)のオブジェはまずだろうなぁ... 厄除けのお守りがトラブルを起こしては洒落になりませんし、ちょっといろいろと思いでのある品物なんですが、これがよいきっかけかなと思うので、これからは財布から出して自宅の机の中に仕舞っておくことにします。でも、それで厄除け効果が無くなって次の旅行で何かトラブルに巻き込まれたら、また戻すかもしれないけれど(いゃ、そんなこと決して願わないけれど)... (続く...)

八百長問題

日本の国技である大相撲の「八百長問題」。個人的には、何を今更と言う気もしないではないけれど、それでも日本以外の国にも多くのファンが居る、日本を代表する国技であるだけに、今回の事件の影響は国内外に大きな衝撃だったとは思うけれど、そういうことをした力士の心構えも問題だけど、やっぱり今の大相撲のシステムにも問題があったんじゃないかとふと思います。

今の大相撲は、年六場所あり、一場所辺り15日間の取り組みがあり、一番勝ち星が多い力士が優勝、以下の順位は基本的に関係なく、その次に問題になるのが「8勝以上勝って勝ち越したかどうか」。勝ち越しさえすれば、少なくとも現在の地位は確定しますが、負け越してしまうと地位が下がるだけでなく、元々の地位によってはしたのランクに落ちたりするわけで、今回は十両と幕下の格差が大きいために、十両に残留するために星の貸し借りをした、という話らしい。

個人的にざっくり思うのは、「勝ち越し制度」を止めたら、ということ。対戦決定方式とかは考えないといけないけれど、単純に15試合の勝率で順位を決定して、例えば下から1/3は強制的に入れ替えるみたいな。仮に十両の力士が30人いるとしたら、15試合の成績で順番を付ける。最下位から10人は強制的に下の地位に陥落。それと入れ替わりに、下の地位の上位10人は自動的に昇格。さらに、その上5人と、下の地位の下5人は入れ替え相撲をして、勝った方が昇格、負ければ降格、というような仕組みにしてはどうでしょう。つまり、ラグビーとかフットボールとかでやっている、1部、2部、3部みたいな、リーグ制を大相撲の幕内、十両、幕下、三段目、序二段、序の口に当てはめてみたらどうだろう。そうすれば、「いくつ勝てばよい」という境界線が無くなるから、最後まで接戦が続くと思うんですよね。同率の力士が並んだ場合は、多く入れ替え戦に回る可能性もあるわけです。

取り組みはどうするのか? これはもう、事前に前の場所の成績で上位陣同士が当たるように事前に組んでしまえば良いんじゃないだろうか。そうなると、取り組み力士同士で談合が、という話が出てくるけれど、今だって前日には取り組みが分かるわけで、そこに携帯電話みたいな直ぐに連絡できるシステムがある以上、いつ決めるかというのはあまり意味がないような気がします。ただ、ここで問題になるのは「同門対決」というやつ。つまり、同じ部屋、一門同士だと、やはりそこで馴れ合いが発生するという話なんだけど、それもこの際破ってしまい、完全にクロスマッチにしてはどうだろう。東西で一門を分けると言う方法もあるかもしれないけれど、力士の数が合うかという話もあるだろうし、取り組みが固定化してしまうこともあるだろうし。少なくとも「同部屋対決」は避けるにしても、「同門対決」くらいは今後は解放しても良いんじゃないでしょうか。

相撲のような、一種のリーグ戦方式で対戦するスポーツは、私が知っている範囲ではチームスポーツしか無いように思うんですよね。相撲のように1対1で対戦するスポーツでは、殆どトーナメント方式ですよね。 トーナメント方式の場合、「負ければ終わり」だから誰もが必死に上を目指します。リーグ戦の場合は、「八百長」とは言わないけれど、試合数が多ければ「捨て試合」なんていうのもあるし。例えば、今の一場所15試合も、9試合(取組)位に減らして、一つの取組の勝ち星の重みを増やすのも手かもしれない。途中に「休み日」を入れていけば、一応放送も二週間持つだろうし(笑)。あるいは、力士毎に試合日をずらして、15日間で9取組するようにしてもいいし。または、最後に2日くらい残しておいて、9勝力士同士で決定戦をするとか。

いずれにしても、今回力士だけの責任にして事態を収束させるのではなく、星のやり取りとが生まれるようなシステムの改修をちゃんとしないと、またそのうち同じような事件が出てくるでしょうね。

2011年2月5日

NRT-BOS-HNL (13) - Pro Bowl 2011 (4)

さて、肝心の試合の方ですが、前半はNFCのワンサイドゲーム。2Q最後にAFCが1TDを返すけれど、それまではNFCがやりたい放題の6TD。まぁ、ファンブルとかパスインターセプトの応酬とか、いかにもAll Star Gameという内容ではあったけれど。

