2010年8月3日

まだまだXPの時代?

ITmediaから、Windows 7のOSシェアがVistaを超えたという記事。リリース順序を考えるなら、VistaじゃなくてXPを本来は超えなきゃいけない訳ですけど、まだ60%以上のユーザーが残っているんですね。ただ、XPの中でもかなりのユーザー数がまだ残っていると思われるXP SP2のサポートが終了しましたから、これからXPのユーザー数は、これまで以上のスピードでWindows 7へ移行するんじゃないだろうか。もちろん、SP2からSP3に移行してまだXPに残るユーザーも多いだろうけど、Windows 7のリリースから1年近くが過ぎて対応が出来るようになったユーザー(企業)も増えるだろうし。

あと、企業ユーザーの場合減価償却の問題もありますからね。丁度Windows 7が出る直前に購入したPC資産は、後2年は使わないといけないから、それまではまだまだXPは半数を占めるんだろうなぁ。同じ理由で、Vistaユーザーも、直ぐに乗り換えられないところが辛いですね。実際に自分もXPからWindows 7に移行してみて、32bitアプリなら結構そのまま使える(それなりのKnow-Howは必要だけど)と感じたので、XPを使い続けるにしても、DOSアプリとか16bitアプリから少なくとも32bit環境に移行する努力は必要でしょうね。その当たり、単発的だけど移行ビジネスとして美味しいかも。丁度そんな計画に役立ちそうなこんな記事もあります。「Windows 7でも32bit版なら、DOSも16bitも動くじゃん」と思えるんですけど、同じWindows 7でも32bit版はどうかなぁ。Microsoftの肩を持つわけではないけれど、やはり64bit環境って、これからまた何年もWindows環境を使い続けるなら必要だと思うんですよね。Windows 7に関しては、結構好意的な感想を持っているんですが、唯一最大の問題は「システムメモリーは1GBじゃ足りない。最低でも2GB、出来れば3GB以上必要」という経験則。で、Windows 7といえどもXP同様3.2GBの壁がありますからね。結構中途半端な環境で使い続けないといけない。パソコンでどうも調子が悪くなったときには、HDDを一度まっさらにしてリカバリーするのが最良の方法ですが(笑)、それと近い事かも知れない、XPからWindows 7への乗換って。

0 件のコメント:

コメントを投稿