2011年1月31日

NRT-BOS-HNL (8) - ハワイ到着

搭乗口に到着すると、定刻通り優先搭乗が始まります。ちょっと驚いたのが、電動車いすに乗って優先搭乗するご高齢の人が5人くらいいたこと。しかも、80歳以上の高齢ということも一目で分かります。日本だと、ある程度年を取ると離発着の時に負荷が掛かる飛行機は敬遠する傾向にあると思うんですが、こちらでは「車、新幹線代わり」の飛行機だからでしょうか、乗る方もそれをサポートするUAのスタッフも、普通のことと淡々と処理する様子にはびっくりするし感心します。で、機内に入ってみると、その高齢の人の一人が私の後ろの席でした。この方、飛行中トイレに行くときも、CAの男性スタッフを呼び出して、その人の方を借りながら3秒かけて足一足分進むようなスピードでトイレに向かい、また戻ってきました。

機内に入ると2-2-2の配列なんですけど、なんか通路の幅が以前よりも狭い? よくよく考えたら、以前利用したHNL線はB777で、今回はB767なんですよね。だから、胴体が少し狭いのは仕方ない。で、機内に入って座っていると私の隣の席に男性が座ってきました。座りながら、まだお尻が椅子に届かないうちに「コニチハワ」と日本語でのご挨拶。一見、南米系の濃い顔立ちなんですが、ハワイ在住の人で、「トミタさん」という人と日本との間でビジネスをしているらしい。どうも、このトミタさんが関西在住の方のようで「お好み焼きがとっても美味しかった」と絶賛していて、「琵琶湖が綺麗」とか「京都にも行った」とか、120%の日本賛辞をいただきました。このままハワイまでずっとしゃべり続けるのはきついなと10分もしないうちに悟り、「まだ時差ぼけが残っていてきついのよ」という雰囲気を漂わせながら、うつらうつらするんですが、それでも中々話しが止まりません。そのうちに、離陸し始めたところで一度話が切れて、その後はなにやらMacBookを取り出して映画とか見だしてくれたので何とか難を逃れたんですが... 悪い人じゃないと思うんだけど、一つ困ったのがこの方の体臭がきついこと。久しぶりに体験しました、鼻が曲がりそうな臭い... 天井の風の吹き出し口を少し調整したり、アルコールを放り込んで鼻を鈍らせたり、寝ている体制を反対側したりと、努力して何とか耐えたんですが、いゃ久しぶりに体験しました。

そんなトラブル(?)はあったものの、定刻よりは20分位早くHNLに到着。むっとする空気に慣れなくて、ちょっと血圧が上がったかなと思いつつ、空港からワイキキを結んでいるシャトルバスに乗り込みホテルへ向かいました。ホテルに入って、ちょっと荷物の整理とかすると22:00前。ホテルの周りは賑やかな場所ですから、ちょっと小腹を満たすものを買いに外に出て、一息ついたところで明日に備えてベッドに入りました。(続く...)

2011年1月30日

Holiday-Inn Waikiki Beachcomber Resort

どうも去年くらいに"Holiday-Inn"ブランドに変わった、Waikiki Beachcomber Hotel。場所的には、Waikikiのほぼ中央で、買い物や交通の便利は良いですね。目の前には、最近綺麗になったショッピングセンターもあるし。で、地上からエスカレーターで2Fに上がるとロビーに。ここで、チェックインレーンの前の女性スタッフが電話をしていたので、少し離れた男性スタッフの方に向かって"Check-in, please."と言うと、こいつ20代の男性スタッフ氏、横の女性スタッフをちらっとみて小さく舌打ちしてから、端末を叩き出します。この態度でちょっとカチンと来てしまいました。客の前でそういう態度を見せるなよ、ったく...

アサインされた部屋は、低層階でしたけど、最近リノベーションしたのか予想以上に綺麗な内装。

部屋に入り、早速気になる「インターネットチェック」(笑)。机の上にEthernetのケーブルがあり、これを接続して使うんですが、ハワイでは珍しく利用料は「無料」。しかも、結構スピードも早いし安定しています。これまでハワイで宿泊したホテルの中ではBestですね、ここ。これだったら、そこそこお値段も安いし、多少フロントスタッフの態度には目をつむることにして、これからも使っても良いかも。2年前のPro Bowlの時も同じHoliday-Innでしたが、別の場所(今は確かRamadaになったかな?)でした。こっちの方がかなり良いですね。

部屋の作りがちょっと変わっていて、入り口を入るとすぐ目の前にこんな感じで洗面台が。左下のコーヒーメーカーの下あたりに冷蔵庫もあります。これで電子レンジもあればパーフェクトなんだけど... この右手がパスルームですが、「バスルーム」と言ってもバスタブは無くて完全にシャワーブースだけの狭いもの。私は、もともとシャワーしか使わないので全く問題なしですが、「狭くても良いから湯船につかりたい」という人には駄目かも。後、お湯を出しても余り熱くならないんですよねぇ...

ハワイのHoliday-InnというかPCR系のホテルって、数年ごとに変わったりしている印象があって、あまり信用できないところもあるんですが、来年のPro Bowlの時もまだこの場所にあるなら、またつかっても良いかなという印象のホテルです。

NRT-BOS-HNL (7) - 再び霧のS.F.へ

相当の寒さを予想していたBostonですが、確かに雪は積もっているけれど道路なんかちゃんと雪かきされていて、少なくとも空港の周りではそんなにトラブルとかは無さそう。翌日の天気も快晴で、雪も降っておらず、いゃぁ一日ずれただけでこれだけ違うかと思いましたね。朝8:40のSFO行きに登場するために、ホテルを6:30位にチェックアウトしてホテルのシャトルで空港へ。すでにオンラインチェックインをしてボーディングパスもホテルて印刷してあるので、すぐにセキュリティチェックに向かいます。

この時Priority Laneに並んだんですが、係員のところまでが早いだけでX線スキャンの台のところでまたマージされて、出来るだけ早そうな列に並ぼうと移動したら、その先には例の全身スキャンのマシンが orz 一番最悪の列に並んでしまいました。仕方がないので、そのまま順番待ちをしたんですが、手間が掛かるからサービス率が悪くてなかなか進まない。やっと自分の番になり、機内持ち込みのバック、PC、目薬とか入れた透明のZiplock、靴、上着、を台に乗せて自分はスキャナーのところに進みます。で、この時ジーンズの後ろポケットに二つ折り財布を入れたままで、普通のX線検査ならそのまま問題無いのに、この時はそれを出せと言われて、言われたとおりに出します。で、目の前の20代くらいの女性係員が、しつこく何度も「ポケットに何か入っていないか」と言うんですが、この時失敗したのが自分は金属類を入れていないか、と聞かれていると思ったんですね。だから"No, I have nothing."と言っていたんですが、ちょっとポケットが膨らんでいたので「これは何だ?」というので「ハンカチ」というと、それも出せと。でさらに、後ろのポケットはさっき出した二つ折り財布が入っていて少しその形が残っていたんですが、それを見て「そこに何か入っているだろう」としつこく聞きます。何度もポケットに手を入れたり上から叩いたりして何も無いことを示すんですが... 疲れました。やっとスキャンも終わって、この時慌ててたんでしょうね。Ziplockをピックアップすることを忘れたことに、この後Honoluluに到着してから気がつきました。まぁ、歯磨き粉と目薬しか入っていないから、実質問題無したけど、よっぽど動転していたのか...

この後RCCで少しメールチェックとかして、搭乗開始の少し前にRCCの斜め前のゲートに向かいます。最初、ゲートにまだ機体が無くて焦りましたが、10分遅れ位で到着。出発も10分遅れ位でしたが、天気が良かったからかSFO到着は逆に20分位早く到着しました。

で、次はSFO-HNL線なんですが、ここで乗り継ぎ時間が元々の予定でも4時間半。早く到着したので、結果的に5時間位あります。朝BOSを出て、約5時間のフライトでしたから、SFOに到着したのはお昼過ぎ。少し何か食べようかと思ったんですが、何処も満席で、しかもターミナル3のRCCも一杯だったので、しばらく前に出来たターミナル3とターミナルGを結ぶ通路を戻って国際線ターミナルのGまで戻り、こちらのRCCでしばらく時間をつぶしました。

その後、出発ゲートのあるターミナル3に再び戻ってきたんですが、この頃には余り食欲もなくなり、結局またこちらのRCCに入って出発時刻まで時間をつぶすことに。一時間ほど、またメールチェック等をしてから、搭乗口に向かいました。(続く...)

2011年1月29日

NRT-BOS-HNL (6) - 雪景色のBoston

SFOからBOSへの乗り継ぎは2時間あったんですが、SFOに40分近く早く到着し、入国審査も通関もほぼ待ち時間なしで通過したので、ターミナル3のセキュリティをもう一度通って制限エリアに入って頃がちょうど元々の到着予定時刻くらい。ターミナル3のフードコートで何か食べようかとも思ったんですが、まだ朝早くてほとんどお店がTOMOKAZU位しか開いていないのと、何故かほとんど手を付けなかった機内の食事で結構腹持ちがよいのかお腹がそれ程すかないので、そのままRCCに入ってメールチェックをすることに。そうそう、Yクラスの食事って、USから持ち込んでいるんでしょうか。見た目が、US国内で出される雰囲気そっくりだったんだけど。円高だから、日本で調達するよりUSから持ち込んだ方が安いんだろうか...

そんな事を考えながらRCCに入ると、結構混雑しています。ソファーはほとんど満席。空いている席はあってもコンセントが無いのでパス。半分諦めながら、カウンター横を入ったビジネスブースに行くと、こっちはほとんど空席。ここに荷物を置いて、飲み物と糖分補給のためにクッキーを調達してきました。
US時刻で前日のBoston行きのうち、午後の便が軒並みキャンセルになっていたので大丈夫か心配していましたが、定刻通りにBostonにむかって出発。前日の振り替えもあるんでしょうか、満席でしかもオーバーブックもありました。出発前に機長が、だいたい気流は安定しているけれど、東海岸に入ると少しあれるかもしれないからベルトはちゃんとしてね、というアナウンスが。あぁ、やっぱり天候悪いのかなと諦めつつ、今日SFO-BOSと移動するのは良いけれど、まさか明日天気が悪くてBOS-SFO-HNLと移動出来なくなるんじゃないかと、ふと不安に。でも、だからといってちゃんと予定通りに飛行機が飛ぶのに止めるわけにはいきませんしね。

機内の食事は、ターキーのホットサンドか、チキンサラダ。食欲もなかったので、レタスだけでも食べようと(笑)チキンサラダにしたんですが、最近スープが付くんですよね。トマト味のちょっと酸味のあるスープ。これが個人的にはなかなかお気に入りで、疲れ気味のお腹にも優しいし。後、白ワインをちびちび飲んでフライトのほとんどは寝て過ごしたんですが、寒さ予防で膝にかけていた機内で配布された毛布が、ガーゼみたいな薄いもので全然効果が無くて、結構膝が痛くなったりふくらはぎが痛くなったり... これは年のせいか?

うとうとしているうちに、Bostonには定刻よりも20分近く早く到着。寒波の影響が心配でしたが、確かに雪は積もっていたけれど空港の滑走路や誘導路はちゃんと整備されていて問題無いみたい。ホテル移動の時に外に出てみましたが、確かに気温は氷点下で寒いけれど、風邪はほとんど無いし雪も降っていないし、どうも最悪の時をやり過ごして、落ち着いたときに到着したようです。翌日の冷え込みが心配だけど、このまま雪さえ降らなければ明日のフライトも問題無しでしょう。ちょっとホッとしながら、ホテルに向かいました。(続く...)

Hilton Boston Logan Airport

去年のG.W.の時に利用して以来2度目のHilton Boston Logan Airport Hotel. Chicago O'HareのHiltonのように、「空港直結」では無いけれど、空港から歩いてでもいける場所にあるので便利なことは便利。心配した東海岸の寒波は、確かに寒いことは寒いけれどBostonの積雪はそれ程でもないようで、20分程早着。

チェックインの時に担当した、アジア系の若い女性スタッフの対応が、Hiltonにしては珍しく(笑)好感の持てるものでした。チェックインの時に「ダブルとキング、どっちがいい」と聞かれたので「キング」とリクエストすると、どうもダブルならエグゼクティブルームだったらしく、キングはその下のフロアーですがラウンジのアクセスを付けてくれました。そうそう、インターネットも無料と一言付け加えてくれるのもポイントたかしです。アサインされた部屋は、空港側の部屋でしたが、外の騒音はほとんど聞こえないくらいちゃんと防音されていて、睡眠には全く問題無し。逆に、翌日朝4:00位に目が覚めて起きたんですが、同じように早朝出発らしいお隣さんか上の階でシャワーを使う音がかなり響きましたが...
部屋に入り、早速インターネット接続をしようとしてちょっと困りました。ここはワイヤレスだけサービスされていて、接続してからWebの画面で部屋番号とか入れて使い始めます。で、回線スピードによって、幾つかコースがあるんですね。一番基本的なものが、US$9.99/24hours。一番早いのがその4倍のパフォーマンスというUS$19.99/24hours。後、その中間レベルみたいなもの(US$17.99/24hours)と、60分ごとのもの。で、無料レベルというのは何処まで許されるのか... まぁ、確認すれば良いんですが面倒なので一番早いコースを選択して駄目なら駄目でいいやと。結果、翌日の精算にはチャージされていませんでしたから、取りあえずHilton HHonorのインターネットサービスは合格かな(笑)。で、この4倍速い接続サービスですが、確かに快適でした。会社のVPNも早かったし、日本のサイトもちゃんとストレス無く表示されるし。

まだ夜の9:00頃だったので、何か食事をしようかとも思ったんですが、流石にちょっと疲れて(NRT-SFOがY+でしたから)いたので、ラウンジにいってコーヒーと水とチョコチップクッキーを持ってきて、それで取りあえず良しとしました。

翌朝、ラウンジが朝の5:30からオープンするので5:00頃に置きようかと思っていたら、時差ぼけで4:00頃には目が覚めてしまい、さらに別の部屋でシャワーを使い出した音が結構響くので結局そこから準備を開始。空港にほぼ直結なので、早朝のフライトの時にはやっぱり便利なホテルです。

2011年1月28日

NRT-BOS-HNL (5) - 玉砕...

朝は寒かったんですが、出かける10:00頃には結構暖かくなり、それ程苦労せずにいけそうです。ただ、浜松駅から乗り込んだ新幹線で、自分の指定席に座ろうとしたら、前に座っていて人がどうもコーヒーの砂糖を床にばらまいていてくれて、ちょっと迷惑。しかも、米原付近の雪の影響で、通過待ちののぞみ号が遅れているので、浜松の発車も次の静岡でも通過待ちの遅れが出てしまい、やきもき。それでも、品川駅には4分遅れくらいで到着したので、17分接続時間のあるNEXには余裕で乗り継げました。

時間帯として、ちょうどお昼時なので、品川のe-cuteでお弁当を購入して、NEXに乗り込むとすぐにまずはお昼ご飯。東京駅を出る頃には食べ終わり、今度はワイヤレスを使って仕事のメール処理。ここのところ、NEXのワイヤレスは調子が悪かったんですが、今回は特にトラブルもなく、成田に着くまで快適でした。で、少し時間帯が早いせいか、結構空いている成田の第一ターミナルに到着。特にやることもないので、セキュリティチェックを抜けて、出国審査もすぐに抜けて、RCCにむかいます。
RCCでビールを飲みながらメールチェックとかしていると、IAD行きのビジネスがオーバーブックで、ORD行きに振り替えしてくれるボランティアを募集中。うーん、こっちにしておけば良かった(笑)。

で、RCCでしばらく時間をつぶして、少し早めに33番ゲートにむかいます。反対側に、やっと巡り会えた(爆) 新UAの塗装機があったので、思わず写真を何枚か撮影。で、33番ゲートに行く手、本日はFirst/Businessすべて満席でアップグレード不可という寂しいお言葉 orz

結局、何年ぶりだろうか。太平洋路線のY+で出発です。バルクヘッドの前なので、足は少し伸ばせないけれど、前の席が無いので圧迫感がないのは良いですね。で、席の周りを見渡すと、「iPadなんちゃら」とかいう本を持った人や、やたらとiPhone利用者の比率が高いのは、やはり皆さんMac WorldExpoに行くからなんだろうか。そういえばゲート前で待っているとき、優先登場に並ぶ人の多かったこと。1Kだけで、30名近くいたんじゃないだろうか。あまりの多さに、後から列に並んだ1Kの外人さんが「これだけ全員1Kか?」とびっくりしてましたから。

久しぶりのY+での体験は特になし。まぁ、食事や飲み物は仕方ないですよね。座席は、流石にちょっときつかったけれど、それでもアルコールで少し眠気もあって、8時間ちょっとのフライトはそれ程苦痛ではありませんでした。でも、やっぱり出来るならフルフラットで寝たいな... まぁ、残りの区間はすべてアップグレード確定してますから、後はゆっくり移動できます。サンフランシスコには定刻よりも40分程早く到着。入国審査も、US滞在者は結構混雑していましたが、ビジターはパススルー状態。手荷物一つだけなので、税関もパススルーで国内線のターミナル3へむかいました。(続く...)

Lenovo NEC Holdings B.V.