写真は、Atlanta Falcons RB #34 Mughelliのこの試合初のTDシーン。ここからNFCが6TD、AFCが1TD上げるわけで、14:00少し過ぎに始まった前半(1Q, 2Q)が終わったのは16:00過ぎ。もう前半だけで一試合分過ぎた感じです。
そんなわけで、マスコットウォッチ。これはSt Louis Ramsのマスコット"Rampage"君。ユニフォームじゃなくて、アロハシャツ着ているのがハワイっぽいけど、その前に時前の毛皮を脱がないと意味無いような(笑)。
で、一番ひんしゅくを買っていたのが、Indianapolis Coltsのマスコット"Blue"。全身タイツ君状態なんだけど、普通はもっとぶかぶかした着ぐるみを着ているはず。ハワイの暑さに脱いだのか、それともこの派手な海パン姿を疲労する為なのか。で、写真では分からないけれど、こいつは腰を振り降り、スタッフにすり寄ったり、こうやってチアにすり寄ったり。をぃをぃ、子供の前でそんな行為を見せて良いのか、というような具合(笑)。
前半は42-7のワンサイドゲーム。で、ハーフタイムショーに入るわけですが、ゲストの紹介を聞いてびっくり。Sheila Eです、シーライー。"Glamorous Life"とか"Sheila E"とか、アルバム買ったなぁ... でも、1980年代ですぜ、彼女がヒットしたのは。

Sheila Eと言えば激しいドラミングパフォーマンスで、必ずハイキックでシンバルを蹴るのがお決まり。流石に、今回はそのハイキックは無かったけれど、ドラミングパフォーマンスは昔を十分思い出させてくれるものでした。しかし、Sheila Eかぁ... (思わず遠くを見てしまう...)
その後、今度はハワイアン風のハーフタイムショーが合ったんですが、後ろ側の黒いパンツに白いシャツの人間が、何故か「波」を表現していて、その上の所を、男性が数名がサーフボードを持ち上げて、その上でビキニの女性が波乗りしたり、寝そべったりという、よく分からない演出。

こう言っては関係者の方に失礼だとは思うけれど、日本同様「デフレしてるな」という印象。来年は、ハワイには来てもPro Bowlには来ないかもしれないと、ちょっと思ってしまった...

で、3Qに入るとAFCが反撃に出て、そこそこ点差も詰まるんですが、いかんせん前半に点差が付きすぎました。3Qも終わる頃にスタジアムを出て、帰りのバスを捕まえて戻ってきましたが、最終結果55-41まで点差が縮まったのが不思議なくらいでした。
Waikikiのホテル街まで戻ってくると、ちょうど夕日が海に沈む頃。いつもだったら、この後ゆっくり買い物とかしたり、食事したりするんですが、これからRed-eyeでSFOに向かい、そこから成田に帰国する、強行軍が控えています。沈みゆく夕日に、またのハワイ訪問を願って、まずは一旦ホテルに戻り、荷物の整理とシャワーを浴びて昼間の汗を流すことにします。(続く...)

2011年2月4日

NRT-BOS-HNL (12) - Pro Bowl 2011 (3)

出場選手の紹介も、これまでとは違っていました。これまでだと、AFC/NFC各チーム毎にチーム旗を先頭にPro Bowl選出選手が紹介されながら入場してくる、というパターンでした。今回は、手前青色のNFC選手が全員入場し、次に向こう側赤色のAFC選手が入場して真ん中のステージを挟んで整列し、ここから各チーム毎の選手を紹介すると、その選手が一歩前に出る、という演出でした。

ここで悲しいのが、Super Bowlに出場する、PackersとSteelersの選手は来てないんですね。去年の場合、Pro Bowlもその一週間後のSuper Bowlも、同じ場所で開催されたので、Super Bowl出場チームの選手達も、試合には出なかったけれど一応スタイルはして開会式には登場していました。でも今回は、流石にそれぞれの地元からハワイに来て、そこから再び太平洋と北米大陸を半分横切ってテキサスまで移動して、コンディションを壊してもいけないと言うことなんでしょう、両チームの選手はスクリーンに顔写真が映し出されて紹介されるだけ。当然、スタンドからは大きなブーイング。そりゃそうだろうな。
この後Pre-game Showで盛り上がるんですが、これまでのHawaiiのPro Bowlでは、大体ハワイの地元の人とかが登場して、ハワイ風の演出が殆どでした。でも今回は、どちらかというかロック調というか、文字通り"American"という演出で、個人的にはこっちの雰囲気の方が好きかも。

