2010年9月30日

NRT-SIN (10) - Merlion Park (2)

海に向かって毒液(マテ)を吐いているMerlionの裏側には、ちっちゃな「子マーライオン」が。こっちの水吐きは、緩く閉め忘れた水道みたいな感じで「ちょろちょろちょろ」と情けない限り。そういえば、本体の作りもちょっと雑な感じ...
こんな感じで、親子(?)は背を向けあって立っています。仲が悪いんだろうか? それとも、子マーライオンが反抗期でぐれている? (これこれ)
視線を遠くに戻すと、屋上に船が乗ったMarina Bay Sandsも気になりますが、その横にあるちびたバナナの房みたいな建物も気になります。バイブルによると、科学博物館らしいのだけど、外見だけ見ると「空中警戒機」みたいですよね。端っこが、平面ドップラーレーダーで、絶えず上空監視していて、的が接近すると真ん中からミサイルが迎撃に打ち上げられるとか(をぃ)。
先ほどとは反対側からマーライオンを望む。ここ、船着き場仮名に化なんだろうか、海中にまで階段が続いています。で、私が写真を撮影していると、イタリア人カップル(by勝手な想像)が来て、女性をモデルにマーライオンを背景にしてNikonの一眼で撮影をしてました。例によって、手の上にマーライオンを乗せたり、口の中に入れたようにしたりという構図をとったり...

失礼ながら、見ていて笑いそうになりました(をぃ)。
そんなに蒸し暑さは感じないシンガポールですが、やはり気温が30度以上はあるので汗は出てきます。ただ、このMerlion Parkの周りは水辺の制もあるのか、風もあるので結構涼しいですね。もしかしたら、Merlionがはき出す水が飛散して、その気化熱で周りの気温を下げているのかも。取りあえず、シンガポールの代名詞は堪能したので(笑)、City Hall Mallに戻ることにしました。(続く...)

Bloggerの変更?

最近気がついたGoogle Bloggerの変更点:
  1. 以前は、一度Log-onしても一定時間アクセスしないとLog-offされていたのが、今は一晩過ぎてもLog-onのまま。思いついたときに直ぐに編集画面には入れるのは便利なんだけど、セキュリティ的にはいいんだろうか???
  2. 画像ファイルをまとめてアップロード出来るのは便利なんだけど、画像ファイルを貼り付けた直後にATOKの入力モードが何故かアルファベットに代わってしまう。でも、表示はいぜん(仮名入力)のままなんだけど。一度変換キーを押すと元のモードに戻るけれど、この時も表示はそのまま(結果的に表示とモードが一致するからそれでいいんだけど...)
  3. これは以前から何とかして減しいところなんだけど、続き物の最後に「(続く...)」として、この部分に次の記事へのリンクを設定しています。ところが「続く...」をマークして、ツールバーの「リンク」をクリックすると、何故かリンク先も「続く...」で保存されてしまう。以前ならば、URL設定用のポップアップがひらして、そこにその文字列に対して設定するURLを入れるフィールドが表示されたんですが、それが出ない。どうも「最後がピリオド"."になる連続した文字列をマークしてリンクをクリックすると、そのままその文字列がURLとして取り込まれる」ようす。前後に全角・半角のスペースがあれば大丈夫。だから、英文なんかをマークする時には大丈夫なんだけど、最後の人文字をピリオドと一緒にマークすると英文でも発生。なんだかなぁ...
後で、BloggerのFORUMとか一応見ておこう...

2010年9月29日

NRT-SIN (9) - Merlion Park (1)

Esplanade Bridgeを渡ると、左手にあのMarina Bay Sandsがハッキリと見えてきます。下の方は、まだ工事中みたいで、クレーンとか大型の重機らしきものも見えますね。しかし、こうやってみると、下で支えているビルがねじれているように見えるんだけど、それはそういうデザインだろうか。オーナーとかどうなってるんでしょうね。仮に将来オーナーが代わって、「家は上の部分は要らない」とか言い出したら、資産分割とか管理責任とか面倒くさそう...
ほぼ橋を渡り終えると、右手にFullerton Water Houseが見えます。手前の花壇に植えられていたお花を入れて、ちょっと芸術家(げーじつか?)っぽく撮影してみました(笑)。

ここからもう少し進むと、橋の付け根あたりに下に降りる階段があり、そこを降りるとMerlion Parkです。
マーライオン。旅のバイブル「地球の歩き方」に寄れば、何か伝統的な生き物、例えば中国や日本の龍とか日本の河童みたいな存在ではなく、リークアンユー首相が提唱して設置した、いわば「目玉商品」「ランドマーク」なんですね。最近日本でもブーム(もう下火?)になりつつある、「ゆるキャラ」の元祖かも(笑)。
 噴射口のアップ。なんか、消防車の放水パイプみたいなデザイン。

これ、口から武器を噴出しているようにも見えるし、液体を出していると言うことは、これは毒汁なんだろうか(をぃ)。あるいは、飲み過ぎて、リバースしているとか(これ)。
マーライオン君の後ろ姿。見ようによっては、正面のMarina Bay Sandsが実は悪の組織の秘密基地で、底に戦いを挑んでいる魔神のようにも思えたりして... (ないない)

この日は、結構風が強かったんですが、その為、マーライオンから吹き出される水(海水?)の飛沫が周りに飛散します。このあたりなら大丈夫なんだけど、上の写真のように正面から撮影しようとすると、小雨の中でカメラを構えるような感じになってしまいます。錆びないだろうな... (続く...)

恫喝の国 (5)

船長帰国後も態度を軟化させず要求をエスカレートさせていた中国。しかし、余りに不遜な態度に国際社会から声が上がるにつれて、少しずつですけどトーンダウンしてきましたね。いつまでも拳を振り上げたままでいては、ますます国内の欲求はエスカレートしていくだけだし、かといって直ぐに態度を軟化させてはやはり国内世論が許さないだろうし。中国は、この10月1日が建国記念日で、そこから一週間の全国的なお休みに入ります。その間にクールダウンすれば良いんだけど、逆に仕事が無くて時間が余り、また国内で移動できることからも、予想外に変な盛り上がりが新たに生まれたりして。

逆に日本では臨時国会が始まり、この問題が最大の議題になるでしょうから、ここで政府がちょっと口を滑らして余計なことを言うと、それで中国側で収まりつつある火種がまた拡大するかも。とは言っても、弱腰名ことを言えば国会でさらに追及されて窮地に陥るわけですし、身から出たさびとは言え困った状況に変わりないし。

唯一今回の件でメリットがあったと思うのは、さすがに中国の尊大な態度に、これまで苦しめられてきた東南アジア諸国は諸賃、インドやオーストラリアさらにはアメリカもトーンアップして国際協調を促し始めて、やや旗色が悪くなってきたことでしょうか。世界の製造工場として、まだまだ中国の役割は大きいけれど、これをきっかけに徐々に投資が外に出て行くことも考えられますしね。

いずれにしても、この一週間が、どちらにとっても山場となる気がします。

2010年9月28日

NRT-SIN (8) - F1シンガポールGP

建物(モール)に沿って、ぶらぶらと歩いて反対側に出てみると...

「レインボーブリッジ、閉鎖されてます」みたいな(をぃ)。最初、意味が分からなかったんですけど、以前のマイアミの例を思い出し、あぃここも公道レースなんだと何となく理解しました。

本当なら、ここで渡れば直ぐに向かえるのにという場所が、こんな感じで封鎖されていますから完全にロックアウト状態。結局、地上で移動するのは諦めて、地下街を通っていくことに。

が、しかし、慣れないのと、地下街が結構ぐちゃぐちゃした構造なので、ここでまたプチ方向音痴状態に。ただ、うろうろしている家に、ビーチ沿いにあるあのギザギザの建物、Esplanade Theatresに行く道を見つけました。なら、これで移動すれば近くまでいけるかもと、その通路を進みます。
外に出てみると、目の前の道路もレースの走路になっていて、しかもその先には観客席も設置されています。

またマイアミの話になりますが、確かに目の前を時速200km近い速度で通過していく車は大迫力。でも、その車と自分の間にはコンクリートブロックのに基礎の上に張られた金網1つなですよね。安全性は大丈夫なのかと不安になるんだけど。

ここも同じようブロック金網を並べて仕切りを作っているだけですが、どうもこの公園の手前側の道路はバッファーも兼ねた通路になっているようですね。道路の中央部分にもう一つブロックが並べられていて、その先がGP用の走路になっているようです。
そんな準備中の様子。

多分市内の幹線道路なんだろうから、そう何日も通行止めにも出来ないと思うんですが、とは言っても準備にそれなりの時間も必要なわけで、さらに終わってからの撤収だって、一晩ですむような話でもないだろうし。レースのある日を挟んで、前後一週間くらい、いゃ10日くらいは必要なんじゃないだろうか。お金も時間も人手もいろいろ大変そうですね。とても、日本では無理な気がする。
 最初、Merlionのある場所、対岸に行く橋も封鎖されているようだったので諦めようかと思ったんですが、人が渡れる部分は閉鎖されておらず、歩いて渡れそうです。ちょっと天気が悪くなりそうだったんで、どうしようか迷いましたが、まぁここまで来たからには行かずばなるまいと言うことで、対岸に小さく見えるMerlionを目指すことにしました。(続く...)