一週間前に日経にスクープ(?)された、NECとLenovoの事業統合の話が正式に発表されました。持ち株会社を設立して、その下に現在のNEC PCとLenovo Japanがぶら下がるということなので、しばらくはあまり変化はないんでしょうね。これから、何か統合後の新規製品を企画するにしても、多分2年ぐらい掛かるんじゃないだろうか。

いずれにしても、以前にも書いたけれど個人的には黎明期のNEC PC-98 vs IBM DOS/Vの戦いが凄く印象に残っているので、そのことを考えると隔世の感がありますね。多分死ぬまでパソコンにはお世話になると思うので、一生満足して使える製品をこれから出して欲しいです。

2011年1月27日

NRT-BOS-HNL (4) - 不安な出発の朝

いよいよ今年のPro Bowl旅行出発の朝。寒い日が続くここ数日でも、ちょっと朝の冷え込みが厳しい今朝。で、もっと心配なのが、最初の宿泊地Bostonの天候。今US東海岸から五大湖辺りに寒波が下りているらしくて、26日と27日のこの辺りのフライトが、「要変更」状態に。US時刻で26日のBoston行きでは、午前中のフライトは一応ほぼ定刻通りに飛んでいるけれど、午後のフライトは軒並みキャンセルになっています。自分の予定では、US時刻で27日の夜にBoston着だから、それくらいまでに天候も空港の状態も落ち着いていると良いんだけど... これから成田に到着してカウンターで確認してみないと。その時点で、フライトキャンセルだったらSFO-BOS-SFOは取りやめですね。Bostonでの宿、Hilton Boston Airportは、一応現地時刻の当日16:00までにキャンセルすればペナルティーは付かないので、最悪SFOに到着した時点でも判断出来るのがせめてもの救いか。成田、サンフランとちょっとドタバタしそうなのが嫌ですね。そうそう、そのNRT-SFO行きのUA838便も、ここ数日ディレーで運行されているので、それも心配。一番最悪のパターンは、SFOに到着して、そこから何とかBostonに移動出来ても、次の日の朝のBOS-SFOが飛ばないと、肝心のHonoluluに移動できないこと。Bostonの天気予報を見ると、比較的金曜日は落ち着いた天候みたいなので、木曜日27日の天候が酷くならなければ何とかなりそうなんだけど...

で、もう一つの心配事が、NRT-SFOのアップグレードが確定しないこと。すでにシートマップは見ることが出来ないので、残席数しか分からないけれど、Fが3席、Cが2席で、多分最大で5人くらいのアップグレードしか余裕が無さそう。1K、Bクラス、3ヶ月前にリクエスト済み、というステータスで、何処まで行けるか... 厳しそうだなぁ。うーん、久しぶりにY+かなぁ。その時には飲んだくれて爆睡していけるように、久しぶりにドリンクバウチャーを財布に入れておきました。何とかゲート前アップグレードを願うだけですね。

で、ちょっと不思議だったのが、一昨日くらいにほぼ満席だったYクラスの座席が、ごっそりと30席ぐらいまとめて空席になったこと。なんか団体さんのキャンセルでも入ったんだろうか。今、サンフランでMac WorldExpo2011をやっているから、その関係でキャンセルが出たんでしょうか。どうせなら、CとかFにもっとキャンセルが出ればいいのに(をぃ)。久しぶりに、いろいろ不安を抱えての出発です。とほほ... (続く...)

アンスポーツマンライクコンダクト

先日のアジアカップ準決勝・日本vs韓国で、韓国が先制のPKを決めた時に、どうも差別的なパフォーマンスをしたらしいという。よく分からないのが、仮にこの韓国選手が日本人・日本選手を馬鹿にするためにこのパフォーマンスをしたかったのなら、日本側ベンチなり日本人サポーターのスタンドに向かってやったんだろうか? 記事などを見ると、テレビカメラに向かってやったらしいけれど、それって自国のサポーターに対しての侮辱にもなるんだろうし。

で、その理由として、スタンドに旭日旗があったので韓国人として許せなったと言うようなことを言っているらしいけれど、そんなものあったかなぁ。仮に旭日旗をスタンドに持ち込んだサポーターがいたとしても、別に戦争を美化しているわけでもないだろうし、そこに目くじら立ててあえてこんな事をやるまでのことでもない気がするけれど。大体、日頃日の丸すら馬鹿にして踏みつけたり燃やしたりしているわけだし。さらに言えば、このアジアカップの放送をしているテレビ朝日の親会社、朝日新聞の社旗が「半分旭日旗」みたいなものだし(笑)。

フットボールで言えば、アンスポーツマンライクコンダクト(Unsportsmanlike Conduct)でイエロー、あるいは一発退場かな。最後にPK戦で敗れたとはいえ、延長最後に同点に追いつく、それこそ今シーズンでも何本指日に入る熱戦だっただけに、自らその価値を落としてしまうのは残念です。

Googleが大量採用予定

Googleが今年6000人以上を採用予定という記事。うーん、羨ましい話です。日本法人でも200人以上採用予定ということで、よーしおじさんも頑張って応募しちゃおうかな(無理無理-笑)。でも、Googleに入ったら社員食堂が無料で美味しそうだから、メタボ対策に注意しないと(爆!) ただ、確かUSのGoogle本社では、そういう手厚すぎる福利厚生サービスに甘える傾向が出てしまったので、少し制限されるようになったというような話も聞いたことがあるんですが、でも一般の企業に比べてもまだまだ恵まれていますよね。

個人的には、Googleの「20%ルール」が一番好きな話で、実はバブル前まだ日本の企業にも余裕があった頃は、似たようなことが許されていたんですよね。そういうことを許す、物理的経済的人材的余裕がまだあった時代。だから、無駄なものも沢山生まれたけれど、とんでもない製品もこの頃は出てきたし。私の世代は、そのバブルの直前に社会人になる、そこから今のところ最後の「美味しい時代」を経験したわけで、今でもあの頃の事は印象深いけれど、だからといって今の時代に何も出来ないというのは「甘えですよね。無ければ無いなりに、工夫しないと。逆に、今なら当時にはなかった、例えば無料で利用出来るサービスは色々登場しているし、情報だって昔とは桁違いに簡単に大量に入手できるし。それに、経済的にデフレ状態にある、ビジネスとして不景気になっている、ということは、これまで使えなかった企業の製品・サービスも利用出来るチャンスでもあるわけだし。

まぁ、最近年を取ってきたせいか「出来る範囲で出来ることでやりたいことをやる」という、お気楽モードになりつつあるんですが、それはそれで結構居心地が良かったりします。

2011年1月26日

iOS4の不満

自分のiPod touchをiOS4に更新してから、何が腹立たしいかと言えば、サスペンドしている間にもワイヤレス機能が動作しているので、バッテリーの消耗が激しいこと。昨日も、それまで何日か使用してバッテリーが減っていたので、母艦に接続して充電をし、その状態でSkypeを使ったりしてたんですが、充電も完了したあともそのままUSBケーブルに接続したままにしておきました。その後、夜になって母艦の電源を落として、この時iPod touchの事を忘れていた自分も悪いのだけれど、そのまま一晩過ぎたら、翌日iPod touchを起動しようとしたら「バッテリーが20%です」なんていうエラー状態に。もう、なんて使い勝手が悪いんだろうとAppleに小言と愚痴を小一時間...

このサスペンド状態の問題もそうですけど、iOS4にアップデートしてから気になるのが、アプリケーションの切換時に何か突っかかるような引っかかるような感じでスムースに切り替わらないこと。iOS3の頃は、次のアプリをロードする時間のためか、一呼吸間みたいなものがあって、そこで切り替わっていて、これはこれでちょっと膝かっくんされたみたいで気になっていたんですが、一度切り替わればスムースに動き出します。ところが、iOS4にしてからは、切換の画面は最初に直ぐに表示されるんだけど、そこで何かコマ落としみたいなことになったり、少し止まったような状態になったり、言ってみればWindows PCでメモリーが少ない状態で思いアプリを起動する時みたいな印象です。古い機種では、無理にマルチタスクっぽい動作をしないで、以前のようにシングルタスクでいいかその分軽快に動作するようにiOS4.3あたりで直してくれないだろうか。あるいは、古い機種用にiOS4 Liteなんて感じのOSにしてくれないだろうか。

これで困るのが、Nike+の反応が凄く悪くなってしまったこと。走っている途中に信号待ち等で一時停止したいのですが、タップしても反応しないのでもう一度タップすると、いきなりバッファーに堪っていたキースキャンがはき出されるのか、急に一時停止→再始動と動いたりして、もう一度タップしないといけなかったり... 自分のiPod touchは第二世代のものなので、iOS4を動かすには厳しいハードウェアかもしれないけれど、それならiOS3にロールバックしたいなぁ。第四世代のiPod touchに買い換えようかとも思ったんですが、今のiPod touchでもiOS4の問題を除けば十分まだまだ使えますしね。一時iPod nanoが、Nike+にも対応しているしFMチューナーも入っているので、ランニング用に購入しようかと考えたんですが、メモリーが最大で16GBというのがネック。今のiPod touchは32GBモデルですけど、かなり絞って音楽データを入れても28GB位ありますからね。うーん、悩むなぁ...

Lismo Wave

インターネットでラジオ放送を配信するradikoを羨ましく思っていたところ、auのスマートフォンで全国のFM放送を聴けるサービス"Lismo Wave"を始めるという記事。radikoは地域限定だけど無料なのに対して、auの方は有料サービス(当初は無料キャンペーンあり)。うーん、ちょっと引かれますね。IS03はおサイフケータイにも対応しているけれど、確かSuicaは今年前半までに対応と言うことで、直ぐに乗り換える気は無いけれど、Suica/EX-ICが使えるなら今のdocomoから乗り換えても...

映像配信(受信)であるワンセグも、まあ魅力的な機能ではあるけれど、携帯電話の一番の魅力である「ながら利用」出来ないんですよね。つまり見ることに集中しないといけない。でも、ラジオとか音楽再生だと、聴きながら他のことも出来るし、そういう意味でラジオ放送の配信というのは魅力的なコンテンツだと思います。

私なんか思うのは、今回のLismo Waveって、地方のFM局が再生するきっかけになるかもしれないと言うこと。これまでFM放送の場合比較的近距離のカバーエリアしかなかったものが、これから全国に広がるわけで、となると地方から別の土地に出た人なんかも気軽に地元の放送・情報に触れる機会が増えるわけです。言ってみれば、セグメントマーケティング出来る下地が自動的に準備されるわけで、これを上手く利用すればビジネスチャンスも生まれるんじゃないだろうか。今後の展開にちょっと興味が沸きます。

機内で携帯

この4月から、日本国内の空港でもドアクローズまでとドアオープン以降は機内で携帯やメールの使用を許可すると言う記事。携帯以外の電子機器、例えばデジカメとかも含まれるんだろうか。UAの場合、ドアクローズで電子機器の使用禁止になるのは同じだけど、着陸時は滑走路に下りてタキシング中から使えますよね(使っていても注意されない)。滑走路にタッチダウンしてエンジンリバースがかかり、そこから誘導路に入ると一斉に携帯をぱたぱた取り出してメールチェックとか中には出迎えの確認とか何かミーティングの予定をしていたりする光景は、USの機内での一種の風物詩。

離陸時は、これから空に飛び立つ訳なので、早め(ドアクローズ)に禁止するけれど、着陸時は取りあえず地上に降りてしまえば、後は何かトラブルが合っても何とかなるから早めに使うことを許しているんでしょうね。ただ、メールチェックならまだ良いけれど、通話だけは機内で始めるのは止めて欲しいですね。時々エグゼクティブな方なのか、登場すると直ぐに携帯を取り出して、ウェルカムドリンクを飲みながらドアクローズ後も誘導路走行中も何かあーでもないこーでもないとしゃべっている外人さんがいるけれど...

さいきんちょっと感じるのは、都内の地下鉄とか私鉄に乗っていて、昔ほど携帯電話で話をしている人が少なくなったような気がすること。その分、メールをしている人は増えている気はしますが、一応電車内のルールは守られている様子。機内で通話が許されるようになったら、最初は五月蠅い状態が続くんだろうけど、しばらくしたらそれなりに静かな暗黙のルールが出来るように祈っています。

2011年1月25日

カンファレンスチャンピオン

昨日はAFC/NFCのカンファレンスチャンピオンシップの試合が行われて、NFCの同地区対決、BEARS vs PACKERSは地区2位のPACKERSが勝利。AFCでは、STEELERS vs JETSとなり、第6シードからのシンデレラチームを狙ったJETSは、後半追い上げるも前半のリードが大きくてSTEELERSの勝利。これでJETSが勝っていたら、PACKERSも第6シードだったから、それはそれで面白い対戦になったのに... 今年のSuper Bowlは、PACKERS vs STEELERSという、私的には「古豪チーム同士の対決」っていう雰囲気です。NFCの試合は日本の深夜から早朝だったのでTV観戦出来なかったんですが、AFCの試合はちょうどライブの放送に間に合いTV観戦に。

この放送、GAORAが放映したんですが、この12月から契約している地元ケーブルTV局がハイビジョン放送を始めたチャンネルの一つで、ハイビジョンの綺麗な画質で試合が楽しめました。既に地デジやBSデジタルでハイビジョン画面になれてしまっているので、ハイビジョン以外のチャンネルはちょっと見る気がしない体質になってしまっているから、嬉しいですね。大好きなフットボールを高画質で楽しめるのは。

今週末のPro Bowlの後、来週末にSuper Bowlが有るわけですが、多分時差ぼけがまだ残る中朝からTV観戦するするんだろうな。まぁ、毎年この時期思うんですが、いつかライブでSuper Bowlを見に行きたいですね。ただ、チケットがなぁ...

爆発テロ

モスクワの空港で爆発テロが発生したけれど、これでUSの空港でも警戒度が上がるんだろうか... 木曜日からUSに出かける予定だから、そうなるとちょっと嫌ですね。さらに、東海岸では再び寒波が襲っているようで、最初の宿泊地のBostonも厳しい寒さの様子。ホテルは空港直結のHiltonなので、取りあえず空港までたどり着ければ何とかなるはずだから、空港閉鎖だけは無いように今から祈っているところ。主義主張はいろいろあると思うけれど、武力で威嚇することだけは止めて欲しいと、こういう事件が起こる度に思いますね。

2011年1月24日

ThinkPad X201sのランプ

あくまで「お仕事の道具」として受け取ったThinkPad X201s。すでにX200sを使っているので、外観とか使い勝手的にはそれ程違いは無いんですが、ちょっと気になっていたのがこの指紋認証センサーの横で光る緑のランプ。最初は、センサー用の照明かな、とか思ってたんですが、電源をオフにしている時でも、ACアダプターを抜いているときでも常に光っています。ふたを閉じたときには流石に消えてるんだろうけど。で、そういえば指紋認証でパワーオンする機能がついたとか聞いた記憶があるなぁと思い出し、試しに登録してある指でスワイプしてみると、おぉ、電源が入って起動してWindowsまでログオンするじゃないですか。いゃぁ、ちょっと感動してしまった。ここでちょっと意地悪を。試しに、登録していない指でスワイプしてみると、おぉちゃんと未登録の指紋と判断して、緑色のランプとはセンサーの反対側、右側で赤いランプが点滅します。なるほどねとしばし感動。

このThinkPad X201s、OSのセットアップ、SSDの区画設定、仕事用のアプリのインストール等は終了したんですが、何せSSDの容量が128GBしかなく、起動用区画(C:)に40GB程度アサインすると、残り(D:)は70GB程度(Q:ドライブが10GB位占めているので) 。まだ殆どアプリが入っていないこともあるけれど、電源投入からWindowsのデスクトップまで速いこと速いこと。サスペンド・レジュームも速いけれど、これなら毎回電源ON/OFFで使用しても問題無いくらい。これから、まだアプリを少し追加しないといけないけれど、なんせSSDの容量が少ないのでかなり厳選するつもり。だからそんなに起動時のオーバーヘッドは掛からないはずだけど、欲を言えばもう少しSSDのサイズが大きくなって、自由度が増えると良いんだけど。まぁ、このX201sでアプリやその他ソフトの設定を最適化したら、同じ事をX200sにすることで少しX200sも軽くなるだろうから、それを期待したいと思います。

最初にX201sを受け取った時、標準の6セルバッテリーがついていて、これはこれで本体の傾斜が少しつくとか、バッテリー駆動時間が長くなるとかメリットもありますが、個人的には少し出っ張るバッテリー形状と、どうしても重くなるのが許せない。自分のX200s用に予備の4セルスリムバッテリーを購入してあったので、これと交換すると本体もスッキリしました。ちょっと安い出物があったら、X200/200s用の3セルバッテリーを入手しておかないとなぁ。UQ WiMaxはUSと韓国でローミングサービスをしていて、US国内だと無料で使えるみたいなので、そのうちこの子を持参して使ってみたいですね。理想を言えば、今回のPro Bowl旅行に持参出来れば良かったけれど、ちょっとそれは無理そうなので次回の楽しみにすることに。

Blu-rayとリムーバブルHDD

この週末にちょっと自宅の母艦(ThinkCentre M57)を改修。一つは、これまでRATOCのリムーバブルHDDを一台入れていたんですが、この中のデータをやりとりするのに、これまではNAS経由で作業していたのが、データ量が増えると共にどうも時間が掛かるようになってしまったのでもう一台同じドライブを入れて相互にデータ転送が出来るようにしたいなと思い出したこと。で、そうなると、いまのデスクトップではもうスロットが無いので何かを出さないといけないけれど、5インチベイとなると光学ドライブを抜くしか有りません。で、それならBlu-rayのドライブを付けてみようかと思い、ちょっと探してみると、もうBlu-rayのドライブって安くなってますね。私なんかの感覚だと、ちょっと前だと10万円近くした記憶があるんですが、今回探したところBUFFALOの外付けタイプだと2万円を切っています。USB2.0/eSATA両方のI/Fを持つので、モバイルPCのバックアップにも使えるし、将来的にはより高速なeSATAにも移行できるし、ということで決定。金曜日にヨドバシのオンラインショップでオーダーして、土曜日のお昼頃には宅配便で届きました。

ついでだからと、母艦の中の埃をスプレーで綺麗にして、DVD-RWのドライブを取り出し、RATOCのケースを入れたんですが、ここでプチトラブル。RATOCのリムーバブルケースって、光学ドライブの箱と比べると奥行きが長くなるので、その部分で電源ユニットから出ている電源ケーブルと干渉するんですね。ここで、ケーブルの取り回しとか少し直して何とか装着可能。この後、Blu-rayを接続して必要なソフトをインストールして、何とか母艦のアップグレードが完了しました。

最初の起動時に"Missing operating system..."とかエラーがでて焦ったんですが、ハードウェアを変更したのでシステム構成情報が飛んだみたいで、F9でDefault Settingをロードしたらちゃんと認識し直して無事に起動出来るようになりました。でも、まだちょっと起動順序が変なんですよね。最初にRIPLに行くんだけど... 中身が増えたので、起動ドライブがスピンアップしないんだろうか??? でも、購入直後に容量の大きい電源ユニットにわざわざ交換してあるんだけど...