ただ、この後、国歌斉唱があってキックオフという時間帯なんですが、スタンドに結構空席が目立ったんですよね。で、よくよく見てみれば、Pre-game Showにしても、結構節約している感じが否めません。折角2年振りにHawaiiにPro Bowlが戻ってきたのに、やっぱりちょっと寂しい感じです。
で、途中、左右から御神輿みたいな台が移動してきて、何だと思ったら、右手にはCheese Headを被ったPackers Fanが、左手には黄色のTerrible Towelを振り回しているSteelers Fanが大勢乗っていて、真ん中で応援合戦みたいなことをやってるんですが... まぁ、両チームの選手が居ないからせめてファンだけでもと言う意味なのかもしれないけれど、Super Bowlでやるならまだ分かるけれど、All Star戦のPro Bowlでこういう演出はどうなんだろうか。私の斜め前にいたSaints Fanのグループはブーイングしていたけれど... 時々TVでもありますよね、巨人ファンvs阪神ファンの対決みたいな。なんかあんな感じの演出何だけど、両チームのファン以外は「どーなのに」という感じ何だろうなと、Dolphins Fanの自分としては思うのです(笑)。

この後、国歌斉唱があって、終了と同時にスタジアム上空フライパスする、と期待していたら、今回飛んできたのは赤い期待の小型のヘリコプター。レスキューヘリだろうか、それとも消防署のヘリだろうか? いゃ、F-15飛ばせとは言わないけれど、ちょっと寂しいPre-game Showの締めくくりでした。(続く...)

UQ WiMax on 新幹線

常務用に配布されたThinkPad X201sなんですが、ちょっと旅行に出ていたことや、SSDサイズがこれまで使っていたThinkPad X200sの500GBの1/4以下の120GB程度しか無いため、アプリケーションやデータを削ったりして、これまで以上に移行にに手間がかかりました。何とか最低限の仕事ができる程度にセットアップするところまでは旅行前に完了していたんですが、戻ってから最初に手をつけたのが内蔵されていWiMaxの設定をすること。もともと、自分のX200s用にUSBタイプのアダプターでも購入しようかと思っていたところなので、今回の内蔵タイプは渡りに船。

で、UQ WiMaxではPC内蔵モデルのキャンペーンなんかもしていたので(最初の2月分が無料になる)、旅行から戻ってきた2月初めに早速UQ WiMaxの申し込みをしました。で、ここでプチトラブル発見。最初にWiMaxをFn+F5でEnableにしてみたんですが、なぜか表示は"ON"になるもののLCD下のインディケーターが点きません。「あれ?」と思ったんですが、その状態でもWiMaxは動作しているようで、ちゃんと契約用のサイトにもアクセスできます。どうも、LED不良なのか配線不良なのか、点灯しない様子。隣のWiFiやBluetoothのインディケーターはちゃんと店頭するのに orz

とりあえず見た目の問題だけで実際の機能には影響しないので、そのまま契約続行。契約するコースで1日600円のコース(UQ Step)か、使い放題で年間割引のコース(UQ Flat年間パスポート/3880円) かで悩んだんですが、月に7回以上使うなら後者の方がお得。毎週金曜日には浜松と横浜を往復するわけで、少なくとも月に4~5回は必ず使うし、その中でも週末さらに使ったりする機会があるわけなので、結局後者の年間パスポートで試してみることにしました。初年度は最初の2月分が無料にもなりますしね。で、一通りの申し込みが完了してしばらくすると無事に接続できました。

申し込みは自宅でネットワーク経由で完了したんですが、ここで素朴な疑問。「うちの近くでWiMaxって使えるのか?」ということ。実は、何かあったときのバックアップ回線にもしたいと思っていたから。一応浜松周辺もサポート地域にはなっていますが、どの程度使えるのかは不明。で、Access ConnectionsでAPを検索してみたら、結構近くにアンテナがあるみたいで80%以上の領域にアイコンが表示されます。契約完了して、早速アクセスしてみると、これが結構早い。体感的には、自宅で使っている11gの無線LANより少し遅いくらいで、実用上は全く問題なし。たぶん、周りで使っている人が居ないということもあるんだろうけど、これなら気軽に使えますね。

 で、この書き込みも新横浜に向かう新幹線の中でWiMax経由で書き込んでいます。浜松市とか次の停車駅の静岡市の中心あたりだと、新幹線の走行中でも問題なく使えるし、特にAccess Connectionsのグラフィック画面を表示していると、アンテナのアイコンがだんだん弱い方に移動していき、突然次のアンテナが表示されて「あっ、ローミングされた」なんて楽しめることも。でも、さすがに全区画で安定して使えるというわけにはいかず、市街地を抜けて少し郊外の場所を走っているときは接続が切れてしまいますね。使い勝手では、やはりN700系のWiFiサービスの方がスピードは遅いけれど安定しているし、ほぼ全線で接続できるので安心感があるけれど、WiMaxでもオフライン状態の時に編集作業とかネット接続に関係ないことをやって、再接続したときに必要な検索作業とかするという運用でしのげば、何とか使えるかなという雰囲気。それに、近くのAPに接続しているときのパフォーマンスは、N700系のWiFiサービスよりも早いですし。

以前のように、データ通信カードを接続してちまちま接続するよりは、簡単だし早いので遙かにメリットがありますね。ただ、常時接続という点では、たぶん都内とかでは問題ないんだろうけど、地方から出かけるときに使うにはちょっと使い方に工夫がまだまだ必要かも。このあたりが改善されると、ちょっと手放せないツールになるんですが...