LCCとマイラー

BPnetの記事から、格安航空会社(LCC)の台頭によってマイレージユーザーはどうするのかという話。私も、記事同様余り関係ないんじゃないかという気がしています。理由は、マイラーはある程度上位会員の権利を確保・継続したいという意志が強いから、まずは登録している航空会社を優先し次にアライアンス内の航空会社を優先するだろうし、いよいよ最後の手段としてはどうしても必要ならば他のアライアンスやLCCを検討するというのが、一般的な優先順位じゃないでしょうか。どちらかというと、これまで航空券の高さで旅行をためらっていた層が、これから掘り起こされる可能性はあると思うし、パック旅行なんかでも寄りやすい設定のツアーが増えることで、どちらかというと需要喚起に繋がると思います。もっとも、LCCが増えた分需要が拡大するとは限らないので、当然現在の航空会社のマーケットも浸食されるだろうから、団体旅行運賃とか特別な価格設定の運賃設定は、今後大手航空会社でも出てくるのかもしれないですね。

後は、料金にしても、その路線だけ見れば安いかもしれませんが、日本から出て変えるまで1社で通した方が、途中に他社を入れるよりも安い場合もあるし、また空港でのターミナルやラウンジ、荷物のハンドリング等、単に料金設定には現れないいろいろな条件も実際に利用すると必要になるわけで、そういう全体を見て判断が必要だと思います。ということで、自分的にもやはりLCCを利用することは当分無いような気がする。

GALAPAGOS

SHARPが発表した電子書籍リーダー「GALAPAGOS」。この記事にも書かれているように、最近では「ガラパゴス」と聞くと、孤立したような、融通性のないような、というどうも否定的な意味合いで使われているしそういう意味と思われがちですけど、確かにダーウィンが言っていることは「もっとも変化に対応出来る物が生き残る」という事。そういう意味では、決して奇異なネーミングではないと思うけれど、ただ実際のガラパゴス諸島の生き物と、現実の商品との大きな違いは、ガラパゴス諸島では過酷だが変化が少ない外部環境に対して自分自身を変えていくのに対して、現実の商品では常に変化する外部環境に対して一手・二手先を見た製品を投入しないといけないと言うこと。iPod/iPhoneの成功は、基盤部分(H/W)は変えずに、iTunesというバッファーで変化に対応していったことだと思うんですが、そういう機能なり作り込みが何処まで出来るか。iTunesも、単にオンラインで自由にソフトやデータがダウンロード出来るというだけでなく、そこで提供される様々な機能屋サービスが肝な訳ですよね。それこそ何千何万とあるソフトの中に、自分と指摘にいる物が一つ二つ見つかるだけでもかなり印象が違う。

日本の携帯は「ガラパゴス携帯」とよく言われるけれど、ユーザーニーズを先取りして変化し続けてきたのが、今の携帯ですから、そういう意味では正しい訳ですよね。ただ、変化って常に継続する物ではなく、劇的に変化する場合もあるし、停滞も必ず生まれる。その大きな変化や停滞した時に次のステージに移行できるかどうかで、その種(製品)がまた売れ続けるのかも決まるわけで、底には厳しい生存競争があるという一番の原理は何処も同じ。あのiPodだって、SONYのWalkmanが復活してきて勢いにやや陰りが見えるわけですしね。勿論、その前には逆の立場でWalkmanが変化対応に遅れてiPodにその立場を奪われたわけだけど。

SHARPの場合、「ZAURUS」 という商品が過去あったわけで、これも結構「ガラパゴス度」の高い製品だったと今にしては思えます。そのDNAを受け継ぎ、さらに変化する製品になるのか、ちょっと興味が沸く製品です。

2010年9月27日

NRT-SIN (7) - 大噴水

まだお昼には少し早いものの、そろそろそんな時間帯になってきたので、人通りも結構増えてきました。朝降りたMRTのCity Hall駅前を通り過ぎ進むとこちらにもF1のディスプレーが。こっちは、スポンサーのキヤノンのブースのようで、カメラ、レンズ、プリンターなどを展示して販売もしていました。安かったらレンズでも買おうかなと一瞬思ったんですが、今回は手荷物を増やさない方針なので、ちょっと眺めただけで通り過ぎることに。円高なので、価格的には結構魅力的なんですけどね。でも、一通りレンズは揃えてしまっているので、さらに増やしても...

で、ここで本日の勘違いその2。実は「噴水」というからには、地上にあるものだと思って、何度か外に出ながら探し歩いていたんですが、周りはオフィス街のようにビルが建ち並んでおり、世界最大サイズなんて設置するようなスペースは見つかりません。変だな、変だなと思いつつ、取りあえずモールの端まで歩いてやっと見つけました。
地下に掘り下げた場所にあるんですね。大きすぎて広角にしても入りきらない。真ん中に小さい噴水があって、その上に太い赤いパイプみたいなオブジェがあります。ここからも、水が噴き出すんだろうな。添え言えば、そんなシーンを見た記憶がある。

で、この真ん中の噴水まで歩いて行き、とあるお作法に則り水に触れて周りを歩いて回ると願いが叶うらしい。願い事なら、誰にも負けない位持っている自分ですから(マテ)、早速かなえてもらいましょうと、掲示されている手順を見ながら覚えていると... 先を越されてしまいました orz
同じく観光客らしいアベックが、中央の噴水まで歩いて行き、願い事を叶える儀式をはじめます。

うーん、この後で男一人が願い事(何を?)を叶えるために、ぐるぐる噴水の周りを歩くのって、ギャグだよなぁ... と、人目を気にして沢山あるお願い事は、そのまま日本に持ち帰ることにしました(笑)。

この噴水のある場所には、レストランが集中していて、そろそろお昼頃という時間帯だったので、徐々に人でも増えてきました。周りがオフィス街ですから、かなり賑やかになるのかも。日本で言えば、東京駅の地下街に噴水があるような感じなんでしょうね。朝が遅かったので、まだお昼を食べるには早いかなという感じだったので、次の場所に向かうことに。で地上に出てくると...
 なるほど、噴水の先頭はこんな感じに地上に出ているのね。地下から見ていると、かなり見上げる感じになるので分かりませんでしたが、確かに地下にあるとはいえあれだけ大きなオブジェだからねぇ。この噴水のある部分は円形のロータリーになっていて、車がぐるぐる回りながら方向転換をして出て行きます。新宿駅前のロータリーみたいな感じですね。見慣れたらどうってこともないんだろうけど、やっぱりこの状態で噴水とか突然出てきたらビックリするだろうなぁ。

で、次の目的地は、なんと言ってもシンガポールの代名詞"Merlion" に決定。地図を見ると、この噴水のある場所とモールを挟んで反対側にある"Nicoll Highway"沿いに歩いて行けば、橋を渡って直ぐの様子。そこで反対側にまずは出ようと移動するんですが... (続く...)

不遜な態度

昨日は試合に行くために、お昼少し前くらいの新幹線に乗ったんですが、ちょっと(かなり?)不愉快な経験を。いつものようにEX-ICで座席を予約。比較的空いていた時間帯なので、3席列の窓際(A席)を予約、直前に確認したところ、横2席も空席のままなので、ゆっくり座っていけるだろうと乗車したところ...

まず、車両入り口のドアが開くと、目の前に大きなスーツケースが二つ通路を塞いでいます。なんだこれと思ったんですが、どうやら3席側の後ろに置かれていたものが、振動で外に出てきたみたい。毎度の事ながら、海外旅行客が新幹線で移動する時には、NEXのような荷物置き場が無いので仕方ないとは思うんですが、それでも置き方とか考えて欲しいですね。で、直ぐ横の自分の席を見ると、すでに座っている人が居ます。ぱっと見、20代後半から30代前半くらいの、きっちりスーツ姿で決めた男性が窓際の席に座っています。しかも、真ん中の席とその前の床、さらには通路側の席にも何か荷物を於いて座っている状態。「すみませんが」と声を掛けると、ここでビックリ。こっちを睨むように見て、何か渋々という雰囲気で立ち上がり、真ん中においてある大きな紙袋を跨いでひとまず通路側に出てきます。

出てきたのは良いけれど、こっちはカメラとか入った大きな鞄を持っているので真ん中の荷物が邪魔。心の中で思いっきり蹴っ飛ばしてやりながら奥の席に入りました。で、座って通路側の席に移動したこの男性氏を見ると、なんか不満そうな感じでこっちをちらり。をぃをぃ、キセルで座っているのか、それとも車内で差額を払ったのか知らないけれど、こっちはちゃんと予約した席に座っているんだから、そっちに分はないよと、再び心の中で言ってから(笑)、買っていたお昼代わりのお弁当を広げて食べ始めました。結局、この男性氏は次の静岡で下車してくれたので、不快な気分も20分位ですみましたが、本来の手順を守ってないのはそっちなんだから、もうちょっと真摯な態度を取れよと言いたいですよね。

で、実は席の後ろに置かれた大きなスーツケースも、この男性氏の持ち物かと思ったんですが、それは違ったみたい。前の方を見ると、海外からの観光客風の二人組の荷物らしく、駅に停車すると立ってこっちを見ている白髪の男性氏が。先日も見かけたけれど、新幹線にも荷物置き場が必要なのかも。まぁ、スーツケースの濡れ衣を着せてしまったのは申し訳ないけれど、そういうことを思わせるような態度・雰囲気は注意した方が良いと思いますよ > スーツ姿の男性氏

勝ちは勝ち

いゃぁ、危ない試合でした。前半はいつものようにスロースタート気味で、TDのチャンスもあったけれど、後から思えばFGで加点していたことが、結果的に点差に繋がったので良かった。勝つときはいつもそうなんですが、前半は相手にリードされるものの、後半はうちが得点して、相手には追加点を許さないというパターン。今回も、前半で6-17とリードされるものの、後半に2TDをこちらが入れて、相手の反撃を0点に抑え、20-17で勝利。相手を零封とは言うものの、最後に相手の反撃があり、ゴール前まで攻め込まれますが、ターンオーバーで何とか断ち切るという状況でしたから、本当に薄氷を踏む試合だったのは事実。

内容には不満はあったものの、勝ちは勝ち。スケジュールの都合で、この後かなり試合日程に余裕があるので、けが人の養生も出来るし、じっくり準備も出来るし、その点は有利なんですが、やはり勝つときには点差を付けて、負けるときには点差を少なくと言う事が出来ないと、勝率が同一の場合の得失点差争いで不利になり、その点うちは-17とかなり不利なので、後は今日勝利したチームが残る強豪チームに敗れて勝率で上回る事を願うばかり。いずれにしても、これでチームに勢いが付いてくれることを願います。