もう少し様子を見て、落ち着いたところで昔のDVD-RAMやCD-Rに焼いてあるバックアップデータをBlu-rayにまとめて枚数を整理し、さらにNASの中も整理して少しデータのバックアップ体制を効率よくしないと。しばらくちまちまと忙しくなりそうです。

2011年1月23日

プライバシーフィルター

先日夕方のニュースを家族と見ていたとき。確かNHKのニュースだったと思うんですが、携帯電話のプライバシーフィルターの説明をしていました。で、自分にとってはある意味当たり前の話の説明をしている中、母親が一言「プライ何とかと言われても、年寄りには分からない」。まぁ、まずはプライバシー位はそれなりに分かると思うけれど、プライバシーフィルターとなると「何よそれ」という話。それが、携帯でとか不適切なサイトとか、となるともうちんぷんかんぷん。

最近では、画面にテロップを出すことが普通に行われているので、もう少しそういう技術でフォローしてくれると良いですよね。特にNHKなんかは「皆様の公共放送」なんだから(笑)。自分でも、最近の若い世代の言葉や言い回しが分からないこともあるので、今後は音声の多重放送じゃないけれど、世代向け多重テロップシステムなんて開発してくれないだろうか。あるいは、地デジで複数チャンネルが可能になっているので、世代別にチャンネル設定をするとか(笑)。それはそれで、ちょっと困った自体だな。

孟母三遷

ITmediaから、3歳でBlog、9歳でTwitterを始め、都条例にも「ぷんすか」しているという小学校4年生の女の子の記事。「きれいなものや、笑えるものだけみせて育てた子供が人にやさしい大人になるとは、ぼくは思いません(ω)(ω)」という最初の一言が全てだなぁ。携帯とかパソコンを早い時期から経験すれば、それに付随したサービスにも早くから目覚めるのは自然なこと。特に今のように時代の流れがどんどん速くなると、親が子供の頃の感覚で今の子供を育てても、かなり周りの雰囲気が違いますからね。この女の子は9歳と言うことなので、親御さんは30代前半くらい? となると、10代とか20代の頃には、まだ携帯が普及していたとは言えない時代ですけど、後5~10年くらいすると携帯が常に手元にあるのが普通な世代が子育てを始めたりするから、携帯を使って子供が何かすると言うことにももっとおおらかというか開放的になるんでしょうね。その時にこの記事を読み返したら、昔は何でこんな事が話題になるんだろうと思うかもしれない。

昔学校で習った言葉に「孟母三遷」という言葉があったけれど、今はいろいろな刺激が周りからどんどん入ってくる時代。それを避けて、例えば山奥とか無人島に行くことも出来るけれど、今の時代は場所を変えるのではなく、考え方を変えて、それこそ最初の言葉ではないけれど良いことを知るために悪いことも知ることで、ちゃんとバランスがとれた次の世代の子供が育つんでしょうね。ただ、周りがやってくれるからと言ってとにかく与えるだけという放任主義は駄目。そこは親が自分の考えで良いから、「xxxだからこれは良い、悪い」というガイドを示してあげることは周りがどんなに変わっても必要なことで、だから親子の会話とか絆というのは、どんな時代になっても必要なんだろうなと思うわけです。

2011年1月22日

おこぼれ

金曜日に会社に行くと、仕事で使うPCの更新があり、新しいThinkPad X201sが支給されました。これまではT60を使っていたので、その線で行くとT410当たりに移行するのが普通なんでしょうけど、仕事で移動しながら使うことが多いことと、自分で使っているX200sのWXGA+のモデルなら、解像度もそこそこあるし携帯性も必要十分なので「出来ればXシリーズで」とリクエストしておきました。(一応、会社で使用するモバイルパソコンは、ThinkPad)。

で、早速PCの確認。モデル毎にまとめて一括購入なので、細かな仕様までは指定出来ないのでどんなPCが来たのかも、貰った時点では不明だったから。まずBIOS Setupをしてメモリーを確認すると4GB入っています。欲を言えばMaxの8GB欲しかったけれど、この仕事用のPCではWindows7 32bitで使う予定(会社のアプリの一部が64bitで動かないから)だったので、4GBなら十分です。で、次にHDDのサイズ確認をしたんですが、どうもサイズが分からない。

HDDの場合、表示されるモデル名にはサイズを示す数字が大概入っていて、320GBとか500GBとか分かるんですが、今回表示されているのは「SAMSUNG MMCRE28G8MXP」。うーん、なんだこれ? しかもSAMSUNGのHDD? (いゃ、別に他意はないです-笑)。こういう時はGoogle先生に聞くのが一番で、このモデル名で検索してみると、何と128GBのSSDが入っています。本音で言えば、500GBとか1TBとか大容量のHDDの方が嬉しいのだけれど、これまでSSDは使ったことがないので、まぁ仕事で使う事もあるしちょっと試してみることに。駄目なら後でHDDに換装すれば良いことだし(をぃ)。でも、どうせなら256GB SSD当たりにしてくれたらもっと嬉しかったけれど(マテ)。

で、OSのセットアップとか始めてみると、今度はWiMaxが入っていることを発見。おぉ、これはこれまでの中でも一番の予想外の自体。実は、別途UQ WiMaxをX200sで使ってみようかと思っていたときだったんですが、WiMax内蔵PCだとお得なキャンペーンもやってるんですよね、UQ WiMax。これは後で検討することにします。そんなこんなで一通りセットアップをしているところに上司が来たので「凄いですね、てんこ盛りモデルですね」と言うと、社内PCの調達担当でもあるこの上司がそっと裏事情を教えてくれました。

今回、Tシリーズ、Xシリーズ、その他というような感じで新規のPC購入をしたんですが、殆どがTシリーズのT410とかT510希望。まぁ開発と言う仕事柄、画面は大きく高解像度でシステムパワーもリソースも潤沢な方がいいですから。ところが、出張が多くて年齢的にも高いエグゼクティブの皆さんは、皆さん揃ってXシリーズを希望。で、エンジニア系では唯一Xシリーズを希望した私も、そのエグゼクティブの皆さんのおこぼれに預かって「エグゼクティブ仕様のX201s」をゲット出来たということらしい。いゃぁー、済みません、ぺーぺーのくせにこんな高級モデルを貰ってしまって(爆)。「その分、仕事もエグゼクティブ並にしろということだよ」とやんわりと釘も刺されましたが、それなら給料もエグゼクティブ並にと、こちらも心の中でそっと返しておきましたとさ。

この週末は、このX201sのセットアップに忙殺されそうですが、やはり悩ましいのはSSDのサイズ。私は伝統的にOS/アプリのみのC:ドライブと必要なデータを入れたD:ドライブという「2区画モード」にずっと設定して使っていますが、このD:ドライブにはある意味過去からのデータとかが貯まっていくので、結構なサイズになります。今使っているPCだと300GB位あります。勿論、この中には試合の度に撮り溜めている写真データなんかも含まれるので、仕事に本当に必要なデータだけみれば、もっと少ないはずだけど、それでも128GB SSDでC:ドライブに40GB位割り当てると、残りは80GB弱ですから、結構厳しいですね。インストールするアプリも、もっと厳選して、さらにPhotoshopとかIllustratorなんかも諦めないと(あっ、これはライセンス数が足りないから元々無理か)。SSDの軽量高速性も捨てがたいですけど、一月くらいしたらHDDに換装している気がするなぁ... いずれにしても、この新しいオモチャでしばらく遊べそうです。

NECとLenovoの提携話

昨日のビッグニュースの一つ、LenovoがNECのパソコン事業と提携するか、という記事。両社から正式なメッセージは出ていないので今後どうなるか分からないけれど、国内パソコン黎明期を知っている世代としては隔世の感がある話です。

NECのパソコン事業は、国内トップとはいえ富士通とは僅差の約20%の市場占有率。しかし、1980年初頭から2000年位までは、一時期は国内市場の80%近く、常に過半数以上のマーケットを抑えた「ガリバーPCメーカー」だったんですね。1980年代はPCメーカー各社が独自仕様のPCを出していた時代で、NECならPC-88/98シリーズ、富士通はFM Towns、そしてLenovoの前身でもあるIBMはPS/55シリーズとか。だから、当時のOSであるDOSやWindows 3.0にしても、各社が自社PC用に変更してだしていたくらい。

そんな群雄割拠の時代に一石を投じたのが、IBMがリリースした「DOS/V」でした。USでのIBM PC/AT上で動作するMS-DOS(英語版)をベースに、ディスプレードライバーとフォントドライバーを追加するだけで日本語表示を可能にしたもの。それ以外にも、日本語入力用のIMEとか細かなツールも有りましたが、とにかくディスケット1枚で、日本以外ではすでに世界標準になっていたIBM PC/ATで日本語が表示されて使えるというのは衝撃的でしたね。当時の国内PCの価格はIBM PC/AT互換機の数倍以上。これを機会に海外から安いPCがどんどん入ってきて、徐々にPC/AT互換機がメジャーになっていくわけです。結局、ライバルメーカーだった、東芝、富士通とPC/AT互換路線にシフト。NECも最後まで踏ん張ったけれど、時代の流れに逆らえずに98独自仕様を捨ててPC/AT互換路線へシフトし、結果的にそれが富士通の躍進を許すことになるわけですけど。

そんな訳だから、当時のNECとIBMと言えば言ってみれば犬猿の仲と言うか、まぁPCメーカー同士何処と何処の組み合わせでも同じだったけれど、特にNECはNEC PCとDOS/V機(IBM PS/V)を並べてスクロールの速さを見せるTV-CMなんかを流したりして、「あのNECがそこまでやる?」と投じ話題になったくらいでしたね。そんな時代を知っている一人としては、ですから今回のような話が出てくるなんて言うことは、時代の大きな流れを感じてしまいます。

そういえば、2000年代のPC業界では無敵だったDELLにしても、当時の勢いは最近は無くて逆に一時PC撤退なんて言われていたHPがぐんぐん伸びているのも時代の流れですねぇ。また、国内大手のNEC/富士通が、海外メーカー買収を足がかりに世界進出して、でも結果的に撤退しつつあるのに対して、東芝/SONYは自社のブランドで勝負して、大規模とは言わないけれどそれなりに地位を築いているのとは対照的です。「中の人」に取っては、日々大変なんでしょうけど、ユーザーに取ってみれば、そういう競争から新しいものが誕生すると、新陳代謝は必要。次の進化のためにも、より魅力的なメーカーが誕生してきて欲しいと思いつつ、だからといって自分のお気に入りメーカーの製品がその為に消えてしまったら、やっぱり残念だろうな。最も、今後はタブレットやスマートフォンといった、より小型の携帯デバイスにマーケットは映っていくだろうし、今のモバイルPCとかデスクトップPCは、今のワークステーションとかサーバー見たいなポジションになるんじゃないかと思うので、これからはいろいろと再編成が起きるのかも。例えば、任天堂とPCのxxxxメーカーの合併とか。となると、プレステもってるSONYが次の最有望株か? あっ、MicrosoftもXBoxもってるじゃん。ゲーム機メーカーが家庭内サーバーを抑えて、今のPCメーカーは単なる端末メーカーになる可能性も、無きにしも非ずですね。

2011年1月21日

地下鉄で携帯電話

ソフトバンクの孫社長と東京都の猪瀬副知事が、都内の地下鉄での携帯電話利用で一致したという記事。確か数日前にも、孫さんは大阪市長とTwitterで同じようなことやってましたよね。トップ同士がショートカットでダイレクトに意思疎通するのは、まあ風通しという意味では良いことだけど、担当者は堪りませんよね、いきなり結論だけ上から降ってきたら。勿論、担当者も一生懸命やっていて、何か理由があって遅れているとかならまだしも、でもこういう場合は問答無用で「やれ」という話になるんですよねぇ。

例えば何か災害とか事故があった場合とか、急に連絡が必要になった場合、地下鉄の中って結構ブラックアウトしてしまうから、そういう意味では通話が出来るのは良いと思う反面、これまでそれなりに静かに乗車出来ていたのに... という思いも。地下鉄と相互乗り入れをしている私鉄なんかで、都心を走る地下部分を抜けるといきなり車内で電話が鳴り出すような気がするのはちょっと被害妄想だろうか(笑)。いゃ、電話を使っても良いけれど、それなりに声を落として手短にやって欲しいですよね。

どうせなら、孫さん、地下鉄線路内でもWiFiが使えるように、ツイートしてくれないだろうか(笑)。

大寒波@韓国

韓国が余りの寒波で電力不足になっているという。ちょっと不思議だったのは、韓国って暖房も電気中心なんだろうか。日本では、夏のクーラーの使いすぎで電力需要がピンチになるという話は聞きますけどね。冬の場合日本では、最近ではエアコン使用も多いんだろうけど、やっぱりガス・灯油ファンヒーターやストーブが中心だと思うんですけどね。やっぱり熱量が違うから。コタツに電気ストーブを付けて、そこで電子レンジを使ったらブレーカーが飛んだ、というのは昔よくやったけれど、最近は日本だとやっぱりファンヒーターが中心じゃないでしょうかねぇ。

韓国の暖房器具と言うと、床下から暖める「オンドル」がまず思い浮かぶけれど、最近ではやらないでしょうか。一戸建て以外では難しそうだし、韓国の特にソウルなんかは構想のマンションが中心なので、やっぱりエアコン式が中心になるんだろうか。まぁ、ソウルは結構来たにあって寒さが厳しいと言うこともありますが、日本でも例えば仙台とか札幌とか、寒さが厳しい土地にある大きな都市の場合、やっぱりちゃんと対策していると思うんだけど。

しかし、韓国でも悲鳴を上げるくらいの大寒波となると、さらにその北に位置するもっとエネルギーの少ない北朝鮮なんかどうなっているのか。余り想像したくないけれど、もっと厳しいと言うことは確かそうですね。

2011年1月20日

英語のCM

最近よく見る「英語」を使ったTV-CM。一つは英会話教室「AEON」のCM。有る家族が、突然「今日から英語が公用語」と天海祐希が"In English, please."と要求するけれど、女の子が英語の発音チックな日本語で落とすというもの。なんか、二昔以上前の漫才ネタだなぁと思わず笑ってしまったけれど、結構身につまされる話でもありますよね。単語や語句が分からなくて、つい日本語特にカタカナ語を英語チックに言って相手に通じさせようとすること。そのカタカナ語が英語では無い場合が多いからどんなに綺麗な発音をしても通じるわけ無いんだけど。

もう一つの英語CMは、モバゲーの新シリーズ。海外支店(?)から赴任した中井貴一本部長が、社内公用語を「英語」に変更。そこに部下?の時任三郎が入ってきてクレームしようとすると、「いゃ、その前にモバゲーの使い方を教えてくれ」と英語で言われて、つい"Yes, I am."と言ってしまうシリーズ。つい相手のリズムの飲まれてしまうのは、似たような経験もありこちらもつい笑ってしまうCM。

今は、やれ韓流だK-POPだと韓国がブームになったり、経済的・政治的にも中国の影響が大きくなったりしてきているけれど、やっぱり日本人にとっての「最初の外国語」は、まだ英語ということなんだろうか。個人需要としては、韓国語が一番多いんだろうけど、ビジネス需要としては英語が今でも必須だし、そのビジネス需要の割合がマーケットの殆どを占めているんでしょうね。自分なんかは、習うよりはまず現地(US)に飛ばされて、そこで否応なしに英語しかない環境で生活して何とか英語のスキルを身につけたほうだから、「習う」という事に余りピンと来ないんだけど、まぁ人間必要にどうしても迫られたら、結構何とかしてしまうものだと思います。

そういう意味でも、とっかかりとして英会話学校なんかに行くのは良いけれど、その次には実際に海外へ、それも出来れば日本人が殆どいないような状況の中で最低でも半年くらい生活すれば、もう最低限どころかそれなりのレベルになると思うんですけどね。ただ、その後使わないとやっぱり急激にスキルは落ちるので、何度も仕事で訪問するとか、常日頃から耳や口を鍛えるようなことをやらないと大変。確か、そういうスキル維持のための英会話教室もあると聞いたことがあるんですが、そうするお金も時間もない自分は、とにかくケーブルTVでCNNを副音声(英語)のままで一日中流して聞いているという自衛策で、何とか仕事を進められ程度のレベルは維持しています。でも、日本のCNN(CNNj)はアジア向けの編成なので、どうもアジア系の人の英語発音(香港とかインドとか)や、時差の関係で欧州のスタジオからの放送とかもあるんだけど、これが自分にとっては分かりにくい。USからの番組だと、多分耳がもう慣れているからだと思うけれど、こっちは結構すっと入るのは、やっぱり苦労して覚えたのがUSだからなんだろうな。それじゃぁ、本当は困るんですけどね、これからの時代は。アジア人の英語に慣れるのが、これからの英語ビジネススキルの第一目標ですね。

JALと一緒なのか?