日本と韓国の製品イメージ

日本と韓国、それぞれの製品イメージについての調査結果。日本製品は「高品質」「かっこいい」で韓国製品を圧倒したものの、「活気」「勢い」では日本を上回る地域もあるという結果。個人的には、もうちょっと韓国製品が追いついているかなと思っていたので、これはちょっと意外な結果。また「日本」から連想する商品やサービスが60%前後の高い認知率であるのに対して、「韓国」から連想する商品やサービスは30%前後と低いというのもちょっと意外。

中国で韓国製品の評価が高いのは、市中に並ぶ看板なんか見ていると「さもありなん」という感想。と言うか、製品のデザインや雰囲気が中国製品と韓国製品って似ている感じがしますね。地続きの(ほぼ)隣国という関係もあるんだろうけど。というか、以前は日本からの流入量よりも、よく安く簡単に韓国から同様の製品が中国に入っていた、というのが大きな理由のような気がします。

これで日本はまだまだ優秀・安泰と思うか、まだまだ60%じゃ物足りない70%、80%、さらに上を狙う、と思うのか、そこが重要じゃないかと。特に、どんな製品でも一番重要な要素は「価格」な訳で、どんなに良い製品でもべらぼうに高くては勝負になりません。日本製品が評価されたのも、安くて良いというのがそもそもの始まりな訳で、韓国製品も少し前までは「安いけれどそれなり」というレベルから最近は「安くてそこそこ」という所まで上がってきていると思います。これって、韓国の得意な家電AVやデジタル製品群がどんどんコンポーネント化されていて、ある意味「組み立て産業」みたいになってきたから、中身で勝負する時代はだんだん無くなりつつあることが大きな理由のような気がします。昔は、それぞれのメーカーの特色が一番出るソフトの分野だって、最近はどんどん共通化共用化されてきてますしね。車だって、どんどん共通化されていて、今ではライバルメーカー同士でも共通パーツを使っていたりするわけだし。

多少なりとも日本以外の国や地域に行き来した経験から思うのは、日本人ってある程度我慢強いところがある反面、我慢しつつも不便な部分とか我慢できないところは自分で何とかしようという傾向があるように思うんですよね。それが、「オタク」みたいな方向に進んで、ユニークさや先進性でまねの出来ないものが生まれてくる、と。これって、DIYが好きなアメリカ人あたりと、結構共感できる感覚なんじゃないかと思います。だから、日本製品が欧米なんかで受け入れられるのも何となく納得できます。

韓国製品にそういう部分がないとは言わないけれど、やっぱり韓国製品の魅力は決して悪い意味ではなくて「安くてそこそこ」というC/Pの良さだと思います。そこに、志向的に似ている中国市場では、デザインや使い勝手なんかも合うから、中国で受け入れられているんだろうと。これって、これから急激に拡大する中国マーケットでは重要ですよね。GDPで日本を追い抜いたとはいえ、個人レベルではまだ日本の1/10、というか格差という意味ではそれ以上の世界ですからね。そりゃぁ、富裕層が日本に来て大量に買い込むこともあるだろうけど、毎週日本に来て買い込むわけにも行かず、日常用品なんかは国内で調達しないといけないわけだし。そういう部分での韓国製品のポジションって、少なくとも中国のマーケットでは重要だよなと感じます。言ってみれば、日本製品がデパートで売っている高級衣料品とすると、韓国製品はユニクロみたいなポジションじゃないかと。

 じゃあ、日本製品ってじり貧じゃん(失礼!)と思ってしまうけれど、それならそれで、郊外型の巨大モールを作ったり、ネットショップになったり、ユニクロなんだけど、そこに+αしたりと、そこからさらに勝負できるのが日本の少なくともこれまでの強み・地力の強さだったわけで、それがどれだけこれから発揮できるか... 重要な事は、まずは日本人自身が日本で気持ちの良いと思う商品やサービスを作っていくことですよね。"Japanese Life Style"って、結構重要な戦略資産だと思います。公共サービス、飲食、娯楽、etc... それに「エコ」まで絡むわけだから、まだまだ世界最強かも(笑)。その幸せに感謝...