2010年9月26日

NRT-SIN (6) - City Hall Mall

ターミナル3からターミナル2に向かう途中、地下にあるのがMRTの空港駅。今回はMRTであちこち回ろうかと思っていたので1日乗り放題のTourist Passを購入する予定だったんですが、券売機の横にいた女性スタッフに聞くと「City Hallで売っている」orz 時間帯が悪かったのか? で、このスタッフが「どこに行くんだ」と言うので、と言ったってまだ決めていないのでまぁ取りあえずCity Hallに行くと答えると、さっさと券売機を操作して"SGD$2.9"(料金$1.9+ICカード代$1)と。で、こちらは成田で両替したSGD$50($10×5)しかなくて、券売機では使えない$10を出すと、その場で自分の鞄を開けて$5+$5に両替してくれました。USでも、券売機で使える金種が限られていることがあるけれど、ここでもそうなんだなぁ。で、途中一度乗り換えて40分位でCity Hall駅に到着。で、何となく人の流れに乗ってしばらく地下街をうろうろして外に出たらこんな場所に。大きなモールの様だったので中に入ってみたんですが、実はこの時すでに方向感覚をなくしており、後から考えると手元の地球の歩き方の地図を見ながら実は方向は勘違いしていました。
 中に入ってみると、まだ朝の10:00を回ったところなのでお店も殆ど開いておらず、取りあえずうろうろしていると、こんなディスプレーが。ここで、どうもこの週末にシンガポールでF1レースがあることを知ります。あぁ、それでホテルのレートが高かったんだろうか。

"F1"と言うと、日本だと富士スピードウェイや鈴鹿で開催されますけど、シンガポールは何処なんだろう、なんて言うことをこの時は思ったんですが、ここでは公道を閉鎖して市内を走るんですねぇ。昔、20年以上前にフロリダ州に出張していたときに、Miami市内でのレースを見に行ったことがありますが、この時も一週間くらい前からMiami市内の道路を閉鎖してコースを作り、本当に街中を車(F1ではなく、もう少し下のクラス)が走り回っていてビックリしましたが、あんな事をここでもやるんですね。
しばらくモール内をうろうろしていて、ちょうどスターバックスが開いていたので、ここで遅い朝食を取りながら何処に行こうかとバイブルを眺めるんですが、このSuntec City Mall(と、この時は思っていたけれど実はMarina Square Mallだった)の中にある、世界最大の噴水でも見に行きましょうと決定。ところが、元々の場所を勘違いしているので、何度もうろうろしつつ場所が分からない。仕方がないので、ちょっと公園らしい場所が見えたので、そこに出てみました。

すると、遠くにこんな建物が。バイブル(笑)で調べると、Marina Bay沿いに立っている"Esplanade Theatres on the Bay" らしい。これで大体方向感覚が分かってきて、どうも自分のいる場所を勘違いしているらしいことを理解します。
さらに横を見ると、こんな建物が。確か今年オープンしたばかりの、中はカジノのなっている"Marina Bay Sands"ですね。大きいです。異様です。不思議です。3つの建物の頂上を繋いでいる部分は、多分船の形を模しているんだと思いますが、カメラの望遠を最大にして見ると、ここにも人がいる様子が見えます。カジノに興味はないけれど、この展望台には機会があれば上ってみたいですね。

この頃にはモール内のお店も開き始めて、結構賑やかになってきました。取りあえず方向感覚を取り戻したので、実は90度違う場所にいることを理解し、ぐるっと時計回りに回り込むような感じで、噴水のあるSuntec Mallに向かうことにします。(続く...)

Day 33 - Last Day

長いようで短かった勤続25年の一月休みも今日が最後。朝は少し冷え込んだものの、雲一つ無い秋晴れで、最後のイベントである試合の方も、コンディションは最高でしょう。最高のコンディションで、最高の結果を是非残して欲しいと思います。

この一月、予定通り実行できたもの、予定したけれど実行できなかったこと、予想外のこと、予定外のこと、いろいろありました。個人的にちょっと心残りだったのは、元々はこの一月の半分くらいを使って、スターアライアンスの世界一周旅券で世界一周をやりたいなと思ってたんですが、諸般の事情からそれまで長く日本を離れる事が出来なくて、New York旅行に切換て、その後、EQM対策でSingapore旅行を追加しましたが、もうこれからは世界一周も出来ないかも。何年後か分からないけれど、リタイア(Fired?)したら出来るか。

さて、長い休みの最終日。最後のイベントである今日の試合で是非勝利し、今シーズン飛躍のきっかけにしたいですね。

2010年9月25日

NRT-SIN (5) - Changi Airport

シンガポール2日目。というか、前日寝た時二は、もう深夜の0:00を回っていましたから、実質的には初日見たいものですけど。昨晩気になった飛行機のエンジン音は、朝にも結構気になりました。特に予定らしい予定も決めておらず、取りあえずCity Hallまで出て、そこからぶらぶらとしない観光でもしようかと言うことに決定。頼りになるのは、旅のバイブル「地球の歩き方」です(笑)。

部屋の窓には、熱い遮光カーテンが掛かってたんですが、そこを開けてみると、目の前には空港の管制塔が。このチャンギ空港は、万何かターミナル1/2/3があり、その両側に滑走路が平行して設置されていますが、その割には低い感じの管制塔ですね。これで間に合うんだろうか...
ホテルロビーから繋がる通路を出ると、直ぐ目の前は空港のターミナル3の中。1Fの到着ロビーから入ると、ホテル1Fのフロントにつながり、ホテルの2Fから空港に入るとチェックインカウンターが並ぶ出発ロビーになります。

掲示板には、英語以外にも日本語、中国語(簡体語)が並記されています。一番手前に、カウンターの10番があり、それがずっと反対側まで9, 8, 7, ... 1と並ぶ様子は壮観。成田のターミナル2とちょっと似た雰囲気だけど、空間の広がり具合というか、建物の中の広さは何倍も違います。これと同じくらいのターミナル1があり、さらにターミナル2があるわけですよね。この時点で、すでに飲まれてます。
 巨大空港ですが、ちょうど人が途切れたときなのか、それ程人の姿は見えなかったんですが、3Fの展望コーナーに上って、制限エリアを見ると、こっちには沢山の人が。さっきの写真の横の長さは、成田のターミナル2とそれ程違わないかなと思ったけど、この奥行きはもう何倍も違いますね。まぁ、成田の場合は上下に移動するところを、ここは全て水平移動で済ませているわけですからね。

で、この制限エリアの中の方が、お店の数も種類も多い。それに、賑やか。流石24時間空港です。
で、外を見たらA380が。窓が上下に列に並んでいるので、多分A380だと思うんですが、でも見た感じ「小さいな」という印象。手前の機材が何か分からなかったんですが、こっちのほうが全長は長い感じ。前後の遠近感の違いかな。いずれにしても、一度は乗ってみたい機体ですよね > A380。
空港内を一回りして、MRTで市内に出ようとホテル側の橋に戻ってくると、こんなディスプレーが。実は、最初この週末にF1のシンガポールGPがあるって知らなかったんです。

この時は、まだ朝の9:00過ぎ頃だったので、人影は全然無かったけれど、夕方にまたこの前を通ると、結構展示品があったり、あと、この空港のフロアーをラジコンの車を走らせていました。あれ、許されるんだろうか。このディスプレーの前だけじゃなくて、フロアーを左右に横切るように「ぎゅるぎゅるぎゅるぅぅぅぅん」とモーター音を響かせて走り待っていたけれど...

まぁ、空港だけ見ていても仕方ないけれど、このターミナル3を見ただけで、あぁもう日本が「成田、羽田のHub空港化」なんていうのが、悪い冗談のように思われてきました。なんか、もう規模が違うな、というかんじ。勿論、成田にしても、関空にしても、羽田にしても、その他日本の国際空港も頑張ってはいるんだろうけど、なんて言うかやる気度というか、本機度というか、そのレベルが違うなという感じ。そんな事を思いながら、MRTの地下駅に向かいます。(続く...)

恫喝の国 (4)

どこかで落としどころを見つけないといけないとはいえ、日本にとっては何も得るものがない、外見的には完全な敗北ですよね。これを機会に、ますます漁船は尖閣諸島に押し寄せるだろうし、また何かあれば一気に中国の世論は燃え上がるだろうし。せめて、フジタの社員解放があってから、とか日本にも何らかの「成果」が見えてからでないとねぇ。早速味を占めて、賠償だ謝罪だという声が上がってきている見たいですけど、これって以前にも見たような...

同じ頃、菅首相は国連でお得意の「最小不幸社会」と言っていたようですけど、これが「最小不幸」なら止めて欲しいですよね。「不幸」の定義はなんなんでしょう。ひたすら波風たてないように生きるだけなんて、なんてつまらない事だろうと思ってしまう。しかも、汚いことに、今回の責任は全て地検に任せて、政府は我関せずという態度をとっていること。「超法規的措置」と言うと、自分たちの世代だとダッカ空港の事件が思い出されるけれど、個人的にはあの判断は間違いだと思うものの、でも国の責任者が自分で決定したことならば、それは仕方ないかもと言う諦めも。でも、自分は知らない、向こうが決めたことと知らんぷりを決め込むという態度は、ちょっとねえ。少なくとも、釈放判断は地検におっかぶせるにしても、国としては今後も領土問題に関して厳しい態度で臨むとか、レアアースの問題にしても、WTO提訴をにおわすとか、それなりの態度を示さないと間違ったメッセージを送るだけですよね。ほんと、存在感の無いすかしっぺみたいな内閣だなと実感してしまった。

ところで、食糧自給に関しては、半分近くも自給できるのにあれだけ大問題と言うのに、97%も1つの国からの輸入に頼るレアアースに関しては、余りに静かですよね。最初レアアース禁輸のニュースを聞いたときには、昔のオイルショックの事を思い出したけれど、あの頃と比べれば落ち着いた感じがするのは、出土が中国1カ国に限られている分、こういうこともあるだろうと想定済みだったからか。また、石油と違って、回収再利用可能なものでもあるし。オイルショックでは、日本の自動車業界は低燃費車を開発し、底からさらにハイブリッドに進もうとしているけれど、バイオエネルギーでは後れをとったんですよね。レアアースは石油以上に代用品が難しいとは思うけれど、これを機会に再利用・リサイクルシステムを開発すればどうだろう。また、レアアースを使わない磁石なんかも開発されているというし。今回の件で唯一何か得るものがあるとすれば、こういう逆境から日本人がまたとんでもないものを作り出す、という期待感だけかな。