首相のぶら下がりインタビューでの一コマ。ちょうどJALが大きく黒字化して再生に向けて目処がついてきたニュースも合ったときなので、一年前の危機とそこから復活した事を今の危機的状況になぞらえたんだろうけど、なんか凄く違和感のある話。

ここでJALに例えているのは何なんでしょう。政府? 官僚組織? 日本国そのもの? 何となく推測できるのは、悪くなっていた日本経済(=JAL)の旧経営陣(=自公民政権)が、今の悪化した日本経済を招いたのであり、新経営陣(=民主党政権)がJALの稲森体制と同様に、社員(=政府? 官僚組織? 国民?)の意識改革を進めて日本経済の立て直しをする、という意味のことを言いたいんだろうけど... 確かに、JALが1年で1,000億円以上の赤字から同額以上の黒字化した事には、JAL自身の多くの努力があったと思うけれど、それ以上に負債の棒引き、社員数の削減、非効率な機材の売却、不採算路線からの撤退という、大なたも降っているわけです。日本経済になぞらえ場、議員・公務員の削減や給与引き下げ、赤字施設の閉鎖・売却、赤字事業の停止や廃止、等やらなきゃ行けないのに、結局公務員給与は変わらず議員も減らず、事業仕分けはしたものの、そこから削減された無駄は微々たるものだし、無駄な公共事業は幾つか停止したものの、それ以上に大きな子ども手当、高校無償化、農家の保証、そして負債棒引きどころか赤字国債の増発等、逆にどんどんお金を使う状況になっていることは理解しているんだろうか。

JALのV字回復にあやかりたい気持ちから出た言葉なんだろうけど、余りに現状認識に欠けた発言じゃないだろうか。表に見える、良いところだけつまみ食いして、表からは見えない難しい部分・大変なところには気配りしない・出来ない、今の政権がマニフェストでやって来たことと同じだなとつい苦笑いしてしまう記事ですね。で、そのマニフェストは心眼で作ったという江田氏のコメントなんだけど、それって「絵に描いた餅です」と言っているとですよね? ちゃんとした、確固たる裏付けもないままに、善いことばかり言って結果的にその付けは国民に今回ってきているというのは、それこそ1年前のJALの様子じゃないだろうか。

一つ二つの対策で、今困っている人たちを直ぐに救うことは出来ないと思うけれど、少なくとも今実施している子ども手当とか高校無償化とか農業保証なんて言うのは、旧来の「ばらまき」 と何も変わらない「昔のJAL体質」そのもの。確かに、お金を投入しないといけない部分もあるだろうけど、それってもっと別の所に投資すべきではないかと思うんですよね。例えばJALはB744を退役させたけれど、新規の機材も購入しているわけです。同様に、ある程度国内産業が外に出ていく事を考慮して、もっと国内のベンチャーとか産業の効率化、特に大規模農業とか株式会社のシステムを農業にも導入して効率化するとか、そういう取り組みをもっとやらないといけないんじゃないかと。ただ、そういうことを進めれば、今のJALが強制解雇したように、不利益を受ける世代・地域・組織も有るわけで、その部分をどう手当てして行くかと言うことを、政府はもっと考えないといけないんだけど、どうもそういう危機感とも無縁なようなきがするなあ。

UA-CO-ANAの共同事業

先日、JALとAAの共同事業の話題がありましたが、やっとスタアラ組のANAからも、UA/CO/ANAの話題がちらりと出てきました。4月1日から開始と言うことで、まずは太平洋路線のスケジュール調整から始めるみたいですね。特に気になるのが、共同事業の説明最後の部分で、「また、JVの対象路線においては、ご加入いただいているマイレージプログラムの積算条件が、ご利用便の運航会社を問わず、適用されます。」という部分。となると、ANA便のマイルはクラスによってはUAには70%しか積算されないけれど、100%になるということだろうか。あるいは、ANA便でもクラスによっては、UA/CO/LH/USのように、EQMが150%になったり、クラスボーナスもつくんだろうか。

ただ、「それって改悪じゃない?」と思える部分も。改善ポイントの[1]で、UAのシカゴ便を約1時間遅らせると書いてあるんですよね。それにより、成田での国内線乗り継ぎが3時間以内となって路線・便数が拡大すると言うことなんだけど、成田で下りる人間にとっては到着が遅れるだけで良いことがないような...

今年は、これまでと違って5月のG.W.中に例年有る試合予定が無さそうなので、これまでG.W.が終わる頃に実行していたUS旅行を始めてG.W.前からに使用かと計画してるんですが、JVの詳細が早く決まらないかな... アップグレードも含めて早めに予約しようとしているので、ちょっと気になりますね。 

2011年1月19日

NRT-BOS-HNL (3) - チケット到着!

今月末のPro Bowl 2011まで10日余り。これまで何回も行っているし、海外旅行も年に何回かするようになって数年になるので、余り緊張感がないのが不味いなと思いつつ、仕事も忙しいので今のところ準備らしい準備もなく日にちだけが過ぎてきました。そんな中で、そろそろ腰をあげろというフラグが立ちました。昨年オーダーしたPro Bowlのチケットが昨日到着。数日前に、チケットを購入したRazerGateから、「チケットをFedExで発想したよん」というメールが届き、以後トラッキングシステムで配達状態を日々みておりました。

今回のチケットホルダーはUS North Carolinaに在住の方のようですね。1月14日にN.C.でピックアップされると、一度Memphisに集積されて、翌日には多分海外配送の拠点なんでしょう、Anchorageに移動します。日付が変わり16日には大阪の関西空港に到着。ここで通関をして翌日17日に配達と思ったら「Delay beyond our control / Incorrect address」なんてメッセージが出ている(!)。実はここまで見てちょっと焦ったんですが、昨日18日の午前には多分国内配送を提携している西武運輸さんが無事配達してきてくれました。FedExの見慣れたカーボン紙の封筒に添付されたアドレスは、間違ってはいないしちゃんとブロック体で、英語・日本語で印刷されていて、いったい何が「Incorrect address」なのか不思議です。まぁ、いずれにしても無事にチケットが到着してよかった。

これで準備万端整ったと言いたい所なんですが、残る問題は往路の最初の区間NRT-SFOのアップグレードがまだ確定していないこと。CとY+は既に満席。Yも残り10席位? 救いは、まだFが6席空いているので、このままならCからFに移動した人分に滑り込めるかという淡い期待がまだ残っていること。後キャンセルがどれくらい出るかですね。最悪Y+のままでも、バルクヘッド前の通路側を取っているので、まぁ往路の8時間ちょっとフライトなら何とか我慢できるか... でも、国際線のY+となると... 6~7年位前に出張で利用した時以来かな。出発まで、そろそろ一週間になるので、これからキャンセルが出てくると期待はしてるんですが、うーん、ゲート前までずっとドキドキしなきゃいけないのかなぁ。身体に悪そう... (続く...)

子供のしつけ、親の礼儀

昨日、治療に通っている歯科医院での光景。自分の治療が終わり、待合室に戻って料金精算までしばし待っていたときのこと。この時待合室には、20代くらいのお母さんと2~3歳位と思われる男の子が待っていました。このくらいの子供なので、じっとしないで待合室に併設されているキッズルームに行ったり、空いている待合室を歩き回ったりしてたんですが、見つけたターゲットが、私の座っていたイスの横の於かれていたファンヒーター。ボタンが色々ついているのが面白く見えるんでしょうね、闇雲にボタンを押し始めます。一応横目が様子を見ていて、不味そうなら手を出そうかと思ったんですが、表示切り替えとかタイマーとかのボタンだったのでそのまま見ていました。で、お母さんが「xxxちゃん、いたずらしちゃ駄目でしょ」と言いながら様子を見に来たので、「表示切り替えに触れただけですから」と一応教えてあげて、一応その時は収まったんですが...

しばらくすると、この男の子「お兄ちゃん(=自分)と遊ぶ」と言い出して、再び私の横に来ると、またファンヒーターをいじくり出します。今度は給油タンクのフタを開けようとするので、流石にまずいだろうと手を出して止めると、男の子は構ってくれたと思ったんでしょうね、ますますファンヒーターのボタンをいじくり出します。「駄目駄目危ないよ」と私が言うと、ますます嬉しいのかファンヒーターと遊ぼうとするんですが、ここでタイミング良くこの子の治療が始まるので看護婦さんが呼びに来ました。男の子が治療室に向かうので「やれやれ」 と思ったんですが、これまでの様子を見ていたはずの母親さんは、何か言うでもなくそのまま黙って治療室に男の子と言ってしまいます。

別に褒めてくれとかお礼を言えとは言わないけれど、一言「済みませんでした」と言って行くのが普通じゃないのと思うんですけどね。言葉にしなくても、ちょっと会釈くらいあればと思うけれど、結局このお母さんはこちらに視線を向けることもなく行ってしまったけれど、だからこそ、知らないおじさんがちょっと声をかけてくれただけでも男の子は嬉しかったのかなとフト思ってしまいました。結局、子供のしつけって親の振るまいの写しなんだなと実感したひとときでした。

アジアの前に国内団体へ解放したら?

日経しか取り上げておらず、後はそれを受けて韓国や中国の新聞が取り上げているだけなんですが、日本の宇宙実験施設「きぼう」をアジア各国に無償解放し、2013年には韓国の試験機材を打ち上げて共同利用するという記事。確かに、近隣諸国との友好は重要だし、中国の覇権が強まる中ある程度の囲い込みも必要だと思うけれど、将来の宇宙開発技術や先端技術を国是としている日本なら、まずは国内の大学とか研究機関、あるいは中小企業等に「無償解放」するのが先なんじゃない? 日本の税金で打ち上げている、「きぼう」なんだから。

もともとは、無重力環境を利用した新しい技術開発のために「きぼう」は期待されていたけれど、今ではそういう環境を地球上でも作る事が出来るようになったりして、当初より重要性が薄れてしまったので、予定していたほど実験計画が埋まらないと言うことがあるそうな。だから、空いたスペースを近隣諸国に、と言うことらしいけれど、それだったらある程度安くても資金回収をするべきでは?さらに言えば、そういう実験をやりたくても出来ない、国内の有望中小企業や大学・研究組織に解放すれば良いじゃん。小型ロケットを打ち上げたけれど、ああ言ったことに利用すればどうかと思うんだけど。そりゃ実験内容としては簡単なもの、基本的なものしか出来ないかもしれないけれど、そういう環境を利用できたというモチベーションは、特に大学とか中小企業とかでは大きな資産になると思うんですけどね。

「きぼう」にしても、日本はISSの使用料金として、半分以上をUSに解放しているわけで、そこには「ビジネスルール」がちゃんと存在しています。それなら、まずはビジネスとしてコスト回収をするべきだし、無償というのであればまずは日本国にとって何が優先するのか、それを考えるべきだと思うな。

2011年1月18日

スティーブ・ジョブス氏休養へ

Apple CEOのスティーブ・ジョブス氏が、長期の休養に入るという記事。今回が初めてではないけれど、ちょっと心配ですよね。勿論、ジョブス氏が仮にいなくなったとしても、今のAppleが急に魅力のない会社になるわけではないけれど、あまりにAppleのシンボルとして存在感のある人だから、少なくない影響がありそうですね。前回の休養の時には、直ぐに株価とか反応したけれど、今週はマーチンルーサーキング Jr.氏の誕生日で休みなので、今のところそういう傾向は見られませんが、明日以降どうなるか。いずれにしても、早く元気になって、また魅力的な製品開発をプッシュして欲しいです。

積雪の後始末

昨日の積雪。やはり雪に慣れていない浜松の人間にとってはあの程度の積雪でも大変だったようで、市内のあちこちで事故が発生したみたいですね。東名高速道路も一時閉鎖されたようだし。私もお昼前に昼食を買い出しに自宅近くのモールに出かけましたが、いつもと比べるとかなり少ない車しか駐車場にはなく、また屋上駐車場は積雪のために閉鎖されている状態。屋上駐車場に向かう外付けの傾斜路がアイスバーン状態ですから、危険だから何でしょうね。で、店内には行ってさらに驚いたのは、大手流通業者であるこのモールのイオンさんですら、この積雪で配送車のスケジュールが滞っているらしく、並んでいる品数がいつもより少ないこと。さらにモールに入っている個別のお店なんかだと、さらに厳しくて、スターバックスにコーヒーとサンドイッチを買いに行ったんですが、当日の配送がまだ無いと言うことで殆ど軽食類はケースに並んでいない状態。

麻写真を撮影したときには結構積もっている雰囲気でしたが、やっぱりそこそこ温暖な地の雪なので、麻妃が高くなり日が当たり始めると直ぐに溶け出します。でも日陰の所はアイスバーン状態で、モールの駐車場でもお店のスタッフの人たちが融雪剤をまいたりしていたけれど、今朝もまた凍っているんじゃないだろうか。運転歴50年にもなる内の母親も、昨日出かけて駐車場に入れていたときに、やはりスリップをして別の車にぶつかりそうになったそうで、地元浜松ではなかなか大変な一日でした。もっと大変な地域もあるとは思いますが、こういう気象に慣れていないと、雪の多い少ない以前に日頃の備えや経験が無くて起こさなくても良いようなトラブルを自ら起こしてしまいますね。注意しないと。

2011年1月17日

鶴丸復活?

旧日本航空のシンボルマークだった「鶴丸」を復活させるという記事。JASと統合した時に、今の日の丸の一部のような円弧のデザインに鶴丸から変更したわけですが、復活の象徴として鶴丸を再登場させると言うこと。昔海外出張したばかりの頃は、この「日の丸」にも似たJALの尾翼を海外で見ると、本当に頼もしいというかホッとしたものですが、そういう気分がまた出てくるのか。

ANAも、何か象徴的なロゴにしてくれないだろうか。"ANA"という斜めの文字だけではちょっと寂しい感じ。

雪の朝

昨日は、お昼頃から大きめの雪が舞ったりしたんですが、今朝起きてビックリ。何年ぶりだろうか、雪が一面積もっている光景です。10年とか20年とか、いゃ、もしかしたら30年振りくらい? 暖かい浜松でも、時々は粉雪が舞ったりしますが、こんなに確り雪が積もるのを見るのは、もしかしたら生まれて初めてかも。

昨晩寝る頃にはまだ雪は降っていなかったから、深夜にかけて一気に降り積もったんだろうなぁ。月曜日の朝は、宅配の牛乳屋さんが早朝来るまで配達に来るんですが、その轍の跡はしっかり残っていました。それと、新盤配達の人が、歩いて郵便ポストに投函し再び戻っていく足跡も。日頃は、配達された牛乳とか新聞とかしか見ないからそんなことを感じないけれど、こうした足跡とか車の後とか見ると、今そこに歩いてきたような感覚にとらわれますね。何となく、妙な現実味というか。

雪になれていない浜松の人間にとっては、この雪の朝は大変だろうけど、ちょっといつもの違った気分の朝です。でも、自宅の石田畳やコンクリート部分はアイスバーン状態で、思わず滑りそうになりました。注意しないと、ぎっくり君にもなりそう...