2011年2月3日

NRT-BOS-HNL (11) - Pro Bowl 2011 (2)

まだゲートも開いていないので、しばらくスタジアムの周りをぶらぶらしてみます。バスから降りてスタジアムの敷地に入ったのが、北側の部分。ここからスタジアム沿いに半周すると、大きな駐車場のあるメインエントランスがある南側に出ます。駐車場の遠くの方はまだ空きがあるみたいですけど、手前部分はもう筆知り来るまで埋まっているし、あちこちから煙が出て、もうTailgate Partyが真っ盛りの様子。まぁ、半分以上はこれが楽しみみたいなものですからね。まとまって場所取りをするために、知り合い同士で並んで入場して、少しでも広い場所を確保してBBQコンロやテントを広げています。贔屓チームのバナーや出身大学のバナーなんかも掲げられていて、一種の同窓会的雰囲気もありますよね。

で、雰囲気だけ楽しんで再びスタジアムの方に戻ってきたんですが、以前と比べて周りに出ているテナントというか、イベントが格段に減っています。グッズショップはそこそこ有るんですが、以前だと選手やチアのサイン会だとか、飲み物やスナックの売店とか、外にもそれなりに楽しめる場所があったのに、今回はグッズのお店だけ見たい。2年振りだというのに、やる気有るのか? 仕方がないので、早めに中に入ろうとゲートオープン待ちの列に並び、15分位したところで荷物チェックや身体検査を通過して無事に中に入ります。
 今回の席から見えるフィールドはこんな感じ。どうせ見るなら、やっぱり一番楽しめるTDシーンが良いと言うことで、大体Goal~10yd付近にいつも席を取るんですが(この辺りが、比較的安いと言うこともあるし)、今回は少しエンドゾーン側でどうかと事前に心配していました。でも、この辺りの場所もよさげですね。来年も来ることがあったら、あるいは別の試合等の機会があるときは、この辺りの席が良いかも。

一応自分の席を確認したところで、まだ少しお昼には早いんですが、どんどん入場してくると混雑するので、早めにお昼を食べることに。後、この時までは天気が良くて30度位の気候でしたから、まずは冷たいビールも欲しかったし... スタジアムの通路を回りながら、結局BBQとハワイ風の焼きそばみたいものを肴にビールを飲んでしばらく休憩です。
この後、フローズンマルガリータを売っていたので、これを飲みながら再びスタンドへ戻ります。で、フィールドで始まった選手達の練習とか見ている頃に、ぽつりぽつりと雨が降り出してきました。最初は、それ程でも無かったんですが、だんだん雨脚が強くなり、さらに急に気温が下がってきて肌寒いくらいに。ちょっと吹きさらし状態では辛いので、慌ててスタンド上部の屋根のある場所に避難してしばらく様子を見てました。が、なかなか雨は止まず逆に強くなるくらい。この頃になると、雨合羽を被って入ってくる人が目に付くようになり、それもオレンジ色の派手なものでどうも売店で打っている見たい。これを買おうと、スタンドから下りて見るんですが、強まる雨と少しでも屋根のある場所に入ってくる人手で身動きが出来ない状態。結局、雨合羽は諦めて一時間位雨宿りをしていると、やっと海側の空が明るくなり、雨脚も弱くなってきたので、再びスタンドに戻ることにしました。結局、この後は雨も降ることなく試合途中から晴れ間も出るくらいでしたから、US$15で雨合羽を買わなくても良かった(笑)。
フィールドで練習するAFC/NFCの選手に混じって、こんな一段が。日本からツアーで来たチアの皆さんみたいですね。以前だと、選手入場の時に両側に並んで居たりしたんですが、今回はこの時にビデオ撮影をして、試合の途中のTV Timeoutの時かな、「日本からチアリーダ達が応援に来ています」みたいなアナウンスと一緒にそのビデオを流していました。数年前だと、チアのツアーでも子の倍くらい居たように記憶してるんですけどね。確か、去年のFloridaの時も、もっと多かったような記憶がありますが... あと、去年までは自分のチームのコスチュームを着ていたけれど、今回はAFCチームのジャージみたいなシャツを全員着用していたのが、これまでとは違うところでしょうか。
 Pre-game Showが始まり、こちらは各チームの代表チアの紹介シーン。遠目で見ていても、やっぱり迫力が違いますね。素人の私が見ていても、ダンスやステップの切れというのか、こうメリハリの付いた動作に、凄いなと感心してしまいます。流石に、各チームからの選抜メンバーなので、ステップとかダンスの振り付けで揃わないところもたまにあるけれど、でも見ていて「華」がありますよね。それと、いつも不思議なんですが、結構髪の毛が長い人が多いけれど、殆ど顔にかかることがないこと。ある程度ワックスとかで固めているのかもしれないけれど、よく見ていると顔に髪の毛がかかるようなときには、こう首を「クイッ」と捻って後ろに振り払っているように見えるんですね。首のスナップが聞いているというか(笑)。その辺りも、「プロ」なのかなといつも思ってしまいます。
HawaiiでのPro Bowl観戦での、個人的な密かな楽しみ。熱烈なVikingファン観察です。2008年だったかな、たまたま座っていた席の斜め前に、このド暑いハワイで、毛皮(本物じゃないだろうけど)のコスチュームを着込み、角の生えたヘルメットを被った親子連れが異端ですが、その翌年も発見。去年は見つからなかったけれど、今年は再びVikingsの皆さんがいらっしゃいました(笑)。しかも、二組も。でも、以前は本当に体中に毛皮のコスチュームをまとっていたけれど、今年は半袖だったり竹が短かったりしてますね。やっぱりVikingsは暑さに弱かった、ということか。最初にみた家族には、「小さなバイキング ビッケ」みたいな子供さんも居たんだけど、手前の紫の#1のジャージを着ている子が、その子だったりして(笑)。(続く...)