Day 32 - 冷え込み

木曜日に帰国して、ちょうど雨模様の天気もあって一気に気温が差がっいて寒くてビックリしましたが、昨日もその影響からか涼しい一日。それまで寝汗とともに目が覚めていたのに、ここ二日ばかりは寒くて目が覚めるような状態。未だにタオルケットで寝ているので、朝目が覚めると体にそれを巻き付けて海苔巻き状態になっています。今日は朝から天気が良いので、秋冬用の布団を今日は準備した方が良さそうですね。

流石に、もう30度を超えるような暑さは来ないだろうけど、夏の暑さが厳しかっただけに、この「普通」の秋の気候が逆に寒く感じます。今年の冬は厳冬になるんだろうか。夏の暑さは、夏生まれと言うこともあり我慢できるけれど、冬の寒さは苦手なので出来れば今年の冬も「暖冬」であって欲しいと願うばかりです。

長かった一月休みも、残すところあと二日。明日は一日試合で潰れますから、一日のんびり出来るのは今日が最後。で、振り返ってみると、旅行以外は特に何もなかった一月だなと反省。まぁ、そんなものかなとも思うけれど。

2010年9月24日

NRT-SIN (4) - キターーー

そろそろ搭乗開始時刻ですが、搭乗前の儀式である搭乗機の写真を撮影していたところ、私の名前で呼び出しが... 「もしや!」と思い、ゲート前のカウンターに行くと、「本日満席のため、お座席をアップグレードさせて頂きました」といって、新しいボーディングパスが!
キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!!

旧型シートとはいえ、ファーストクラスにアップグレード。まぁ、7時間という短いフライトだし、USに行くのと違って空港到着したらすぐにホテルに入って寝るだけなので、正直それほど恩恵があるとは思わないけれど、それでも少しでも楽なのは嬉しいですね。でも、出発前日に見たシートマップでは、まだどのクラスにもそこそこ空席があったんだけど...
 頂いたボーディングパスでは、座席が3E。一番後ろの真ん中の席ですね。まぁどこでも一緒だから。で、アップグレードしてもらいながら、それならもう少し早く決めくれれば、ラウンジもファーストクラスラウンジ(4F)が使えたのに... とちょっと思ったり。

まぁ、今回は元々のチケットがビジネス(Z)とはいえ、キャンペーンでエコノミー料金を無償アップグレードしたビジネスですからね。そういう意味では、二階級特進みたい感じ。
 ただ、「満席」とは言ったけれど、ゲート前で搭乗開始を待っている乗客って、こんなもんなんですよね。普通は、殆どいすは埋まっていて、立っている人も多いんだけど、この様子だとB777とはいえ半分も埋まらないんじゃないかと思うんですが...

まぁ、どっちにしてもアップグレードしてくれたんですから文句は言えません。ボーディングパスを受取り、優先搭乗のレッドカーペットに並ぶとすぐに優先搭乗が始まりました。
 久しぶりに見る旧シートのファーストクラス。二年前にHawaiiにPro Bowlを見に行った時以来かな。前後左右の余裕は流石にこちらの方がありますが、最近では新シートならビジネスでもフラットになりますから。

満席とは言いながらも、ファーストクラスは1席、私の斜め前(2F)が空席でした。ビジネスは一杯だったみたい。本来なら私が座ったであろう席には、同年代くらいの男性が座ってました。ゲートカウンターには、まだ何枚か出し直したボーディングパスがありましたから、もしかしたらこの人も...

逆にちょっとがっかりしたのが、やっぱりアジア線だからでしょうか、機内アメニティって、歯ブラシとアイマスクと耳栓だけなんですね。スリッパとか欲しかったのに... そうそう、毛布が最近よく見る「真っ白」な物から、片面がブルーグレーみたいなツートンカラーの物に替わっていました。やっぱり白だと汚れが目立つからなんだろうかと、ふと思ったりして...

短いフライトなので食事も一回。今回はサーモングリルにしましたが、下に敷いたご飯とベシャメルソースっぽいソースとの組み合わせが良くて、久しぶりのヒットではないかと思いました。お行儀は悪いんですが、サーモンの身を崩して、ご飯とソースと混ぜて食べるとかなり美味しくなりました。USに行く場合と違い、時差は-1:00で空港に到着したらすぐにホテルに入って寝るだけなので、本当はPCでもいじって起きているつもりが、アルコールが効いて結局しばらくして寝てしまいました。目が覚めたのは、到着1時間くらい前。オレンジジュースを貰ってごそごそしているうちに、定刻より40分近く早くシンガポール・チャンギ国際空港に到着しました。(続く...)

200 × 10

シアトルマリナーズのイチローが、今日のトロントブルージェイズ戦でついに10年連続200本安打を達成。記録(200本×10年連続)は、ピートローズと並んだ(連続ではないが10回)けれど、デビュー年から10年連続というのはMLB初めて。これで、来年も200本以上のヒットを打てば、ピートローズの記録も抜くわけですよね。

途中、最多安打の年もあったけれど、正直ホームラン王とかリーディングヒッターといった、メジャーなカテゴリーの記録ではないけれど、単純に考えて10年で2000本安打を打っているわけですよね。試合数が日本よりも多いとはいえ、日本でだってなかなか2000本安打を打てる打者がいないのに、MBLのさらに厳しい環境の中でそれを達成するというのは、やっぱり凄いです。何度かシアトルでイチローがでる試合を観戦したことがあるけれど、本当にもうシアトルのヒーローといった感じ。試合前には、スタンドの最前列にファンが集まってサインをねだるし、地元ならまず守備から始まるので、イチローがダグアウトから一直線に自分の守備位置"Area 51"に駆け出すと、スタンドから大きな拍手が沸くし、一番バッターですから、1回の最初のバッターとして必ずグランドにイチローが登場して、あのお馴染みのストレッチやスイングをするんですが、それでスタジアムは一気に盛り上がるし。 これでマリナーズがもっと強ければ言うこともないんだろうけど。

来年の200本安打も是非達成して欲しいけれど、ワールドシリーズで活躍するイチローの姿も是非みたいなぁ。実は、今回シンガポール行きを決める前、その頃の予想では、このトロントでの試合で200本安打が決まるんじゃないかという予想が出ていて、トロントに行こうかと思っていたくらい。来年も、是非どこかでイチローの試合を見に行きたいな。

恫喝の国 (3)

尖閣諸島での事件を背景に、中国はますます振り上げた手を高く大きく降り出しているよう。多分、船長と交換するつもりなのか、日本の会社社員と通訳四人を「軍事基地を違法に撮影」したということで拘束したそうな。そんなこと、現地ガイドが付いているのに分からないわけがないでしょう。しかも、日本が遺棄したという毒ガス処理工場建設の下見で来ていたフジタの社員だそうですけど、これも「毒ガス」ということで、国内の反日感情を意識してという気がします。

さらにレアアースの実質的禁輸措置を講じていると言うことで、政府はしていない、でも実際には日本向けレアアース輸出は20日から止まっているらしい。まともに禁輸した場合、WTO違反になるため、表向きは「輸出業者の都合」ということらしいけれど、まぁ手を変え品を変え色々やってきますね。中国としては、いろいろな意味で目の上のたんこぶである日本をちょっと揺さぶれば直ぐに言うことを聞くだろうと言うことなんだろうけど、いくら寛容な(笑)日本人とはいえ、我慢できることと出来ないことがあることをそろそろ理解しないと。大体、時間が経てば立つほど不利になるのは中国なのにね。世界から見れば、中国はやはりこういうことをやる国だと言うことを世界中に見せているわけで、国としての信頼感(なるものがあったかどうか分からないけれど)をどんどん喪失している。さらに、過激なことをやればやるほど国内世論は高まるだけだろうし、かといって沈黙すればそれに対しても反発が高まるだけだし。

「チャイナリスク」と言うことが言われて久しいけれど、今回の事件はますます中国離れを加速するんじゃないだろうか。正直、昔ほど製造工場としての中国のメリットは無くなりつつあるし、その製造にしてもOEM/ODMを使えば直接日本企業が中国に出向く必要もなくなってきているし。日本から進出していった企業、特に中小企業にとっては大きな痛手になるかもしれないけれど、そろそろ見直す時期なんじゃないかという気がします。勿論、ビジネスモデルとして「ハイリスク、ハイリターン」という考え方もあるし、とあるコラムに書かれていた「中国とはそういう場所である事を理解して、リスクマネージメントする」というのも1つの考え方だと思うけれど、コントロール可能な範囲を超えつつあるように思います。今は「反日」という方向に国内の目が向いているけれど、これが何かのタイミングで政府に向くようになるながする...

