2010年1月19日

2010年春モデル

昨日国内メーカー(富士通NEC東芝SONY)から一斉に2010年春モデルが発表されましたが、各社力が入ってますね。当然というか、CULVを使った薄型低価格ノートブックはそれぞれ面白そうなモデルが登場しています。富士通は、以前から出しているLOOXシリーズで、SONYのVAIO TYPE P対抗みたいな「ポケットPC」を出してきたけれど、うーんこの路線はどうでしょう。私も、この手の尖った系が好きだから興味はあるし面白いと思うんだけど、実際に手にして使ってみると、Windows実行環境としては厳しいんですよね。携帯性はいいんだけど、画面サイズ・解像度や入力(特にキーボード)システムに関しては、どうしても12インチクラスのLCDが乗るくらいのサイズ、詰まり今使っているThinkPad X200s位のサイズが無いと不便。

日常生活の中で考えてみると、PCはポケットに入れておく物なのかと言う意識もあります。つまり、財布と同じような立場なのか、ということ。お財布は、支払いの時しか取り出さないからポケットに入れておいても良いけれど、PCの使用頻度ってもっと多いはず。「携帯だってポケットに入れるだろ」と言われるかも知れないけれど、結構手に持って画面を見ながら歩いたり、ネットアクセスしたりしてるじゃないですか。そりゃ、昔のように通話の発着信だけならポケットに入れて移動して十分だったけれど、今のようにそれこそ電子マネーになり、ネット端末になり、ゲーム機になり、メールを確認すると生活のなかで使う頻度が圧倒的に多くなれば、「入れて持ち歩く」という意識は低くなるように思います。そりゃ、仕事で使うようなB5サイズとかA4サイズを持ち歩くことはないと思うけれど、今回のようなサイズやあえてネットブックを意識するような時には、もっと携帯性を意識した方が良いんじゃないかなと最近思います。お財布じゃなくて、腕時計に近いかな。個人的には、腕に巻いて使うCULVなんて登場したら面白いと思うけれど。

いゃ、それってスマートフォンやiPhoneとどう違うかという話も出るんだろうけど、そういった携帯デバイスよりもっとPCに近いデザインのデバイスって、これからの社会でどうだろうと思っています。2020年春モデルくらいには、そんな携帯デバイスが登場しないだろうか。

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