丸め誤差

iPod touchとNike+を利用して、周に何回かジョギングしたりウォーキングをしているんですが、ちょつと変なことに気がついてしまいました。先日ジョギングをして自宅に戻り、iPodのNike+を止めたところ、走った距離が「7.98km」と表示されます。この時は「あぁ、あと20mできりの良い8kmだったのに」と思い、しばらくしてiPodを母艦のiTunesに接続します。自動的にiPodが認識されて、iTunesが立ち上がりデータのコピーが始まります。

同期が終わり、iTunesの"Nike+iPod" のタブを見てみると、今コピーした走ったデータが「8.00km」と表示されています。「あれ?」と思ったんですが、いつものように今アップデートしたデータをこれまでのデータと比較するために、今度はnikeplus.comにアクセスしてみます。で、ここで先ほどのデータを見ると、今度は「8.01km」とWeb上では表示されています。昨日も昼間走ったので、この時はデータに注目していたんですが、この時はどの場合でも「8.21km」とデータの統一性は保たれていました。

 これまで、こんな事を気にしたことがなかったので、どうだったか記憶がないんですがどうしてなんだろうか。一つ思いついたのは、どうもこのNike+のシステムで、走行距離はFeet/Mileで記録してるんじゃないかと言うこと。アメリカの場合、まだまだcm/m系じゃなくて、inch/feet系が標準ですからね。だから、Nike+のサイトに行っても、走行距離が「Mile」で表示されたりするし。で、そのfeet/mile→m/kmの変換過程で、何か誤差が出るのかなと。オリジナルデータが有って、それをiPod/iTunes/Nike+ siteで、それぞれ個別に変換するのか、どこかのタイミングで変換したものを使うのか不明ですが、ちょっと変だなという印象ですね。それぞれの場面で、m系/feet系両方の表示がされているので、多分オリジナルデータをそれぞれのアプリで変換しているから、こんな微妙な誤差が出るのかなという印象。

Nike+は、結構昔からあるしそれなりに広く使われているアプリなので、あんま利根なことはないかと思っていたんですが、まぁソフト・アプリの一種なんで、条件次第ではこんなBugみたいなことも生まれると言うことなんだなと仕事柄納得してしまいました。

2011年1月16日

プロジェクトの危機

今回内閣が改造されて、最大の話題は与謝野氏の入閣。得意の経済財政担当ということで、現内閣としては、もう赤字国債は発行できないし、かといって有効な手段を思いつかない今の状態での苦肉の策という事なんでしょうか。この内閣改造の話を聞いたときに思い浮かんだのが、トラブル続出で運用チームが危機状態になっているプロジェクトチームの状態。お客様には、コミットしたスケジュールで作業を進めているとは言いつつも、無理に無理を重ねて色々齟齬が出ている。表面的には何とかとりつくって見たものの、その影響で別の場所で何倍もの不具合なり無理が発生。結果的に、そういう本来なら何とか出来た状態も規模が大きくなりすぎてしかもタイミングも時機を逸して、何ともしようがない状態になっているのが今の政治と言えるかも。こういう場合にプロジェクトチームがすること、出来ることは一つで、一つはお客様に土下座して何とかスケジュール変更、内容変更を許して貰うこと。違約金で済めばいいけれど、大概の場合お客様から言われるのは「元々のスケジュールと内容の死守」。

となるとプロジェクト運用チームが出来ることは一つだけで、採算度外視で使えるリソースを投入して何とか乗り切ること。こういう場合に、「エース級PM」とか「優秀なチームリーダー」が登場するわけですが、なかなかそういう人材が入ったとしても直ぐに何とかなることはありませんよね。これが、プロジェクトの初期とかせめて半分くらいの時期にそうなるなら、まだ何とか問題を解決・回避して、元の軌道にプロジェクトを再投入することも出来るんだろうけど、殆どの場合プロジェクトの最終フェーズとか、後期のもうプロジェクトの骨格が確定していて大きな事は出来ないような状態なんですよね。

こういう時まず考えるのが、プロジェクトの細分化というか再構成ですよね。期日までに本当に必要な部分をまず最優先にして、それ以外の先延ばしできること、後から対応出来ることは出来るだけ先延ばしにして、必要なリソースと作業量を最適化して、何とかまずプロジェクトはサービスインさせて、その後お客様に影響しないように最終ゴールに向けて「調整」「改善」「改修」という名目で何とか完遂されるもの。でも、政治の場合、そういうことは許されませんからね。

お客様=国民と思えば、何となくこれからのプロジェクト運用チーム(=現政権)に対しての不安や不信感はなかなか消え無いけれど、少なくとも自らの意志で勝ち取ったプロジェクト何だから、もっと責任感と義務感をもって進めて欲しいところです。でもなぁ、満を持して登場したはずのプロジェクト運営チームが、実はビギナーで構成されたルーキーチームだったわけで、やっぱり駄目だろうなぁ...

肉食系女性

「草食系男子」「肉食系女子」という言葉が言われてしばらく建ちますが、その「肉食系女子」に二回もこの週末遭遇してしまいました。いゃ、相手の年齢的に「女子」というのは失礼なので「肉食系おばさん女性」ということで(笑)。

最初の遭遇は金曜日に宿泊したホテルのバーで。いつものようにナイトキャップ代わりに一杯飲もうとバーに行き、一人なのでカウンター席に座ります。そんなに混雑している訳ではなかったけれど、カウンターには何組か先客がいます。左隣には、年齢的には50~60代と思われる、男性一人に女性二人の三人組。 この三人が三人ともたばこを吸っている。しかも、ちょうど私の左隣になる女性二人は、いわゆるチェーンスモーカーの類のようで、右手にたばこ、左手にお酒のグラス状態で、交互に口に運んでいる様子。運良く店内の空気の流れが私側から女性達側に流れていて、それ程煙や臭いは漂ってこないものの、ちょっと勘弁して欲しいなぁという気分。横浜市では、公共施設では全面禁煙となっていて、今のところ一応移行期間中なんですが、このホテルはそれまでのお客さんのニーズを考えてこのバーや一部は喫煙可能。と言うことで、横浜中の喫煙家が来るんだろうなぁ。実は、私の右隣に同い年くらいの男性が一人で飲んでいたんですが、ちょうどカウンター奥の方の席が空くと、そちらに移動。一人で静かに飲みたいんだろうかと思っていたら、この男性氏、葉巻を吸い出します。あーあと言う気分。既にお酒も料理もオーダー済みなので出るに出られないけれど、いつもよりも早くお店を出たのは言うまでもありません。

もう一人の 「肉食系女性」との遭遇は翌日の朝食時。SPG Platinum特典で、朝食を店内のビッフェレストランで摂ることが出来ます。混雑する前にと思い、朝の7時前に店内に入り、少し奥の場所に案内されて、少し軽めの食事を食べ始めた頃、その私の斜め前の席に、同い年か少し若いくらいの女性が案内されてきました。で、この女性、何かメニューをリクエストして見ています。ここは基本的にビッフェスタイルの食事が中心ですが、時々トーストだけとか、コンチネンタル形式の食事を頼む人もいたので、そんな感じなのかなと思いつつ、しばらくして顔を上げてたまたまこの女性の方に四川が向くと... でんと瓶ビールがテーブルの上に置かれていた。ビッフェなので、酒の肴になるものは結構ありますが、和食のメニューもここにはあり、それなりの品数が揃っています。内容までは詳しく見ることは出来なかったけれど、その和食を食べながらビールを朝の7時から飲むのって... いゃぁ、この瞬間「負けた」と思いましたね(をぃ)。地方の、ひなびた温泉宿なんかに行くと、前日飲み足りなかった「オヤジ連中」が朝から迎え酒でビール、なんていう光景に遭遇することもあるけれど、それに近い感じ。よく言えば、自ら起業してバリバリ仕事してるんだから、朝からこのくらい飲まなきゃ、という雰囲気も感じられない事も無いけれど、なかなか大胆な光景だなと恐れ入りました。

確かに、女性がオフェンシブになりつつあるなと感じた光景ですけど、健康にはご注意下さい。> 肉食系女性の皆様

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

先週に続いて、今週も翌日の用事のため横浜に宿泊。今回は、多分一番よく利用している駅前のSheraton Yokohama。いつものように、26Fのクラブラウンジでチェックインをすると、「本日はシングルのお部屋をご用意しました」という一言。実は、この日は、たまたま1万円を切る安いレートが有ったので、それで部屋を取ったんですが、流石にそのレートではシングルの部屋かなと納得したんですが... 同じ26Fにある部屋に入ってみると、ベッドはダブルでした。このホテル、本当にシングルベッドだけの部屋もあるけれど、受付で何か勘違いしたんだろうか。まぁ、ゆっくり寝られる広さのベッドの部屋で一安心。
インターネット利用にはこれまで電話やチェックイン時に利用希望を伝える必要があったのが、前回の利用時から利用認証時にパスワードを入れる方法に変わり、今回もパスワードを印刷した小さなカードを受け取ります。でもこれって、優先接続なら部屋を特定することは可能だけど、ワイヤレスの時にはどう言う扱いになるんだろうか。パスワードって、前回と同じみたいだから、使い回そうと思えば出来そうな... いずれにしても、SPGのPlatinum特典でインターネット利用は無料なのでいいんですけどね。

翌日は、それ程早く出る必要はなかったんですが、それでもちょっと疲れ気味のこともあったので早めに就寝。ところが、真夜中に知り合いから携帯メールが着信して、その着信音で目が覚めてしまった orz 正確に言うと、マナーモードにしてあったので、バイブレーターモードになってたんですが、たまたま於いていた机の場所が悪かったのか、かなりそのバイブレーターの音が部屋に響いて、真夜中に一度目が覚めてしまいました。そこから再び眠りに入ったんですが、朝起きたときにはちょっと変な感じだったのは、やはり途中で一度目が覚めたからだろうか。

2011年1月15日

ユーザーインターフェース

個人的に興味のある分野でもあるUI(User Interface)の話。技術的な可能性の話を忘れると、やはり究極的なUIは人間が元々持っている「言葉」と「ジェスチャー」ではないでしょうか。しかも、言葉とジェスチャーがそれぞれ分離するのではなく、両者が複合的に一つの「シグナル」になって認識されるような。だから、例えば耳が不自由な人の場合、言葉の発音が不明瞭な場合もあるけれど、そういう場合でも動作も加味することでコンピューター側が認識率を上げたり、あるいは発声出来ない場合は、ジェスチャー重視で認識するとか。

「ジェスチャー」というと、手振り身振りと思われがちですけど、「表情」とか「視線」とか、そっちの方が重要になるかも。特に、内蔵カメラとか利用して「視線」を認識することが出来れば、今のマウス等のポインティングデバイスが無くなるかも。じゃぁ、目が不自由な人はどうするのか。これは、もうタッチI/Fとか指さしを視線代わりに使うとか、そういう処理も必要でしょうね。

UIについては、より直感的なI/Fになっていくとは思うけれど、問題なのは時代や世代でその「直感的」な部分が異なること。例えば私の世代なんかだとテレビのチャンネルは「回すもの」という意識がまだあるけれど、今では10キーで「選ぶ物」だし、電話なんかもそれに近い感覚があるかも。電話に関してさらに言えば、今は「電話番号」だけど、携帯のアドレス機能とか使っていると、「相手の名前・名称」が番号に変わるのも近いかも。同じような話で、住所もメルアドになるかもしれないし。電子書籍にしても、今は「紙の本」の経験が多くあるから、ページめくりの動作もそれを踏襲していますが、最初から電子書籍に慣れた世代が育ってきたら、横(左右)スクロールだけになるかもしれない。

ちょっと困るのは、今のゲーム世代が台頭して、十字キーとボタンだけのI/Fになること(笑)。ゲームをしない私にとっては、それは恐怖としか言いようがない(マテ)。だから、未だにテレビのリモコンで録画した番組のタイトルを入れたりとかいうのは苦手... 単純かも一つの方向性だと思うけれど、余りに単純化されすぎても困りますね。

下げるか上げるか

上げる式と下げる式の水栓の話題。私が昔聞いた話では、いわゆる"Fail Safe"の考えから、何か物が落ちて水栓に当たっても水が出しっぱなしにならないように、下げて止まるようにアメリカ等で使われたと言うこと。確かに、水栓を上げて止まる方が、デザイン的には良いかも。それに、水がかかるレバー部分が上を向くので、水切り効果もありそう。でも、日本で方式が等位札されたのは、2000年からなんですね。

最近、あまり"Fail Safe"という言葉を聞かなくなったように感じるんですが、まだまだそういう思想・デザインが必要な部分は多いはずで、そういう部分にビジネスチャンスが多いかも。HV車が静かすぎるから、音を出すなんて言うのも、高校生だったかな、ホイールに簡単な道具を付けて低速になると音が出るような仕組みを考えたけれど、あんな事がまだまだ身の回りを見渡すといくらでもあるかも。IHを利用した熱くならないアイロンなんかもそうですよね。

記事の内容自体は珍しい事ではないけれど、そういう基本的な考え方を思い出せてくれる自分にとっては良いタイミングの記事ですね。

2011年1月14日

データ保管か、データ同期か

いつもながら、「膝ポン」内容の、PC Watch 山田祥平氏のコラム。今回は、複数デバイス間でのデータ同期の話。理想を言えば、重要なデータをバックアップしつつ、複数の、それも形式や様式の異なるデバイス間でデータ共有出来れば、それがベスト。ただ、なかなか「全てを包含するスーパーセット」って、無いんですよねぇ。で、このコラムに書かれているいろいろな方法については、一応一通り試してはいるけれど、なかなかこれで十分という方法が無くて困っています。

割り切って、PC間(母艦とモバイル機と)とすれば、多分Windows Live Essentialsの機能を使うのが一番便利でしょうね。ここで悩ましいのが、iPhoneとかiPodが入ってきて、この携帯デバイスともある程度のデータ共有や参照が必要になること。となると、単純にPCファイルの同期だけでは収まらないし。

Evernoteが、私の周りでも評価が高いんですけど、個人的に思うのは、「自動的に日々の行動とか作業をログしてくれたら」ということ。GPSとも連動して、位置情報は勿論、SuicaやiD/Edyの支払い記録もログして、最後にまとめて母艦のExcelに落とし込めたりしたら便利なんですけどね。こまめにEvernoteに手入力している人もいるんだけど、そこまでするのは自分的にはちょっと(かなり?)面倒だなということ。

最終的には、最初の自分用のマスター機がクラウド上の仮想環境に構築されて、その分身というかコピーが、手元にあるいろいろなハードウェア仕様の物理システムに転写される。というようなイメージなんですよね。でも、とすると、個人データだけでも1TB近くあるから、その領域をどうやって確保して、かつ十分な回線スピードを確保するかだなぁ... やっぱり、まずは足下の環境から確りしないと厳しいですね。となると、手元にあっても邪魔にならない、X200sみたいな小型の高性能モバイル機があれば、と振り出しに戻ってしまう。難しいですね、PCの世界、というか、データ管理の世界は。

守秘義務

都内のウェスティン東京ホテル内のレストランに勤める女子大学生アルバイトが、お客として来店した某サッカー選手と恋人と思われる女性タレントの事をTwitterで流したという話。最初このニュースを聞いた時、まぁ有名人に偶然遭遇して、つい呟いてしまったのかと思ったんですが、この女子大生、以前にも同様の「守秘義務違反」をしてたんですね。となると、ホテル側の責任もありますよねぇ。

自分なんかも、仕事の多くに守秘義務がいろいろあって、勿論自分からそういう内容を話すことはないのだけれど、ちょっと困るのは自分では意識しなくてつい「知識の一部」として話してしまうことがあること。これが、書類とかに書かれたことならば、ここからここは「守秘義務」領域とか色分けしたりして、話して良いこと・話しちゃ駄目なことと一目で分かるけれど、そういうことが出来ない「会話」とかの時には、ついつい記憶に頼って話とかしてしまうから、実はそれって「機密事項」ということも。

まぁ、今回の話はそういうレベル以前の、もう最初からTwitterで呟いて人気を取ろうみたいなことがあったんじゃないかと思うけれど、Twitterが有ってもなくても、守るべき事は守らなきゃね。しかし、ウェスティンに取っては偉い迷惑なことですね。

2011年1月13日

踏んでも壊れないPC

富士通から発表された、2011春モデル。その中の一つ「踏んでも壊れないFMV」。自分の世代だと、「像が踏んでも壊れない筆箱」なんていうのが合ったけど、流石に像が踏んだら壊れるだろうけど... まぁ、富士通に文句を言うわけではないけれど、「ゆっくりと踏む/乗る」のと、瞬間的に衝撃が掛かるのは全く別の話だからなぁ...