Day 31 - 秋分

旅行記の方では、まだ成田を出発するところですが、実際には昨日Singaporeから帰国しました。実は、行く前には、この季節ですから台風の影響を心配していました。幸いにも台風には遭遇しなかったけれど、帰国前日にホテルに入っているNHKの国際放送を見ていると、帰国日は九州から東北にかけて大雨の予報。成田に到着しても、その先の鉄道状況が心配されました。幸いにも、成田も結構な雨でしたけど、特に揺れることもなく着陸し、その先のNEX、新幹線もトラブル無く帰宅出来ました。でも帰国して品川駅でNEXから新幹線に乗り換えるとき、この時外のホームに出たんですが、余りの寒さに驚きました。いゃぁ、出発する前は猛暑は収まったとはいえ30度以上の日本。さらに旅先はそれ以上に暑い亜熱帯のシンガポール、で、帰国したら、多分この日の気温は20度以下じゃないだろうか。結局、この旅行中の雨を心配して携帯していた折りたたみ傘は、浜松駅に到着してバスで自宅に戻る最後の最後に活躍しました(笑)。実は、事前に現地の天候を調べたら、ずっと「雨」の予報だったので折りたたみ傘を持参したんですが、宿泊したホテルにちゃんと備え付けの傘があり、実際に雨であっても携帯不要でした。

今年の夏の猛暑は15年振りくらいの厳しさだったようですが、この雨で流石に日本も少し冷やされた感じですね。天候も、今日明日までは雨模様ですけど、日曜日は秋晴れの気温も25度位の良い季候になりそう。その好天気に乗じて、日曜日の試合の方も是非「大収穫」と行きたいものです。

2010年9月23日

NRT-SIN (3) - 空港

いつものように特にトラブル無く定刻通りNEXは成田空港に到着。改札を出たところでパスポートの確認を受け、そのまま南ターミナルの4F出国フロアーに向かいます。すでにオンラインでチェックイン済みですし、預ける荷物もないので、そのままフロアー中央のKIOSKの並んでいる場所に向かいますが、一時間違うとこれだけ違うんですね。凄い人出でびっくり。いつもは、14:00頃に空港にだいたい来ますが、この時にはカウンターなんかがらがらだし、KIOSKなんか使っている人はいない位なのに、この日はKIOSKの前に列が出来ていたりする。逆に、使い方がよく分からないのか、すぐに離れていく人も多いので、程なく自分の番になりました。で、パスポートをスキャンさせると、どうもシンガポールに行く自分とは別に、バンコクに行く人もいるらしい。(笑)。

で、これでは出国審査も混雑しているかなと思ったら案の定、ここにもこれまで見たことがないような列になっています。自動化ゲートに登録しておけば良かったと思ったんですが、結局自動化ゲート横のブースに並ぶと、自動化ゲートの係員のブースにも誘導してくれるので処理が早い。それに、自動化ゲートを使用していたとある男性が、指をスキャンさせたらシステムがハングして使用中止になったけれど、大丈夫なんだろうか > 自動化ゲート

特にトラブルもなく出国審査を抜けて、まずは何はともあれRCCに入って一息つくことに。ここも一時間違うので、結構混雑しています。いつもなら、ビールを飲みながらマッタリしているんですが、この日はここ最近目が乾き気味なので目薬を買いたいと思っていました。でも、制限エリア内だと、第五サテライトのところにしか無いんですよね。で、少し早めにRCCを出て、ちょっと探検に出かけることに(笑)。

薬局で目薬を購入して、その前にある下りのエスカレーターにのります。そう、第五と第四サテライトを繋いでいるトンネルを初めて体験することに(暇なやつ)。
 下っていくと、目の前にこんな光景が。うーん、どこかで見たことあるなぁとしばらく考えて思い出しました。昔、もう40年近く前にテレビで放送されていた、アメリカのテレビ番組"Time Tunnel"のタイムトンルがこんな雰囲気。あれは奥行きがないんですけど、こちらは反対側が見えないくらい...

この通路をそのまま歩くと結構な距離なんだろうけど、動く歩道があるのでとっても楽。入ったときには「16:52」と表示されていましたが、反対側に到着したときには、そちら側の時計の表示は「16:54」でした。しかし、このトンネル、歩いていたのは私の私の前をキャリーバッグを引きながら携帯で話をしている男性だけ。反対側からは、空港職員の女性と3人位途中ですれ違いましたが。ここ、施設として使われているんだろうか...
反対側で、今度は登りのエスカレーターに乗り上がっていくと、第四サテライトのど真ん中あたり。ここから、時計回りに進むと、やっと見慣れた第三サテライトのまっすぐな通路が見えてきました。

まあ、山手線で東京から上野に行くのに、品川・渋谷・新宿・池袋経由で行くようなもので、普通はやらないでしょうね(笑)。で、やはりいつもより一時間遅い17:00頃なので、SFOとかIAD便などはすでに出発したあと。本当はORD行きも出発しているはずなんですが、メカトラブルということで、RCCにいるときから何度も放送が入っていました。ゲートが37番だったので、横を通ったんですが、この時は1時間遅れくらいの表示になっていました。後で検索したら、40分遅れくらいで出発したみたいなので、とりあえずこの便を利用した人も何とかなったかな。でも、ORDの入国審査は檄混みなので、その40分でそうでなくても厳しい接続時間が全くなくなったりして。

で、私が利用するSIN行きは17:05搭乗開始でしたが、5分前くらいに33番ゲートに到着しました。(続く...)

Crown Plaza Hotel Changi Airport

空港(Changi International Airport)に直結していて、深夜着・早朝発のUAのフライトに便利という理由で今回予約したCrown Plaza Hotel Changi Airport。利便性は、直結だから抜群です。ただし、Terminal 3利用の場合は。Terminal 1/2だと、SkyTrainか徒歩でこないと行けないので、深夜や早朝の理由には向かないというか不便だと思います。UAやTerminal-3を利用するSQとかのフライトなら問題無しですけど。

今回は、たまったPCRのポイントで2泊の宿泊。25,000P×2なので結構強気ですね。実際、通常の料金設定も結構強気です。市内のホテルよりも高いかも。
 ポイントでもPCR Platinum特権でベッドタイプは確約されているので、それは良かったけれど。室内は、モダンなデザイン優先の雰囲気。右下の低いいすのような部分は単に荷物おきで、今回困ったのは引き出しや棚が無くて、着替えを入れたり置いたりする場所がなかったこと。

ただ、バスローブがちゃんとあったり、スリッパも準備されていて、その点は日本のホテル並。しかも、初日に一つスリップを使ったら、次の日にはちゃんとその分補充もしてありました。

インターネット接続もスピードと安定性はそこそこですが、24時間でSGD28ドルというのはどうよ。大手のFSPでは、PCRだけが未だにインターネット利用料が無料にならないけれど、何とかして欲しいなぁ...
で、問題(笑)なのが、この間仕切り。花模様の先はバスルームで、この時は内側からシェードを下ろしているので中が見えませんが、それを上げると、花模様以外のところは全部透明になります。この映っている部分にバスタブが設置されているので、外から丸見え。というか、その位置から外を見ると、上の液晶テレビがちょうど見えるとも言えるんですが。流石に、この写真の右手にはシャワーブースがありますが、そこは見えないようになっていますね。

まぁ、先日のNew YorkのHoliday-Innも、似たような趣向だったけど、これって最近のインターコンチの趣味なんだろうか?
 バスルームの中もかなりゆとりがあります。この便座の配置も、仕切りも何もないから抵抗がある人もいるかも。

バスルームのアメニティ類も、通常のシャンプー、コンディショナー、ボディーシャンプー類だけでなく、歯ブラシ、綿棒やコットン、シャワーキャップなど、ほぼ日本のホテルと同じ。無いのはひげそり用の安全カミソリくらいか。しかも、こちらも前日使ったシャンプー類、歯ブラシと綿棒のセットが、翌日にはちゃんと補充されていました。

ずいぶん以前の話なので最近はそうでもないかもしれないけれど、ソウルのInterContinental (COEX)や、北京のHiltonでも、ここまででは無かったので、流石シンガポールと関心しました。
で、良いことずくめばかりではないのが世の常で、一番問題なのは空港直結のホテルなので飛行機のエンジン音がかなり入ります。私は結構気にならない方なので、夜中に一度して「あぁきこえる」と思って寝てしまいましたが、神経質な人は駄目かも。このホテル、南国のホテルだからか、廊下がオープンなので、防音という意味ではドア周りからかなり外部の音が入ってくるように思います。廊下も含めて室内にあれば結構違うと思うんだけど。O'HareのHiltonだって、結構静かですからね。それと、空港からMRTで市内各所にアクセス出来ますが、途中で乗り換えがあるのと、市内、例えばCity Hallまで出る・戻るにしても結構時間が掛かること。1時間は掛からないけれど、40分程度は見ておいた方がよいかも。

結論として、UA利用者(Terminal-3利用者)には便利だと思うけれど、利便性と静粛性を気にするならば、もっとダウンタウンのホテルの方が良いかもですね。移動にしても、タクシーを利用すれば時間帯が深夜とか早朝なので、それほど渋滞を気にする必要もないだろうし。個人的にも、結構気に入ったホテルではありますけど、次回今度はお金を出して宿泊する時には、そのときの料金設定で悩みそうです。

Day 30 - シンガポール (2)

一日だけ、それも実際には数時間程度でCity Hallの周りを歩いただけなんですが、日本には無いような活気を感じた一日でした。City Hall付近のモールにも行きましたが、日本では無いような混雑具合ですし、熱気もありますしね。「日本には無い」と書いたけれど、正確にはバブルの頃の日本社会にあったような「イケイケGOGO」みたいな雰囲気かな。シンガポールだって、リーマンショックを始め、いろいろな影響があったと思うし、正直小さな国なのでそれも大変だったんじゃないかと思うけれど、そんな雰囲気はみじんも感じさせない元気さ、活気を感じます。

思わず、何でだろうとちょっと周りを歩き回る人たちを見ながら考えてしまいました。一つは、良くも悪くも、いろいろな国からの人が混在して生活しているから、それで多様性が生まれて環境変化に強い体質(国質?)になっているからなのか? でも、それっと逆に言えば内部でまとまらずに発散する事だってあるだろうけど、まあ良くも悪くも「強い」政治がそういう事を許さないんでしょうね。そういう意味では、シンガポールは厳しい国だという話も良く聞きますし。さらにうがった見方をすれば、周りに歩くには自分たちよりも大きな国ばかりだから、とにかく弱みを見せたら負け、という事もあるのかも。

もう一つ驚いたのは、チャンギ空港の大きさ。ターミナル3しか見なかったけれど、もうこれだけで日本の成田、羽田、関空が束になっても敵わない感じ。仁川空港は見たことがないけれど、このチャンギ空港を超える施設って、日本には出来ないだろうなぁ。文字通り、国としての生命線なので、日本の空港と比較しても力の入れ方は全く違うんでしょうけど、日本でハブ空港だLCCだと騒いでいる事がなんと空しいことだと感じてしまうほどのショックでしたね。そんなこと、今言っているようじゃ、チャンギの10年20年いや30年以上後塵を拝していると言っても言い過ぎじゃないんだろうな。