社用ビジネスクラス利用

一般紙の記事から、トヨタが海外出張時のビジネスクラス利用を一部解禁するという記事。日本を代表する企業の景気持ち直しの象徴として嬉しい反面、これでビジネスクラス利用が高くなり、アップグレードが取りづらくなるのは嫌だなと言う相反する気持ちの方が強かったりして(笑)。ただ、流石に「片道10時間以上、30日以内に2回以上」と、制限付きの解禁。「月2回以上の場合」って、結構頻繁に飛ぶ人でないとなかなかそうはいかないですよね。実質、それなりのポジションの人に限定されるようなきもします。あと、片道10時間ということは、USの西海岸は含まれないんだろうか。ちょっと微妙ですよね。カリフォルニアに行くのに、わざとシカゴ経由にしたりして(をぃ)。

個人的には、まず羽田線利用が高くなるかなと思っていルンですけど、どうでしょう。ANAがLAXに飛ばしているから、これが混むかも。理想的には、やはり便数が増えることで、NRT-SFO線も昔のように2便に戻って欲しいし、NRT-ORD線も昔は日に2便あったはずなので、これも復活して欲しいところですけど、もう無理だろうなぁ...

そういえば、羽田線の権利を得たエアカナダは、結局バンクーバー線の就航を見合わせてしまいましたよねぇ... その分、UAとかCOに貸してくれる、というわけには行かないだろうか(笑)。まぁ、便数増加もそうだけど、航空燃料代もちょっと高止まりした状態になっていて、こちらももう少し下がってくれないと大変。ただ、経済が上向きになればそれだけ石油需要もアップして、しばらくは高値維持になるんだろうか。それはそれでまた困りますね。取りあえず次回チャンスがあるとすればG.W.位だけど、今年は混雑するかなぁ... 早め早めに準備しないと。

3Dソフト

パナソニックからなにやら平べったい小包が宅配されてきました。何だろうと思ったら、中には「アイスエイジ3」「アバター」「Go for Dream Ryo Ishikawa」という3D Blu-ray Diskのパッケージが入っていました。すっかり忘れていたけれど、去年購入したBDレコーダーのユーザー登録の時に、3D VIERA/DIGAのキャンペーンをしていて、それに応募していたようです(本人はすっかり忘れている)。

再生装置は、確かに3D対応だけど、表示装置(テレビ)は2Dのままですから、まぁ普通のBlu-rayソフトとして当分は使うことになりそう。ちょっと得した気分ではあるけれど、あまり使い道が無いとも言えるので微妙ですね。それでも、こういったキャンペーンに当選するなんてことは、これまで無かったのでちょっと運が上向きになってきたのかな。いゃ、これを頂点に下るだけ、というのは勘弁して欲しいけれど...

2011年2月2日

NRT-BOS-HNL (10) - Pro Bowl 2011 (1)

さて、今回の旅行のメインテーマであるPro Bowl 2011の当日。会場のAloha Stadiumへは、前回同様地元のバス会社TheBusが運行する"FootballExpress"で行くことに。ホテルがWaikiki地区の中程にあるので、Kapiolani Parkから出る便を利用することに。ここは、朝も一番速く10:00からバスが出始めます。

ホテルを9:30頃に出て、テクテクとKalakaui通りを歩くこと10分ちょっと、Honolulu Zooの裏側辺りに臨時のチケット売り場が見えます。ここで、往復US$12.50のチケット(片道US$6.25)を購入。ここからもうちょっと先にバス乗り場があります。何事も並ぶことが好きなアメリカ人、もう結構長い待ち行列が出来ています。通常のバスの車両が二つ繋がった形のバスが1台止まっていて、その横にその車両の倍くらい伸びている待ち行列が。ここに並んで乗車開始を待ちます。
程なくして乗車開始。まぁ結構な人数が並んでいるので、多分自分は次のバスか次の次のバスだろうなと写真とか撮っていると、前の方でTheBusのスタッフらしき人が、"Last One Person!"とか叫んでいます。どうも座席数に対して、一つ空いている様子。でも、自分の位置はこんな場所でしたから、まぁ前に誰かいるだろうと思っていたら、私の前に並んでいた家族連れの男性が"Are you single?"とか言うので、つい"Yes."と答えたら、"One person here!"とか前に叫ぶものだから、"Lucky guy!"とか周りから言われて、そうなると周りの雰囲気上乗らざるを得ず... と言うことで、TDセレブレーションよろしく、右手でガッツボーズをしながらバスへ乗車することになりました。