モバイルPCの堅牢性は、私なんかもあちこち持ち歩くので堅固なことに越したことはないけれど、外装だけでなく内部、特にキーボードの柔軟性と強さももっと改善して欲しいですね。私がThinkPad X200sを使い始めて3年くらいになるけれど、トラックポイントのクリックボタンが少し反応が鈍くなってきたり、キーも少し引っかかるような部分が出てきたりしてきたから。そりゃぁ、毎日酷使しているので当たり前と言えば当たり前だけど、外装は強くて問題無くても中身に問題が出てしまっては本末転倒なわけで。

時計だと、カシオのG-SHOCKが、その堅牢性で一つの市場を確率しているけれど、今後モバイルPCでもそういうモデルが登場するんだろうか。ただ、余りに外装が堅固になっても、中の部品特にHDDが衝撃で損傷したら元も子もないわけで、となるとある程度の強度は持ちつつも、内部の特にHDDに影響ありそうな衝撃度合いになると、車のようにボディが壊れて衝撃吸収するようなモデルが今後登場するかも。HDDがSSDになれば、そういうことも考えなくても良いかもしれないけれど、それでもSSDが変形する破損すると言う自体を回避するために、外装で衝撃吸収する必要は生まれるかも。で、そうなると、「そうならないためにも、クラウド」という話が(笑)。

天から降ってきたお金ではない

不景気な今の世の中、お金を使うことは重要だと思うけれど、やっぱりこんなところでこんなことを言っては駄目だよねぇ。しかも、「私はこんなに活動資金が使える政党に身を置いたことは初めてだ。必要なカネは大いに使おうではないか」というのは、まるで予想外に沢山のお年玉を貰ってはしゃぐ子供みたいな印象。お年玉ではないけれど、そのお金だって国民の税金から捻出された政党交付金なわけなんだから、「大いに使う」というのではなく、「よりよく使う」とか、もう少し言葉を選ばないとなぁ。大体、前の総理が「子ども手当」を貰って、時効のためとは言え1億円以上のお金がうやむやになった訳なんだから。

で、お金の話で、あれだけ「マニフェスト」とコミットしていたはずなのに、財源が無いから見直すという記事。そりゃぁ、あれだけてんこ盛りの政策を上げれば財源が足りないことは素人でも感じる話で、でも「無駄を削減すれば」という一言で押し切ってきた今の政権。結局、何の裏付けもない「ほら話」だったというわけですよね。大いにお金を使えと言いながら、一方でお金が無いからと方針展開をする。勿論、ベースの話は違う種類の事ではあるけれど、何かちぐはぐで稚拙な今の政府の状況を表しているようで、ちょっと笑ってしまう。

2011年1月12日

県知事とFDA

この記事にも書かれている、川勝県知事のインタビュー何ですが、たまたま昨晩偶然にTVでも見ていました。まぁ、言いたい気持ちは分からないでもないけれど、ちょっと恫喝とも思えるような言い方はどうかなという気もしましたね。確かに、静岡空港活性方のためにFDAは必須の条件だけど、一私企業としては収益性も考えないと行けないわけで、となると20%とか30%の搭乗率の路線をこのまま続けるわけにも行かないだろうし。

個人的には、静岡-小松(金沢)というのは、結構言い路線だと思ったんですが、どうしてこれだけ搭乗率が低いんでしょうね。確かに減便して夕方一便だけになり、さらに使い勝手が悪くなったけれど、それ以前のそれなりの時間帯の時でも搭乗率が低かったですからね。以前、記事で静岡から小松へのアウトバウンドはそれなりに需要があったけれど、小松から静岡からのインバウンドがかなり低調だったということなので、小松(金沢)での認知度、あるいは東京経由での移動ということがまだまだ便利だと言うことなんでしょうね。

利便性の良いスケジュール、人気のある路線開設をしようとすると、まずはそういった柔軟な要求に対応出来るだけの機材が必要なわけで、そういう意味ではまだまだFDAの今の陣容も足りているとは言えないでしょう。さらに、出来るだけターンアラウンドタイムを短くして、飛行機の稼働率を上げようとすると、名古屋とか信州とか、ある程度の拠点空港を開拓して、そういった場所も利用して稼働率を上げる努力も必要だろうし。そういう意味では、名古屋7:静岡3位の割合になったとしても、それによってFDAの収益性が担保されて、静岡空港離発着の路線が充実するのであれば十分じゃないでしょうか。

川勝県知事は、これまでの古いタイプの知事と比べれば、革新性も感じられるし、古いルールに縛られない新しさも感じるんだけど、ちょっと情緒的というか、夢想的というか、例の富士山の日もそうだけど、「思いつき」とは言わないけれどちょっと心配な部分も多く感じるんですよね。「石の上にも3年」とは、言うのは簡単だけど、まだ体力のない新規航空会社としては、リージョナル航空だからこそ、そこそこ収益性があってニーズのある路線を意欲的に開拓しなきゃ行けないわけで、その為には撤退する路線も生まれてくるのは仕方ないでしょうね。何でもかんでも「救済しろ・我慢しろ」と言われると、なんか今の日本の経済・社会みたいな気がして、言うはやすしだけど、それで何か好転するようにも思えないし。ちょっと、何だかなあという知事インタビューでしたね。

JALとAAの共同事業

JALとAAが4月1日から共同で日米路線事業を始めるという記事。オープンスカイによる、日米両航空会社による初めての具体的な報道だと思うんですが、内容的にはこれまで言われてきたことにちょっと商才がついただけで余り新鮮みが感じられない。と言うか、ワンワールドの話なので、個人的には早くスタアラチーム(ANA/UA/CO)はどうするのか、出してくれと言う気分(笑)。

マイラーとしては、やはり他社運航便を利用したときのEQM/EQSがどう扱われるのか、というところですよね。ANAとUA/COを比較すると、例えばY/B以上だとUA/COはEQM/EQSが1.5倍つくけれど、ANAでは100%のまま。安い運賃だと、ANAは70%になったりしますし。それが、この共同事業で運行されるフライトだと、100%つくんだろうか。Y/B以上では、逆にUA/COも100%に下がると嫌だな...

はやくスタアラチームの発表もしてくれないかな...

モバイルルーター

最近モバイルルーターが欲しいなと思っていたので、そんな自分にとってはタイムリーな各社の比較記事。それ程毎日使うわけではないので、お勧めはUQかdocomoですか。docomoが安定していそうだけど、端末の価格をキャンペーンなどで上手く安く上げられるかですね。

ただ、悩ましいのが、自分の場合それ程常にアクセスが必要、という立場でもないこと。例えば外に出ていてネットアクセスが必要と言うときには、APがあるマクドナルドとかスタバとか、あるいは公共交通機関の場所等に行けば、それで間に合う程度だし、そういう場所での利用が多いんですよね。ちょっと悩みます。

2011年1月11日

全部流す

YouTubeで引退表明をした、広島秋葉市長。賛否はあるものの、自分の言いたいことを編集せずに流したい(伝えたい)のが理由とのこと。同じような理由なのかどうかは分からないけれど、菅首相も先日ビデオストリーミング番組に出演したけれど、既存の新聞とかテレビ放送局なんかはどう言う印象で、この二つの事を見てるんでしょうね。

以前と違って、個人でも自分で動画配信が出来るような時代になったということもあると思うけれど、昔ならば既存(レガシー)メディアが、発言者の言い足りない部分・カバーできない部分をフォローして発信するようなことをしていたのに対して、最近の既存メディアは底までの力が無くなってきて、単に批判するだけ、あるいは得的の話題だけ採り上げて、もっと重要な意図を伝えない・伝えられない、ということも有るんじゃないだろうか。

少し前にも書いたけれど、最近の芸能人とか有名人が、自らBlogとかTwitterを利用して、そこから自分に関わることを発信するようになり、正直芸能ニュースとかスポーツ紙の存在感というか目的が薄くなってきているように感じているけれど、それがそれ以外の人にも広がっているわけですね。それはそれで望ましい事ではあるけれど、逆にそれを視聴するユーザーとか国民にすれば、一気に増加した未加工の情報をちゃんと咀嚼して、本当に正しいこと・重要な事・必要なことを自ら取捨選択しないと行けないわけで、「情報」に関して言えばより厳しい時代になってきた、ように思います。勿論、送り手にとっても、単にライブストリーミングに出て言いたいことを言えば良いだけじゃなく、よほど自分なりに何をどう言う言葉でどのように伝えるかを考えて発信しないと、それこそ単に言い間違いレベルのことから、あるいは偶然に発生した何かのトラブルまで含めて、全て疑心暗鬼な様子で見られていることに注意しないとね。受け手にも、大量の情報から必要な情報を選び出すネットリテラシーが要求される時代だけど、送り手側にとっても、いかに自分が必要としている情報を相手に伝えるか、届けるか、そういう送り手側のスキルもこれまで以上に重要になってきています。単に、ライブに出て言いたいことを言えば言い、という理解程度で使っていると、直ぐに見破られる厳しい時代ですよね、今は。だからこそ、上手く利用すれば強力な武器にもなるわけですけどね。

タイガーマスクと伊達直人

去年のクリスマスから始まった、全国的な「タイガーマスク現象」。世知辛い現在において微笑ましい話題ではあるけれど、ちょっとやるせない気持ちも。最初のインパクトが結構大きかったのか、その後全国的に広がっていますが、何か元々の「善意」が、何かを渡す「行為」が重要になっているようで、ちょっと違うんじゃないかという印象も。今日の某朝の情報番組のMCは、善意のあった全国各地の場所を示す日本地図を見て、「四国と北海道はまだですね」なんて言っていたけれど、それじゃぁ善意の押し売りを要求しているんじゃないのかと、ちょっと憤りも(いゃ、もともと、このMC氏は好きじゃ無いんだけど)。

世の中には、いろいろなレベルで困っている人が多いと思うけれど、子ども手当を少し削減して、児童施設等の子供達へ進学用文房具やランドセルを送るようにすれば、個人的には納得できない今の子ども手当も、それなら少しは納得できる気もします。少なくとも、塾の費用とか回転寿司とかの代金になるよりは納得できる。

タイガーマスク=伊達直人の最終回ってどうだったっけとWikiを見てみたら、結構寂しい最後ですよね、アニメ版にしても漫画版にしても。現実の「伊達直人」達は、贈り物をした分以上に、何か幸せを受け取って欲しいけれど。出来れば、今年限りの一過性のブームで終わるのではなく、バレンタインとかホワイトデーじゃないけれど、この時期に何か贈り物を恵まれない子供達の施設に送る、なんていうことが、これをきっかけに定着するとちょっと嬉しいですね。

2011年1月10日

アメリカの新幹線

前原"鉄ちゃん"外相が、USのフロリダ州を訪問して新幹線導入のトップセールスをしたという記事。タンパ-オーランド-マイアミという、フロリダ州の主要都市を貫通する路線ですが、ディズニー(オーランド)が有るから、結構需要はありそうな感じもします。でも、日本の東京-大阪-福岡なんかと比べると、需要は小さいような気も。ライバルは、同じく高速鉄道を開発導入している、フランス、ドイツ、そして「独自開発した」らしい中国(笑)らしいですけど、フロリダ州って平地が多いというか、日本のような山間部って無いから、EU系が有利な気がするんですけどね。どちらかというと、日本のような地形でかつ地震も想定される、カリフォルニア高速鉄道の方が日本の新幹線技術を生かせる気がするけれど。

ただ、日本人にとって鉄道って結構身近な公共機関だったりしますが、アメリカ人にとっては大都市圏で生活している人以外にとっては、それ程馴染みのあるものじゃないんですよね。言ってみれば、日本人にとって飛行機を利用する感覚に近いのが、アメリカ人にとっての鉄道利用じゃないかと。逆に、日本人が新幹線とか高速鉄道を利用する感覚で、アメリカ人は飛行機を利用するわけで。で、だからと言うわけではないけれど、アメリカ人にとっての長距離移動は空港間移動であるので、そこから車で目的地まで移動するのが普通。日本のように、鉄道駅の周りにその年・地域の主要施設が集まっているわけではないのから、どのようにどんな場所に駅を設置するのか、それが問題かも。

フロリダの場合、10月位から翌年の5月位までは、避寒地として全米からお年寄りが集まってくるので、そういう人を対象にした「人に優しい車両」みたいなことが出来れば、もしかしたら付加価値になるかも。また、旅行者が多いから、NEXのような大きな荷物も持ち込めるような車両もありかも。新幹線の中で、大きなスーツケースを持てあましている海外からの旅行客をよく見るけれど、今の新幹線は長距離長期間の旅行で荷物と一緒に移動するのに向いてませんね。まぁ、もともとは東京-名古屋-大阪と言うビジネス路線でしたから仕方ないけれど。そういう意味では、カリフォルニアや、N.Y.やシカゴ等の大都市圏・大都市圏間のビジネス路線にこそ、日本の新幹線技術が生かされる気がするけれどどうだろう。

このフロリダもそうですけど、予算(コスト)がやはり最大の問題なわけで、そういう部分では一番開発費が掛かっていない中国新幹線(爆!)とか、韓国新幹線が有利なのかもしれない。日本の新幹線は正確安全なのは良いけれどオーバースペックで割高と言われていますが、でもそれって今世界中で日本の製品が受け入れられている最大の理由でもあると思うんですよね。多分ビジネス的には苦戦すると思うし、受注も逃すかもしれないけれど、でも高品質、安全、正確、という要素が無い日本製品って、どうなんだろう。単純に見えるアニメにしても、結構拘りの世界観や背景設定があるわけで、それが全てでは無いしても、大きな魅力・日本製品が選ばれる理由になっているのは事実。そういう「こだわり」は忘れ欲しくないと思います。

NFL Wildcard

Super Bowlを目指す、NFLのプレーオフがこの週末から開催中。最大の話題は、なんと言っても「史上初のシーズン負け越しで地区優勝」したシーホークス。残念ながら試合の放送はまだ見てないんですが、41-36という、野球で言えば乱打戦、ボクシングで言えば激しい打ち合いの試合だったみたいですね。スコアを見ると、3Qまではシーホークスが大きくリードしたいたものを、4Qにセインツが差を縮めていったけれど、最後はシーホークスが逃げ切ったみたいな展開だったみたい。やっぱり、無理してでもこの連休、シアトルに行けば良かったかなぁとちょっと後悔。

続くジェッツvsコルツの試合はTVで観戦していたんですが、 これも劇的な試合でした。前半はちょっと詰まらない展開でしたけど、後半に入ると一気に流れが行ったり来たりし出しました。圧巻は最後の5分位からかな。コルツがFGを決めて16-14と逆転。これでほぼ決まりかと思ったら、ジェッツのキックオフリターンが大きく戻り、ここからパスが決まってFG圏内に入ると、最後はぎりぎりまで時間を流して、残り3秒から逆転サヨナラのFGが決まり、17-16でジェッツが逃げ切り。うーん、どこかで見たような試合展開ですね(笑)。正直、見ていて心が痛かった、最後は...

今日は、残り2試合、チーフスvsレイブンズ、イーグルスvsパッカーズが開催されていますが、フットボールシーズンもいよいよ残り一月ですねぇ...

2011年1月9日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

今年初出社日の翌日土曜日に都内で昔の知り合いの集まりがあったので、今年の初お泊まり。翌日の予定から、都内のシェラトン都ホテルに宿泊。三ヶ月ぶりの宿泊です。

部屋は、デラックスダブルにアップグレードされていました。両手を広げたような建物の一番端っこの部屋。そのせいか夜も静かで、やはり新年早々だと止まっている人も空く何だろうなと思ったんですが、翌日朝食のために部屋を出て廊下を歩いて行くと、どの部屋にも新聞がセットされていて、このフロアーに関してはほぼ満室状態。やっぱり、端の部屋というのが良かったみたい。
 個人的に余り好きではない○テーブルの机。しかも、ネットワークのポートとサービスコンセントが左下の床の上にあるので、机が邪魔で使いづらい。この辺り、もう少し改善してくれないだろうかと思いつつ3年が過ぎた(笑)。

今回、何時ものようにインターネットサービスを利用して、どうも接続サービス業者が変わったか仕組みが変更されたようで、以前とは違う画面が出るように。 しかも、翌日の朝ネットを利用していたら、突然ブラウザーに「お使いのセッションが上限に達したので、一時的にアクセスを制限しています」とかいうメッセージが出てアクセス出来なくなってしまった orz

一度PCをリブートしたら、再び問題無く接続できるようになったけれど、何が悪かったんだろうか... 不思議です。朝もちゃんと電源オンから始めたのになぁ...
朝、部屋のカーテンを開けてみると、目の前には八方園の庭園が広がっていました。反対側の部屋だと、白金台のビルの群れが見えるんですが、こちらは緑一色。都心にこんな場所があるのは、ちょっと不思議な雰囲気です。

今回の宿泊でちょっと困ったことに。朝、朝食を摂りに1Fの「四川」に行ったんですが、熟年女性の団体さんで一杯。オープン直後の朝の7:00に、です。しかも、かなりの人数の団体なのか、入れ替わり立ち替わり出たり入ったり。それだけなら、まあ混雑しているだけで我慢できるんだけど、添乗員さんなのかガイドさんなのか、一人二人のスタッフがこの団体さんをレストラン内で誘導するのですが、その声が大きくて響いて、正直「五月蠅い」と何度心の中で言ったことか... 何か、女子校の同窓会、あるいは何かの団体の総会でもあったのかもしれないけれど、騒々しくてゆっくりコーヒーを飲む気にもなれずに、早々に食事を切り上げて部屋に戻りました。こういうことがあると、ちょっと次回の予定を入れることに躊躇してしまいますね。

2011年1月8日

産業スパイ

日産・ルノーのEV関連技術情報が盗まれた、というニュースを最初に聞いたときに、冗談半分で「まさか中国が産業スパイしたんじゃないの」と思ったんですが、なんかそれが冗談でなくなってきそう。記事中、「日産社内には「根幹技術は特許を取っているから影響ない」との見方もあるが、」と書かれているけれど、こと中国に渡ってしまえばそんな特許とか関係ないことは、すでに新幹線で証明されてますよね。多分、一年もしないうちにこの技術を利用した中国国内メーカーのEV車が搭乗するんじゃないだろうか。「完全国内技術製EV車」として。

ただ、これまでのパターンだと、技術協力とかして技術を盗用したりとか、あるいは中国系エンジニアが情報を漏らすというパターンだったのが、今回はルノーの幹部も含めてどうもフランス人(?)が漏洩に関与したというのがよく分かりませんね。なんだろう、何か弱みでも握られたんだろうか。ちょっとしたスパイ小説がかけそうな気がする。いゃ、笑い事ではないけれど、仮にこの件に中国が関わっていたとすると、少し雪解けしつつあったEUと中国の経済にも影響するんだろうか。ただ、停滞するEU経済立て直しのためには、巨大な中国マーケットは必須条件なので、そこまで踏み切れない気もしますけどね。

しかし、フランスとかEUよりもこの手の情報管理に甘い日本は、大丈夫なんだろうか。そっちの方が心配似なりますね。

すかすか新幹線

昨日は今年初めての出社日。浜松から新横浜までの新幹線乗車は変わりないんですが、新横浜から以前のオフィスは通勤ラッシュとは逆方向だったのが、今回からは反対方向にもろに通勤ラッシュ状態の中の移動。それでも、三が日はとっくに終わったけれど、まだ学校関係がお休み中なので、ラッシュと言ってもかわいい程度。

で、いつものように浜松駅に出て新幹線に乗り込もうとしたところ、前日からの大雪のため米原付近で徐行運転をしているとのこと。そのため、この浜松駅ではのぞみ号を2本通過待ちするんですが、そののぞみ号が10~15分位送れているので、このひかり号の発車もそれくらい送れるというアナウンス。一瞬、「なんでこのひかり号は定刻通り到着したんだ?」と疑問が湧いてきたんですが、このひかり号は名古屋始発。だから米原の大雪の影響は受けないものの、のぞみ号は新大阪発なので遅れたんですね。結局、いつもより10分以上遅れて浜松を出発。いつも駅構内のスターバックスで購入する朝食代わりのサンドイッチは、だいたい掛川駅を通過する頃に食べ終わるんですが、今回は浜松駅を出発する前に食べ終わってしまいました。