日本に、このエネルギーというかモチベーションを作るにはどうしたらいいんだろうか。

2010年9月22日

NRT-SIN (2) - 出発

いよいよ初のアジアデビュー(個人旅行として)。朝ゴミ出し(笑)に出たときには、結構涼しくて「あぁ、やっぱり秋だから」と思ったのが、お昼前に自宅を出て歩き始めると、真夏みたいな太陽の光が... 汗をかいてもすぐに蒸発していく感じ。今年は猛暑だったので、それに比べれば「暑くは無い」けれど、普通の時の夏だったら、最高気温がこのくらいかと言うくらいの暑さ。それでも、今回の荷物は、このバックパック一つ(手前の本は比較のために置いただけの文庫本)なので、気持ちも楽だし体も楽。

いつもなら、16:00頃のSFO/ORD/IAD行きを使うのでもう少し早く新幹線を利用するのが、今回は17:35のSIN行きなので、通常よりも一時間遅い新幹線。困るのが、ちょうど新幹線に乗る頃がお昼なので、中でお弁当にしようか悩んで、結局少し早めに駅に出て駅ビルの中で昼食を少し早めにとることに。浜松(静岡)には「五味八珍(ごみはっちん)」という中華レストランチェーンがあるんですが、久しぶりに入ることに。理由は、冷たいつけ麺のセットがあったので、これなら今日の暑い日でも食が進むかと思ったから。しかも、つけ麺ラーメン以外に、浜松餃子も付いているので。で、しばらくして出てきたセットを見て失敗したなと思ったのが、餃子が付いているからでしょうね、小さなご飯も付いている。普通なら、漬け物とかちょっと入れるくらいの少し大きめのぐい飲みくらいのお茶碗にご飯が付いているんだけど、自分には量的に余計だし、その横にはたっぷりのつけ麺ラーメンもあるし... そこまで炭水化物は要らない。明日マラソンするわけでもないし...

で食べ始めたんですが、ここで失敗その2。つけ麺ラーメンが「堅い」。いゃ、麺類には腰が必要という方もいるのは分かるし、それなりにしっかりした食べ応えも必要と思うけれど、うーん個人的にはすするのにも大変なくらいの堅さ。そうでなくても、麺類は柔らかめが好きなのに... これが普通のラーメンなら、しばらく放置プレーしておけば多少は伸びて柔らかくなるんだけど、つけ麺でざるの上に盛ってあるだけだから、時間がたっても延びない。さらに、付け汁が何か素麺つゆみたいな感じで、どうもパンチが無い汁で、しかも「冷たい」から、食べていて飽きてしまう。「餃子→ご飯→餃子→つけ麺→餃子→...」というローテーションで回してみたけれど、半分くらい食べたところでGive upしてしまいました。そんなこんなで、そろそろ新幹線が発車する時刻が近づいてきたので、いつものモバイルEX-ICではなく、まずはEX-ICで予約した浜松から品川までの新幹線特急券を券売機で入手。次に、今度は浜松から成田空港までの乗車券を購入。後は、品川で今度は駅ネットで予約しているNEXの特急券を購入すれば、鉄路は簡潔です。構内に入り、いつものようにスタバでアイスコーヒーを購入して、一番後ろの3列席の窓際の指定席に座ります。この日は1/3位の乗車率だったので直前まで3席占有でしたが、乗車すると通路側に座っている男性が... 結局この人は次の停車駅である静岡で下車したので、まぁ良かったけれど。

で、一番後ろの席だと、700系なら電源が使えるし、後ろを気にせず思いっきり背もたれを倒せるんですが、一つ困るのがこの座席と後ろの壁のスペースに大きなスーツケースとか置かれる場合。今回も、3列側も2列側もびっちりスーツケースで埋まっていました。どうも、真ん中くらいの席に外人さんのグループが座っていて、そのグループの荷物らしい。その中の男性が、途中駅に止まるたびに(静岡、熱海、新横浜)後ろに歩いてきて、乗降が終わるまでじっと荷物の横にたって盗まれたりいたずらされないように見張っていました。まぁ、絶対そういうことは無いとは言えないけれど、そんなに毎回横に来なくても席から後ろを振り返って見ていれば分かりそうなもんだけど... 実は、後ろの壁のコンセントからACをとって自分のThinkPadに接続していたので、途中のACアダプターがその置かれている荷物の上に置いていたんですが、どうやら気がつかなかったみたい。この方たちは東京までいくみたいですね。一方私は品川で降りてNEXに乗り換えです。

新幹線とNEXの中で今回の新兵器、AC/DCコンボアダプターを使ってみたんですが、途中の変圧器(?)部分や、コネクター周りにいろいろ物が付いていて、これが結構邪魔。机の上とかに全部おいて使うなら良いけれど、座席のようにPCだけ膝の上に置いて、それ以外が浮いたり横にぶら下がるような状態だと、結構PCのコネクター部分にストレスが掛かりそうで怖い。これはちょっと失敗したかな...しかも、DCコネクター部分が、どうも緩い感じで少し浮いているような印象を受けます。

あと、NEXのワイヤレスが駄目ですね。ユーザーが増えているのか、UQ WiMaxをYahooBBでローミングしているからなのか... 一度UQで使ってみて、どのくらい差があるか確認してみよう。(続く...)

Day 29 - シンガポール

昨晩遅く、日付が変わるちょっと前くらいに無事に到着。アジアの中では、仕事で言った、ソウル、北京に続いて、3都市目。到着したのが深夜近くで、しかも宿泊しているホテルが空港直結のホテルなので、今朝明るくなってから外を見ても見えるのは管制塔だけ(笑)。心配した天気は、とりあえず曇り空だけどそこそこ良さそう。でも、ホテルの部屋に傘が置いてあるのは、やっぱりシャワー(通り雨)があるからなんだろうか。

実質一日だけの短い滞在だけど、まずは土地勘作りに励みたいと思います。時差が無い(-1:00)し、そこそこ季候も良ければ、これから時々遊びに来るにはいいかも。同じくらいの距離でハワイがあるけれど、時差がきついんですよね... 難点は、UA便を使う限りは、初日は日本からの移動でつぶれて、最終日も早朝に出発しないと行けないという、ちょっと時間繰りの悪さかな。いずれにしても、交通機関が発達していて移動にも便利そうだし、そこそこコンパクトな地域にいろいろ見所も集まっているみたいなので、効率は良さそうですね。後、食べ物もいろいろそろっているし(ドリアンには手を出したいとは思わないけれど...)。とにかく、短い時間ですけど、一月休み最後のイベントの一つですから、満喫しないと。

NRT-ORD-NYC (25) - 帰宅

目が覚めて到着前のミールでは、何を勘違いしたのかいつものフルーツプレートではなく、チキンとシュリンプのクスクスを選んでしまいました。これは、水分が無くて失敗。結局、トマトソースが掛かったエビとチキンを少し食べただけでほとんどを残す始末。それでもフライトは30分近く早く成田に到着。久しぶりにB滑走路に着陸する体験をし、しばらく前に出来た新しい誘導路を使って、直ぐに第二ターミナル横に出ることが出来、そのまま第一ターミナルを目指しますが、第五サテライトの横あたりで止まってしまいます。どうも、早く着いたのでまだ先の便が出発しておらず、ゲートが空くのを10分位待つという貴重のアナウンス。あーあ、です。この時31番ゲートを使う予定だったようですが、ここを使っていたCOのIAH行きがまだ出発していなからとのこと。結局ゲートインしたのは、ほぼ定刻通りというお粗末。いゃ、別にCOを恨んでいる訳じゃありません。後で調べたら、このCO便、定刻通りの出発でしたから。運悪く、他の便のスケジュールが遅くなり、空いているゲートが無かったんでしょうね。まぁ、31番なので入国審査場に近いし。

入国審査は待ち行列も無く、ほとんどパススルー状態。でも、その後の通関場は大混雑。何便か先にまとまって到着したらしく、緑ランプの申告無しのブース前には、どこもターンテーブル近くまで列が伸びています。こんな事初めて見ました。いつも利用するフライトだと、猛雨少し早い到着の便が多かったので、これまでこういう状況に遭遇しなかっただけなんだろうか。で、こういうときに限ってなかなか荷物が出てこない。でも、そのお陰で、自分の荷物をピックアップした頃には、並んでいた列も半分くらいになっていました。

自分の場合は、やはりパススルー状態で抜けて無事に日本に帰国。この後荷物を宅配に預けてNEXで東京に戻るんですが、次の列車まで15分弱。少し急いでターミナル端の宅配ブースに行くと、AMEXを使って無料で荷物を遅れるJAL ABCの方には、またもや長居待ち行列が。こっちに並ぶと、確実にNEXは次の次あたりになって30分ロスするし、しかもそれだと東京駅での連絡も悪い。即座に方針変更で、ほとんど人が居なかった反対側のANA エアサービスさんへ荷物を預けることに。こっちはこっちで、UA便利用だと10%位安くなりますし。荷物を預けて、急ぎ足で地下のJR乗り場に行き、NEXの切符を購入したところで後5分。のどが渇いたから、横のスタバでアイスコーヒーを買おうと思ったところ、前に並んでいた女性がトロイゆったりした人で、メニューを眺めながらなかなか注文しない。もう間に合わないから諦めようかと思ったところ、見かねた定員さんが「お先にどうぞ」というのでアイスコーヒーを注文して、もうひったくるような感じで改札に向かいました。

そこから先はいつものように、NEXの中でPCを広げてEX-ICで新幹線の予約をし、東京駅で夕ご飯代わりのお弁当を購入して、いつものように新幹線で無事帰宅となりました。

日本以上に暑かったNew Yorkはちょっと予想外でしたが、特にトラブルもなく今回も良い旅行になりました。また来年、今度はもう少し季候の良いときに行ってみたいなと思いますね。()

