2010年1月14日

こんにゃくゼリーの危険性

こんにゃくゼリーを喉に詰まらせて事故に繋がる危険度を伝える、メディア各紙...
見出しを見ると、こんにゃくゼリーの危険性を「餅の次」と「飴と同程度」と二つの比較をしてるんですが、随分印象が違うなという感想。「窒息」と聞くと、やはりお餅を喉に詰まらせて事故に繋がるというのが一番強い印象で、実際にそれぞれの記事でもその点に関しては共通しています。で、「餅に次ぐ頻度」という表現を聞いていると、例えば餅の危険度を10とするとゼリーは8とか7とか、まぁ低くても半分程度かなという印象を最初受けたんですが、どうも餅と比較しても1/50以下位の数値。しかも、記事によっては、餅、飴、こんにゃくゼリーという頻度だと書いているところもあり、ちょっと違うんじゃない。また、「飴と同程度」という見出しにしても、どうも飴の1/10位の頻度のようですから「同程度」という言い方には抵抗があります。

食品安全委員会のHPには、まだオリジナルデータが掲載されていないんですが、ちょっとこんにゃくゼリーに対して恨みでもあるのかという感じ。お餅に関して、ここまで言及することを見たことがないし、飴にしても同様。何かあるんでしょうか? 確かに痛ましい事故は出来るだけ防がなきゃいけないけれど、何かこんにゃくゼリーだけがやり玉に挙がっている気がします。必要な情報提供はするべきだけど、その中でも正確な内容、誤解を誘引しない見出しというのも重要だと思いますね。

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