2010年5月17日

KIX-BOS-DEN-SEA-KIX (20) - Seattle移動

Seattle移動の朝。お昼頃の出発なので、朝ゆっくりとホテルをチェックアウト。往復でSuper Shuttleのチケットを購入していたので、15分毎に回ってくるShuttleを捕まえて空港に向かいます。3列座席の車内には、私も含めて5名が乗車。女性3人と、もう一人同年代くらいの男性が1人。で、車内に入るとこの男性がiPadを出して女性陣に説明しています。Appleの関係者では無かったようですけど、Apple信者というか、熱心にiPadの良さを静かな語り口で説明してました。曰く、写真を自由に拡大したり移動したり出来る、メールも直ぐに参照出来る、等々。私も聴くとも無しに聞いていましたが、何か今世紀最大の発明みたいな言い方をしていたけれど、いゃ確かにiPadは面白いけれど、そこまで言うかと心の中で突っ込みを入れたりして。一つ気になったのが、たまたまiPadの画面の傾きが車窓からの光を反射したとき、iPadの画面が指の指紋や脂でぎらぎらしている様子を見てしまったとき。iPadに限らず、Touch系デバイスの宿命とはいえ、あれって凄く気になりますよね。普通に使う分には問題無いし、それ程目立つ訳じゃないけれど、表示部分に触れて汚れることの対策って、何か無いだろうか。(これは仕事の話かも)
40分位大平原を走って、デンバー国際空港(DEN)に到着。メインターミナルでチェックインをしましたが、広いですね。でも、ここだけ見たら、成田の第2ターミナルもこれくらいじゃないだろうか。でもターミナルだけなら同じ程度でも、こっちが凄いのは、さらにコンコースがA/B/Cと三つもあって、滑走路に至っては3500m級が5本に4800m級が1本、系6本もあることでしょうね。日本じゃ絶対作れないだろうなぁ、こんな空港。北海道の大原野を開拓するとか、富士山の演習場を潰せば可能かもしれないけれど。

もっとも、滑走路の多さもさることながら、ここDenverの場合、空港の周りには何もないですからね。24時間運用だって、どの方向からの進入・離陸にしても騒音問題とか無いだろうから、そういう部分も含めてHub空港として最適なんでしょう。ただ、乗り継ぎのための空港としては良いけれど、じゃ人が滞在するためのGateway空港としては、背景となるDenver市がちょっと物足りないかも。そこから、ロッキー山脈とか観光地も控えているけれど、それだけでは十分とは言えないだろうし。羽田とか成田は、圧倒的な大都市圏を抱えているわけだから、Gatewayとしての機能をもっと追求した方が良いように思います。Hubとして空港を通過する人数よりも、空港で乗り降りしてくれる人数を気にした方が。
SFOのターミナル3や、ORDのコンコースB/Cのように、UA専用のコンコースBの眺めは壮観です。でも、ここはUAのHubとして古い場所なんだからでしょうか、SFOやORDでよく見る、情報パネルの設備はまだ途中のようで、カバーが掛かったモニターがつり下げられているだけ。初めてのDENなので、あちこち見て回ろうと思ったものの、構造が単純なので結構あっという間に確認終了(笑)。SFO/ORDのように、多少クネクネしているとそれなりに面白いんですけど。

SEA行きのUA339は予定通り出発。このフライトでもランチがでたんですが、流石に2時間ちょっとフライトにはスープは付いていませんでした。今回3回目のチキンサラダは、1回目と同じようにソースは付いておらず、ドレッシングだけのバージョン。 流石にお酒は控えましたが、食事の後もウトウトしているうちに定刻通りSeattle到着です。
前回は空港からShuttle Busでホテルに移動しましたが、今回は昨年末から空港まで延長されたLink Light Railを利用してみることに。バゲッジクレームで自分のPathfinderをピックアップして、そこからエスカレーターで上がると駐車場への通路に出ます。そこから、駐車場の端を進むと、Link Light Railの駅に繋がる構造。UAの場合、North Satelliteを使用していて、メインターミナルの#15-16のバゲッジクレームに荷物が出てくるので、一番この通路に近い場所になります。

一度駐車場レベルに上がってしまえば、後は平坦な通路を歩くだけなんですが、駐車場の隅に無理矢理塀を作って通路を作ったようで、吹きさらしなのが気になります。この日も天気が良かったから良いけれど、雨や冬なんかのと気には気になりますね。実際、帰国日の朝は小雨交じりの天気で、風が無かったので吹き込むことはなかったけれど、寒さは結構厳しくて、早歩きでターミナルに向かいました。
で、駅に着いたら券売機で終点のWestlakeまでのチケットを購入。ゾーン制で料金が決まるけれど、一番近い場所でもUS$1.75、以下US$2.00、US$2.50と、距離による料金の差はあまり感じられません。本数は、昼間なら10分から7.5分に1本という、まあまあの間隔です。

前回は空港から出ているShuttle Busを利用しましたが、30分に1本ということと、料金的も片道US$11、往復でUS$18ですから、結構Link Light Railが有利かも。メリットは、バスなら大体のホテル入り口まで言ってくれることですが、その分場所によっては時間もかかるわけで、今回宿泊するSheratonの場合、どちらの方法でも時間的な差は無いくらいです。本数が多い分、多分Link Light Railの方が早いでしょうね。

このLink Light Railは、昨年来たときにも偶然乗車したことがあるので、内部的には目新しさはないけれど、ちょっと座席の間隔が狭いので大きな荷物を持っての移動は大変かも。

途中乗り降りする人もありますが、座席が全部埋まることもなく、快適な状態。空港駅が結構高い場所にあり、その後暫くは結構高い高架部分を走るので、眺めかなりお勧めです。逆に、途中からは道路の中央分離帯部分を走るので、座る場所によっては直ぐ横を走る車のドライバーと暫く併走するような位置関係になり、ちょっとばつが悪いかも(笑)。

40分程掛けて、終点のWestlakeに到着。ここから地上に出て、1ブロック程歩けば、前回同様Sheraton Seattleに到着です。翌日は一日試合観戦で潰れるので、ちょっと部屋で一服してからDowntownを散策しつつ、自分用の買い物をしたり。夜は夜で、少し地元のワインを飲み過ぎて、ちょっと記憶を失いつつSeattle 1日目の夜は過ぎていきました。
(続く...)

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