2010年9月21日

NRT-ORD-NYC (24) - 帰国便


LAXからのフライトは、結局20分ほど早く76番ゲートに到着。まずは、モニターで次のNRT行きのスケジュールを確認しますが、スケジュールは予定通り12:45発。しも出発ゲートはお隣の74番ゲートからと、とっても便利(笑)。まだ搭乗開始まで余裕があったので、とりあえずトイレに行き一息。RCCにも行ってみようかと思ったんですが、LAXはUAが入っているTerminal 7の根っこの方にあるんですよね。で、出発ゲートはその反対側。乗り遅れることはないだろうけど、しばらく我慢して機内でWelcome Drinkを飲んでも一緒かなと思い、ゲート前で待つことしました。
出発準備中のUA891 B747。こうやってみると、747も大きいなと思うけれど、A380も登場してきた今、逆にコスト高でどんどん消えていく運命にあるのはちょっと可哀想。

でも、UAは率先して747を新シートに変更してやっと完了したところなので、しばらくは使い続けるわけですよね。大丈夫なんだろうか。777の改修はこれから本格化するわけですけど、それが完了したところで随時退役するのかな。でも、そうなると幹線路線での大量輸送機体が無くなりますからね。A380を導入するんだろうか。747は、確かに今では古い機体ですけど、自分が仕事やプライベートで海外に行っていた頃は、国際戦=747という時代でしたからね。今後消えていくことには、やっぱり一抹の寂しさを感じます。
定刻通り搭乗開始。直前まで私の横は空席だったんですが、いつものUAマジック(?)で、機内は満席状態。隣に座った男性氏は、どうやらAAからの振り替え組の様で、初めてUA機のそれも新シート機材に搭乗したとのこと。私が早速iPod touchを取り出してUSBに接続して充電したり、ACにThinkPadを接続して充電するのを見て、「どうやるんだ」という事なので色々説明を。この方はiPadを持っていたので、早速接続して何か読み出しました。成田に到着した時には、非常にこの新シートを気に入ったようで「素晴らしい」を連発。

もっとも、このフライト、途中から天井の照明が点かなくなり、飛行中2/3位は真っ暗なまま。途中日本入国用の関税用紙を記入する時には、真っ暗で何も見えないので、iPod touchの画面を点灯して、それで手元を照らしながら記入するという苦労もしました。隣の男性氏はiPadを使っていて、この時はこのサイズを羨ましいと思ったりして(笑)。

この男性氏、この暗さで手元が見えないとCAにクレームしていたんですが、どうも自分のPCのキーボードが見えないので使えないと言っています。で、PCは何かと思えばThinkPadの多分T400系。そこで「Fn+PageUpでキーボードライトが点くよ」と教えてあげると、最初キーボード面が光ると思ったらしいんですが、LCDの上部のライトが「パッ」と点いて周りが明るくなるとビックリしたように"Great!"を連発。長いことThinkPadを使っているけれど、こんな機能知らなかったと感謝されたんですが、いゃ常識だろう(をぃ)。でも、後で考えたら機種よってはキーボードライトが無いモデルも確かあったから、次回は教えてあげる前にまずそのことに注意しないと(笑)。

そんなこともあり、自分としては珍しく食事の後もしばらくPCを弄ったりして起きていたんですが、流石に朝早かったこともあり眠くなり、離陸後4時間くらいでシートを倒して寝ることに。目が覚めると、ちょうど良いくらいの到着2時間前位でしたから5時間くらい眠ったことになります。(続く...)

恫喝の国 (2)

お馴染みの、中国内大使館や領事館への「管理下デモ」だけでなく、上海への大学生交流事業の中止や、SMAPの上海公演も中止になりそう。矢継ぎ早に日本に対して対抗策を出してくるけれど、それに応じて中国国内の雰囲気はどんどんエスカレートしている感じで、そろそろ中国政府も挙げた手をどこに下ろすのか考えなきゃいけないのに、その手をさらに上に上げさせられている雰囲気。

日本も、この連休中の深夜に駐日中国大使を呼び出して、交流事業の再開とか、閣僚級会談や日中航空交渉の再開などを「強く要求」すればいいのに(笑)。日本の戦略としては、密漁船船長について国内法での判定処分であり、 領土問題は存在しないしましてや友好国(?)同士の交流阻害要因は存在しない、という立場を明確にすべきですよね。まぁ、最終的に上海万博から日本関連パビリオンを早期に撤退させる、なんていう「面子潰し」なんていう荒技もあるかもしれないけれど、それは本当に最後の最後だろうな。あるいは、VISA要件を一時下げたけれど、これをもう一度戻すとか。中国のように、単純なデモはする必要はないと思うけれど、これって所謂「外交戦」なわけだから、ここで弱音を見せたら足下見られるのは必至。そうでなくても、何もしない日本と思われているわけだから。

政府は昨日閣僚・幹部がそろって一日勉強会をしたそうですけど、この件に関しての「勉強」はどうなったんだろう。二次会を中華料理店で行ったそうですが、それって「中国を食らう」という意志なのか(笑)。

Day 28 - EYEMETRICS (2)

新しいメガネ、EYEMETRICSを使い始めて一月近く。使い始めの頃は、初めての遠近両用レンズに慣れなくて、視野の中で映像がぐらぐらする感じがしましたが、最近ではそういうことはあまりない感じ。でも、未だにキーボードを打ちながらPCの画面を眺めている時に、視線を手元にちょっと戻すと、その時にキーボードがぐらっと揺らぐ感じがするのが慣れない。ちょうどレンズが近視用から遠視用に替わる境目なんだろうけど。それでも、一週間くらいでこの新しいメガネにも慣れ、車の運転にも使えるようになりました。

ただちょっと不満も出てきているわけで、そのうち一番大きいのが「使っているうちにメガネがずれてくる」事。特に激しい動きをするわけでもなく、普通に眼鏡を掛けてPCに向かって15分位仕事をしていると、メガネの位置が下がってきて、プチ鼻眼鏡状態になるんですね。そういうことがないように顔のサイズを計測して、独自にパーツを組んでいるんじゃなかったのか? > EYEMETRICS

購入した時にはそれ程感じなかったんですが、どうも弦の長さが少し長い感じがします。それで、メガネが少し前後に動き、それが蓄積してメガネがだんだん下がってくる感じ。さらに、どうも右側の弦が気持ち長いようで、右の方がさらに少しせり出してくるんですね。で、購入したお店に行って賭け具合を調節してもらったんですが、お店で調節できるのは弦の長さ調整と多少耳掛けの部分を直す程度と言うことなので、その範囲で直してもらって少し掛け心地は良くなったんですが、やはりまだ落ちてきます。実は、鼻押さえの部分が少し左右に広がっていて、緩い感じがするのと、広いので鼻押さえの橋が目頭の端、目の粘膜にちょっと触れたりするので、それが気になったりします。「少し詰めてもらえますか」と聞くと、それは工場に送らないといけないとの事で、もう少し様子を見ることに。

この一月で顔の構造がそんなに変わったとは思わないけれど(笑)、もうちょっと精度が出るかなと期待していただけにちょっと残念です。まぁ、オーダーメイドの靴や服にしても、何回か作ってやっと体に合うものが出来るので、しばらくは試行錯誤するしかないんだけど。あっ、メガネとしてはとても気に入っています。軽いし、掛け心地はこれまでの中で一番良いし、フレームレスで心配したけれどそこそこ強度もあるし。先日も試合の写真を一日撮っていましたが、特にトラブル無く使えたし。まぁ、欲を言えば、最初の時点でもう少し加工精度というかフィット感が満足できると100点満点なんですけどね。

2010年9月20日

NRT-ORD-NYC (23) - JFK-LAX UA p.s.便

LAXへの便は、狭いTerminal 7をくねくねと一番奥に進んだ12番ゲートから出発。そろそろ優先登場が始まろうかという時刻なので、この日に搭乗する乗客のほとんどが集まっていたはずなんですが、予想以上に少ない。調べてみると、p.s.便の定員って110名位なんですね。同じ757の国内線だと180名余りですから、かなりスペースを取っていることが分かります。

往路で搭乗した、SFO-ORDのフライトが、この757でした。ファーストクラスが(2+2)×6列と、かなり多めに設定されていて、それ程大きな機体ではないのにゆったりした配置だなと感心したんですが、このp.s.便もそれ以上でした。
機内に乗り込むと、ずらっと国内ビジネスクラスの座席が並んでいます。普通なら、ここには3+3でエコノミーブラスの座席が並ぶわけですが、2+2の座席が並んでいる光景はちょっと見慣れない雰囲気。それは、真ん中の通路が広めなのもあるのかも。機首部分には同じく2+2でファーストクラスの座席が並ぶわけですが、こちらは座席の横幅が少し広いのか、逆に狭い印象です。

座席に座ってみると、通常の2クラス制のファーストクラスの座席よりも流石に良いですね。背もたれだけでなく、フットレストも動きますし、なんと言っても前後の座席間隔が国際戦のビジネスクラスくらいゆったりしています。大陸横断の6時間近いフライトですから、これくらいの余裕は必要でしょうね。

で、座席は良かったんですが、食事は今ひとつでした。まぁ、朝一のフライトということもあったかもしれませんが、そういえばスープが付いてなかったし、ミールの種類もサンドイッチ1種類だったし。と文句は言いつつも、このままLAXで国際戦に接続するだけなので、しっかり朝から白ワインをいただき、サンドイッチを酒の肴にちびちび飲んでましたけど(笑)。
少し落ち着いたところで、p.s.便でサポートされている機内インターネットサービス"gogoinflight"を試してみることに。最初、iPod touchを起動してちょっと試してみようとしたら、こちらでは使用料金US$9.95って出たんですね。ところが、今度PCを起動してワイヤレス接続してみると、こっちはUS#12.95と出る。データ量が違うだろうから、その分少々お高い設定になっている様子。それでも、1,000円ちょっとですから、Webから認証してカード決済をすると、直ぐに接続出来ました。で、気になるスピードですけど、これが意外に早い。少なくとも今回のホテルで接続するよりよほど早い。11bでフルに接続しているより早い感じですね。日本のサイトやメールサーバーへのアクセスも、全く問題なし。会社のVPNも繋がったし、これなら良いですね。これが、元々の予定通り国際戦で使えたら、多分機内で寝ずに使いそう。

1つ失敗したなと思ったのが電源。座席のアームレスト下に電源の口が有ったんですが、DC 15vのコネクターだとこの時思って使いませんでした。でも、UAのサイトとか見ると、最近の新シートと同じAC 100vのコネクターだと書いてあるんですよね。うーん、よく見れば良かった。まぁ、食事をして1時間ちょっと、PCをバッテリーで使って2時間位、残り3時間弱はうとうとして過ごしました。

で、しばらくして目が覚めると、飛行機はそろそろLAXに到着するような状態。予定よりも30分位早く着きそうな感じです。スケジュール上の乗り継ぎ時間は30分ちょっとなので、ちょっとトイレとかに寄るくらいの余裕はありそう。(続く...)