一応バスの乗り口で乗った人数をカウントしていたので、座席は空いているんだろうけど、ぱっと見車内は満席。「をぃをぃ、席は何処にあるんだ」と中に進むと、ちょうど真ん中の連結部分辺りにあった3人席が一つ空いていました。

先に座っていたのは、30代前半くらいのご夫婦らしき二人連れ。名前の自己紹介をすると、旦那さんはRickさんというひとで、頭にRaidersのキャップを被っていたので"Auckland?"と聞くと、"No. I'm a Raiders fan but came from San Jose."とのこと。私が日本から来たと言うと、何時間飛行機に乗るんだというので、今回はSan Francisco経由だから乗り換え時間無しで15時間くらいかなというと、"Crazy!"と(笑)。

彼らは今回が初めてのPro Bowl観戦との事で、私が去年のFloridaでのPro Bowlも含めて5回目のPro Bowlだというとビックリしてました。で、Pro Bowlの感想はと言うので、今年は試合前のイベント数も少ないし、規模として2年前の半分くらいだよねというと、驚いていていました。さらに、やっぱりPro BowlはSuper Bowlの後にしないとSuper Bowl出場チームの選手が出ないからファンも詰まらないみたいな話をしているうちに、試合会場のAloha Stadiumに到着しました。

一昨年は確かスタジアム内の駐車場で下ろしてくれたんですが、まだ時間が早い場合はスタジアム外の、通常の路線バスの停留所辺りで下ろされてしまいました。下りた場所の直ぐ左側がNFLのTailgate Partyの会場で、ここではすでに中で楽しんでいる人たちも。このチケットも購入しようかと思ったときもあったんですけど、まぁいいかなと(笑)。試合開始までまだ3時間以上あるのに、目の前に見える駐車場は満杯。さらに結構な人出も見えて、やっぱりHawaiiではビッグイベントなんだなと実感しつつ、競技場に向かいます。(続く...)

ANA LCCとFDA

ANAが発表していた香港の投資会社との新規LCCについて、具体的なニュースが出てきました。当初は5機程度で国内外に3~4路線を開設し、5年目で15~20機体制にするという予定とのこと。使用機材が不明ですがB767なのかな。本当なら、もうローンチ済みであったはずのB787を使いたいんだろうけど。

で、5機、3~4路線というと、地元のFDAもそんな規模なんですよね。まぁ、就航路線はもっと多いけれど。でも、最初から国際線を就航するというのは、やはりANAという後ろ盾があるからなんでしょうね。そうなると、多分JALのサポートがある程度あったとは思うけれど、地元にゼロからシステムを立ち上げないといけなかったFDAは大変だったろうなと言う気持ちも。そのFDAは、3月までの松本線に続いて、熊本線も今後の状況を見て判断するという記事が。3月から、JALが撤退する名古屋-熊本便をFDAが継続するという話が出ていたので、となると熊本を中継地点にして、名古屋、静岡便がもう少しフレキシブルなスケジュールになるかと期待していたんですが、それは無理そうな感じですね。一応、3月下旬に開通する九州新幹線による影響を見て最終判断ということですけど、どうでしょうねぇ。大阪辺りからなら新幹線へのシフトはありそうだけど、静岡からだとそれ程九州新幹線の利便性は無いような気がするけれど。逆に、福岡まで飛んで、そこから新幹線で熊本、鹿児島、というのはありかもしれませんね。

ANAがLCC参入を本格化する中、日本のLCCの代表(?)のSkymarkはA380で海外に打って出るし、日本の航空業界もプチ戦国時代になりつつ有る感じ。そんな中で、やはり地元のFDAには頑張って欲しいけれど...

春節前

Blogの記事は、まだPro Bowlに行く所なんですが、昨日(2月1日)無事に帰国。今回は帰還が短い事もあって、特にこれと言って話題らしい話題もないままに旅行は進んだんですが、後半に色々盛り上がってしまいました(笑)。で、帰国便のSFO-NRT(UA837)の出発日は1月31日。2010年のSWUが4枚残ってしまい、1枚は例によって4月末まで延長して貰ったんですが、残り3枚を使い切るというのも今回の旅行の目的の一つ。ですから、何としても国際線を1月31日に出る必要があり、その為Pro Bowl当日(1月30日)の深夜便でSFOに移動して、到着日の成田行きに接続するという旅の締めくくりはちょっと自分にとっては強行軍の日程でした。

