2009年6月5日

富士山静岡空港 (3)

昨日の開港初日は、特に大きなトラブルもなく終わったみたいですね。地元放送局の夕方のニュースでは、どこも空港にキャスターやアナウンサーを送って、初日のレポート一色。全国ニュースでも報じてましたけど、「最後の地方空港開港」とか言われて(実際そうみたいですけど)ちょっと複雑。国内線は、JALが福岡、札幌、ANAが札幌、那覇に、来月からはFDAが小松、鹿児島、熊本を結び、国際線はKEとOZが仁川とダブルトラック、MUが上海と週四便。さらに香港と台北でチャーター便が予定されているという、まぁご祝儀相場もあるとおもうけれど、地方空港としてはかなり路線は充実しているんじゃないかと。もっとも、問題はこれが半年後、一年後も同じかそれ以上にしないといけないわけなんですけどね。

静岡空港の立地を見てみると、政令都市の浜松と静岡のほぼ中央。USなんかでよく見る、Twin Cityの中間にある空港の感じですよね。しかも、それぞれの都市の周辺人口を合わせれば、200万人から250万人近くになるんじゃないだろうか。USの基準から見れば、決して小さなマーケットじゃないと思うし。とは言っても、USには無い新幹線という大量高速輸送手段が東西に走っている分、分が悪いのも事実ですね。それに、飛行機に対しての印象も、USでのバス代わりという感覚も無いし。とは言っても、自動車網が充実していて、しかも自動車利用率が高い地域だと思うから、そう言う意味ではUSでの空港利用感覚に近い気もするんですよね。

まぁ、素人の考えることなので役に立たないとは思うけれど、東西の大動脈の中間に位置している立地を生かしたシナジーが出来れば、結構面白いポジションになる空港じゃないかとも思うんだけど。いずれにしても、地元民の一人して、またスタアラのANAが就航している限りは応援しないと(笑)。やっぱり、札幌と沖縄には一度行かねば。

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