さて、そのひかり号なんですが、浜松駅で乗車して車両の中に一歩入ってびっくり。その車両(指定席車両)全席が空いてます。一人も乗っていない状態。事前のシートマップ確認でも、まぁ10人程度の乗車率でしたが、まさか浜松駅で自分が最初に車両に乗り込んだら誰も居ないなんて想像していなかった。一瞬ドアのところで立ち止まってしまいましたから(笑)。結局、その車両に浜松駅から乗車したのは、私も含めて3人。ところが、のぞみ号の通過待ちで停車している物だから、次のこだま号を利用する人で静岡まで行く人たちなんでしょう、どんどん自由席車両に乗車するためか、この指定席車両にも人が流れてきます。座席は、私も含めて3人しか座っていないので、最後列の壁際とか途中の通路のところとか、指定席切符を持っていない人が20人くらい入ってきたのかな。で、その中で、50代くらいの女性二人ずれがいたんですが、この二人が大きな声で話しをするので五月蠅いこと... すぐにiPod touchを装着して防音措置をとりましたが、結局静岡で下車してくれたので、残りの行程は平和でした(笑)。でも、社内はすかすかに空いていたけれど、周りに立っている人が居たりして、ちょっと気疲れした新年初の新幹線通勤の朝でした。

2011年1月7日

インテリジェントデバイス

FreeBitが発表した、SDメモリーカードにCPU、Wi-Fi、そしてサーバーソフトも組み込んだ、インテリジェントデバイスとでも言うべきもの。Wi-Fi内蔵のSDメモリーカードが数年前に登場したときには、その発想にも驚いたけれど、よくあんなサイズにWi-Fiを入れられるものだと、そっちのほうにビックリしました。で、今回はCPUが入っていて、しかもサーバーとして機能するわけで、まぁ本当に技術の進歩は止まりませんね。

ただ、限定されたデバイスの後付け機能だから仕方ないけれど、例えばカメラに入れてデータの転送は出来るけれど、カメラ本体の操作は出来ないんですよねぇ... 例えば2台カメラを持っていて、離れた別アングルで一つの被写体を撮影したいときに、一台にワイヤレスレリースを付けて使ったりしますが、そういうこともこのカードで出来るとちょっと嬉しいんだけど。あるいは、マジックパケットを送ると、相手デバイスがレジュームする、なんて程度のことが出来るだけでも嬉しいんですけどね。例えばフォトフレームにこのデバイスを入れておくと、朝は目覚まし時計代わりになってくれるとか、あるいはメールを受信すると自動的に起動して音と映像で知らせてくれるとか。

さらに言えば、IPv6で飛躍的にIPアドレスは増加して、これまでのように世界中のサーバーにIPアドレスをフルだけでなく、個々のクライアントやさらにはこのように家電単位にまでIPアドレスが振られるようになり、こういったP2Pのデータ通信が可能になるわけですが、でもそこでやる(出来る?)なら、データ単位でIPアドレスを振ったらどうだろうと思うんですよね。勿論、IPv6でも足りなくて、IPv10とかIPv100とか(Ethernetの速度みたいだ-笑)なんていう世界になるので、とても今のネットワークリソースでは足りないかもしれないけれど、でも自分たちが扱いたい最小単位って、デバイス単位ではなくて、その中に含まれるファイル(あるいは、一つの物理的ファイルをさらに分解した、それ単体で意味を持つ「データ」とでも言うべき構成要素)単位で区別出来る必要があるんじゃないだろうか。

まあ、それって言ってみればスタートレックの世界の話を現在に作ろうと言うことなのかもしれないけれど、でもそういう目標に向かって技術は加速していくわけですからね。でも、「クラウド」という世界にこれから進んでいくと、こういったインテリジェントデバイスを使うことで、独立したデバイスをどんどんネット接続させて、ネットの一部=仮想的なクラウド環境、を作ると共に、データのいる場所がどんどん曖昧になるというか、文字通り仮想的な「場所」でしか判断できなくなるわけで、そうなると同じファイルデータのバックアップをいろんなメディアや場所に作って、どれが「正」で、どれが「副」なのか分からなくなるようになるだろうから、オリジナルデータは固有のIPアドレスをIDとしても保持して、そこからの複製はPrefixを持つような、そんな事が必要になるかも。なんか、DNAとか遺伝子みたいな話になっていくような気がするけれど(笑)。言ってみれば「インテリジェントデータ」みたいなものが、次は必要になるんだろうなぁ。なかなか先の話だけど。新年の頭の体操には、いいかも。

VIERA Connect/Tablet@CES2011

CES2011で発表された「VIERA Tablet」。実は、契約しているCATVのSTBがPanasonic製で、今回購入したBDレコーダーもPanasonic製。今使っている液晶TVはSHARPのAQUAS何ですが、ここの所画面に黒いシミみたいな物が出てきているので、修理に出すのも面倒(液晶パネル交換)だから、いっその事VIERAに買い換えようかと... そうなると、Panasonicで統一されるので、VIERA Tabletで統合リモコンみたいなことが出来れば便利かなと思うんですよね。

それなら、よくある「多機能リモコン」でいいんじゃない? とも思われるけれど、Tablet上に自分がよく使う機能や使いやすい配置にカスタマイズ出来るようになれば、お仕着せの多機能リモコンとは違った使いやすいコントローラーになると思うんだけど。実は、VIERA Tabletでなくても、iPod touchでAV各社のリモコン機能が使えれば便利だなと以前から思っているんですが... 今後、GALAPAGOSが「AQUAS Tablet」に変わったりするんだろうか。

こういうAV機器だけじゃなくて、例えばエアコンだとか室内の照明機器だとか、あるいはドアカメラや室外の電灯コントロールとか、そういうホームコントローラーみたいな役割を持たせたらどうだろう。しかも、外に出ていてもWi-Fi経由で管理できる機能もあって。家電メーカーには家電メーカーらしいTabletって出来ないだろうか。結構使い勝手がいろいろ広がると思うんだけどなぁ。「でも、それならスマホと統合した方がよくね?」と言われそう。それならそれで、Panasonic携帯で是非実現して欲しい。私も、Panasonic携帯ユーザーですから(笑)。うーん、そう考えると、知らない間に結構Panasonic製品に囲まれているな > 自分

2011年1月6日

CES 2011

ラスベガスで始まったCES 2011。今のところ入ってきているニュースで最大の目玉は、やはり東芝の裸眼3Dテレビでしょうか。3Dの性能的にはメガネ式には劣る物の、やはり余計なメガネ無しでも3Dが楽しめる手軽さは大きいだろうなぁ。ただ、価格とかどうなるかまだ分かりませんが。メガネ式3Dテレビの場合、確かに「立体感」という位の厚みみたいな事を感じますが、裸眼3Dの場合そこまではまだ無理だろうから、「奥行き感」みたいな映像になるんだろうか。

一方で、CESでは無いけれど、Panasonocの152インチ3Dプラズマテレビが好調という記事も。ディスプレー部分だけで5,000万円、受信装置や設置費用等も含めると、1億円近くなる場合もあるということで、年末ジャンボ宝くじで3億円でも当たれば買っても良いかなという感じ(笑)。「テレビ」と思うとちょっと使用範囲が限定されてしまうけれど、これを部屋の壁の一面にして、画面をいろいろと分割して多面情報装置に出来れば面白いかも。それこそTVチューナーではなくPCを接続して、Windowsのデスクトップを表示させて、いろいろなアプリの窓を開いて... あまり楽しそうじゃないな...

閑話休題。CES 2011は、現地時間の6日スタートなので、明日くらいからいろいろホッとな話題が出てくるんだろうけど、個人的にはまだ今の時点ではちょっと興味が引かれる製品は少ないかなという印象。何か隠し球があるかなぁ...

売り手のネットリテラシー

ここ数日、急にTVや新聞などのメディアでの扱いが大きくなってきた、GROUPONの「お節料理事件」。ニュースを機器ながらふと気になったのは、当初100セットを予定し、その後500セットに増加した商品の、どの程度が酷い内容だったのか。500セットのうち、まぁ事前のサンプル相当の品物もあったのか、ということ。苦情が100件近くまで出ているという記事もありますが、となると残りの400セット、あるいは少なくとも半分くらいはそれなりに納得のいく商品だったんでしょうか。

いゃ、別に問題のお節セットの数が少なかったから良いとか悪いとか言うつもりはなくて、最初からこの程度の物を出す予定でいたのか、それとも数を増やして対応出来なくなって最後は「えい、や」で出したのか、それによってもこの問題の深刻さが違ってくる気がします。前者の場合は、もう最初から騙すつもりのビジネスだからこれは論外。後者の場合も、事前に無理と分かれば、もうちょっと対応する方法も探すべきだと思うけれど、まぁそれなりのペナルティを受ければまだ許せるかなと言う気も。

で、今回の事件で一番問題なのは、「結局、グループ購入で安くなると言われているけれど、元々の定価って本当にそうなの」という素朴な疑問が浮き彫りになった事じゃないでしょうか。この事件以後、例えば「50%オフで10,000円の商品が5,000円で」という物が、実は通常5500円で販売されていたりとか、割引の根拠は何?という事だと思います。実は、某ホテルチェーンで、時々「通常宿泊価格の半額キャンペーン」 というのが有るけれど、何故かこのキャンペーン期間中は「通常料金が値上がりする」という現象が(笑)。あれも、言ってみれば今回の事件と同じだよなと、ふと思ったりして。

この手のフラッシュマーケティングは、短期間に大量に商材を売り出す事で集客力と販売力を最大化するわけですけど、売る方のお店にしてみれば、単に安売りで終わる可能性もありますよね。特に、今回話題になっているGROUPONの手数料(仲介料)が、実は売値の50%から20%位とかなり高いことも分かって、結局お店としてみれば、50%引きどころろか60%から80%近い割引率になります。それなら、今ではいろいろいなネットワーク系のツールが揃っていますから、時前で同程度の割引をした方がお店にはメリットがあります。さらに、時前ですることで、本当にお店が集客したい時期・客層に訴求できるメリットもありますよね。それこそ、女性客向けとか、平日の13:30から14:30までとか。ちょっと乱暴な言い方かもしれないけれど、Twitterのアカウント一つ作れば、直ぐに出来る話。先の記事では、受け手側(購入者側)のネットリテラシーについて考えたけれど、よくよく考えると根本はお店側のネットリテラシーの話に帰着するんじゃないだろうか。そんな印象を持ちましたね。で、そこにまた次のビジネスチャンスがあるような気がする。

2011年1月5日

NRT-BOS-HNL (2) - 準備中

年も明け、今年のPro Bowl観戦出発まで一月を切りました。エアチケットの手配、現地ホテルの手配、国内移動手段の手配と完了。で、先日もPro Bowl2011のチケットもRazerGateで入手完了。今年は、2年ぶりのHonolulu開催のためか、以前(2009年)と比べると、チケットが高めの気がします。

エアチケットのアップグレードは、US国内部分は予約・発券時にすぐに確定したんですが、肝心のNRT-SFOの往復部分がWaitlisted状態。で、昨日UAのサイトにアクセスしてみてみたら、帰国便のSFO-NRTでアップグレードが確定していたので、すぐに座席指定をして一安心。残るは最初の区間であるNRT-SFOのアップグレードなんですが、これが結構厳しい状況。Y+が残り5席位で、Cも残り10席余り。Fも8席位空いているけれど、これからどの程度Cでキャンセルが出て上に繰り上がるか... すでにZクラスは無くなっているので、後は下からの繰り上がりだと思って(期待して)るんですけどね... 最悪アップグレードに失敗して、Y+のままでも、一応バルクヘッドの前の席なので多少は余裕があるはずなんだけど... でも、NRT-SFOの9時間はきつそうだなぁ...多分確定するとしてはも、ぎりぎり直前だろうから、これから頻繁にチェックしないといけませんね。

今回は、これまでも何回か訪れて慣れているBoston/Honoluluで、しかも期間が短いから特にあちこち行く予定も無いし、そういう意味では楽な旅行。唯一気になるのは、出発する日本と最初の到着地のBostonは、時期的に結構寒い季節なのに対して、メインの滞在先が「常夏」のHonoluluということで、衣類をどうするかということ。Honoluluは短パン、Tシャツなんだけど、冬用衣類をあまり嵩張らないようにして身軽に旅行したいということで、うーんやっぱりヒートテックで上下を固めるか... 最近軽量のダウンジャケットが出てきますけど、あれってどの程度暖かいんでしょう。軽量化している分ダウンやフェザーが少ないだろうから、ちょっと心配。いずれにしても、衣類よりは現地の天候の方が心配ですね。先日の寒波でBostonも大変だったみたいで、1月の終わり頃にはもう少し落ち着いた天候に戻って欲しいですね。さて、少しずつでも準備を進めないと。(続く...)

紐付き交付金

国から地方に与えられる様々な補助金や交付金は、言ってみれば中央政府支持のために地方首長に提供される「軍資金」みたいな物だとは理解しているものの、こうあからさまに言っていいんだろうか。「地方分権」って、そういう中央からの縛りから離脱する物だと思っていたけれど、逆に利用する態度ってある意味以前の自民党主導政府よりも露骨な気がする。

例えば契約主の企業が、様々な下請け会社に業務を発注するのは、ある意味中央と地方の関係にも似ている。それまでの実績とかビジネスの方向性で、契約料は増えたり減ったりするわけで、その中には契約主に依存する場合も多々あります。例えば「ファミリー企業」とか「グループ企業」とか。契約主に不満があっても、ある程度我慢することで、そこからの有利な契約融資案件何かを獲得しようとするわけです。で、そんな「主従関係」を利用して、「今回はこれまで以上の大型案件の契約を結びます。ですから、我が社に忠誠を誓って下さい。」と言われたとしたら...

そりゃあ、地方にしたって、お上からお金をもらっている以上ある程度そういう上下関係・主従関係が存在する事は分かっているけれど、それって仮にも一国の首相が口に出して言うべきことでは無いだろうし、口から出てしまえば逆に反発しか招かないと思うんですけどね。でも、そこはやっぱり「仮免」の悲しさ、つい本音を言ってしまうんだろうな。しかし、この政府、お金を使う話はどんどん出てくるけれど、お金を稼ぐ話、節約する話って余り聞きませんね。「事業仕分け」も、確かに無駄な部分を「あぶり出す」事は出来たかもしれないけれど、結局あぶり出しただけでまた隠れてしまった部分も多いし、大物を狙った割には、あぶり出されたのは小物ばかりだし...

今の日本では、いろいろな問題が存在しているとは思うけれど、一番重要なことは「景気対策」でしょう。そこで必要な事は、これまでのような補助金とか交付金のような形の対策ではなくて、もっと根本的な部分での変換が必要だと思うんですよね。その理由は、日本を取り巻く環境が以前とは逆転しているから。一番端的なところでは、以前は円安前提の輸出主導型経済システムだったけれど、今のように円高になりかつ世界のどの国も厳しい中数少ないそれなりに耐えている日本という立場と言うことを考えれば、もっと外か中に持ち込むビジネスや、外で戦うビジネスモデルを考える時じゃないだろうか。

すでに海外企業の買収とかを進めている国内企業の話も最近よく聞きますし、持ち込む話では海外の人材を国内で活躍してもらうように、ビザとか滞在期間の優遇なんて言うこともどうだろうか。デフレが問題になってはいるけれど、「良い物が安く手に入る」事は決して悪いことでは無いはず。USにしても日本にしても、"CHANGE"で期待されていたことは、そう言ったことだったはずだけど、少なくとも日本での"CHANGE"は、システムの変革ではなく、システム運用者が変わっただけで、システムの中身はそのまま続いているという体たらく。でも、衰退が言われる中小企業なんかでも、結局生き残り元気がある会社は、そういう親会社依存体質から独自技術を生かして脱皮しているところなんですよね。勿論、簡単ではないし、何処でも出来るという話ではないけれど、そういう苦しさの中から始めて次の道が見えてくる、生まれてくるんじゃないだろうか。生物の進化だって、厳しい環境に打ち勝つために新しい形態・機能を獲得するわけだし。

円高だからチャンス、デフレだからチャンス、と言うよりも、生きている限り常にチャンスは転がっている、というちょっと前向きな意識を、今年はこれまでよりもちょっと強く持ちたいですね。

「みちびき」本格運用へ?