で、元々アジア系移民が多いサンフランシスコですから、この空港の国際線便のターミナルでは日本人よりもアジア系の搭乗者をよく見ます。で、この日はそれにもまして多い雰囲気。どこかの小学校の修学旅行らしき子供達の団体も、どうやら同じ便に登場するようです。おそろいの黄色いベストみたいなものを着用していて、背中には小学校名が書かれていますが、その書体が繁体字なので多分台湾の学校の子供達なんでしょうね。そういえば、このUA837便は成田から台北行きになります。で、そういゃ、今年の春節は2月3日からだったなと思い出しました。2月3日が新年で2日が言ってみれば「大晦日」。ですから、今週前半は中華系民族の大移動時期ですね。旅行記の中にも後から登場しますが、台北に向かうだろう幼児連れのご夫婦が、機内の中では隣の席になりましたし。

日本でもお盆の時の大移動は結構大変ですけど、春節の移動は世界規模で発生するので、毎回中華系民族のバイタリティというか、浸透力というのか、感心しますね。日本だと、直系の家族が日本にいなくなると、なかなか帰国することも無くなりますが、中華系の場合「一族郎党」というような感じで、親戚の親戚が居れば地元に戻ってくるし。日本人の感覚からすると、ちょっと(かなり?)大変そうだけど。 来年(2012年)の旧正月は1月23日とぐっと早くなるので、多分Pro Bowl 2012に行っても次回はこういう混雑には遭遇しないと思うけれど、逆にPro Bowlに日本から出発する時に、春節からの帰国者で混雑しそうですね。やっぱり、来年も早めに手配した方が良さそうです。

2011年2月1日

NRT-BOS-HNL (9) - Pro Bowl前日

Pro Bowl 2011の前日土曜日。今年こそは頑張って、午前中にAloha Stadiumで行われる公開練習を見に行こうと思っていたんですが、起きて準備とかしていたら10:00近くになってしまい、これから行ってもほとんど行って戻ってくるだけなので予定変更。Kapiolani Parkで開催されるPre-Game Eventを見に行くことに。ぶらぶらとKalakaui通りを歩いて行くと、ちょうどKids FootballとKids Cheerのクリニックが始まったところでした。

とっても良い天気で、コーチ役は現役のNFL選手や著名OBという豪華版。もっとも、流石にタックルフットボールではなく、フラッグフットボールでしたが、それでも日本のフットボールチームの練習顔負けに、ラダーやコーンを使って本格的にステップの練習をしているのには驚きました。
ここでPro Bowlグッズを購入するつもりでしたが、一昨年最後にハワイで開催されたときまではたくさんのグッズのお店やイベントをやっていた場所は、こんな感じで閑散としていました。かなりスケールが縮小されている感じ。そういえば、この公園入り口には、例年Pro BowlやNFLの大きなバナーやオブジェが飾れていたんですが、今年は何もなくて実は最初道を間違ったかと焦ったくらい。せっかく2年ぶりにハワイで開催するんですから、もっと盛り上がっているかと思ったんですが... やはり、以前のようにシーズン最後を飾るお祭りではなく、Conference FinalとSuper Bowlの間の「つなぎ行事」になってしまったのがいけないのか...
この後、NFLのオフィシャルショップとか覗きながら、ぶらぶらとAla Moana S.C.に向かいます。時間的にちょうどお昼時なので、昨年のThanksgivingに来たけれどS.C.のお休みで入れなかった元H/Cのお店で昼食をとる事にします。

が、しかし、行ってみたらこんな状態 orz 看板も無いし、お店も閉まったまま。この時は調べようがなかったので、Ala Moanaの中の別の場所に移ったのかちょっと探したりしたんですが見つからず。後で調べたら、どうも昨年末で閉店してしまったみたい。いろいろなお店が鎬を削るフードコートの中の一角ですからね。競争も厳しかったんだろうな。二回訪れて、結局一度もLaurieさんのMix Grillを味わえなかったのは残念...
その後、ちょっと買い物とかして14:00頃に一度ホテルに戻ります。ホテルのあるKalakaui通りは、この後夕方始まるBlock Partyの準備の真っ最中。ホテルの入り口前には、メインのステージの一つが準備されています。横を通り過ぎた日本人のグループが「これで間に合うんだろうか」と言いながら通り過ぎていきましたが、取りあえず間に合わせて駄目なら駄目でもNo Problemというのがアメリカ人の発想かと(笑)。

取りあえず、夕方に外に出てみましたが、何とか準備は終わってました。まだ一部工事中のお店とか場所はあったけれど... まあ、日本で仮に同じイベントをするとすれば、多分前日には、遅くとも当日の朝までには準備完了しておくでしょうけど。まぁ、ここはUSのしかもハワイですから(笑)。さて、いよいよ明日はPro Bowl2011。二年振りのハワイでの観戦。楽しみです。(続く...)