恫喝の国

尖閣諸島での漁船衝突事件で拘留中の中国人船長の扱いを巡って、中国当局はどんどん態度をエスカレートしていく雰囲気。「日本側がすぐに船長を釈放しなければ、中国側は強烈な対抗措置をとる」という談話を中国外務省が発表したけれど、なんかこういう言い方って中国のお隣にある北朝鮮のTVアナウンサーの言い方そっくり。やはり似たもの同士と言うことだろうか(笑)。

以前、中国国内で日本人が麻薬所持で逮捕されたとき、日本から「情状酌量を」というコメントがあっても、中国側は「国内法に元付き、粛々と刑を執行する」みたいなことを言っていたと思うけれど、今回は立場が逆になって、しかも領土問題が絡むからもう何を言っても聞き耳持たない感じ。さらに、国内の不満爆発のきっかけにもなりそうだから、日本に少しでも甘い態度をとれば国内での反発も強まるけれど、これって結局チキンレースになるだけで、いつまで経っても不満は解消されないと思いますけどね。

中国の場合、今回と同じ方法で東南アジア諸国と南沙諸島で同じ事をやって、結果的に軍事力を背景に地域を不安定化されているわけで、その図式が今回日本にも影響しそう。竹島、北方四島、尖閣諸島と、日本にも結構国境問題、領有問題があるなと再認識する次第。竹島、北方四島は相手に実効支配されて分が悪いだけに、尖閣諸島に関しては日本といえども確固たる態度をとるでしょうね。それに、仮に尖閣諸島を落とせば、沖ノ鳥島に対しても中国の干渉が強まり結果的に権益を失うことになるかもしれないし。

まぁ、ビジネスにおいても、声が大きかったり、態度が大きい方が、相手も多少は萎縮するなら配慮することもあるけれど、それも度が過ぎれば相手にされなくなることもあることを考えた方が良いかも。早速、1万人規模の社員旅行がキャンセルされたり、中国国内のイベント参加自粛要請があったりと影響力を行使している雰囲気ですが、こういうやり方がいつまで続くんだろう。ちょっと(かなり?)うんざりしてきます。恫喝に恫喝で対抗してもエスカレートするだけで、こういうときには大人の態度が大切だけど、それが通用するのか... 

Day 27 - シルバーウィーク

世の中は、秋の連休シーズン「シルバーウィーク」まっただ中。土曜日に試合のために久しぶりに新幹線を利用したけれど、社内は満席で、しかも乗客の多くは大きなスーツケースやキャリーバックを抱えた旅行客と言ったグループばかり。今週の平日(火・水・金曜日)に休みを取れば、最大9連休になりますが、一日でも休みを取れば4連休になりますから、ちょっと出かけるには十分ですよね。

昨日は先日購入したEYEMETRICSの賭け具合を直しに市街のメガネ屋さんに出かけて、その後ちょっとぶらぶらと駅ビルとかデパートわ回ってみましたが、日曜日のお昼頃ということもあり、予想以上に混雑していました。駅ビルの北口前がかなり賑やかだったのでなんだろうと思ったら、「浜松サンバフェスティバル2010」なるイベントの準備でした。この北口前の広場、「キタラ」って言うんですね。知らなかった。よくいろいろなイベントが開催されていて、土曜日の試合の帰りの時にも何かイベントをやってたなぁ。空洞化する市街地活性化の意図もあるんだろうけど、それこそ松菱跡地あたりを更地にして、そこにイベントスペースでも作った方が活性化に繋がる気がするんだけど。

シルバーウィークも、早くも今日あたりからUターンラッシュの時期だそうですけど、明日利用予定の新幹線予約状況を見てみると、それ程の混雑でもありません。やっぱり平日ということが大きいんだろうか。いずれにしても、今週もまだまだ残暑が厳しそうで、そういう意味では「残暑連休」とでも言った方がぴったり。木曜日にちょっと天気が崩れそうなのが心配です。そうそう、「天気」で思いついてシンガポールの旅行中の天気を調べたら、「雨」orz ちょっと恐ろしいのは、平均湿度が軒並み90%を超えてるんですけど...この時期、鬼門なんだろうか。気温が30度以上で、湿度が90%以上ということは、日本よりも蒸し暑いと言うことですよね。うーん、外に出ないで観光するかもしれない。逆に体調を崩しそうなのが怖いです。

2010年9月19日

NRT-ORD-NYC (22) - N.Y. Day 5 - JFKへの遠い道

さて、帰国日の朝。この日は、JFK-LAXとUAのp.s.便で飛び、LAX-NRTが747。JFKは8:49発なんですが、JFK自体利用するのが今回初めて。しかもちょっと離れた場所にありますから、ホテルからの移動に不安も。前回はLGAで、しかもホテル前(Sheraton)には24時間タクシーが止まっていたので、今回も朝タクシーを使えばいいやと思ったんですが、今回のHoliday-Innは場所的に少し引っ込んだ場所にあるからでしょうか、どうも滞在中見た限りではタクシーはそんなにこない様子。そこで、空港から市内へのシャトルサービスをしているSuperShuttleを使うことに。これ、Web経由で予約と支払いも出来、しかも出発時刻にあわせて幾つか候補時間が出るので便利。ただし、乗り合いバス(シャトル)なので、時間が読めないという不安があり、それがくせ者だというのは後で分かるんですが...

今回は、朝7:00頃に空港に到着するつもりで6:04~6:19のピックアップを選択。まぁ、日曜日の早朝なので道路はそんなに混雑していないだろうからという読みです。で、朝チェックアウトをしてホテルの入り口で待っていても、全然シャトルが来ない。その間に流しのタクシーが何度も止まり、乗らないかと誘いを掛けるんですが、すでに代金支払い済みですからね。で、結局シャトルが来たのは6:30頃。この時すでに乗り合いで女性が3人乗っていました。場所的に私が最後かなと思ったんですが、Manhattanを再び北上し、Marriottだったかな、男性をもう一人ピックアップします。これが最後の乗客だったらしく、ここからシャトルは東方面に向かいます。

ここでちょっと疑問だったのは、JFKはManhattanから見ると右下というか、南東の方角になるのに、車はほぼ東に向かって走ります。なんせ、正面から朝日がまっすぐ入ってきますから、東に向かっているのは間違いない。最初はManhattanからBrooklynに入る橋なりトンネルのせいかなと思ったんですが、どうもこのままだとLGAに向かうような気がしてなりません。乗るときに一応確認しておくべきだったと思いつつ、いゃ同じホテルの同じ時刻にJFKとLGAに行く別々の乗客が居るわけでもないし、など妄想は広がるばかり。で、結局20分ほど走ると、本当にLGAに着いてしまったorz

ここで、先に乗っていた女性のうち2人と後から乗車した男性が降り、代わりに別のシャトルに乗り込もうとしていた女性二人がこれからJFKに行くからというので乗ってきました。まぁ、予定どおりJFKに行くのは良いけれど、予約の時にどの空港に行くのか聞いておきながら、これってちょっと詐欺だよなと思いつつ、でもここで降りてタクシーを拾っても同じようなものだからじっと我慢です。LGAからJFKは、やはり10分ちょっと位。日曜の早朝で道路が空いていて本当に良かった。残った乗客のうち、私以外の全員がTerminal 4で降り、次は私が降りTerminal 7だと思ったらえらく遠回りをしてやっと到着。時計を見たら7:20頃でした。

まだ余裕はあるけれど、混雑すると聞いていたJFKだけにどれだけカウンターやセキュリティで待ち時間が必要とドキドキしながらターミナルの中に入ってみると...ガラガラ。このTerminal 7自体そんなに大きなターミナルではないけれど、それが広く感じるくらい人が居ません。UAのカウンターも、エコノミーのところには少し列が出来ていたけれど、First/GS/Business/1Kの優先カウンターには誰も居ない。即そこでチェックインが完了。カウンター周りにも何も無いので、とりあえず先にセキュリティを通過しようとゲートに向かったら、ここも2~3人が並んでいるだけで、直ぐに通過完了。7:30頃には、もう中に入っていました。
かなり拍子抜けして、ターミナルの中をちょっと見てみたんですが、免税店とかが少しあるだけ。まぁ、何はともあれRCCで一休みと思い場所を探すんですが、これが分かりづらい。結局、セキュリティを抜けた直ぐ横のエスカレーターを上がったところに、BAのラウンジとRCCが有るんですが、RCCはBAのラウンジを横切ったさらに奥の方にあるので尚更分かりにくい。BAの入り口をRCCの入り口だと思い、最初間違って入ってしまい、慌てて飛び出てうろうろして、やっと「RCCはこっち」の看板を見つけました。狭いターミナルなのに、この分かりづらさはなんだろう。
RCCは、サイズ的には結構広いと思ったんですが、中のイスとかはそれ程あるわけでもなく、何でだろうと思ったら、会議室のスペースが結構取られていました。これも、全国からJFKに集まって会議して、また戻っていくということなんだろうか。

朝、ホテルを出る前に少しクッキーとかバナナを食べていたことと、この後p.s.便でそれなりの食事が出るだろうと言うことを想定して、ここではコーヒー程度で、もっぱら遅いホテルのワイヤレス環境で処理仕切れなかったメール関係の処理を1時間ほど集中していました。

で、搭乗開始時刻になったので、RCCを出て搭乗ゲートの12番に向かうんですが、これが小さなターミナルのくせにくねくねと一番端っこのターミナルで大変。余裕を持ってRCCを出たつもりが、すでに優先登場が始まっていました。(続く...)