名称の「みちびき」とは逆に、その先行きが余り明確ではなかった日本版GPS計画が何故か急に本格化してきたという記事。1機目の打ち上げは成功し、実証実験でも数センチまで精度追い込みに成功したりと、実績は作りつつあったけれど、何があったんだろうか。いゃ、個人的に日本版GPSというか独自の位置情報機能は必要だと思うし、それは何も現在使っているUSのGPSが云々以前に、やはりこれまでの数メートル単位の精度が数センチ単位の精度に向上することで、もっと付加価値の高いサービスが可能になり、それは新しいビジネスの創世・経済対策にもなると思うから。

さらに、「みちびき」の8の字航跡を見れば、南はオーストラリアから、東南アジア諸国、さらには東シナ海近辺での位置情報取得が可能なはずで、それって「国際貢献」としても魅力あると思うんですよね。殆ど役に立つことをやっていない現政権ですけど、この件に関しては早く決定して始めて欲しいなぁ(笑)。

2011年1月4日

「成す」を知る

年末年始のTV番組は、まぁこれと言って面白いものも無いのですが、昨晩たまたまチャンネルをザッピングしていて偶然見つけて見入ってしまったのが、日頃はまず見ることのないNHK教育テレビの、21:00-22:00に放送された「道場六三郎・80歳の挑戦」というドキュメンタリー番組。道場さんと言えば、もう我々世代では「料理の鉄人」として有名な人物。残念ながら、氏のレストランに行ったこともなければ、料理を味わったことも無いけれど、その破天荒とも言える行動や言動にはちょっと引かれます。テレビや雑誌といったメディア経由でしか知ることがないので、それなりにバイアスが掛かっているとは思うけれど、それを差し引いても面白い人だなぁというのが感想。

この番組は、この1月3日に80歳(!)を向かえる道場氏が、関係者・知り合いを招いての記念食事会の模様を追ったドキュメンタリーでしたが、なかなか面白い内容でした。自分の父親よりも年上の80歳という年齢にも関わらず、まだまだ新しいことに対して挑戦するエネルギーは凄いなと正直思います。自分が多少料理をするから言うわけではないけれど、料理人とエンジニアって、似た要素があると思うんですよね。例えば料理は我々で言えば一つの製品あるいはプログラムと思えば、その中でどんな素材(=テクノロジー、プログラミングテクニック)を使うか、盛りつけ(=H/W、S/Wデザイン)はどうするか、料理の順番(=製品シリーズ、バージョン間の統一性)はどうするか、さらには会場の雰囲気とか料理を出したり片付けるタイミングは、製品のサービス・サポートとも言えるし。

番組の中では、食事会用の新しいメニュー開発で、試しては失敗してもう一度試しては改良してという様子が映し出されますが、開発という仕事でもある程度の失敗と成功の繰り返しがないと、なかなか新しい事は出来ないし、それが次に繋がりませんよね。自分が社会人になって仕事を始めたころは、まだ社会も会社も余裕のあった時期なので、多少の失敗も許容されたし、次に何か新しいことを成し遂げたり成功すれば以前の失敗は問題になりませんでした。でも、その後の厳しい経済環境になると、まずは失敗しないことが第一で、その上で成功することが求められることになり、正直安全策しか取れないモードになってきて、結果的により安い製品、より早く出来る製品といったような「手離れがよい製品」ばかりになったような気がします。そうなると、固有技術とか伝統的な技術なんて二の次で、ある程度規模があって体力のあるところしか生き残れない時代になって、それってゆとり教育時代を過ごしてきた、正直やや物足りなさを感じる最近の20代と同じような気もします。

番組の最後に、道場氏がこれまで作ってきたメニューとか雑誌などの記事を外で焼いて処分し、過去の成果にはとらわれずにこれからも新しい何かを作り続けていく、と言うようなまとめで終わるのですが、これはこれで凄いことだなと思いますね。イメージ的な話ですが、何か新しい事をやるというのは、前に進む作業だと思う一方、今ある技術・製品に対して何か改善する・追加するというのは、横に広げていく作業だと思うんですよね。料理というのも、新しい食材や調理法を積極的に取り込んでいくのは「前に進む作業」だと思うし、昔からある料理・調理法にもう一度光を当てたり、それを利用して現代風に少しアレンジしたり器を変えたりというのは「横に広げる作業」だと思います。前ばかり見ていても、気がついたら道を外れているかもしれないし、逆に横にばかり手を広げても新規性のない単なる伝統遵守の詰まらない作品になってしまうかもしれないし、どちらもバランスをとってよりよい料理(=製品)を目指すことが重要だと再認識しました。実際に料理を食べたわけではないけれど、本当に美味しい料理を頂いて満腹になるような、そんな満足感を感じた番組でした。

この番組、NHKアーカイブに登録されるんだろうか。録画して、何度でも見直してみたいですね。

NFLプレーオフ

昨日はNFLもシーズン最終節の試合が行われて、なんとシアトルシーホークスが土壇場で逆転優勝し、シーズン成績が負け越しながらNFC西地区優勝でプレーオフ進出。負け越しでのプレイオフ進出はNFLリーグ史上初の出来事との事ですけど、その負け越しにしても7勝9敗と二つ負け越して、ですからね。

で、この週末からワイルドカードが始まり、シアトルも地元にセインツを向かえて試合を開催します。うーん、金曜日夜の羽田発のANA LAX行きに乗れば、現地の金曜日中にシアトルに着けるから、8日土曜日の試合に間に合うなぁ。この試合、土曜日の昼間に開催されるので、試合終了後LAXに移動すれば、8日深夜のHND便で10日の早朝には日本に戻るという弾丸ツアーが可能。最悪、9日の昼間の便で戻っても、10日は休みなので問題無いし。まぁ、こんな直前に安いチケットが残っているとは思えないので、実際には行けないと思うけれど、でもムズムズしますね、飛行機好き・フットボール好きとしては(笑)。

RICE BOWL 2011

日本のフットボールシーズンを締めくくるRICE BOWLが昨日開催され、社会人チャンピオンのオービックシーガルズが、学生チャンピオンの立命館大学パンサーズを24-0で破り、5年振り4度目の優勝を勝ち取りました。家族で昼食に出かけて、戻ってきたところでちょうど放送が始まったので、そのまま最後まで見てしまいましたが、個人的にはオービックの守備が立命館オフェンスに仕事をさせなかったことが一番の勝因だったように思いますね。

オービックの得点にしても、1Qのパスも決して良いパスでは無かったし、2QのQB菅原選手のTD Runも、崩れたプレーからのTDですし、3QのTD Runもその前のキックリターンが殆どTDみたいなものだったし。だから、立命館のディフェンスも決して悪くなかったけれど、ちょっとしたところで失点を許してしまうのが、強いチーム同士の試合の怖さですよね。

立命館としては、もっとラン中心のシリーズを組み立てて、オービックのディフェンスを左右に揺さぶるなりしたほうが、もう少し勝機があったように思いますね。パスにしても、もっとQBのモビリティを生かして、ランパスからショートヤードを繋いでいくようなプランの方が、もう少し前進出来たんじゃないだろうか。立命館にとっては、甲子園ボウルまでのスケジュールがタイトで、多分甲子園ボウル以後も十分に準備できる時間がなかったように感じるけれど、次のシーズンには是非もっと強いチームになって戻ってきて欲しいですね。で、出来るならばその対戦チームとして迎え撃つのが、我がチームであることを祈って... でもなあ、今年のブロック分けはきついし(いゃ、弱音を吐いてはいかん)。

2011年1月3日

お餅とこんにゃくゼリー

今年も、お餅での事故が発生。無くなられた方もいるようで、新年早々痛ましいことです。ただ、こんにゃくゼリーの場合と比べてあまりに扱いが違うことに疑問を感じますね。お餅の場合、小さく切ったとしても、お雑煮で煮込むと膨張したり粘りけがありますから、それだけで安全とは言えない分危険度も高いと思うんですけどね。

その食材の性質もあるとは思うけれど、結局は人間の咀嚼能力が低下していることが原因じゃないだろうか。高齢者は加齢による事で仕方ないとしても、若い世代にしても堅い物とか粘りのある食材を食べなくなってきたことで、ちょっとクセのある食材に接すると無理矢理飲み込むようになり、それが事故に繋がる場合も多いように感じます。結局、便利さが与えたリスク、のように感じますね。

ネットとのつきあい方

GROUPON経由で購入したおせち料理が余りに酷いというクレーム話。いろいろなニュース記事を読む限りでは、おせちを販売したお店側の甘えというか、ある意味クレーム承知でやったような印象だけど、ネット時代の現在、この手の話はあっという間に広がりますからね。かえって火に油を注ぐ騒ぎになっているような気がします。内容は違うけれど、もう一つ見つけたネットがらみの話題。バイクの価格比較サイトが、実は自作自演だったという話。これも、ありがちな話だなぁという印象。

どちらの話も直接関わったわけではないので、軽率に「良い」「悪い」と言うことは出来ないけれど、ただ今回のこういう件も含めて、こういうことは「ネットビジネスを利用する側のリスク」だろうと言うこと。これは、Yahooだろうと楽天だろうと、同じようなことが発生する可能性はあるわけで、それらと今回の両サイトとの違いは、サイトとしての「実績」なんでしょうね。

デパートの衰退が言われて久しいけれど、デパートが流行っていた時代彼らが売っていたのは、魅力ある商品とともに「信頼」ということもあったと思うんですよね。ただ、その分敷居も価格も高いと言う問題もあった。その敷居の高さを十分日引くしつつ、しかし「信頼」もデパートよりは低いけれど一番消費者としては十分受け入れ可能レベルまで下げたのが、大手スーパーだったり、ファストファッションや量販店だったりするわけです。価格の安さが一番大きい理由かもしれないけれど、価格・品質・信頼性といった商品の要素が、それなりのレベルでまとまっていることが、今の流通業界成功の理由だと思うんですよね。

そういう意味で、例えば新年を迎えるお節なんていう、年に一度の重要な商品の場合、私だったらそれなりに実績のあるお店を選ぶと思うし、もともと三が日に食べる料理のはずが「12月31日配達、1月1日消費期限」なんていう制限があること自体不思議。この時点で個人的には候補外。それに、年末なんて物流が一番混雑している時期なので、出来れば12月28日とか29日、遅くても30日には入手したいと私は思いますしね。その時点で、もし何か足りない物とかあれば追加で買い物も出来るし。そういう、ある意味"Net Literacy"とも言うべきことを再認識させた事件のように思います。勿論、もともと無理な(?)販売計画をしたお店側の責任が一番重いと思うし、仲介業者としてのGROUPONの運営体制についても問題があっただろうし。いずれにしても、一度失った信頼を回復する方法は、真摯に反省してよりよいサービス・商品を提供して信頼を回復するしかないわけで、今回の事件を次の成功のための貴重な経験にして欲しいですよね。それによって、我々ユーザーもよりよい恩恵を受けるわけだし。

2011年1月2日

電子書籍端末

昨年末の個人的十大ニュースにも書きましたが、「電子書籍」っていうのが今年注目株の一つかなと思っています。ただ、電子書籍データ供給側にしても、電子書籍リーダーにしても、幾つかの候補が乱立しているので、「どれ?」というのが難しい状態。すでに先行してそれなりにシェアと知名度を獲得しているiPadを除けば、という話ですけど。その中でも、シャープのGALAPAGOS TabletとSONYのReaderに触れてきました。店頭デモ機なので必ずしもベストの状態ではないかもしれないけれど、第一印象はどちらも「重い」ということ。

GALAPAGOSは5.5"モデルと10.8"モデル両方展示されていたので、最初に10.8"モデルを持ち、それから5.5"モデルに触れてみましたが、余り違いを感じないほど。勿論、スペック的には3倍位違うから、そんなことは無いのだけれど、やはり持ったときのバランスというか持ち方にも寄るのかもしれない。それと、iPadを個人的に欲しいと思わない理由と同じなんですが、金属筐体の手触りがちょっとねぇ... で、隣に並べて展示されていたReaderを次に使ってみたんですが、画面表示されていた電子書籍のページを送ると、画面更新が遅いしかつ画面にノイズ見たいな線というか、昔々の出たての頃のDOS/Vの画面更新を見ているような感じ。

個人的に5~6インチクラスの表示装置が携帯デバイスとしては最適と思っているので、もし今日購入するとしたらGALAPAGOS 5.5"モデルかなぁ。その次は、サイズ的な問題でSONYのReaderになるんだけど、あの表示が製品版でも同じだとしたらちょっと躊躇しますね。展示品だからと思いたい。正直、表示品質だけ見ると、電子書籍としての読みやすさはSONYのReaderがこの3機種の中では一番良かったですから。

小説等の「文字書籍」を中心に利用するのか、雑誌など写真やあるいは動画のような「グラフィック書籍」を中心に利用するのか、もしかしたら書籍の携帯に応じて複数のリーダーデバイスを併用するようになるかもと感じました。「iPadやGALAPAGOSの5.5"モデルなら、どちらにも利用できるじゃないか」と言われるかもしれないけれど、「文庫本を読む」という感覚に一番近いのがReaderだったし、iPadとKindleを以前比較してみたことがあったけど、やはり「絵を見る」のか「文字を見る」のか、デバイスの正確が出るように思います。カラー液晶で、モノクロ液晶と同じくらいのコントラストと輝度を獲得出来るようなモードが実現出来ればいいんだけど。本や書籍に馴染みのある人ほど、その部分に拘りを感じるんじゃないでしょうか。そんな印象を持った新年です。

2011年1月1日

年明け時差

新年になって、いろいろリセットされるわけで、その中でも切実なのがFFP/FSPの会員履歴。前日まで石化一生懸命マイルや宿泊数を貯めて、やっと上級会員の資格を得たと思ったら、今日からリセット orz この絶望感と、そこから這い上がる達成感が、FFP/FSPの原動力なんでしょうね。で、今朝の時点では、まだ昨年の記録のまま。殆どのFFP/FSPのシステムは、多分US(US系の航空会社・ホテルチェーンを利用しているから)にあるから、まだ時差の関係で向こうは年明けしてないからなんでしょう。今日の午後には、US側も新年になるので、そうなると一斉にリセットされて2011年モードになるのかな。でも、USも休みの週末ですから、実際には記録が反映(更新)されるのは、週明け3日とか4日からだろうか。今日の別記事にも書きましたが、徐々に今年の計画を進めないと。今年はSPGの25滞在がネックになりそう。去年は、その前の年のキャンペーンがあって、10滞在分繰り越しがあったから、15滞在(実際には16滞在までしましたが)で25滞在クリアーでしたが、今年はそれが今のところないから...と言うわけで、念書からちょっと頑張って行かないと、今年のSPG Platinumは厳しいかも。個人的には、一番利用頻度が多くて、一番特典が大きいので何とか来年も維持したいところなんだけど。夏くらいに、一日ごとにSPG系モーテルを移動して滞在数稼ぎでもしようかと、ちょっと本気で検討中。なかなか大変そうです、今年も。

初夢フライト?

年末になり、弟夫婦のところが、一番下の姪っ子を連れて帰省。弟は、現在単身赴任で家族とは離れて勤務先の工場で仕事をしているんですが、今年どうやら海外の工場に異動になるらしい。場所を聞くと、どうもタイにある工場に行かされることが濃厚という話。この話を聞いた兄(=自分)が直ぐに思ったのが、「おっ、UA飛んでるじゃん(笑)」。弟の陣中見舞いもかねて、何度か行ってみようかとすでにフライト計画などを立て始めていたりして。

ただ、成田発のUA便だと、出発が夕方で現地到着は深夜。さらに、現地発は早朝となるので、ちょっと使い勝手が悪い。そこでふと思いついたのが、羽田利用。昨年末に会社のオフィスが横浜に移動したので、それまでよりも羽田は勿論成田にも出やすくなりました。調べてみると、羽田から深夜にタイ国際航空とANAが、それぞれバンコク行きを飛ばしています。帰国便も、早朝に到着するので、例えば金曜日の夜に出発して、日曜日の深夜の帰国便に乗れば月曜日の早朝に羽田に戻ってこられます。一度くらいは、羽田の国際戦ターミナルを利用してみたいなと思っていたところなので、それも含めて一度利用してみようかと思案中。

あるいは、羽田-バンコクは片道利用にして、そのままバンコク発のUS行きとかにしてみようか。でも、最近のバンコク発券って、ちょっとうま味が減ってきているし... それならシンガポール発券の方が良いけれど、そうすると弟のところに行くという元々の目的が無くなってしまうし。それなら、一度シンガポールに入って、そこからバンコク往復するとか... 夢見るだけならただですからね。でも、その中の幾つかは初夢で実現して欲しい。今月終わりのPro Bowlツアーが今年の初飛びですが、次はG.W.の時にどこか行きたい気分。勿論、その前の3月の連休の時とかでもいいけれど。今年も、いろいろな機会にいろいろな場所に旅行できることを祈っています。

2011年新年

2011年がスタート。西暦は仕事柄よく記憶するんだけど、和暦の「平成23年」というのは結構忘れがちになるので、この機会に覚えておかないと。

年末の30日、31日と、結構荒れ模様の天候が続き、今朝のニュースなんかを見ると、積雪で立ち往生している場所もあるみたいで、大変な年末・年始を向かえている人も多いのでしょうけど、自分のところの年明けの空は、やや雲は多いものの落ち着いた晴れ模様。寒さが少し厳しくて、朝からファンヒーターを入れてもなかなか足下が暖かくならない。でも、大晦日の昨日は一日突風が吹くような天候でしたが、今朝は殆ど風邪は吹いていない様子なので、日が高くなって少し暖かくなれば良い新年になるような気がします。

毎年、年の初めには「今年が良い一年になるように」と願うものの、その年の大晦日の時にふと振り返ると「あぁ、荒れも出来なかった、これも出来なかった、もっとxxxをやればよかった」みたいな反省ばかりが出て、そのため翌日の新年にはまた「今年が良い一年になるように」と、無限ループみたいな事を毎年繰り返すわけですけど、ここ最近はちょっとずつ良いことが積み重なってきているような予感(本当に、ちょっとだけど)。

いろいろな意味で、今年は積極的に物事を進めたり、何かを始めたいですね。もっと、"Positive Thinking"で、今年は一年を送りたいと思います。